説明

清掃具

【課題】清掃用粘着テープのローラ部への脱着の作業を容易にすることができる清掃具を提供する。
【解決手段】清掃具Cは、清掃用粘着テープ1を支持するローラ部2と、このローラ部2を回転可能に支持するローラ支持部3とを備えた清掃具Cであって、清掃用粘着テープ1の円筒状の巻芯1aに当接するローラ部2の外形は、断面が略多角形に形成され、ローラ部2の端部に弾性部材で形成された単一の抜け止めストッパー2ATが設けられ、この単一の抜け止めストッパー2ATは、ローラ部2の軸心と直交する方向に巻芯1aの厚みを超えない突起が形成されているものである。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、清掃具に係り、特に、清掃用粘着テープのローラ部への脱着の作業を容易にすることができる清掃具に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、カーペット等を掃除するに好適な粘着式掃除具がある(例えば、特許文献1参照)。
この粘着式掃除具は、清掃用粘着テープを支持するローラ部と、このローラ部を回転可能に支持するローラ支持部とを備え、清掃用粘着テープの巻芯の内壁面とローラ部との接触が、ローラ部の全周に亘って接触して支持させるようになっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】実用新案登録第3042852号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところが、生産上の誤差や湿度等により清掃用粘着テープの巻芯の内壁面が変形し、収縮した場合、清掃用粘着テープをローラ部へ装着しにくく、また、装着後、清掃用粘着テープの巻芯の内壁面が変形し、収縮した場合、清掃用粘着テープをローラ部から取り外しにくいという問題点があった。
【0005】
本発明は、前記問題点を考慮してなされたもので、清掃用粘着テープのローラ部への脱着の作業を容易にすることができる清掃具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1記載の清掃具は、清掃用粘着テープを支持するローラ部と、このローラ部を回転可能に支持するローラ支持部とを備えた清掃具であって、前記清掃用粘着テープの円筒状の巻芯に当接する前記ローラ部の外形は、断面が略多角形に形成され、前記ローラ部の端部に弾性部材で形成された単一の抜け止めストッパーが設けられ、この単一の抜け止めストッパーは、前記ローラ部の軸心と直交する方向に前記巻芯の厚みを超えない突起が形成されているものである。
【0007】
また、請求項2記載の清掃具は、清掃用粘着テープを支持するローラ部と、このローラ部を回転可能に支持するローラ支持部とを備えた清掃具であって、前記清掃用粘着テープの円筒状の巻芯に当接する前記ローラ部の外周に、前記ローラ部の軸心に平行な複数の凸条部が形成され、前記ローラ部の端部に弾性部材で形成された単一の抜け止めストッパーが設けられ、この単一の抜け止めストッパーは、前記ローラ部の軸心と直交する方向に前記巻芯の厚みを超えない突起が形成されているものである。
【0008】
また、請求項3記載の清掃具は、清掃用粘着テープを支持するローラ部と、このローラ部を回転可能に支持するローラ支持部とを備えた清掃具であって、前記清掃用粘着テープの円筒状の巻芯に当接する前記ローラ部の外形は、断面が略多角形に形成されているものである。
【0009】
また、請求項4記載の清掃具は、清掃用粘着テープを支持するローラ部と、このローラ部を回転可能に支持するローラ支持部とを備えた清掃具であって、前記清掃用粘着テープの円筒状の巻芯に当接する前記ローラ部の外周に、前記ローラ部の軸心に平行な複数の凸条部が形成されているものである。
【0010】
また、請求項5記載の清掃具は、清掃用粘着テープを支持するローラ部と、このローラ部を回転可能に支持するローラ支持部とを備えた清掃具であって、前記ローラ部の端部に弾性部材で形成された単一の抜け止めストッパーが設けられ、この単一の抜け止めストッパーは、前記ローラ部の軸心と直交する方向に前記巻芯の厚みを超えない突起が形成されているものである。
