説明

死体収納保存袋

【課題】長期間の保存中、密封袋を形成し、死体の腐敗の進行と悪臭の発生を抑制し、水分、ガス等の外部への漏出を阻止する人又は動物の死体収納保存袋を提供する。
【解決手段】抗菌・消臭剤を含有するプラスチックフィルムを積層した多層構造シートで製袋し、死体を収納できる幅と長さを有し、周辺の一部に開封可能な開口部を有する袋本体から成る死体収納保存袋において、前記多層構造シートを抗菌・消臭剤を含有するポリエチレンフィルム、ポリビニルアルコールフィルム及びポリピレンフィルムの三層構造プラスチックシートから構成し、前記開口部をチャックにより密封可能に構成した。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、人又は動物の死体を収納して長期間保存するための死体収納保存袋に関する。
【背景技術】
【0002】
震災、火災、水害等の天災や、列車・自動車・航空機等の事故では、多数の死傷者の発生が予想される。このような場合、多数の死者の死体、即ち、遺体を迅速に収納して所要場所まで搬送可能なシステムで、特に、検視等を必要とするとき、遺体を長期に亘って保存可能なものが必要とされる。
【0003】
従来、この種の遺体収納保存システムとして、遺体を棺等の閉鎖空間に収納する際、蓄冷剤、塊状ドライアイス等の冷却剤を利用しているが、長期の保存には、冷却剤の頻繁な補充が必要であり、特に、多数の遺体の保存を必要とするとき、保存手数と保存コストが嵩むという欠点がある。
【0004】
また、冷媒の圧縮・膨張に基づく冷却サイクルを利用した冷媒圧縮機付きの冷却装置を備えた遺体収納保存システムが、例えば、特許文献1,同2,同3などで提案されている。
【0005】
しかしながら、この種の遺体収納保存システムの場合も、電動機駆動による冷却圧縮装置を利用する必要があるため、遺体の搬送中電源を確保する必要上、重量が大きくなり、特に、多数の遺体の保存を必要とするとき、保存手数と保存コストが嵩むという欠点がある。
【0006】
さらにまた、断熱性かつ機密性の複数の素材を組合せた多層構造からなる袋体であって、遺体収納後に密封し得る開口部を有するものに遺体を収納し、該袋体に付加された少なくとも一つの連通部を介して内部を実質上無酸素状態とすると共に、遺体を急速冷却せしめる液化ガスを液化ガス源から注入するように構成した遺体収納保存システムが、特許文献4で提案されている。
【0007】
上記遺体収納保存システムにおいて、袋体に2個の連通部を設けたものによれば、先ず、遺体を袋体の開口部から収納し、開口部を密閉した後、一方の連通部に高圧ボンベの接続部を接続し、液化ガスの注入に先立ち、他方の連通部のバルブを開放し、次に、高圧ボンベのバルブを開放することにより、袋体内部に一方の連通部を介して液化ガスが注入され、袋体内部の空気を他方の連通部を介して自動的に排出すると共に、袋体内部は急速冷却され、その結果、遺体の保存が可能となるようにし、さらに、液化ガスの注入を追加的に繰り返し行うことにより、遺体の保存期間を長期化できるようにしている。
【0008】
袋体に1個の連通部を設けたものによれば、共通の連通部を介して予め空気排出操作をした後に液化ガスの注入操作を行うことにより対応できるようにしている。
【0009】
しかしながら、この種の遺体収納保存システムの場合、高圧ボンベが必須であり、しかも、操作内容に関し、液化ガスの注入に際し、連通部のバルブの開閉操作を頻繁に行わなければならず、特に、多数の遺体の保存を必要とするとき、保存手数と保存コストが嵩むという欠点がある。
【0010】
犬・猫等の動物の死体の収納袋として、収納袋のプラスチック材料に防水・防臭・防腐効果を施し、開口部をマジックテープ(登録商標)やファスナー等で開閉可能にした構造のものが、特許文献5で提案されている。
【0011】
