説明

水抜栓を備えた可撓性材料からなるプール

【課題】水抜口及び吐水筒を底板シートに形成することができて、しかも使用後の吐水筒からの排水をプールを持ち上げることなく短時間内に行うことのできる水抜栓を備えた可撓性材料からなるプールを提供すること。
【解決手段】底板シート11の環状側壁部12の近傍部分に形成した水抜口に、この水抜口の外側外周を取り囲んで環状側壁部12に取付けるべく可撓性材料によって形成した吐水筒と、折り畳んだ吐水筒を外面側から覆うカバーとからなる水抜栓20を形成して、水抜口の少なくとも一側に取り付けられて、空気の充填によって膨らませられる少なくとも1つの枕体30を備えたこと。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、家庭において幼児のために使用するプールに関し、特に、その略全体をビニール等の可撓性材料によって形成して、空気により膨らませて使用するプールに関するものである。
【背景技術】
【0002】
ビニールにより形成された幼児用の従来プールは、底板シートの周縁に環状側壁部を溶着等の手段によって一体化したものであり、この環状側壁部内に空気室を形成したものである。また、この従来プールは、その空気室内に空気を充填することにより環状側壁部をある程度の剛性を有したものとして立ち上げ、この環状側壁部内に水収容部を形成するようにしたものである。そして、この従来プールの底板シートには、従来栓が設けてあり、この従来栓を開けて水収容部内に収容した水を抜くようにしたものである。
【0003】
ところが、以上の従来栓は、庭の地面やコンクリート面上に置かれた底板シートに取付けたものであるから、その栓部を口部から外したとしても、水収容部内の水は殆ど抜けないか、抜けたとしても相当な時間がかかるものとなっている。何故なら、底板シートは水収容部内の水によって地面上にぴったりと押え付けられた状態になっており、その状態は栓部を外したとしても変化がないからである。
【0004】
そうなると、この従来プールについて、その水収容部内の水を抜こうと思えば、底板シートの一部を持ち上げたり、この底板シートの下に何かを入れたりしなければならず、この従来プールの片付けは結構大変な作業となるのである。
【0005】
そこで、本発明者は、特許文献1に示すような発明を行って上記問題の解決を図るようにしたのである。
【特許文献1】特開2005−113406号公報、要約、図2〜図4
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明者が提案している特許文献1の発明は、当該公報の図2〜図4を図5〜図7として示すように、
「可撓性材料によって形成した底板シートの周縁に、空気室を有したものとして可撓性材料によって形成した環状側壁部を一体化して、空気室に空気を充填することにより環状側壁部を立ち上げて内部に水収容部を形成するようにしたプールにおいて、
環状側壁部、またはこれと底板シートとの境界部分に水抜口を形成するとともに、この水抜口の外側外周を取り囲んで側壁部に取付けるべく可撓性材料によって形成した吐水筒と、折り畳んだ吐水筒を外面側から覆うカバーとからなる水抜栓を備えたことを特徴とする可撓性材料からなるプール」
であり、これにより、可撓性材料により形成した長所を十分生かすことができて、水抜きを簡単にかつ短時間内に行うことができるプールを簡単な構造によって提供することができたものである。
【0007】
しかしながら、その後の発明者の検討によると、「環状側壁部、またはこれと底板シートとの境界部分に水抜口を形成する」ためには、図5に示すように、水抜栓の両側に位置する「環状側壁部」に「第2区画溶着部」を形成しなければならないため、製造工程が従来に比して増加し、コストが増大することが解ったのである。また、「環状側壁部、またはこれと底板シートとの境界部分に水抜口を形成する」と、水抜口からの排水を最後まで完全に行い辛く、どうしても排水の最終段階では、プール自体を持ち上げてやらないといけない場合が発生していたのである。
【0008】
