説明

物干しアーム取り付け支柱の昇降装置

【課題】使用者が支柱を移動させているときに、支柱と支柱を支持する支持台との係合を解除する操作をし続けなくても支柱を移動させることができ外観に優れた物干しアーム取り付け支柱の昇降装置を提供する。
【解決手段】物干し場所の壁面に取り付けられる支持ケース3と、この支持ケース3に上下方向に移動可能に結合支持される支柱2と、この支柱2の上端に取り付けられる物干しアーム30とからなる物干しアーム取り付け支柱の昇降装置1において、支持ケース3の内部に軸支され、ねじりコイルばね17により支持ケース3の開口孔から支柱2側に突出する方向に付勢され、支柱2側に上下方向適当間隔おきに形成された係合孔4のいずれか一つと係合する係合片5を備え、支持ケース3内には支柱2側の係合孔4に対する係合片5の係合を解除するとともに、支柱2側の係合孔4に対し係合片5を係止状態に復帰させるバーである押し板6を備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ベランダ等に取り付けられる物干具等の支柱の高さを変更する物干しアーム取り付け支柱の昇降装置の技術に関する。
【背景技術】
【0002】
従来から物干しアーム取り付け支柱を昇降させる昇降装置はあった。これらの昇降装置では、押しボタンを押した状態で支柱と支柱を支持する支持台との係合が解除されるので、使用者は押しボタンを押したまま支柱を上昇あるいは下降させている。
【0003】
特許文献1には支柱72を昇降させる支柱昇降装置が記載されている。図9は、係合部73と係止具74の係止部74aとが係合している状態を示す断面図である。図10は、係合部73と係止部74aとの係合が外れている状態を示す断面図である。支柱72の後面には長方形孔の係合部73が間隔を置いて多数設けられており、使用状態では係合部73のいずれかが係止具74の係止部74aに係合している。この状態から支柱72を上昇または下降させるためには、把手75を持って支柱72を少し持ち上げ、操作具76の操作部76aを親指で押圧すると、ばね77の力に抗して作動部76bが作動桿78を斜め上方に持ち上げ、離脱具79が係止具74の上部を押圧し、係止部74aと係合部73との係合を解除し、他の離脱具79も係合部73を塞ぐ(図10参照)。
【0004】
この状態で支柱72は上下に摺動可能となり、所望の位置で操作部76aの押圧を止めると、作動桿78は、ばね77の力で斜め下方に移動し、離脱具79が係合部73から離れる。支柱72を多少上下させると係止具74の係止部74aが係合部73に合致し、ばね80の力で係止具74は前方に回動し、係止部74aが係合部73に係合する。
【0005】
このように、使用者は、操作具76の操作部76aを親指で押圧して支柱72をスライドさせることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】特開平7−323192号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
特許文献1に記載される支柱昇降装置では、使用者は、支柱72を所望の位置まで移動させるとき、把手75を持って操作具76の操作部76aを押圧し続けなければならない。使用者は、操作部76aを押圧する動作と支柱72を移動させる動作とを同時に行うことになり動作が煩雑になる。また、支柱72に把手75が取り付けられると外観が損なわれる。
【0008】
本発明の目的はこのような課題を解決するもので、使用者が支柱を移動させているときに、支柱と支柱を支持する支持台との係合を解除する操作をし続けなくても支柱を移動させることができ外観に優れた物干しアーム取り付け支柱の昇降装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
この課題を解決するために本発明は、物干し場所の壁面に取り付けられる支持ケースと、この支持ケースに上下方向に移動可能に結合支持される支柱と、この支柱の上端に取り付けられる物干しアームとからなる物干しアーム取り付け支柱の昇降装置において、支持ケースの内部に軸支され、ばねにより支持ケースの開口孔から支柱側に突出する方向に付勢され、支柱側に上下方向適当間隔おきに形成された係合孔のいずれか一つと係合する係合片を備え、前記支持ケース内には支柱側の係合孔に対する係合片の係合を解除するとともに、支柱側の係合孔に対し係合片を係止状態に復帰させるバーを備えてなることを特徴とするものである。
【発明の効果】
【0010】
