説明

清掃用シート

【課題】 スポンジシートの端面からの液体の吸収力が向上した清掃用シートを提供する。
【解決手段】 清掃用シート11は、液体を吸収するスポンジ素材より構成され、平面視矩形形状のシート形状を有している。端面を構成する一対の垂直側面17a,垂直側面17bは上面13及び下面14に対して垂直面を構成しているが、一対の傾斜側面16a,傾斜側面16bは上面13及び下面14に対して傾斜面を構成している。これによって傾斜側面16a,傾斜側面16bの表面積は、垂直面のものに比べて増加する。その結果、傾斜側面16から吸収する液体の吸収力が向上することになる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は清掃用シートに関し、特に台所等の家庭用に供され、テーブル等に残った液体等を吸収除去するための清掃用シートに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、家庭での台所等に生じた汚れ(ごみや食べ残し)や零した味噌汁等の液体を除去する清掃用具として、布巾、雑巾等の布製のものや、ペーパータオル、ティッシュペーパー、キッチンタオル等の紙製のものや、あるいはセルロース製等のスポンジシート等が利用されている。
【0003】
しかし、布巾等は汚れを除去する拭き取り性に優れているが液体の吸収性は大きくなく、又、乾燥に時間がかかるため直ちに再利用することができない。尚、紙製のものは、吸水性は優れているが拭き取り性が劣り、再利用ができない。
【0004】
尚、特許文献1〜5に示すように複数の素材から構成されているものが存在しているが、いずれもコスト的に不利なものとなる。
【0005】
一方、スポンジシートは吸収性、拭き取り性のいずれにも優れており、乾燥にも時間がかからないため、直ちの再利用にも適している。又、単一素材であるためコスト的にも不利なものとはならない。
【0006】
図8はこのような従来のスポンジ素材よりなる清掃用シートの概略形状を示す斜視図である。
【0007】
図を参照して、清掃用シート61は、セルロースを主成分とするスポンジシートよりなり、矩形シート形状を有している。即ち、清掃用シート61は一対の平行な上面63及び下面64と、これらの端面を形成する一対の垂直側面66a,垂直側面66b及び一対の垂直側面67a,垂直側面67bによって形作られている。
【0008】
テーブル等に残った液体を拭き取る際には、下面64をテーブルに押し当て、その状態で清掃用シート61を左右に移動させて液体を拭うようにして使用する。すると、テーブル上の液体は下面64から吸収されると共に、垂直側面66a等の端面からも吸収され、効率的に除去されることになる。
【特許文献1】特開平10−323313号公報
【特許文献2】特開2002−119452号公報
【特許文献3】特開2004−57302号公報
【特許文献4】特開2004−33239号公報
【特許文献5】実開昭58−77654号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
上記のような従来のスポンジシートよりなる清掃用シートでは、端面からの液体の吸収が十分ではない。即ち、清掃用シートの厚さが一定であると単位周長当りの垂直側面の面積は一定となる。液体の吸収量は素材の吸収特性と液体との接触面積とで定まるので、清掃用シートの厚さによって端面からの吸収量が決まることになる。この吸収量を超えて液体に接するように使用すると、端面は既に飽和的な吸収状態となってしまっているため、余分な液体は吸収せずにむしろ拡散させることになる。
【0010】
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、スポンジシートの端面からの液体の吸収力が向上した清掃用シートを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0011】
上記の目的を達成するために、請求項1記載の発明は、上面と下面と側面とからなるシート形状を有し、液体を吸収するスポンジ素材よりなる清掃用シートにおいて、側面の少なくとも一部が、下面に向かって内方側に傾斜した傾斜側面を構成することを特徴とするものである。
