説明

真空配管式搾乳機の搾乳ユニット

【課題】液晶表示パネルを、表示部として採用できるように、衝撃や振動から適切に保護して収容できる真空配管式搾乳機の搾乳ユニットを提供すること。
【解決手段】搾乳用の真空圧供給弁機構25と、ティートカップユニットの引き上げ機構26と、真空圧供給弁機構25及び引き上げ機構26を制御する制御部27と、制御部27に係る表示を行う液晶表示パネル30とを収容するケーシング20が、ベース部21と、本体カバー22と、液晶表示パネル30を背面側から覆って内包するように本体カバー22に固定される内部カバー23とによって構成され、液晶表示パネル30が、内部カバー23に固定されて、本体カバー22とは接触しないように間隔をあけて配設されている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、真空配管式搾乳機による搾乳の終了時にティートカップユニットを家畜の乳頭から自動的に取り外すと共に引き上げるように、搾乳用真空圧の供給弁機構と、ティートカップユニットの引き上げ機構と、それらを制御する制御部と、その制御部に係る表示を行う表示部とがケーシングに収容された自動離脱装置を備える真空配管式搾乳機の搾乳ユニットに関する。
【背景技術】
【0002】
真空配管式搾乳機に係る搾乳ユニットの自動離脱装置としては、例えば本出願人よって以下の構成を備えるものが先に提案されている。
真空配管式搾乳機の搾乳ユニットにおいて搾乳の終了時にティートカップユニットを動物の乳房から自動的に取り外すための装置であって、ティートカップユニットの引上げ手段と、該引上げ手段および搾乳用真空圧の供給を制御する制御部と、制御部の設定を変更するための表示部及び操作部を有し、制御部が搾乳真空圧の供給を遮断してからティートカップユニットの引上げを開始するまでの遅延時間を前記操作部の操作により変更可能であり、前記制御部は設定された遅延時間に基づいて前記引上げ手段を自動で動作させる(特許文献1参照)。
【0003】
また、表示部等を収容するケーシング(酪農機器のケーシング装置)としては、例えば本出願人よって以下の構成を備えるものが先に提案されている。
機器部品を配設するシャーシ部及び前記機器部品を含む前記シャーシ部を覆う開閉可能なカバー部を具備する酪農機器のケーシング装置において、前記カバー部の一側に設けた係合軸部及び前記シャーシ部の一側に設けることにより前記係合軸部に係合して当該係合軸部を回動可能及び変位可能に支持するスリット部からなるカバー連結部を有するとともに、前記シャーシ部及び前記カバー部の他側に設けることにより前記係合軸部を前記スリット部に設けた規制部位に進入させた際に前記係合軸部の回動及び変位を規制するカバー規制部を有する(特許文献2参照)。
【0004】
さらに、表示部等を収容するケーシング(酪農機器のケーシング装置)としては、例えば本出願人よって以下の構成を備えるものが先に提案されている。
機器部品を配設するシャーシ部及び前記機器部品を含む前記シャーシ部を覆う開閉可能なカバー部を具備する酪農機器のケーシング装置において、前記カバー部の内面に配設する電気系の回路基板部を覆う内部カバーを備えるとともに、この内部カバーに形成し、少なくとも前記機器部品に接続した配線コードの先端に設けたコネクタが通り抜け可能な開口部と、前記内部カバーの外面から起立し、かつ前記開口部から所定幅離間した位置で当該開口部の周りを覆う衝立部と、この衝立部の内側に圧縮状態で収容し、少なくとも前記コネクタが通り抜け可能な切込部を形成した弾性ブロック材とを有するコード引出部を備える(特許文献3参照)。
なお、このケーシング装置では、カバー部(本体カバー)の内面に表示部(7セグメントLEDの基板)が直接固定されており、衝撃が直接に伝わっていた。
【0005】
