説明

洗浄用泡立て具及びその製造方法

【課題】 きめの細かい泡を多量に立てることができるとともに、製造が容易な泡立て具を提供すること。
【解決手段】 洗浄用泡立て具11は、通水シート12よりなる収容袋13と、その収容袋13内に収容された複数の発泡ブロック14とよりなる。泡立て具11を使用する場合には、この泡立て具11に水または湯をしみこませて水分を与えた後、泡立て具11に液体または粉体よりなる石けんをふりかけて、泡立て具11を揉めば、発泡ブロック14及び収容袋13の気泡セルにより泡が発生する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、洗顔時等において使用される洗浄用泡立て具(以下、単に泡立て具という)及びその製造方法に関する。
【背景技術】
【0002】
洗顔石けんやボディソープは、近年、固形のものに替えて、液体や粉体のものが多用されるようになってきている。これらの洗顔石けん等を用いる場合には、きめ細かな泡を多量に立てることが求められる。ところが、洗顔石けん等を手のひらでこすり合わせて泡立てる方法や、タオルを用いた方法では、泡が大きくなり、その量も十分ではない。
【0003】
これを解決するために、泡立てのためのスポンジ製品が、例えば特許文献1において提案されている。また、特許文献2においては、ネットよりなる2重構造の袋部材内に吸湿弾性体を収容した泡立てネットが提案されている。
【特許文献1】特開2004−33794号公報
【特許文献2】実用新案登録第3071693号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、前記特許文献1に記載の泡立て具は、全体が1つのほぼ球状の発泡体によって構成されているため、その中心部には石けんや水等を取り込みにくく、結果として十分な量の泡を立てにくい。このため、この特許文献1を具体化した泡立て具は、気泡セルの大きな発泡体を用いているが、このようにすると水分を保持できず、やはり泡を立てにくい。このため、特許文献1に近似した実際の商品は、外周面の一部に水分保持用のシートを一体的に設けて、水分が発泡体から滴下されないようになっているが、このようにすると、製造が難しくなるばかりでなく、水切れが悪くなって、衛生上好ましくない。
【0005】
特許文献1においては、また、外周面が単純な球面状であるため、石けん等を外周面で保持しにくく、このため、外周面の一部に石けん等を保持するための保持孔を設けてあるが、この小さな孔に石けん等を入れることは面倒でやりにくい。
【0006】
さらに、特許文献2に記載の泡立てネットは、袋部材として、単なる網目構造のものが用いられ、網目の大きさが約1mmとなっている。しかしながら、このような袋部材では、網目の大きさが不適切であるため、泡立て機能が不足する。これを解消するために、この特許文献2に記載の泡立てネットにおいては、袋部材を2重構造にしているが、実際には、袋部材が相互に動いたりして、泡立て機能や泡の保持機能は依然として乏しい。
【0007】
この発明の目的は、以上のような問題を解消して、きめの細かい泡を多量に立てることができるとともに、製造が容易な泡立て具を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
以上の目的を達成するために、洗浄用泡立て具に係る発明においては、軟質合成樹脂製の多孔質の通水シートよりなる収容袋内に複数個の軟質合成樹脂製の発泡ブロックを収容した洗浄用泡立て具において、前記収容袋を、前記通水シートの一部を相互に接着することにより袋状に形成し、前記発泡ブロックの気泡セル数の密度を前記通水シートの気泡セル数の密度よりも高くしたことを特徴とする。
【0009】
請求項2に記載の発明においては、請求項1に記載の発明において、前記通水シートの気泡セル数を1インチ当たり10〜40個の範囲内とし、発泡ブロックのセル数を1インチ当たり25〜60個の範囲内としたことを特徴とする。
【0010】
請求項3に記載の発明においては、請求項1または請求項2に記載の発明において、前記発泡ブロックが除膜処理されたものであることを特徴とする。
