説明

【課題】天板と側板の高さを変えることができるようにして、天板を使用者に適する高さに調節でき、かつ、このように天板の高さを変化した場合においても、側板の高さを変えて、この側板をパーテーションとして使用したり、パーテーションとして使用しないことができるようにする。
【解決手段】天板21を上下方向に変位可能に備え、左右の脚部の外側に位置して側板16,17を上下方向に変位可能に備えたことを特徴とする。また、前記の天板21と側板16,17の上下方向の変位を、側板16,17及び上背板12に複数の取付穴13,18を形成して行なう。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は机に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、学習机において、天板を上下方向に段階的に変位できるようにしたものが知られている(特許文献1参照)。
【特許文献1】特開2000−262331号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
ところで、学童において、身長が小さい時期は、学習時にも落ち着きがなく、周囲に気を取られがちなため、机の天板の周囲にパーティションがあることで、周囲に気を取られず集中して学習できるようになる。逆に成長して、小学校高学年や、中高生になると机の高さは、標準的な高さかそれに近い高さが適当になるが、身体も大きくなり、学習資料も増えるので、パーティションがあると机上に狭さを感じるようになる。そのため、天板が標準的な高さやそれに近い高さで使用できるようになった時は、パーティションの必要性がなくなる。また、パーティション自体が、あまり高いと、机の勉強部屋で占める体積が大きくなり、部屋をせまく感じたり、机上が暗くなり、学習環境が悪くなる。
【0004】
そのため、学童の成長に合った天板の位置とパーティションの位置が望まれる。
しかし、前記従来のように、天板の高さのみを変化できるようにしたものにおいては、前記の要請に応えることができない。
【0005】
そこで本発明は、天板とパーティション(側板)を夫々の高さが変化できるようにして、使用者の身長に合せて天板の高さを変化でき、かつ、このように天板の高さを変化させた場合にもパーティション(側板)の要、不要及び所望の高さに対応できる机を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記の課題を解決するために、請求項1記載の発明は、天板を上下方向に変位可能に備え、机の左右の側部に位置して側板を上下方向に変位可能に備えたものである。
【0007】
請求項2記載の発明は、天板を上下方向に変位可能に備え、左右の脚部に側板を上下方向に変位可能に備えたことを特徴とするものである。
【0008】
請求項3記載の発明は、左右の脚部に側板を上下方向に変位可能に備え、前記側板に天板を上下方向に変位可能に備えたことを特徴とするものである。
【0009】
請求項4記載の発明は、請求項1又は2又は3記載の発明において、前記側板に天板支承部材を上下方向に変位可能に設け、該天板支承部材により前記天板の側部を支承するようにしたことを特徴とするものである。
【0010】
請求項5記載の発明は、請求項1乃至4のいずれかに記載の発明において、前記側板に、上下方向に所定の間隔を有して複数の取付穴を形成し、該取付穴を選択して該取付穴を介して側板を脚部に取外し可能に連結するようにしたことを特徴とするものである。
【0011】
請求項6記載の発明は、請求項1乃至5のいずれかに記載の発明において、机の後部に上背板を立設し、前記天板の後部を上背板により支持するようにしたことを特徴とするものである。
【発明の効果】
【0012】
本発明によれば、天板と側板とを夫々上下方向に変位可能に備えたので、使用者の身長に合せて天板の高さを変化でき、かつ、このように天板の高さを変化させた場合にも側板を天板より上方へ突出させてパーティションとしたり、このパーティションが不要な場合には側板を天板より突出しないように下降することができる。そのため、天板の高さの変更と側板の高さの変更の組合せにより、使用者に適した種々の形態に変形することができる。
【0013】
請求項3記載の発明によれば、脚部が側板の取付部材となり、該側板が天板の取付部材となるため、各部材が他の部材の保持機能を兼用し、部品の低減を図ることができる。
【0014】
