説明

測定装置

【課題】テストリードを折れ曲がりなく確実に収納してテストリードが破断・故障するおそれを低減し、さらにテストリードが故障してもテストリードの交換を容易にすることで、テストリードの耐久性・交換性を向上させて測定可能期間を延ばし、信頼性の向上を図る。
【解決手段】テストリード棒11およびリード12からなるテストリード10と、リード12を巻き回し収納するリード収納装置30と、本体ケース21の外側に設けられてリード収納装置30の接続部31と電気的に接続されるとともに機械的に固定される被接続部26、および本体ケース21の外側に設けられてテストリード棒11を固定する固定部24を有する装置本体20と、を備え、リード収納装置30を、接続部31および被接続部26を介して装置本体20に対し着脱自在とした。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、テストリードの収納構造を改良した測定装置に関する。
【背景技術】
【0002】
測定装置は各種あるが、例えば、手軽に持ち運びができるDMM(ディジタルマルチメータ)やアナログテスタなどが知られている。この種の携帯型の測定装置は、通常2本のテストリードを用いて被測定対象物の電流値、電圧値、抵抗値等を測定したり、電気的な導通試験を行っている。
【0003】
このような測定装置の従来技術について、図を参照しつつ説明する。図6は従来技術の測定装置の構成図、図7はそのテストリード収納構造の説明図である。
測定装置100は、図6,図7に示すように、開閉可能な本体ケース110、2本のテストリード120、2個の巻回用突起片130、ホルダ140を備える。測定装置100は、テストリード棒121およびリード122からなるテストリード120を2本収納できるように構成されている。
【0004】
本体ケース110の内部には、2個の巻回用突起片130が設けられている。テストリード120のリード122は、これら2個の巻回用突起片130に巻回されて収納される。そして、本体ケース110内に2本のテストリード棒121が配置される空間が形成されており、これらのテストリード棒121が収納できるようになされている。さらに、本体ケース110のホルダ140は、一方のテストリード棒121を保持する機能を有する。これにより、一方のテストリード棒121を測定装置100に保持させて測定者が持つ必要をなくすとともに、測定時におけるリード122の不必要な垂れ下がりを防止する、という利点を有するものである。
【0005】
また、この種のテストリード収納構造について、例えば、特許文献1(実開昭62−143268号公報,発明の名称「リード線巻き取り式テスタ」)に記載の従来技術では、巻き取り機構を内蔵して余分なリードを収納する構成が開示されている。
【0006】
さらに、例えば、特許文献2(特開平3−18762号公報,発明の名称「デイジタルマルチメーターの測定用プローブ収納構造」)には、倒立可能な2個の巻取部にリードを巻き付ける巻き取り機構により、余分なリードを収納する構成が開示されている。
【0007】
また、例えば、特許文献3(実開昭62−201070号公報,発明の名称「リード線、リード棒の収納部付きテスター」)には、嵌め込み式のリード棒保持部を備える構成が開示されている。
【0008】
【特許文献1】実開昭62−143268号公報(第1図)
【特許文献2】特開平3−18762号公報(第1図,第2図)
【特許文献3】実開昭62−201070号公報(第1図,第2図)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
旧来の携帯型の測定装置は、図示しないが、テストリードと測定装置本体との接続にプラグ差し込み方式を採用し、測定装置本体へプラグインする構成となっている。しかし、この場合、テストリードの収納構造は特にないため、収納時には測定装置本体にリードを巻き付けるなどの方法が採られており、テストリードを確実に収納したいという要請があった。
【0010】
また、図6,図7を用いて説明した従来技術の測定装置、および、特許文献1,2,3に開示された測定装置は、テストリード収納構造を備えたものであるが、いずれもテストリードは装置本体から直接引き出されており、このテストリードをテストリード収納構造により収納する方式を採用している。したがって、リードが断線した場合などには装置本体を分解して交換しなくてはならず、交換作業の効率が悪いという問題があった。この場合、測定者によっては製造元のサービス窓口にて交換してもらうという選択をすることも想定され、測定者・製造元ともに手間を要するものであった。すなわち、テストリードの交換作業を容易化したいという要請があった。
