説明

直管型蛍光灯の着脱交換器具

【課題】ガラス管をチャックで把持することから、灯全体を軸線方向に動かしても、ストレスをガラス管に加えないで、蛍光灯を簡単な操作で容易に取付け乃至は取外し可能な直管型蛍光灯の着脱交換器具を構成する。
【解決手段】横桁フレーム3より上向きに立って蛍光灯Lのガラス管Gを把持し乃至は解放可能なチャック5,6を備え、片側のソケットケースNと当接させてガラス管Gから口金Cを自由に受入れ可能にチャック5,6より上方に立ち上がるプッシャ4を横桁フレーム3の筒片端より延長方向に移動し乃至はバネ引張で退却可能に備え、操作棒1の軸回しにより、プッシャ4を退却方向のバネ引張に抗して延長方向に押送りする偏心カム7を横桁フレーム3の筒内で支柱軸2の軸線上に取り付けてなる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、口金をソケットケースで収容したバネ変位可能なソケットに当接し、口金ピンをソケットの端子穴に差し込んで電気的に接続する直管型蛍光灯の着脱交換器具に関するものである。
【背景技術】
【0002】
直管型の蛍光灯としては、両側のソケットをバネ変位可能にソケットケースで各々収容し、両側の口金ピンを各ソケットの端子穴に差し込んで各口金をソケットに当接させて掛渡し装備するものがある。
【0003】
その蛍光灯の場合、片側のソケットをソケットケースの内部に没入させることから、他方の口金(「口金ピン」含む。以下同じ)を相対するソケット(「端子穴」を含む。以下同じ)より離間させて灯全体を外し出し、または、他方の口金を相対するソケットと合わせて取り付けることから着脱交換可能に備え付けられている。
【0004】
天井等の比較的高所に装備される蛍光灯の着脱交換に対応するべく、従来、高所にまで伸ばせる長尺な取手棒を備え、蛍光灯のガラス管を把持乃至は解放可能なチャックを取手棒の先端側に取付固定すると共に、蛍光灯の口金を銜えて灯全体を軸線方向に横ずらし可能な可動爪をチャックより離間位置する取手棒の先端側に取り付けた蛍光灯の交換器具が知られている(特許文献1,2)。
【0005】
それとは別に、上述した可動爪に代えて、口金とソケットとの隙間に差し込んで灯全体を軸線方向に横ずらしするよう口金の端部面より押圧可能な係合片を取手棒の先端側に取り付けた蛍光灯の交換器具も知られている(特許文献3,4)。
【0006】
その蛍光灯の着脱交換器具は、蛍光灯の取外し時で説明すると、いずれも、蛍光灯のガラス管をチャックで把持すると共に、灯全体を可動爪または係合片でチャック側に向けて軸線送りするよう構成されている。換言すると、ガラス管のチャックによる把持(固定点)に対し、灯全体を可動爪または係合片の可動側で押し送りするものとして構成されている。
【0007】
それによると、灯全体を可動爪または係合片で押し送りするに伴って、ガラス管が相対的にずれ動けるようチャックで緩やかに把持されていなければ、可動爪または係合片の押圧によるストレスがチャックとの間でガラス管に加わってしまう。このため、ガラス管を安定よく把持し、なお且つ、ガラス管を相対的にずれ動かせられるよう緩やかに把持することの可能なチャックを備え付けることが必要となる。
【0008】
上述した以外に、略台形に折り曲げた板バネでなる支持台を取手棒の先端側に取り付け、鰐口状のクリップを支持台の内側に介装すると共に、クリップと支持台とを支軸で相対的にズレ動可能に軸着し、支持台の側板を引張り紐で拡開する操作レバーを取手棒の握り部に取り付け、更に、略Lの字状を呈する突張りアームを支持台の下部側からソケットケースまで伸びるよう取手棒の側面に支軸で軸着した蛍光灯の着脱交換器具が知られている(特許文献5)。
【0009】
その蛍光灯の着脱交換器具は、蛍光灯の取外し時で説明すると、まず、クリップを半開き状態でガラス管にあてがい、取手棒がクリップと支持台との支軸点より突張りアームの張出し側と反対方向に斜めになるよう保ち、突張りアームの先端側を片側のソケットケースにあてがうと共に、ガラス管をクリップで把持し、次いで、取手棒を垂直方向に移動することにより、突張りアームをソケットケースに圧接させてテコとすることから、ガラス管を把持したクリップにより灯全体を軸線方向に動かせて口金をソケットより取り外せるよう構成されている。
【0010】
その蛍光灯の着脱交換器具では、上述したようにクリップを半開き状態でガラス管にあてがって取手棒の軸線を斜めに保つことにより、突張りアームの先端側を片側のソケットケースにあてがうという不安定な手間の掛かる作業が必要となる。また、突張りアームをソケットケースに圧接するテコ状態のままでソケットケースより擦り下げて灯全体をソケットから外すという無理な作業も必要となる。
