説明

眼鏡の受・発注ネットワークシステム

【課題】通信回線を通じて常に最新のカタログ情報や在庫情報情報に基づいて正確迅速な受・発注処理を行うことを可能にする。
【解決手段】 互いに通信回線を通じて接続される発注側端末コンピュータ1とフレームデータベースサーバ3とフレーム供給側端末コンピュータ4とを有し、フレームデータベースサーバ4は、フレームの電子カタログを含む受・発注に必要なフレームカタログデータベース30を備え、フレーム供給側コンピュータ3は、このフレーム供給側で供給するフレームの電子カタログを含む受・発注に必要なフレームカタログデータベースを備え、フレームデータベースサーバ3のフレームカタログデータベース30の内容は、フレーム供給側コンピュータ4から供給されるフレームカタログデータベースのデータを含むものであり、発注側コンピュータ1は、フレームデータベースサーバ3にアクセスしてフレームカタログ情報30に基づいてフレームの発注に関連する一連の処理を実行するフレーム発注関連処理機能を有する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、通信回線を通じてカタログ情報や在庫情報情報に基づいて眼鏡の受・発注処理を行う眼鏡の受・発注ネットワークシステムに関する。
【背景技術】
【0002】
コンピュータのネットワークシステムを利用した眼鏡レンズの供給システムは知られており、例えば特許第2982991号公報には、眼鏡レンズの発注側に設置された端末装置と、眼鏡レンズの加工側に設置され、前記端末装置に通信回線で接続された演算装置とで所定の加工情報を交換しながらヤゲン付眼鏡レンズの受発注を行なう眼鏡レンズの供給システムが開示されている。
【0003】
一方、眼鏡フレームでは、国際公開WO98/52092号公報には、自画像をパソコンに取り込み、予めパソコン側に内蔵してある電子カタログ化されたフレーム部品情報から任意のフレーム部品を選択して、前記自画像にパソコン画面上で試着させるオーダーメイドフレームの発注システムが開示されている。
【0004】
また、国際公開WO99/40526号公報には同様にパソコンを利用したフレーム発注システムが開示され、電子カタログ化されたフレームデータベースとレンズデータベースから好みのフレームとレンズを選択し、パソコンに取り込まれた自画像に前記フレーム及びレンズを試着させるシミュレーションシステムが開示されている。
【0005】
さらに、特開平2000−122011号公報には、表示画面上で眼鏡を構成する各パーツを決定するにあたり表示画面上に呼び出されたパーツが他のパーツに連結可能か否かの連結に必要な情報を前記パーツ結合テーブルによって確認しながら眼鏡を構成するパーツを定めていく方法が開示されている。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、フレームは常に消費者からデザインの創造性、新規性、他製品との差別化が求められるため、デザインの移り変わりが激しく製品のライフサイクルが短い上、1製品あたりの生産数量が少なく、在庫変動も激しいという固有な特性がある。従って、例えば、前述の国際公開WO98/52092号公報や国際公開WO99/40526号公報、特開平2000−122011号公報で開示されるシステムでのフレームファイルのデータデースについてシステムの利便性を向上させていくには、最新のフレームデータを提供し続けることが必要であり、常にフレームカタログを更新して、最新の情報を組み込んでいくことが好ましい。従って、その対応性に優れたシステムが求められていた。
【0007】
また、一方において、フレームデータベースに掲載されているフレームにおいても、人気の高い製品は品切れになっている場合があり、その場合、システム上の発注画面から発注後、フレーム供給者側から在庫切れの情報を受け取った場合、再度、顧客の来店を要請し、新たに顧客に他のフレームを選択させるという、非常に煩わしい処理を必要とした。従って、発注前に在庫情報を確認できる、安定した発注システムが求められていた。
また、フレームの選択においては、色彩、形状等において購入者の意向をより広く反映可能なオーダーメイド的要素を含む眼鏡フレームへの要望があった。本発明はかかる課題を解決するためになされたものであり、その目的は、通信回線を通じて常に最新のカタログ情報や在庫情報情報に基づいて正確迅速な受・発注処理を行うことを可能にする眼鏡の受・発注ネットワークシステムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上述の課題を解決するための手段として、
