説明

炊飯器

【目的】 炊飯物の水の量が多い時、もしくは、水だけの時でも、制御回路および本体部分の温度が耐熱温度を越えないようにし、かつ炊飯物の水の量が多い時でも蓋の部分に露がつくことを防ぎ、おいしい御飯が炊ける炊飯器を提供することを目的としている。
【構成】 鍋温度検知手段13と蓋温度検知手段17の出力を入力し、鍋10の温度もしくは蓋14の温度が、ある時間経過してもある温度以上にならない時は、主ヒータ駆動手段12と保温ヒータ駆動手段16とを制御して、主ヒータ11と保温ヒータ15への通電率を小さくする制御手段18を備えている。

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主に家庭で使用される炊飯器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、蓋の部分にヒータを設けて、通電することにより御飯に露がつかないようにして、よりおいしい御飯が炊ける炊飯器が主流になってきている。
【0003】従来、この種の炊飯器は図4に示すような構成をしている。以下、その構成と動作について図4および図5を参照しながら説明する。
【0004】図4に示すように、炊飯物を入れる鍋1は、主ヒータ2により加熱され、主ヒータ2への通電は、主ヒータ駆動手段3で行われる。鍋温度検知手段4は、鍋1の温度を検知しており、鍋1の上方には蓋5が設けられ、保温ヒータ6は鍋1と蓋5を、加熱する。保温ヒータ6への通電は、保温ヒータ駆動手段7で行われ、蓋温度検知手段8は、蓋5の温度を検知している。制御手段9は鍋温度検知手段4と蓋温度検知手段8の出力を入力とし、主ヒータ駆動手段3と保温ヒータ駆動手段7を図5のように制御する。
【0005】図5にもとづいて、炊き工程終了後の炊き上げ工程について説明する。炊き上げ工程にはいると、制御手段9は、鍋温度検知手段4により検知した鍋温度がθ1になるまで、主ヒータ駆動手段3により16/16の通電率で主ヒータ2を通電する。鍋温度がθ1になると制御手段9は、蓋温度検知手段8により検知した蓋温度がφ1になるまでの時間TGをカウントし始め、主ヒータ駆動手段3により16/16の通電率で主ヒータ2を通電する。蓋温度がφ1になると制御手段9は、鍋温度検知手段4により検知した鍋温度がθ2になるまで、主ヒータ駆動手段3により時間TGの長さに応じた通電率で主ヒータ2を通電する。さらに蓋温度検知手段8で検知した蓋温度がφ2より低い時は保温ヒータ駆動手段7により16/16の通電率で保温ヒータ6を通電する。蓋温度検知手段8で検知した蓋温度がφ2より高い時は、保温ヒータ駆動手段7により保温ヒータ6への通電を停止する。鍋温度検知手段4により検知した鍋温度がθ2を越えると次のむらし工程へ進む。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の炊飯器では、炊飯物の水の量が多い時、もしくは水だけの時は、鍋温度がθ1,θ2になるまでの時間、および蓋温度がφ1になるまでの時間が長くなり、主ヒータ2および保温ヒータ6の、通電率が16/16となる時間が非常に長くなるため、制御回路および、本体部分の温度が耐熱温度を越えるという課題があった。
【0007】本発明は上記課題を解決するもので、炊飯物の水の量が多い時、もしくは、水だけの時でも、制御回路および本体部分の温度が耐熱温度を越えないようにし、かつ炊飯物の水の量が多い時でも蓋の部分に露がつくことを防ぎ、おいしい御飯が炊ける炊飯器を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するために本発明は、炊飯器を入れる鍋と、前記鍋を加熱する主加熱部と、前記主加熱部を駆動する主駆動手段と、前記鍋の温度を検知する鍋温度検知手段と、前記鍋の上方に設けられた蓋と、前記鍋と前記蓋とを加熱する保温加熱部と、前記保温加熱部を駆動する保温駆動手段と、前記蓋の温度を検知する蓋温度検知手段と、前記鍋温度検知手段と前記蓋温度検知手段の出力を入力し、前記鍋の温度もしくは前記蓋の温度が、ある時間経過してもある温度以上にならない時は、前記主駆動手段と前記保温駆動手段とを制御して、前記主加熱部と前記保温加熱部への通電率を小さくする制御手段とを備えている。