【0012】
このように構成すると、傾斜側面は垂直側面に比べて単位周長当りの表面積が大きくなる。
【0013】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明の構成において、清掃用シートは平面視矩形形状を有し、対向する2組の側面のうち少なくとも1組の側面の一方が傾斜側面を構成し、1組の側面の他方は傾斜側面と平行な側面を構成するものである。
【0014】
このように構成すると、一方の側面と他方の側面とは点対称の関係となる。
【0015】
請求項3記載の発明は、請求項1又は請求項2記載の発明の構成において、傾斜側面と上面とがなす角度は30〜60°であるとしたものである。
【0016】
請求項4記載の発明は、請求項1から請求項3のいずれかに記載の発明の構成において、傾斜側面には、上面から下面に到達する複数の溝が形成されるものである。
【0017】
このように構成すると、傾斜側面の実質的な表面積が増加する。
【0018】
請求項5記載の発明は、請求項1から請求項4のいずれかに記載の発明の構成において、素材はセルロースを主成分とするスポンジシートよりなるものである。
【0019】
このように構成すると、吸収性能が優れ、加工しやすくなる。
【発明の効果】
【0020】
以上説明したように、請求項1記載の発明は、傾斜側面は垂直側面に比べて表面積が大きくなるため、液体の吸収力が向上する。又、上面と傾斜側面とがなす角度が鋭角になるため、その部分が掴みやすくなり使い勝手が向上する。
【0021】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明の効果に加えて、一方の側面と他方の側面とは点対称の関係となるため、清掃用シートを反転させた時、これらの側面はテーブル面に対して同一方向に傾斜する。従って、拭き取り効果は変わらず、使い勝手が向上する。
【0022】
請求項3記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の発明の効果に加えて、液体の吸収力が効率的に向上する。
【0023】
請求項4記載の発明は、請求項1から請求項3のいずれかに記載の発明の効果に加えて、傾斜側面の実質的な表面積が増加するため、液体の吸収力が更に向上する。
【0024】
請求項5記載の発明は、請求項1から請求項4のいずれかに記載の発明の効果に加えて、吸収性能が優れ、又、加工しやすくなるため、コスト的に有利な清掃用シートとなる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0025】
図1はこの発明の第1の実施の形態による清掃用シートの概略形状を示した斜視図であり、図2は図1で示したII−IIラインから見た側面図である。
【0026】
これらの図を参照して、清掃用シート11はセルロースを主成分としたスポンジシートよりなり、基本的には図8で示した従来の清掃用シートと似たほぼ直方体形状を有している。即ち、清掃用シート11は一対の平行な上面13及び下面14と、これらの端面を形作る一対の傾斜側面16a,傾斜側面16bと、一対の垂直側面17a,垂直側面17bによって形作られている。
【0027】
しかし、この実施の形態にあっては、一対の傾斜側面16a,傾斜側面16bが図8に示した清掃用シートとは大きく異なっている。すなわち、傾斜側面16aは図2において明らかなように上面13から下面14に向かって内方側に角度θだけ傾斜した状態に形成されている。一方、傾斜側面16bは、傾斜側面16aが含まれる平面に対して平行な面に含まれるように、同様に傾斜した状態に形成されている。従って、図2から明らかなように、側面視における清掃用シート11の中心点をOとすると、清掃用シート11は側面視において傾斜側面16a及び傾斜側面16bが点対称の関係となるように形成されている。これによって点Oを中心として清掃用シート11を反転して使用した場合であっても、側面視は既に同一の形状となるため後述する使用状態において使い勝手が向上する。
【0028】
