説明

暗記用文具定規

【課題】作図機能に加え、暗記機能と、テンプレート機能を備えた暗記用文具定規の提供を図る。
【解決手段】所定間隔に設定された罫線と目印が複数印刷される筆記用紙と、作図機能に加えて暗記機能とテンプレート機能を備える定規と、で組み合わされて使用される暗記用文具定規において、前記尺度定規は、短辺の長さが少なくとも18mmを有し、長辺の長さが前記筆記用紙の一頁内に納まる長さを有して形成される定規の両端側に、一辺が6mmの正方形の抜き穴を長辺ならびに短辺の端から6mmの位置に配設すると共に、該抜き穴の周辺に1mm間隔の罫線合わせ目盛を外方向に向かって延設して成る手段と、前記尺度定規と、下敷きと、テンプレート定規とが、1枚のクリアシート材から分割して形成される手段を採る。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、作図機能に加え、暗記機能と、テンプレート機能を備えた暗記用文具定規に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、学校の授業や受験対策時に使用される学習ノートは、東大合格生の三人に一人、又は国立大学合格生の二人に一人が、暗記力を高めるために文章や図形を美しくレイアウトして記述できるドットやクロスライン入りのキャンパスノートを利用していることが某文具メーカーのアンケート調査で報告されている。
【0003】
旧来より暗記力を高める方法としては、ひたすら記述を繰り返して暗記する記述式暗記法や、声を出して暗記する発声式暗記法などが一般的であるが、最近では右脳の視覚的な記憶機能を利用したイメージ認識記憶法が提唱され、広く普及している。
【0004】
該イメージ認識記憶法とは、人間の脳を司る右脳のイメージ認識記憶機能を使って大容量のイメージ情報を瞬時に且つ正確に記憶する方法で、具体的には音楽、図形、イラスト、映像、絵画、パターン図形を使って視覚的に記憶する方法である。
【0005】
現在では、該イメージ認識記憶法を利用した多様の記憶術や早読法が開発され、教育トレーニングや進学受験対策の暗記力を向上させる手段として広く活用されている。
【0006】
従来より、それらのイメージ認識記憶法の基本的手法を用いた暗記力を向上させる提案がなされている。例えば、図と文を半々に記載できる「図文ノート」(特許文献1参照)や、縦横のドット状の罫線がマス目状に印刷された「ノート用紙面」(特許文献2参照)や、罫線上に等間隔のドットを印刷した「ノート等の筆記用具」(特許文献3参照)や、罫線を破線で表示した「罫線のとぎれ目で目盛を表した線引きノート」(特許文献4参照)や、罫線に角度のあるドットを表記した「筆記用紙」(特許文献5参照)などが提案されている。
【0007】
しかしながら、上記の「図文ノート」(特許文献1参照)の提案は、筆記ページの左半分は空白の領域を有し、右半分は罫線が設けられて文字が記入される領域で構成されるため、図形と文字の記載関係がバランスよく対峙して書き込まれていなければならないことから、書き込みスペースの無駄が生じると共に、空白の領域にはガイドラインが表示されていないためフリーハンド作図が美しく描けないものであり、また文字が記入される領域では罫線以外にガイドとなる目印がないため文字記入に際して文頭をきれいに揃えたりすることができないものであった。
【0008】
また、「ノート用紙面」(特許文献2参照)の提案は、縦横のドット状の罫線がマス目状に印刷されているため、文字をきれいに並べて記入することができるが、縦罫線の表示が目障りであることや、文字記入のレイアウトの自由度が失われるものであり、また、書き上げた状態での文字の視認性が縦横の罫線の表示で低下する問題が指摘されるものである。
【0009】
また、「ノート等の筆記用具」(特許文献3参照)や、「罫線のとぎれ目で目盛を表した線引きノート」(特許文献4参照)や、「筆記用紙」(特許文献5参照)の提案は、罫線上に等間隔のドットやクロスラインを設けたり、罫線を破線で表示したものであるため、文字が記入される領域に文字の文頭をきれいに揃えたり、罫線上のドットを利用して感覚的なフリーハンド作図を行うことができるが、正確な座標位置を求めて作図したり、規則正しい記号やパターン図形を使って試験対策用の暗記項目を正確且つ大量に記憶するイメージ認識記憶機能を備えるものではなかった。
