説明

画像形成装置およびその制御方法およびプログラムおよび記憶媒体

【課題】
複写機等に併設されるコインベンダーにおいて、複写機の各種機能を有効に組み合わせることにより、使用料の決済を目的とせず多目的に活用できる仕組みを提供する。
【解決手段】
集金を伴うイベントの登録を指定ユーザとともに受け付けるイベント登録受付手段と、利用者受付手段により受付けられたユーザが、前記イベント登録手段により登録されたイベントに指定されたユーザかを判断する判断手段と、前記登録されたユーザであると判断された場合、前記ユーザによる前記コインベンダーへの入金を、前記登録されたイベントに対する入金として処理する入金確認手段を有することを特徴とする。
ベントに対する入金として処理する入金確認手段とを有することを特徴とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
コインベンダーと接続された複写機におけるコインベンダーを利用した集金システムに関する。
【背景技術】
【0002】
近年コンビニエンスストア等に設置される複写機において、使用料徴収のためのコイベンダーが設置されている。しかしコインベンダーの使用目的は、あくまでも複写機の使用料の徴収もしくは関連機器や通信費の徴収を目的とするものであった。
【0003】
その1つとして特許文献1にはプリント課金システムが開示されている。この特許文献において、プリント料金や通信費を如何に徴収するかを目的としているものであった。
【0004】
また特許文献2にはコインベンダーを用いたコピー装置が開示されているが、この特許文献においても、コインベンダーをコピー機能に対する使用料の徴収を目的としている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2009−265978号公報
【特許文献2】特開2005−242097号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1および特許文献2はともに、コインベンダーの使用目的を商品やサービス対する費用の徴収とするものであった。したがって、多少の時間の差はあれ基本的には商品やサービスと金銭の引き換えが原則となっている。
【0007】
そのため、コインベンダーで集金した費用を、商品やサービスに対する費用以外に利用するということはできなかった。そのため、あらかじめコインベンダーに料金を投入しておき、必要に応じて利用する手法や、お釣りが発生したときにそのお釣りを再度コインベンダーに保存するような手法は行われていなかった。
またコインベンダーに金銭を保管することにより、そのデータを適切に処理することで、集金や送金が可能となるが既存の機構では実現できなかった
【0008】
そこで本願発明は、複写機に接続されたコインベンダーで集金した費用を、接続された複写機以外のサービスに利用することが可能なシステムを提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
コインベンダーと接続され、利用者のログインを受付ける利用者受付手段とを有する画像形成装置において、
集金を伴うイベントの登録を指定ユーザとともに受け付けるイベント登録受付手段と、
前記利用者受付手段により受付けられたユーザが、前記イベント登録手段により登録されたイベントに指定されたユーザかを判断する判断手段と、
【0010】
前記判断手段により前記登録されたユーザであると判断された場合、前記ユーザによる前記コインベンダーへの入金を、前記登録されたイベントに対する入金として処理する入金確認手段と、
を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0011】
本発明によれば、複写機に接続されたコインベンダーで集金した費用を、接続された複写機以外のサービスに利用することが可能なシステムを提供することを課題とする。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【図1】本発明の実施形態における集金システムの構成を示す図である。
【図2】本発明の実施形態における集金システムハードウェア構成を示す図である。
【図3】本発明の実施形態における集金システムの管理者側の処理フローを示す図である。
【図4】本発明の実施形態における集金システムの参加者側の処理フローを示す図である。
【図5】本発明の実施形態における集金システムのお釣りの通知フローを示す図である。
【図6】本発明の実施形態における集金システムのシーケンス図である。
【図7】本発明の実施形態における集金システムが管理する利用者の管理テーブルである。
【図8】本発明の実施形態における集金システムが管理する集金対象の管理テーブルである。
【図9】本発明の実施形態における集金システムが管理するコインベンダーの管理テーブルである。
【図10】本発明の実施形態における集金システムが管理する利用者グループの管理テーブルである。
【図11】本発明の実施形態における集金システムが管理する利用者の管理テーブルである。
【図12】利用者1が入金する前の主要テーブルの状態である。
【図13】利用者1が入金した後の主要テーブルの状態である。
【図14】利用者Nが入金し、利用者1に対してお釣り支払い可能になった状態の主要テーブルの状態である。
【図15】利用者1に対しておつりが支払われた後の主要テーブルの状態である。
【図16】管理者側の画面シーケンスである。
