説明

検査装置

【課題】再検査を行うためのデータ処理および、再検査を含む対象物のデータ確認を容易にすることができる検査装置を提供する。
【解決手段】商品Sの特性を検査する検査部2と、検査部2が検査を行った商品Sの新規データDsを作成するデータ作成部31と、過去に検査した商品Sの既存データDkを記憶する記憶部33と、一括データDiを作成し、既存データDkとして記憶部33に記憶するデータ処理部32と、一括データDiをパソコンPに出力する出力部34とを備え、データ処理部32は、既存データDkと新規データDsとを比較し、検査結果が互いに異なる商品Saが存在する場合、新規データDsに存在する商品Saのデータ、検査結果が互いに同一である商品Sbが存在する場合、商品Sbのデータ、いずれか一方にのみ存在する商品Scが存在する場合、商品Scのデータを一括データDiに格納する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、検査装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、商品を検査し、この商品の識別情報と検査結果とを対応付けたデータを出力する検査装置がある(例えば、特許文献1参照)。この検査装置から出力されるデータをパソコンで受信して保存していた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2004−109018号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
例えば、商品Saの検査を行い、この商品Saの識別情報と検査結果[OK]とを対応付けたデータが検査装置から出力され、このデータをパソコンに保存する。そして、商品Saを出荷して他のユーザーに渡ったが、数日後商品Saがクレームによって返却される場合がある。この場合、商品Saの異常個所を見つけるために、商品Saの再検査を行う必要があった。
【0005】
しかし、パソコンには商品Sa[OK]というデータが保存されているため、このままでは商品Saの再検査を行うことができない。そこで、ユーザーは商品Saの再検査を行うために、商品Sa[OK]というデータを手動で消去するか別ファイルに移動して、新規に商品Saのデータを作成する必要があった。すなわち、再検査を行うためのデータ処理が複雑となっていた。
【0006】
そのため、クレームで返却される度にデータが作成されるので、データが複数存在することとなり、どのデータがどのデータにあたるのか分からなくなり、データ確認が困難となる。例えば、商品SaのデータがフォルダAに保存されているが、商品SbのデータがフォルダBに保存され、商品ScのデータがフォルダCに保存されている。このように、各商品Sa,Sb,Scが各フォルダA,B,Cに保存されているとする。そのため、ユーザーが目的の商品の最新データを確認しようとする場合、複数のフォルダの中から目的の商品が格納されているフォルダを探し出し、そのフォルダの中から最新データを見つけ出す必要があった。
【0007】
本発明は、上記事由に鑑みてなされたものであり、その目的は、再検査を行うためのデータ処理および、再検査を含む対象物のデータ確認を容易にすることができる検査装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の検査装置は、対象物の特性を検査し、検査結果のデータを出力する検査装置において、検査対象グループに属する1乃至複数の前記対象物の特性を検査する検査部と、前記検査部が検査を行った1乃至複数の前記対象物と当該対象物の各々の検査結果とを対応付けた新規データを作成するデータ作成部と、過去に検査した前記対象物と当該対象物の検査結果とを対応付けた既存データを記憶する記憶部と、前記データ作成部が作成した前記新規データと、前記記憶部に記憶された前記既存データとに基づいて一括データを作成し、当該一括データを前記既存データとして前記記憶部に記憶するデータ処理部と、前記データ処理部が作成した前記一括データを外部機器に出力する出力部とを備え、前記データ処理部は、前記記憶部に格納されている前記既存データと、前記データ作成部が作成した前記新規データとを比較し、前記既存データにおける検査結果と前記新規データにおける検査結果とが互いに異なる第1の対象物が存在する場合、前記新規データに存在する前記第1の対象物の検査結果をこの第1の対象物に対応付けて前記一括データに格納し、前記既存データにおける検査結果と前記新規データにおける検査結果とが互いに同一である第2の対象物が存在する場合、前記第2の対象物の検査結果をこの第2の対象物に対応付けて前記一括データに格納し、前記既存データと前記新規データとのうち、いずれか一方にのみ存在する第3の対象物が存在する場合、前記第3の対象物の検査結果をこの第3の対象物に対応付けて前記一括データに格納することを特徴とする。