【0010】
また、プラスチック製の薄板テンプレートや、リングで綴じた暗記カードや、蛍光ペンと有色半透明の下敷きなどの文具を利用して暗記力を高める手段が用いられているが、それらは硬さや嵩張るものであるため使用に際して使いづらく携帯性に難があるものであった。
【0011】
本願発明者は、以上のような従来の暗記用の学習具の問題点を解決するために、右脳のイメージ認識記憶機能を使うことによって大容量のイメージ情報を瞬時に正確に記憶できる点に着目し、作図機能と、暗記機能と、テンプレート機能を備え、軽量で嵩張らず、持ち運びに便利な暗記用文具ができないものかとの着想の下、本出願における「暗記用文具定規」の提案に至るものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0012】
【特許文献1】特開2007-290336号公報
【特許文献2】実用新案登録第3156880号公報
【特許文献3】実用新案登録第3159224号公報
【特許文献4】実用新案登録第2022188号公報
【特許文献5】実用新案登録第3149179号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0013】
本発明は上記問題点に鑑み、作図機能に加え、暗記機能と、テンプレート機能を備えた暗記用文具定規の提供を図る。
【課題を解決するための手段】
【0014】
本発明の暗記用文具定規は、所定間隔に設定された罫線と目印が複数印刷される筆記用紙と、罫線間の空白領域に正確な座標位置を求めることができる尺度定規と、で組み合わされて使用される暗記用文具定規において、前記尺度定規は、短辺の長さが少なくとも18mmを有し、長辺の長さが前記筆記用紙の一頁内に納まる長さを有して形成される定規の両端側に、一辺が6mmの正方形の抜き穴を長辺ならびに短辺の端から6mmの位置に配設すると共に、該抜き穴の周辺に1mm間隔の罫線合わせ目盛を外方向に向かって延設して成る手段を採る。
【0015】
また本発明の暗記用文具定規は、前記尺度定規と、下敷きと、テンプレート定規とが、1枚のクリアシート材から分割して形成される手段を採る。
【0016】
また本発明の暗記用文具定規は、前記尺度定規の表面にコンパス穴を設けてコンパス定規とする手段を採ることもできる。
【0017】
また本発明の暗記用文具定規は、前記尺度定規の表面に有色半透明シールを貼付して暗記用透過定規とする手段を採ることもできる。
【発明の効果】
【0018】
本発明の暗記用文具定規によれば、尺度定規のコンパス機能とテンプレート機能を利用することによって図形や文字記号などが定められたパターン形状で表示されるため、右脳のイメージ認識記憶機能を高めて大量の暗記項目を正確に記憶することができる優れた効果を奏する。
【0019】
本発明の暗記用文具定規によれば、尺度定規と下敷きとテンプレート定規とを1枚のクリアシート材から分割して形成することによって、軽量で嵩張らず、持ち運びに便利な暗記用文具定規として利用することができる優れた効果を奏する。
【0020】
本発明の暗記用文具定規によれば、目印が罫線上に等間隔で設けられるのを利用して文字列の配置がきれいにできる上、尺度定規を利用して罫線間の空白領域に正確な座標位置を求めて作図することができる優れた効果を奏する。
【0021】
本発明の暗記用文具定規によれば、尺度定規に有色半透明シールを貼付して暗記したい部分を蛍光ペンでなぞることによって単語や文章を隠匿して暗記する暗記用透過定規として使用することができる優れた効果を奏する。
【0022】
本発明の暗記用文具定規によれば、尺度定規を使用するときはコンパス定規や暗記用透過定規として使用し、尺度定規を使用しないときは栞として利用することができる優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0023】