【図17】参加者側の画面シーケンスである。
【図18】利用者1に対して入金を促すメールである。
【図19】利用者1に対して入金が完了したことを伝えるメール画面である。
【図20】利用者1に対してお釣りができたことを通知メール画面である。
【図21】利用者1のお釣り引き出しフロー図である。
【図22】幹事の集金引き出しフロー図である。
【図23】利用者1のお釣り引き出し画面遷移図である。
【図24】幹事の集金引き出し画面遷移図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下に本発明を実現する情報処理装置について図面を用いて詳細に説明する。
図1は、本発明の情報処理装置を適用可能な複写機のシステム構成の一例を示す図である。
【0014】
100は複写機OSが持つユーザインターフェース機能である。集金システムはこのユーザインターフェース機能を経由し利用者が操作するタッチパネルや各種ボタンの情報を受け取る。同様にユーザインターフェース機能を経由し不図示のLCDに情報を表示する。
101は複写機OSが持つファイルアクセス機能である。集金システムは、この機能を用いて集金システム用データベースのアクセスを行う。
【0015】
102は集金システム本体である。集金システムは複写機OSの上で稼働するアプリケーションで、複写機がもつ各種機能(外部制御機能、通信機能、印刷機能、スキャン機能、個人認証機能)を利用し、各種サービスを提供する。また集金システムの利用者管理や金銭管理のため各種制御情報(金銭情報、個人情報、制御情報)をテーブルもしくはファイルとして保持する。
【0016】
103は複写機OS(オペレーティングシステム)自身である。複写機は図2に示すようなハードウェア構成をもち、複写機OSはこのハードウェアおよび各種アプリケーションを管理するオペレーティングシステムである。本複写機OSと複写機とが協同することにより複合機としての機能を実現している。
104は複写機OSが持つコインベンダーなどの外部機器を制御する機能である。集金システムは、外部制御機能を経由してコインベンダー制御や管理を行う。
【0017】
105は複写機OSが持つ通信機能である。通信機能はネットワークや回線を用いて他の装置と通信を行う機能であり、集金システムはこの通信機能を用いてメールサーバーと連携して利用者に対してメールの送信や、他の複写機やプリンタに対して印刷機能と連携しリモートプリントなどを行う。
106は複写機OSがもつ印刷機能である。集金システムは印刷機能を使用し各種履歴や情報の帳票出力を行う。
【0018】
107は複写機OSがもつスキャン機能である。集金システムは、スキャンされた画像に対して他のアプリケーション(OCRやOMR)と連携し画像解析の結果を利用者からの入力データとして扱うことが可能である。
【0019】
108は複写機OSが持つ個人認証機能である。集金システム102は、複写機がもつ個人認証機能を利用して個人やグループを認証し、この単位で金銭の管理を行う。代表的な個人認証は、ログイン名/パスワードを入力パネルから入力してもらう方法が一般的であるが、複写機にFelicaなどのICカードを用いた認証機能があればこれを使用することも可能である。また他の認証システム(windowsの認証)と連携できれば、これを使用することも可能である。認証は複写機本体で行ってもいいし、別途用意された認証サーバを用いるようにしてもよい。
109は集金システム用の金銭情報を管理するためのデータベースである。このデータベースには後述する各テーブルが保持される。
図2は、本発明の実施形態における各種端末のハードウェア構成を示す図である。
【0020】
200は複写機のハードウェア構成である。複写機はシステムバスに接続されたCPU206、RAM207、ROM208、HDD209、各種インターフェースで構成される。CPU206はRAM207、ROM208、HDD209に保存された情報に従って、キーボードI/F210、ディスプレイI/F211、スキャナI/F214、プリンタI/F216、外部制御I/F218(コインベンダーI/F)、ネットワークI/F219経由で他の機器や装置を制御する。
【0021】
201はコインベンダーのハードウェア構成である。コインベンダーはシステムバスに接続されたCPU230、RAM231、ROM232、各種インターフェースで構成される。CPU230はRAM231、ROM232に保存された情報に従って、ホストI/F234経由で複写機との通信を行う。また金銭制御233を用いて、コインベンダーに対する入金および出金を制御する
【0022】
202はネットワークに接続された利用者のPCである。利用者はこのPCで集金システム102からメールサーバー204経由で送信された各種メールを受信することができる。またPCに接続されている印刷装置205があれば、集金システム102からのリモート印刷も可能となる。
203はネットワークに接続された他の複写機である。集金システム102からのリモート印刷を行うことができる。
【0023】
204はメールサーバーである。集金システム102は、集金関係者に対して各種情報をメールで通知することが可能である。代表例として、管理者がイベントとして宴会を登録した場合に送られる「宴会するから入金してねメール」や、ユーザの利用時に不足していたおつりの準備ができたときに通知される「おつりができたよメール」などがある。
