男性用尿器
【課題】日常生活における活動を妨げる事無く、外観を大きく変化させる事無く、場所や時間を問わず排尿を可能にするための、清掃が容易で衛生面に優れた男性用尿器を提供する。
【解決手段】本発明に係る男性用尿器は、漏斗状の装着ケース本体の開口部の全周に亘って弾性体からなる装着部と、装着部の近傍に伸縮部を形成するものであって、装着部下部に装着ケース本体の内週面に沿って保持部を形成すると共に、保持部下方に複数個の通気孔を備え、装着ケース本体の下端部に貯蔵容器と連通する排尿用外筒とをそれぞれ水密となるように接続されるものにおいて、排尿用外筒に着衣に固定する取り付けピンを一体に配設した。
【解決手段】本発明に係る男性用尿器は、漏斗状の装着ケース本体の開口部の全周に亘って弾性体からなる装着部と、装着部の近傍に伸縮部を形成するものであって、装着部下部に装着ケース本体の内週面に沿って保持部を形成すると共に、保持部下方に複数個の通気孔を備え、装着ケース本体の下端部に貯蔵容器と連通する排尿用外筒とをそれぞれ水密となるように接続されるものにおいて、排尿用外筒に着衣に固定する取り付けピンを一体に配設した。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【０００１】
本発明は、日常生活における活動を妨げる事無く、外観を大きく変化させる事無く、場所や時間を問わず排尿を可能にするための、清掃が容易で衛生面に優れた男性用尿器に関する。
【背景技術】
【０００２】
従来の男性用尿器として、特許文献１に記載するものが知られている。この尿器は、携帯施尿器を弾性帯に取り付けられ、中央領域に外筒を備えた下帯部と、管を介して外筒と繋がれ下肢に装着自在な尿袋とから構成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
【特許文献１】実開平 5-65297号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
しかしながら、上記従来の男性用尿器では下記のような問題点がある。
・ 下肢に尿袋を装着しているため、階段の昇降や車の運転の際に動作の妨げや不快感が生じる。
・ 袋の装着により外観が変化するため、装着者の精神的苦痛を伴う。
・ 装着部や尿袋の脱着時に衣服を脱ぐ必要があるため、自宅外での脱着が難しい。
・ 装着部と尿袋が1本の管のみで繋がっているため、尿袋内の空気が抜けず尿が逆流する可能性がある。
【０００５】
本発明は上記の事情に鑑みて成されたものであり、装着時に日常生活における動作を妨げる事無く、外観に影響の少なく、衣服を着たままでも脱着が可能な、快適な男性用尿器を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本発明に係る男性用尿器は、漏斗状の装着ケース本体の開口部の全周に亘って弾性体からなる装着部と、装着部の近傍に伸縮部を形成するものであって、装着部下部に装着ケース本体の内週面に沿って保持部を形成すると共に、保持部下方に複数個の通気孔を備え、装着ケース本体の下端部に貯蔵容器と連通する排尿用外筒とをそれぞれ水密となるように接続されるものにおいて、排尿用外筒に着衣に固定する取り付けピンを一体に形成されたものである。
【０００７】
上記構成によれば、前立腺を全摘出した場合や脳血管障害等により排尿異常となった時に、場所や時間を問わずに排尿が可能となる。
【０００８】
上記男性用尿器において、装着ケース本体の内部に、排尿用外筒の中心部に沿って貯蔵容器上部から貯蔵容器内の空気を装着ケース本体の下部に排出する空気排出用の空気抜きパイプ出口を形成すると共に、貯蔵容器内部に連通された排尿用外筒先端部に接合されたパイプチューブに圧縮空気開閉弁を形成されたものである。