【図1】本発明の請求項1の暗記用文具定規の組み合わせ状態を示す説明図である。(実施例1)
【図2】本発明の請求項1の暗記用文具定規の作図状態を示す説明図である。
【図3】本発明の請求項2の暗記用文具定規の組み合わせ状態を示す説明図である。(実施例2)
【図4】本発明の請求項2の暗記用文具定規を示す説明図である。
【図5】本発明の請求項2の暗記用文具定規のテンプレート定規を示す説明図である。
【図6】本発明の請求項2の暗記用文具定規のテンプレート定規を用いて書かれた筆記用紙の状態を示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0024】
本発明の暗記用文具定規は、所定間隔に設定された罫線と目印が複数印刷される筆記用紙と、罫線間の空白領域に正確な座標位置を求めることができる尺度定規と、で組み合わされて使用され、作図機能に加えて、暗記機能と、テンプレート機能を備えたことを最大の特徴とするもので、以下、実施例を図面に基づいて説明する。
【0025】
また、本発明の暗記用文具定規のテンプレート定規の図形プレートの種類と大きさは、下記に述べる実施例に特に限定されるものでなく、本発明の技術的思想に逸脱しない範囲で任意に変更することができる。
【実施例1】
【0026】
図1は、本発明の請求項1の暗記用文具定規の組み合わせ状態を示す説明図である。
本発明の暗記用文具定規1は、文字列を揃えるための罫線11が6mm間隔で平行に複数配設されると共に、該罫線11上に6mm間隔で等間隔に区切られる目印12が複数印刷される筆記用紙10と、罫線11間の空白領域13に正確な座標位置を求めることができる尺度定規20と、で組み合わされて使用される暗記用の文具である。
【0027】
筆記用紙10は、ノート、リーガルパッド、レポートパッド、ルーズリーフ用紙、メモ帳、日記帳等の筆記紙面に縦横罫線や区分け項目や余白領域が印刷され、文字列を揃えるための罫線11が6mm間隔で平行に複数配設され、さらに該罫線11上に6mm間隔で等間隔に区切られる目印12が複数印刷されて形成される。
【0028】
また筆記用紙10は、ドットやクロスラインが罫線11上に等間隔で設けられる周知技術を利用するものであるが、本発明の筆記用紙10は、罫線11の行間隔の寸法と、目印12の等間隔の寸法を其々6mmに限定する以外は、ドット、クロスライン、罫線の構成ならびに設定要素を特に限定するものではない。
【0029】
罫線11は、文字列をきれいに並べて書きやすいように、一般的には薄青色の印刷色で表示されるもので縦罫線と横罫線が印刷される。
【0030】
目印12は、ドットや、クロスラインが罫線11上に等間隔で設けられる場合と、罫線11そのものが破線で表示される場合があるもので、印刷色は罫線11よりやや濃い薄青色で印刷される。
【0031】
空白領域13は、平行に表示される罫線11の行間部で、文字等が記入される空白の領域である。
【0032】
尺度定規20は、短辺の長さが少なくとも18mmを有し、長辺の長さが筆記用紙10の一頁内に納まる長さを有して形成される定規の両端側に、一辺が6mmの正方形の抜き穴21を長辺ならびに短辺の端から6mmの位置に配設すると共に、該抜き穴21の周辺に1mm間隔の罫線合わせ目盛22を外方向に向かって延設して形成されるものである。したがって、二つの抜き穴21の内側の罫線合わせ目盛22同士は、定規の長辺方向の表面を横切って連結され表示されるものである。
【0033】
また尺度定規20は、通常は直線を目的の寸法長さに引く目盛りが設けられた定規であるが、定規の表面に最初の中心位置からの距離を異にし、2mm間隔で交互にコンパス穴を並設することによって、半径が1mm単位の円Eが作図できるコンパス定規26となるもので、さらに長手方向の表面の一端部に有色半透明シール24を貼付することにより暗記用透過定規25として使用することができるもので、またさらに使用しないときは栞として利用することができるものである。
【0034】
