説明

液状糊塗布具

【課題】液状糊塗布具において、塗布口に付着した液状糊が固化して固着しても、固化した糊を簡単に除去できるとともに容器本体内の液状糊を塗布先端部から流出できるようにする。
【解決手段】ノック式筆記具と同様のノック体5とノック式の繰出機構とノック式の加圧機構を配した軸筒2内に、内部に液状糊3が収容した容器本体4を収容する。容器本体4の前端の開口端部24に、アルミナで形成した前後に貫通した微小径の多数の細孔25を有した塗布部材26を、先端部を前記開口端部24より突出させて螺着により固定して塗布口27とする。液状糊3の後方に、該液状糊3より高粘度のグリース状の液栓28と、さらにその後方に、繊維束からなる逆流防止栓29を設ける。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、容器本体内に収容した液状糊を被塗布面に塗布する液状糊塗布具に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、液状糊用塗布具として、可撓製の容器本体内に液状糊を収容し、容器本体を押圧して形状を変形することで、塗布口から液状糊を流出し、被塗布面に塗布する液状糊塗布具は知られている。また、最近では、液状糊を収容した容器本体を軸筒内に配し、軸筒に、ノック体と、容器本体を前後動させて塗布口を軸筒の先端開口部より出没させるノック式の繰出機構と、容器本体内を加圧する加圧機構を配し、ノック体へのノック操作により、液状糊を収容した容器本体の塗布口を軸筒の先端開口部より突出して容器本体内の液状糊を塗布口より流出して、液状糊を被塗布面に塗布するノック加圧式の液状糊塗布具も、特開2010−17992号公報により提案されている。
【0003】
従来のこうした液状糊用塗布具における塗布口は、大量の液状糊が容器本体から流出しないように、先端に向かうに従って先窄みとした形状に形成し、先端に小径の貫通孔を設けた構造や、例えば実開平7−26193号公報に開示されているように、塗布口として連続気泡または連続小孔を有するプラスチック多孔性材料からなる塗布部材を配した構造のものであった。
【0004】
ところで液状糊は、固化することで接着力をだすために溶剤が入っており、液状糊塗布具においては容器本体内の液状糊が固化しないように、塗布先端部をキャップで被覆する必要があるが、しばらく使用しないでいるとどうしても溶剤は気化し、塗布口の貫通孔や連続気泡または連続小孔に残留した液状糊が固化して、前記貫通孔や連続気泡または連続小孔を閉塞してしまい、塗布口から液状糊が流出しないという問題があった。使用できるようにするためには、塗布口で固化してしまった糊を塗布口から除去して、再び前記貫通孔や連続気泡または連続小孔が容器本体の内外を連通するようにする必要があるが、塗布口に固着してしまった糊を除去するのは大変であり、前記孔が再び貫通するように除去するのは困難である。塗布口としてスポンジの塗布部材を設けたものは、孔が再び貫通するように固化した糊を塗布部材から除去するのは困難であり、スポンジの塗布部材は交換して使用するようになっている。
【0005】
さらに、前記したようなノック加圧式の液状糊塗布具においては、塗布口周りの気密を確保しないと、塗布口の残留した液状糊が固化し、直ぐに塗布口より液状糊を流出することができないが、塗布口周りの気密を確保するには構造が複雑となったり、塗布口にキャップ等を被覆する構造とすると、キャップをいちいち取付けたり外したりして使用することは面倒で使い勝手が非常に悪くなり、現実問題として実用性がない。
【0006】
前記問題を解決するための手段の1つとして、塗布口に残留した液状糊が固化するのを防止するために液状糊を固化しにくいものにすることが考えられるが、そもそも液状糊は乾燥することにより接着性をだすものであり、糊の組成により固化を防止することは液状糊の性質を否定するものとなる。他の手段として、塗布口周りの気密性を向上することが考えられるが、特に、前記したようなノック式の液状糊塗布具においては、構造が繁雑になり製造コストの増加や、塗布口にキャップを被覆する構造等では使い勝手が悪いという問題がある。
【0007】
本発明者は、塗布口で固化した糊を除去することで、塗布口より液状糊を流出できるように塗布口の孔が貫通するようになれば、前記問題を解消できると思い、鋭意検討し本発明に至った。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
【特許文献1】特開2010−17992号公報
【特許文献2】実開平7−26193号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
容器本体内に収容した液状糊を塗布口より流出して被塗布面に塗布する液状糊塗布具において、塗布口に付着した液状糊が固化して固着しても、固化した糊を簡単に除去できるとともに容器本体内の液状糊を塗布口から流出できるようにすることを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明は、