【0009】
【作用】本発明は上記構成により、鍋の温度もしくは蓋の温度が、ある時間経過してもある温度以上にならない時は、主加熱部と保温加熱部への通電率を小さくすることができるので、制御回路および本体部分の温度が耐熱温度を越えることなく、蓋の部分に露がつくのを防ぐので御飯をおいしく炊くことができるものである。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図1,図2および図3を参照しながら説明する。
【0011】図1は本発明のブロック図である。図1において、炊飯物を入れる鍋10は、主加熱部である主ヒータ11により加熱され、主ヒータ11への通電は、主ヒータ駆動手段12で行われる。鍋温度検知手段13は鍋10の温度を検知しており、鍋10の上方には蓋14が設けられ、保温加熱部である保温ヒータ15は鍋10と蓋14を、加熱する。保温ヒータ15への通電は、保温ヒータ駆動手段16で行われ、蓋温度検知手段17は、蓋14の温度を検知している。制御手段18は、鍋温度検知手段13と蓋温度検知手段17の出力を入力とし主ヒータ駆動手段12と保温ヒータ駆動手段16を制御する。
【0012】図2は本発明の一実施例の回路図である。図2において、炊飯物を入れる鍋10は、主ヒータ11により加熱され、主ヒータ11への通電は、主ヒータ駆動手段12で行われる。主ヒータ駆動手段12はリレー接点12aと,リレーの励磁用コイル12bとトランジスタ12cと抵抗12dで構成されている。リレー接点12aの片側は、交流電源20の片側に接続され、リレー接点12aの他の片側は、主ヒータ11の片側に接続される。主ヒータ11の他の片側は、交流電源20の他の片側に接続される。リレーの励磁用コイル12bの片側は、直流電源19の片側に、リレーの励磁用コイル12bの他の片側は、トランジスタ12cのコレクタ端子に、トランジスタ12cのエミッタ端子は直流電源19のグランド側に、トランジスタ12cのベース端子は抵抗12dの片側と、マイクロコンピュータ18の出力端子に、抵抗12dの他の片側は、直流電源19の片側に、接続されている。鍋温度検知手段13は鍋10の温度を検知しており、サーミスタ13aと抵抗13bとA/D変換器13cで構成されている。
【0013】サーミスタ13aの片側は直流電源19の片側に、サーミスタ13aの他の片側は、抵抗13bの片側に、抵抗13bの他の片側は直流電源19のグランド側に接続されている。サーミスタ13aと抵抗13bが接続されているA点の電圧をA/D変換器13cに入力し、変換したディジタル信号をマイクロコンピュータ18の入力端子に入力する。鍋10の上片には蓋14が設けられ保温ヒータ15は胴ヒータ15aと蓋ヒータ15bとで構成され、それぞれ鍋10と蓋14を、加熱する。保温ヒータ15への通電は、保温ヒータ駆動手段16で行われる。
【0014】双方向三端子サイリスタ16aのゲート端子は抵抗16bの片側に、抵抗16bの他の片側は、トランジスタ16cのコレクタ端子に、トランジスタ16cのエミッタ端子は直流電源19のグランド側に、トランジスタ16cのベース端子は抵抗16dの片側と、マイクロコンピュータ18の出力端子に、抵抗16dの他の片側は、直流電源19の片側に、接続されている。蓋温度検知手段17は、蓋14の温度を検知しており、サーミスタ17aと抵抗17bとA/D変換器17cで構成されている。サーミスタ17aの片側は直流電源19の片側に、サーミスタ17aの他の片側は、抵抗17bの片側に、抵抗17bの他の片側は直流電源19のグランド側に接続されている。サーミスタ17aと抵抗17bが接続されているB点の電圧をA/D変換器17cに入力し、変換したディジタル信号をマイクロコンピュータ18の入力端子に入力する。
