説明

照明装置

【課題】 光源の発光に基づく熱を高効率に放熱させることができる照明装置を提供すること。
【解決手段】 照明装置1は、ランプ2が着脱されるソケット3と、ソケット3の軸方向Xにおいて夫々互いに隙間4をもって対面していると共にソケット3に夫々取り付けられる放熱板6、7及び8と、ソケット3に装着されるランプ2からの光9を反射させる反射部材11と、反射部材11、ソケット3並びに放熱板6、7及び8を収容しているハウジング12と、ハウジング12を支持する支持部材14と、支持部材14に対するハウジング12のR方向の回動を解除自在に禁止する禁止手段15とを具備している。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、舞台、スタジオ、ホール等を照らす照明装置に関する。
【背景技術】
【0002】
【特許文献1】特開平9−283097号公報
【0003】
例えば特許文献1においては、ランプが装着された反射鏡のネック部(括れ部)に取り付けられていると共にランプの熱を反射鏡を介して拡散させて放熱させる放熱体が設けられた照明装置が提案されている。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、斯かる照明装置などでは、光源としてのランプの負担を軽減させるべくランプの熱をより高効率に放熱させられることが望まれる。また、斯かる照明装置より舞台、スタジオ、ホール等に対する投光方向を適宜変更させた場合においても、ランプの熱の放熱効率の低下の防止を図れるとより望ましい。
【0005】
本発明は、前記諸点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、光源の発光に基づく熱を高効率に放熱させることができる照明装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の照明装置は、光源が着脱されるソケットと、ソケットの軸方向において夫々互いに隙間をもって対面していると共にソケットに夫々取り付けられる複数の放熱板とを具備している。
【0007】
本発明の照明装置によれば、特にソケットの軸方向において夫々互いに隙間をもって対面していると共にソケットに夫々取り付けられる複数の放熱板を具備しているために、複数の放熱板の夫々の熱伝導性に基づいて光源の熱をソケットを介して放熱させることができる上に、前記各隙間にいわゆる煙突効果(チムニー効果)により複数の放熱板及びソケットからの放熱を促すことができ、而して、光源の発光に基づく熱を高効率に放熱させることができる。
【0008】
本発明の照明装置の好ましい例では、複数の放熱板の夫々の略中央部は、ソケットに取り付けられるようになっている。このような例によれば、例えば照明装置自体がソケットの軸方向に伸びる軸心を中心として回動された場合においても、複数の放熱板自体の熱伝導性に基づく放熱と煙突効果による空気の流動とを生じさせることができ、而して、光源の発光に基づく熱を高効率に放熱させることができる。
【0009】
本発明の照明装置の好ましい例では、複数の放熱板は、夫々互いに平行に並んで配されている。
【0010】
本発明の照明装置の好ましい例では、複数の放熱板は、夫々互いに同幅の隙間をもって対面している。
【0011】
本発明の照明装置の好ましい例では、ソケットに装着される光源からの光をソケットの軸方向に交差する投光方向に向かって反射させる反射部材を更に具備している。このような例によれば、照明装置自体を回動させて投光方向を変更したとしても、複数の放熱板自体の熱伝導性に基づく放熱と煙突効果による空気の流動とで光源の発光に基づく熱を高効率に放熱させることができる上に、ソケットに装着された光源からの光及び当該光のうち反射部材に反射された反射光を投光方向に好適に投光させることができる。
【0012】
