説明

男性用スカート室内着

【課題】 男性が室内着としてスカートを着用する際、排尿時に陰部を取り出しにくいという不便を解決すること。
【解決手段】 衣料品であるスカート1に、前開き穴2を有することにより、この課題を解決する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、男性用スカート室内着に関するものであり、下着を着けずに着用するものである。
【背景技術】
【0002】
従来のスカートは、女性が着用する前提で作られていたため、本案に関する特許文献はありません。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
従来のスカートは、男性が排尿時に陰部を取り出すための前開き穴がないので、男性の着用には非常に不便であった。
【0004】
また、従来の男性用下着は、陰部が股下の生地によって包み込まれる構造になるので、陰部に圧迫感があり、風通しも悪く不快であった。特に夏季は発汗量も多くなるので、不快で苦痛であった。
【0005】
さらに、従来の男性用下着は、痔疾を患っている場合は、患部と股下の生地が常に接触するので、症状が悪化することがあった。
【課題を解決するための手段】
【0006】
この課題を解決するための請求項1の発明は、衣料品であるスカートに、男性が排尿時に陰部を取り出すための前開き穴を有しているので、陰部を容易に取り出すことができる。
【発明の効果】
【0007】
本発明は、排尿時に陰部を取り出すための前開き穴があるので、男性でも実用的に着用できる。
【0008】
また本発明は、スカート形状のため、陰部を包み込まない構造になるので圧迫感から解消され、風通しも良く快適である。
【0009】
さらに本発明は、スカート形状のため、痔疾を患っている場合でも患部と生地が接触しないので、症状の悪化を防ぐことができる。
【0010】
本発明は、休日等の室内着や、就寝時のパジャマ着として適している。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
図1は、衣料品であるスカート1に、男性が排尿時に陰部を取り出すための前開き穴2を有することを特徴とした、男性用スカート室内着の斜視図であり排尿時に陰部を容易に取り出すことができるので、男性でもスカート形状の室内着を実用的に着用できる。
【産業上の利用可能性】
【0012】
本発明は、工業的に量産することが可能であるため、産業上の利用可能性を有する。
【0013】
スカート1にスリット3を入れることにより、あぐら座りが容易にできる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【図1】 本発明を男性が着用した時の斜視図。
【符号の説明】
【0015】
1 スカート 2 前開き穴 3 スリット

【特許請求の範囲】
【請求項1】
衣料品であるスカートに、男性が排尿時に陰部を取り出すための前開き穴を有することを特徴とする、男性用スカート室内着。

【図1】
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【公開番号】特開2009−179926(P2009−179926A)
【公開日】平成21年8月13日(2009.8.13)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−46825(P2008−46825)
【出願日】平成20年1月30日(2008.1.30)
【出願人】(000170118)
【Fターム(参考)】