205は利用者のPCに接続された印刷装置である。この印刷装置は、PCからの印刷以外に集金システム102からの印刷を行うことができる。
【0024】
206は複写機のCPUである。このCPUは、複写機OS103にしたがって、複写機内の他のハードウェアの制御をおこなう。また複写機OS103の上で稼働する集金システム102の制御も行う。
207は複写機のRAMである。このRAMは、システムバスを経由してCPU206に対して揮発性の記憶エリアを提供する。
208は複写機のROMである。このROMは、システムバスを経由してCPU206に対して不揮発性の記憶エリアを提供する。
209はハードディスクである。このハードディスクは、システムバスを経由してCPU209に対して補助記憶エリアを提供する。
210はキーボードインターフェースである。キーボードインターフェースは、システムバスとキーボード211との仲介を行う。
211はキーボードである。キーボードは利用者からの入力を受け付ける。
212はディスプレイインターフェースである。ディスプレイインターフェースは、システムバスとLCD213との仲介を行う
213はディスプレイである。ディスプレイは、利用者に対して各種情報を表示する。
214はスキャナインターフェースである。スキャナインターフェースは、システムバスとスキャナ215との仲介を行う。
215はスキャナである。スキャナは、圧板やADFにセットされた原稿を読み込む。
216はプリンタインターフェースである。プリンタインターフェースは、システムバスとプリンタの仲介を行う。
217はプリンタである。プリンタは印刷を行う。
218は外部制御インターフェースである。外部制御インターフェースは、システムバスとコインベンダーの仲介を行う。
【0025】
219はネットワークインターフェースである。ネットワークインターフェースは、システムバスネットワークの仲介をおこなうことで、利用者PC202、利用者PCに接続された印刷機205、他複写機203、メールサーバー204と通信を可能にする
230はコインベンダーのCPUである。このCPUは、RAM231やROM232の情報をもとに、コインベンダーの制御をおこなう。
231はコインベンダーのRAMである。このRAMは、システムバスを経由してCPU230に対して揮発性の記憶エリアを提供する。
232はコインベンダーのROMである。このROMは、システムバスを経由してCPU230に対して不揮発性の記憶エリアを提供する。
【0026】
233はコインベンダーの金銭制御をおこなう部分である。これはシステムバスを経由してCPU230から通知された情報に従い、入金制御および出金制御をおこなう。
234はホストインターフェースである。ホストインターフェースは、コインベンダーと複写機との通信を提供する。
【0027】
次に、図3および図16に基づき複写機200上の集金システム102の集金情報登録のフローを説明する。図3は、集金システムの管理者側の処理フローを示すフローチャートであり、図16は、その際に複写機の表示画面に表示されるユーザインターフェースの画面シーケンス400〜408である。
【0028】
ユーザのユーザインターフェース機能100に表示される画面400に対し、利用者IDおよびパスワードを入力した後”OK”ボタンを押下することによって、利用者IDおよびパスワードをRAM207へ保存する。DB109の利用者管理テーブルより利用者IDを取得しステップ300において、DB109に当該利用者IDが存在した場合、利用者IDおよびパスワードを条件に個人認証機能108を用いて認証処理を実施する。認証に失敗した場合はステップ301においてエラー処理を行う。
【0029】
認証に成功した場合はステップ302へ進み、集金登録処理を行うユーザは画面401の”イベント登録”ボタンを押下することによりステップ303へ進み、ユーザインターフェース機能100を用いて表示された画面402を操作して“タイトル”、“締め切り”及び“金額”を入力する。入力する内容に不備がない場合は、画面遷移するためのボタンを押下することにより“タイトル”、“締め切り”及び“金額”をRAM207へ保存し、ステップ304へ進む。
ステップ304では、ユーザインターフェース機能100を用いて表示された画面403を操作してグループ登録処理ないしは個人登録処理を行う。
【0030】
グループ登録処理ではステップ305において、画面404を操作することにより、すでにDB109のグループ管理テーブルに登録されている各利用者の集合にユニークな任意のグループIDを1からn個選択することができ、選択されたグループIDをRAM207及びDB109の集金管理テーブルへ保存する。
【0031】
ステップ307において、画面406の”はい”ボタンを押下することによって、ステップ304へ戻り複数のグループ登録を行うことを可能とする。また、画面406の”完了”ボタンを押下することによって、RAM207へ保存されたグループIDを画面407へ表示する。
【0032】
個人登録ではステップ306において、画面405を操作することにより、DB109の利用者管理テーブル及びRAM207へ利用者ID及び利用者権限の登録を実行する。この際、利用者IDが個人認証機能に存在することを条件とする。
【0033】
ステップ307において、画面406の”はい”ボタンを押下することによって、ステップ304へ戻り複数の個人登録を行うことを可能とする。また、画面406の”完了”ボタンを押下することによって、RAM207へ保存された利用者IDを画面407へ表示する。
