照明装置
【課題】 光源の点灯または消灯が、赤外線信号、電波信号どちらの信号を受けた応動であるのか、使用者が判別できるように工夫し、故障誤認の余地を解消する。
【解決手段】 電源を備える。前記電源で付勢される点灯装置を備える。前記点灯装置から給電される光源を備える。前記点灯装置にインバータ回路等の点灯回路を設ける。前記点灯装置に前記点灯回路を制御して点灯制御する制御系回路を設ける。前記点灯装置に点灯制御用の有線あるいは無線の回線信号を受信する通信モジュールを設ける。前記点灯装置に点灯制御用赤外線信号を受信する赤外線受光部を設ける。前記点灯装置にブザー音等を形成する発生装置を設ける。前記通信モジュール・前記赤外線受光部のいずれに応動してなされた前記点灯制御であるのかが判別できるように、前記発生装置からの音調を異ならしめる。
【解決手段】 電源を備える。前記電源で付勢される点灯装置を備える。前記点灯装置から給電される光源を備える。前記点灯装置にインバータ回路等の点灯回路を設ける。前記点灯装置に前記点灯回路を制御して点灯制御する制御系回路を設ける。前記点灯装置に点灯制御用の有線あるいは無線の回線信号を受信する通信モジュールを設ける。前記点灯装置に点灯制御用赤外線信号を受信する赤外線受光部を設ける。前記点灯装置にブザー音等を形成する発生装置を設ける。前記通信モジュール・前記赤外線受光部のいずれに応動してなされた前記点灯制御であるのかが判別できるように、前記発生装置からの音調を異ならしめる。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【０００１】
本発明は点灯制御用の有線あるいは無線の回線信号を受信する回線信号受信部を備えた照明装置に関するものである。
【背景技術】
【０００２】
リモコン送信機により点灯装置に点灯制御用赤外線信号を送る場合、及びネットワークシステム等を用いて点灯制御用電波信号を送る場合において、信号受信確認として点灯装置側でブザー音を鳴らすよう制御回路が設けられているが、点灯制御用赤外線信号、点灯制御用電波信号いずれの信号を受信した場合においても発生する音は一種類のみである。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【０００３】
点灯装置を実際に利用している使用者と、その使用者からは見えないよう十分な距離をとった位置で点灯制御用電波信号を送る操作者がそれぞれいる場合、操作者によって点灯装置が消灯、または点灯状態となったときに、使用者は点灯装置が突然点灯、または消灯したと思い、点灯装置の故障であると誤認する恐れがある。本発明はの目的はこの誤認の問題を解決することである。
【課題を解決するための手段】
【０００４】
前記誤認を解消するため、点灯制御用電波信号での点灯装置の応答音を出す音源回路を新たに設け、使用者に点灯制御用赤外線信号または点灯制御用電波信号のどちらにより点灯装置が点灯あるいは消灯したのかを区別できるようにする。このとき用いる音源には、従来のビープ音に加えて擬似音声を発するものを含む。
【発明の効果】
【０００５】
本発明により、点灯装置が点灯または消灯したとき、点灯制御用赤外線信号、点灯制御用電波信号どちらの信号を受けたのか使用者が判別できるようになり、故障の誤認の恐れが無くなる。
【発明を実施するための最良の形態】
【０００６】
図１を用いて説明する。図１装置は電源を備える。前記電源で付勢される点灯装置を備える。前記点灯装置から給電される光源を備える。光源例は高周波点灯がなされる蛍光ランプである。前記点灯装置にインバータ回路等の点灯回路を設ける。前記点灯装置に前記点灯回路を制御して点灯制御する制御系回路を設ける。前記点灯装置に点灯制御用の有線あるいは無線の回線信号を受信する通信モジュール（受信側通信モジュール）を設ける。図１は無線通信の通信モジュールである。前記点灯装置に点灯制御用赤外線信号を受信する赤外線受光部を設ける。前記点灯装置にブザー音等を形成する発生装置を設ける。図１はブザー音発生装置である。前記通信モジュール・前記赤外線受光部のいずれに応動してなされた前記点灯制御であるのかが判別できるように、前記発生装置からの音調を異ならしめる。図１では、ブザー音の周波数を変える。
使用者は信号制御装置を操作し、それに繋がる送信側の無線通信モジュールから無線電波信号を送る。それを通信モジュール（受信側通信モジュール）で受信する。また使用者は赤外線リモコンを操作して赤外線信号する。それを前記前記赤外線受光部で受信する。そのいずれの場合であっても前記制御系回路が応動し、前記インバータ回路が応動し、前記光源を制御する。また、前記制御系回路は前記インバータ回路と共に前記発生装置を制御し、ブザー音を発生させる。前記通信モジュール・前記赤外線受光部のいずれに応動してなされた前記光源の例えば消灯であるのかは、前記ブザー音の音調で識別可能である。
図２の実施例について説明する。図１と異なるのは、制御系回路に応動くブザー音発生装置の他に、前記制御系回路に応動する適宜の音波発生装置を追加する。この場合の制御系回路は前記赤外線受光部が付勢された場合は例えば前記ブザー音発生装置を駆動し、前記通信モジュールが付勢された場合はそれとは異なる音波発生装置を駆動する。
【図面の簡単な説明】
【００１０】
【図１】本発明に係る照明装置のブロック図
【図２】本発明に係る他の実施例を示す
【技術分野】
【０００１】
本発明は点灯制御用の有線あるいは無線の回線信号を受信する回線信号受信部を備えた照明装置に関するものである。
【背景技術】
【０００２】
