説明

歩行の補助器

【課題】継続した歩行動作に必要な動きを補助する小型で、着脱可能な歩行補助器を提供する。
【解決手段】歩行動作する膝関節部を支持する捩じりスプリング1,2と取付用バンド4,5とを備え、膝関節部の上部に取付用バンド5、下部に取付用バンド4で取り付けられた装着者は、捩じりスプリング1と対称な形状の捩じりスプリング2で、膝関節部を両側面から支持され歩行に必要な膝部の回動と伸縮自在を捩じりスプリング1,2で得ることが出来る。

【発明の詳細な説明】
【発明の詳細な説明】

【技術分野】
【001】
本発明は歩行動作をするための補助器である。
【背景技術】
【002】
歩行動作を行う膝関節部を複数のリンク部材で支持し、これに回動と伸縮自在に制御する駆動部を腰部に装着したロボット化した歩行補助器がある。
(例えば、特許文献1参照)
【先行技術文献】
【特許文献】
【003】
【特許文献1】特開2008−79809(P2008−79809A)(トヨタ自動車株)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【004】
これまでの脚体構造の場合、歩行動作する膝関節部を支援する複数のリンクから構成され大型となり歩行動作が困難で、継続した歩行動作が出来ない。
【005】
本発明は、このような問題を解決するために捩じりスプリング部材の構成により回動と伸縮動作が自在に得られる脚体構造で、着脱容易な歩行補助器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【006】
本発明の脚体構造は、歩行動作する膝関節部を支持する捩じりスプリング部材と装着部材とを備えており、支持する捩じりスプリング部材は、膝関節部で回動と伸縮自在に装着され、捩じりスプリング部材の両端は、膝関節部の上側と下側で固定される。
捩じりスプリングによる支持部材の回動と伸縮自在を得た歩行動作を行うことを特徴とする。
【007】
また、このように構成された脚体構造は、支持する捩じりスプリング部材の回動と伸縮で歩行動作に必要な動きを補助する小型で着脱容易な歩行補助器となる。
【発明の効果】
【008】
本発明による脚体構造は、歩行動作する膝関節部を駆動するため回動と伸縮自在をする捩じりスプリング部材により膝関節部を支持する構造で、歩行動作を継続することが出来る。
【発明を実施するための形態】
【009】
本発明による脚体構造は、人間の歩行を補助するための歩行補助器を示すものである。(図1)
【0010】
図1,2に示すように、膝関節部の上部にバンド5下部をバンド4で固定するよう設定され、両バンド4,5に両端を接続された捩じりスプリング1と対称な形状の捩じりスプリング2を構成し、バンド4とバンド5をつなぐマット3は、捩じりスプリング1と2を内臓するように設定されている。
図2で、バンド4、5に取り付けられた捩じりスプリング1,2の両端は、曲げてバンドに固定されている。
バンド4,5には、マジックテープ6が取り付けられており、膝部への装着が容易になっている。
【0011】
以上のように構成され図1のように膝関節部の上部にバンド5、下部にバンド4で取り付けられた装着者は、図2のように捩じりスプリング1と対称な形状の捩じりスプリング2で、膝関節部を両側面から支持され歩行に必要な膝部の回動と伸縮自在を捩じりスプリング1,2で得ることが出来る構成を特徴とする歩行補助器。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【図1】本発明による脚体構造の歩行補助器で、全体を示す概略図である。
【図2】図1に示す歩行補助器を装着した概略図である。
【符号の説明】
【0013】
1 捩じりスプリング
2 1と対称な形状の捩じりスプリング
3 マット
4,5 取付用バンド
6 マジックテープ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
歩行動作を行う膝関節部を支持するに、対称な形状の捩じりスプリング一対を膝関節部を挟んで配置した回動と伸縮自在な動作をする構造を特徴とする歩行補助器。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate


【公開番号】特開2013−17794(P2013−17794A)
【公開日】平成25年1月31日(2013.1.31)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−166006(P2011−166006)
【出願日】平成23年7月11日(2011.7.11)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.マジックテープ
【出願人】(593194269)