【特許文献1】特開平10−255717
【特許文献2】実用新案登録第3099066号
【特許文献3】特開平9−57644
【特許文献4】特開平10−572
【特許文献5】実用新案登録第3017862号
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0011】
本発明の課題は、ガラス管をチャックで把持することから、灯全体を軸線方向に動かしても、ストレスをガラス管に加えないで、蛍光灯を簡単な操作で容易に取付け乃至は取外し可能な直管型蛍光灯の着脱交換器具を構成するところにある。
【0012】
本発明の別の課題は、ガラス管をチャックで安定よく確実に把持することから、蛍光灯を簡単な操作で容易に取付け乃至は取外し可能な直管型蛍光灯の着脱交換器具を構成するところにある。
【課題を解決するための手段】
【0013】
本願の請求項1は、口金をソケットケースで収容したバネ変位可能なソケットに当接し、口金ピンをソケットの端子穴に差し込んで電気的に接続する直管型蛍光灯の着脱交換器具であって、
取手兼軸回し用の操作棒と、操作棒の先端部に植設した支柱軸と、支柱軸を操作棒の軸回しに伴って回転自在に挿通保持し、且つ、操作棒より蛍光灯のガラス管と相対する横方向に伸びる筒形の横桁フレームとを基体とし、
横桁フレームより上向きに立って蛍光灯のガラス管を把持し乃至は解放可能なチャックを横桁フレームの側部に備え、片側のソケットケースと当接させて蛍光灯のガラス管から口金を自由に受入れ可能にチャックより上方に立ち上がるプッシャを横桁フレームの筒片端より延長方向に移動し乃至はバネ引張で退却可能に備え、プッシャを退却方向のバネ引張に抗して延長方向に押送りする偏心カムを横桁フレームの筒内で支柱軸の軸線上に取り付けてなることを特徴とする。
【0014】
本願の請求項2は、先端中央の横軸部より左右の縦軸部を直角に折り曲げて略コの字状を呈し、両縦軸部の中腹辺を同方向の円弧状に湾曲し、両縦軸部の先端寄りを円弧方向と逆方向の斜め上方に反り返し、両縦軸部より軸下側を基軸部として円弧方向と同方向の略直角方向に折り曲げた把持枠を二つ対に備え、
各基軸部を横桁フレームの各側部面に開口した係止穴より筒内に挿置させて両把持枠を横桁フレームの側部両側で相対し、横桁フレームの筒内に配置する引張バネの各バネ端を横桁フレームの各側部面に開口する通し穴より外方に引き出させて両把持枠の相対する縦軸部の軸下寄りに掛け渡し、
横桁フレームの係止穴より筒内に挿置する基軸部を支点に、両把持枠を引張バネで離間乃至は近接可能に支持し、両縦軸部の先端寄りをガラス管の受入れ口とし、両縦軸部の中腹辺をガラス管の挟持部としたチャックを組み付けてなることを特徴とする。
【0015】
本願の請求項3は、先端中央の横軸部より左右の縦軸部を直角に折り曲げて略コの字状を呈し、両縦軸部の中腹辺より先端側を同方向の円弧状に湾曲し、円弧方向と逆方向に張り出す段部を両縦軸部の中腹辺に設け、先端中央の横軸部と平行する橋絡軸部を段部間に掛け渡し、両縦軸部より軸下側を基軸部として円弧方向と同方向の略直角方向に折り曲げた把持枠を二つ対に備え、
各基軸部を横桁フレームの各側部面に開口した係止穴より筒内に挿置させて両把持枠を横桁フレームの側部両側で相対し、横桁フレームの筒内に配置する引張バネの各バネ端を横桁フレームの各側部面に開口する通し穴より外方に引き出させて両把持枠の相対する縦軸部の段部より軸下側に掛け渡し、
横桁フレームの係止穴より筒内に挿置する基軸部を支点に、両把持枠を引張バネで離間乃至は近接可能に支持し、両縦軸部の中腹辺より先端側をガラス管の挟持部としたチャックを組み付けると共に、
底辺部を横桁フレームの下部側に配置し、各側辺部を横桁フレームの両側部に配置し、各側辺部の先端側を横桁フレームの側部面と各把持枠の橋絡軸部との間に割込ませ可能な上向きコ字状の楔状片と、楔状片の底辺部に植立させて横桁フレームの筒内に挿通し、鍔頭部を把持枠の相対する横桁フレームの上部面に露出する外しピンとからなり、
外しピンを把持枠の相対する横桁フレームの上部面に突出させ、且つ、楔状枠の各側辺部を横桁フレームの側部面と各把持枠の橋絡軸部との間に割り込ませて把持枠を離間保持し、一方、離間保持した把持枠の間に受け入れる蛍光灯のガラス管により外しピンを押し下げて楔状枠を横桁フレームの側部面と各把持枠の橋絡軸部との間より外出し可能なキーを組み付けてなることを特徴とする。