この収納袋は、動物の死体の収納、搬送を容易化することを目的とするため、死体を死後から焼却や埋葬までの間安置し、比較的長期間に渡って保存できるような密閉構造を有していない。そのため、死体の保存中、その腐敗による悪臭が収納袋の開口部を通して外部に漏出したり、収納袋の素材を透過するという欠点がある。
【0012】
動物の死体の保存装置として、死体を載置するための袋状の吸水シートと、保存剤を収容したスプレー装置とから構成された構造のものが、特許文献6で提案されている。
【0013】
この保存装置の吸水シートは、シート状の吸水部材の両面に、スプレー装置を用いて保存剤を噴霧した水分透過性樹脂フィルムと、水分非透過性樹脂フィルムとを積層して袋状にした構造のものであるので、密閉構造を有していない。そのため、死体を安置し比較的長期間に渡って保存したい場合、保存中、死体の腐敗による悪臭が吸水シートから外部に容易に拡散するという欠点がある。
【0014】
動物の死体の密閉袋として、腐敗防止効果と消臭効果の高い成分を浸透させた紙又は不織布を内装し、防水加工された紙製品又はビニール製品を外装し、ファスナーにて開封できるようにした構造のものが、特許文献7で提案されている。
【0015】
しかしながら、この発明は、死体の密閉化と袋内部の腐敗防止・消臭効果により動物の死体の処理の安全・容易化を図ることを目的とし、内装及び外装の具体的な材質や構造については、何ら開示していない。そのため、死体を安置し比較的長期間に渡って保存したい場合、保存中、死体の腐敗による悪臭が密閉袋の内部から外部に拡散する恐れは大きい。
【特許文献1】特開平1−97455号公報
【特許文献2】特開平2−95366号公報
【特許文献3】特開平4−244153号公報
【特許文献4】特開平9−286701号公報
【特許文献5】実用新案登録第3071935号公報
【特許文献6】実用新案登録第3046073号公報
【特許文献7】特開平10−203576号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0016】
そこで、本発明は、上述したような従来の遺体収納保存システム及び動物死体収納袋・保存装置が有する欠点を改良した人又は動物の死体収納保存袋を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0017】
上記課題を解決するため、本発明の死体収納保存袋は、抗菌・消臭剤を含有するプラスチックフィルムを積層した多層構造シートで製袋し、死体を収納できる幅と長さを有し、周辺の一部に開封可能な開口部を有する袋本体から成る死体収納保存袋において、前記多層構造シートを抗菌・消臭剤を含有するポリエチレンフィルム、ポリビニルアルコールフィルム及びポリプロピレンフィルムの三層構造プラスチックシートから構成し、前記開口部をチャックにより密封可能に構成した。
【0018】
収納保存袋は、多層構造シートの死体に接する内層に抗菌・消臭剤を含有するポリエチレンフィルムを使用したので、死体に付着した細菌及び蚤・蛆等寄生動物の繁殖と、それに伴う腐敗の進行及び悪臭の発生を抑制すると共に、透明度が比較的に良好であるため、内容物が目視できる死体保存袋を得ることができる。また、ポリエチレンフィルムが水分遮断特性に優れているため、死体から出る排泄物や分泌物などの水分が内層を透過する恐れがない。
【0019】
なお、ポリエチレンフィルムとして低密度ポリエチレンフィルムを使用すると、ヒートシール性と透明度が優れているため、製袋機により該袋の周辺の溶着が容易であり、強いシール強度を確保した透明な死体保存袋を容易に得ることができる。また、抗菌・消臭剤を高密度に含有するポリエチレンフィルムを使用すると、死体に付着した細菌及び蚤・蛆等寄生動物などは短時間で死滅し、そのため、腐敗の進行及び悪臭の発生をほぼ完全に抑制できる収納保存袋を得ることができる。
【0020】