請求項1記載の発明によれば、支持ケースの内部に軸支され、ばねにより支持ケースの開口孔から支柱側に突出する方向に付勢され、支柱側に上下方向適当間隔おきに形成された係合孔のいずれか一つと係合する係合片を備え、前記支持ケース内には支柱側の係合孔に対する係合片の係合を解除するとともに、支柱側の係合孔に対し係合片を係止状態に復帰させるバーを備えているので、バーで係合片と係合孔との係合が解除され、使用者が支柱を移動させているときに、支柱と支柱を支持する支持台との係合を解除する操作をし続けなくても支柱を移動させることができ外観に優れた物干しアーム取り付け支柱の昇降装置とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【図1】ベース金具を外した状態にある物干しアーム取り付け支柱の昇降装置1の斜視図である。
【図2】物干しアーム取り付け支柱の昇降装置1の正面図である。
【図3】物干しアーム取り付け支柱の昇降装置1の断面図である。
【図4】係合片5と係合孔4との嵌合が解除された状態にある支持ケース3の断面図である。
【図5】係合片5と係合孔4との嵌合が解除された状態にある支持ケース3の斜視図である。
【図6】物干しアーム取り付け支柱の昇降装置1の正面図である。
【図7】係合孔4の下端面29が係合突起部34の斜面28に当接した状態を示す断面図である。
【図8】使用状態にある物干しアーム30の正面図である。
【図9】係合部73と係止部74aとが係合している状態を示す断面図である。
【図10】係合部73と係止部74aとの係合が外れている状態を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下、本発明の一実施形態について図1〜図10に基づいて説明する。図1は、ベース金具を外した状態にある物干しアーム取り付け支柱の昇降装置1の斜視図であり、図2は、物干しアーム取り付け支柱の昇降装置1の正面図である。図3は、物干しアーム取り付け支柱の昇降装置1の断面図である。図4は、係合片5と係合孔4との嵌合が解除された状態にある支持ケース3の断面図である。図5は、係合片5と係合孔4との嵌合が解除された状態の支持ケース3を示す斜視図である。図6は、物干しアーム取り付け支柱の昇降装置1の正面図である。図7は、係合孔4の下端面29が係合突起部34の斜面28に当接した状態を示す断面図である。
【0013】
物干しアーム取り付け支柱の昇降装置1(以下、支柱昇降装置1という。)は、物干しアーム30を支持する支柱2と、支柱2を支持する支持ケース3と、支持ケース3に軸支され支柱2の係合孔4に係合して支柱2を固定する係合片5と、支持ケース3に摺動可能に取り付けられ係合片5と係合孔4との係合を解除しあるいは係合状態に復帰させるバーである押し板6と、支柱2の下端に設置され押し板6の下端面7に当接して、押し板6を摺動させ係合片5と係合孔4との係合を解除する当接金具8と、アームホルダ31の下端に形成され押し板6の上端32に当接して係合片5を係合孔4に嵌合可能な状態とする当接部33とを備える。
【0014】
支柱2は、アルミ形材から形成され、概ね中空の筒状形である。係合片5が係合する係合孔4は、支柱2の側面9長手方向に4箇所等間隔に設けられる。係合孔4が設けられる側面9の外側には長手方向に溝部10が設けられており、支持ケース3に係合する支柱2は溝部10に沿って摺動する。
【0015】
支持ケース3は、アルミ形材から形成され、断面が略コの字形状である。支持ケース3の底部内面26には、後述する押し板6を案内する案内部11が形成されており、底部外面27には、断面L字状の突起部12が軸心13を中心として左右対称に長手方向に形成されている。支持ケース3の両端部には樹脂製のキャップ14が嵌め込まれ、突起部12の両端はキャップ14の凸部15で覆われている。支柱2は、溝部10が凸部15に係合した状態で摺動する。なお、キャップ14は、支持ケース3をベランダの壁などに取り付ける不図示のベース金具とともに支持ケース3にねじ止めされる。
【0016】
係合片5は、支持ケース3の長手方向略中央部に回動可能に軸支され、支柱2の係合孔4に係合する係合突起部34を備える。係合片5は、さらに支持ケース3の底部内面26側に背板19を備えており、係合突起部34に係合孔4が係合したとき、背板19が底部内面26に当接して支柱2の荷重を受ける。係合片5を軸支するピン16には、ねじりコイルばね17が取り付けられており、ねじりコイルばね17の一端部18は上方に伸延して係合片5の背板19に当接し、係合片5を底部内面26に付勢する。ねじりコイルばね17の他端部20は下方に伸延して押し板6に当接している。
【0017】
支持ケース3の底部内面26を摺動する押し板6には、係合片5の係合突起部34が挿通する孔部21が形成されており、係合突起部34は孔部21を挿通した状態で係合孔4に嵌合する。なお支持ケース3の底部には、係合突起部34が挿通する不図示の逃がし孔が設けられる。使用者が支柱2を引き上げて、押し板6の下端面7に当接金具8を当接させて押し板6を上方に移動させると、それに伴って孔部21の下端面23が係合突起部34の斜面24に当接しながら上方に移動して係止部25に係合する。図4は、この状態を示す断面図である。係合突起部34は、係合孔4から外に抜け出た状態で係止されており、係合片5と係合孔4との嵌合が解除されている。なお、押し板6の下端面7が当接金具8に当接するとき、ばね付勢される係合片5の係合突起部34は、係合孔4から外に出て支柱2側面9に当接した状態にある。