そして、従来の搾乳ユニットにおいて、ケーシングに固定・収容される表示部には、7セグメントLEDが使用されており、乳量(流量・搾乳時間)等の情報表示がなされてきた。この7セグメントLEDは、情報表示量が限定されるが、衝撃に強いという理由によって使用されてきた。繋ぎ飼い牛舎では、搾乳作業者がユニットを持ち運ぶこと、牛床で搾乳するために搾乳中に牛が触れる可能性があることなど、ケーシングを含む搾乳ユニットが地面に落下し易く、衝撃を受けやすい状況にあり、7セグメントLEDに代替する表示手段の採用は困難であった。
【0006】
しかし、搾乳作業者が求める搾乳中の情報の全てを、7セグメントLEDで表示することは難しい。これに対しては、表示部に液晶表示パネルを使用することで、多くの情報を見やすく表示できるが、液晶表示パネルは落下等の衝撃に弱いという課題がある。このため、従来、搾乳ユニットに係る表示部としては、液晶表示パネルが採用されてこなかった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【特許文献1】特許第3954519号公報(請求項1、第1図)
【特許文献2】特開2007−330127号公報(請求項1、第1図)
【特許文献3】特開2007−330128号公報(請求項1、第1図、第6図)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
真空配管式搾乳機の搾乳ユニットに関して解決しようとする問題点は、多くの情報を表示可能な液晶表示パネルが、衝撃や振動に対する強度に劣るため、搾乳ユニットに係る表示部として採用できないことにある。
そこで本発明の目的は、液晶表示パネルを、表示部として採用できるように、衝撃や振動から適切に保護して収容できる真空配管式搾乳機の搾乳ユニットを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明は、上記目的を達成するために次の構成を備える。
本発明に係る真空配管式搾乳機の搾乳ユニットの一形態によれば、真空配管式搾乳機による搾乳の終了時にティートカップユニットを家畜の乳頭から自動的に取り外すと共に引き上げるように、搾乳用の真空圧供給弁機構と、ティートカップユニットの引き上げ機構と、該真空圧供給弁機構及び該引き上げ機構を制御する制御部と、該制御部に係る表示を行う表示部とがケーシングに収容されて吊下げて使用される自動離脱装置を備える真空配管式搾乳機の搾乳ユニットにおいて、前記表示部が液晶表示パネルによって設けられ、前記ケーシングが、前記真空圧供給弁機構及び前記引き上げ機構を保持するベース部と、該ベース部の一方面側を覆うと共に前記液晶表示パネルを見るための窓部を備える本体カバーと、該ベース部及び該本体カバーによって囲まれた内空間において前記液晶表示パネルを背面側から覆って内包するように前記本体カバーの内側に固定される内部カバーとによって構成され、前記液晶表示パネルが、前記内部カバーに固定されて、前記本体カバーとは接触しないように間隔をあけて配設されている。
【0010】
また、本発明に係る真空配管式搾乳機の搾乳ユニットの一形態によれば、前記液晶表示パネルは、前記内部カバーに衝撃吸収部材を介して固定されていることを特徴とすることができる。
また、本発明に係る真空配管式搾乳機の搾乳ユニットの一形態によれば、前記内部カバーの内面から前記本体カバーの内面側へ柱状に突設された形態に設けられた複数の柱状部を介して、前記液晶表示パネルが前記内部カバーに固定されていることを特徴とすることができる。
【0011】
また、本発明に係る真空配管式搾乳機の搾乳ユニットの一形態によれば、前記本体カバーの内面に枠周壁状に形成された被固着部が設けられ、該被固着部に対応して前記内部カバーの周縁に枠周壁状に形成された固着部が設けられ、前記本体カバーと前記内部カバーとによって前記液晶表示パネルが内包されるように前記被固着部に前記固着部が固定されることで、前記内部カバーが前記本体カバーに固定されていることを特徴とすることができる。
【0012】
また、本発明に係る真空配管式搾乳機の搾乳ユニットの一形態によれば、前記ベース部の背面側を覆うリアカバーが設けられていることを特徴とすることができる。
【発明の効果】
【0013】