【0016】
本願の請求項4は、操作棒を中央に建て付け、操作棒より蛍光灯のガラス管と相対する両方向に亘る横桁フレームを備え、チャックを横桁フレームの両端寄り側部に各々配設してなることを特徴とする。
【0017】
本願の請求項5は、滑止め用の弾性パッドを蛍光灯のガラス管と相対する横桁フレームの上部面に張設してなることを特徴とする。
【発明の効果】
【0018】
本願の請求項1に係る直管型蛍光灯の着脱交換器具では、蛍光灯の取外しにあたり、作業員が具全体を操作棒で持って蛍光灯の装備場所まで持ち上げ、まず、プッシャの先端側を片側のソケットケースに当接し、これを基準面として具全体を押し上げると、チャックが蛍光灯のガラス管を挟持枠の相対間に受け入れて挟持すると共に、プッシャが蛍光灯のガラス管から口金を非接触状態で自由に受け入れる。次いで、作業員が操作棒を軸回しすると、プッシャが偏心カムで横桁フレームの片端部より延長方向に押し送りされ、横桁フレームが蛍光灯のガラス管をチャックで挟持したままソケットケースと当接したプッシャと相対的にズレ動くことから、蛍光灯の灯全体を介して他側のソケットをソケットケースの内部に没入させると同時に、灯全体をプッシャ側のソケットから離間させて口金ピンを含む口金を該ソケットより外し出せる。その口金の取外し状態では、他側の口金ピンを含む口金が他側のソケットで保持されたままであるが、作業員が具全体を操作棒で引き下げれば、プッシャをソケットケースとの当接状態より外せ、蛍光灯のカラス管をチャックで挟持したまま口金ピンを含む口金をプッシャ側のソケットから外せて灯全体をソケットケースより斜め下方に持ち出せ、また、他側の口金ピンを含む口金を他側のソケットより取り外せるから、チャックで挟持した蛍光灯を操作棒で手元まで取り寄せられる。
【0019】
蛍光灯の取り付けにあたっては、まず、プッシャと片側の口金とを基準面の端面相互で合わせて蛍光灯のガラス管をチャックで把持することから蛍光灯を横桁フレームに組み付ける。次いで、作業員が操作棒を持って蛍光灯を装備場所まで持ち上げ、片側の口金と相応するソケットとを合わせて口金ピンを端子穴に差し込む。片側の口金ピンを端子穴に差し込むと、プッシャの先端側を片側のソケットケースにやや斜めにあてがえる。このプッシャのあてがい状態から、作業員が操作棒を軸回しすると、上述したと同様にプッシャが偏心カムで横桁フレームの片端部より延長方向に押し送りされ、横桁フレームが蛍光灯のガラス管をチャックで挟持したままソケットケースと当接したプッシャと相対的にズレ動き、蛍光灯の灯全体を介して先の口金ピンを端子穴に差し込んだソケットをソケットケースの内部に没入させることから、プッシャ側の口金を当該側のソケットと合わせられる。そのプッシャ側の口金を当該側のソケットと合わせたら、作業員が操作棒を逆に軸回しすると、プッシャが偏心カムによる押送りから解除されることから、先の口金ピンを端子穴に差し込んだソケットをソケットケースの内部で迫り出させられると同時に、プッシャ側の口金ピンを当該側のソケットの端子穴に差し込める。これにより、蛍光灯を装備場所に取り付けられ、作業員が具全体を操作棒で引き下げれば、チャックを蛍光灯のガラス管より外すようにできる。
【0020】
その蛍光灯の取付け,取外しのいずれに際しても、チャックが蛍光灯のガラス管と擦れ動くことがなく、また、プッシャも蛍光灯のガラス管と摺接することがないため、ストレスをガラス管に加えないで、蛍光灯を簡単な操作で容易に着脱交換するようにできる。
【0021】
本願の請求項2に係る直管型蛍光灯の着脱交換器具では、両把持枠を横桁フレームの側部両側に引張バネで離間乃至は近接可能に支持し、両縦軸部の先端寄りを斜め上方に反り返させてガラス管の受入れ口とし、両縦軸部の中腹辺を湾曲させてガラス管の挟持部とした二つ対の把持枠によるチャックを組み付けることから、蛍光灯のガラス管をチャックで安定よく把持するようにできる。
【0022】
本願の請求項3に係る直管型蛍光灯の着脱交換器具では、両把持枠を横桁フレームの側部両側に引張バネで離間乃至は近接可能に支持し、両縦軸部の中腹辺より先端側を湾曲させてガラス管の挟持部とした二つ対の把持枠によるチャックを組み付けることから、蛍光灯のガラス管をチャックで安定よく把持できるばかりでなく、外しピンを把持枠の相対する横桁フレームの上部面に突出させて楔状枠の各側辺を横桁フレームの側部面と各把持枠の橋絡軸部との間に割り込ませることから把持枠を離間保持し、蛍光灯の取外しにあたり、離間保持した把持枠の間に受け入れる蛍光灯のガラス管により外しピンを押し下げて楔状枠を横桁フレームの側部面と各把持枠の橋絡軸部との間より外出し可能なキーを組み付けることから、天井等の比較的高所に装備される蛍光灯でもチャックで簡単且つ確実に把持するようにできる。
