説明

無電極ランプ用保持具および照明器具

【課題】枠体内に収納した無電極ランプの最冷点用突起部の温度が上昇し難く、光出力の特性を損なうおそれの少ない無電極ランプ用保持具および照明器具を提供する。
【解決手段】本発明の照明器具1は、先端頂部に最冷点用突起部27を有し放電ガスが封入された電球状のバルブを備えた無電極ランプ2と、反射笠32と第1パネル33を有する無電極ランプ用保持具3と、点灯回路4とを備えている。第1パネル33は、外気導入孔34を備えている。又、反射笠32は、排気孔35を備えている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、最冷点用突起部を有し放電ガスが封入されたバルブを備えた無電極ランプを保持する無電極ランプ用保持具および照明器具に関する。
【背景技術】
【0002】
従来から、放電ガスが封入されたバルブを備えた無電極ランプは広く知られている。この無電極ランプとして、例えば水銀滴を使用するとともに、バルブの一部に最冷点用突起部を設け、水銀蒸気圧を制御して光出力の特性を損なわないようにしている(特許文献1参照)。
【特許文献1】特開2001−325920号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、このような最冷点用突起部を有するバルブを備えた無電極ランプを枠体内に収納すると、以下のような問題点がある。即ち、無電極ランプの発光に伴う発熱によって、枠体内が温度上昇し、その枠体内に収納された無電極ランプの最冷点用突起部の温度が上昇してしまう。その結果、良好な無電極ランプの光量が得られないおそれがある。
【0004】
本発明は、枠体内に収納した無電極ランプの最冷点用突起部の温度が上昇し難く、光出力の特性を損なうおそれの少ない無電極ランプ用保持具および照明器具を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
前記課題を解決するために、本発明の請求項1は、外周側に突設された最冷点用突起部を有し放電ガスが封入された電球状のバルブを備えた無電極ランプを、枠体内に収納して保持する無電極ランプ用保持具であって、前記枠体には、外部と枠体内とを連通するように開けられた外気導入孔及び排気孔が設けられていることを特徴とする無電極ランプ用保持具を提供する。
【0006】
請求項2のように、前記無電極ランプは、最冷点用突起部が下方側になるように、前記枠体内に収納され、前記枠体は、前記最冷点用突起部と対向するように配設された透光性を有する第1パネルと、その第1パネルを保持した筐体とを備え、前記外気導入孔は、前記第1パネルにおける最冷点用突起部の下方近傍に形成され、前記排気孔は、前記筐体の一部に形成されていることが好ましい。
【0007】
請求項3のように、前記筐体は、前記無電極ランプに高周波電源を供給し点灯させる点灯回路を収納したケーシングに支持されるとともに、そのケーシング内と枠体内とを仕切る仕切壁を備え、前記排気孔は、前記ケーシングと枠体内とを連通するように、前記仕切壁に形成されていることが好ましい。
【0008】
請求項4のように、前記第1パネルの下方側に、その第1パネルと距離を隔てて第2パネルが設けられ、前記筐体は、その下端に、第2パネルを保持することにより、第2パネルと第1パネルと筐体とによって空隙部が区画形成され、前記第2パネル又は筐体には、外部と空隙部とを連通するようにあけられた空隙部用外気導入孔が設けられていることが好ましい。
【0009】
又、本発明の請求項5は、前記課題を解決するために、前記請求項1〜4のいずれか一項に記載の無電極ランプ用保持具と、その無電極ランプ用保持具に保持された前記無電極ランプとを備えていることを特徴とする照明器具を提供する。
【発明の効果】
【0010】
請求項1によれば、枠体には、外部と枠体内とを連通するように開けられた外気導入孔及び排気孔が設けられている。これにより、無電極ランプの発光に伴う発熱によって枠体内の温度が上昇し始めると、温度上昇した枠体内の空気を排気孔から外部に出すことができるとともに、外気導入孔から枠体内に外気を導入できる。従って、枠体内の温度を上昇し難くでき、バルブの最冷点用突起部の温度上昇を抑えることができる。よって、放電ガスに含まれる水銀蒸気の圧が変化して光出力が低下するようなことを抑えることができる。
