説明

災害防止方法

【課題】現代社会の地上、水面に発生した特定化学物質を含む気体、液体の災害防止策の用材を低コストで効率的に提供でき、災害から人命、安全を守ることを目的とする災害防止材を提供する。
【解決手段】珪藻土は、超微細孔を有し、吸収性機能を有するため、有害物の複合効果作用、溶解性の有機物に分解作用の存在効果により、複雑化した災害時の防災防止用材に適用する。珪藻土の多孔質に有害な気体、液体、可燃物質を含有させ、吸着保持、有機物の分解を可能とし、様々な自然災害、人的災害から人命、環境を守ることができ、安心、安全な住環境を提供することができる災害防止材。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、災害防止方法に関するものである。
【背景技術】
【0002】
災害対応については、数多くの提案がなされ、実用されているものの、対象物の無害化されるまでには、大量の水と大量の中和剤を散布する必要がある。手間や諸費のコスト面において単体対応をしているために、かかり過ぎ、高額であることが指摘されている。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明は、自然災害や人的災害に関する緊急災害に有効にかつ効率的な方法開発を目的として、鋭意研究を重ねた結果、珪藻土焼成粒、粉末の有効活用に効果のあることが確認された。
【0004】
気体の発生抑制、液体処理、水面火災の消火に関しては、珪藻土焼成粒を散布し、水没することにより災害が防止される。
【0005】
珪藻土は、秋田県北秋田市産地の品質の良さで有名な珪藻土を用いることが好ましい。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、災害防止材として珪藻土の細孔部に保持をさせ、対象物との相乗効果で分解作用効果の発揮を特徴とした。
【0007】
さらに本発明の災害防止材に持続的効果の得られることが発見された。
【発明の効果】
【0008】
珪藻土焼成粒の散布によって災害防止ができる。
【0009】
本発明での処理物は、水処理によって災害回避ができる。
【0010】
珪藻土の独自効果機能が災害防止緊急対策に効果がある。
【0011】
災害時の周辺衛生環境に考慮ができた。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
本発明の実施形態は、災害時に多目的に活用できることを特徴とする。
【0013】
珪藻土は、超微細孔を有し、吸収性に最大の機能が発揮され、有害物の複合効果作用、溶解性の有機物に分解作用の存在効果があり、複雑化した災害時の防災防止用材に最適である。
【0014】
珪藻土焼成粒は、対象物を処理しても処理しない状態であっても水中に沈むことから、対象物を吸収し、引火性のガス、特定化学物質のガスをも水中に封じこめることにより低減され、消火作用が働き、安全、安心な災害防止の構造にしたことを特徴とする。
【産業上の利用可能性】
【0015】
本発明は、可燃性液体、特定化学物質の可燃性液体または有害ガスの発生した地上、水面の流出事故による災害においては、特段機能の発揮が出来る。
【0016】
様々な自然災害、人的災害から人命、環境を守ることができ、安心、安全な住環境の提供に関する。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
可燃物液体、気体、特定化学物質処理に、多孔質シリカを持つ珪藻土を結びつけた構造を特徴とした発明である。
【請求項2】
用途に応じて、対象物体積パーセントを多孔質のシリカを持つ珪藻土焼成体積パーセントで覆った顆粒、粉末の混合構造を接触させることで、対象物が処理回収される。散布水没により分解せすめ災害防止なることを特徴とする。

【公開番号】特開2010−46464(P2010−46464A)
【公開日】平成22年3月4日(2010.3.4)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−244905(P2008−244905)
【出願日】平成20年8月25日(2008.8.25)
【出願人】(305058494)
【Fターム(参考)】