【0011】
また、図6,図7のテストリード収納構造や特許文献2に開示されたテストリード収納構造によれば、リードを巻き取る時、リードに過不足が生じないように巻き取るためにリードの巻き具合を気にしながら巻く必要があり、手間を要するものであった。さらに、リードの巻き具合によっては、リードを巻く際に不用意な力を加えるおそれもあり、リードに負荷が加わって断線してしまい、上記のような問題を生じさせるおそれもあった。
従って、リードの巻き取り長さを考慮することなく巻き取り可能にし、ひいてはリードが断線するおそれも極力低減したいという要請があった。
【0012】
本発明は、上述の課題を解決するためになされたものであり、その目的は、テストリードを折れ曲がりなく確実に収納して破断・故障のおそれを低減し、さらにテストリードの交換を容易にしてテストリードの耐久性・交換性を向上させるとともに、信頼性を向上させた測定装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0013】
上記課題を解決するため、本発明の請求項1に係る測定装置は、
テストリード棒、および、テストリード棒の接触ピンと電気的に接続されるリード、を有するテストリードと、
回転によりリードを巻き取りつつ収納する巻き取り機構部、および、リードと電気的に接続される接続部、を有するリード収納装置と、
前記接続部が電気的に接続されるとともに機械的に固定される被接続部、この被接続部と電気的に接続される信号処理部、および、テストリード棒を固定する固定部、を有する装置本体と、
を備え、前記リード収納装置を、前記接続部および前記被接続部を介して前記装置本体に対し着脱自在としたことを特徴とする。
【0014】
本発明の請求項2に係る測定装置は、前記装置本体が、前記リード収納装置を収納する凹部を備えたことを特徴とする。
【0015】
本発明の請求項3に係る測定装置は、請求項1または請求項2に記載の測定装置において、
前記リード収納装置を前記装置本体に装着した際に、前記巻き取り機構部内のリードの引き出し部を、リードを巻き取る軸を介して前記固定部の反対側に配置したことを特徴とする。
【発明の効果】
【0016】
本発明によれば、テストリードを折れ曲がりなく確実に収納してテストリードが破断・故障するおそれを低減し、さらにテストリードが故障してもその交換を容易にすることで、テストリードの耐久性・交換性を共に向上して測定可能期間を延ばし、信頼性の向上を図ることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0017】
本発明の測定装置の最良の形態について図を参照しつつ説明する。ここで、測定装置は各種あるが、本形態では、携帯型のテスタ等の測定装置を想定して説明する。
図1は本形態の測定装置の構成図であり、図1(a)は正面図、図1(b)は右側面図、図1(c)は背面図である。
図2は本形態における装置本体へのリード収納装置の取り付けの説明図であり、図2(a)はリード収納装置を取り外した装置本体の背面図、図2(b)はリード収納装置を取り付けた装置本体の背面図、図2(c)は取り付け前のリード収納装置と装置本体のA−A線断面図、図2(d)は他の形態のリード収納装置と装置本体のA−A線断面図である。
図3は本形態におけるリード収納装置の一例を示しており、図3(a)はリード収納装置の正面図、図3(b)は同じくB−B線断面図、図3(c)は同じく底面図、図3(d)は同じく背面図である。
【0018】
測定装置1は、図1(a),(b),(c)に示すように、大別して、テストリード10、装置本体20、リード収納装置30を備える。ここで、リード収納装置30は装置本体20に対して着脱可能に構成されている。さらに、装置本体20はその側面にテストリード10のテストリード棒11を取り付けて固定し、また、その背面にリード収納装置30を取り付けて固定する。また、リード収納装置30はテストリード10のリード12を収納するように構成されている。
【0019】