【０００９】
上記男性用尿器では、圧縮空気は複数個の通気孔から外部に排出され、装着ケース本体および保持部内に挿通装着された男性器のムレ等を防ぐことができる。
【００１０】
上記男性用尿器において、貯蔵容器内の尿を排出した後、貯蔵容器底部に消毒液を入れ、装着ケース本体と排尿用外筒および空気抜きパイプとを貯蔵容器と水蜜に接続すると共に、装着ケース本体の装着部と保持部に男性器を挿通装着した後、貯蔵容器を開閉弁を閉弁しながら外周から押圧することで、消毒液が空気抜きパイプを通り、装着ケース保持部に設けた空気抜きパイプ出口から消毒液が排出され、装着ケース本体を消毒した後、排尿用外筒を通過して貯蔵容器に消毒液が戻るように構成されたものである。
【００１１】
上記男性用尿器では、排尿し貯蔵容器に尿が溜まった後に尿を廃棄し、消毒液により装着ケース本体、排尿用外筒、空気抜きパイプ、貯蔵容器が衛生的に保たれる。
【発明の効果】
【００１２】
以上のように、本発明によれば、装着ケース本体が伸縮部により伸縮が可能なため、男性器の個人差に関わらず装着が可能で、個別のサイズのものを用意する必要が無い。
【００１３】
貯蔵容器をより容量の多い容器と交換して使用できるので、ドライブの場合など、長時間の使用が可能となる。
【００１４】
装着部の取り付けピンでズボンのベルトやベルト通し穴に保持することができ、また排尿用外筒に設けた上部取り付けピンや下部取り付けピンをズボン内側の縫い合わせ部などに保持することにより装着ケース本体の装着部、保持部から男性器が外れにくくなると共に、階段の商工や歩行および作業中の屈曲による膝の変位に関係なく装着ケース本体、排尿用外筒および貯蔵容器が安定的に保持されるので日常生活が快適になる。
【図面の簡単な説明】
【００１５】
【図１】本発明の実施の形態に係る男性用尿器を示す図である。
【図２】本発明に係る男性用尿器を装着した状態を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【００１６】
上記した本発明を実施するための形態について添付図面を参照しながら記述する。
【００１７】
図１は本発明の実施の形態に係る男性用尿器の概略図であり、装着ケース本体（１）と排尿用外筒（１０）と貯蔵容器（１２）で構成されている。
【００１８】
漏斗状の装着ケース本体（１）には開口部が全周に亘って弾性体から成る装着部（２）が設けられ，装着部（２）の下方に蛇腹形状の伸縮部（４）が形成されており、装着部（２）の下部に装着ケース本体（１）の内週面に沿って男性器の先端部（亀頭部）を保持する保持部（３）が設けられている。尚、上記装着ケース本体（１）はプラスチックで形成し、装着部（２）および保持部（３）は人体に影響の無い素材であるエラストマペラデックス、ゴム等で形成されている。
【００１９】
装着ケース本体（１）内部に設けた保持部（３）の下方に貯蔵容器内の空気を排出する通気孔（５）を装着ケース本体（１）に複数個設けると共に、貯蔵容器内の空気と消毒液を装着ケース本体（１）に排出する空気抜きパイプ出口（６）と装着ケース本体（１）内の内週面に沿う形状で配設されている。
【００２０】
装着ケース本体（１）の下端には、排尿用外筒（１０）内に配設された空気抜きパイプ（６）を装着ケース接続カプラ（７）により水密に連通されるよう装着されている。
【００２１】
排尿用外筒（１０）の下端には，尿を溜める貯蔵容器（１２）を排尿用外筒（１０）内に配設された空気抜きパイプ（６）とを貯蔵容器接続カプラ（１３）により水密に連通されるよう装着されている。
【００２２】