本発明に係る真空配管式搾乳機の搾乳ユニットによれば、液晶表示パネルを、表示部として採用できるように、衝撃から適切に保護して収容できるという特別有利な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【図1】本発明に係る真空配管式搾乳機の搾乳ユニットの形態例における要部を示す断面図である。
【図2】図1の形態例に係るケーシングの外観形状を示す斜視分解図である。
【図3】図1の形態例に係る搾乳ユニットの全体形態を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
以下、本発明に係る真空配管式搾乳機の搾乳ユニットの形態例を添付図面(図1〜図3)に基づいて詳細に説明する。
この真空配管式搾乳機の搾乳ユニットは、真空配管式搾乳機による搾乳の終了時にティートカップユニット11(図3参照)を家畜の乳頭から自動的に取り外すと共に引き上げるように、搾乳用の真空圧供給弁機構25と、ティートカップユニットの引き上げ機構26と、その真空圧供給弁機構25及び引き上げ機構26を制御する制御部27と、その制御部27に係る表示を行う表示部(液晶表示パネル30(図1参照))とがケーシング20に収容されて吊下げて使用される自動離脱装置15を備えるものである。
【0016】
本形態例の表示部は、液晶表示パネル30によって設けられている。この液晶表示パネル30によれば、乳量センサー28、真空圧センサー、温度センサー等のセンサーからのデータや、それらのデータが制御部27によって演算処理されて出力される乳量(流量・搾乳時間)等の出力情報、及び制御部27に係る操作情報等の多くの情報を見やすく表示することが可能になる。
【0017】
ケーシング20が真空圧供給弁機構25及び引き上げ機構26を保持するベース部21と、そのベース部21の一方面側を覆うと共に液晶表示パネル30を見るための窓部22aを備える本体カバー22と、ベース部21及び本体カバー22によって囲まれた内空間において液晶表示パネル30を背面側から覆って内包するように本体カバー22の内側に固定される内部カバー23とによって構成されている。
【0018】
液晶表示パネル30が、内部カバー23に固定されて、本体カバー22とは接触しないように間隔をあけて配設されている。なお、液晶表示パネル30の表面と本体カバー22の内面との間隔の大きさは、本体カバー22に加わる落下等の衝撃によって変形して場合でも、両者が接触しない程度に設計されればよい。
【0019】
これによれば、液晶表示パネル30を、落下等の衝撃を受ける面である外壁面(本体カバー22の表面など)から離して取り付ける形態となり、直接に衝撃が伝わらない。従って、搾乳ユニットの持ち運びや牛の接触による落下が起きても、液晶表示パネル30が保護され、故障しない。
また、液晶表示パネル30が本体カバー22の前面表面から適切に窪んだ位置に取り付けられることになり、外光の影響を受けにくく、液晶表示が見やすくなる。
【0020】
また、本形態例の液晶表示パネル30は、内部カバー23に衝撃吸収部材31を介して固定されている。衝撃吸収部材31としては、衝撃を吸収できる弾性を有する緩衝材であればよく、例えば弾性部材である防振ゴムを用いることができる。
これによれば、落下等による衝撃の振動が、衝撃吸収部材31によって大きく減衰し、液晶表示パネル30に直接伝わることがなく、液晶表示パネル30が故障することを防止できる。
【0021】
また、本形態例では、内部カバー23の内面から本体カバー22の内面側へ柱状に突設された形態に設けられた複数の柱状部23aを介して、液晶表示パネル30が内部カバー23に固定されている。この柱状部23aは、内部カバー23と一体に成型されたものであってよいし、スペーサー状に形成されて内部カバー23の本体とは別体に設けられたものであってもよい。
この液晶表示パネル30の取り付け構造によれば、液晶表示パネル30が中空に保持された状態となり、全方位に関する衝撃吸収構造になっている。
さらに、液晶表示パネル30の背面側は、内部カバー23とベース部21による二重構造によって保護されることになり、背面からの衝撃に対して強い構造になっている。