【0009】
この検査装置において、前記データ処理部は、前記記憶部に格納されている前記既存データと、前記データ作成部が作成した前記新規データとを比較し、前記第1の対象物が存在する場合、前記既存データに存在する前記第1の対象物の検査結果を削除して、前記新規データに存在する前記第1の対象物の検査結果をこの第1の対象物に対応付けて前記既存データに格納し、前記第2の対象物が存在する場合、前記既存データに存在する前記第2の対象物の検査結果を維持し、前記第3の対象物が前記既存データにのみ存在する場合、前記既存データに存在する当該第3の対象物の検査結果を維持し、前記第3の対象物が前記新規データにのみ存在する場合、前記新規データに存在する当該第3の対象物の検査結果をこの第3の対象物に対応付けて前記既存データに格納した後に、前記既存データを前記一括データとすることが好ましい。
【発明の効果】
【0010】
以上説明したように、本発明では、再検査を行うためのデータ処理および、再検査を含む対象物のデータ確認を容易にすることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【図1】本発明の実施形態の検査装置のブロック構成図である。
【図2】(a)既存データを示すデータテーブルである。(b)新規データを示すデータテーブルである。
【図3】一括データを示すデータテーブルである。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0013】
(実施形態)
本実施形態の検査装置1のブロック構成図を図1に示す。本実施形態の検査装置1は、例えば無線センサや電力量計等の電気機器(以降、商品Sと称す)の検査に用いられる。この検査は、検査対象グループに属する1乃至複数の商品Sを対象としており、本実施形態では月に1回行われる。検査対象グループには、出荷検査対象の商品Sと、出荷後にクレームで返却された再検査対象の商品Sとが含まれる。なお、検査を行う間隔は月に1回に限定するものではない。
【0014】
そして、検査装置1は、今回の検査の検査対象グループに属する1乃至複数の商品Sの識別情報と、この商品Sの各々の良否判定結果(検査結果)とを対応付けた新規データDsを作成する。また、検査装置1は、過去に検査した商品Sの識別情報および、この商品Sの検査結果を対応付けた既存データDkと、新規データDsとに基づいて一括データDiを作成して出力する。なお、商品Sを個別に識別する場合は、商品Sa,Sb,Sc・・・と称す。なお、商品Sが本願発明の対象物に相当する。
【0015】
本実施形態の検査装置1は、検査部2とPLC(Programmable Logic Controller)3とを含んで構成されており、検査装置1に接続されたパーソナルコンピュータP(以降、パソコンPと略称する)に一括データDiを出力する。
【0016】
検査部2は、消費電力を計測することができる電源装置21および、電流計22で構成されており、検査対象グループに属する商品Sの特性を計測する。電源装置21は、商品Sの消費電力を計測し、この消費電力値をPLC3に出力する。また、電流計22は、商品Sのセンサ結果に応じた出力電流を計測し、この出力電流値をPLC3に出力する。
【0017】
PLC3は、データ作成部31とデータ処理部32と記憶部33と出力部34とで構成されている。
【0018】
記憶部33には、過去に検査を行った商品Sの識別情報と、この商品Sの検査結果とを対応付けた既存データDkが、既存データフォルダに記憶されている。
【0019】