【0034】
ステップ308では、画面407の”はい”ボタンを押下することによって、DB109の集金管理テーブルへ画面402により入力されたタイトルを集金名として、金額を集金総額として、集金IDと共に登録を行う。
【0035】
ステップ309では、画面408の”はい”ボタンを押下することによって、DB109の集金管理テーブルから利用者情報を取得し、取得した利用者IDを検索条件に個人認証機能よりユーザのメールアドレスを取得する。取得したメールアドレスを用い、ステップ310において、通信機能105からネットワークI/F219を通じてメールサーバー204へ図18の内容をイメージとしたメールを送信する。“いいえ”ボタンを押下時は一連の処理を終了する。
【0036】
以下、図4および図16に基づき複写機200上の集金システム102の入金処理のフローを説明する。図4は、本集金システムの参加者側の処理フローであり、図17は、その際に複写機の表示画面に表示されるユーザインターフェースの画面シーケンス409〜414である。
【0037】
ユーザのユーザインターフェース機能100を用いて表示される画面409に対し、利用者IDおよびパスワードを入力した後”OK”ボタンを押下することによって、利用者IDおよびパスワードをRAM207へ保存する。DB109の利用者管理テーブルより利用者IDを取得しステップ312において、DB109に当該利用者IDが存在した場合、利用者IDおよびパスワードを条件に個人認証機能108を用いて認証処理を実施する。認証に失敗した場合はステップ313においてエラー処理を行う。
【0038】
認証に成功した場合はステップ314へ進み、画面410に表示されるDB109の集金管理テーブルの集金IDに紐づいた任意の集金対象の情報(飲み会等のイベント)を選択することにより、DB109の集金管理テーブルより集金IDを検索条件に当該集金管理テーブルの各情報を取得しRAM207へ保存する。つぎに利用者IDを検索条件にDB109のチャージ金額を取得し、RAM207へ保存した後、出欠確認画面である画面411へ遷移する。
【0039】
なお、上述したような入金確認により、集金対象のイベントに対しての入金として処理しているが、ユーザ認証に成功した場合であっても、該当する利用者に対して集金対象の情報が存在しない場合は、通常の複写機の機能やサービスを利用する代金として入金を受け付けることが可能となっている。
画面411において、ユーザが出席の意思があり入金を行う場合は“入金”ボタンを押下することにより入金画面である画面412へ遷移する。
【0040】
画面412では、ステップ314によりRAM207へ保存された集金情報から会費の値を取得し、もし、チャージ金額が会費を下回る場合はRAM207へ保存されたチャージ金額から差し引いた金額の入金を促すメッセージを画面へ表示する。つぎに外部制御I/F218を通じてコインベンダー201のホストI/F234へチャージ金額を差し引いた会費を送信し、CPU230はRAM231を使用して金銭制御233に対し会費金額を保存する。チャージ金額が会費を上回る場合はステップ316へ進むものとする。
【0041】
チャージ金額が会費を下回る場合にユーザはステップ315において、コインベンダーへ金銭を投入する。もしコインベンダー内で紙幣量もしくは硬貨量に一方的な偏りが見られた場合は、均等が保てるように紙幣もしくは硬貨で入金を促すメッセージを表示する。
【0042】
次にステップ316において投入された金銭の金種と個数を金銭制御233は検知し、投入済みの金額の情報としてホストI/F234から外部制御I/F218を通じて集金システム本体へ通知する。通知された投入済みの金額情報をCPU206はDB109の集金管理テーブルの利用者ごとの入金情報及びコインベンダー管理テーブルのお札およびコインの総数として保存すると同時に入金情報をすでにユーザがコインベンダーへ入金した金額として画面412において表示する。
【0043】
チャージ金額が会費を上回る場合にCPU206はDB109の集金管理テーブルの利用者ごとの入金情報を保存すると同時に入金情報をすでにユーザがコインベンダーへ入金した金額として画面412において表示する。
【0044】
ユーザがコインベンダーに投入する金額を完了とする場合、画面412の”完了”ボタンを押下することによって、ステップ317へ進み、画面413おいて入金の合計金額を表示し、当該集金ID及び利用者IDを検索条件にDB109の集金管理テーブルのおつり有無と入金額及び入金総額を登録する。また、メンテナンス性向上を目的として、DB109のログ管理テーブルへ利用者ID時間、種別及び入出金額を登録する。
ステップ318では、実際にユーザがコインベンダーへ投入した金額の記録として送信することを促すため、画面414を表示する。
【0045】
送信を行う場合は”はい”ボタンを押下することにより、通信機能105はステップ312において保存された利用者IDを検索条件に個人認証機能108よりユーザのメールアドレスを取得し、ネットワークI/F219を通じてメールサーバー204へ図19の内容をイメージとしたメールを送信した後ないしは、”いいえ”ボタン押下時はステップ320の終了処理として、RAM207上の利用者ID及び集金ID以外の保存データを消去する。
【0046】
次に、図5に基づき複写機200上の集金システム102のおつり管理処理のフローを説明する。図4のステップ320の終了処理を開始条件として、ステップ321以降のおつり管理処理を行う。
