説明

熱転写シート及びそれを用いて形成した画像要素

【課題】 耐久性と偽変造防止性能に優れたIDカードを簡便に作成できメンテナンスが簡単なIDカード製造工程を提供する。
【解決手段】 離型性支持体の離型性を有する側に順次、アクリル系紫外線硬化樹脂からなる層、重合度が1000以上のポリビニルブチラール樹脂又はポリブチラールの熱硬化樹脂からなる中間層、ウレタン変性エチレンエチルアクリレート共重合体及びポリアクリル酸エステル共重合体からなる接着層を設けた熱転写シート、紫外線硬化樹脂層又は中間層上に透明無機薄膜を設けた後、刻印を施し透明ホログラムを形成又は紫外線硬化樹脂層又は中間層に刻印を施し、透明無機薄膜を設けて透明ホログラムを形成したこと、及び、認証識別画像、属性情報画像、フォーマット印刷から選ばれる少なくとも一つが設けられた基体上の該画像又は印刷面側に、前記熱転写シートを用いて保護層を形成した画像要素。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】 離型性支持体の離型性を有する側に順次、アクリル系紫外線硬化樹脂からなる層、重合度が1000以上のポリビニルブチラール樹脂又はポリブチラールの熱硬化樹脂からなる中間層、ウレタン変性エチレンエチルアクリレート共重合体及びポリアクリル酸エステル共重合体からなる接着層を設けたことを特徴とする熱転写シート。
【請求項2】 紫外線硬化樹脂層又は中間層上に透明無機薄膜を設けた後、刻印を施し透明ホログラムを形成したことを特徴とする請求項1に記載の熱転写シート。
【請求項3】 紫外線硬化樹脂層又は中間層に刻印を施し、透明無機薄膜を設けて透明ホログラムを形成したことを特徴とする請求項1に記載の熱転写シート。
【請求項4】 認証識別画像、属性情報画像、フォーマット印刷から選ばれる少なくとも一つが設けられた基体上の該画像又は印刷面側に、請求項1乃至3に記載の熱転写シートを用いて保護層を形成したことを特徴とする画像要素。

【公開番号】特開平10−863
【公開日】平成10年(1998)1月6日
【国際特許分類】
【出願番号】特願平8−151028
【出願日】平成8年(1996)6月12日
【出願人】(000001270)コニカ株式会社 (4,463)