説明

熱湯式除草器

【課題】熱湯を利用して手軽に除草できるようにケトル注ぎ口先端に蓮口を設けた熱湯式除草器を提供する。
【解決手段】ケトル本体(1)の注ぎ口に熱湯に耐える素材で加工した蓮口(2)を設けた熱湯式除草器を特徴とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はケトルに蓮口を設け、熱湯を雑草にかけて枯らす除草器に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来の熱湯式の除草器の発明の多くは、装置自ら熱湯を沸かし雑草にかけるもの。
【先行技術文献】
【0003】
【特許文献1】特許公開平9−117247公報
【特許文献2】登録実用新案第3041267号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の熱湯を利用した除草についての特許および実用新案をみると、熱湯を自ら沸かすという装置が多く大掛かりでコストがかかり実用化という点では現実的でない。これが原因で熱湯を雑草にかけて除草を行うという、作業負担が低く、加えて環境への影響が低いというすばらしいコンセプトが現実化されていない状況にある。
本発明は、以上の欠点を失くし、だれでも気軽に購入でき、手軽に除草できるようにした熱湯式除草器である。
【課題を解決するための手段】
【0005】
ケトルに蓮口を設ける。
本発明は、以上の構成よりなる熱湯式除草器である。
【発明の効果】
【0006】
除草器本体はケトルそのものである。除草のための熱湯は日常生活において湯を沸かすようにコンロにて沸かすことができる。そのため年配者や女性といった比較的体力の劣る方、あるいは忙しく除草作業に長時間さけない方などが、手軽に短時間でしかも手を汚さず除草作業が行えるメリットがある。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【図1】本発明の側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明を実施するための形態について説明する。
ケトル本体(1)の注ぎ口先端に熱湯に耐える素材で加工した蓮口(2)を設ける。
蓮口の大きさ、孔数、孔の大きさの設定はなく、注ぐ水圧に合わせて一般のジョーロの水まきのように熱湯に広がりが出るように設定するのが望ましい。
【符号の説明】
【0009】
1 ケトル本体
2 蓮口
3 取っ手
4 ふた

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ケトルの注ぎ口に熱湯に耐える素材で作った蓮口を設けた熱湯式除草器。

【図1】
image rotate


【公開番号】特開2013−111075(P2013−111075A)
【公開日】平成25年6月10日(2013.6.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−271713(P2011−271713)
【出願日】平成23年11月24日(2011.11.24)
【出願人】(511303179)
【Fターム(参考)】