請求項4記載の発明によれば、軽量な天板支承部材を側板に取付けた後に、これに重い天板を載置する作業で行なえるため、天板を側板に取付ける作業を容易にするとともに、天板を安定的に支持することができる。
【0015】
請求項5記載の発明によれば、側板を段階的に容易に変位することができる。
請求項6記載の発明によれば、天板の後部においても支持でき、天板を強固に固定することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0016】
本発明を実施するための最良の形態を図に基づいて説明する。
なお、本発明の机に対する着席側を前側とし、この前側から見た左右方向を左右方向とする。
【0017】
図において、机の本体1を構成する左前脚2と左後脚3は、その下部において左下枠4により連結され、上部において左上枠5により連結されている。これらにより左脚部を構成している。また、机の本体1を構成する右前脚6と右後脚7は、その下部において右下枠8により連結され、上部において右上枠9により連結されている。これらにより右脚部を構成している。更に、前記左上枠5と右上枠9には、内外方向に貫通する取付穴が、上下に所定の間隔を有して2個形成され、これらにナット(取付具)10,11が設けられている。該ナット10,11は、左上枠5の前側と後側及び右上枠9の前側と後側に位置して形成されている。前記ナット10,11間の間隔をDとする。また、このナット10,11は,袋状のナットで形成されている。
【0018】
なお、前脚2,6及び左右の上枠5,9の上端(高さ)は、後述する天板の最下降に支障とならない高さに設定されている。
【0019】
前記両後脚3,7の上部間には上背板12が固定されて立設されている。該上背板12は、後述する天板を最下降させる位置から最上昇させる位置に亘る高さに設定されている。該上背板12には、その前後方向(表裏方向)に貫通する取付穴13が複数、上下方向に前記間隔Dと同間隔で形成されている。図の実施例では上下方向に5個形成され、かつ、上背板12の左右に位置して2列形成されている。
【0020】
前記両後脚3,7の下部間には下背板14が固定して架設されている。該下背板14には前後方向(表裏方向)に貫通する取付穴15が複数、上下方向に前記間隔Dと同間隔で形成されている。図の実施例では上下方向に2個形成されている。
【0021】
前記の部品は一体に連結され本体1を構成しており、この本体1を不動のものとしてこれらに後述する両側板、天板、仕切板を変位可能に取付けるようになっている。
【0022】
前記左右の脚部の外側には、側板16,17が配置されている。
左側板16は、その前後方向と上下方向の長さを所定に設定するもので、図の実施例では、その前後方向の長さが、前記左前脚2の前端から左後脚3の前端までの長さに設定され、上下方向の長さが、前記左下枠4の上端から、後述する天板を最下降した場合におけるその天板の上面までの長さに設定されている。
【0023】
右側板17も前記左側板16と同等の大きさに形成されている。
前記左右からなる一対の側板16,17には左右方向(表裏方向)に貫通する取付穴18が複数、上下方向に前記間隔Dと同間隔で形成されている。図の実施例では、上下方向に7個形成されている。また、この取付穴18は夫々の側板16,17の前側と後側に位置して、すなわち、前記左右の上枠5,9における前後のナット10,11の列と同位置に2列形成されている。
【0024】
前記両側板16,17の夫々の内面には、天板支承部材19が備えられている。該天板支承部材19は、側板16,17に取付けでき、かつ、天板を支承できるものであればよい。実施例では角棒状の棧で形成されて、前後方向にかつ、水平に備えられている。該天板支承部材19には、左右方向に貫通する取付穴が形成され、これにナット20が設けられている。このナット20を前記側板16,17に形成した上下方向の所望の位置の取付穴18と合致させて、取付穴18にボルト38を挿通してナット20に締付けることにより、天板支承部材19を側板16,17の内側において取外し可能に取付けるようになっている。該天板支承部材19には上下方向に貫通する取付穴22が形成されている。
【0025】