【0011】
請求項2によれば、外気導入孔は、第1パネルにおける最冷点用突起部の下方近傍に形成されているため、外気が外気導入孔から排気孔に流れる際、その外気を最冷点用突起部に当て易くできる。これにより、より確実に、バルブの最冷点用突起部の温度上昇を抑えることができる。
【0012】
請求項3によれば、排気孔は、ケーシング内と枠体内とを仕切った仕切壁に、それらを連通するように形成されているため、外気導入孔から導入された外気を、排気孔からケーシング内に流すことができる。これにより、点灯回路を冷却することもでき、点灯回路の温度上昇を抑えることができる。従って、温度上昇のおそれが高いために使用し難くかった種々の回路素子を使用できる可能性の高いものにできる。
【0013】
請求項4によれば、第1パネルの下方側に、その第1パネルと距離を隔てて第2パネルが設けられているため、例えばバルブが破損した場合でも、その破損片が外部に飛び散る恐れの少ないものにできる。
【0014】
請求項5によれば、無電極ランプの発光に伴う発熱によっても枠体内温度が上昇し難く、最冷点用突起部の温度の上昇を抑え光出力の特性を損なうおそれが少ない照明器具を提供できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、第1実施形態の無電極ランプ用保持具を有する照明器具の斜視図、図2は、その照明器具に用いる無電極ランプの拡大断面図である。
【0016】
第1実施形態の無電極ランプ用保持具を有する照明器具1は、図1に示すように無電極ランプ2と、無電極ランプ用保持具3と、点灯回路4とを備えている。
【0017】
無電極ランプ2は、図2に示すように、ガラス製の電球状のバルブ21を備えている。このバルブ21の軸方向の基端部21aは、口金23に連結されている。バルブ21の中心軸部には、基端側から軸方向の先端側に凹まれるようにして形成されたキャビティ24と、このキャビティ24の底部分24aから開口部分24bに向かって延在する排気細管25とが一体的に形成されている。
【0018】
キャビティ24内には、排気細管25に挿入された状態の円筒状のシリンダ26が設けられている。このシリンダ26は、点灯回路4と電気的に接続されるカプラ28の一部を構成し、キャビティ24の開口部分24bから外部に突出して、口金23に形成された穴に嵌め合わされている。
【0019】
又、カプラ28は、口金23に嵌合されているとともに、無電極ランプ2の基端側に設けられた板状の放熱板30に接続されている。
【0020】
バルブ21の内面には、図示しないが保護膜と蛍光体膜との2層が形成されている。また、キャビティ24のバルブ21内の周面にも、保護膜と蛍光体膜との2層が形成されている。
【0021】
又、キャビティ24内の上部には、上記シリンダ26の外周に嵌め込まれた状態でフェライトコア29と誘導コイル20とが設けられている。フェライトコア29は、誘導コイル20に通電する高周波電流が数百KHzという低い周波数であるために必要とするものである。
【0022】
バルブ21内には、不活性ガスや水銀等の放電ガスが封入されている。なお、不活性ガスとしては、例えばネオン、アルゴン、クリプトン、キセノンが挙げられる。また、この実施形態の排気細管25内には、総量が略20mg、重量比で50:50の亜鉛・水銀化合物が収納され、バルブ21内に水銀を放出させることができるようになっている。
【0023】
バルブ21の軸方向の先端頂部21bには、最冷点用突起部27が備えられている。最冷点用突起部27は、ランプ2の周囲温度が一定の状態でこのランプ2を点灯させた場合にバルブ21の内部で温度が最も低い最冷点を構成する部分として形成されたもので、バルブ21の先端頂部から軸方向の外周側に突設されている。又、この実施形態の最冷点用突起部27は、先端に行くに従って、漸次径が小さくなる円錐状に形成されている。