図3は図1で示した清掃用シートの使用状態を従来例として示した図8の清掃用シートの使用状態と比較した概略断面図である。
【0029】
図を参照して、図3の(1)は従来例として示した清掃用シートの使用状態を表しており、その(2)は図1で示した清掃用シートの使用状態を示している。
【0030】
図から明らかなように、清掃用シート61及び清掃用シート11の厚さが同一である場合、紙面を貫通する方向の単位周長当りの垂直側面66aの面積に対して、清掃用シート11の傾斜側面16aの面積は増大することになる。従って、テーブル面20の上に残った液体21を、清掃用シート61及び清掃用シート11で矢印の方向に同様に移動させて拭き取る際、傾斜側面16aの吸収力が垂直側面66aの吸収力より増大することになる。又、清掃用シート11の傾斜側面16aは液体21に対して覆い被さるようにして拭き取られるため、液体21の拡散をより抑え、効率的に吸収することが可能となる。
【0031】
このように第1の実施例による清掃用シート11にあっては、従来例として示した清掃用シート61と同一素材で同一厚さに形成したものであっても、液体21の端面からの吸収性能が大きく増加することになる。このような使用状態は、図2において清掃用シート11を反転させた場合でも傾斜側面16bが液体21に同様に面することになり、使い勝手が良い。尚、図2において上面13と傾斜側面16aがなす角度θが鋭角になるため、その角の部分が掴みやすくなり更に使い勝手が向上する。
【0032】
図4はこの発明の第2の実施の形態による清掃用シートの概略形状を示した斜視図である。
【0033】
図を参照して、素材及び基本的な形状は図1で示した第1の実施の形態によるものと同一であるため、同一部分については説明を繰り返さず、異なった部分についてこれを中心として説明する。
【0034】
この実施の形態にあっては、傾斜側面16aに対して上面13から下面14に到達する3条の溝23a〜溝23cが幅方向に等間隔に形成されている。又、同様に傾斜側面16bにおいても、上面13から下面14に到達する3条の溝23d〜溝23fが形成されている。これによって傾斜側面16aの端面としての実質的な面積が更に増加することになる。その結果、第1の実施の形態による清掃用シートに比べて端面からの吸収力が更に増加することになる。尚、この実施の形態にあっても、第1の実施の形態と同様に傾斜側面16a,傾斜側面16bが上面13及び下面14に対して傾斜しているため、端部が掴みやすくなるため使い勝手も向上する。
【0035】
次に第1の実施の形態及び第2の実施の形態による清掃用シート(実施例1〜4)と従来例による清掃用シート(従来例1)とを用いて、端面からの吸水力の向上の効果を確かめるべく実験を行った。実験に際して、各試料に対して清掃用シートの素材を共通にし、端面の傾斜角度θ以外の寸法も同一とした。
【0036】
まず、清掃用シートを構成する素材として密度が0.099g/cmのセルロースを用いた。その寸法は図1を参照して、
幅W=13cm
長さL=10cm
図2を参照して、
厚さT=8mm
端面の傾斜角度θは、
従来例1:90°
実施例1:30°
実施例2:45°
実施例3:60°
実施例4:60°(溝付き)
とした。尚、実施例4の溝については図4を参照して、
幅A=5mm
深さB=2mm
とした。
【0037】
次に実験方法であるが、水25mlを会議用テーブル(メラミン化粧天板)上にほぼ円形となるように零し、各試料を零した水の右側から80cm程度拭き取り、その後反対方向に戻しながらほぼ同一部分を拭き取った。そして拭き取り前後の各試料の質量変化から次式に従って吸水性を算出した。
【0038】
吸水性(%)=[(X−Y)/Y]×100
ここで、
X:吸水後の試料の質量
Y:吸水前の試料の質量
このようにして行った実験結果を以下の表に示す。
【0039】
【表1】

以上の実験結果から、同じ素材及び同じ厚さの清掃用シートであっても、端面が垂直側面となっている従来例に対して端面が傾斜側面となっている実施例1〜3のいずれも吸水性が大きく向上していることが判明する。又、傾斜角度にあっては、45°とした実施例2がこの中では最大の吸水性を発揮している。従って、傾斜端面としては45°の角度を採用することが効率的な清掃用シートとなることが判明する。