そこで、本発明者等は、本明細書の上記段落0001で述べている従来のプールとそれ程コストが増大せず、しかも使用後の排水を、短時間内にかつ持ち上げ等の余分な作業を要することなく行えるようにするにはどうしたらよいか、について種々検討を重ねてきた結果、本発明を完成したのである。
【0009】
すなわち、本発明の目的とするところは、水抜口及び吐水筒を底板シートに形成することができて、しかも使用後の吐水筒からの排水をプールを持ち上げることなく短時間内に行うことのできる水抜栓を備えた可撓性材料からなるプールを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0010】
以上の課題を解決するために、本発明の採った手段は、後述する最良形態の説明中で使用する符号を付して説明すると、
「可撓性材料によって形成した底板シート11の周縁に、空気室13を有したものとして可撓性材料によって形成した環状側壁部12を一体化して、空気室13に空気を充填することにより環状側壁部12を立ち上げて内部に水収容部14を形成するようにしたプール10において、
底板シート11の環状側壁部12の近傍部分に形成した水抜口15に、この水抜口15の外側外周を取り囲んで環状側壁部12に取付けるべく可撓性材料によって形成した吐水筒21と、折り畳んだ吐水筒21を外面側から覆うカバー22とからなる水抜栓20を形成して、
水抜口15の少なくとも一側に取り付けられて、空気の充填によって膨らませられる少なくとも1つの枕体30を備えたことを特徴とする可撓性材料からなるプール10」
である。
【0011】
すなわち、このプール10は、図1にも示すように、ビニール等の可撓性材料によって形成した底板シート11の周縁上に、同じく可撓性材料によって形成されて、内部に空気室13を形成するようにした環状側壁部12を一体化することにより、この環状側壁部12の内側に水を張ることのできる水収容部14を形成したもので、そのままであると従来プールと略同じであるが、後述する水抜栓20及び枕体30の構成が従来プールと全く異なっているものである。
【0012】
また、このプール10においては、水抜栓20を取付けるために、まず、図1〜図3に示すように、従来プールと同様な方法によって環状側壁部12側に空気室13を区画するための加工を施すとともに、底板シート11の環状側壁部12の近傍部分に水抜口15を形成する。なお、各空気室13は、二枚の可撓性材料を部分的に溶着することにより形成されるものである。この水抜口15は、環状側壁部12の内側近傍に位置する底板シート11に形成してあればよいものであるから、従来のプールと同様に、環状側壁部12や底板シート11に特別な加工を施す必要はない。
【0013】
そして、このプール10では、図1、図3及び図4に示すように、ビニール等の可撓性材料によって形成した2個の枕体30を、水抜口15の両側に位置する底板シート11の裏面に取り付けた留め具16に、当該各枕体30の留め具31を利用して固定している。この場合、各枕体30は、後述する吐水筒20を広げ得る空間を確保した状態で取り付けられ、かつ空気の充填によって膨らませられるものである。
【0014】
さて、水抜栓20は、ビニール等の可撓性材料によって形成した吐水筒21と、この吐水筒21を図3に示すような状態で丸めて環状側壁部12側に格納しておくためのカバー22とを備えているものである。
【0015】
吐水筒21は、その端部を水抜口15の外周を囲むようにしながら底板シート11に溶着したものであり、可撓性材料によって形成したことから、図3に示す丸めと、図4に示した展開とが自在に行えるものである。なお、この吐水筒21は、その略中央を細くしたものであり、これにより、両端を手でつまんで丸めるときの作業をし易くしている。
【0016】
カバー22は、丸められた吐水筒21を、図3に示すように、底板シート11の裏面にて邪魔にならないように、また水収容部14内に収容した水が外に出てしまわないように格納しておくためのものであり、その格納状態を維持するためのホックが、当該カバー22の先端裏側に取付けてある。
【0017】