抜き穴21は、一辺が6mmの正方形を形成し、筆記用紙10の罫線11と目印12を利用して目的の座標寸法分だけ尺度定規20をずらすことによって空白領域13内に正確に座標位置を設定することができるものである。
【0035】
罫線合わせ目盛22は、抜き穴の周辺に1mm間隔で設けられるもので、抜き穴21の周辺の罫線11に合わせる目盛りが設けられることによって、従来の広い作図スペースを必用とすることなく狭い範囲での罫線11と定規の垂直水平合わせが容易に設定することができるものである。
【0036】
コンパス穴23は、中央に2mm間隔で交互に空けた筆記具のペン先が挿入される寸法設定穴で、半径が1mm単位の円Eが容易に作図できるコンパス定規26の役割を果たすものである。
【0037】
図2は、本発明の請求項1の暗記用文具定規の作図状態を示す説明図である。
(1)底辺28mm、上辺24mm、高さ16mmの台形Wを作図する。
(2)任意の罫線11の目印12を選択して(座標P1が確定される)尺度定規20の目盛を使って28mmの直線を罫線11に沿って水平に引く。(座標P2が確定される)
(3)2本上の罫線11aと尺度定規20の横罫線合わせ目盛22aの4mm上に抜き穴21の角が位置するように水平を合わせる。(座標P3の垂直方向が確定)
(4)3本上の罫線11bと尺度定規20の縦罫線合わせ目盛22bの2mm横に抜き穴21の角が位置するように垂直を合わせる。(座標P3が確定される)
(5)P1とP3を尺度定規20を使って直線で結ぶ。
(6)尺度定規20の目盛を使って座標P3から24mmの直線を水平に引く。(座標P4が確定される)
(7)座標P2と座標P4を尺度定規20を使って直線で結ぶ。(台形Wが完成)
以上のように罫線11の行間の空白領域13に絶対寸法の台形Wが正確且つ容易に作図できるものである。
【実施例2】
【0038】
図3は、本発明の請求項2の暗記用文具定規の組み合わせ状態を示す説明図である。
図3(a)は組み合わされた状態を示し、図3(b)は分割された状態を示す。
本発明の暗記用文具定規1のクリアシート材30は、尺度定規20と、下敷き40と、テンプレート定規50とを、1枚のクリアシート材から分割して形成されるものである。
【0039】
尺度定規20は、コンパス定規26や暗記用透過定規25としてや、栞として利用することができるものである。
【0040】
クリアシート材30は、ポリプロピレン製の透明シートで、一般的にクリアファイルに使用される樹脂素材を利用している。0.2〜0.5mm程度の厚みを有し、筆記用紙10内の一頁内に収まる矩形のシート材である。
【0041】
下敷き40は、ポリプロピレン製の透明シートで、一般的にクリアファイルに使用される透明樹脂素材を利用している。0.2〜0.5mm程度の厚みを有し、筆記用紙10の一頁内に収まる矩形のシート材である。
【0042】
テンプレート定規50は、ポリプロピレン製の透明シートで、一般的にクリアファイルに使用される樹脂素材を利用している。0.2〜0.5mm程度の厚みを有し、筆記用紙11の一頁内に収まる矩形のシート材で、図形、線、文字記号、符号、イラスト、パターン図形が繰り抜かれたテンプレートである。
【0043】
図4は、本発明の請求項2の暗記用文具定規を示す説明図である。
図4(a)は尺度定規20の全体を示す説明図である。
尺度定規20は、正確な座標位置を求めることができることの他に、表面にコンパス穴23を設けてコンパス定規26としたり、尺度定規の20表面に有色半透明シール24を貼付して暗記用透過定規25とすることができる。
【0044】
図4(b)は尺度定規20をコンパス定規26として使用する場合の説明図である。
最初にシャープペンSのペン先を尺度定規20の中心コンパス穴23aに入れる。続いてもう一本のシャープペンSのペン先を作図コンパス穴23bに入れる。次に中心コンパス穴23aを基点として作図コンパス穴23bのペン先で円Eを描くコンパス定規26とすることができる。
【0045】
図4(c)は尺度定規20を暗記用透過定規25として使用する場合の説明図である。
有色半透明シール24は、尺度定規20の長手方向の端面に赤青黄緑などの半透明の補色シールを貼付することにより赤青黄緑などの蛍光ペンでなぞった暗記部分を隠匿する暗記用透過定規25とすることができる。