第1の手段は、
発注側コンピュータと、この発注側コンピュータに通信回線を通じて接続されるフレームデータベースサーバと、このフレームデータベースサーバと通信回線を通じて接続されるフレーム供給側コンピュータとを備え、
前記フレームデータベースサーバは、フレームの電子カタログを含む受・発注に必要なフレームカタログデータベースを備え、
前記フレーム供給側コンピュータは、このフレーム供給側で供給するフレームの電子カタログを含む受・発注に必要なフレームカタログデータベースを備え、
前記フレームデータベースサーバのフレームカタログデータベースの内容は、前記フレーム供給側コンピュータから供給されるフレームカタログデータベースのデータを含むものであり、
前記発注側コンピュータは、前記フレームデータベースサーバにアクセスして得られるフレームカタログ情報に基づいてフレームの発注に関連する一連の処理を実行するフレーム発注関連処理機能を有することを特徴とする眼鏡の受・発注ネットワークシステムである。
第2の手段は、
前記フレームデータベースサーバ及び前記フレーム供給側コンピュータのそれぞれのフレームカタログデータベースには、フレームの電子カタログ情報と、フレーム在庫情報と、フレーム発注情報とが含まれることを特徴とする第1の手段にかかる眼鏡の受・発注ネットワークシステムである。
第3の手段は、
前記フレームデータベースサーバのフレームカタログデータベースのフレーム発注情報には前記発注側コンピュータから送信されるフレーム発注情報が含まれ、前記フレーム供給側コンピュータのフレームカタログデータベースのフレーム発注情報には、前記フレームデータベースサーバから配信されるフレーム発注情報が含まれ、
前記フレームデータベースサーバのフレームカタログデータベースのフレーム在庫情報には前記フレーム供給側コンピュータから送信されるフレーム在庫情報が含まれ、前記フレーム発注側コンピュータのアクセスに応じて発注側コンピュータに在庫情報が配信されるようになっていることを特徴とする第2の手段にかかる眼鏡の受・発注ネットワークシステムである。
第4の手段は、
前記発注側コンピュータに通信回線を通じて接続される眼鏡受注側ホストコンピュータであって、前記発注側コンピュータからのアクセスに応じて受注可能な眼鏡レンズ及びフレーム及びそれらの部品等を含む眼鏡構成要素を示しながら眼鏡装用者の好み及び処方等の条件を満たす眼鏡構成要素を選択決定して眼鏡の受注に関連する処理を行う眼鏡受注関連処理機能を有する受注側ホストコンピュータを有し、
前記発注側コンピュータは、前記受注側ホストコンピュータにアクセスしてこの受注側ホストコンピュータによって示された発注可能な眼鏡構成要素のなかから眼鏡装用者の好み及び処方等の条件を満たす眼鏡フレーム及び眼鏡レンズを含む眼鏡構成要素を選択決定して眼鏡の発注に関連する処理を行う眼鏡発注関連処理機能を有するとともに、
前記発注側コンピュータは、前記眼鏡発注関連処理中に、前記フレームデータベースサーバにアクセスして得られたフレームカタログ情報を含む情報を呼び出し、フレーム及びその関連部品についてはこのフレームカタログ情報に基づいて発注処理を行なうことができる機能を有することを特徴とする第1〜第3のいずれかの手段にかかる眼鏡受・発注ネットワークシステムである。
第5の手段は、
前記フレーム発注関連処理機能は、前記フレームデータベースサーバにアクセスして得
られたフレームカタログ情報を含む情報に基づいて、ブランド、装用者、価格、カラー、フレームタイプ、アイサイズもしくは玉型等の検索条件を案内画面上で指定してその指定条件の画面を表示し、その指定条件で画面上に表示される各パーツの画像その他の情報に基づいて各パーツを選択して決定する処理機能を有することを特徴とする第1〜第4のいずれかの手段にかかる眼鏡の受・発注ネットワークシステムである。
第6の手段は、
前記検索条件のうちの特定の指定条件でのパーツ表示画面に、パーツ画像等のそのパーツに関する情報のほかに、この画面から他の検索条件を指定してその画面に移行することができる他の検索条件のクリックボタンが設けられていることを特徴とする第5の手段にかかる眼鏡の受・発注ネットワークシステムである。
第7の手段は、