【0047】
ステップ321においてDB109の集金管理テーブルよりステップ314にてRAM207へ保存した集金IDを検索条件に集金管理テーブルの利用者単位の各情報を取得する。処理の対象となる利用者の優先順位はDB109のログ管理テーブルの入金を行った時間の古さ順を第一条件、入金金額を第二条件としてソートした順位とする。
ステップ322以降の処理は、利用者の人数分処理をループするものとする。
【0048】
ステップ323において利用者の会費よりも利用者の入金額(チャージ金額を含む)が大きいことを確認する。大きい場合は、ステップ324において、おつり金額を求める(おつり金額=入金額−会費)。小さい場合は以降の処理は行わず、次の利用者に対する処理を行うためステップ324へ移行する。おつりがない場合は終了処理を行う。
ステップ325において、DB109のコインベンダー管理テーブルから残高を取得する。
【0049】
ステップ326において、残高金額がおつり金額よりも大きくかつ、お札およびコインの総数によって割り切れる値かどうかの確認を行い、おつりの支払いが可能であるならば、DB109の集金管理テーブルのおつり有無情報におつりがあることを示すフラグをたてる。
【0050】
ステップ327において利用者IDを検索条件に個人認証機能108よりユーザのメールアドレスを取得し、ネットワークI/F219を通じてメールサーバー204へ図20の内容をイメージとしたメールを送信し終了処理を行う。図20は、利用者に対しておつりができたことを通知するメールの一例を表わす図である。送信元の複写機の情報、宴会(イベント)情報、入金管理番号およびおつりの金額に関する情報などが記載されている。
【0051】
以下、図21および図23に基づき複写機200上の集金システム102のおつり引き出し処理のフローを説明する。図21は、集金システムのおつり引き出し処理のフローチャートであり、図23は、その際に複写機の表示画面に表示されるユーザインターフェースの画面シーケンス441〜445である。
【0052】
ユーザのユーザインターフェース機能100を用いて表示される画面441に対し、利用者IDおよびパスワードを入力した後”OK”ボタンを押下することによって、利用者IDおよびパスワードをRAM207へ保存する。DB109の利用者管理テーブルより利用者IDを取得しステップ341において、DB109に当該利用者IDが存在した場合、利用者IDおよびパスワードを条件に個人認証機能108を用いて認証処理を実施する。認証に失敗した場合はステップ342においてエラー処理を行う。
【0053】
認証に成功した場合はステップ343へ進み、画面443に表示されるDB109の集金管理テーブルの集金IDに紐づいた任意の集金対象の情報(飲み会等)を選択することにより、DB109の集金管理テーブルより集金IDを検索条件に集金名を取得し画面444へ遷移する。
【0054】
画面444において、ユーザが集金の意思があり出金を行う場合は“出金”ボタンにつづけて”次へ”ボタンを押下することによりステップ345へ進み、DB109の集金管理テーブルより利用者IDを検索条件に当該集金管理テーブルの各情報を取得し、ステップ346へ進む。
【0055】
ステップ346では、取得した集金管理情報におつり有無情報におつり有りのフラグが存在する場合は会費と入金額の差額からおつりを計算しRAM207へ保存する。当該フラグが存在しない場合は処理を終了する。
【0056】
ステップ347において、DB109のコインベンダー管理テーブルの残高を取得し、RAM207に保存されているおつり金額を支払うだけの残高が存在する場合は、当該テーブルのお札およびコインの総数を取得し、おつり金額を支払う金種が存在するならば、ステップ348へ進む。
【0057】
ステップ348において、外部制御I/F218を通じてコインベンダー201のホストI/F234を通じて、金銭制御233に対しおつり金額及び出金を促すメッセージを送信する。
【0058】
金銭制御233はおつりを出金する。出金が完了し、ユーザが画面445の“完了”ボタンを押下するとコインベンダー201の金銭制御233はホストI/F234を通じて複写機200上の集金システム102へ出金結果を送信する。
【0059】
出金結果を受信した集金システム102は、ステップ349において、DB109のコインベンダー管理テーブルの残高から出金金額を引いた金額を残額として更新し、DB109の集金管理テーブルより利用者IDを検索条件に当該利用者のおつり有無情報へおつりの支払いが済んだ意味をあらわすフラグをたて、入金額情報をおつり支払い後の金額へ更新する。また、メンテナンス性向上を目的として、DB109のログ管理テーブルへ利用者ID、時間、種別及び入出金額を登録する。
【0060】
以下、図22および図24に基づき複写機200上の集金システム102の宴会代金引き出し処理のフローを説明する。図21は、集金システムのイベントとして宴会が登録されていた場合の、宴会代金引き出し処理のフローチャートであり、図23は、その際に複写機の表示画面に表示されるユーザインターフェースの画面である。
【0061】
