説明

水切り遊び用人造石

【課題】繰返し使用することが可能で、自然の石を使用しない水切り遊び用の人造石を提供する。
【解決手段】材料として塩化ビニール等プラスチックで作製し、水をよごさずに何回でも同じ水切り遊び用の人造石を使って楽しめるよう、内部を空洞とし、投げた後水面に浮くように重さを調節する。屋外だけでなく、室内で、例えばプール等を利用して遊ぶ場合を想定し、判別するために水切り遊び用の人造石の表面に好みの色・模様を付加する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は水切り遊び用の石に関するものである。
【従来の技術及び問題点】
【0002】
(1)自然石は海岸の埋立て、河川の堤防のかさ上げ、防波堤等による自然の渚の消滅により水切り自然石のある所も非常に少なくなった。形の良い物比重の良い物、大きさの手頃な物を見つけるのが、困難になってきた。
(2)陶器や素焼の人工石は投げた後、踏むと割れて危険であり割れた残骸は無くならないので長い間厄介物になる。
(3)出願番号特願2011−198846に提案した人造石は海岸や河川を想定したものですが、室内で例えばプール等を利用して遊ぶ場合を想定した場合水をよごす欠点があったし、1度きりで無くなるという欠点があった。
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
この発明の課題は、前記の問題点を解消した水切り遊び用人造石を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0004】
前記の課題を解決するために、この発明は次の手段を採用する。塩化ビニール等プラスチックで作製し・水切り遊びをして投げた後、水面に浮いているように重さを調節して、回収しやすいように工夫した。同じ人造石を何度でも使えるので上手になるように練習するとか、皆で競争するのに便利である。判別するために好みの色・柄をつけて楽しみます。
(1)自然石より入手が容易である。(2)陶器や素焼の人工石は投げた後踏んで割れたり何かの障撃で小さく欠けても海水浴等水遊びの際、割れたりした小さな破片でけがをするおそれがある。
(3)出願番号特願2011−198846で提案した粘土で作製した焼かない人造石は室内のプール等では水をよごすので使用出来ない。今回は屋外でも室内用としても何度でも楽しめるプラスチック製の人造石を提案した。
【発明を実施するための形態】
【0005】
塩化ビニールの水道管内径5.5cm、厚さ4mmを高さ1mに切断し、そのパイプの切断した片方に直径6cm・厚さ4mmの円盤をボンド等ではりつけた後、同じ直径6cm・厚さ4mmの円盤を重しとして入れ、もう一方の切断面に直径6cm・厚さ4mmの円盤をボンド等ではりつけて仕上げます、重りは各個体によってびみようにちがうが約深さの1/3が浮くのが1番望ましく塩化ビニールの板1mm又は2mm又は3mmを底部にはりつけて調節する。判別するために表面に上下なく好みの色・柄をつけて楽しみます。他の大きさ及び他の材質・他の形等を採用する事を妨げない。
【作用及び効果】
【0006】
本発明の水切り遊び用人造石は円盤にしているので投げた時の回転や惰性を持続させ、水の抵抗を少なくする。水に浮くように工夫しているので回収しやすく、又色・柄をつけているので判別しやすく何回も楽しめて、経済的である。投げる時は親指と人さし指でにぎり、水面に対して20度〜25度の角度で投げるのが理想である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の斜視図である
【図2】 この発明の正面図である
【図3】 この発明の真上からの図である
【図4】 この発明の断面図である

【特許請求の範囲】
【請求項1】
塩化ビニール等プラスチックで作製した水切り遊び用人造石屋外だけでなくプール等室内で遊ぶ為、危険がなく、水に浮くように工夫して、回収して何度でも使用出来る、判別しやすいように、表面に色、柄をつけた事を特徴とする水切り遊び用人造石。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2013−85946(P2013−85946A)
【公開日】平成25年5月13日(2013.5.13)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−260967(P2011−260967)
【出願日】平成23年10月18日(2011.10.18)
【出願人】(596015789)
【出願人】(596015790)