「1.容器本体内に収容した液状糊を塗布口より流出して被塗布面に塗布する液状糊塗布具において、前後に連通した孔を有したセラミックスで形成した塗布部材で塗布口を形成し、該塗布口より液状糊を被塗布面に流出することを特徴とした液状糊塗布具。
2.前記塗布口を先端部に設けた容器本体を軸筒内に配し、軸筒に配したノック体とノック式の繰出機構と加圧機構により、ノック体へのノック操作で、容器本体を前後動させて塗布口を軸筒の先端開口部より出没させ、容器本体内を加圧して液状糊を塗布口より流出するようにした、前記1項に記載の液状糊塗布具。
3.前記容器本体の内部に、塗布口と反対側の液状糊の後方に、該液状糊より高粘度でかつ非相溶のグリース状の液栓を配したことを特徴とした、前記2項に記載の液状糊塗布具。
4.前記液栓の後方に、多孔質体や繊維束からなる逆流防止栓を配したことを特徴とした、前記3項に記載の液状糊塗布具。」
である。
【0011】
前記セラミックスとは、炭化物、窒化物、ホウ化物などの無機化合物の成形体で、例えば酸化物系としてはアルミナ やジルコニア が、炭化物系としては炭化ケイ素等が挙げられる。本発明における塗布口としての孔の径は、液状糊の粘度により違ってくるので特に限定はされないが、容器本体内に収容した液状糊が塗布口を下に向けた際に、塗布口より自然流出や滴下しない程度の大きさにすることが重要である。
【0012】
本発明においてセラミックスに設ける前後に連通した孔は、真直性の貫通孔でも良いし、スポンジのように連続小孔により前後に連通した孔でも良いが、真直性の貫通孔の方が、孔の前後方向の距離が最短となり、仮に液状糊が孔内で固化したとしても、塗布口としての前端面で固化した糊をセラミックス表面から剥がす際に、前記孔で固化した糊を一緒に取り除くことが可能となる。
【0013】
本発明における液栓とは、インキ収容筒内に直接筆記用インキを収容した筆記具、例えばボールペン等において、筆記用インキ中に含まれた水または有機溶剤の揮発を防止し、かつ筆記用インキの漏出やインキ収容筒の開口した後端側への逆流を防止するために充填する、いわゆる筆記具用インキ追従体等と言われているものと同様のものである。本発明においての液栓は、液状糊が乾燥して固化または増粘するのを防ぐためと、塗布口と反対側に逆流するのを防ぐために設けるものである。また、ノック体へのノック操作により、容器本体内を加圧した際に、液状糊を塗布口側に導出させ、塗布口を上側向けた際に容器本体の開口した後端側に後退しない程度の粘度を有するものである。
【0014】
また、逆流防止栓とは、インキ収容筒内に直接、筆記用インキを収容した筆記具、例えばボールペン等において、インキ収容筒の開口した後端側への逆流を防止するために充填した、スポンジ等の多孔質体や繊維束からなるインキ逆流防止栓と言われているものと同様のものである。
【0015】
請求項2に係る発明において、ノック体へのノック操作により、容器本体内を加圧する加圧機構を設けた構造の液状糊塗布具としているが、加圧式のボールペンに見られるように容器本体内を加圧ガス等により加圧状態の構造にすると、容器本体の塗布口と反対側の後端は閉塞する必要があり、容器本体内の液状糊の乾燥の防止効果はあるが、容器本体内が加圧されているために、加圧式のボールペンにおいては筆記用インキを収容したインキ収容筒の先端にボールペンチップが装着してあり、ボールペンチップのチップ本体の先端部に回転可能に装着したボールにより筆記用インキが非筆記時にチップ本体の先端部から流出しないようになっているが、非塗布時においても塗布口から液状糊が流出してしまうので、ノック式による加圧機構を設けることに意義がある。
【発明の効果】
【0016】
本発明は前記したような構造なので、塗布口に付着した液状糊が固化しても、液状糊はセラミックスに接着し難くいので、固化した糊を塗布口から容易に剥がし取ることができ、また孔内の固化した糊は、少なくとも塗布する際に容器本体内の液状糊に押し出されて塗布部材の孔から排出されるので孔が詰まることがなく、容器本体内の液状糊は塗布口より常に安定して流出するので、容器本体内の全ての液状糊を使い切ることができる。
【0017】
また、塗布口をセラミックスで形成したので、セラミックスの特性としての耐摩耗性により、塗布の際に紙面等の被塗布面に擦られても容易に摩耗することがく、孔の先端が閉塞されず、塗布時に常に一定量の液状糊を塗布口から流出でき、強度も高いので、塗布口の口径を大きくしたい場合にも対応できるという利点もある。
【0018】
請求項2に係る発明の液状糊塗布具とすることで、持ち運びがし易く、容器本体内の液状糊を塗布口より流出させる際に容器本体を押圧する必要がなく、ノック体へのノック操作により液状糊を容易に塗布口より流出させることができ利便性の良い液状糊塗布具となる。
【0019】