ユーザのユーザインターフェース機能100を用いて表示される画面451に対し、利用者IDおよびパスワードを入力した後”OK”ボタンを押下することによって、利用者IDおよびパスワードをRAM207へ保存する。DB109の利用者管理テーブルより利用者IDを取得しステップ351において、DB109に当該利用者IDが存在した場合、利用者IDおよびパスワードを条件に個人認証機能108を用いて認証処理を実施する。認証に失敗した場合はステップ352においてエラー処理を行う。
【0062】
認証に成功した場合はステップ353へ進み、画面453に表示されるDB109の集金管理テーブルの集金IDに紐づいた任意の集金対象の情報(xxx飲み会等)を選択することにより、DB109の集金管理テーブルより集金IDを検索条件に集金名を取得し画面454へ遷移する。
【0063】
画面454において、管理者が宴会代金の意思があり出金を行う場合は“宴会代金出金”ボタンにつづけて”次へ”ボタンを押下することによりステップ355へ進み、DB109の集金管理テーブルより集金IDを検索条件に当該集金管理テーブルの各情報を取得し、ステップ356へ進む。
ステップ356では、取得した集金管理情報より、各利用者の入金額から会費を引いた金額を計算しRAM207へ宴会代金として保存する。
【0064】
ステップ357において、DB109のコインベンダー管理テーブルの残高を取得し、RAM207に保存されている宴会代金を支払うだけの残高が存在する場合は、当該テーブルのお札およびコインの総数を取得し、おつり金額を支払う金種が存在するならば、ステップ358へ進む。
【0065】
ステップ358において、外部制御I/F218を通じてコインベンダー201のホストI/F234を通じて、金銭制御233に対し宴会代金金額及び出金を促すメッセージを送信する。
【0066】
金銭制御233は宴会代金を出金する。出金が完了し、管理者が画面455の”完了”ボタンを押下すると、コインベンダー201の金銭制御233はホストI/F234を通じて複写機200上の集金システム102へ出金結果を送信する。
【0067】
出金結果を受信した集金システム102は、ステップ359において、DB109のコインベンダー管理テーブルの残高から宴会代金出金金額を引いた金額を残額として更新し、DB109の集金管理テーブルより利用者IDを検索条件に当該利用者のおつり有無情報へ集金が済んだ意味をあらわすフラグをたてる。また、メンテナンス性向上を目的として、DB109のログ管理テーブルへ利用者ID、時間、種別及び入出金額を登録する。
【0068】
本発明の特徴としておつりの保留がある。おつりの保留とは、利用者が金銭をとコインベンダーに投入したがその時点ではおつりが無い場合、おつりとなる金銭がコインベンダーに確保さえたときメールで通知を受け、別途おつりを受け取るシステムである。このおつり保留が発生し、その後おつり保留が解除されるまでのシーケンスを図6示す。またこの詳細を図7〜15を用いて以下に記載する。
【0069】
図7は、利用者のテーブルの一例を示す図である。本システムの利用者を管理するテーブルであり、利用者IDをキーに、その利用者が幹事なのか利用者なのかを示す利用者権限および当該利用者がチャージしてある金額が記憶されている。
【0070】
図8は、集金対象の管理テーブルの一例を示す図である。集金IDをキーに管理されており、登録されるイベントごとに管理されている。集金される金額である会費、イベントの幹事を示す幹事IDが記憶され、また、利用者ごとに、利用者のID、入金額、おつりが必要かどうかを示すおつり有無が記憶されている。
【0071】
図9は、コインベンダーの管理テーブルの一例を示す図である。該当するコインベンダーの中にためられている金額を示す残高、利用者が入出金した金額を示す投入/引出し金額欄、および残高を構成するお札およびコインの総数が記憶されている。
【0072】
図10は、利用者グループの管理テーブルの一例を示す図である。グループを管理するグループIDとグループに登録されている利用者のIDとが記憶されている。
【0073】
図11は、ログに関する管理テーブルの一例を示す図である。コインベンダーに対して何か処理がされた時のログが記録されている。ログを管理するための一意な番号である管理番号、利用者を識別するための利用者ID、どのような処理を行ったのかの種別、および入金/出金/おつりに関する金額が適宜記録される。
【0074】
管理者(幹事など)は複写機にログイン501し、宴会の登録(集金登録502)を行う。この宴会の登録により、集金管理テーブルに集金関連の情報と利用者の情報が登録される。その後幹事がログアウト503することによりテーブルを確定とし、登録された利用者に対して図18に示す集金登録通知(宴会が登録されましたメール)が送信される。
【0075】
なお、この時点で、あらかじめコインベンダーには、利用者3が入金した1000円札4枚と500円玉1枚の合計4500円が保存されていたとする。このとき集金管理テーブルとコインベンダー管理テーブルの状態を図12に記載する。
【0076】
利用者1は図18の集金登録通知(宴会が登録されましたメール)を受け、その会費をしはらうため複写機にログイン505する。所定の画面操作を行った後、コインベンダーに対して入金506を行う。このとき利用者1は10000円札1枚の投入を行ったとする。10000円札が投入されたことは、複写機に対する入金通知507で通知され、その通知をもとに集金システムは投入額とおつりの計算を行う。
【0077】
