水路パネル構造及び改修パネル工法
【課題】本発明は、ＦＲＰ板に代えてセラミックパネルを使用した水路パネル構造及び改修パネル工法を提供する。
【解決手段】Ｕ字状（図１においては片側だけを示す）の既設側溝５の側壁内面側に隙間を空けて張設される多数枚の長方形のセラミックパネル１と、該セラミックパネル１を上下方向３個所で前記既設側溝５に固定する多数個のステンレスオールアンカー２と、前記既設側溝５の側壁内面と前記セラミックパネル１との前記隙間に流し込み充填されるパネル接着剤３とから改修側壁が形成される。さらに前記既設側溝５の側壁天面に隙間を空けて張設される多数枚の長方形のセラミック笠木４と、該セラミック笠木４を張設する多数個のステンレスオールアンカー２と、前記既設側溝５の側壁天面と前記セラミック笠木４との前記隙間に流し込み充填されるパネル接着剤３とから改修天面が形成される。
【解決手段】Ｕ字状（図１においては片側だけを示す）の既設側溝５の側壁内面側に隙間を空けて張設される多数枚の長方形のセラミックパネル１と、該セラミックパネル１を上下方向３個所で前記既設側溝５に固定する多数個のステンレスオールアンカー２と、前記既設側溝５の側壁内面と前記セラミックパネル１との前記隙間に流し込み充填されるパネル接着剤３とから改修側壁が形成される。さらに前記既設側溝５の側壁天面に隙間を空けて張設される多数枚の長方形のセラミック笠木４と、該セラミック笠木４を張設する多数個のステンレスオールアンカー２と、前記既設側溝５の側壁天面と前記セラミック笠木４との前記隙間に流し込み充填されるパネル接着剤３とから改修天面が形成される。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【０００１】
本発明は、農業用水、下水道、工業用水などの既設の水路内面や一般コンクリート構造物の補修・改修するための水路パネル構造及び改修パネル工法に関する。
【背景技術】
【０００２】
農業用水、下水道、工業用水などの水路では、長期間に亘って使用しているとコンクリートの経年劣化や震災等の影響により水路内面に凹みや亀裂が生じるため、定期的に改修をする必要がある。
一般的な改修工法としては、水路内面にポリウレタン樹脂塗料やエボキシ樹脂塗料を吹付けたり、ＦＲＰ（繊維強化プラスチック）板を張設することが行われている。
従来、既設水路の内面に充填材を介してＦＲＰ板を張設して水路内面を補修するライニング工法が知られている（特許文献１を参照）。
この公知技術は、既設水路の内面適宜個所にスペーサを介して接着剤でもってＦＲＰ板を固定する際、既設水路に前記ＦＲＰ板をそのスペーサでもって所要の間隙を持たせた後、前記ＦＲＰ板の移動を阻止した状態で、前記間隙に充填材を注入固化する水路内面のライニング工法である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
【特許文献１】特開２００３−９６７５０号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
本発明は、農業用水、下水道、工業用水などの既設の水路内面や一般コンクリート構造物の補修・改修するためのＦＲＰ板に代えてセラミックパネルを使用した水路パネル構造及び改修パネル工法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００５】
本発明の水路パネル構造は、Ｕ字状の既設側溝の側壁内面側に隙間を空けて張設される長方形のセラミックパネルと、該セラミックパネルを上下方向３個所で前記既設側溝に固定するステンレスオールアンカーと、前記既設側溝の側壁内面と前記セラミックパネルとの前記隙間に流し込み充填されるパネル接着剤とから改修側壁が形成され、さらに前記既設側溝の側壁天面に隙間を空けて張設されるセラミック笠木と、該セラミック笠木を固定するステンレスオールアンカーと、前記既設側溝の側壁天面と前記セラミック笠木との前記隙間に流し込み充填されるパネル接着剤とから改修天面が形成されるものである。