データ作成部31は、検査部2から出力される商品Sの特性(消費電力値,出力電流値)に基づいて、商品Sの良否判定を行う。そして、この商品Sの識別情報と検査結果(良否判定結果)とを対応付けた新規データDsを作成する。この新規データDsは、記憶部33の新規データフォルダに記憶される。なお、この新規データDsには、今回の検査(出荷検査)における検査対象グループに属する商品Sの識別情報および検査結果が格納されている。
【0020】
データ処理部32は、記憶部33の既存データフォルダに記憶されている既存データDkと、記憶部33の新規データフォルダに記憶されている新規データDsとを参照する。そして、今回の検査の検査対象グループに属する商品Sおよび、過去に検査を行った商品Sの識別情報と検査結果とを対応付けた一括データDiを作成する。この一括データDiには、今回および過去に検査を行った各商品Sの最新検査結果が格納される。そして、データ処理部32は作成した一括データDiを、既存データDkとして記憶部33の既存データフォルダDkに記憶する。
【0021】
出力部34は、データ処理部32が作成した一括データDiをパソコンPに出力する。
【0022】
以下に、データ処理部32による一括データDiの作成方法について説明する。
【0023】
一例として、図2(a)に示すデータテーブルが既存データDkとして記憶部33の既存データフォルダに記憶され、図2(b)に示すデータテーブルが新規データDsとして記憶部33の新規データフォルダに記憶されている場合について説明する。なお、既存データDkと新規データDsとのファイル名は同一となるように設定されている。そして、既存データDkのファイル名と同一ファイル名の新規データDsが作成されると、データ処理部32が以下のまとめ作業を行い、一括データDiを作成する。
【0024】
図2(a)に示すように、既存データDkには、過去に検査(出荷検査)を行った商品Sa,Sb,Scに関する情報が格納されており、商品Sa[OK],商品Sb[OK],商品Sc[OK]という情報が格納されている。また、既存データDkにはデータ作成日の情報が格納されており、本実施形態では例として、既存データDkのデータ作成日を2月1日とする。
【0025】
また、図2(b)に示すように、出荷検査対象の商品Sd,Se,Sfおよび、出荷後にクレーム等によって返却された再検査対象の商品Sa,Sbが、今回の検査の検査対象グループに属している。また、新規データDsにはデータ作成日の情報が格納されており、本実施形態では例として、新規データDsのデータ作成日を3月1日とする。
【0026】
商品Saは、過去に行った検査(出荷検査)では検査結果[OK]であったため出荷されたが、クレーム等によって返却され、再検査を行った結果、検査結果[NG]となっている。また、商品Sbは、過去に行った検査(出荷検査)では検査結果[OK]であったため出荷されたが、クレーム等によって返却され、再検査を行った結果、過去に行った検査と同様に検査結果[OK]となっている。また、商品Sd,Se,Sfは、検査(出荷検査)を行った結果、全て検査結果[OK]となっている。すなわち、新規データDsには、商品Sa[NG],商品Sb「OK」,商品Sd[OK],商品Se[OK],商品Sf[OK]という情報が格納されている。
【0027】
データ作成部31は、上記の新規データDsを作成し、記憶部33の新規データフォルダに記憶する。また、新規データDsのファイル名は、既存データDkと同一に設定されている。なお、新規データDsと既存データDkとは、互いに異なるフォルダ(新規データフォルダ,既存データフォルダ)に記憶されるので、ファイル名を同一に設定することができる。
【0028】
そして、データ処理部32は、既存データDkと同一ファイル名の新規データDsが作成されて記憶部33に記憶されると、既存データDkと新規データDsとを参照し、一括データDiを作成する。データ処理部32による具体的な一括データDi作成方法を、以下に説明する。本実施形態では、新規データDsに基づいて、既存データDsに修正を加えることで一括データDiを作成する。
【0029】
過去の検査と今回の再検査とで検査結果が異なる商品Sa(本願発明の第1の対象物に相当)に関して、データ処理部32は、データ作成日が新しい新規データDsに格納されている商品Sa[NG]という情報を採用する。そして、データ処理部32は、既存データDsに格納されている商品Sa[OK]という情報を一旦消去して、商品Sa[NG]という情報を既存データDkに格納する。なお、新規データDsに格納されている商品Sa[NG]という情報は、既存データDkに格納された後に消去される。