【0023】
本願の請求項4に係る直管型蛍光灯の着脱交換器具では、操作棒を中央に建て付け、操作棒より蛍光灯のガラス管と相対する両方向に亘る横桁フレームを備え、チャックを横桁フレームの両端寄り側部に各々配設することから、操作棒の保持と共に、長尺な直管型の蛍光灯でもチャックで安定よく把持するようにできる。
【0024】
本願の請求項5に係る直管型蛍光灯の着脱交換器具では、滑止め用の弾性パッドを蛍光灯のガラス管と相対する横桁フレームの上部面に張設することから、チャックによる把持と共に、蛍光灯のガラス管をズレ動かないよう安定よく保持できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0025】
図示実施の形態は、図1で示すように長尺なガラス管Gと、ガラス管Gの左右に組み付けられた口金C,Cと、口金C,Cより突出する口金ピンP,Pとでなる直管型の蛍光灯Lを着脱交換するものとして構成されている。この蛍光灯Lは、比較的高所の天井等に埋込み装着される反射カバーRの内側に備え付けられ、口金C,CをソケットケースN,Nで収容したバネ変位可能なソケットS,Sに当接し、口金ピンP,PをソケットS,Sの端子穴(符号なし)に差し込むことから架設装備されている。
【0026】
器具自体は、作業者が蛍光灯を持ち上げ乃至は持ち下げるに手で持つ取手を兼ねて蛍光灯の着脱を行なうに軸回しする操作棒1と、操作棒1の先端部に植設した支柱軸2と、支柱軸2を操作棒1の軸回しに伴って回転自在に挿通保持することから、操作棒1より蛍光灯のガラス管Gと相対する横方向に伸びる四角筒状の横桁フレーム3とを基体として構成されている。
【0027】
操作棒1は丸パイプ材でなり、一本の縦長棒または伸縮可能な複数本の繋ぎ棒で形成できる。横桁フレーム3としては、操作棒1を中央に建て付け、操作棒1より蛍光灯のガラス管と相対する両方向に亘る長尺なものが備えられている。横桁フレーム3は、四角筒状の金属パイプ材で形成されている。この横桁フレーム3においては、支柱軸2の軸線が正,逆方向に回転可能に挿通保持されている。
【0028】
横桁フレーム3には、片側のソケットケースNと当接する樹脂製のプッシャ4が片筒端より延長方向に移動し乃至は退却可能に備えられている。操作棒1を介して両側に、二つのチャック5,6が横桁フレーム3の両端寄り側部に各々備えられている。また、プッシャ4を横桁フレーム3の筒片端より延長方向に押送りする偏心カム7が横桁フレーム3の筒内で支柱軸2の軸線上に取り付けられている。横桁フレーム3の上部面には、ベルト状の弾性パッド8がガラス管の滑止め用として張設されている。
【0029】
操作棒1の先端側には、ホルダー9がプランジャ状のボールキー10で取外し可能に嵌合せ装着されている。ホルダー9は、取手棒1の先端側に嵌め合せる円筒部9aと、円筒部9aの径上側内に嵌着するキャップ部9bとから形成されている。キャップ部9bは、円筒部9aより張り出す鍔部9cを有し、横桁フレーム3の下部面にあてがい固定する受止めプレート9dにより鍔部9cを嵌合せ保持することから、操作棒1を含めて横桁フレーム3と相対的にズレ回転可能に取り付けられている。支柱軸2は、キャップ部9bの中央に植立固定されている。
【0030】
プッシャ4は、横桁フレーム3の筒内に嵌装するスライドフレーム40の外枠41で保持することから横桁フレーム3の筒片端に備えられている。そのプッシャ4としては、図2で示すように先端側がチャック5(6)より上方に高く立ち上がり、上面側を切り欠いてカラス管Gから口金Cを非接触状態で自由に受入れ可能な略環状のものが備えられている。このプッシャ4は、外枠41の上部側に締付けねじ42で立付け固定されている。
【0031】
スライドフレーム40は、横断面下向きコ字状の金属フレームで形成されている。このスライドフレーム40は、横桁フレームの3の内のり幅と略同じ横幅を有すると共に、横桁フレーム3より低い立上り高さから横桁フレーム3の筒内で安定よくスライド可能に組み付けられている。
【0032】
そのスライドフレーム40は、上述した偏心カム7で押されて横桁フレーム3の筒片端より延長方向に伸び出し、偏心カム7の押圧解除に伴ってスライドフレーム40のプッシャ側と横桁フレーム3の筒内に突出する植立ピン43との間に掛け渡す引張バネ44により外枠41が横桁フレーム3の筒片端に当接するまで退却可能に組み付けられている。