貯蔵容器（１２）内には、排尿用外筒（１０）と接続するパイプチューブ（１５）がステンレス線等から成る留め金（１６）によって固着されている。排尿用外筒（１０）には空気抜きパイプ（６）の貯蔵容器内の空気入口（１４）が貫設されている。貯蔵容器内の空気入口（１４）の先端部は真鍮性パイプで構成することで、貯蔵容器内の空気入口（１４）が変形し閉じてしまうことを防ぐ。
【００２３】
パイプチューブ（１５）には貯蔵容器内の空気を貯蔵容器内の空気入口（１４）を通じて空気抜きパイプ出口（６ａ）へ導くための開閉弁（１８）の開閉弁操作板（１７）が留め金（１６）によって固着されている。
【００２４】
図２に示すと通り、図示しない男性器を装着ケース本体（１）に挿通した後、ベルト通し（１９）またはベルト（２０）に装着部取り付けピン（８）によって係留保持し、排尿用外筒（１０）に設けた上部取り付けピン（９）および下部取り付けピン（１１）をズボン（２１）内部に作成されているズボンの縫い合わせ部（２２）等の適当な箇所に係留保持する。各種取り付けピン（８，９，１１）はゴム紐等から成る伸縮素材に固着させると共に、各種取り付けピン（８，９，１１）の先端部には歯止め形状やゴム素材で構成される滑り止め部を設けてもよい。
【００２５】
排尿用外筒（１０）および空気抜きパイプ（６）はシリコンやビニールで構成する。また、接続カプラ（７，１３）は凹凸の無い形状とし、シリコンや樹脂を成型して作成する。
【００２６】
貯蔵容器（１２）には消毒液40〜50cc程度を入れ、貯蔵容器（１２）と排尿用外筒（１０）および装着ケース本体（１）を水密に連通し、貯蔵容器（１２）を開閉弁操作板（１７）と共に複数回押圧することにより、貯蔵容器内の空気と消毒液がパイプチューブ（１５）を通じて装着ケース本体（１）排出され、排尿用外筒（１０）を通じて貯蔵容器（１２）に戻るため、装着ケース本体（１）、排尿用外筒（１０）、貯蔵容器（１２）、パイプチューブ（１５）が同時に消毒される。
【００２７】
本発明によって常に清潔な状態を保つことができ、繰り返し使用することが可能である。
【符号の説明】
【００２８】
1， 装着ケース本体
2， 装着部
3，保持部
4，伸縮部
5，通気孔
6，空気抜きパイプ
6ａ.空気抜きパイプ出口
7，装着ケースカプラ
8，装着部取り付けピン
9，上部取り付けピン
10，排尿用外筒
11，下部取り付けピン
12，貯蔵容器
13，貯蔵容器カプラ
14，圧縮空気出入口
15，パイプチューブ
16，留め金
17，開閉弁操作板
18，開閉弁
19 ベルト通し
20 ベルト
21 ズボン
22 ズボンの縫い合せ部
【技術分野】
【０００１】
本発明は、日常生活における活動を妨げる事無く、外観を大きく変化させる事無く、場所や時間を問わず排尿を可能にするための、清掃が容易で衛生面に優れた男性用尿器に関する。
【背景技術】
【０００２】
従来の男性用尿器として、特許文献１に記載するものが知られている。この尿器は、携帯施尿器を弾性帯に取り付けられ、中央領域に外筒を備えた下帯部と、管を介して外筒と繋がれ下肢に装着自在な尿袋とから構成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
【特許文献１】実開平 5-65297号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
しかしながら、上記従来の男性用尿器では下記のような問題点がある。
・ 下肢に尿袋を装着しているため、階段の昇降や車の運転の際に動作の妨げや不快感が生じる。
・ 袋の装着により外観が変化するため、装着者の精神的苦痛を伴う。
・ 装着部や尿袋の脱着時に衣服を脱ぐ必要があるため、自宅外での脱着が難しい。
・ 装着部と尿袋が1本の管のみで繋がっているため、尿袋内の空気が抜けず尿が逆流する可能性がある。
【０００５】