【0030】
次に、過去の検査と今回の再検査とで検査結果が同一の商品Sb(本願発明の第2の対象物に相当)に関して、データ処理部32は、既存データDkに格納されている商品Sb[OK]という情報を維持する。また、新規データDsに格納されている商品Sb[OK]という情報も維持される。
【0031】
次に、今回の検査における検査対象グループに属していない商品Sc(本願発明の第3の対象物に相当)に関して、データ処理部32は、既存データDkに格納されている商品Sc[OK]という情報を維持する。
【0032】
次に、今回出荷検査を行った商品Sd,Se,Sf(本願発明の第3の対象物に相当)に関して、データ処理部32は、新規データDsに格納されている商品Sd[OK],Se[OK],Sf[OK]という情報を、既存データDkに格納する。なお、新規データDsに格納されている商品Sd[OK],Se[OK],Sf[OK]という情報は、既存データDkに格納された後に消去される。
【0033】
データ処理部32は、上記のように既存データDkに修正を加えることによって、図3に示すように、商品Sa[NG],商品Sb[OK],商品Sc[OK],商品Sd[OK],商品Se[OK],商品Sf[OK]という情報が格納された一括データDiを作成する。また、一括データDiのデータ作成日は、新規データDsが作成された3月1日となる。
【0034】
そして、出力部34は、上記の一括データDiをパソコンPに出力する。
【0035】
また、データ処理部32は、この一括データDiを既存データDkとして記憶部33の既存データフォルダに上書き保存する。
【0036】
したがって、ユーザーは、今回および過去に検査を行った商品S全ての最新検査結果が格納された一括データDiをパソコンPで受信し、1つのデータ(一括データDi)のみを確認すればよいのでデータ確認が容易となる。さらに、商品Sの再検査を行う際に、ユーザーが手動で記憶部33に記憶された既存データDkを消去したり、他のフォルダに移動させる必要がないので、データ処理が容易となる。
【0037】
もし、ユーザーがパソコンを用いて複数のデータを1つにまとめようとした場合、1つずつデータを探し出してユーザーが手動でデータのコピー・貼り付けをする必要がある。そのため、ユーザーの工数が増加して作業効率が悪く、ミスが発生するおそれがある。しかし、本実施形態の検査装置1を用いることによって、ユーザーが手動でまとめ作業および、既存データDkの消去や移動をする必要がないので、作業効率が向上し、ユーザーの負担を軽減させることができる。また、検査装置1によって自動的にまとめ作業を行い一括データDiが作成されるので、ユーザーの手作業によるミスが発生しない。
【0038】
なお、検査装置1の初回動作で、記憶部33に既存データDkが記憶されていない場合、データ作成部31が作成した新規データDsが、既存データDkとして記憶部33の既存データフォルダに記憶されると共に、一括データDiとしてパソコンPに出力される。
【0039】
また、本実施形態では新規データDs,既存データDkにデータ作成日の情報が格納されているが、データ作成日時の情報を格納してもよい。それによって、同日に複数回の再検査を行い、常に最新の検査結果を一括データDiに格納することができる。
【0040】
また、出力部34は、一括データDiだけでなく、上記まとめ作業後の新規データDsを出力するように構成してもよい。新規データDsには、出荷検査と再検査とで同一検査結果の商品S(本実施形態では商品Sb)に関する情報が格納されている。そして、ユーザーがこの新規データDsを確認することによって、出荷検査と再検査とで同一検査結果の商品Sを確認することができる。
【0041】