天板21は、その前後方向の長さが前記両側板16,17の前後方向の長さと略同等に設定され、その左右方向の長さが、前記両側板16,17を左右の脚2及び6の外側に取付けた場合におけるこれら両側板16,17間に嵌合する寸法、すなわち、両側板16,17間の内のり寸法と略同等に設定されて形成されている。したがって、天板21の左右端部の下面が前記天板支承部材19上に載置するようになっている。該天板支承部材19上に載置する天板21の下面には前記取付穴22に位置してナット23が設けられている。
【0026】
前記上背板12の内面には、天板支承部材25が備えられている。該天板支承部材25は、上背板12に取付けられ、かつ、天板を支承するものであればよい。実施例では角棒状の棧で形成されて、左右方向にかつ、水平に備えられている。該天板支承部材25には、前後方向に貫通する取付穴を設け、該取付穴にナット26が設けられている。該ナット26を前記上背板12に形成した上下方向の所望の位置の取付穴13とを合致させて、この取付穴13にボルト27を挿通してナット26に螺着することにより天板支承部材25を上背板12に取付けるようになっている。該天板支承部材25には上下方向の取付穴28が形成されている。
【0027】
前記天板21の後部下面には、前記取付穴28に対応するナット29が設けられている。そして、取付穴28を通じてボルト35をナット29に螺着することにより、天板21を天板支承部材25に固着するようになっている。
【0028】
前記天板21の下側には引出し30が設けられている。
前記上背板12又は下背板14には本立て用の仕切板31を取外し可能に取付けるようになっている。該仕切り板31は長方形に形成され、その長辺側である後面には、取付手段であるナット32が上下に位置して2個埋設されており、この2個のナット32の上下方向の間隔は前記間隔Dと同等に設定されている。また、該仕切板31の短辺側である下面には、取付手段であるナット32aが水平方向に2個埋設されており、この2個のナット32aの水平方向の間隔は前記間隔Dと同等に設定されている。該仕切板31は2枚用意されている。
【0029】
前記下背板14の下部には、棚板33が前記左右の下枠4,8に固定して架設されている。
【0030】
以上の構成により、各側板16,17を前記脚部の外側に位置させて、その取付穴18における上方に位置する取付穴18を上枠5,9のナット10,11に合致させて、この取付穴18にボルト34を挿通してナット10,11に締め付けることにより、各側板16,17を下降させた位置に取付けることができ、また、下方に位置する取付穴18を上枠5,9のナット10,11に合致させて、この取付穴18にボルト34を挿通してナット10,11に締め付けることにより、各側板16,17を上昇させた位置に取付けることができる。なお、このボルトとナットにより取付手段を構成する。
【0031】
また、このような両側板16,17の上下方向の変位は、両側枠16,17を夫々別々に独立して行なえる。
【0032】
したがって、各側板16,17を、取付穴18の選択により所望の高さ(位置)に変更して配置することができ、かつ、この変更は各側板16,17毎に独立して行える。
【0033】
また、天板支承部材19に設けたナット20を、側板16,17における上方の取付穴18に合致させて、これにボルト38を挿通してナット20に螺着することにより、天板支承部材19を上方の位置に取付けることができ、また、天板支承部材19のナット20を、側板16,17における下方の取付穴18に合致させて、この取付穴18にボルト38を挿通してナット20に螺着することにより、天板支承部材19を下方の位置に取付けることができる。
【0034】
また、天板支承部材25に設けたナット26を、上背板12における上方の取付穴13に合致させて、これにボルト27を挿通してナット26に螺着することにより、天板支承部材25を上方の位置に取付けることができ、また、天板支承部材25のナット26を、上背板12における下方の取付穴13に合致させて、この取付穴13にボルト27を挿通してナット26に螺着することにより、天板支承部材25を下方の位置に取付けることができる。
【0035】
したがって、側板16,17の取付穴18及び上背板12の取付穴13を選択することにより、天板支承部材19及び25を所望の高さ(位置)に変更して配置することができる。
【0036】
したがって、天板21の高さの変更時には、天板支承部材19の高さ(位置)を各側板16,17の位置において変更し、また、天板支承部材25の高さ(位置)を上背板12の位置において変更し、これらの天板支承部材19,25に天板21を載置することで天板21の高さを変更することができる。