請求項4に記載の発明においては、請求項1〜3のうちのいずれか一項に記載の発明において、前記発泡ブロックが直方体形状であることを特徴とする。
【0011】
洗浄用泡立て具の製造方法に係る請求項5に記載の発明においては、少なくとも1枚の多孔質の通水シートを含むシートよりなる収容袋内に複数個の発泡ブロックを収容した洗浄用泡立て具の製造方法において、前記シートを筒状体の内部で凹設状態にするとともに、そのシートの縁部を筒状体の上端から外部に突出させた状態で、シートの内部に前記発泡ブロックを収容し、次いで、別のシートを、前記シート上にその上端開口を塞ぐように重合させて、両シートを相互に接着することを特徴とした。
【0012】
従って、この発明においては、泡立て具に液体または粉体よりなる石けんをふりかけて、泡立て具を揉めば、発泡ブロック及び収容袋の気泡セルにより泡が発生する。この場合、収容袋と各発泡ブロックとの間及び各発泡ブロック間には空間が存在するため、空気が効率よく巻き込まれて、多量のきめ細か泡が生じる。また、発泡ブロックの気泡セルの密度が収容袋の気泡セルの密度よりも高いため、きめ細かな泡が生じるとともに、その泡が収容袋の大きな気泡セルを介して邪魔されることなく、スムーズに外部に出る。収容袋の製造に際しては、例えば、2枚の通水シートを接着により一体化すればよく、簡単である。
【発明の効果】
【0013】
以上のように、この発明においては、きめの細かい泡を多量に立てることができるとともに、泡立て具を簡単に製造することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
以下、この発明を具体化した実施形態を図1〜図4に基づいて説明する。この実施形態の洗浄用泡立て具11は、軟質ポリウレタン製の多孔質の通水シート12よりなる収容袋13(最大内径30〜100mm程度の範囲内、例えば内径70mm)と、その収容袋13内に収容された複数(5〜15個程度、例えば10個)の同じく軟質ポリウレタン製の発泡ブロック14(5〜20mm角程度の大きさ、例えば10mm)とよりなる。そして、発泡ブロック14の気泡セル数は、1インチ当たり25〜70個の範囲内、通水シート12の気泡セル数は、1インチ当たり10〜40個である。従って、発泡ブロック14の気泡セルの密度は、収容袋13の通水シート12の気泡セルの密度よりも高い。
【0015】
前記通水シート12は、ほぼ半球状の第1通水シート12aと、フラットな第2通水シート12bとよりなる。第2通水シート12bは、第1通水シート12aの開口部を塞ぐように配置され、それら12a,12bは融着により相互に接着されている。第1通水シート12a及び第2通水シート12bは、同一材質の通水シートよりなり、それらの気泡セルに対して周知の爆発処理や化学処理等により除膜処理加工が施されている。
【0016】
前記発泡ブロック14は、立方体形状をなし、その気泡セルに対して周知の爆発処理や化学処理等により除膜加工が施されている。また、発泡ブロック14としては、複数の色の異なるものが用いられている。
【0017】
そして、前記収容袋13の容積に対する空間の割合、すなわち前記容積から発泡ブロック14の全体積を除いた割合(これを空隙率とする)は、5%〜45%の範囲内である。
次に、以上のように構成された洗浄用泡立て具11の製造方法を図4(a)〜(d)に基づいて説明する。
【0018】
まず、図4(a)に示すように、筒状体としての金属製の円筒体21の上端開口部に第1通水シート12aを設置する。次いで、図4(b)に示すように、その第1通水シート12aを円筒体21内に押し込んで凹状にするとともに、凹状にされた第1通水シート12a内に複数の発泡ブロック14を収容する。そして、第1通水シート12aの上端開口を閉鎖するように、第1通水シート12a上に第2通水シート12bを重合載置する。
【0019】