また、本実施形態ではデータ処理部32は、新規データDsに基づいて、既存データDkに修正を加えることで一括データDiを作成しているが、新規データDsと既存データDkとに基づいて、別ファイルの一括データDiを作成してもよい。この場合、既存データDkと新規データDsとで検査結果が重複しない商品Sは、この商品Sの識別情報と検査結果とを対応付けて一括データDiに格納する。また、既存データDkと新規データDsとの両方に存在する商品Sは、新規データDsに格納されているこの商品Sの識別情報と検査結果とを対応付けて一括データDiに格納する。そして、データ処理部32は、作成した一括データDiを既存データDkとして、記憶部33の既存データフォルダに上書き保存する。また、出力部34は、データ処理部32が作成した一括データDiをパソコンPに出力する。
【0042】
また、本実施形態では、既存データDkと同一ファイル名の新規データDsが作成された場合に、一括データDiが作成されるように構成されている。これは、既存データDkと新規データDsのファイル拡張子が同一であれば一括データDiが作成されるように構成すると、既存データDk,新規データDs,一括データDiが破損するおそれがある。そのため、あえて既存データDkと同一ファイル名の新規データDsが作成された場合に、一括データDiが作成されるように構成されている。
【符号の説明】
【0043】
1 検査装置
2 検査部
3 PLC
21 電源装置
22 電流計
31 データ作成部
32 データ処理部
33 記憶部
34 出力部
S 商品(対象物)
P パソコン

【特許請求の範囲】
【請求項1】
対象物の特性を検査し、検査結果のデータを出力する検査装置において、
検査対象グループに属する1乃至複数の前記対象物の特性を検査する検査部と、
前記検査部が検査を行った1乃至複数の前記対象物と当該対象物の各々の検査結果とを対応付けた新規データを作成するデータ作成部と、
過去に検査した前記対象物と当該対象物の検査結果とを対応付けた既存データを記憶する記憶部と、
前記データ作成部が作成した前記新規データと、前記記憶部に記憶された前記既存データとに基づいて一括データを作成し、当該一括データを前記既存データとして前記記憶部に記憶するデータ処理部と、
前記データ処理部が作成した前記一括データを外部機器に出力する出力部とを備え、
前記データ処理部は、前記記憶部に格納されている前記既存データと、前記データ作成部が作成した前記新規データとを比較し、
前記既存データにおける検査結果と前記新規データにおける検査結果とが互いに異なる第1の対象物が存在する場合、前記新規データに存在する前記第1の対象物の検査結果をこの第1の対象物に対応付けて前記一括データに格納し、
前記既存データにおける検査結果と前記新規データにおける検査結果とが互いに同一である第2の対象物が存在する場合、前記第2の対象物の検査結果をこの第2の対象物に対応付けて前記一括データに格納し、
前記既存データと前記新規データとのうち、いずれか一方にのみ存在する第3の対象物が存在する場合、前記第3の対象物の検査結果をこの第3の対象物に対応付けて前記一括データに格納することを特徴とする検査装置。
【請求項2】
前記データ処理部は、前記記憶部に格納されている前記既存データと、前記データ作成部が作成した前記新規データとを比較し、
前記第1の対象物が存在する場合、前記既存データに存在する前記第1の対象物の検査結果を削除して、前記新規データに存在する前記第1の対象物の検査結果をこの第1の対象物に対応付けて前記既存データに格納し、
前記第2の対象物が存在する場合、前記既存データに存在する前記第2の対象物の検査結果を維持し、
前記第3の対象物が前記既存データにのみ存在する場合、前記既存データに存在する当該第3の対象物の検査結果を維持し、前記第3の対象物が前記新規データにのみ存在する場合、前記新規データに存在する当該第3の対象物の検査結果をこの第3の対象物に対応付けて前記既存データに格納した後に、
前記既存データを前記一括データとすることを特徴とする請求項1記載の検査装置。



【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2012−198160(P2012−198160A)
【公開日】平成24年10月18日(2012.10.18)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−63608(P2011−63608)
【出願日】平成23年3月23日(2011.3.23)
【出願人】(592070649)パナソニック デバイスSUNX竜野株式会社 (61)