【0046】
使用にあたっては、尺度定規20を水平にして罫線11または文章列に沿わせる。次に文章列にあわせて暗記用透過定規25を順次移動して蛍光ペンでなぞった暗記部分を補色して隠匿した部分を有色半透明シール24で覆ってずらしながら暗記作業を行うことができるものである。
【0047】
図5は、本発明の請求項2の暗記用文具定規のテンプレート定規を示す説明図である。
頻繁に使用される図形、線、文字記号、符号、イラスト、パターン線が繰り抜かれたテンプレートを示すものである。例えば、直線定規50a、分度器50b、コーナー枠線50c、フローチャート記号50d、括弧50e、波線50f、図形50g、吹き出し50h、記号文字50i、四角形50j、円50k、矢印50m、英文字50h、数字50m、ハッチング線50n、内分度器50r、矢印50p等が繰り抜かれている。
【0048】
図6は、本発明の請求項2の暗記用文具定規のテンプレート定規を用いて書かれた筆記用紙の状態を示す説明図である。
円グラフは、円50kと内分度器50rを利用して分布率を角度に換算して作図するもので内分度器50rの円の内側に目盛が設けられているため作図スペースを必要とすることなく容易に角度の設定ができるものである。
【0049】
棒グラフは、分布率の違いを四角形50iをずらして作図するものである。
【0050】
波線は、重要な文章の下部に波線50fを利用して作図するものである。
【0051】
コーナー枠線は、枠線の大きさに合わせてコーナー枠線50cをずらして作図するものである。
【0052】
リンク表示は、筆記用紙の開帳端に表題枠50sを利用して作図するもので、そのページに記入された記述事項が教科書や参考書のどのページにリンクしているかを表示するものである。
【産業上の利用可能性】
【0053】
本発明の暗記用文具定規は、学校の授業や受験対策時に使用される学習ノートとして利用する他に、資格試験暗記ノート、研究用レポート、手帳、日記帳としても幅広く利用でき、さらに、既存の目印付ノートに本発明の単体の尺度定規やテンプレート定規を使用することによって暗記力が格段に向上する暗記用文具定規とすることができることから、本発明における暗記用文具定規の産業上の利用可能性は大とするものと解する。
【符号の説明】
【0054】
1 暗記用文具定規
10 筆記用紙
11 罫線
12 目印
13 空白領域
20 尺度定規
21 抜き穴
22 罫線合わせ目盛
22a横罫線合わせ目盛
22b縦罫線合わせ目盛
23 コンパス穴
23a中心コンパス穴
23b作図コンパス穴
24 有色半透明シール
25 暗記用透過定規
26 コンパス定規
30 クリアシート材
40 下敷き
50 テンプレート定規
P 座標
M 文字
E 円
S シャープペン
W 台形

【特許請求の範囲】
【請求項1】
所定間隔に設定された罫線と目印が複数印刷される筆記用紙と、
罫線間の空白領域に正確な座標位置を求めることができる尺度定規と、
で組み合わされて使用される暗記用文具定規において、
前記尺度定規は、
短辺の長さが少なくとも18mmを有し、
長辺の長さが前記筆記用紙の一頁内に納まる長さを有して形成される定規の両端側に、一辺が6mmの正方形の抜き穴を長辺ならびに短辺の端から6mmの位置に配設すると共に、
該抜き穴の周辺に1mm間隔の罫線合わせ目盛を外方向に向かって延設して成ることを特徴とする暗記用文具定規。
【請求項2】
前記尺度定規と、下敷きと、テンプレート定規と、
が1枚のクリアシート材から分割して形成されることを特徴とする請求項1記載の暗記用文具定規。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2011−207233(P2011−207233A)
【公開日】平成23年10月20日(2011.10.20)
【国際特許分類】
【公開請求】
【出願番号】特願2011−161699(P2011−161699)
【出願日】平成23年7月25日(2011.7.25)
【出願人】(597116252)