【０００６】
本発明の改修パネル工法は、長方形のセラミックパネル１の大きさに合わせて前記既設側溝の側壁内面上下方向３個所にステンレスオールアンカーの深さでドリルにより穿孔し、前記穿孔個所に既設側溝の側壁内面側に隙間を空けて前記セラミックパネルを設置し、前記穿孔に前記ステンレスオールアンカーを挿入し、前記ステンレスオールアンカーの座金、ナットで前記セラミックパネルを締付けた後、前記ステンレスオールアンカーの芯棒をハンマー等で打設して前記穿孔内の前記ステンレスオールアンカーの外周部を膨らませて前記セラミックパネルを固定し、前記既設側溝の側壁内面と前記セラミックパネルとの前記隙間にパネル接着剤を流し込み充填させ、さらに、前記既設側溝の側壁天面にステンレスオールアンカーの深さでドリルにより穿孔し、前記既設側溝の側壁天面に隙間を空けてセラミック笠木を設置し、前記穿孔に前記ステンレスオールアンカーを挿入し、前記ステンレスオールアンカーの座金、ナットで前記セラミック笠木を締付けた後、前記ステンレスオールアンカーの芯棒をハンマー等で打設して前記穿孔内の前記ステンレスオールアンカーの外周部を膨らませて前記セラミック笠木を固定し、前記既設側溝の側壁内面と前記セラミック笠木との前記隙間にパネル接着剤を流し込み充填させるものである。
【発明の効果】
【０００７】
本発明の水路パネル構造は、様々な構造物に適用でき、耐久性に優れ、取り壊し時の分別無くＲＣにして再生可能である等の効果がある。
本発明の改修パネル工法は、四季を問わず施工可能であり、簡単に施工でき、養生及び暖房費の大幅削減でき、総合的にエコに優しい工法である等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
【図１】本発明の水路パネル構造の一部省略横断面図である。
【図２】本発明の水路パネル構造の一部省略縦断面図である。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
本発明の水路パネル構造の一実施例を添付図面に基づいて、以下に説明する。
図１の一部省略横断面図に示すように、本発明の水路パネル構造は、Ｕ字状（図１においては片側だけを示す）の既設側溝５の側壁内面側に隙間を空けて張設される多数枚の長方形のセラミックパネル１と、該セラミックパネル１を上下方向３個所で前記既設側溝５に固定する多数個のステンレスオールアンカー２と、前記既設側溝５の側壁内面と前記セラミックパネル１との前記隙間に流し込み充填されるパネル接着剤３とから改修側壁が形成され、さらに前記既設側溝５の側壁天面に隙間を空けて張設される多数枚の長方形のセラミック笠木４と、該セラミック笠木４を張設する多数個のステンレスオールアンカー２と、前記既設側溝５の側壁天面と前記セラミック笠木４との前記隙間に流し込み充填されるパネル接着剤３とから改修天面が形成される。
【００１０】
次に、本発明の改修パネル工法を添付図面に基づいて、以下に説明する。
まず、既設側溝５の側壁内面を洗浄により清掃すると共に乾燥させ、図２の一部省略縦断面図に示すように、長方形のセラミックパネル１の大きさに合わせて前記既設側溝５の側壁内面上下方向３個所にステンレスオールアンカー２の深さでドリルにより穿孔する。
前記穿孔個所に既設側溝５の側壁内面側に隙間を空けて前記セラミックパネル１を設置し、前記穿孔に前記ステンレスオールアンカー２を挿入し、前記ステンレスオールアンカー２の座金、ナットで前記セラミックパネル１を締付けた後、前記ステンレスオールアンカー２の芯棒をハンマー等で打設して前記穿孔内の前記ステンレスオールアンカー２の外周部を膨らませて前記セラミックパネル１を固定する。
そして、前記既設側溝５の側壁内面と前記セラミックパネル１との前記隙間にパネル接着剤３を流し込み充填させる。
【００１１】
さらに、前記既設側溝５の側壁天面にステンレスオールアンカー２の深さでドリルにより穿孔する。