本発明は上記の事情に鑑みて成されたものであり、装着時に日常生活における動作を妨げる事無く、外観に影響の少なく、衣服を着たままでも脱着が可能な、快適な男性用尿器を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本発明に係る男性用尿器は、漏斗状の装着ケース本体の開口部の全周に亘って弾性体からなる装着部と、装着部の近傍に伸縮部を形成するものであって、装着部下部に装着ケース本体の内週面に沿って保持部を形成すると共に、保持部下方に複数個の通気孔を備え、装着ケース本体の下端部に貯蔵容器と連通する排尿用外筒とをそれぞれ水密となるように接続されるものにおいて、排尿用外筒に着衣に固定する取り付けピンを一体に形成されたものである。
【０００７】
上記構成によれば、前立腺を全摘出した場合や脳血管障害等により排尿異常となった時に、場所や時間を問わずに排尿が可能となる。
【０００８】
上記男性用尿器において、装着ケース本体の内部に、排尿用外筒の中心部に沿って貯蔵容器上部から貯蔵容器内の空気を装着ケース本体の下部に排出する空気排出用の空気抜きパイプ出口を形成すると共に、貯蔵容器内部に連通された排尿用外筒先端部に接合されたパイプチューブに圧縮空気開閉弁を形成されたものである。
【０００９】
上記男性用尿器では、圧縮空気は複数個の通気孔から外部に排出され、装着ケース本体および保持部内に挿通装着された男性器のムレ等を防ぐことができる。
【００１０】
上記男性用尿器において、貯蔵容器内の尿を排出した後、貯蔵容器底部に消毒液を入れ、装着ケース本体と排尿用外筒および空気抜きパイプとを貯蔵容器と水蜜に接続すると共に、装着ケース本体の装着部と保持部に男性器を挿通装着した後、貯蔵容器を開閉弁を閉弁しながら外周から押圧することで、消毒液が空気抜きパイプを通り、装着ケース保持部に設けた空気抜きパイプ出口から消毒液が排出され、装着ケース本体を消毒した後、排尿用外筒を通過して貯蔵容器に消毒液が戻るように構成されたものである。
【００１１】
上記男性用尿器では、排尿し貯蔵容器に尿が溜まった後に尿を廃棄し、消毒液により装着ケース本体、排尿用外筒、空気抜きパイプ、貯蔵容器が衛生的に保たれる。
【発明の効果】
【００１２】
以上のように、本発明によれば、装着ケース本体が伸縮部により伸縮が可能なため、男性器の個人差に関わらず装着が可能で、個別のサイズのものを用意する必要が無い。
【００１３】
貯蔵容器をより容量の多い容器と交換して使用できるので、ドライブの場合など、長時間の使用が可能となる。
【００１４】
装着部の取り付けピンでズボンのベルトやベルト通し穴に保持することができ、また排尿用外筒に設けた上部取り付けピンや下部取り付けピンをズボン内側の縫い合わせ部などに保持することにより装着ケース本体の装着部、保持部から男性器が外れにくくなると共に、階段の商工や歩行および作業中の屈曲による膝の変位に関係なく装着ケース本体、排尿用外筒および貯蔵容器が安定的に保持されるので日常生活が快適になる。
【図面の簡単な説明】
【００１５】
【図１】本発明の実施の形態に係る男性用尿器を示す図である。
【図２】本発明に係る男性用尿器を装着した状態を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【００１６】
上記した本発明を実施するための形態について添付図面を参照しながら記述する。
【００１７】
図１は本発明の実施の形態に係る男性用尿器の概略図であり、装着ケース本体（１）と排尿用外筒（１０）と貯蔵容器（１２）で構成されている。
【００１８】