次いで、図4(c)に示すように、金属製の熱プレス22により、第1通水シート12a及び第2通水シート12bを円筒体21の上端に対して加熱しながら押圧する。このようにすれば、第1通水シート12a及び第2通水シート12bの重合部が融着されて、相互に接着される。そして、図4(d)に示すように、カッター23により第1通水シート12a及び第2通水シート12bの接着部から外側の縁部分を切り落とし、泡立て具11を円筒体21内から取り出せば、図1に示す泡立て具11となる。
【0020】
以上のように、ほぼ半球状をなす泡立て具11を縫製のような面倒な作業を要することなく、簡単な設備で容易に製造することができる。
このようにして製造された泡立て具11を使用する場合には、この泡立て具11に水または湯をしみこませて水分を与えた後、泡立て具11に液体または粉体よりなる石けんをふりかけて、泡立て具11を揉めば、発泡ブロック14及び収容袋13の気泡セルにより泡が発生する。この場合、収容袋13内に複数の発泡ブロック14が収容されているため、収容袋13と各発泡ブロック14との間及び各発泡ブロック14間には小さな空間が散在する。これらの空間の合計が前述の空隙率を構成する。このため、発泡ブロック14内に空気が石けんとともに効率よく巻き込まれて、多量のきめ細かな泡が生じるとともに、発生した泡が前記空間内に維持される。すなわち、泡立て具11を揉む動作にともなって、泡が連続的に発生するとともに、その泡が前記空間及び収容袋13の気泡セルを介して外に出てくる。この場合、発泡ブロック14の気泡セルの密度が高く、収容袋13の気泡セルの密度がそれより低いため、主として発泡ブロック14によって前記のようにきめ細かな泡が生じるとともに、その泡が収容袋13によって邪魔されることなく、スムーズに外部に出る。加えて、収容袋13の内外の空気及び水分が円滑に出入りするため、泡を効率的に発生させることができる。
【0021】
そして、前記のように、発泡ブロック14間に空間が存在して空気が発泡ブロック14内に巻き込まれやすいため、発泡ブロック14として気泡セルが小さなものを使用できる。このため、前述のようにきめの細かい泡が形成される。そして、発泡ブロック14として気泡セルが小さなものを使用できるため、発泡ブロック14は多量の水分を有効に保持でき、従来とは異なり、水分がすぐに抜けて、常に水分補充を行うような面倒はない。しかも、収容袋13の通水シート12及び発泡ブロック14は気泡セルの除膜処理が施されているため、全体に占める気泡セルの開口率を高くすることができる。このため、石けんや水分の保持可能な量を多くでき、しかも空気の出入り量を多くでき、泡を効率的に発生させることができる。しかも、気泡セルの開口率が高いため、適度に水切れがよく、衛生的である。
【0022】
また、発泡ブロック14間に空間が存在するため、比較的剛性が高く弾力性に富んだ発泡ブロック14を使用しても、大量の泡を発生させることができる。このため、弾力性に富んだ高い発泡ブロック14を使用することにより、形状復元力に優れた泡立て具11とすることができ、泡立て具11を揉む作業を手の動きに有効に応答させて確実に行うことができる。
【0023】
しかも、収容袋13は2枚の通水シート12a,12bを接着により一体化しているため、前述した従来のものとは異なり、それらの間が開くことはなく、内部の発泡ブロック14が外部に出てくることはない。
【0024】
さらには、図1から明らかなように、収容袋13の気泡セルを通して、内部の発泡ブロック14が、あたかもレースカーテンを介した状態のように霞んだ状態で透視されるため、発泡ブロック14として収容袋13と異なる色のものを用い、しかも複数色を用いれば、外観の優れた泡立て具11にすることができる。
【0025】
以上に述べた実施形態の効果は以下の通りである。
・ ほぼ半球状をなす泡立て具11を簡単な設備で容易に製造することができる。
・ きめ細か泡を大量に効率よく発生させることができる。この場合、収容袋13の気泡セル数は、1インチ当たり10〜40個の範囲内であるため、除膜処理と相まって、きめ細かな泡を大量に発生させることができる。また、発泡ブロック14が、1インチ当たり25〜70個の範囲内であるため、収容袋13と同様に、除膜処理と相まってきめ細かな泡を大量に発生させることができる。
【0026】