【0015】上記構成において、動作を図3のフローチャートにより説明する。ステップ30で前炊き工程を終了し、炊き上げ工程に入る。ステップ31では、炊き上げ工程に入ると同時に、T1=0にクリアして時間カウントを開始する。ステップ32では、マイクロコンピュータ18は抵抗12dに接続される出力端子をオープン状態にし、トランジスタ12cをオンさせて、リレー12aの接点を閉じて、16/16の通電率で主ヒータ11に通電する。通常炊き上げ工程では、通電率を16/16にして強い火力で炊き上げることになる。ステップ33ではマイクロコンピータ18はA/D変換器13cの出力を入力し鍋10の温度がθ1を越えているかどうかを、判定する。越えていない時は、ステップ34に進む。ステップ34では、時間カウントをT1に加算する。次のステップ35では、加算した時間T1が、ある一定時間Txより長いかどうかを判定する。このTxは、主ヒータ11が、16/16の通電率で連続して通電されても、制御回路および本体の温度上昇が、耐熱温度より低くなる値であり、さらに通常における最大量の炊飯を行った場合に、炊き上げ工程に入った時から、鍋10の温度がθ1になるまでの最大時間よりも、長い時間とする。ステップ35でT1がTxよりも短い時はステップ32に戻る。ステップ35でT1がTxよりも長い時は、ステップ36に進み、マイクロコンピュータ18は抵抗12dに接続される出力端子を16秒中7秒間オープン状態にし、トランジスタ12cを16秒中7秒間オンさせて、リレー12aの接点を16秒中7秒間閉じて7/16の通電率で主ヒータ11に通電する。ここで通電率を7/16にしているが、制御回路および本体の温度上昇が耐熱温度より低くなる通電率であればよい。
【0016】次にステップ37に進む。ステップ37ではマイクロコンピュータ18はA/D変換器13cの出力を入力し鍋10の温度がθ2を越えているかどうかを、判定する。越えていない時は、ステップ36に戻り、越えている時は、むらし工程に進む。ステップ33で、鍋10の温度がθ1を越えている時は、ステップ38に進む。ステップ38で、マイクロコンピュータ18は、T2=0にクリアして時間カウントを開始する。ステップ39では、マイクロコンピュータ18は、抵抗12dに接続される出力端子をオープン状態にし、トランジスタ12cをオンさせて、リレー12aの接点を閉じて、16/16の通電率で主ヒータ11に通電する。次にステップ40に進む。ステップ40では、マイクロコンピュータ18はA/D変換器17cの出力を入力し蓋14の温度がφ1を越えているかどうかを、判定する。越えていない時は、ステップ41に進む。ステップ41では、時間カウントをT2に加算する。次のステップ42では、加算した時間T2が、ある一定時間Tyより長いかどうかを判定する。このTyは、主ヒータ11が、16/16の通電率で連続して通電されても、制御回路および本体の温度上昇が耐熱温度より低くなる値であり、さらに通常における最大量の炊飯を行った場合に、鍋10の温度がθ1になってから、蓋14の温度がφ1を越える最大時間よりも、長い時間とする。ステップ42でT2がTyよりも短い時はステップ39に戻る。ステップ42で、T2がTyよりも長い時は、ステップ43に進み、マイクロコンピュータ18は抵抗12dに接続される出力端子を16秒中7秒間オープン状態にしトランジスタ12cを16秒中7秒間オンさせてリレー12aの接点を16秒中7秒間閉じて、7/16の通電率で主ヒータ11に通電する。ここで通電率を7/16にしているが、制御回路および本体の温度上昇が、耐熱温度より低くなる通電率であればよい。