【0033】
チャック5,6は、横桁フレーム3の側部両側で相対する二つ対の把持枠5a,5bを備えて組み立てられている(図2参照)。対の把持枠5a,5bは対称形態に組み付けられるが、チャック6を含み、金属線材から同じ軸線形状に折曲げ形成した把持枠により組み立てられている。
【0034】
一つの把持枠5aに基づくと、それは図3で示すように先端中央の横軸部50aより左右の縦軸部50b,50cを直角に折り曲げて略コの字状を呈し、図4で示すように両縦軸部50b(50c)の中腹辺を同方向の円弧状に湾曲し、両縦軸部50b(50c)の先端寄りを円弧方向と逆方向の斜め上方に反り返し、両縦軸部50b(50c)より下軸側を基軸部50d(50e)として円弧方向と同方向の略直角方向に折り曲げて形成されている。
【0035】
対の把持枠5a,5bは、図5,図6で示すように各基軸部50d(50e),50d’(50e’)を横桁フレーム3の各側部面に開口した係止穴30a(30b),31a(31b)より筒内に挿置し、両バネ端を横桁フレーム3の側部面に開口する通し穴32a(32b),33a(33b)より外方に引き出させて横桁フレーム3の筒内に配置する引張バネ50f(50g)を相対する縦軸部50b(50c),50b’(50c’)の軸下寄りに掛け渡し、横桁フレーム3の側部両側で相対することからチャック5として組み付けられている。
【0036】
そのチャック5は、横桁フレーム3の係止穴30a(30b),31a(31b)より筒内に挿置する基軸部50d(50e),50d’(50e’)を支点に、把持枠5a,5bを引張バネ50f(50g)で離間乃至は近接可能に支持し、横軸部50a,50a’を含む縦軸部50b(50c)の先端寄りをガラス管の受入れ口とし、縦軸部50b(50c)の中腹辺をガラス管の挟持部として組み付けられている。チャック6も、チャック5と同じ構成で組み立てられている。
【0037】
偏心カム7は、図7で示すように平面略楕円形を呈するものでなり、通常時にはスライドフレーム40と当接する側が短く、反対側が長くなるよう偏心位置に圧入する支柱軸2で保持されている。この偏心カム7によっては、口金ピンをソケットの端子穴より抜き出すべく、片側のソケットケースと当接するプッシャ4のスライドフレーム40を押し送りすることにより、少なくとも口金ピンの長さ分だけスライドフレーム40と横桁フレーム3とを相対的にストローク移動するよう設けられている。
【0038】
横桁フレーム3の片側面には、偏心カム7が横桁フレーム3の筒内で正,逆回転するに出没可能な開口34が設けられている(図1参照)。その開口30を横切っては、偏心カム7の正,逆回転に伴うクリック感を付与する押えバー11が備え付けられている。
【0039】
その押えバー11は金属線材を折り曲げたものでなり、スライドフレーム40に近い側を自由端11aとし、略直角に折り曲げた基軸部11b,11cを横桁フレーム3の側面に設けた軸受穴に嵌め合わせ、引張バネ11dを軸線の略中腹と横桁フレーム3の筒内より他側面との間に掛け渡すことにより偏心カム7の回転に伴って斜めに張出し乃至はバネ復帰するよう設けられている。
【0040】
このように構成する直管型蛍光灯の着脱交換器具では、蛍光灯の取外しにあたり、作業員が具全体を操作棒1で持って蛍光灯の装備場所まで持ち上げ、まず、図8で示すようにプッシャ4の先端側を片側のソケットケースNに当接し、それを基準面として具全体を押し上げると、チャック5,6が蛍光灯Lのガラス管Gを挟持枠の相対間に受け入れて挟持すると共に、プッシャ4がガラス管Gから口金Cを非接触状態で自由に受け入れる。
【0041】
このとき、チャック5,6では把持枠5a,5bが引張バネ50f(50g)で離間乃至は近接可能に支持されているため、横軸部50a,50a’を含む両縦軸部50b(50c)の斜め上方に反り返る先端寄りを受入れ口としてガラス管Gを容易に受け入れられる。また、縦軸部50b(50c)の湾曲する中腹辺がガラス管の挟持部となることから、蛍光灯のガラス管をチャックで安定よく把持するようにできる。
【0042】
次いで、作業員が操作棒1を軸回しすると、図9で示すようにプッシャ4が偏心カム7で横桁フレーム3の筒片端より延長方向に移動され、横桁フレーム3がガラス管Gをチャック5,6で挟持したままソケットケースNと当接したプッシャ4と相対的にズレ動くことから、蛍光灯の灯全体を介して他側のソケットSをソケットケースNの内部に没入させると同時に、灯全体をプッシャ側のソケットSから離間させて口金ピンPを含む口金Cを該ソケットSより外し出せる。