テストリード10は、図1に示すように、テストリード棒11、リード12を備えている。
装置本体20は、図1に示すように、本体ケース21、表示装置22、操作部23、固定部24を備え、また、図2に示すように、凹部25、被接続部26を備えている。
リード収納装置30は、図2,図3に示すように、接続部31、裏側円板32、軸33、表側円板34、ハンドル35、表側カバー36、引き出し部37、開口部38を備えている。
【0020】
続いて、各構成の詳細について説明する。なお、ここでは図1(a)を正面、図1(b)を側面(詳しくは右側面)、図1(c)を背面として説明する。また、上の面を平面と、下の面を底面として説明する。
【0021】
まず、テストリード10の各構成について以下に説明する。
テストリード棒11は、先端の接触ピン11aと、この接触ピン11aの電気的な絶縁を確保しつつ保持する把持用本体部11bと、把持用本体部11bと一体に形成されたフランジ部11cと、を備え、接触ピン11aは、内部導線を経てリード12と電気的に接続されている。2本のテストリード棒11は、同じ形状、構造である。
【0022】
リード12は、可撓性を有し、一方でテストリード棒11の接触ピン11aと、他方でリード収納装置30の接続部31とそれぞれ電気的に接続されている。2本のリード12は、ほぼ同じ長さとなっている。
なお、2本のテストリード10は、一方を赤色に、他方を黒色に配色してプラス・マイナスの識別を容易にしている。
【0023】
続いて、装置本体20の各構成について以下に説明する。
本体ケース21としては各種の形状があり得るが、例えば図1に示すように、縦長の長方形の正面を有する立方体ケースとしている。本体ケース21には図示しない信号処理部が内蔵されており、測定処理等の各種の処理を行うようになされている。
【0024】
図1に示すごとく、表示装置22は本体ケース21の正面に設けられており、上記信号処理部と電気的に接続されている。この表示装置22は、操作内容や測定処理結果などを表示する機能を有している。
操作部23は、測定者の操作に応じた入力を行うための操作ダイヤル等からなっている。
【0025】
固定部24は、図1に示すように、本体ケース21外側の側面であって上下および左右に2個ずつ計4個設けられており、テストリード棒11を把持固定する機能を有している。固定部24には、平面から見て略U字状または略C字状の溝が形成されており、この溝内にテストリード棒11を嵌め込む。そして、テストリード棒11の把持用本体部11bの周囲に設けられるフランジ部11cを固定部24に係止させて固定する。なお、固定部24は、上記以外の構成であってもテストリード棒11を固定する機能を有していればよい。
【0026】
凹部25は、図2に示すように、本体ケース21外側の背面であって下側に設けられている。この凹部25は、背面から見て下側に切り欠きを有する切り欠き円である。また、底面から見たときに開口部25aが形成されている。
【0027】
被接続部26は、図2(a),(c)のように、後述するリード収納装置30の接続部31と電気的に接続されるとともに接続部31を機械的に固定する機能を備えた凹部であり、例えば、接続部31としてのバナナプラグが嵌着されるジャックによって構成されている。被接続部26は、図示しない信号処理部と電気的に接続されており、前記接続部31を嵌着してリード収納装置30を装置本体20に取り付けた状態において、テストリード棒11の先端の接触ピン11aからリード12、接続部31、被接続部26の順で送信された検出信号が信号処理部に入力されて計測処理を行うこととなる。
【0028】
続いて、リード収納装置30の各構成について以下に説明する。
接続部31は、図2(c),図3(c),(d)に示すように、裏側円板32の背面に設けられており、装置本体20の被接続部26と電気的に接続されるとともに被接続部26に機械的に固定される機能を有する凸部であり、例えばバナナプラグである。
【0029】
軸33は、裏側円板32に対して回動するように軸支されている。例えば、軸33の内部には周知のスリップリングなどが配置されており、スリップリングは、リード12と接続部31との間を電気的に接続するとともに、軸33を回動自在としている。2本のリード12は、例えば図3(b)に示すように同一箇所の引き出し部37から引き出され、さらに図3(c)で示すように並べて配置されて、2本のリード12を一度に長さをそろえて巻き取ることができるようになっている。