前記通水シート12は、ほぼ半球状の第1通水シート12aと、フラットな第2通水シート12bとよりなる。第2通水シート12bは、第1通水シート12aの開口部を塞ぐように配置され、それら12a,12bは融着により相互に接着されている。第1通水シート12a及び第2通水シート12bは、同一材質の通水シートよりなり、それらの気泡セルに対して周知の爆発処理や化学処理等により除膜処理加工が施されている。
【0027】
前記発泡ブロック14は、立方体形状をなし、その気泡セルに対して周知の爆発処理や化学処理等により除膜加工が施されている。また、発泡ブロック14としては、複数の色の異なるものが用いられている。
【0028】
そして、前記収容袋13の容積に対する空間の割合、すなわち前記容積から発泡ブロック14の全体積を除いた割合(これを空隙率とする)は、5%〜45%の範囲内である。
・ 発泡ブロック14に多量の水分を保持でき、常に水分補充を行うような面倒を省くことができる。
【0029】
・ 収容袋13の通水シート12及び発泡ブロック14は気泡セルの除膜処理が施されているため、気泡セルの開口率を高くすることができ、石けんや水分の保持可能な量を多くできるとともに、適度に水切れがよく、衛生的に用いることができる。
【0030】
・ 弾力性に富んだ泡立て具11とすることができ、泡立て具11を揉む作業を有効に行うことができる。
・ 内部の発泡ブロック14が収容袋13から外部に出てくることはない。
【0031】
・ 外観が優れ、商品価値の高い泡立て具11にすることができる。
【実施例】
【0032】
表1に実施例と比較例との実験結果を示す。ここで、実施例1〜実施例9には、収容袋13の弾性シートとして、例えば、(株)イノアックコーポレーション社製のポリウレタンフォーム 製品番号「MF―30」を用いた。この「MF―30」は、厚さ3mmで除膜処理が施されている。表2に示すように、実施例及び比較例においては、密度及び単位長さあたりのセル数の異なる複数の種類の弾性シートよりなる収容袋13が用いられている。実施例及び比較例においては、表2のA,E,Gに示すものが用いられる。また、発泡ブロックとして、前記収容袋13と同材質のものが用いられる。この発泡ブロック14としては、表2に示すように、その気泡セル数等、種類の異なるものが6種類(A〜F)実施例及び比較例に用いられている。また、比較例1〜3は、発泡ブロックとして収容袋に収容されることなく、単一の大型のもの(泡立て具11とほぼ同じ大きさ)である。比較例4は、除膜処理を施していない発泡弾性シートよりなる収容袋を用いた。
【0033】
表1の評価は官能評価であり、この評価において、◎は特に優れる、○は優れる、△は普通、×は劣る、をそれぞれ表す。
【0034】
【表1】

【0035】
【表2】

(他の実施形態)
この発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、以下のように変更して具体化してもよい。
【0036】
・ 図5及び図6に示すように、発泡ブロック14として球状のものを用いること。あるいは、楕円球状のものを用いること。
・ 図7に示すように、発泡ブロック14として直方体状(長さ15〜20mm程度)のものを用いること。その他、発泡ブロック14として各種の多面体状のものを用いること。
【0037】
・ 図8に示すように、収容袋13に対し、例えば第1,第2通水シート12a,12bとの間に紐16の一端を固定し、その紐16の他端に吸盤17を結着すること。このように構成すれば、吸盤17を洗面台パネル等に吸着させることにより、泡立て具11を衛生的に、つまり水切りよく保管できる。
【0038】
・ 図9に示すように、収容袋13を1枚の通水シート12により構成するとともに、その一部を絞って全体として袋状に形成し、その内部に発泡ブロック14を収容すること。この場合、収容袋13の絞り部分に吸盤17を有する紐16の端部を把持状に固定することができる。この図9の泡立て具11は、以下のようにして製造される。すなわち、図10(a)(b)に示すように、前記図4(b)と同様に、円筒体31内において、凹状にされた通水シート12内に複数の発泡ブロック14が収容される。そして、径を縮小可能で、かつ加熱可能な圧搾リング32により通水シート12の上端部を合成樹脂製の紐16の一端が把持された状態で絞るとともに、圧搾加熱する。このようにすれば、通水シート12どうし及び通水シート12と紐16とを相互に融着させて接着させることができる。