利用者1が投入した10000円は集金管理テーブル801の利用者1のテーブルに登録され、入金額と会費から入金額の妥当性とおつりについて計算がおこなわれる。利用者1は10000円札を投入したため、5500円のおつりを受け取る権利を有するが、コインベンダーには利用者3が投入した4500円分しか保存されていない。そのため、この状態では利用者1はおつりを受け取ることができない。
【0078】
これまでの自動販売機などでは、利用者1が投入した10000円が返却され、強制的におつりが発生しないような仕組みになっていたが、本発明はこの状態をおつりの保留中として扱い、別途おつりをうけとれるような処理を行う。そのため集金管理テーブル801におつり有無フラグを設置し、おつり保留中の管理を行う。
利用者1のログアウト508を持ってテーブルの値を確定とし、この状態を図13に示す。
【0079】
集金管理テーブル801の利用者1の「入金額」欄が「0円」から「10000円」に、「おつり有無」欄が「無」から「有」に、コインベンダー管理テーブル901の「残高」欄が「4500円」から「14500円」に、「投入/引出し金額」欄が「0円」から「10000円」に、「お札およびコインの総数」欄の「10000円札」欄が「0枚」から「1枚」に変更になっている。
【0080】
その後、参加者2が複写機にログイン509し、会費4500円分を1000円札4枚と100円玉5枚を投入510したとする。それは集金システムに通知511され、集金システムは投入金額とおつりの計算を行う。利用者2のログアウト512をもってテーブルの内容を確定とし、その状態を図14に示す。
【0081】
集金テーブル801の利用者2欄の「入金額」欄が「0円」から「4500円」に、コインベンダー管理テーブル901の「残高」欄が「14500円」から「19000」円に、「投入/引出し金額」欄が「10000円」から「4500円」に、「お札およびコインの総数」欄の「1000円札」欄が「4枚」から「8枚」に、「100円玉」欄が「0枚」から「5枚」に変更になっている。
【0082】
集金システムは、上記テーブルの確定と伴い、利用者1に対するおつりを確保できたので、利用者1に対しておつり支払い可能通知を図20のおつり支払い可能通知(おつりができましたメール)にて通知513を行う。
【0083】
上記メール513を受け取った利用者1は、複写機にログイン514し、所定の操作を行ったあと、集金システムからコインベンダーに対する出金指示515を経由しコインベンダーから出金516としておつり500円を受け取る。おつりを受け取った参加者1はログアウト517を行い、テーブルを確定としこの状態を図15に示す。
【0084】
集金テーブル801の利用者1欄の「入金額」欄が「10000円」から「4500円」に、コインベンダー管理テーブル901の「残高」欄が「19000円」から「13500」円に、「投入/引出し金額」欄が「10000円」から「−5500円」に、「お札およびコインの総数」欄の「1000円札」欄が「8枚」から「3枚」に、「500円玉」欄が「1枚」から「0枚」に変更になっている。
【0085】
最後に幹事が複写機にログイン518し、宴会代の引き出し操作519を行う。複写機はコインベンダーに対して金銭引き出し通知520を行うことにより、幹事は宴会代を受け取ることができる。その後幹事がログアウトを行うことによって、集金テーブルがクリアされる。
以上説明したように、本実施形態によれば、複写機に接続されたコインベンダーで集金した費用を、接続された複写機以外のサービスに利用することができる。
【0086】
また、おつりをすぐに受け取ることができないような残高であっても、コインベンダーに金銭が補充された時点で、改めておつりを受け取ることが可能となる。そして、おつりを受け取るまでの間であっても、支払いすみとして処理することが可能となる。
なお、上述した各種データの構成及びその内容はこれに限定されるものではなく、用途や目的に応じて、様々な構成や内容で構成されることは言うまでもない。
【0087】
以上、一実施形態について示したが、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記録媒体等としての実施態様をとることが可能であり、具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
【0088】
また、本発明におけるプログラムは、図3〜図5、図21〜22に示すフローチャートの処理方法をコンピュータが実行可能なプログラムであり、本発明の記憶媒体は図3〜図5、図21〜22の処理方法をコンピュータが実行可能なプログラムが記憶されている。なお、本発明におけるプログラムは各装置の処理方法ごとのプログラムであってもよい。
【0089】
以上のように、前述した実施形態の機能を実現するプログラムを記録した記録媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に格納されたプログラムを読出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
【0090】
この場合、記録媒体から読み出されたプログラム自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムを記憶した記録媒体は本発明を構成することになる。
【0091】
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、DVD−ROM、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、EEPROM、シリコンディスク、ソリッドステートドライブ等を用いることができる。