【0011】
また、請求項6記載の清掃具は、請求項1又は請求項2又は請求項5記載の清掃具において、ローラ部の端部は、少なくとも、円周部を有し、この円周部に前記ローラ部の軸心に平行な2個のスリットを設け、この2個のスリットを介して、前記円周部を第1の円周部、第2の円周部に分断し、前記第1の円周部、前記第2の円周部の内、小さい方の前記第1の円周部を単一の抜け止めストッパーとするものである。
【発明の効果】
【0012】
請求項1記載の清掃具によれば、清掃用粘着テープの円筒状の巻芯に当接するローラ部の外形は、断面が略多角形に形成されているため、清掃用粘着テープの円筒状の巻芯が生産上の誤差や湿度等により多少変形しても、ローラ部の外周が円であるものに比べ、清掃用粘着テープの巻芯の内壁面との接触が少なく、清掃用粘着テープのローラ部への脱着の作業を容易にすることができる。
また、抜け止めストッパーが単一であるため、例えば、右手の人差し指以外の指で清掃用粘着テープの外周を支持し、右手の人差し指を使って突起をローラ部の軸心に向かって押せば、清掃用粘着テープのローラ部との係合関係が容易に解除され、ローラ部から清掃用粘着テープを取り外して、清掃用粘着テープのローラ部への脱着の作業を容易にすることができる。
【0013】
また、請求項2記載の清掃具によれば、清掃用粘着テープの円筒状の巻芯に当接するローラ部の外周に、ローラ部の軸心に平行な複数の凸条部が形成されているため、清掃用粘着テープの円筒状の巻芯が生産上の誤差や湿度等により多少変形しても、ローラ部の外周が円であるものに比べ、清掃用粘着テープの巻芯の内壁面との接触が少なく、清掃用粘着テープのローラ部への脱着の作業が容易である。
また、抜け止めストッパーが単一であるため、例えば、右手の人差し指以外の指で清掃用粘着テープの外周を支持し、右手の人差し指を使って突起をローラ部の軸心に向かって押せば、清掃用粘着テープのローラ部との係合関係が容易に解除され、ローラ部から清掃用粘着テープを取り外して、清掃用粘着テープのローラ部への脱着の作業を容易にすることができる。
【0014】
また、請求項3記載の清掃具によれば、清掃用粘着テープの円筒状の巻芯に当接するローラ部の外形は、断面が略多角形に形成されているため、清掃用粘着テープの円筒状の巻芯が生産上の誤差や湿度等により多少変形しても、ローラ部の外周が円であるものに比べ、清掃用粘着テープの巻芯の内壁面との接触が少なく、清掃用粘着テープのローラ部への脱着の作業を容易にすることができる。
【0015】
また、請求項4記載の清掃具によれば、清掃用粘着テープの円筒状の巻芯に当接するローラ部の外周に、ローラ部の軸心に平行な複数の凸条部が形成されているため、清掃用粘着テープの円筒状の巻芯が生産上の誤差や湿度等により多少変形しても、ローラ部の外周が円であるものに比べ、清掃用粘着テープの巻芯の内壁面との接触が少なく、清掃用粘着テープのローラ部への脱着の作業が容易である。
【0016】
また、請求項5記載の清掃具によれば、抜け止めストッパーが単一であるため、例えば、右手の人差し指以外の指で清掃用粘着テープの外周を支持し、右手の人差し指を使って突起をローラ部の軸心に向かって押せば、清掃用粘着テープのローラ部との係合関係が容易に解除され、ローラ部から清掃用粘着テープを取り外して、清掃用粘着テープのローラ部への脱着の作業を容易にすることができる。
【0017】
また、請求項6記載の清掃具によれば、請求項1又は請求項2又は請求項5記載の発明の効果に加え、ローラ部の端部は、少なくとも、円周部を有し、この円周部に前記ローラ部の軸心に平行な2個のスリットを設け、この2個のスリットを介して、前記円周部を第1の円周部、第2の円周部に分断し、前記第1の円周部、前記第2の円周部の内、小さい方の前記第1の円周部を単一の抜け止めストッパーとするため、ローラ部の端部の円周部の強度低下をある程度押さえて、ローラ部の端部の円周部に単一の抜け止めストッパーを形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【図1】図1は、本発明の一実施例の清掃具の概略的斜視図である。