請求項3に係る発明とすることで、請求項2に係る発明の液状糊塗布具において、塗布口を下側に向けても、容器本体内の液状糊が塗布口側に移動すると液状糊と液栓間とに形成された空間部が負圧状態となるので液状糊が塗布口より流出するのを防止するとともに、塗布口を上側に向けた際には、液栓により液状糊が塗布口と反対側の開口した後端側に移動できず流出するのを防止できる。また液栓を配置すれば、閉塞系と異なり加圧時には圧力を妨げることなく液状糊を押し出すように追従することが可能であり、さらに塗布口と反対側の開口側からの液状糊の乾燥を防止することができる。
【0020】
請求項4に係る発明とすることで、容器本体内の液状糊がさらに塗布口と反対側の開口した後端側に移動して流出するのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0021】
【図1】本発明の液状糊塗布具の実施例を示す、ノック加圧式タイプの液状糊塗布具の縦断面図である。
【図2】本実施例のノック加圧式タイプの液状糊塗布具におけるノック体を示す図で、(a)は縦断面図で、(b)は側面図である。
【図3】本実施例のノック加圧式タイプの液状糊塗布具におけるピストンを示す図で、(a)は縦断面図で、(b)は側面図である。
【図4】本実施例のノック加圧式タイプの液状糊塗布具におけるシリンダーを示す図で、(a)は縦断面図で、(b)は側面図である。
【図5】図1において、ノック操作して、塗布口を軸筒の先端開口部より突出した状態を示す、ノック加圧式タイプの液状糊塗布具の縦断面図である。
【図6】本実施例のノック加圧式タイプの液状糊塗布具における容器本体の拡大縦断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0022】
液状糊塗布具において、前後に連通した多数の孔を有したセラミックスで形成した塗布部材で塗布口を形成する。
【実施例】
【0023】
本発明の液状糊塗布具の実施例を図面を用いて説明する。実施例として、ノック加圧式の液状糊塗布具として説明するが、本発明は本実施例に限定されるものではない。
図1〜図3に示す液状糊塗布具1は、ノック式筆記具と同様の構造で、前軸2aと後軸2bを螺着して軸筒2を構成してある。軸筒2内には、筆記体に代って、液状糊3を収容した容器本体4が収容してあり、該容器本体4の後方には、筆記具において従来から知られているノック式の繰出機構が配してある。
【0024】
ノック式の繰出機構について簡単に説明すると、図5に示すように、ノック体5を前軸2aの先端開口部6方向に押圧すると、ノック体6の外壁に形成した係止突部7が、クリップ8の先端部8aに設けた、衣服(図示せず)等のポケットに挿着した際にポケットの布地を軸筒2とで挟持する突起部9(玉部とも言われている。)に形成した被係止突部10に係止して、容器本体4が前進した状態を維持し、クリップ8の後端部8bを押圧して、係止突部7の被係止突部10への係止を解除すると、ノック体5が後退することで、容器本体4が後退する構造のものである。
【0025】
本実施例におけるクリップ8の後端部8bにはコイルばね11が装着してあり、常にクリップ8の突起部9が軸筒2側に押圧された状態にするとともに、クリップ8の後端部8bを押圧することにより、クリップ8と後軸2bとの連結部Rを支点とし、クリップ8の突起部9を後軸2bの外壁面から離間可能としてある。
【0026】
また、容器本体4の後方には、筆記具において従来から知られているノック式の加圧機構が配してある。ノック式の加圧機構について簡単に説明すると、液状糊3を収容した容器本体4の後端部には、図3に示すようなピストン12を着脱自在に挿入してあり、第1コイルばね15により、容器本体4およびピストン12を後方(図1において右側方向)に付勢してある。容器本体4とピストン12は、容器本体4内が加圧される際にピストン12に対して移動しない程度の圧入状態で嵌合してある。なお、ピストン12にはガイド部13を設けてあるが、これはノック体5を後方へ付勢するためのばねを配した際に、ばねが軸径方向に変位しないようにするためのものである。側面には、内外を連通する連通孔14を対向した2カ所に設けてある。
【0027】
図4に示すような前後を開口し外側に係止突部16を設けたシリンダー17を、ピストン12を覆うように、ピストン12に対して前後動可能に、かつピストン12に形成した連通孔14を塞ぐことのないように配してある。また、シリンダー17は、ノック体5により被覆され、ノック体5に形成した前記係止突部16の軸心方向の長さより長い距離を有する係止孔18(図2を参照)に、前記係止突部16を係止して、ノック体5に対して前後に移動可能に遊嵌してある。
【0028】
ピストン12には、パッキン19をシリンダー17の内壁面に当接して装着してあり、第1密閉部20としてある。シリンダー17の後端部の後方には、第2の弾性リング21をシリンダー17より離間して設けてある。ピストン12とノック体5との間には第2コイルばね22を張架し、ノック体5を常時、後軸2bの後端方向に付勢している。