【0037】
また、仕切板31の長辺側のナット32を上背板12の取付穴13又は下背板14の取付穴15に合致させてボルト36により取付けることにより、仕切板31が図に示すように縦長状態に設置でき、また、仕切板31の短辺側のナット32aを上背板12の取付穴13又は下背板14の取付穴15に合致させてボルト36により取付けることにより、仕切板31を横長状態に設置できる。
【0038】
次に、前記実施例の机の使用形態の例について説明する。
図2乃至図6に示す第1の形態は、両側板16,17の下から、1段目と2段目の取付穴18,18を両上枠5,9のナット10,11に合致させ、この取付穴18,18にボルト34を挿入してナット10,11に締付け、両側板16,17を最上段に配置している。
【0039】
また、天板支承部材19を、両側板16,17の下から4段目の取付穴18にボルト38を挿通し、ナット20に螺着して両側板16,17の内面に取付ける。
【0040】
また、天板支承部材25のナット26を、上背板12の取付穴13における下から2段目の取付穴13に合致させ、その取付穴13にボルト27を挿通してナット26に螺着し、天板支承部材25を上背板12の内面に取付ける。
【0041】
そして、天板21を、前記3個の天板支承部材19,19,25上に載置し、該天板支承部材19,19,25に形成した取付穴22,28に下からボルト35を挿通し、天板21側の下面側のナット23、29に螺着し、天板21を各天板支承部材19,19,25に固着する。
【0042】
仕切板31は、下背板14の取付穴15にボルト36を挿通し仕切板31のナット32に螺着して下背板14に取付けられている。
【0043】
この形態は、天板21が、中間の高さに配置され、両側板16,17により天板21の上部両側に間仕切り(パーティション)が形成され、天板21の後側に上背板12からなる間仕切り(パーティション)が形成される。
【0044】
図7は第2の使用形態を示すもので、前記第1の使用形態から、左側板16を、その上端が前記天板21の上面と同一面になるように中段位置に配置したものである。右側板17は前記の第1の使用形態と同じ位置に配置されている。また、仕切板31は下背板14から外し、上背板12に取付穴13を介してボルトにより取付けられている。
【0045】
この形態にするには、左側板16の上から3段目と4段目の取付穴18と左上枠5の2つのナット10,11とを合致させて、左側板16を左上枠5に取付ける。また、天板支承部材19は最上段の取付穴18に取付けられて天板21を支承している。
【0046】
この形態は、天板21の片側と後側に間仕切り(パーティション)を設けた形態になっている。
【0047】
図8は第3の使用形態を示すもので、両側板16,17と天板21を最上段にしたものである。
【0048】
この形態にするには、両側板16,17を前記第1の形態と同様に最上段に配置し、天板21も最上段としたものである。
【0049】
天板21は、後部の天板支承部材25を上背板12の取付穴13における最上段の取付穴13を用いて取付け、天板支承部材19を両側板16,17の最上段の取付穴18を用いて両側板16,17に取付け、こられの天板支承部材19、25に天板21を載置するとともに前記のようにボルト35により固定する。
【0050】
また、仕切板31は、上背板12から取外して、下背板14の取付穴15を用いて下背板14に取付ける。
【0051】
この形態では、天板21が最上段に位置し、天板21の上部の周囲には間仕切り(パーティション)が設けられていない形態である。
【0052】
図9は、第4の使用形態を示すもので、両側板16,17を最下段に配置し、天板21も最下段に配置したものである。
【0053】
この形態にするには、両側板16,17の上から2段目と3段目の取付穴18,18を上枠5,9のナット10,11に合致させて両側板16,17を取付け、天板支承部材25を上背板12の最下段の取付穴13を用いて取付け、更に天板支承部材19を両側枠16,17における最上段の取付穴18を用いて取付ける。そして、該各天板支承部材19,25上に天板21を載置し、ボルト35により固定する。
【0054】
この状態では、天板21が最下段に位置し、両側板16,17も最下段に位置し、天板21の上部の両側には間仕切り(パーティション)が設けられていない形態になる。仕切板31は上背板12に取付けられている。
【0055】