収納保存袋は、多層構造シートの中間層にポリビニルアルコールフィルムを使用したので、ガスバリア性と透明度が優れているため、腐敗の進行により発生するガスが中間層を透過して袋外部に放出したり、外部の空気等が中間層を透過して袋内部に侵入する恐れがない透明な死体保存袋を容易に得ることができる。
【0021】
収納保存袋は、多層構造シートの外層にポリプロピレンフィルムを使用したので、機械的強度と透明度が良好で着色性に優れているため、衝撃に強く、長期間の使用に耐え、表面に印刷可能で光沢のある透明で高品質な死体保存袋を容易に得ることができる。
【0022】
収納保存袋は、開口部をチャックにより密封可能に構成したので、内部に残留する臭気が開口部を通して袋外部に漏出する恐れがなく、透明性を有する死体保存袋を形成するので、収納した死体を長期の保存中袋外部から透視できる。
【0023】
請求項2では、三層構造プラスチックシートを、ポリエチレンフィルムの厚さが100マイクロメートル、ポリビニルアルコールフィルムの厚さが12マイクロメートル、及びポリプロピレンフィルムの厚さが20マイクロメートルの積層構造シートから構成したので、従来のような特別な遺体収納保存システムを採用することなく、簡単な構造で死体を長期間保存可能な収納保存袋を得ることができる。
【0024】
また、収納保存袋は、全厚さが132マイクロメートルの積層構造シートから構成したので、薄く折り畳むことができ、天災や事故に備えて多数を保管するにも便利であり、使用時には、折り畳まれた表面と裏面を上下に引っ張り広げるだけで形態上安定した箱型の保存容器が容易に形成でき、そのため、多数の死体の収納作業が容易となる。
【0025】
請求項3では、袋本体に排気用の開閉弁を設けたので、死体を収納し開口部をチャックにより密封して収納保存袋を密閉した後、袋本体を押圧するだけで、本体内部に残留した空気又はその後発生したガスを排出できる。そのため、袋内部はチャックで密封したままで容易に無酸素状態とすることができる。
【0026】
請求項4では、ポリエチレンフィルムとして、直鎖状低密度ポリエチレンフィルムを使用したので、引裂・引張・突刺強度及び耐ピンホール特性に優れているため、丈夫でヒートシール性と透明度が優れた収納保存袋を得ることができる。
【0027】
請求項5では、ポリビニルアルコールフィルムとして、延伸ポリビニルアルコールフィルムを使用したので、超ガスバリア性の収納保存袋を得ることができる。
【0028】
請求項6では、ポリプロピレンフィルムとして、延伸ポリプロピレンフィルムを使用したので、機械的強度が向上しさらに高品質な収納保存袋を得ることができる。
【発明の効果】
【0029】
本発明の死体収納保存袋は、死体の長期間に渡る保存中、密封袋を形成し、腐敗の進行と悪臭の発生を抑制し、水分、ガス等の外部への漏出を阻止する効果を有する。従って、本発明の死体収納保存袋は、ドライアイス等で冷却せずに長期間常温の室内で安置することができる。特に、SARS(重症急性呼吸器症候群)ウィルスなど、動物体内で増殖して人へ感染させるおそれある病原体は、本発明の密封袋内で死滅し、或は当該密封袋の外部に伝播するおそれがない。
【0030】
さらに、本発明の死体収納保存袋は、保管に便利であり、死体の収納処理を容易化し、保存中も、死体を外部から目視できるという効果を有する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0031】
本発明の実施の形態の一例について添付した図面に基づき説明する。図1は本発明の死体収納保存袋を広げた状態の正面図、図2は図1のA−A線に沿う断面図、図3は本発明の死体収納保存袋の使用状態の斜視図を示す。
【0032】
図1に示すように、本発明の死体収納保存袋の本体7は、動物、例えば、犬が収納できる幅、長さ及び厚みを有する一対の上部・下部プラスチックシート1、2及び一対の側部プラスチックシート3、4を重ね合わせ、製袋機を用いて、開口部5を有する辺を除き、重ね合わせられた夫々の辺をヒートシールしてシール部6を形成し、上部プラスチックシート1の一辺に開口部5を有する箱型の収納保存容器として構成されており、開口部5はチャック8により密封可能に形成されている。
