説明

男性用の便器につける標的

【課題】男性用の便器に小用の的となる立体形状物を取り付けることにより、便器周辺での尿の飛散によるすべりや悪臭の減少を図り、安全性の確保及び清潔感が保たれ清掃経費の削減にも貢献できる。
小用便器の内側に垂下させた立体形状の標的に、尿(約35度)をかけつづけることによって変色することと、その装着位置が自在に変えられることを特徴とした男性用便器につける標的を提供する。
【解決手段】吸盤(1)に紐(2)を設け、紐(2)に立体形状の感温変色する標的(3)を設けた男性用の便器につける標的。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、小用便器の内側に吸盤から紐状態で垂下させた変色する立体形状の標的で、男性用の便器の内側に吸盤を付着させて紐状態で垂下させた立体形状の尿の飛散防止のための標的であって、吸盤の付着位置が自在に変えられ、標的に尿が命中することで感温により変色することと、立体形状の標的が動くことなどによるユーモア性を特徴とした男性用の便器につける標的に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、便器に直接絵を焼き付けたものや貼るシール、吸盤に羽のついたリングを取り付けた小用的、また有色から無色に変色するシールがあった。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
(イ)従来のシール等発明については公共の便所等でも全く見られず、話題性と実用性に乏しく、便器の前方に「一歩前へ」と書かれた張り紙の方がよく見受けられる。
そのために、次のような問題点があった。
(イ)絵やシールについては平面的且つ固定されているため、用を足す側にとって興味が薄れ背丈の高低によっても位置取りが難しい。
(ロ)吸盤に羽のついたリングは、構造が複雑でありコスト的にも高くつき便器自体の清掃時に注意と配慮が必要となる。
本発明は、これらの問題点を解決するためになされたものである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
吸盤(1)に紐(2)を設け、紐(2)に立体形状の感温変色する標的(3)を設けた男性用の便器につける標的。
【発明の効果】
【0005】
(イ)標的を吸盤から紐状態で垂下させた着色立体形状にすることによって、用を足す前から興味を促せる。
(ロ)標的の位置を、複数又は便器によっても変えることが出来るため、子どもから高齢者まで、各人にあった便器を選択できる。
(ハ)構造がシンプルで、消耗品として安価なコストで生産できる。
(二)便器の中に目立った目標物を示すことにより、便器の手前に飛散した尿があって一歩前へ出るのをためらった場合でも、腰を前へ突き出して的を目がけることが楽しくなるようにした。
(ホ)前述により、便器周辺での尿の飛散によるすべりや悪臭が減少し、滑ったりする危険性も少なくなり、清潔感が保たれ清掃費の削減もはかれる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0006】
以下、本発明の実施の形態を説明する。
(イ)感温により変色する立体形状の標的を紐で吸盤から垂下させたものを設ける。
(ロ)便器の内側に標的を垂下させた吸盤を取り付ける。
本発明は、以上の構成よりなっている。
これを使用するときは最初に目に入るのが着色された立体形状の感温変色する標的(3)で、これを見つけるや否や命中させるべき、用を足すこととなる。
小便を標的に当て続けることによって標的は変色するため、使用者の驚きと好奇心を煽るばかりか楽しく用を足すことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【図1】本発明の正面図
【図2】本発明の設置例を示す正面図
【符号の説明】
【0008】
1 吸盤
2 紐
3 立体形状の感温変色する標的
4 便器(内側)

【特許請求の範囲】
【請求項1】
吸盤(1)に紐(2)を設け、紐(2)に立体形状の感温変色する標的(3)を設けた男性用の便器につける標的。

【図1】
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【図2】
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