【0018】
図5に示すように、押し板6の下部には長方形の孔部22が形成されており、押し板6が係止部25に係合して係合片5と係合孔4との嵌合が解除されたとき、コイルばね17の他端部20が孔部22に係合する。これによって当接金具8が押し板6から離れた後において、押し板6が不用意に移動して、係合突起部34が係合孔4に嵌合することが防止される。なお、コイルばね17の他端部20は、孔部22に係止し易くするために、また後述するように押し板6の上端32に当接部33が当接して押し板6が下方に押されたときにコイルばね17の他端部20が孔部22から外れやすくするために、くの字に曲げられている。
【0019】
支柱2の上端には、物干しアーム30を支持するアームホルダ31が取り付けられる。物干しアーム30とアームホルダ31とは、ともにアルミダイキャストで成形される。アームホルダ31は2つ割りとされ、支柱2の上端を挟み込んだ状態でねじ止めされる。アームホルダ31の下端には、支柱2が下降したときに押し板6の上端32が当接する当接部33が形成されている。
【0020】
図6に示すように、押し板6の上端32に当接部33が当接して押し板6が下方に移動すると、孔部21の下端面23と係合片5の係止部25との係合が解除されて、係合片5は係合孔4に嵌合可能な状態となる。
【0021】
ここで、支柱昇降装置1の動作について説明する。支柱2の位置は4段階で調整可能とされる。まず支柱2を引き上げて高い位置に変更する場合について説明する。使用者が支柱2を引き上げていくと、図7に示すように、ばね付勢された係合突起部34の斜面28に係合孔4の下端面29が当接し、係合片5をばね力に抗して回動させる。そうすると係合突起部34は係合孔4から抜け出して支柱2の側面9にばね付勢された状態で当接する。使用者がさらに支柱2を引き上げていくと、係合突起部34は下方にある係合孔4に再び嵌合する。このとき、ばね付勢された背板19が底部内面26に当接してクリック音を発するので、係合孔4が係合突起部34に嵌合したことを容易に把握することができる。このようにして係合突起部34を所望の位置にある係合孔4に嵌合させることができる。係合突起部34を所望の係合孔4に嵌合させた後、支柱2を少し下げて係合孔4の上端面35を係合突起部34の上端に当接させると支柱2が固定される。
【0022】
次に、支柱2を低い位置に変更する場合について説明する。たとえば物干しアーム30の位置を2番目に高い位置(以下、第2位置という。)から3番目に高い位置(以下、第3位置という。)に変更する場合について説明する。第2位置に支柱2が固定されている状態では、係合片5の係合突起部34が下から2番目の係合孔(以下、下からn番目の係合孔を第n係合孔という。)4に係合している。まず、この状態から支柱を一端引き上げる。第2係合孔4の下端面29が係合突起部34の斜面28に当接し係合片5を回動させる。係合突起部34は、ばね付勢された状態で第2係合孔4から抜け出して支柱2側面9に当接した後、再び第1係合孔4に係合する。第1係合孔4の下端面29が係合突起部34の斜面28に当接し係合片5を回動させると、係合突起部34は、第1係合孔4から抜け出して支柱2の側面9にばね付勢された状態で当接する。
【0023】
支柱2をさらに引き上げると、当接金具8が押し板6の下端面7に当接して押し板6を押圧する。押し板6が上方に移動するのに伴って、孔部21の下端面23が係合突起部34の斜面24に当接しながら移動し係止部25に係合する。このとき、係合片5が回動して、係合突起部34は支柱2の側面9から離れた状態で係止され、係合突起部34と係合孔4との係合が解除されているので、支柱2は押し下げ可能となる。なお、コイルばね17の他端部20は、押し板6の孔部22に嵌り込み、孔部21の下端面23と係止部25との係合が保持されている(図4,図5参照)。
【0024】
係合突起部34と係合孔4との係合が解除された状態で、使用者が支柱2を引き下げていき、アームホルダ31の当接部33を押し板6の上端部32に当接させて押し板6を下方に移動させると、孔部21の下端面23と係合片5の係止部25との係合が解除され、係合突起部34は支柱2の係合孔4に係合可能な状態となる(図6参照)。
【0025】
使用者はこの状態から支柱2を引き上げていき、所望の高さの係合孔4を係合突起部34に係合させることができる。支柱2を引き上げていくと、支柱2の側面9にばね付勢された係合突起部34は第4係合孔4に係合する。支柱2をさらに引き上げていくと第4係合孔4の下端面29が係合突起部34の斜面28に当接し係合片5を回動させる(図7参照)。そうすると係合突起部34は、第4係合孔4から抜け出して支柱2側面6にばね付勢された後に第3係合孔4に係合する。支柱2を少し下げて、第3係合孔4の上端面35を係合突起部34に当接させると支柱2が固定される。