漏斗状の装着ケース本体（１）には開口部が全周に亘って弾性体から成る装着部（２）が設けられ，装着部（２）の下方に蛇腹形状の伸縮部（４）が形成されており、装着部（２）の下部に装着ケース本体（１）の内週面に沿って男性器の先端部（亀頭部）を保持する保持部（３）が設けられている。尚、上記装着ケース本体（１）はプラスチックで形成し、装着部（２）および保持部（３）は人体に影響の無い素材であるエラストマペラデックス、ゴム等で形成されている。
【００１９】
装着ケース本体（１）内部に設けた保持部（３）の下方に貯蔵容器内の空気を排出する通気孔（５）を装着ケース本体（１）に複数個設けると共に、貯蔵容器内の空気と消毒液を装着ケース本体（１）に排出する空気抜きパイプ出口（６）と装着ケース本体（１）内の内週面に沿う形状で配設されている。
【００２０】
装着ケース本体（１）の下端には、排尿用外筒（１０）内に配設された空気抜きパイプ（６）を装着ケース接続カプラ（７）により水密に連通されるよう装着されている。
【００２１】
排尿用外筒（１０）の下端には，尿を溜める貯蔵容器（１２）を排尿用外筒（１０）内に配設された空気抜きパイプ（６）とを貯蔵容器接続カプラ（１３）により水密に連通されるよう装着されている。
【００２２】
貯蔵容器（１２）内には、排尿用外筒（１０）と接続するパイプチューブ（１５）がステンレス線等から成る留め金（１６）によって固着されている。排尿用外筒（１０）には空気抜きパイプ（６）の貯蔵容器内の空気入口（１４）が貫設されている。貯蔵容器内の空気入口（１４）の先端部は真鍮性パイプで構成することで、貯蔵容器内の空気入口（１４）が変形し閉じてしまうことを防ぐ。
【００２３】
パイプチューブ（１５）には貯蔵容器内の空気を貯蔵容器内の空気入口（１４）を通じて空気抜きパイプ出口（６ａ）へ導くための開閉弁（１８）の開閉弁操作板（１７）が留め金（１６）によって固着されている。
【００２４】
図２に示すと通り、図示しない男性器を装着ケース本体（１）に挿通した後、ベルト通し（１９）またはベルト（２０）に装着部取り付けピン（８）によって係留保持し、排尿用外筒（１０）に設けた上部取り付けピン（９）および下部取り付けピン（１１）をズボン（２１）内部に作成されているズボンの縫い合わせ部（２２）等の適当な箇所に係留保持する。各種取り付けピン（８，９，１１）はゴム紐等から成る伸縮素材に固着させると共に、各種取り付けピン（８，９，１１）の先端部には歯止め形状やゴム素材で構成される滑り止め部を設けてもよい。
【００２５】
排尿用外筒（１０）および空気抜きパイプ（６）はシリコンやビニールで構成する。また、接続カプラ（７，１３）は凹凸の無い形状とし、シリコンや樹脂を成型して作成する。
【００２６】
貯蔵容器（１２）には消毒液40〜50cc程度を入れ、貯蔵容器（１２）と排尿用外筒（１０）および装着ケース本体（１）を水密に連通し、貯蔵容器（１２）を開閉弁操作板（１７）と共に複数回押圧することにより、貯蔵容器内の空気と消毒液がパイプチューブ（１５）を通じて装着ケース本体（１）排出され、排尿用外筒（１０）を通じて貯蔵容器（１２）に戻るため、装着ケース本体（１）、排尿用外筒（１０）、貯蔵容器（１２）、パイプチューブ（１５）が同時に消毒される。
【００２７】
本発明によって常に清潔な状態を保つことができ、繰り返し使用することが可能である。
【符号の説明】
【００２８】
1， 装着ケース本体
2， 装着部
3，保持部
4，伸縮部
5，通気孔
6，空気抜きパイプ
6ａ.空気抜きパイプ出口
7，装着ケースカプラ
8，装着部取り付けピン
9，上部取り付けピン
10，排尿用外筒
11，下部取り付けピン
12，貯蔵容器
13，貯蔵容器カプラ
14，圧縮空気出入口
15，パイプチューブ
16，留め金
17，開閉弁操作板
18，開閉弁
19 ベルト通し
20 ベルト
21 ズボン
22 ズボンの縫い合せ部
【特許請求の範囲】
【請求項１】