【図2】図2は、図1の清掃具を分解して示す概略的分解斜視図である。
【図3】図3は、図1の清掃具から清掃用粘着テープを取り除いて示す概略的正面図である。
【図4】図4は、図3の矢印A方向から見た概略的図である。
【図5】図5は、図4のB−B線による概略的断面図である。
【図6】図6は、図4のC−C線による概略的断面図である。
【図7】図7は、図4のD−D線による概略的断面図である。
【図8】図8(a)は、図3の清掃具に清掃用粘着テープを取り付ける前の状態の概略的斜視図であり、図8(b)は、図3の清掃具に清掃用粘着テープを取り付ける途中の状態の概略的斜視図であり、図8(c)は、図3の清掃具に清掃用粘着テープを取り付けた状態の概略的斜視図である。
【図9】図9は、図1の清掃具から清掃用粘着テープを取り除こうとしている状態の概略的正面図である。
【図10】図10は、図9の清掃具から清掃用粘着テープを取り除いている途中の概略的正面図である。
【図11】図11は、図8(a)のローラ部と異なる他の実施例のローラ部の概略的正面図である。
【図12】図12は、図11の12−12線による概略的断面図である。
【図13】図13は、図1の清掃具と異なる他の実施例の清掃具の概略的斜視図である。
【図14】図14は、図13の清掃具を分解して示す概略的分解斜視図である。
【図15】図15は、図13の清掃具から清掃用粘着テープを取り除いて示す概略的正面図である。
【図16】図16は、図15の矢印A方向から見た概略的図である。
【図17】図17は、図15のB−B線による概略的断面図である。
【図18】図18は、図15のC−C線による概略的断面図である。
【図19】図19は、図15のD−D線による概略的断面図である。
【図20】図20(a)は、図15の清掃具に清掃用粘着テープを取り付ける前の状態の概略的斜視図であり、図20(b)は、図15の清掃具に清掃用粘着テープを取り付ける途中の状態の概略的斜視図であり、図20(c)は、図15の清掃具に清掃用粘着テープを取り付けた状態の概略的斜視図である。
【図21】図21は、図13の清掃具から清掃用粘着テープを取り除こうとしている状態の概略的正面図である。
【図22】図22は、図13の清掃具から清掃用粘着テープを取り除いている途中の概略的正面図である。
【発明を実施するための形態】
【0019】
本発明の一実施例の清掃具を図面を参照して説明する。
[第1の実施例(図1乃至図10)]
図1及び図2に示すCは清掃具で、清掃具Cは、清掃用粘着テープ1を支持するローラ部2と、このローラ部2を回転可能に支持するローラ支持部3とを備えている。
【0020】
清掃用粘着テープ1は、円筒状の巻芯1aに粘着テープ1bの粘着面が表側を向くように巻回されたものである。巻芯1aは、例えば、紙で形成されている。
清掃用粘着テープ1の円筒状の巻芯1aに当接するローラ部2の外形は、例えば、両側の端面2A、2Bの外形は、断面が略多角形(例えば、八角形)に形成されている。
ローラ部2の端部2A、2Bに弾性部材で形成された単一の抜け止めストッパー2ATが設けられ、この単一の抜け止めストッパー2ATは、ローラ部2の軸心と直交する方向に巻芯1aの厚みを超えない突起が形成されている。
詳述すれば、ローラ部2の端部2A、2Bは、少なくとも、円周部を有し、この円周部にローラ部2の軸心に平行な2個のスリットS1、S2を設け、この2個のスリットS1、S2を介して、前記円周部を第1の円周部2A1、第2の円周部2A2に分断し、第1の円周部2A1、第2の円周部2A2の内、小さい方の第1の円周部2A1を単一の抜け止めストッパーとしている。
そのため、ローラ部2の端部の円周部2Aの強度低下をある程度抑制して、ローラ部2の端部2Aの円周部に単一の抜け止めストッパー2ATを形成することができる。