【0033】
図2に示すように、収納保存袋の本体7を構成する上部・下部・側部プラスチックシート1、2、3、4は、夫々、内層として抗菌・消臭剤を含有する直鎖状低密度ポリエチレンフィルム9、中間層として延伸ポリビニルアルコールフィルム10、外層として延伸ポリプロピレンフィルム11を積層した三層構造シートを構成する。
【0034】
直鎖状低密度ポリエチレンフィルム9は、抗菌・消臭剤として、植物に含まれる苦味成分「カテキン」を厚さ100マイクロメートルの全体に渡って高密度に含有しており、強力な抗菌・消臭力を有すると共に、丈夫な内層を形成する。そのため、犬の死体に付着する細菌及び蚤・蛆等寄生動物などは数時間で死滅するので、その繁殖と、それに伴う腐敗の進行及び悪臭はほぼ完全に抑制され、また、死体の収納・搬送・安置中における内層の引裂・突刺などによる破損は防止される。さらにまた、死体から排出し、分泌する水分が内層を透過して袋本体7の外部に放出することは防止される。
【0035】
なお、抗菌・消臭剤としては、「カテキン」に限られるものではなく、ジフェニールエーエル、シリコン第4級アンモニウム塩などの抗菌剤、銅、鉄、銀、亜鉛等の金属塩などの消臭剤でも良い。
【0036】
厚さ100マイクロメートルの直鎖状低密度ポリエチレンフィルム9には、厚さ12マイクロメートルの延伸ポリビニルアルコールフィルム10と、厚さ20マイクロメートルの延伸ポリプロピレンフィルム11とが積層され、全厚さ132マイクロメートルの三層構造シート1、2、3、4が形成される。これにより、ガスバリア性が高く、機械的強度が大きく、透明で高品質な収納保存袋本体7が得られるので、腐敗の進行により発生するガスが中間層及び外層を透過して袋本体7の外部に放出することや、外気が袋本体7の内部に浸入することは防止される。
【0037】
チャック8は、開口部5を有する袋本体7の一辺の内部表面にヒートシールされた凹凸嵌合式の一対のプラスチック製チャックシートから構成されている。これにより、袋本体7は、開口部5が開封自在な密封袋を形成し、内外の気体及び液体が開口部5を介して漏出したり侵入するのを阻止する。なお、チャックは凹凸嵌合式構造に限られるものではなく、他の構造にしても良く、また、粘着方式等の他の密封手段を組合せても良い。
【0038】
図3は、犬の死体を袋本体7に収納した使用状態を示す。袋本体7は、全厚さ132マイクロメートルのプラスチックシート1、2、3、4から構成されているので、保管時には、薄く折り畳むことができ、使用時には、折り畳まれて表面・裏面を形成する上部・下部プラスチックシート1、2を摘んで上下に引っ張り、広げるだけで、形態上安定した箱型の保存容器を容易に形成できる。従って、死体の収納作業は容易であると共に、本発明の収納保存袋は棺の役目を果たす。
【0039】
図1及び図3に示すように、袋本体7の上部プラスチックシート1の所定位置には、排気用の開閉弁12が設けられている。開閉弁12は、上部プラスチックシート1を押圧することにより、袋本体7の内部の空気を排出できるように構成されている。そのため、死体の収納後に開口部5をチャック8により密封して袋本体7を密閉した後でも、袋本体7の内部は容易に無酸素状態とすることができる。従って、安置中死体の腐敗の進行により発生するガスも密閉された袋本体7から容易に排出できる。
【0040】
開閉弁12を設ける位置は、図示するような上部プラスチックシート1の一端に限られるものではなく、袋本体7の任意の位置に設けても良い。また、排気用の開閉弁12は、その構造も問わない。開閉弁12に抗菌消臭フィルターを取付けるようにすれば、汚染された内部のガスを容易に浄化して排出できるので好適である。
【0041】