前記既設側溝５の側壁天面に隙間を空けてセラミック笠木４を設置し、前記穿孔に前記ステンレスオールアンカー２を挿入し、前記ステンレスオールアンカー２の座金、ナットで前記セラミック笠木４を締付けた後、前記ステンレスオールアンカー２の芯棒をハンマー等で打設して前記穿孔内の前記ステンレスオールアンカー２の外周部を膨らませて前記セラミック笠木４を固定する。
そして、前記既設側溝５の側壁内面と前記セラミック笠木４との前記隙間にパネル接着剤３を流し込み充填させる。
【符号の説明】
【００１２】
１ セラミックパネル
２ ステンレスオールアンカー
３ パネル接着剤
４ セラミック笠木
５ 既設側溝
【技術分野】
【０００１】
本発明は、農業用水、下水道、工業用水などの既設の水路内面や一般コンクリート構造物の補修・改修するための水路パネル構造及び改修パネル工法に関する。
【背景技術】
【０００２】
農業用水、下水道、工業用水などの水路では、長期間に亘って使用しているとコンクリートの経年劣化や震災等の影響により水路内面に凹みや亀裂が生じるため、定期的に改修をする必要がある。
一般的な改修工法としては、水路内面にポリウレタン樹脂塗料やエボキシ樹脂塗料を吹付けたり、ＦＲＰ（繊維強化プラスチック）板を張設することが行われている。
従来、既設水路の内面に充填材を介してＦＲＰ板を張設して水路内面を補修するライニング工法が知られている（特許文献１を参照）。
この公知技術は、既設水路の内面適宜個所にスペーサを介して接着剤でもってＦＲＰ板を固定する際、既設水路に前記ＦＲＰ板をそのスペーサでもって所要の間隙を持たせた後、前記ＦＲＰ板の移動を阻止した状態で、前記間隙に充填材を注入固化する水路内面のライニング工法である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
【特許文献１】特開２００３−９６７５０号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
本発明は、農業用水、下水道、工業用水などの既設の水路内面や一般コンクリート構造物の補修・改修するためのＦＲＰ板に代えてセラミックパネルを使用した水路パネル構造及び改修パネル工法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００５】
本発明の水路パネル構造は、Ｕ字状の既設側溝の側壁内面側に隙間を空けて張設される長方形のセラミックパネルと、該セラミックパネルを上下方向３個所で前記既設側溝に固定するステンレスオールアンカーと、前記既設側溝の側壁内面と前記セラミックパネルとの前記隙間に流し込み充填されるパネル接着剤とから改修側壁が形成され、さらに前記既設側溝の側壁天面に隙間を空けて張設されるセラミック笠木と、該セラミック笠木を固定するステンレスオールアンカーと、前記既設側溝の側壁天面と前記セラミック笠木との前記隙間に流し込み充填されるパネル接着剤とから改修天面が形成されるものである。
【０００６】
本発明の改修パネル工法は、長方形のセラミックパネル１の大きさに合わせて前記既設側溝の側壁内面上下方向３個所にステンレスオールアンカーの深さでドリルにより穿孔し、前記穿孔個所に既設側溝の側壁内面側に隙間を空けて前記セラミックパネルを設置し、前記穿孔に前記ステンレスオールアンカーを挿入し、前記ステンレスオールアンカーの座金、ナットで前記セラミックパネルを締付けた後、前記ステンレスオールアンカーの芯棒をハンマー等で打設して前記穿孔内の前記ステンレスオールアンカーの外周部を膨らませて前記セラミックパネルを固定し、前記既設側溝の側壁内面と前記セラミックパネルとの前記隙間にパネル接着剤を流し込み充填させ、さらに、前記既設側溝の側壁天面にステンレスオールアンカーの深さでドリルにより穿孔し、前記既設側溝の側壁天面に隙間を空けてセラミック笠木を設置し、前記穿孔に前記ステンレスオールアンカーを挿入し、前記ステンレスオールアンカーの座金、ナットで前記セラミック笠木を締付けた後、前記ステンレスオールアンカーの芯棒をハンマー等で打設して前記穿孔内の前記ステンレスオールアンカーの外周部を膨らませて前記セラミック笠木を固定し、前記既設側溝の側壁内面と前記セラミック笠木との前記隙間にパネル接着剤を流し込み充填させるものである。