本発明の照明装置の好ましい例では、ソケット及び複数の放熱板を収容しているハウジングを更に具備しており、このハウジングは、ハウジング本体と、ソケットに装着される光源からの光を投光するためにハウジング本体に設けられた投光用開口と、複数の放熱板の周囲に配されてハウジング本体に設けられた複数の放熱孔とを具備している。また、斯かる好ましい例において、上述のような反射部材を具備している場合には、ハウジングは、反射部材をも収容していてもよく、投光用開口は、反射部材に反射される反射光も投光方向において投光されるようにハウジング本体に設けられていてもよく、加えて、ソケット及び複数の放熱板と夫々同様に形成されている他のソケット及び他の複数の放熱板を更に具備していてもよく、斯かる場合に、ハウジングは、反射部材よりも一方側にソケット及び複数の放熱板が配されると共に当該反射部材よりも他方側に他のソケット及び他の複数の放熱板が配されるようにソケット及び複数の放熱板並びに他のソケット及び他の複数の放熱板を収容していてもよい。更にまた、斯かる好ましい例では、複数の放熱孔のうちの少なくとも一つの放熱孔は、複数の放熱板間の隙間の周囲に配されていてもよい。
【0013】
本発明の照明装置の好ましい例では、ハウジングがソケットの軸方向に伸びる軸心を中心として回動自在となるように当該ハウジングを支持する支持部材と、この支持部材に対するハウジングの回動を解除自在に禁止する禁止手段とを更に具備している。
【発明の効果】
【0014】
本発明によれば、光源の発光に基づく熱を高効率に放熱させることができる照明装置を提供し得る。
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
次に、本発明の実施の形態の例を、図に示す例に基づいて更に詳細に説明する。尚、本発明はこれら例に何等限定されないのである。
【実施例】
【0016】
図1から図3において、本例の照明装置1は、光源としてのランプ2が着脱されるソケット3と、ソケット3の軸方向Xにおいて夫々互いに隙間4をもって対面していると共にソケット3に夫々取り付けられる複数、本例では三枚の放熱板6、7及び8と、ソケット3及び放熱板6、7及び8と夫々同様に形成されているソケット3a及び複数の放熱板6a、7a及び8aと、ソケット3に装着されるランプ2及びソケット3aに装着される光源としてのランプ2aからの光(発光光)9を軸方向Xに直交する投光方向Aに向かって反射させる反射部材11と、反射部材11、ソケット3及び3a並びに複数の放熱板6、6a、7、7a、8及び8aを収容しているハウジング12と、ハウジング12がソケット3及び3aの軸方向Xに伸びる軸心13を中心としてR方向に回動自在となるように当該ハウジング12を支持する支持部材14と、支持部材14に対するハウジング12のR方向の回動を解除自在に禁止する禁止手段15とを具備している。
【0017】
ランプ2及び2aは、夫々互いに同様に形成されており、例えば、タングステンハロゲンランプ等のハロゲンランプからなり、ソケット3及び3aに夫々装着された際には、ランプ2及び2aの夫々の先端が軸方向Xにおいて互いに向かい合って配される。尚、軸方向Xは、本例では水平方向と同方向である。
【0018】
ソケット3並びに放熱板6、7及び8とソケット3a並びに放熱板6a、7a及び8aとは、軸方向Xにおいて反射部材11を間にして夫々互いに対向して配されている。ソケット3並びに放熱板6、7及び8は、軸方向Xにおいて反射部材11よりもハウジング12の側板25側に配されており、ソケット3a並びに放熱板6a、7a及び8aは、軸方向Xにおいて反射部材11よりもハウジング12の側板25a側に配されている。ソケット3は、軸方向Xにおいてランプ2よりも側板25側に配されており、ソケット3aは軸方向Xにおいてランプ2aよりも側板25a側に配されている。尚、ソケット3a並びに放熱板6a、7a及び8aは、ソケット3並びに放熱板6、7及び8と夫々同様に形成されているので、以下、図に適宜同符号を付してこれらについての詳細な説明を省略する。
【0019】
熱伝導性及び放熱性を有したソケット3は、一端にランプ2の装着部21を有した円柱状又は円筒状のソケット本体22と、ソケット本体22の他端に一体的に固着されていると共にソケット本体22の径よりも大きな径を有した円板部23とを具備している。ソケット本体22は、軸方向Xに伸びており、装着部21は、反射部材11の側板部24側に配されており、円板部23はハウジング12の側板25側に配されている。斯かるソケット3は、装着部21に差し込まれ又はねじ込まれることにより装着されたランプ2に電源(図示せず)からの電力を給電線27を介して供給するようになっている。
【0020】
放熱板6、7及び8は、軸方向Xに関して夫々互いに平行に並んで配されている。放熱板6、7及び8は、軸方向Xにおいて夫々互いに同幅の隙間4をもって対面している。放熱板6、7及び8は、板状本体31と、板状本体31の略中央部5に配された取り付け部32とを具備しており、取り付け部32においてソケット本体22に取り付けられるようになっている。