【0040】
又、実施例4の実験結果から明らかなように、傾斜側面に対して更に溝等を形成することによって更に吸水性が向上している点も判明する。
【0041】
次に、清掃用シートの寸法は変更せずに、素材のみを密度0.022g/cmのウレタンにし、傾斜側面の角度を60°に設定したもの(実施例5)を従来例による清掃用シート(従来例2)と比較した同様の実験を行った。この実験結果を以下の表に示す。
【0042】
【表2】

この実験結果から、素材がウレタンに変わっても、傾斜側面を有する清掃用シートの吸水性が垂直側面を有する清掃用シートに対して向上している点が判明する。
【0043】
更に、素材のみを0.057g/cmのポリビニルアルコールに変更して、同様の実験を行った。その実験結果を表したのが以下の表である。
【0044】
【表3】

この実験結果からも、素材をポリビニルアルコールに変更しても、傾斜側面の存在によって吸水性が向上している点が判明する。
【0045】
以上の各実験結果から、素材に拘らず、傾斜側面の形状や、溝の存在によって、同一素材で同一厚さの清掃用シートにおける端面からの吸水性能が向上することが判明する。
【0046】
図5はこの発明の第3の実施の形態による清掃用シートの概略形状を示した斜視図である。
【0047】
図を参照して、基本的な形状は図1で示した第1の実施の形態によるものと同一であるが、傾斜側面16a及び傾斜側面16bの各々に平面視半円状の2つの凹み25a,凹み25b及び2つの凹み25c,凹み25dが形成されている点が大きく異なっている。このような凹み25の存在によって、図4で示した第2の実施の形態による溝23に比べて、傾斜側面16aの実質的な表面積が更に拡大する。これによって清掃用シート11の傾斜側面16aからの液体の吸収性能が更に向上する。又、凹み25の形状を利用して清掃用シート11が掴みやすくなるため、傾斜側面16aの傾斜形状の効果と共に使い勝手が更に向上する。
【0048】
図6はこの発明の第4の実施の形態による清掃用シートの概略形状を示した斜視図である。
【0049】
図を参照して、傾斜側面16a,傾斜側面16bが上面13及び下面14の各々に対して傾斜している点は第1の実施の形態によるものと同一である。しかし、この実施の形態による清掃用シート11にあっては、傾斜側面16a及び傾斜側面16bの平面視の形状が大きく異なるものである。即ち、傾斜側面16a及び傾斜側面16bの各々は平面視において垂直側面17a,垂直側面17bの各々を起点とする円弧形状を有している。これによって傾斜側面16aの実質的な表面積は更に拡大する。又、傾斜側面16a,傾斜側面16bの形状により清掃用シート11はその中央部が狭まった形状となるため、弧の部分等が掴みやすくなり、傾斜側面16の傾斜形状の効果と相俟って使い勝手がより向上する。
【0050】
図7はこの発明の第5の実施の形態による清掃用シートの概略形状を示した斜視図である。
【0051】
図を参照して、この実施の形態による清掃用シートは、先の第1の実施の形態の清掃用シートに比べて側面視の形状が大きく異なっている。即ち、第1の実施の形態にあっては、平行四辺形形状であったのが、この実施の形態では、六角形形状となっている。そして、第1の実施の形態の傾斜側面16aに相当する端面は、上面13から外方に傾斜する上方傾斜側面27aと、下面14から外方に傾斜する下方傾斜側面28aとから構成されている。この下方傾斜側面28aは、見方を変えれば下面14に向かって内方に傾斜していると言える。同様に第1の実施の形態による傾斜側面16bに相当する端面は、上面13から外方に傾斜する上方傾斜側面27bと、下面14から外方に傾斜する下方傾斜側面28bとから構成されている。
【0052】
このように端面が構成されているため、端面の実質的な表面積が増加するため吸水性能が向上する。又、左右いずれの方向に清掃用シート11を移動させても、液体に端面が被さるように使用できる。更に、上面、下面をどの方向に反転させても、同様の状態で左右に使用できるため、より使い勝手が向上する。更に、両端面が外方に突き出た形状となっているため両端面を同時に手で掴みやすくなっている。