【発明の効果】
【０００７】
本発明の水路パネル構造は、様々な構造物に適用でき、耐久性に優れ、取り壊し時の分別無くＲＣにして再生可能である等の効果がある。
本発明の改修パネル工法は、四季を問わず施工可能であり、簡単に施工でき、養生及び暖房費の大幅削減でき、総合的にエコに優しい工法である等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
【図１】本発明の水路パネル構造の一部省略横断面図である。
【図２】本発明の水路パネル構造の一部省略縦断面図である。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
本発明の水路パネル構造の一実施例を添付図面に基づいて、以下に説明する。
図１の一部省略横断面図に示すように、本発明の水路パネル構造は、Ｕ字状（図１においては片側だけを示す）の既設側溝５の側壁内面側に隙間を空けて張設される多数枚の長方形のセラミックパネル１と、該セラミックパネル１を上下方向３個所で前記既設側溝５に固定する多数個のステンレスオールアンカー２と、前記既設側溝５の側壁内面と前記セラミックパネル１との前記隙間に流し込み充填されるパネル接着剤３とから改修側壁が形成され、さらに前記既設側溝５の側壁天面に隙間を空けて張設される多数枚の長方形のセラミック笠木４と、該セラミック笠木４を張設する多数個のステンレスオールアンカー２と、前記既設側溝５の側壁天面と前記セラミック笠木４との前記隙間に流し込み充填されるパネル接着剤３とから改修天面が形成される。
【００１０】
次に、本発明の改修パネル工法を添付図面に基づいて、以下に説明する。
まず、既設側溝５の側壁内面を洗浄により清掃すると共に乾燥させ、図２の一部省略縦断面図に示すように、長方形のセラミックパネル１の大きさに合わせて前記既設側溝５の側壁内面上下方向３個所にステンレスオールアンカー２の深さでドリルにより穿孔する。
前記穿孔個所に既設側溝５の側壁内面側に隙間を空けて前記セラミックパネル１を設置し、前記穿孔に前記ステンレスオールアンカー２を挿入し、前記ステンレスオールアンカー２の座金、ナットで前記セラミックパネル１を締付けた後、前記ステンレスオールアンカー２の芯棒をハンマー等で打設して前記穿孔内の前記ステンレスオールアンカー２の外周部を膨らませて前記セラミックパネル１を固定する。
そして、前記既設側溝５の側壁内面と前記セラミックパネル１との前記隙間にパネル接着剤３を流し込み充填させる。
【００１１】
さらに、前記既設側溝５の側壁天面にステンレスオールアンカー２の深さでドリルにより穿孔する。
前記既設側溝５の側壁天面に隙間を空けてセラミック笠木４を設置し、前記穿孔に前記ステンレスオールアンカー２を挿入し、前記ステンレスオールアンカー２の座金、ナットで前記セラミック笠木４を締付けた後、前記ステンレスオールアンカー２の芯棒をハンマー等で打設して前記穿孔内の前記ステンレスオールアンカー２の外周部を膨らませて前記セラミック笠木４を固定する。
そして、前記既設側溝５の側壁内面と前記セラミック笠木４との前記隙間にパネル接着剤３を流し込み充填させる。
【符号の説明】
【００１２】
１ セラミックパネル
２ ステンレスオールアンカー
３ パネル接着剤
４ セラミック笠木
５ 既設側溝
【特許請求の範囲】
【請求項１】
Ｕ字状の既設側溝の側壁内面側に隙間を空けて張設される長方形のセラミックパネルと、該セラミックパネルを上下方向３個所で前記既設側溝に固定するステンレスオールアンカーと、前記既設側溝の側壁内面と前記セラミックパネルとの前記隙間に流し込み充填されるパネル接着剤とから改修側壁が形成され、さらに前記既設側溝の側壁天面に隙間を空けて張設されるセラミック笠木と、該セラミック笠木を固定するステンレスオールアンカーと、前記既設側溝の側壁天面と前記セラミック笠木との前記隙間に流し込み充填されるパネル接着剤とから改修天面が形成されることを特徴とする水路パネル構造。
