説明

灯火誘導車載装置

【課題】夕方および夜間、トンネル内において、車両が無灯火で走行するときに、車両の搭乗者ならび運転者と周辺の車両に無灯火であることを察知させながら警戒するよう警報して、無灯火である状態から灯火するよう促し、運転事故を未然に防止する。
【解決手段】車両に感光センサーを搭載させ、暗さに応じて、無灯火で走行した場合に、搭乗者や運転者に警報音を発したり、周辺の車両に向けて無灯火車両がハザードランプを点滅して、無灯火であることを察知させ、警戒するよう警報する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両の車載装置に関する。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0002】
夕方および夜間、トンネル内において、車両を無灯火で走行するような運転者がいる。無灯火で走行する車両は、運転事故をまねくことがある、危険だ。
【発明の効果】
【0003】
車両の搭乗者ならび運転者と周辺の車両に無灯火であることを察知させながら警戒するよう警報して、無灯火である状態から灯火するよう促し、運転事故を未然に防止することにある。
【図面の簡単な説明】
【0004】
【図1】本発明のブロック図である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特許公開2002−074583 無灯火車両検出装置
【実施例】
【0006】
ハザード(車両の方向指示器を全灯、同時に点滅を行うことの名称)を行うきっかけを感光センサーで行う。感光センサーは焼結形CdS光導電セルを用いることで安価にできる。感光センサーを車両のフロントガラス等に装着して、車外の明暗(光のぐあい)を検出させるときに、感光センサーは電気抵抗が増減するから、電気的に電圧をかけて、トランジスター回路等でその電圧を検出して、電気信号を増幅しておき、車両が走行中であることと、灯火スイッチ(車両のライト)のON・OFFの状況を同時に検出して、明暗の状況および走行中であることと灯火スイッチのON・OFFの状況を電気信号において論理積あるいは、加算させて、その結果をトランジスター回路等で車載のハザードスイッチと連動するよう無接点あるいは有接点にON・OFFをする。このことで、夕方や夜間、トンネル内にて、車両の灯火が必要であるときに、ハザードを点滅させて、車両周辺および搭乗者、運転者に無灯火であることを知らしめることが可能である。灯火スイッチの状況と、走行中であることおよび、感光センサーの明暗の検出状況の3つの要素が折り重なってハザードを点滅させるしくみだが、ハザードを点滅させなくとも、直接、灯火(ライト等)するよう回路を接続してもよい。すくなくともハザードの点滅だけでなく、音声を再生するような電子回路を介して警報するのもよい。
【符号の説明】
【0007】
なし


【特許請求の範囲】
【請求項1】
車外の暗さにより、搭乗者および周辺車両と歩行者にむけて、無灯火であることを警報する車載装置。

【図1】
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【公開番号】特開2012−84157(P2012−84157A)
【公開日】平成24年4月26日(2012.4.26)
【国際特許分類】
【公開請求】
【出願番号】特願2011−227498(P2011−227498)
【出願日】平成23年10月15日(2011.10.15)
【出願人】(510279527)
【Fターム(参考)】