【0021】
板状本体31は、熱伝導性及び放熱性に優れた材料からなっているのが望ましく、例えばアルミニウム等の金属製であってもよい。板状本体31は、ハウジング12による放熱板6、7及び8の収容が可能な範囲内において軸方向Xに直交する方向に広がった面35及び36を有していてもよい。また、板状本体31の周縁37は、本例ではハウジング12の内面から離れているが、当該内面に接触していてもよい。放熱板6、7及び8の夫々の板状本体31は、一端でハウジング12の側板25に固定された連結軸38により夫々互いに連結されていると共に当該連結軸38を介してハウジング12に支持されている。
【0022】
取り付け部32は、略中央部5に設けられた孔41と、孔41を画成している画成面42とを有しており、孔41には、ソケット本体22が挿入され、画成面42は、孔41に挿入されたソケット本体22の周面43が接触している。放熱板6、7及び8は、画成面42の周面43に対する接触によりソケット3に取り付けられるようになっている。
【0023】
放熱板6の面36は放熱板7の面35に隙間4をもって対面しており、放熱板7の面36は、放熱板8の面35に隙間4をもって対面している。
【0024】
反射部材11は、軸方向Xに伸びていると共に側板25又は25a側からみて投光用開口62に向かって凹曲状となっている凹曲板部52と、凹曲板部52の軸方向Xにおける一方の端部に一体的に固着されている側板部24と、凹曲板部52の軸方向Xにおける他方の端部に一体的に固着されている側板部24aとを具備している。
【0025】
凹曲板部52並びに側板部24及び24aは、光9を投光方向Aに向かって反射する鏡面51を有している。側板部24及び24aには、ランプ2及び2aが挿入される孔が夫々設けられている。側板部24及び24aは、ハウジング12の支持板77及び77aに夫々取り外し自在に取り付けられるようになっている。尚、ランプ2及び2aは、側板部24及び24aの孔を介してソケット3及び3aに夫々装着される。
【0026】
ハウジング12は、中空のハウジング本体61と、ソケット3及び3aに装着されるランプ2及び2aの光9と当該光9のうち反射部材11に反射される反射光10とを投光するためにハウジング本体61に設けられている投光用開口62と、複数の放熱板6、7及び8並びに複数の放熱板6a、7a及び8aの周囲に配されてハウジング本体61に設けられた複数の放熱孔63とを具備している。
【0027】
ハウジング本体61は、軸方向Xに伸びた縁で夫々互いに一体的に固着されている軸方向Xに伸びた前板71、後板72、上板73及び下板74と、前板71、後板72、上板73及び下板74の軸方向Xにおける一方側の端部に固着された側板25と、前板71、後板72、上板73及び下板74の軸方向Xにおける他方側の端部に固着された側板25aと、前板71に夫々固着されていると共に反射部材11の側板部24及び24aが取り外し自在に取り付けられることにより反射部材11を支持する一対の支持板77及び77aとを具備している。尚、支持板77及び77aには、ランプ2及び2aが挿入される孔が夫々設けられており、ランプ2及び2aは、支持板77及び77aの孔を介してソケット3及び3aに夫々装着される。
【0028】
前板71、後板72、上板73、下板74並びに側板25及び25aは夫々互いに協働してハウジング本体61の中空部75を画している。前板71には、投光用開口62が設けられており、軸方向Xにおける一方側で投光用開口62を画している前板71の部位には支持板77が固着されており、軸方向Xにおける他方側で投光用開口62を画している前板71の部位には支持板77aが固着されている。光9及び反射光10は、投光用開口62から投光方向Aに投光される。前板71、後板72、上板73及び下板74には、放熱孔63が複数設けられている。
【0029】
前板71、後板72、上板73及び下板74に設けられた複数の放熱孔63のうちのいくつかは、各隙間4の周囲に配されている。尚、前板71には、投光用開口62から投光された光9及び反射光10を拡散させる拡散フィルタ79が設けられていてもよい。
【0030】