【0021】
また、ローラ支持部3は、棒状部材を図2に示す略逆コ字形状に形成して、一端をローラ部2に、他端をグリップ4に、それぞれ接続されるようになっている。図2に示す5は、ローラ支持部3がローラ部2から離脱するのを防ぐストッパー体である。
【0022】
従って、上述した清掃具Cによれば、清掃用粘着テープ1の円筒状の巻芯1aに当接するローラ部2の外形は、断面が略多角形に形成されているため、清掃用粘着テープ1の円筒状の巻芯1aが生産上の誤差や湿度等により多少変形しても、ローラ部2の外周が円であるものに比べ、清掃用粘着テープ1の巻芯1aの内壁面との接触が少なく、清掃用粘着テープ1のローラ部2への脱着の作業を容易にすることができ、また、抜け止めストッパー2ATが単一であるため、例えば、図9に示すように、右手の人差し指以外の指で清掃用粘着テープ1の外周を支持し、右手の人差し指を使って抜け止めストッパー2ATの突起をローラ部2の軸心に向かって押せば(図9の矢印方向参照)、清掃用粘着テープ1のローラ部2との係合関係が容易に解除され、図10に示すように、ローラ部2から清掃用粘着テープ1を取り外して、清掃用粘着テープ1のローラ部2への脱着の作業を容易にすることができる。
なお、清掃用粘着テープ1をローラ部2へ装着するには、図8(a)に示すように、清掃用粘着テープ1をローラ部2に向かって矢印方向へ移動させれば、清掃用粘着テープ1の巻芯1aの内壁面が抜け止めストッパー2ATの突起を乗り越え、抜け止めストッパー2ATは下方に撓み、清掃用粘着テープ1がローラ部2へ装着に支障を与えず[図8(b)参照]、清掃用粘着テープ1がローラ部2へ装着されると撓んでいた抜け止めストッパー2ATの突起が復帰して、抜け止めストッパー2ATの突起が清掃用粘着テープ1の巻芯1aに係止し、清掃用粘着テープ1がローラ部2から離脱しないようになっている[図8(c)参照]。
【0023】
[第2の実施例(図11及び図12)]
上述の実施例においては、両側の端面2A、2Bの外形を断面が略多角形(例えば、八角形)に形成するようにしたが、本願発明にあっては、これに限らず、図11及び図12に示すように、清掃用粘着テープ1の円筒状の巻芯に当接するローラ部2の外周に、ローラ部2の軸心に平行な複数の凸条部Tを形成するようにしても良い。
即ち、清掃用粘着テープ1の円筒状の巻芯に当接するローラ部2の外周に、ローラ部2の軸心に平行な複数の凸条部Tが形成されているため、清掃用粘着テープ1の円筒状の巻芯が生産上の誤差や湿度等により多少変形しても、ローラ部の外周が円であるものに比べ、清掃用粘着テープ1の巻芯の内壁面との接触が少なく、清掃用粘着テープ1のローラ部2への脱着の作業が容易である。
なお、図11に示す2ATは、上述の実施例と同様のローラ部2の端部2Aの円周部に設けた単一の抜け止めストッパーであり、S1、S2は、上述の実施例と同様のスリットである。
【0024】
[第3の実施例(図13乃至図22)]
上述の実施例1においては、両側の端面2A、2Bの外形を断面が略多角形(例えば、八角形)に、また、実施例2においては、清掃用粘着テープ1の円筒状の巻芯に当接するローラ部2の外周に、ローラ部2の軸心に平行な複数の凸条部Tを形成するようにしたが、本願発明にあっては、これに限らず、図11及び図12に示すように、円筒状の巻芯1aに当接するローラ部2の外周を円筒面としても良い。
即ち、清掃具Cは、清掃用粘着テープ1を支持するローラ部2と、このローラ部2を回転可能に支持するローラ支持部3とを備えた清掃具Cであって、ローラ部2の端部2Aに弾性部材で形成された単一の抜け止めストッパー2ATが設けられ、この単一の抜け止めストッパー2ATは、ローラ部2の軸心と直交する方向に巻芯1aの厚みを超えない突起が形成されるように構成しても良い。
この清掃具Cにおいても、抜け止めストッパー2ATが単一であるため、例えば、図21に示すように、右手の人差し指以外の指で清掃用粘着テープ1の外周を支持し、右手の人差し指を使って単一の抜け止めストッパー2ATの突起をローラ部2の軸心に向かって押せば(図21の矢印参照)、清掃用粘着テープ1のローラ部2との係合関係が容易に解除され、ローラ部2から清掃用粘着テープ1を取り外して、清掃用粘着テープ1のローラ部2への脱着の作業を容易にすることができる。