【0024】
無電極ランプ用保持具3は、図1、図3に示すように、枠体を備えている。又、枠体は、筐体としての反射笠32と、反射笠32の下面側に配設された透光性を有する第1パネル33とを備えている。
【0025】
反射笠32は、下面側が開口されている。又、この第1実施形態の反射笠32は、下方側に行くに従ってその開口径が漸次大きくなるように形成されている。
【0026】
反射笠32の上部側には、排気孔35が設けられている。この排気孔35は、反射笠32の内側に形成される後述のランプ収納部31の空気をランプ収納部31から外部に出すためのもので、反射笠32の内面から外面に貫通するようにあけられている。これにより、排気孔35は、そのランプ収納部31から外部に連通している。
【0027】
この実施形態では、排気孔35は、周方向に4つ、設けられており、夫々は、径が30mm程度の円形状のものから構成されている。
【0028】
このように形成された反射笠32は、この実施形態では、その上端が、上記無電極ランプ2の放熱板30に保持されており、内側に収納される無電極ランプ2の光を開口側に反射して下方に導くことができるようになっている。
【0029】
第1パネル33は、上記バルブ21の最冷点用突起部27と対向する対向壁を構成するもので、その中心部には、外気導入孔34が設けられている。この外気導入孔34は、この実施形態では、径が30mm程度の大きさで、第1パネル33の上面から下面に貫通するようにあけられている。これにより、外気導入孔34は、最冷点用突起部27のほぼ真下に配置され、最冷点用突起部27と対向している。
【0030】
そして、この第1パネル33は、反射笠32の開口を塞ぐようにして反射笠32の下端に取り付けられている。又、この第1パネル33の取り付けにより、第1パネル33と反射笠32とで、無電極ランプ2を収納するほぼ密閉したランプ収納部31が区画形成されている。また、外気導入孔34は、そのランプ収納部31と外部とを連通する。
【0031】
点灯回路4は、高周波電流を発生させその発生させた高周波電流を無電極ランプ2に供給するためのもので、内部に点灯回路収納部42を有するケーシング41におけるその点灯回路収納部42に配設されている。
【0032】
このケーシング41は、周壁に、周方向に複数の長細状の窓孔(図1に図示)を備えている。そして、ケーシング41は、その下端に、上記無電極ランプ2を保持している。この実施形態では、ケーシング41の下端に、無電極ランプ2の放熱板30が取付けられることにより、無電極ランプ2が保持されている。
【0033】
これにより、ケーシング41内の点灯回路収納部42と枠体内のランプ収納部31とは、放熱板30によって仕切られている。従って、この実施形態の放熱板30は、点灯回路収納部42とランプ収納部31とを仕切る仕切壁を構成している。
【0034】
そして、ケーシング41内に配設された点灯回路4は、無電極ランプ2と電気的に接続されており、無電極ランプ2に高周波電流を供給できるようになっている。
【0035】
このように構成されたこの実施形態の照明器具1は、例えば天井から吊り下げられるようにして装着され、バルブ21の軸方向がほぼ上下方向に一致した状態で使用される。なお、照明器具1は、天井から吊り下げられる形態のものに限らず、例えば天井に設けた取付孔に照明器具1を下方側から入れ、反射笠32の下端側を天井に固定するようにして使用することもでき、適宜変更し得る。
【0036】
そして、この状態で、点灯回路4から高周波電流を無電極ランプ2の誘導コイル20(図2参照)に通電すると、誘導コイル20の周囲に誘導電界(高周波電磁界)が発生する。この誘導電界をバルブ21に作用させることでプラズマを発生させ、水銀原子から発生する紫外線がバルブ21の蛍光体膜で可視光に変換され、バルブ21を透過する。又、その光は、第1パネル33を直接透光し又は反射笠32を介して透光して下方に放射される。
【0037】