【0022】
また、本形態例では、本体カバー22の内面に枠周壁状に形成された被固着部22bが設けられ、その被固着部22bに対応して内部カバー23の周縁に枠周壁状に形成された固着部23bが設けられ、本体カバー22と内部カバー23とによって液晶表示パネル30が内包されるように被固着部22bに固着部23bが固定されることで、内部カバー23が本体カバー22に固定されている。
これによれば、本体カバー22の被固着部22bと内部カバー23の固着部23bとで構成される枠周壁からなる箱型形状によって、ケーシング20の剛性が高められ、衝撃に対して強い構造になっている。また、その箱型形状によって、液晶表示パネル30が塵埃に晒されないように密閉保護する包囲構造になっている。
【0023】
以上の構成による真空配管式搾乳機の搾乳ユニットによれば、実際に、ケーシング20が落下する場合の最大高さと想定される2mからの落下試験によっても、液晶表示パネル30は故障しなかった。なお、ケーシング20に設けられたハンガー部24が吊下げられる吊り下げ用バー16(図3参照)の通常の高さは170〜190cmであり、通常の仕様でケーシング20が170cm以上の高さに持ち上げられることはない。
【0024】
また、本形態例では、ベース部21の背面側を覆うリアカバー40が設けられている。これによれば、液晶表示パネル30については、その背面側が、三重のカバー構造となって耐衝撃性を高めている。
また、本形態例のケーシング20の形態によれば、その形状自体及びその多重構造によって、構成部品の剛性、形状、板厚等のバラツキに影響されにくい耐衝撃構造になっている。
さらに、本形態例のケーシング20の構成によれば、先に内部カバー23に液晶表示パネル30を固定する構造であるため、組み立て易く、組立工数を削減することができる。
【0025】
次に、図2及び図3に基づいて、ケーシング20の全体形態及び搾乳ユニットの全体形態について説明する。
本形態例のケーシング20の外壁部は、板状部21aと側周壁21bを有する箱形状に設けられたベース部21と、それを覆う前面部22cと側壁部22dを有する本体カバー22とによって、大きく2分割に開く形態となっている。ベース部21の内部には、電磁弁25aやパルセータ25bを構成要素とする真空圧供給弁機構25と、巻上リール26aとこれを駆動する駆動モータ26bを構成要素とする引き上げ機構26とが配設・固定されている。また、板状部21aの背面側には逆U字状のUベンドミルクチューブ12a(図1参照)を介して乳量センサー28が接続されている。
【0026】
24はハンガー部であり、ケーシング20の上端部に、吊り下げ用バー16(図3参照)に掛ける手段として金属線材によって先端がU字状に屈曲した形状に設けられている。ケーシング20の前面上側には、装置の状態、乳量、搾乳時間等を表示する液晶表示パネル30(図1参照)を視認できるように、透明な窓部22a(図1参照)が設けられている。また、ケーシング20の前面下側には、搾乳開始やモード変更等を指示するためのスイッチ操作ができる操作部32(図1参照)や、警報音発生部等が設けられている。さらに、ケーシング20の下端部には、運搬中などに装置を把持するためと離脱ワイヤ26c(図3参照)のガイド筒となっているグリップ29が突設されている。
【0027】
また、図2に示すように、内部カバー23には、配線穴(コード引出部23c)がある。このコード引出部23cには、スポンジゴム等からなる弾性ブロック材23dが嵌め込まれており、その弾性ブロック材23dには配線コードが通り抜け可能な切込部23eが設けられている。この切込部23eによって、衝撃による液晶表示パネル30の周辺の空気圧変化に対しての空気の逃げ部が確保されていることになり、液晶表示パネル30への衝撃伝達が軽減される。
【0028】