【0017】次にステップ44に進む。ステップ44ではマイクロコンピュータ18はA/D変換器13cの出力を入力し鍋10の温度がθ2を越えているかどうかを、判定する。越えていない時は、ステップ43に戻り、越えている時は、むらし工程に進む。ステップ40で、蓋14の温度がφ1を越えている時は、ステップ45に進む。ステップ45で、マイクロコンピュータ18は、T3=0にクリアして時間カウントを開始する。ステップ46では、マイクロコンピュータ18は、抵抗12dに接続される出力端子を16秒中Pg(T2)秒間オープン状態にし、トランジスタ12cを16秒中Pg(T2)秒間オンさせて、リレー12aの接点を16秒中Pg(T2)秒間閉じてPg(T2)/16の通電率で、主ヒータ11に通電する。ここでPg(T2)は鍋10の温度がθ1になってから、蓋14の温度がφ1を越えるまでの時間T2の関数である。次にステップ47に進む。ステップ47では、マイクロコンピュータ18はA/D変換器17cの出力を入力し蓋14の温度がφ2を越えているかどうかを判定する。越えていない時は、ステップ48に進む。ステップ48ではマイクロコンピュータ18は抵抗16dに接続される出力端子をオープン状態にし、トランジスタ16cをオンさせて、双方向三端子サイリスタ16aをオン状態にし、16/16の通電率で胴ヒータ15aおよび蓋ヒータ15bに通電する。これにより鍋10の胴の部分と蓋14を加熱して蓋14部分の露を蒸発させる。ステップ47で蓋14の温度がφ2を越えている時は、ステップ49に進む。ステップ49ではマイクロコンピュータ18は抵抗16dに接続される出力端子をグランドレベルにして、トランジスタ16cをオフさせて、双方向三端子サイリスタ16aをオフ状態にし、胴ヒータ15aおよび蓋ヒータ15bの通電を停止する。これにより蓋14の温度が耐熱温度を越えないようにする。ステップ48およびステップ49からステップ50に進む。ステップ50ではマイクロコンピュータ18はA/D変換器13cの出力を入力し鍋10の温度がθ2を越えているかどうかを判定する。越えている時は、むらし工程に進む。鍋10の温度がθ2を越えていない時は、ステップ51に進む。ステップ51では、時間カウントをT3に加算する。次のステップ52では、加算した時間T3が、ある一定時間Tzより長いかどうかを判定する。このTzは、主ヒータ11が、Pg(T2)/16の通電率で連続して通電されても、制御回路および本体の温度上昇が、耐熱温度より低くなる値であり、さらに通常における最大量の炊飯を行った場合に、蓋14の温度がφ1を越えてから鍋10の温度がθ2を越えるまでの最大時間よりも長い時間とする。
【0018】ステップ52で、T3がTzよりも短い時はステップ46に戻る。ステップ52で、T3がTzよりも長い時は、ステップ53に進む。ステップ53では、Pg(T2)が13秒以上の時は、マイクロコンピュータ18は抵抗12dに接続される出力端子を16秒中10秒間オープン状態にしトランジスタ12cを、16秒中10秒間オンさせてリレー12aの接点を16秒中10秒間閉じて、10/16の通電率で主ヒータ11に通電する。ここで通電率を10/16にしているが、連続で通電しても制御回路および本体の温度上昇が、耐熱温度より低くなる通電率であればよい。
【0019】Pg(T2)が13秒未満の時はマイクロコンピュータ18は抵抗12dに接続される出力端子を16秒中Pg(T2)秒間オープン状態にし、トランジスタ12cを16秒中Pg(T2)秒間オンさせて、リレー12aの接点を16秒中Pg(T2)秒間閉じて、Pg(T2)/16の通電率で主ヒータ11に通電する。ここでPg(T2)の値が13の所で通電率を下げるかどうかを、決めているが、この値は連続で通電しても制御回路および本体の温度上昇が耐熱温度より低くなるように決定すればよい。次にステップ54に進む。ステップ54ではマイクロコンピュータ18はA/D変換器17cの出力を入力し、蓋14の温度がφ2を越えているかどうかを判定する。越えていない時はステップ55に進む。ステップ55ではマイクロコンピュータ18は抵抗16dに接続される出力端子を16秒中10秒オープン状態にし、トランジスタ16cをオンさせて、双方向三端子サイリスタ16aをオン状態にし、10/16の通電率で胴ヒータ15aおよび蓋ヒータ15bに通電する。