【0030】
表側円板34は軸33に固定され、軸33とともに回動するように構成されている。
ハンドル35は、表側円板34に固定されており、操作者がハンドル35を持ちながら図3(a)の矢印D方向に回転させると、表側円板34とともに軸33が回転し、軸33の周囲にリード12を巻き取るものである。
【0031】
表側カバー36は、図3(b)に示す円弧状の側壁部36aにより裏側円板32に取り付け固定されている。また、表側カバー36は表側円板34の回転を支持する機能を有している。
引き出し部37は軸33からリード12を引き出している箇所である。特に軸33の外周接線方向にリード12を引き出すことにより、巻き取り時にリード12が極端に折れ曲がることなく円滑に巻き取られていく。
【0032】
開口部38は、表側カバー36の円弧状の側壁部36aに形成された切り欠きであり、この開口部38からリード12が出し入れされる。また、この開口部38により、操作者はリード収納装置30の上下方向が判別可能になるという利点もある。
これら裏側円板32、軸33、表側円板34、ハンドル35、表側カバー36、引き出し部37、開口部38により、回転してリード12を巻き取る巻き取り機構部を構成する。このような構成によれば、リード収納装置30を装置本体20に装着した際に、引き出し部37が軸33を介して固定部24の反対側に配置されるため、リード12の曲率半径を大きくしてリード12の折れ曲がりを防止することができる。
【0033】
この測定装置1を使用する場合には、リード収納装置30を装置本体20に取り付けたままの状態でテストリード10のリード12を引き出し、テストリード10の引き回しのために所定の長さを確保しつつ各種の測定作業を行う。
測定が終了したら、リード12の余長を少し残しながらリード12を巻き取ってリード収納装置30へ収納する。その後、テストリード棒11を固定部24の溝部に嵌め込んで固定し、ハンドル35を回してリード12の余長をリード収納装置30へ完全に収納する。
【0034】
なお、測定終了時には、リード収納装置30を装置本体20から取り外してリード12を巻き取っても良い。
図4は、リード収納装置30の着脱状態を説明する説明図であり、リード収納装置30を直線的に移動させるだけで装置本体20側の凹部25(被接続部26)に対し着脱することが可能になっている。
【0035】
以上、本発明の測定装置1について説明した。しかしながら、この測定装置1については各種の変形形態が考えられる。
例えば、上記の形態では、リード12を手動操作にて巻き取るリード収納装置30について説明したが、ばねの復元力やモータの駆動力を用いてリード12を巻き取る機構をリード収納装置が備えていても良い。
【0036】
また、図2(d)に示すように、装置本体20側の被接続部26をバナナプラグなどの凸部とし、また、リード収納装置30側の接続部31をジャックなどの凹部として構成しても良い。接続部31と被接続部26との関係は、少なくとも装置本体20やリード収納装置30の外側に設けられていて、リード収納装置30を装置本体20に電気的に接続するとともに機械的に固定できる構造であれば、図示例に限定されない。
更に、装置本体20側の被接続部26に従来のテストリードも接続可能とすれば、測定装置の使用方法に一層の柔軟性を持たせることができる。
【0037】
また、リード収納装置30の巻き取り機構部を簡略化し、図5に示すように、裏側円板32、軸33、表側円板39が一体に固定された側面エ字状のドラムによる巻き取り機構部とし、その全体を操作者が回してリード12を巻き取るようにしても良い。このようなリード収納装置30’によれば、構成の簡素化が可能になる。
【0038】
図1(b)に示したように、リード収納装置30は装置本体20の背面に対して突出する構成となっているが、凹部25を深くし、あるいはリード収納装置30を薄くして、リード収納装置30の表面と装置本体20の背面とが略面一になるように形成しても良い。
同様に、リード収納装置30の底面と装置本体20の底面とが略面一になるようにすることも望ましい。
【0039】
以上のように本発明によれば、リード収納装置30を採用することで、リード12の殆どをリード収納装置30内に収納してテストリード10を確実に収納することができる。