なお、前記の仕切板31は、上背板12に取付け可能な形態では、上背板12又は下背板14のいずれかに取付けてもよく、上背板12に取付けできない場合には下背板14に付替えて利用する。
【0056】
前記両側板16,17及び天板21は夫々単独で高さを変化できるため、夫々の高さを変化させて組合わせることにより、前記の使用形態以外の所望の形態に変化させることもできる。
【0057】
以上のようであるから、身長の低い学童で、低い椅子を用いて足を床に付けて学習する場合には、天板21を低い高さに配置し、また、学童の成長により天板21を高くした場合には、天板21を所望の高さに上げて配置することができる。
【0058】
また、天板の上部の側部に間仕切り(パーティション)を起立配置して、落ち付きと集中力を高めたい場合には、両側板16,17の一方或いは双方を高くして天板21上に突出させ、間仕切り(パーティション)の役割をもたせることができる。また、間仕切り(パーティション)が不要な場合は側板16,17を天板21よりも下降させる。
【0059】
また、両側板16,17は、机の脚部構成体としての機能と、間仕切りの機能を共有する。
【0060】
また、両脚部に両側板16,17を支持させ、両側板16,17に天板21を支持させるため、これらの支持と昇降機能に必要な部品点数を少なく構成することができ、更に、机の構造を機能的にすることができる。
【0061】
また、天板支承部材19.25を前記実施例のように、前後方向に長い棧で形成することにより、天板21を広い面で安定して支持できる。
【0062】
更に、前記のように両側板16,17と脚部と天板21を組付けることにより、これらが一体化し、強固な机に形成され、脚部を両側板16,17が保護及び被覆する状態となるので、見栄えを良くすることができる。
【0063】
更に、机の組付け時には、両側板16,17に天板支承部材19を取付け、その後に両側板16,17を脚部に取付け、その後に天板21を天板支承部材19上に載置して固定することにより、その組付けが容易に行なえる。
【図面の簡単な説明】
【0064】
【図1】本発明の実施例を示す机の部品を分解した斜視図。
【図2】本発明の机の正面図。
【図3】図2の左側面図。
【図4】図2におけるA−A線断面図。
【図5】図3におけるB−B線断面図。
【図6】本発明の机の他の使用形態を示す斜視図。
【図7】本発明の机の更に他の使用形態を示す斜視図。
【図8】本発明の机の更に他の使用形態を示す斜視図。
【図9】本発明の机の更に他の使用形態を示す斜視図。
【符号の説明】
【0065】
2,3,6,7 脚
5,9 上枠
10,11 ナット
12 上背板
13,18 取付穴
16,17 側板
19,25 天板支承部材
21 天板

【特許請求の範囲】
【請求項1】
天板を上下方向に変位可能に備え、机の左右の側部に位置して側板を上下方向に変位可能に備えたことを特徴とする机。
【請求項2】
天板を上下方向に変位可能に備え、左右の脚部に側板を上下方向に変位可能に備えたことを特徴とする机。
【請求項3】
左右の脚部に側板を上下方向に変位可能に備え、前記側板に天板を上下方向に変位可能に備えたことを特徴とする机。
【請求項4】
前記側板に天板支承部材を上下方向に変位可能に設け、該天板支承部材により前記天板の側部を支承するようにしたことを特徴とする請求項1又は2又は3記載の机。
【請求項5】
前記側板に、上下方向に所定の間隔を有して複数の取付穴を形成し、該取付穴を選択して該取付穴を介して側板を脚部に取外し可能に連結するようにしたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の机。
【請求項6】
机の後部に上背板を立設し、前記天板の後部を上背板により支持するようにしたことを特徴とする請求項1乃至5記載のいずれかに記載の机。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2007−75535(P2007−75535A)
【公開日】平成19年3月29日(2007.3.29)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−270928(P2005−270928)
【出願日】平成17年9月16日(2005.9.16)
【出願人】(391029406)刈谷木材工業株式会社 (27)
【出願人】(591121498)株式会社ベネッセコーポレーション (30)
【Fターム(参考)】