なお、第3の実施例(図13乃至図22)においては、第1の実施例(図1乃至図10)の両側の端面2A、2Bの外形を断面が略多角形(例えば、八角形)とした点を除けば、第1の実施例(図1乃至図10)と同様であるため、図13乃至図22に同一符号を付してその説明を省略する。
【符号の説明】
【0025】
C 清掃具
1 清掃用粘着テープ
1a 巻芯
2 ローラ部
2AT 抜け止めストッパー
3 ローラ支持部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
清掃用粘着テープを支持するローラ部と、このローラ部を回転可能に支持するローラ支持部とを備えた清掃具であって、
前記清掃用粘着テープの円筒状の巻芯に当接する前記ローラ部の外形は、断面が略多角形に形成され、
前記ローラ部の端部に弾性部材で形成された単一の抜け止めストッパーが設けられ、
この単一の抜け止めストッパーは、前記ローラ部の軸心と直交する方向に前記巻芯の厚みを超えない突起が形成されている
ことを特徴とする清掃具。
【請求項2】
清掃用粘着テープを支持するローラ部と、このローラ部を回転可能に支持するローラ支持部とを備えた清掃具であって、
前記清掃用粘着テープの円筒状の巻芯に当接する前記ローラ部の外周に、前記ローラ部の軸心に平行な複数の凸条部が形成され、
前記ローラ部の端部に弾性部材で形成された単一の抜け止めストッパーが設けられ、
この単一の抜け止めストッパーは、前記ローラ部の軸心と直交する方向に前記巻芯の厚みを超えない突起が形成されている
ことを特徴とする清掃具。
【請求項3】
清掃用粘着テープを支持するローラ部と、このローラ部を回転可能に支持するローラ支持部とを備えた清掃具であって、
前記清掃用粘着テープの円筒状の巻芯に当接する前記ローラ部の外形は、断面が略多角形に形成されている
ことを特徴とする清掃具。
【請求項4】
清掃用粘着テープを支持するローラ部と、このローラ部を回転可能に支持するローラ支持部とを備えた清掃具であって、
前記清掃用粘着テープの円筒状の巻芯に当接する前記ローラ部の外周に、前記ローラ部の軸心に平行な複数の凸条部が形成されている
ことを特徴とする清掃具。
【請求項5】
清掃用粘着テープを支持するローラ部と、このローラ部を回転可能に支持するローラ支持部とを備えた清掃具であって、
前記ローラ部の端部に弾性部材で形成された単一の抜け止めストッパーが設けられ、
この単一の抜け止めストッパーは、前記ローラ部の軸心と直交する方向に前記巻芯の厚みを超えない突起が形成されている
ことを特徴とする清掃具。
【請求項6】
ローラ部の端部は、少なくとも、円周部を有し、この円周部に前記ローラ部の軸心に平行な2個のスリットを設け、この2個のスリットを介して、前記円周部を第1の円周部、第2の円周部に分断し、前記第1の円周部、前記第2の円周部の内、小さい方の前記第1の円周部を単一の抜け止めストッパーとする
ことを特徴とする請求項1又は請求項2又は請求項5記載の清掃具。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【図21】
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【図22】
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【公開番号】特開2013−22117(P2013−22117A)
【公開日】平成25年2月4日(2013.2.4)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−157706(P2011−157706)
【出願日】平成23年7月19日(2011.7.19)
【出願人】(390020019)レック株式会社 (49)