側板25は、ソケット本体22が挿入される孔を有しており、当該孔にソケット本体22が挿入された場合には、側板25の外面76は、円板部23に接触するようになっている。尚、ソケット3は、円板部23にねじ等を介して側板25に取り外し自在に装着される。また、側板25及び25aには、放熱孔63が設けられていないが、当該放熱孔63が一つ又は複数設けられていてもよい。側板25aは、側板25と同様に形成されてソケット3aが取り付けられるようになっている。
【0031】
ハウジング本体61の中空部75においては、ソケット3並びに複数の放熱板6、7及び8が、軸方向Xにおいて反射部材11の側板部24よりも側板25側に配されており、ソケット3a及び複数の放熱板6a、7a及び8aが、軸方向Xにおいて反射部材11の側板部24aよりも側板25a側に配されている。放熱板6、7及び8は、側板25と支持板77との間に配されており、放熱板6a、7a及び8aは、側板25aと支持板77aとの間に配されている。
【0032】
支持部材14は、両端部で側板25及び25aの夫々に取り付け板81を介してR方向に回動自在に取り付けられたコ字状のアーム部材82を具備している。アーム部材82は、照明装置1の設置場所に固定されることによりランプ2及び2a、ソケット3及び3a、放熱板6、6a、7、7a、8及び8a、反射部材11及びハウジング12をR方向に回動自在に支持するようになっている。照明装置1は、アーム部材82に対してR方向に回動されることにより投光方向Aの変更が可能となっている。
【0033】
禁止手段15は、取り付け板81に螺合していると共に回転により取り付け板81に接近してアーム部材82の端部を取り付け板81と協働して挟持する締めねじ85を具備している。禁止手段15は、締めねじ85の回転によりハウジング12をアーム部材82に対して不動にすることで、支持部材14に対するハウジング12のR方向の回動を禁止するようになっている。また、禁止手段15は、締めねじ85の逆回転により当該締めねじ85を取り付け板81から離反させてハウジング12をアーム部材82に対してR方向に回動可能な状態にすることで、支持部材14に対するハウジング12のR方向の回動の禁止を解除するようになっている。
【0034】
以上の照明装置1では、ランプ2及び2aを点灯させることにより当該ランプ2及び2aの光9並びに反射部材11に反射した反射光10を投光用開口62から投光方向Aに投光する。発光しているランプ2及び2aの夫々に生じる熱は、ソケット3及び3aに夫々伝導され、当該ソケット3及び3aを介して放熱板6、7及び8並びに6a、7a及び8aに夫々伝導される。ソケット3並びに放熱板6、7及び8とソケット3a並びに放熱板6a、7a及び8aとに伝導された熱はこれらの放熱性により夫々放熱される。ソケット3並びに放熱板6、7及び8から放熱された場合には、各隙間4に存していた気体が熱せられることにより上昇して当該各隙間4から流出されると共に、放熱板6、7及び8の下方に存していた気体が各隙間4に流入され、このようにして、いわゆる煙突効果による空気の流動が生じる。ソケット3a並びに放熱板6a、7a及び8aから放熱された場合にも、上記同様に煙突効果による空気の流動が生じる。尚、軸方向Xに伸びる軸心13を中心に照明装置1をR方向に回動させて投光方向Aを変更した場合においても、ソケット3が放熱板6、7及び8の略中央部5に、ソケット3aが放熱板6a、7a及び8aの略中央部5に夫々取り付けられているので、上述同様に煙突効果による空気の流動が生じる。
【0035】
本例の照明装置1によれば、光源としてのランプ2が着脱されるソケット3と、ソケット3の軸方向Xにおいて夫々互いに隙間4をもって対面していると共にソケット3に夫々取り付けられる複数の放熱板6、7及び8とを具備しているために、放熱板6、7及び8の夫々の熱伝導性に基づいてランプ2の熱をソケット3を介して放熱させることができる上に、いわゆる煙突効果により各隙間4の空気の流動を促進させ得て放熱板6、7及び8並びにソケット4からの放熱を促すことができ、而して、ランプ2の発光に基づく熱を高効率に放熱させることができる。また、ソケット3及び放熱板6、7及び8と同様に形成された他のソケット3a並びに他の放熱板6a、7a及び8aによっても上記及び下記と同様の効果を奏し得る。
【0036】
照明装置1によれば、複数の放熱板6、7及び8の夫々の略中央部5は、ソケット3に取り付けられるようになっているために、照明装置1自体がソケット3の軸方向Xに伸びる軸心13を中心としてR方向に回動された場合においても、複数の放熱板6、7及び8自体の熱伝導性に基づく放熱と煙突効果による空気流動とを生じさせることができ、而して、ランプ2の発光に基づく熱を高効率に放熱させることができる。