また、図3に示すように、グリップ29の下端からは離脱ワイヤ26cが垂下し、その離脱ワイヤ26cの下端にティートカップユニット11が連結され、上端はケーシング20内に収容された引き上げ機構26(図2参照)に連結されている。ティートカップユニット11のミルククロー11aに接続されたミルクチューブ12は、乳量センサー28及びミルクインレットを介して家畜の頭上に配管されたミルク配管13に接続されている。また、14は真空配管であり、ミルク配管13と平行に配され、ケーシング20内の真空圧供給弁機構25を介してティートカップユニット11のミルククロー11aへ接続されて真空圧が供給されている。
【0029】
以上、本発明につき好適な形態例を挙げて種々説明してきたが、本発明はこの形態例に限定されるものではなく、発明の精神を逸脱しない範囲内で多くの改変を施し得るのは勿論のことである。
【符号の説明】
【0030】
11 ティートカップユニット
15 自動離脱装置
16 吊り下げ用バー
20 ケーシング
21 ベース部
22 本体カバー
22a 窓部
22b 被固着部
23 内部カバー
23a 柱状部
23b 固着部
24 ハンガー部
25 真空圧供給弁機構
26 引き上げ機構
26a 巻上リール
26b 駆動モータ
26c 離脱ワイヤ
27 制御部
28 乳量センサー
29 グリップ
30 液晶表示パネル
31 衝撃吸収部材
32 操作部
40 リアカバー

【特許請求の範囲】
【請求項1】
真空配管式搾乳機による搾乳の終了時にティートカップユニットを家畜の乳頭から自動的に取り外すと共に引き上げるように、搾乳用の真空圧供給弁機構と、ティートカップユニットの引き上げ機構と、該真空圧供給弁機構及び該引き上げ機構を制御する制御部と、該制御部に係る表示を行う表示部とがケーシングに収容されて吊下げて使用される自動離脱装置を備える真空配管式搾乳機の搾乳ユニットにおいて、
前記表示部が液晶表示パネルによって設けられ、
前記ケーシングが、前記真空圧供給弁機構及び前記引き上げ機構を保持するベース部と、該ベース部の一方面側を覆うと共に前記液晶表示パネルを見るための窓部を備える本体カバーと、該ベース部及び該本体カバーによって囲まれた内空間において前記液晶表示パネルを背面側から覆って内包するように前記本体カバーの内側に固定される内部カバーとによって構成され、
前記液晶表示パネルが、前記内部カバーに固定されて、前記本体カバーとは接触しないように間隔をあけて配設されていることを特徴とする真空配管式搾乳機の搾乳ユニット。
【請求項2】
前記液晶表示パネルは、前記内部カバーに衝撃吸収部材を介して固定されていることを特徴とする請求項1記載の真空配管式搾乳機の搾乳ユニット。
【請求項3】
前記内部カバーの内面から前記本体カバーの内面側へ柱状に突設された形態に設けられた複数の柱状部を介して、前記液晶表示パネルが前記内部カバーに固定されていることを特徴とする請求項1又は2記載の真空配管式搾乳機の搾乳ユニット。
【請求項4】
前記本体カバーの内面に枠周壁状に形成された被固着部が設けられ、該被固着部に対応して前記内部カバーの周縁に枠周壁状に形成された固着部が設けられ、前記本体カバーと前記内部カバーとによって前記液晶表示パネルが内包されるように前記被固着部に前記固着部が固定されることで、前記内部カバーが前記本体カバーに固定されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の真空配管式搾乳機の搾乳ユニット。
【請求項5】
前記ベース部の背面側を覆うリアカバーが設けられていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の真空配管式搾乳機の搾乳ユニット。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2012−60983(P2012−60983A)
【公開日】平成24年3月29日(2012.3.29)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−210261(P2010−210261)
【出願日】平成22年9月18日(2010.9.18)
【出願人】(000103921)オリオン機械株式会社 (450)