【0039】
・ 収容袋13として、トリコットやレース等の多孔質のファブリック類(目の粗いものが好ましい)や、ネット等を用いること。
・ 発泡ブロック14として、セル密度、形状、大きさ等が異なるものを組み合わせること。
【0040】
・ 第1実施形態の構成において、収容袋13を構成する通水シート12a,12bのうち、底面側に位置する通水シート12bを他方の通水シート12aよりも充分に保水機能の高いシートを用いること。
【0041】
・ 通水シート12a,12bの接着として接着剤を用いること。例えば、両シート12a,12b間の接着領域に接着剤よりなるフィルムを介在させて加熱すること。
・ 図4(a)〜(d)に示す製造方法において、カッター24を省略し、熱プレス22の熱圧により外側の縁部を溶融切断すること。
【図面の簡単な説明】
【0042】
【図1】実施形態の泡立て具を示す斜視図。
【図2】同じく断面図。
【図3】発泡ブロックの斜視図。
【図4】(a)〜(d)は、泡立て具の製造過程を示すそれぞれ断面図。
【図5】泡立て具の変形例を示す正面図。
【図6】発泡ブロックの変形例を示す正面図。
【図7】発泡ブロックの別の変形例を示す斜視図。
【図8】泡立て具の別の変形例を示す正面図。
【図9】泡立て具のさらに別の変形例を示す正面図。
【図10】(a)(b)は、図9の泡立て具の製造過程を示すそれぞれ断面図。
【符号の説明】
【0043】
11…泡立て具、12…通水シート、12a…通水シート、12b…通水シート、13…収容袋、14…発泡ブロック、21…円筒体。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
軟質合成樹脂製の多孔質の除膜処理された通水シートよりなる収容袋内に複数個の軟質合成樹脂製の発泡ブロックを収容した洗浄用泡立て具において、
前記収容袋を、前記通水シートの一部を相互に接着することにより袋状に形成し、前記発泡ブロックの気泡セル数の密度を前記通水シートの気泡セル数の密度よりも高くしたことを特徴とする洗浄用泡立て具。
【請求項2】
前記通水シートの気泡セル数を1インチ当たり10〜40個の範囲内とし、発泡ブロックのセル数を1インチ当たり25〜70個の範囲内としたことを特徴とする請求項1に記載の洗浄用泡立て具。
【請求項3】
前記発泡ブロックが除膜処理されたものであることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の洗浄用泡立て具。
【請求項4】
前記発泡ブロックが直方体形状であることを特徴とする請求項1〜3のうちのいずれか一項に記載の洗浄用泡立て具。
【請求項5】
少なくとも1枚の多孔質の通水シートを含むシートよりなる収容袋内に複数個の発泡ブロックを収容した洗浄用泡立て具の製造方法において、
前記シートを筒状体の内部で凹設状態にするとともに、そのシートの縁部を筒状体の上端から外部に突出させた状態で、シートの内部に前記発泡ブロックを収容し、
次いで、別のシートを、前記シート上にその上端開口を塞ぐように重合させて、両シートを相互に接着することを特徴とした洗浄用泡立て具の製造方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【公開番号】特開2006−102236(P2006−102236A)
【公開日】平成18年4月20日(2006.4.20)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−294091(P2004−294091)
【出願日】平成16年10月6日(2004.10.6)
【出願人】(000119232)株式会社イノアックコーポレーション (1,145)