【請求項２】
長方形のセラミックパネル１の大きさに合わせて前記既設側溝の側壁内面上下方向３個所にステンレスオールアンカーの深さでドリルにより穿孔し、前記穿孔個所に既設側溝の側壁内面側に隙間を空けて前記セラミックパネルを設置し、前記穿孔に前記ステンレスオールアンカーを挿入し、前記ステンレスオールアンカーの座金、ナットで前記セラミックパネルを締付けた後、前記ステンレスオールアンカーの芯棒をハンマー等で打設して前記穿孔内の前記ステンレスオールアンカーの外周部を膨らませて前記セラミックパネルを固定し、前記既設側溝の側壁内面と前記セラミックパネルとの前記隙間にパネル接着剤を流し込み充填させ、さらに、前記既設側溝の側壁天面にステンレスオールアンカーの深さでドリルにより穿孔し、前記既設側溝の側壁天面に隙間を空けてセラミック笠木を設置し、前記穿孔に前記ステンレスオールアンカーを挿入し、前記ステンレスオールアンカーの座金、ナットで前記セラミック笠木を締付けた後、前記ステンレスオールアンカーの芯棒をハンマー等で打設して前記穿孔内の前記ステンレスオールアンカーの外周部を膨らませて前記セラミック笠木を固定し、前記既設側溝の側壁内面と前記セラミック笠木との前記隙間にパネル接着剤を流し込み充填させることを特徴とする改修パネル工法。
【請求項１】
Ｕ字状の既設側溝の側壁内面側に隙間を空けて張設される長方形のセラミックパネルと、該セラミックパネルを上下方向３個所で前記既設側溝に固定するステンレスオールアンカーと、前記既設側溝の側壁内面と前記セラミックパネルとの前記隙間に流し込み充填されるパネル接着剤とから改修側壁が形成され、さらに前記既設側溝の側壁天面に隙間を空けて張設されるセラミック笠木と、該セラミック笠木を固定するステンレスオールアンカーと、前記既設側溝の側壁天面と前記セラミック笠木との前記隙間に流し込み充填されるパネル接着剤とから改修天面が形成されることを特徴とする水路パネル構造。
【請求項２】
長方形のセラミックパネル１の大きさに合わせて前記既設側溝の側壁内面上下方向３個所にステンレスオールアンカーの深さでドリルにより穿孔し、前記穿孔個所に既設側溝の側壁内面側に隙間を空けて前記セラミックパネルを設置し、前記穿孔に前記ステンレスオールアンカーを挿入し、前記ステンレスオールアンカーの座金、ナットで前記セラミックパネルを締付けた後、前記ステンレスオールアンカーの芯棒をハンマー等で打設して前記穿孔内の前記ステンレスオールアンカーの外周部を膨らませて前記セラミックパネルを固定し、前記既設側溝の側壁内面と前記セラミックパネルとの前記隙間にパネル接着剤を流し込み充填させ、さらに、前記既設側溝の側壁天面にステンレスオールアンカーの深さでドリルにより穿孔し、前記既設側溝の側壁天面に隙間を空けてセラミック笠木を設置し、前記穿孔に前記ステンレスオールアンカーを挿入し、前記ステンレスオールアンカーの座金、ナットで前記セラミック笠木を締付けた後、前記ステンレスオールアンカーの芯棒をハンマー等で打設して前記穿孔内の前記ステンレスオールアンカーの外周部を膨らませて前記セラミック笠木を固定し、前記既設側溝の側壁内面と前記セラミック笠木との前記隙間にパネル接着剤を流し込み充填させることを特徴とする改修パネル工法。
【図１】
【図２】
【図２】
【公開番号】特開２０１３−２１５４（Ｐ２０１３−２１５４Ａ）
【公開日】平成２５年１月７日（２０１３．１．７）
【国際特許分類】
【出願番号】特願２０１１−１３４８５７（Ｐ２０１１−１３４８５７）
【出願日】平成２３年６月１７日（２０１１．６．１７）
【出願人】（５０７２５４３１１）
【公開日】平成２５年１月７日（２０１３．１．７）
【国際特許分類】
【出願日】平成２３年６月１７日（２０１１．６．１７）
【出願人】（５０７２５４３１１）
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