【0043】
この際、滑止め用の弾性パッド8がガラス管Gと相対する横桁フレーム3の上部面に張設されているため、チャック5,6による把持と共に、蛍光灯のガラス管Gがズレ動かないよう横桁フレーム3の上部面に弾性パッド8で安定よく保持できる。
【0044】
その口金の取外し状態では、他側の口金ピンPを含む口金Cが他側のソケットSで保持されたままであるが、作業員が具全体を操作棒1で引き下げれば、図10で示すようにプッシャ4をソケットケースNとの当接状態より外せる。これにより、蛍光灯のカラス管Gをチャック5,6で挟持したまま口金ピンPを含む口金Cをプッシャ側のソケットSから外せて灯全体をソケットケースNより斜め下方に持ち出せ、また、他側の口金ピンPを含む口金Cを他側のソケットSより取り外せるから、チャック5,6で挟持した蛍光灯Lを操作棒で手元まで取り寄せられる。
【0045】
蛍光灯の取付けにあたっては、まず、プッシャと片側の口金とを基準面の端面相互で合わせてガラス管Gをチャック5,6で把持することから蛍光灯Lを横桁フレーム3に組み付ける。次いで、作業員が操作棒1を持って蛍光灯を装備場所まで持ち上げ、片側の口金Cと相応するソケットSとを合わせて口金ピンPを端子穴に差し込む。口金ピンPを端子穴に差し込むと、プッシャ4の先端側を片側のソケットケースNにやや斜めにあてがえる(図10参照)。
【0046】
そのプッシャ4のあてがい状態から、作業員が操作棒を軸回しすると、上述したと同様にプッシャ4が偏心カム7で横桁フレーム3の筒片端より延長方向に移動し、横桁フレーム3がガラス管Gをチャック5,6で挟持したままソケットケースNと当接したプッシャ4と相対的にズレ動き、灯全体を介して先の口金ピンPを端子穴に差し込んだソケットSをソケットケースNの内部に没入させることから、プッシャ側の口金Cを当該側のソケットSと合わせられる(図9参照)。
【0047】
プッシャ側の口金Cを当該側のソケットSと合わせたら、作業員が操作棒1を逆に軸回しすると、プッシャ4が偏心カム7による押送りから解除されることから、先の口金ピンPを端子穴に差し込んだソケットSをソケットケースNの内部で迫り出させられると共に、プッシャ側の口金ピンPを当該側のソケットSの端子穴に差し込める。これにより、蛍光灯Lを装備場所に取り付けられ、作業員が具全体を操作棒1で引き下げれば、チャック5,6をガラス管Gより外すようにできる。
【0048】
その蛍光灯の取付け,取外しのいずれに際しても、チャック5,6がガラス管Gと擦れ動くことがなく、また、プッシャ4もガラス管Gと摺接することがないため、ストレスをガラス管Gに加えないで、蛍光灯Lを簡単な操作で容易に着脱交換するようにできる。
【0049】
上述したチャック5,6に代えて、図11,図12で示すようなチャック5’(一つのみ図示)を備えるようにできる。このチャック5’はチャック5,6と同様に金属線材を折り曲げた二つ対の把持枠5c,5dでなり、既設の蛍光灯を取り外すにあたり、作業員が把持枠5c,5dを開き(離間)状態に保って具全体を操作棒1で持ち上げ、チャック5’を既設の蛍光灯と当接すると、把持枠5c,5dを閉じ(近接)状態にさせて当該蛍光灯をチャック5’で挟み込めるよう構成されている。
【0050】
把持枠5c,5dは、先端中央の横軸部51aより左右の縦軸部51b,51cを直角に折り曲げて略コの字状を呈し、縦軸部51b,51cの中腹辺より先端側を同方向の円弧状に湾曲し、円弧方向と逆方向に張り出す段部51d,51eを縦軸部51b,51cの中腹辺に設け、横軸部51aと平行する橋絡軸部51fを段部51d,51eの間に掛け渡し、縦軸部51b,51cより下軸側を基軸部51g,51hとして円弧方向と同方向の略直角方向に折り曲げて形成されている。縦軸部51b,51cの先端側には、緩衝用の弾性リング51i,51jを円弧状の軸線に沿わせて嵌装するようにできる。
【0051】
この把持枠5c,5dも、基軸部51g(51h),51g’(51h’)を横桁フレーム3の側部面に開口した係止穴30a(30b),31a(31b)より筒内に挿置させて横桁フレーム3の側部両側で相対し、横桁フレーム3の筒内に配置する引張バネ51k(51l)の各バネ端を横桁フレーム3の側部面に開口する通し穴32a(32b),33a(33b)より外方に引き出させて相対する縦軸部51b(51c),51b’(51c’)の段部51d(51e),51d’(51e’)より下軸側に掛け渡すことからチャック5’として組み立てられている。