【0092】
また、コンピュータが読み出したプログラムを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0093】
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0094】
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用してもよい。また、本発明は、システムあるいは装置にプログラムを供給することによって達成される場合にも適応できることは言うまでもない。この場合、本発明を達成するためのプログラムを格納した記録媒体を該システムあるいは装置に読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
【0095】
さらに、本発明を達成するためのプログラムをネットワーク上のサーバ、データベース等から通信プログラムによりダウンロードして読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
なお、上述した各実施形態およびその変形例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
【符号の説明】
【0096】
100 ユーザインターフェース機能
101 ファイルアクセス機能
102 集金システム(本発明実施例)
103 複写機OS(オペレーティングシステム)
104 外部制御機能
105 通信機能
106 印刷機能
107 スキャン機能
108 個人認証機能
109 集金システム用データベース
200 複写機
201 コインベンダー
202 利用者PC
203 他複写機
204 メールサーバー
205 利用者PC付属印刷機

【特許請求の範囲】
【請求項1】
コインベンダーと接続され、利用者のログインを受付ける利用者受付手段とを有する画像形成装置において、
集金を伴うイベントの登録を指定ユーザとともに受け付けるイベント登録受付手段と、
前記利用者受付手段により受付けられたユーザが、前記イベント登録手段により登録されたイベントに指定されたユーザかを判断する判断手段と、
前記判断手段により前記登録されたユーザであると判断された場合、前記ユーザによる前記コインベンダーへの入金を、前記登録されたイベントに対する入金として処理する入金確認手段と、
を有することを特徴とする画像形成装置。
【請求項2】
前記入金確認手段は、前記判断手段により前記認証されたユーザがイベントの指定ユーザとして登録されていない場合には、画像形成装置の利用に対する代金の入金として扱うことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
入金された金額に対するおつりに関する管理を行うおつり管理手段を有し、
前記おつり管理手段により、おつりを支払うべき利用者に対するおつりが前記コインベンダーに入金されたと判断された場合、
前記おつりを支払うべき利用者に対して、おつりの準備ができたことを通知する通知手段を有することを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
【請求項4】
コインベンダーと接続され、利用者のログインを受付ける利用者受付手段とを有する画像形成装置の制御方法において、
集金を伴うイベントの登録を指定ユーザとともに受け付けるイベント登録受付ステップと、
前記利用者受付ステップにより受付けられたユーザが、前記イベント登録手段により登録されたイベントに指定されたユーザかを判断する判断ステップと、
前記判断ステップにより前記登録されたユーザであると判断された場合、前記ユーザによる前記コインベンダーへの入金を、前記登録されたイベントに対する入金として処理する入金確認ステップと、
を有する画像形成装置の制御方法。
【請求項5】
画像形成装置に請求項4記載の画像形成装置の制御方法を実現させるためのプログラム。
【請求項6】
請求項5に記載のプログラムをコンピュータ読み取り可能に記憶した記憶媒体。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【図21】
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【図22】
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【図23】
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【図24】
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【公開番号】特開2011−138012(P2011−138012A)
【公開日】平成23年7月14日(2011.7.14)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−298168(P2009−298168)
【出願日】平成21年12月28日(2009.12.28)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.WINDOWS
【出願人】(301015956)キヤノンソフトウェア株式会社 (364)
【Fターム(参考)】