各枕体30は、二枚の可撓性材料を、例えば図2に示すような形状に裁断しておいて、その内の一方に、図2に示すような留め具31や空気栓32を溶着しておき、外周縁にて溶着することにより形成したものである。つまり、各枕体30は、その留め具31にて底板シート11側の留め具16に取り付けられるのであり、その空気栓32から空気が充填されることにより、図1等に示すような形状のものに膨らませられるものである。
【0018】
この枕体30は、少なくとも1つ必要であるが、その理由は、カバー22の外しや吐出筒21の展開を簡単に行えるようにするためである。つまり、プール10の底板シート11であって、空気栓32が設けてある部分が、少なくとも1つの枕体30によって少し浮き上がらせた状態に保持されていれば、カバー22を外すために手を簡単に入れることができるだけでなく、吐出筒21の展開が無理なく行えることになるからである。その意味では、これらの枕体30は、水抜口15の両側に、吐水筒20を広げ得る空間を確保した状態で2つ取り付けられているのが最も好ましいものである。
【0019】
これらの各枕体30の使用タイミングとしては、次のようにするのが最も効果的である。つまり、空気室13内に空気を充填する前に、各枕体30内に空気を充填して膨らませておき、これを底板シート11の裏面に設けてある留め具16に、留め具31を利用して取り付ける。その後に、これらの枕体30が下になるようにしてプール10全体を広げてから環状側壁部12内の空気室13に空気を充填して環状側壁部12を立ち上げて、図1に示すような状態にする。
【0020】
そこで、このプール10の水収容部14内に水を入れれば、このプール10は、幼児用のプールとしての機能を発揮することになるが、そのときに、プール10の底板シート11であって、空気栓32が設けてある部分は、少なくとも1つの枕体30によって少し浮き上がらせた状態に保持されている。これらの枕体30や、丸められた空気栓32の分が少し水収容部14内に突出することになるが、各枕体30は空気によって膨らんだものであって柔らかいものであり、空気栓32は小さくなっているから、当該水収容部14内での水遊びに支障をきたすことはない。
【0021】
そして、水収容部14内に水を入れたとき、水抜栓20を構成している吐水筒21の環状端部内には、水収容部14内の水圧が加わる。しかしながら、この吐水筒21は、カバー22により丸めて格納してあるから水圧によって広がることはなく、この吐水筒21が展開して水収容部14内の水を外に排出することはない。
【0022】
このプール10の使用が済めば、カバー22を外し、吐水筒21を、図4に示すように広げれば、水収容部14内の水はこの吐水筒21を通して外部に排出されるのである。このとき、プール10の底板シート11であって、空気栓32が設けてある部分は、少なくとも1つの枕体30によって少し浮き上がらせた状態に保持されているから、カバー22を外すために手を簡単に入れることができる。つまり、カバー22の外しが簡単に行えるのである。
【0023】
さらに、プール10の底板シート11であって、空気栓32が設けてある部分は、少なくとも1つの枕体30によって少し浮き上がらせた状態に保持されているし、水抜口15の中央部側部分は、図4に示したように、当該プール10を設置した地面上にて開口しているから、水収容部14内の水圧はそのまま吐水筒21に掛り、図4中の矢印に示すように、水収容部14内の水は、底板シート11を持ち上げたりプール10を傾斜させたりしなくても円滑に外部に排出される。
【0024】
本発明者等の実験によると、同じ大きさのプールである場合に、従来プールは、底板シートの下側に物を入れたり全体を持ち上げたりして、約30分以上掛かって水の排出がようやく行えたのに対し、本発明のプール10では、何も手を加えないでも約5分程度で水収容部14内の水の排出は完了した。
【0025】
従って、本発明に係るプール10は、可撓性材料により形成した長所を十分生かすことができて、水抜口15及び吐水筒21を底板シート11に形成することができ、しかも使用後の吐水筒21からの排水を当該プール10を持ち上げることなく短時間内に行うことができるものとなっているのである。
【発明の効果】
【0026】
以上の通り、本発明にあっては、