【0052】
チャック5’としては、横桁フレーム3の係止穴30a(30b),31a(31b)より筒内に挿置する各基軸部51g(51h),51g’(51h’)を支点に、両把持枠5c、5dが引張バネ51k(51l)で離間乃至は近接可能に組み付けられている。
【0053】
そのチャック5’には、把持枠5c,5dを開き(離間)状態に係止可能なキー52が組み付けられている。キー52は、横桁フレーム3の側部面と各把持枠5c,5dの橋絡軸部との間に割込ませ可能な上向きコ字状の楔状片52aと、軸頭を把持枠5c,5cの相対する横桁フレーム3の上部面に露出する外しピン52bと、外しピン52bを立て付ける保持ナット52cとから組み立てられている。
【0054】
楔状片52aは、底辺部520を横桁フレーム3の下部側に配置し、各側辺部521、522を横桁フレーム3の両側部に配置するよう組み付けられている。外しピン52bは、楔状片52aの底辺部520に植立させて横桁フレーム3の筒内に挿通し、主軸部523より張り出す略扁平な鍔頭部524を横桁フレーム3の上部面に露出するよう組み付けられている。
【0055】
楔状片52aとしては、各側辺部521,522が横桁フレーム3の側部面を規制面として内面側で摺接し、把持枠5c,5dの橋絡軸部51f,51f’を引張バネ51k(51l)に抗して離間方向に押圧するよう把持枠5c,5dの橋絡軸部51f,51f’と摺接する先端側を外面側で鋭角に面取って形成したものが組み付けられている。
【0056】
キー52は、作業員が既設の蛍光灯を取り外すべく具全体を操作棒1で持ち上げるに先立って、図13で示すように楔状片52aを横桁フレーム3の側部面と各把持枠5c,5dの橋絡軸部51f,51f’との間に割込ませることから把持枠5c,5dを離間(開き)状態に保持し、外しピン52bを把持枠5c,5dの相対する横桁フレーム3の上部面に突出させて具全体を蛍光灯の装備場所まで操作棒1で持ち上げる。
【0057】
その外しピン52bの突出状態から、作業員が具全体を操作棒1で持ち上げて蛍光灯のガラス管を離間した把持枠5c,5dの間に受け入れ、外しピン52bの鍔頭部524を蛍光灯のガラス管と当接させて外しピン52bを押し下げると、楔状枠52aを横桁フレーム3の側部面と把持枠5c,5dの橋絡軸部51f,51if’との間より外し出せる。これにより、把持枠5c,5dは引張バネ51k(51l)で近接(閉じ)することから、当該ガラス管を把持枠5c,5dで挟持するようにできる。以後は、上述したと同様に蛍光灯を取外し操作するようにできる。
【図面の簡単な説明】
【0058】
【図1】本発明に係る直管型蛍光灯の着脱交換器具を操作棒の一部省略で示す正面図である。
【図2】図1の器具に備えられる一例のチャック並びにプッシャを主に示す側面図である。
【図3】図2のチャックを組み立てる把持枠の一つを示す正面図である。
【図4】図3の把持枠を示す側面図である。
【図5】図2のチャックを示す側面図である。
【図6】図5のチャックを示す平面図である。
【図7】図1の器具に備えられる偏心カムを主に示す平面図である。
【図8】図1の器具による蛍光灯の取外し初期手順を示す説明図である。
【図9】図8の手順に引き続く取外し手順を示す説明図である。
【図10】図9の手順に引き続く取外し手順を示す説明図である。
【図11】図2のチャックと別例のチャックを主に示す正面図である。
【図12】図11のチャックを主に示す側面図である。
【図13】図11のチャックによる蛍光灯の取外し初期手順を示す説明図である。
【符号の説明】
【0059】
L 蛍光灯
G ガラス管
,C 口金
,N ソケットケース
,S ソケット
1 取手兼用操作棒
2 支柱軸
3 横桁フレーム
4 プッシャ
40 スライドフレーム
44 引張バネ
5,6 一例のチャック
5a,5b 一例の把持枠
50a 把持枠の横軸部
50b,50c 把持枠の縦軸部
50d,50e 把持枠の基軸部
5’ 別例のチャック
5c,5d 別例の把持枠
51a 把持枠の横軸部
51b,51c 把持枠の縦軸部
51d,51e 把持枠の段部
51f 把持枠の橋絡軸部
51g,51h 把持枠の基軸部
52 キー
52a 楔状枠
52b 外しピン
7 偏心カム
8 弾性パッド

【特許請求の範囲】
【請求項1】
口金をソケットケースで収容したバネ変位可能なソケットに当接し、口金ピンをソケットの端子穴に差し込んで電気的に接続する直管型蛍光灯の着脱交換器具であって、