【0026】
このように支柱2の位置を下げる場合には、まず支柱2を上端まで引き上げて、係合突起部34と係合孔4との係合を解除すると、支柱2は引き下げ可能な状態となる。あるいは、係合突起部34が嵌合している支柱2を少し持ち上げて、係合突起部34が係合孔4の周縁部に接触することなく回動可能な状態とすると、使用者は直接押し板6を押し上げて係合片5に係合させ、係合突起部34と係合孔4との係合を解除することもできる。
【0027】
図8は、使用状態にある物干しアーム30の正面図である。なお、物干しアーム30を支持するアームホルダ31の内部にはヒンジ41と案内片42とが設けられる。詳細な説明は省略するが、樹脂製のヒンジ41は、アームホルダ31の内面に当接した状態で回動可能である。物干しアーム30は、使用状態において、物干しアーム30の基端部に形成された凸部43がヒンジ41に嵌合し、上端リブ45の端部44がヒンジ41の溝部に係合している。さらに物干しアーム30は、端面が案内片42に当接した状態で固定される。なお、このとき支柱2の外面が案内片42を介して強く押圧されるので、支柱2の内側に金属製の補強材47が設置されている。
【0028】
物干しアーム30を収納する場合に、使用者は上端リブ45が鉛直方向に向くまで物干しアーム30を回動させる。そして物干しアーム30を下げていくと、上端リブ45が案内片42に沿って下方に移動して、物干しアーム30の先端に形成された凸部48がヒンジ41の端面に当接するまで移動して収納される。
【0029】
このとき物干しアーム30の物干し竿が挿入される孔部46は、アームホルダ31と干渉しないので、使用者は、物干し竿を孔部46に挿入したまま物干しアーム30を操作することができる(図6参照)。
【0030】
このように、物干し場所の壁面に取り付けられる支持ケース3と、この支持ケース3に上下方向に移動可能に結合支持される支柱2と、この支柱2の上端に取り付けられる物干しアーム30とからなる物干しアーム取り付け支柱の昇降装置1において、支持ケース3の内部に軸支され、ねじりコイルばね17により支持ケース3の開口孔から支柱2側に突出する方向に付勢され、支柱2側に上下方向適当間隔おきに形成された係合孔4のいずれか一つと係合する係合片5を備え、支持ケース3内には支柱2側の係合孔4に対する係合片5の係合を解除するとともに、支柱2側の係合孔4に対し係合片5を係止状態に復帰させるバーである押し板6を備えるので、押し板6によって係合片5と係合孔4との係合が解除され、支柱2と、支柱2を支持する支持ケース3との係合を解除する操作部を設けなくてもよく、使用者は支柱2を移動させているときに、操作部を操作し続けなくても支柱2を移動させることができ、外観に優れた物干しアーム取り付け支柱の昇降装置1とすることができる。
【符号の説明】
【0031】
1 物干しアーム取り付け支柱の昇降装置
2,72 支柱
3 支持ケース
4 係合孔
5 係合片
6 押し板
7 下端面
8 当接金具
9 側面
10 溝部
11 案内部
12 突起部
13 軸心
14 キャップ
15 凸部
16 ピン
17 ねじりコイルばね
18 一端部
19 背板
20 他端部
21,22 孔部
23,29 下端面
24,28 斜面
25,74a 係止部
26 底部内面
27 底部外面
30 物干しアーム
31 アームホルダ
32 上端
33 当接部
34 係合突起部
35 上端面
41 ヒンジ
42 案内片
43,48 凸部
44 端部
45 上端リブ
46 孔部
47 補強材
73 係合部
74 係止具
76 操作具
76a 操作部
77 ばね
78,80 作動桿
79 離脱具

【特許請求の範囲】
【請求項1】
物干し場所の壁面に取り付けられる支持ケースと、
この支持ケースに上下方向に移動可能に結合支持される支柱と、
この支柱の上端に取り付けられる物干しアームとからなる物干しアーム取り付け支柱の昇降装置において、
支持ケースの内部に軸支され、ばねにより支持ケースの開口孔から支柱側に突出する方向に付勢され、支柱側に上下方向適当間隔おきに形成された係合孔のいずれか一つと係合する係合片を備え、前記支持ケース内には支柱側の係合孔に対する係合片の係合を解除するとともに、支柱側の係合孔に対し係合片を係止状態に復帰させるバーを備えてなることを特徴とする物干しアーム取り付け支柱の昇降装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【公開番号】特開2012−11108(P2012−11108A)
【公開日】平成24年1月19日(2012.1.19)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−152562(P2010−152562)
【出願日】平成22年7月5日(2010.7.5)
【出願人】(000133319)株式会社ダイケン (53)