「可撓性材料によって形成した底板シート11の周縁に、空気室13を有したものとして可撓性材料によって形成した環状側壁部12を一体化して、空気室13に空気を充填することにより環状側壁部12を立ち上げて内部に水収容部14を形成するようにしたプール10において、
底板シート11の環状側壁部12の近傍部分に形成した水抜口15に、この水抜口15の外側外周を取り囲んで環状側壁部12に取付けるべく可撓性材料によって形成した吐水筒21と、折り畳んだ吐水筒21を外面側から覆うカバー22とからなる水抜栓20を形成して、
水抜口15の少なくとも一側に取り付けられて、空気の充填によって膨らませられる少なくとも1つの枕体30を備えたこと」
にその構成上の特徴があり、これにより、
水抜口15及び吐水筒21を底板シート11に形成することができて、しかも使用後の吐水筒21からの排水を当該プール10を持ち上げることなく短時間内に行うことができる可撓性材料からなるプール10を提供することができるのである。
【発明を実施するための最良の形態】
【0027】
次に、以上のように構成した本発明を、図面に示した最良の形態であるプール10について説明すると、次の通りである。
【0028】
図1には、本発明に係るプール10の斜視図が示してある。このプール10は、その各空気室13内に空気を充填して立ち上げた環状側壁部12を底板シート11の周縁に溶着によって一体化したものであり、底板シート11の裏側には空気を入れて膨らませた2個の枕体30が取り付けてある。つまり、このプール10を構成している底板シート11、環状側壁部12、後述する水抜栓20及び各枕体30の全てについて、ビニール等の可撓性材料により形成したものであり、各部の接合は、これらの可撓性材料を、熱または高周波ウエルドによる溶着により行っているものである。
【0029】
そして、環状側壁部12については二枚の可撓性材料を重ねて溶着することにより、従来プールにおける各空気室のような空気室13を形成しているものである。本最良形態では、この空気室13を1つとしているるが、この空気室13を複数形成することにより、1つの空気室13に穴が開いたとしても他の空気室13で持ち応えられるようにして実施してもよい。
【0030】
また、このプール10の底板シート11の、環状側壁部12の内側近傍になる部分には、水抜口15の形成と後述する水抜栓20の取付け(実際は吐水筒21やカバー22の溶着)を行っているのである。この水抜口15の両側に位置する底板シート11の裏面には、図2にも示したように、後述する吐水筒20を広げ得る空間を確保した状態で各枕体30を取り付けられるようにする留め具16が設けてある。本最良形態の留め具16としては、所謂「ホック」を使用しているが、面ファスナーを使用してもよい。
【0031】
以上の水抜口15の形状は種々考えられるが、本最良形態では、基本的には楕円としてあり、かつ、その長軸がプール10の内外方向となるようにしたものである。この水抜口15は、当然プール10の水収容部14内に張った水を排出するためのものであり、その排出時にはその一部が設置場所である地面上にあり、かつ他方部分が地面より浮き上がっていると、水の自然な流れを利用して排水効果を高めることができるからである。
【0032】
なお、本最良形態に係るプール10では、図1に示したように、環状側壁部12に上から係合されるスベリ台17や日除け18を備え付けることができるものとしてある。これらのスベリ台17や日除け18も可撓性材料を使用して空気を入れて膨らませるものであり、環状側壁部12の上端に係合できるアーム部を有したものである。なお、日除け18のプール10内側部分には、水道水を放出するシャワーノズル口18aが設けてある。
【0033】
さて、水抜栓20であるが、基本的にはビニール等の可撓性材料を裁断及び溶着して形成したものであり、図3及び図4に示したように、水を排出するための筒状にした吐水筒21と、この吐水筒21を丸めて環状側壁部12の外側に格納しておくためのカバー22とからなっている。
【0034】