【0053】
尚、上記の各実施の形態では、平面視矩形形状を有しているが、他の形状であっても良く、又シートの厚さも一定でなくても良い。
【0054】
又、上記の各実施の形態では、傾斜側面は垂直方向に対して直線状に形成されているが、傾斜側面は垂直方向に対して曲線状に形成されているもの及びこれらが混在しているものも含む概念であり、同様の効果を奏する。
【0055】
更に、上記の各実施の形態では、傾斜側面は対向する側面に平行に形成されているが、これらは平行でなくても良く、あるいはこの側面の一方であっても良い。更にその側面の一部であっても良い。又、傾斜側面は対向する2組の側面のすべてに形成されていても良い。
【0056】
更に、上記の第3から第5の実施の形態では、傾斜側面に溝が形成されていないが、第2の実施の形態のような溝を形成しても良い。又、溝の数は傾斜側面に応じて適宜決定すれば良く、その形成方向は垂直方向以外の斜め方向に形成されていても良い。
【0057】
更に、上記の各実施の形態では、スポンジ素材の種類を特定しているが、液体の吸収効果を発揮する素材であれば他の種類の素材にも適用できることは言うまでもない。
【0058】
更に、上記の実験では清掃用シートの寸法を特定しているが、これらの寸法に本願発明が限定されるものではない。特にシートの厚さは使用勝手の観点からは5〜20mm程度の厚さが好ましい。又、傾斜側面の傾斜角θは30〜60°の範囲が吸水効率の観点で好ましいが、他の傾斜角であっても良い。
【図面の簡単な説明】
【0059】
【図1】この発明の第1の実施の形態による清掃用シートの概略形状を示した斜視図である。
【図2】図1で示したII−IIラインから見た側面図である。
【図3】第1の実施の形態による清掃用シートの使用状態を従来の清掃用シートと比較した概略断面図である。
【図4】この発明の第2の実施の形態による清掃用シートの概略形状を示した斜視図である。
【図5】この発明の第3の実施の形態による清掃用シートの概略形状を示した斜視図である。
【図6】この発明の第4の実施の形態による清掃用シートの概略形状を示した斜視図である。
【図7】この発明の第5の実施の形態による清掃用シートの概略形状を示した斜視図である。
【図8】従来の清掃用シートの概略形状を示した斜視図である。
【符号の説明】
【0060】
11…清掃用シート
13…上面
14…下面
16…傾斜側面
23…溝
尚、各図中同一符号は同一又は相当部分を示す。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
上面と下面と側面とからなるシート形状を有し、液体を吸収するスポンジ素材よりなる清掃用シートにおいて、
前記側面の少なくとも一部が、前記下面に向かって内方側に傾斜した傾斜側面を構成することを特徴とする、清掃用シート。
【請求項2】
前記清掃用シートは平面視矩形形状を有し、対向する2組の側面のうち少なくとも1組の側面の一方が前記傾斜側面を構成し、前記1組の側面の他方は前記傾斜側面と平行な側面を構成する、請求項1記載の清掃用シート。
【請求項3】
前記傾斜側面と前記上面とがなす角度は30〜60°である、請求項1又は請求項2に記載の清掃用シート。
【請求項4】
前記傾斜側面には、前記上面から前記下面に到達する複数の溝が形成される、請求項1から請求項3のいずれかに記載の清掃用シート。
【請求項5】
前記素材はセルロースを主成分とするスポンジシートよりなる、請求項1から請求項4のいずれかに記載の清掃用シート。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate

【図8】
image rotate


【公開番号】特開2008−161232(P2008−161232A)
【公開日】平成20年7月17日(2008.7.17)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−350837(P2006−350837)
【出願日】平成18年12月27日(2006.12.27)
【出願人】(000222141)東洋アルミエコープロダクツ株式会社 (106)
【Fターム(参考)】