これにより鍋10の胴の部分と蓋14を加熱して蓋14部分の露を蒸発させる。ここで10/16の通電率は保温ヒータ15に連続して通電しても制御回路および本体の温度上昇が耐熱温度より低くなる値としている。ステップ54で蓋14の温度がφ2を越えている時はステップ56に進む。ステップ56ではマイクロコンピュータ18は抵抗16dに接続される出力端子をグランドレベルにして、トランジスタ16cをオフさせて、双方向三端子サイリスタ16aをオフ状態にし、胴ヒータ15aおよび蓋ヒータ15bの通電を停止する。これにより蓋14の温度が耐熱温度を越えないようにする。
【0020】ステップ55およびステップ56からステップ50に進み、前記の動作をくり返す。これまでの説明で主ヒータ11は通常のシーズヒータであり、リレー12a及び12bで制御されるものであるが、主ヒータ11がインダクションヒータであっても、この通電率を決定する制御方法については、問題なく応用できる。
【0021】このように本発明の実施例の炊飯器によれば、炊飯物の水の量が多い時、もしくは水だけの時は、鍋温度がθ1,θ2になるまでの時間、および蓋温度がφ1になるまでの時間が長くなり、主ヒータ11および保温ヒータ15の、通電率が16/16となる時間が非常に長くなるのを防ぐことができるので、制御回路および、本体部分の温度が耐熱温度を越えることなく、かつ炊飯物の水の量が多い時でも蓋14の部分に露がつくのを防ぐので、御飯をおいしく炊くことができる。
【0022】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように本発明によれば、鍋の温度もしくは蓋の温度が、ある時間経過してもある温度以上にならない時は、主ヒータと保温ヒータへの通電率を小さくすることができるので、制御回路および本体部分の温度が耐熱温度を越えることなく、蓋の部分に露がつくのを防ぐので御飯をおいしく炊くことができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の炊飯器のブロック図
【図2】本発明の一実施例を示す炊飯器の回路図
【図3】本発明の一実施例を示す炊飯器の動作を示すフローチャート
【図4】従来の炊飯器のブロック図
【図5】従来の炊飯器の動作を示す説明図
【符号の説明】
10 鍋
11 主ヒータ
12 主ヒータ駆動手段
13 鍋温度検知手段
14 蓋
15 保温ヒータ
16 保温ヒータ駆動手段
17 蓋温度検知手段
18 制御手段

【特許請求の範囲】
【請求項1】炊飯物を入れる鍋と、前記鍋を加熱する主加熱部と、前記加熱部を駆動する主駆動手段と、前記鍋の温度を検知する鍋温度検知手段と、前記鍋の上方に設けられた蓋と、前記鍋と前記蓋とを加熱する保温加熱部と、前記保温加熱部を駆動する保温駆動手段と、前記蓋の温度を検知する蓋温度検知手段と、前記鍋温度検知手段と前記蓋温度検知手段の出力を入力し、前記鍋の温度もしくは前記蓋の温度が、ある時間経過しても、ある温度以上にならない時は前記主駆動手段と前記保温駆動手段とを制御して、前記主加熱部と前記保温加熱部への通電率を小さくする制御手段とを備えた炊飯器。

【図1】
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【図5】
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【図2】
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【図4】
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【図3】
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