吐水筒21は、単純には、二枚の可撓性材料を重ねておいて、水抜口15側及びこれとは反対側を開口状態にした溶着を行えば、でき上がりとなるものである。本最良形態の吐水筒21では、その吐出側開口端の近傍に補強材を収納して溶着部により包み込むことにより、この補強材が吐水筒21の先端に位置するようにしてある。また、この吐水筒21では、その補強材側先端部が幅広となるようにしてあるが、これは、補強材を中心にして吐水筒21全体を図3に示したように丸める作業を簡単に行えるようにするためである。
【0035】
なお、本最良形態の吐水筒21にあっては、補強材の外側開口端の内面側にファスナーがそれぞれ形成してある。このファスナーは、吐水筒21の先端開口をしっかりと閉じるためのものであり、図3に示したように丸めてカバー22により覆ったときに、プール10側の水収容部14内に水を張ったときに、水洩れが全くないようにするためのものであり、吐水筒21を丸めるときのズレを防止するものでもある。
【0036】
カバー22は、図3に示したような丸めを行った吐水筒21を覆うものであり、その自由端の内側に設けたホックを、環状側壁部12の外側に取付けておいた側壁ホックに係止させることにより、丸めた吐水筒21全体の格納を、図2に示したように行うものである。
【0037】
なお、本最良形態の吐水筒21及びカバー22は、透明な可撓性材料によって形成したものであり、その丸め状態や格納状態が正しい位置にあるかの確認を外から容易にできるようにしてある。
【0038】
各枕体30は、二枚の可撓性材料を、例えば図2に示したような形状に裁断しておいて、その内の一方に、図2に示すような留め具31や空気栓32を溶着しておき、外周縁にて溶着することにより形成したものである。
【0039】
また、各枕体30は、その留め具31にて底板シート11側の留め具16に取り付けられるのであり、その空気栓32から空気を充填することにより、図1等に示したような形状のものに膨らませられるものである。勿論、この最良形態における留め具31は、プール10側の留め具16に係合できるホックとしてあるが、これに変えて留め具16に合った面ファスナーとして実施してもよい。
【図面の簡単な説明】
【0040】
【図1】本発明に係るプールの展開状態を示す斜視図である。
【図2】同プールにおいて使用している枕体の拡大平面図である。
【図3】図1中の1−1線に沿ってみた水抜栓の丸め状態を示す部分拡大縦断面図である。
【図4】図1中の1−1線に沿ってみた水抜栓の全展開状態、つまり排水状態を示す部分拡大縦断面図である。
【図5】従来プールの部分正面図である。
【図6】図5に示した従来プールの2−2線に沿ってみた部分拡大断面図である。
【図7】従来プールにおける水抜栓を全開にしたときの部分拡大断面図である。
【符号の説明】
【0041】
10 プール
11 底板シート
12 環状側壁部
13 空気室
14 水収容部
15 水抜口
16 留め具
17 スベリ台
18 日除け
18a シャワーノズル口
20 水抜栓
21 吐水筒
22 カバー
30 枕体
31 留め具
32 空気栓

【特許請求の範囲】
【請求項1】
可撓性材料によって形成した底板シートの周縁に、空気室を有したものとして可撓性材料によって形成した環状側壁部を一体化して、前記空気室に空気を充填することにより前記環状側壁部を立ち上げて内部に水収容部を形成するようにしたプールにおいて、
前記底板シートの前記環状側壁部の近傍部分に形成した水抜口に、この水抜口の外側外周を取り囲んで前記側壁部に取付けるべく可撓性材料によって形成した吐水筒と、折り畳んだ前記吐水筒を外面側から覆うカバーとからなる水抜栓を形成して、
前記水抜口の両側に、前記吐水筒を広げ得る空間を確保した状態で取り付けられて、空気の充填によって膨らませられる少なくとも2つの枕体を備えたことを特徴とする可撓性材料からなるプール。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2007−231566(P2007−231566A)
【公開日】平成19年9月13日(2007.9.13)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−52754(P2006−52754)
【出願日】平成18年2月28日(2006.2.28)
【出願人】(398063825)株式会社ヒオキコーポレーション (9)