リモコン送信機により点灯装置に点灯制御用赤外線信号を送る場合、及びネットワークシステム等を用いて点灯制御用電波信号を送る場合において、信号受信確認として点灯装置側でブザー音を鳴らすよう制御回路が設けられているが、点灯制御用赤外線信号、点灯制御用電波信号いずれの信号を受信した場合においても発生する音は一種類のみである。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【０００３】
点灯装置を実際に利用している使用者と、その使用者からは見えないよう十分な距離をとった位置で点灯制御用電波信号を送る操作者がそれぞれいる場合、操作者によって点灯装置が消灯、または点灯状態となったときに、使用者は点灯装置が突然点灯、または消灯したと思い、点灯装置の故障であると誤認する恐れがある。本発明はの目的はこの誤認の問題を解決することである。
【課題を解決するための手段】
【０００４】
前記誤認を解消するため、点灯制御用電波信号での点灯装置の応答音を出す音源回路を新たに設け、使用者に点灯制御用赤外線信号または点灯制御用電波信号のどちらにより点灯装置が点灯あるいは消灯したのかを区別できるようにする。このとき用いる音源には、従来のビープ音に加えて擬似音声を発するものを含む。
【発明の効果】
【０００５】
本発明により、点灯装置が点灯または消灯したとき、点灯制御用赤外線信号、点灯制御用電波信号どちらの信号を受けたのか使用者が判別できるようになり、故障の誤認の恐れが無くなる。
【発明を実施するための最良の形態】
【０００６】
図１を用いて説明する。図１装置は電源を備える。前記電源で付勢される点灯装置を備える。前記点灯装置から給電される光源を備える。光源例は高周波点灯がなされる蛍光ランプである。前記点灯装置にインバータ回路等の点灯回路を設ける。前記点灯装置に前記点灯回路を制御して点灯制御する制御系回路を設ける。前記点灯装置に点灯制御用の有線あるいは無線の回線信号を受信する通信モジュール（受信側通信モジュール）を設ける。図１は無線通信の通信モジュールである。前記点灯装置に点灯制御用赤外線信号を受信する赤外線受光部を設ける。前記点灯装置にブザー音等を形成する発生装置を設ける。図１はブザー音発生装置である。前記通信モジュール・前記赤外線受光部のいずれに応動してなされた前記点灯制御であるのかが判別できるように、前記発生装置からの音調を異ならしめる。図１では、ブザー音の周波数を変える。
使用者は信号制御装置を操作し、それに繋がる送信側の無線通信モジュールから無線電波信号を送る。それを通信モジュール（受信側通信モジュール）で受信する。また使用者は赤外線リモコンを操作して赤外線信号する。それを前記前記赤外線受光部で受信する。そのいずれの場合であっても前記制御系回路が応動し、前記インバータ回路が応動し、前記光源を制御する。また、前記制御系回路は前記インバータ回路と共に前記発生装置を制御し、ブザー音を発生させる。前記通信モジュール・前記赤外線受光部のいずれに応動してなされた前記光源の例えば消灯であるのかは、前記ブザー音の音調で識別可能である。
図２の実施例について説明する。図１と異なるのは、制御系回路に応動くブザー音発生装置の他に、前記制御系回路に応動する適宜の音波発生装置を追加する。この場合の制御系回路は前記赤外線受光部が付勢された場合は例えば前記ブザー音発生装置を駆動し、前記通信モジュールが付勢された場合はそれとは異なる音波発生装置を駆動する。
【図面の簡単な説明】
【００１０】
【図１】本発明に係る照明装置のブロック図
【図２】本発明に係る他の実施例を示す
【特許請求の範囲】
【請求項１】
電源を備え、前記電源で付勢される点灯装置を備え、前記点灯装置から給電される光源を備え、前記点灯装置にインバータ回路等の点灯回路を設け、前記点灯装置に前記点灯回路を制御して点灯制御する制御系回路を設け、前記点灯装置に点灯制御用の有線あるいは無線の回線信号を受信する通信モジュールを設け、前記点灯装置に点灯制御用赤外線信号を受信する赤外線受光部を設け、前記点灯装置にブザー音等を形成する発生装置を設け、
前記通信モジュール・前記赤外線受光部のいずれに応動してなされた前記点灯制御であるのかが判別できるように、前記発生装置からの音調を異ならしめたことを特徴とする照明装置。
【請求項１】
電源を備え、前記電源で付勢される点灯装置を備え、前記点灯装置から給電される光源を備え、前記点灯装置にインバータ回路等の点灯回路を設け、前記点灯装置に前記点灯回路を制御して点灯制御する制御系回路を設け、前記点灯装置に点灯制御用の有線あるいは無線の回線信号を受信する通信モジュールを設け、前記点灯装置に点灯制御用赤外線信号を受信する赤外線受光部を設け、前記点灯装置にブザー音等を形成する発生装置を設け、
前記通信モジュール・前記赤外線受光部のいずれに応動してなされた前記点灯制御であるのかが判別できるように、前記発生装置からの音調を異ならしめたことを特徴とする照明装置。
【図１】
【図２】
【図２】
【公開番号】特開２００６−４９２５３（Ｐ２００６−４９２５３Ａ）
【公開日】平成１８年２月１６日（２００６．２．１６）
【国際特許分類】
【出願番号】特願２００４−２４７５８３（Ｐ２００４−２４７５８３）
【出願日】平成１６年７月３０日（２００４．７．３０）
【出願人】（０００００５４７４）日立ライティング株式会社 (130)
【Ｆターム（参考）】
【公開日】平成１８年２月１６日（２００６．２．１６）
【国際特許分類】
【出願日】平成１６年７月３０日（２００４．７．３０）
【出願人】（０００００５４７４）日立ライティング株式会社 (130)
【Ｆターム（参考）】
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