【0029】
加圧機構における動作について簡単に説明すると、容器本体4を後方へ付勢するための第1コイルばね15における取付荷重と、ノック体5を後方へ付勢する第2コイルばね22における取付荷重との大小関係によって動作は変わるが、例えば、
第1コイルばね15における取付荷重>第2コイルばね22における取付荷重
の場合について説明すると、ノック体5へのノック操作により、先ず、ノック体5のみが前進し、ノック体5に設けた第2の弾性リング21がシリンダー17の後端部に当接して、第2密閉部23(図5を参照)を形成し、これにより、シリンダー17内を、第1密閉部20および第2密閉部23により形成された密封空間部を形成する。
【0030】
さらにノック体5が前進すると、シリンダー17が第2の弾性リング21により押圧されてピストン12に対して前進し、前記密封空間部の容積を減少することで密封空間部を加圧するとともに容器本体4内を加圧する。この時は、ノック体5の係止突部7はクリップ8の突起部9に形成した被係止突部10に係止していない。
【0031】
さらに、ノック体5が前進すると、ピストン12および容器本体4はシリンダー17に押圧されて前進し、ピストン12の先端が前軸2aの後端部に当接するとともに、ノック体5の係止突部7がクリップ8の突起部9に形成した被係止突部10に係止して、図5に示すように容器本体4が前進した状態を維持する。
【0032】
クリップ8の後端部8bを押圧して、クリップ8の被係止突部10に係止したノック体5の係止突部7を解除すると、第1コイルばね15の付勢力により容器本体4、ピストン12、シリンダー17およびノック5が連動して後退するために、前記密封空間部の容積を増加することがなく、さらに、第2コイルばね22の付勢力によりノック体5が後退し、第2の弾性リング21がシリンダー17の後端部から離間し、第2密閉部23を開放する。さらなるクリップ5の後退により、シリンダー17が、該シリンダー17の係止突部16がノック体5の係止孔18を構成する前方の縁部に当接して押圧されて後退し、容器本体4は前軸2aの先端開口部6内に没入し、元の位置に戻る。
【0033】
本発明の特徴である容器本体の実施例としては、図6に示すように、パイプ状の容器本体4の内部には市販されている一般的な液状糊3が収容してあり、前端(図6において左側方向)の開口端部24には、アルミナで形成した前後に貫通した微小径の多数の細孔25を有した塗布部材26を、先端部を容器本体4の開口端部24より突出させて螺着により固定して塗布口27としてある。容器本体4内の塗布口27と反対側の液状糊3の後方には、液状糊3より高粘度のグリース状の液栓28を設けてあり、さらにその後方に、繊維束からなる逆流防止栓29を挿入してある。
【0034】
前記容器本体4を、前記した軸筒2内に、ノック体5へのノック操作により容器本体4が前進して容器本体4の塗布口27を軸筒2の先端開口部6より突出するように収容して、液状糊塗布具1を構成してある。
【産業上の利用可能性】
【0035】
本発明は、液状糊が付着して固化して固着した際に、簡単に除去したいところの部材に適用できる。
【符号の説明】
【0036】
1 液状糊塗布具
2 軸筒
3 液状糊
4 容器本体
5 ノック体
6 先端開口部
25 細孔
26 塗布部材
27 塗布口
28 液栓
29 逆流防止栓

【特許請求の範囲】
【請求項1】
容器本体内に収容した液状糊を塗布口より流出して被塗布面に塗布する液状糊塗布具において、前後に連通した孔を有したセラミックスで形成した塗布部材で塗布口を形成し、該塗布口より液状糊を被塗布面に流出することを特徴とした液状糊塗布具。
【請求項2】
前記塗布口を先端部に設けた容器本体を軸筒内に配し、軸筒に配したノック体とノック式の繰出機構と加圧機構により、ノック体へのノック操作で、容器本体を前後動させて塗布口を軸筒の先端開口部より出没させ、容器本体内を加圧して液状糊を塗布口より流出するようにした、請求項1に記載の液状糊塗布具。
【請求項3】
前記容器本体の内部に、塗布口と反対側の液状糊の後方に、該液状糊より高粘度でかつ非相溶のグリース状の液栓を配したことを特徴とした、請求項2に記載の液状糊塗布具。
【請求項4】
前記液栓の後方に、多孔質体や繊維束からなる逆流防止栓を配したことを特徴とした、請求項3に記載の液状糊塗布具。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2012−206397(P2012−206397A)
【公開日】平成24年10月25日(2012.10.25)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−74072(P2011−74072)
【出願日】平成23年3月30日(2011.3.30)
【出願人】(303022891)株式会社パイロットコーポレーション (647)