取手兼軸回し用の操作棒と、操作棒の先端部に植設した支柱軸と、支柱軸を操作棒の軸回しに伴って回転自在に挿通保持し、且つ、操作棒より蛍光灯のガラス管と相対する横方向に伸びる筒形の横桁フレームとを基体とし、
横桁フレームより上向きに立って蛍光灯のガラス管を把持し乃至は解放可能なチャックを横桁フレームの側部に備え、片側のソケットケースと当接させて蛍光灯のガラス管から口金を自由に受入れ可能にチャックより上方に立ち上がるプッシャを横桁フレームの筒片端より延長方向に移動し乃至はバネ引張で退却可能に備え、プッシャを退却方向のバネ引張に抗して延長方向に押送りする偏心カムを横桁フレームの筒内で支柱軸の軸線上に取り付けてなることを特徴とする直管型蛍光灯の着脱交換器具。
【請求項2】
先端中央の横軸部より左右の縦軸部を直角に折り曲げて略コの字状を呈し、両縦軸部の中腹辺を同方向の円弧状に湾曲し、両縦軸部の先端寄りを円弧方向と逆方向の斜め上方に反り返し、両縦軸部より軸下側を基軸部として円弧方向と同方向の略直角方向に折り曲げた把持枠を二つ対に備え、
各基軸部を横桁フレームの各側部面に開口した係止穴より筒内に挿置させて両把持枠を横桁フレームの側部両側で相対し、横桁フレームの筒内に配置する引張バネの各バネ端を横桁フレームの各側部面に開口する通し穴より外方に引き出させて両把持枠の相対する縦軸部の軸下寄りに掛け渡し、
横桁フレームの係止穴より筒内に挿置する基軸部を支点に、両把持枠を引張バネで離間乃至は近接可能に支持し、両縦軸部の先端寄りをガラス管の受入れ口とし、縦軸部の中腹辺をガラス管の挟持部としたチャックを組み付けてなることを特徴とする請求項1に記載の直管型蛍光灯の着脱交換器具。
【請求項3】
先端中央の横軸部より左右の縦軸部を直角に折り曲げて略コの字状を呈し、両縦軸部の中腹辺より先端側を同方向の円弧状に湾曲し、円弧方向と逆方向に張り出す段部を両縦軸部の中腹辺に設け、先端中央の横軸部と平行する橋絡軸部を段部の間に掛け渡し、両縦軸部より下軸側を基軸部として円弧方向と同方向の略直角方向に折り曲げた把持枠を二つ対に備え、
各基軸部を横桁フレームの各側部面に開口した係止穴より筒内に挿置させて両把持枠を横桁フレームの側部両側で相対し、横桁フレームの筒内に配置する引張バネの各バネ端を横桁フレームの各側部面に開口する通し穴より外方に引き出させて両把持枠の相対する縦軸部の段部より下軸側に掛け渡し、
横桁フレームの係止穴より筒内に挿置する基軸部を支点に、両把持枠を引張バネで離間乃至は近接可能に支持し、両縦軸部の中腹辺より先端側をガラス管の挟持部としたチャックを組み付けると共に、
下辺部を横桁フレームの下部側に配置し、各側辺部を横桁フレームの両側部に配置し、各側辺部の先端側を横桁フレームの側部面と各把持枠の橋絡軸部との間に割込ませ可能な上向きコ字状の楔状片と、楔状片の底辺部に植立させて横桁フレームの筒内に挿通し、鍔頭部を把持枠の相対する横桁フレームの上部面に露出する外しピンとからなり、
外しピンを把持枠の相対する横桁フレームの上部面に突出させ、且つ、楔状枠の各側辺部を横桁フレームの側部面と各把持枠の橋絡軸部との間に割り込ませて把持枠を離間保持し、一方、離間保持した把持枠の間に受け入れる蛍光灯のガラス管により外しピンを押し下げて楔状枠を横桁フレームの側部面と各把持枠の橋絡軸部との間より外出し可能なキーを組み付けてなることを特徴とする請求項1に記載の直管型蛍光灯の着脱交換器具。
【請求項4】
操作棒を中央に建て付け、操作棒より蛍光灯のガラス管と相対する両方向に亘る横桁フレームを備え、チャックを横桁フレームの両端寄り側部に各々配設してなることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の直管型蛍光灯の着脱交換器具。
【請求項5】
滑止め用の弾性パッドを蛍光灯のガラス管と相対する横桁フレームの上部面に張設してなることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の直管型蛍光灯の着脱交換器具。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【公開番号】特開2008−192457(P2008−192457A)
【公開日】平成20年8月21日(2008.8.21)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−25704(P2007−25704)
【出願日】平成19年2月5日(2007.2.5)
【出願人】(391042379)株式会社太田興産 (28)