開口部を有する漏斗状の装着ケース本体の肌との接触部に弾性体から成る装着部と、前記装着部の下部に装着ケース本体の内周に弾性体から成る保持部と、前記保持部の下部に備えられた複数の開口と、装着ケース本体の下端部の貯蔵容器と連通する排尿用外筒を水密となるように装着されるものにおいて、前記排尿用外筒に着衣に固定する留め具を一体に形成されることを特徴とする男性用尿器。
【請求項２】
請求項1記載の男性用尿器であって、装着ケース本体に接続する排尿用外筒の内部に、貯蔵容器上部から圧縮空気を前記装着ケース本体の下部に排出する圧縮空気排出用の内筒を装着するものにおいて、前記貯蔵容器に挿通された排尿用外筒の先端部に接合されたパイプチューブに圧縮空気開閉弁を備えたことを特徴とする男性用尿器。
【請求項３】
請求項1から2の何れかに記載の男性用尿器において、貯蔵容器内の尿を排出した後、貯蔵容器底部に消毒液を入れ、装着ケース本体と排尿用外筒および空気抜きパイプとを貯蔵容器とを水蜜に接続すると共に、装着ケース本体の装着部と保持部に男性器を挿通装着した後、貯蔵容器を開閉弁を閉弁しながら外周から押圧することで、消毒液が空気抜きパイプを通り、装着ケース保持部に設けた空気抜きパイプ出口から消毒液が排出され、装着ケース本体を消毒した後、排尿用外筒を通過して貯蔵容器に消毒液が戻ることを特徴とする男性用尿器。
【請求項１】
開口部を有する漏斗状の装着ケース本体の肌との接触部に弾性体から成る装着部と、前記装着部の下部に装着ケース本体の内周に弾性体から成る保持部と、前記保持部の下部に備えられた複数の開口と、装着ケース本体の下端部の貯蔵容器と連通する排尿用外筒を水密となるように装着されるものにおいて、前記排尿用外筒に着衣に固定する留め具を一体に形成されることを特徴とする男性用尿器。
【請求項２】
請求項1記載の男性用尿器であって、装着ケース本体に接続する排尿用外筒の内部に、貯蔵容器上部から圧縮空気を前記装着ケース本体の下部に排出する圧縮空気排出用の内筒を装着するものにおいて、前記貯蔵容器に挿通された排尿用外筒の先端部に接合されたパイプチューブに圧縮空気開閉弁を備えたことを特徴とする男性用尿器。
【請求項３】
請求項1から2の何れかに記載の男性用尿器において、貯蔵容器内の尿を排出した後、貯蔵容器底部に消毒液を入れ、装着ケース本体と排尿用外筒および空気抜きパイプとを貯蔵容器とを水蜜に接続すると共に、装着ケース本体の装着部と保持部に男性器を挿通装着した後、貯蔵容器を開閉弁を閉弁しながら外周から押圧することで、消毒液が空気抜きパイプを通り、装着ケース保持部に設けた空気抜きパイプ出口から消毒液が排出され、装着ケース本体を消毒した後、排尿用外筒を通過して貯蔵容器に消毒液が戻ることを特徴とする男性用尿器。
【図１】
【図２】
【図２】
【公開番号】特開２０１２−１１０６３８（Ｐ２０１２−１１０６３８Ａ）
【公開日】平成２４年６月１４日（２０１２．６．１４）
【国際特許分類】
【出願番号】特願２０１０−２６４６２３（Ｐ２０１０−２６４６２３）
【出願日】平成２２年１１月２９日（２０１０．１１．２９）
【特許番号】特許第４７５８５１６号（Ｐ４７５８５１６）
【特許公報発行日】平成２３年８月３１日（２０１１．８．３１）
【出願人】（７１００１３３８７）
【Ｆターム（参考）】
【公開日】平成２４年６月１４日（２０１２．６．１４）
【国際特許分類】
【出願日】平成２２年１１月２９日（２０１０．１１．２９）
【特許番号】特許第４７５８５１６号（Ｐ４７５８５１６）
【特許公報発行日】平成２３年８月３１日（２０１１．８．３１）
【出願人】（７１００１３３８７）
【Ｆターム（参考）】
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