また、リード12が断線したり接続不良になるなどしてテストリード10を交換する場合には、装置本体20からリード収納装置30ごとテストリード10を取り外して、新たなリード収納装置30付きのテストリード10に取り換えれば良い。予備のリード収納装置30付きのテストリード10を予め購入保存しておけば、数分で交換作業は終了する。従って、装置本体20を分解する必要もなく、交換作業の効率が大幅に向上する。また、製造元のサービス窓口にて交換してもらうという選択もなくなり、測定者・製造元ともども手間が削減されてテストリード10の交換を容易に行うことができる。
【0040】
また、図3に示したリード収納装置30によれば、リード12を巻き取る時、リード12に過剰な余長が生じても簡単に巻き取れるためにリード12の巻き具合を気にしながら巻く必要もなくなる。さらに、リード12の引き出し部37の引き出し方向を軸33の略接線方向にすれば、引き出し部37におけるリード12の屈曲を防止することができる。加えて、リード12の曲率半径を大きくして折れ曲がりの発生を防止し、リード12の巻き具合に起因して巻き取り時に不用意な力が加わるおそれをなくすことができる。
【図面の簡単な説明】
【0041】
【図1】本発明を実施するための最良の形態の測定装置の構成図であり、図1(a)は正面図、図1(b)は右側面図、図1(c)は背面図である。
【図2】装置本体へのリード収納装置の取り付け状態を説明する図であり、図2(a)はリード収納装置を取り外した装置本体の背面図、図2(b)はリード収納装置を取り付けた装置本体の背面図、図2(c)は取り付け前のリード収納装置と装置本体のA−A線断面図、図2(d)は他の形態のリード収納装置と装置本体のA−A線断面図である。
【図3】図1の形態におけるリード収納装置の説明図であり、図3(a)は正面図、図3(b)はB−B線断面図、図3(c)は底面図、図3(d)は背面図である。
【図4】リード収納装置の着脱を説明する説明図である。
【図5】他の形態の測定装置のリード収納装置の一例の構成図であり、図5(a)は正面図、図5(b)はC−C線断面図、図5(c)は側面図、図5(d)はの背面図である。
【図6】従来技術の構成図である。
【図7】従来技術のテストリード収納構造の説明図である。
【符号の説明】
【0042】
1:測定装置
10:テストリード
11:テストリード棒
11a:接触ピン
11b:把持用本体部
11c:フランジ部
12:リード
20:装置本体
21:本体ケース
22:表示装置
23:操作部
24:固定部
25:凹部
25a:開口部
26:被接続部
30,30’:リード収納装置
31:接続部
32:裏側円板
33:軸
34:表側円板
35:ハンドル
36:表側カバー
36a:側壁部
37:引き出し部
38:開口部
39:表側円板

【特許請求の範囲】
【請求項1】
テストリード棒、および、テストリード棒の接触ピンと電気的に接続されるリード、を有するテストリードと、
回転によりリードを巻き取りつつ収納する巻き取り機構部、および、リードと電気的に接続される接続部、を有するリード収納装置と、
前記接続部が電気的に接続されるとともに機械的に固定される被接続部、この被接続部と電気的に接続される信号処理部、および、テストリード棒を固定する固定部、を有する装置本体と、
を備え、前記リード収納装置を、前記接続部および前記被接続部を介して前記装置本体に対し着脱自在としたことを特徴とする測定装置。
【請求項2】
請求項1に記載の測定装置において、
前記装置本体は、前記リード収納装置を収納する凹部を備えたことを特徴とする測定装置。
【請求項3】
請求項1または請求項2に記載の測定装置において、
前記リード収納装置を前記装置本体に装着した際に、前記巻き取り機構部内のリードの引き出し部を、リードを巻き取る軸を介して前記固定部の反対側に配置したことを特徴とする測定装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2009−79989(P2009−79989A)
【公開日】平成21年4月16日(2009.4.16)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−249068(P2007−249068)
【出願日】平成19年9月26日(2007.9.26)
【出願人】(000227180)日置電機株式会社 (982)
【Fターム(参考)】