又、その際、ランプ収納部31内は、無電極ランプ2の発光に伴う発熱によって温度上昇すると、ランプ収納部31内の空気が排気孔35から外部に出るとともに、外気が外気導入孔34からランプ収納部31内に導入される。これにより、ランプ収納部31内の温度上昇が抑えられ、バルブ21の最冷点用突起部27の温度上昇を抑えることができる。
【0038】
又、外気が外気導入孔34から排気孔35に流れる際、外気導入孔34が最冷点用突起部27の下方位置に配置しているため、外気を最冷点用突起部27に当てることができる。これにより、より確実に、最冷点用突起部27の温度上昇を抑えることができる。
【0039】
従って、バルブ21内に封入された水銀蒸気の圧が変化して光出力が低下するのを抑えることができる。
【0040】
又、上記実施形態のものでは、最冷点用突起部27の温度は、40°Cとなり、外気導入孔34及び排気孔35を有しないものに比べてほぼ30°Cだけ低下した。
【0041】
次に、第2実施形態の無電極ランプ用保持具を有する照明器具100について、説明する。第2実施形態の照明器具100における無電極ランプ用保持具3の排気孔35は、点灯回路収納部42とランプ収納部31とを仕切る仕切壁としての放熱板30に形成されている。その他は、先の第1実施形態のものと同構成を採っている。
【0042】
このように構成された第2実施形態においては、上記第1実施形態の効果に加え、外気導入孔34から導入された外気を、更に排気孔35から点灯回路収納部42に流すことができる。これにより、点灯回路4を冷却することができ、点灯回路4の温度上昇を抑えることができる。従って、温度上昇のために使用し難くかった種々の回路素子を使用できる可能性の高いものにできる。
【0043】
次に、第3実施形態の無電極ランプ用保持具を有する照明器具200について、説明する。第2実施形態の照明器具200における無電極ランプ用保持具3は、第1パネル33の下方側に、光を透す第2パネル36が設けられている。
【0044】
詳しくは、第2パネル36は、この実施形態では、第1パネル33とほぼ同構成のものから構成されている。ただし、第2パネル36は、第1パネル33のような外気導入孔34を有していない。
【0045】
この第2パネル36は、第1パネル33と所定の距離を隔てるようにして、反射笠32の下端に保持されている。これにより、第1パネル33の下方側に、第1パネル33と第2パネル36と反射笠32とにより空隙部37が区画形成されている。
【0046】
又、反射笠32における第2パネル36と第1パネル33との間の部分に、空隙部用外気導入孔38が設けられている。この空隙部用外気導入孔38は、外気を空隙部37に入れるためのもので、反射笠32の内面から外面に貫通し空隙部37と外部とを連通するようにあけられている。
【0047】
また、この第3実施形態では、無電極ランプ2の最冷点用突起部27が、第1パネル33の外気導入孔34に入った状態で配置されている。その他は、第1実施形態のものと同構成を採っている。
【0048】
このように構成された第3実施形態においては、無電極ランプ2の発光に伴う発熱によって温度上昇すると、外気が空隙部用外気導入孔38から空隙部37に入る。そして、空隙部37に入った外気は、外気導入孔34からランプ収納部31内に導入されるとともに、ランプ収納部31内の空気が排気孔35から外部に出る。これにより、ランプ収納部31内の温度上昇が抑えられ、バルブ21の最冷点用突起部27の温度上昇を抑えることができる。
【0049】
又、その際、最冷点用突起部27が外気導入孔34に入っているため、外気を素早く且つ確実に最冷点用突起部27に当てることができ、より確実に、最冷点用突起部27の温度上昇を抑えることができる。
【0050】
また、例えばバルブ21が何らかの要因で破損しその破損片が第1パネル33の外気導入孔34から出た場合でも、第2パネル36で受けることができ、外部に飛び散る恐れの少ないものにできる。
【0051】
尚、この第3実施形態では、排気孔35を、反射笠32に設けているが、この形態のものに限らず、適宜変更できる。例えば図6に示すように、排気孔35を、放熱板30に形成するようにしても良い。
【0052】