【0037】
照明装置1によれば、ソケット3に装着されるランプ2からの光9をソケット3の軸方向Xに交差する投光方向Aに向かって反射させる反射部材11を更に具備しているために、照明装置1自体をR方向に回動させて投光方向Aを変更したとしても、放熱板6、7及び8自体の熱伝導性に基づく放熱と煙突効果による空気の流動とを生じさせることができてランプ2の発光に基づく熱を高効率に放熱させることができる上に、ソケット3に装着されたランプ2からの光9及び当該光9のうち反射部材11に反射された反射光10を投光方向Aに好適に投光させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0038】
【図1】本発明の実施の形態の例の斜視説明図である。
【図2】図1に示す例の断面説明図である。
【図3】図1に示す例の一部拡大説明図である。
【符号の説明】
【0039】
1 照明装置
2、2a ランプ
3、3a ソケット
4 隙間
5 略中央部
6、6a、7、7a、8、8a 放熱板
11 反射部材
12 ハウジング
14 支持部材
15 禁止手段

【特許請求の範囲】
【請求項1】
光源が着脱されるソケットと、ソケットの軸方向において夫々互いに隙間をもって対面していると共にソケットに夫々取り付けられる複数の放熱板とを具備している照明装置。
【請求項2】
複数の放熱板の夫々の略中央部は、ソケットに取り付けられるようになっている請求項1に記載の照明装置。
【請求項3】
複数の放熱板は、夫々互いに平行に並んで配されている請求項1又は2に記載の照明装置。
【請求項4】
複数の放熱板は、夫々互いに同幅の隙間をもって対面している請求項1から3のいずれか一項に記載の照明装置。
【請求項5】
ソケットに装着される光源からの光をソケットの軸方向に交差する投光方向に向かって反射させる反射部材を更に具備している請求項1から4のいずれか一項に記載の照明装置。
【請求項6】
ソケット及び複数の放熱板を収容しているハウジングを更に具備しており、このハウジングは、ハウジング本体と、ソケットに装着される光源からの光を投光するためにハウジング本体に設けられた投光用開口と、複数の放熱板の周囲に配されてハウジング本体に設けられた複数の放熱孔とを具備している請求項1から5のいずれか一項に記載の照明装置。
【請求項7】
反射部材、ソケット及び複数の放熱板を収容しているハウジングを更に具備しており、このハウジングは、ハウジング本体と、ソケットに装着される光源からの光と当該光のうち反射部材に反射される反射光とを投光するためにハウジング本体に設けられた投光用開口と、複数の放熱板の周囲に配されてハウジング本体に設けられた複数の放熱孔とを具備している請求項5に記載の照明装置。
【請求項8】
ソケット及び複数の放熱板と夫々同様に形成されている他のソケット及び他の複数の放熱板を更に具備しており、ハウジングは、反射部材よりも一方側にソケット及び複数の放熱板が配されると共に当該反射部材よりも他方側に他のソケット及び他の複数の放熱板が配されるようにソケット及び複数の放熱板並びに他のソケット及び他の複数の放熱板を収容している請求項7に記載の照明装置。
【請求項9】
複数の放熱孔のうちの少なくとも一つの放熱孔は、複数の放熱板間の隙間の周囲に配されている請求項6から8のいずれか一項に記載の照明装置。
【請求項10】
ハウジングがソケットの軸方向に伸びる軸心を中心として回動自在となるように当該ハウジングを支持する支持部材と、この支持部材に対するハウジングの回動を解除自在に禁止する禁止手段とを更に具備している請求項6から9のいずれか一項に記載の照明装置。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate


【公開番号】特開2006−147438(P2006−147438A)
【公開日】平成18年6月8日(2006.6.8)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−338185(P2004−338185)
【出願日】平成16年11月22日(2004.11.22)
【出願人】(592109466)エルイ−エル株式会社 (20)
【出願人】(504414514)コートーライティング株式会社 (8)
【Fターム(参考)】