三層構造プラスチックシートを構成するポリエチレンフィルム、ポリビニルアルコールフィルム及びポリプロピレンフィルムは透明度が高く、ポリプロピレンフィルムはさらに着色性が高いので、袋本体7は袋外部から内部の死体を透視できるように構成できると共に、製袋後その外部表面に容易に多様な模様、色彩を付することができる。また、いずれのプラスチックフィルムも焼却可能な素材であるので、本発明の保存袋は、安置後に死体と共に火葬に付しても有毒ガスを発生することはない。
【0042】
上記実施例の死体収納保存袋を用い、以下の条件の下、小型犬及び猫(約10キログラム)の死体を用いて3回試験をした。その結果、いずれの場合も、試験体の腐敗の進行はほとんど見られず、従って、ガスの発生による保存袋の膨張も見られなかった。また、試験体から出る排出物や分泌物などの水分が袋外部に漏出している痕跡は見られなかった。さらに、保存中に保存袋に破損は見られなかった。
試験期間:第1回 平成15年9月15日〜平成15年10月 9日
第2回 平成16年4月 2日〜平成16年 4月30日
第3回 平成16年8月20日〜平成16年 9月12日
試験場所:常時使用する普通乗用車の後部トランク内に載置して保存
【図面の簡単な説明】
【0043】
【図1】本発明の一実施形態の平面図。
【図2】図1のA−A線に沿う断面図。
【図3】本発明の使用状態の斜視図。
【符号の説明】
【0044】
1…上部プラスチックシート
2…下部プラスチックシート
3、4…側部プラスチックシート
5…開口部
6…シール部
7…袋本体
8…チャック
9…直鎖状低密度ポリエチレンフィルム
10…延伸ポリビニルアルコールフィルム
11…延伸ポリプロピレンフィルム
12…開閉弁

【特許請求の範囲】
【請求項1】
抗菌・消臭剤を含有するプラスチックフィルムを積層した多層構造シートで製袋し、死体を収納できる幅と長さを有し、周辺の一部に開封可能な開口部を有する袋本体から成る死体収納保存袋において、前記多層構造シートを抗菌・消臭剤を含有するポリエチレンフィルム、ポリビニルアルコールフィルム及びポリプロピレンフィルムの三層構造プラスチックシートから構成し、前記開口部をチャックにより密封可能に構成したことを特徴とする死体収納保存袋。
【請求項2】
前記三層構造プラスチックシートを、前記ポリエチレンフィルムの厚さが100マイクロメートル、前記ポリビニルアルコールフィルムの厚さが12マイクロメートル、及び前記ポリプロピレンフィルムの厚さが20マイクロメートルの積層構造シートから構成したことを特徴とする請求項1に記載の死体収納保存袋。
【請求項3】
前記袋本体に排気用の開閉弁を設けたことを特徴とする請求項1または2に記載の死体収納保存袋。
【請求項4】
前記ポリエチレンフィルムとして、直鎖状低密度ポリエチレンフィルムを使用したことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の死体収納保存袋。
【請求項5】
前記ポリビニルアルコールフィルムとして、延伸ポリビニルアルコールフィルムを使用したことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の死体収納保存袋。
【請求項6】
前記ポリプロピレンフィルムとして、延伸ポリプロピレンフィルムを使用したことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の死体収納保存袋。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2006−116069(P2006−116069A)
【公開日】平成18年5月11日(2006.5.11)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−306913(P2004−306913)
【出願日】平成16年10月21日(2004.10.21)
【出願人】(503214933)
【Fターム(参考)】