又、この第3実施形態では、空隙部用外気導入孔38を、反射笠32に設けているが、例えば第2パネル36に設けるようにしても良く、適宜変更できる。また、空隙部用外気導入孔38を第2パネル36に設ける場合において、第2パネル36における空隙部用外気導入孔38の位置は特に限定されない。
【0053】
ただし、空隙部用外気導入孔38を、第2パネル36における外気導入孔34の下方位置(真下)に設けておくと、第1パネル33の外気導入孔34から出てきたバルブ21の破損片が、空隙部用外気導入孔38から抜け出る可能性が高くなるので、外気導入孔34の側方側に配置するのが好ましい。以上が、第3実施形態の説明である。
【0054】
尚、外気導入孔34、排気孔35、及び空隙部用外気導入孔38は、夫々、1つ又は複数でも良く、適宜変更できる。又、これらの外気導入孔34、排気孔35、及び空隙部用外気導入孔38をメッシュ構造としても良い。こうすることにより、埃や虫の入り難いものにできる点で好ましい。
【0055】
又、上記実施形態では、照明器具1は、無電極ランプ2と、無電極ランプ用保持具3と、点灯回路4とを備えたものから構成しているが、この形態のものに限らず、適宜変更できる。例えば照明器具1を、無電極ランプ2と、無電極ランプ用保持具3とから構成し、照明器具1とは別途に設けた点灯回路4に接続するようにしても良い。
【図面の簡単な説明】
【0056】
【図1】本発明の第1実施形態に係る照明器具の斜視図である。
【図2】本発明の照明器具に用いる無電極ランプの拡大断面図である。
【図3】第1実施形態の照明器具の断面説明図である。
【図4】本発明の第2実施形態に係る照明器具の断面説明図である。
【図5】本発明の第3実施形態に係る照明器具の断面説明図である。
【図6】第3実施形態における他の実施形態の断面説明図である。
【符号の説明】
【0057】
1、100、300 照明器具
2 無電極ランプ
3 無電極ランプ用保持具
21 バルブ
27 最冷点用突起部
32 反射笠(筐体)
33 第1パネル
34 外気導入孔
35 排気孔

【特許請求の範囲】
【請求項1】
外周側に突設された最冷点用突起部を有し放電ガスが封入された電球状のバルブを備えた無電極ランプを、枠体内に収納して保持する無電極ランプ用保持具であって、
前記枠体には、外部と枠体内とを連通するように開けられた外気導入孔及び排気孔が設けられていることを特徴とする無電極ランプ用保持具。
【請求項2】
前記無電極ランプは、最冷点用突起部が下方側になるように、前記枠体内に収納され、
前記枠体は、前記最冷点用突起部と対向するように配設された透光性を有する第1パネルと、その第1パネルを保持した筐体とを備え、
前記外気導入孔は、前記第1パネルにおける最冷点用突起部の下方近傍に形成され、
前記排気孔は、前記筐体の一部に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の無電極ランプ用保持具。
【請求項3】
前記筐体は、前記無電極ランプに高周波電源を供給し点灯させる点灯回路を収納したケーシングに支持されるとともに、そのケーシング内と枠体内とを仕切る仕切壁を備え、
前記排気孔は、前記ケーシングと枠体内とを連通するように、前記仕切壁に形成されていることを特徴とする請求項2に記載の無電極ランプ用保持具。
【請求項4】
前記第1パネルの下方側に、その第1パネルと距離を隔てて第2パネルが設けられ、
前記筐体は、その下端に、第2パネルを保持することにより、第2パネルと第1パネルと筐体とによって空隙部が区画形成され、
前記第2パネル又は筐体には、外部と空隙部とを連通するようにあけられた空隙部用外気導入孔が設けられていることを特徴とする請求項2又は3に記載の無電極ランプ用保持具。
【請求項5】
請求項1〜4のいずれか一項に記載の無電極ランプ用保持具と、その無電極ランプ用保持具に保持された前記無電極ランプとを備えていることを特徴とする照明器具。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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