前記フレーム発注関連処理機能は、眼鏡フレームを構成する全パーツの一覧表示、各パーツ毎の規格もしくは仕様等の情報の一覧表示、もしくは、各パーツの詳細情報表示や画像表示等の画面表示を行ない、その画面上で所望のパーツの組み合わせの選定を行なう機能を有するものであることを特徴とする第1〜第4のいずれかの手段にかかる眼鏡の受・発注ネットワークシステムである。
第8の手段は、
前記フレーム発注関連処理機能は、前記フレームデータベースサーバにアクセスして得られたフレームカタログ情報を含む情報に基づいて、眼鏡フレームを構成するパーツを画像で表示し、この画像を見ながらフレームタイプ、カラー、玉型形状等の仕様の選択・決定ができる処理機能、及び/又は、複数のパーツを組み合わせた状態のフレームの画像を表示してその組み合わせの確認を画像によって行なうことができる機能を有する請求項1〜4のいずれかに記載の眼鏡の受・発注ネットワークシステムである。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、フレームカタログの更新を直接フレーム供給側で行うこともできるので、更新が容易であるとともに、常に最新の情報を組み込んでいくことができるので、正確なカタログ情報や在庫情報情報に基づいて正確迅速な発注処理を行うことができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
図1は本発明の実施の形態にかかる眼鏡の受・発注ネットワークシステムの全体構成を示す図である。図1に示されるように、発明の実施の形態にかかる眼鏡の受・発注ネットワークシステムは、複数の発注側端末コンピュータ1(N1、N2、…、Ni)と、眼鏡受注側ホストコンピュータ2と、フレームデータベースサーバ3と、複数のフレーム供給側端末コンピュータ4(M1、M2、…、Mi)とで構成されている。
【0011】
発注側端末コンピュータ1は、眼鏡受注側ホストコンピュータ2及びフレームデータベースサーバ3にインターネット等の通信回線を通じて接続されるようになっている。また、複数のフレーム供給側端末コンピュータ4は、フレームデータベースサーバ3とインターネット等の通信回線を通じて接続されるようになっている。
【0012】
発注側端末コンピュータ1及びフレーム供給側端末コンピュータ4は、例えば、複数の眼鏡店のそれぞれに設置される。そのハード構成は、通常のパーソナルコンピュータと同様の構成であり、一定のプログラムにしたがって所定の処理を実行するCPU(中央演算処理装置)及びCPUに接続されたROM,RAM、ハードディスク等の記憶装置等を有し、さらに、これらに所定の入力をするためのキーボード、マウス、CDーROMやFD等を通じての入・出力手段、ディスプレイ、プリンタ等を有する。
【0013】
発注側端末コンピュータ1には、インターネット接続制御、ディスプレイやプリンタ等の制御等の必要な制御を行う制御プログラムのほかに、一連の処理をなすプログラムとし
て、フレームカタログシステム110、第1眼鏡発注システム120、第2眼鏡発注システム130及びこれらのプログラム実行に必要な関連プログラム等が格納されている。なお、この実施の形態は、フレームカタログシステムを発注側端末コンピュータ1内に設けた例であるが、このフレームカタログシステムをフレームデータサーバ2内に設け、発注側端末コンピュータ1では通信回線を通じてこのフレームデータサーバ2内のフレームカタログシステムを呼び出して起動できるようにしてもよい。これによれば、個々の発注側端末コンピュータ1の容量の軽減化が可能であるとともに、フレームカタログシステムの改良や更新は、フレームデータベースサーバ3内のデータやシステムを変えるだけであるので容易に行なうことができる。
【0014】
フレーム供給側端末コンピュータ4には、インターネット接続制御、ディスプレイやプリンタ等の制御等の必要な制御を行う制御プログラムのほかに、フレームカタログ情報41、フレーム在庫情報42及びフレーム発注情報43等のデータを含むフレームカタログデータベースの管理、書き換え等を行うために必要なプログラムが格納されている。
【0015】
眼鏡受注側ホストコンピュータ2は、例えば、眼鏡総合メーカ等に設置されるもので、中央処理装置(CPU)、主記憶装置、入出力装置、外部記憶装置、通信制御装置等の通常の大型コンピュータとしてのハード構成を有し、発注端末コンピュータ1と情報交換するための通信、その他の必要な制御プログラムと、発注端末コンピュータ1と情報交換して受注処理を行うためのプログラムである受注システム20とが格納されている。
【0016】
受注システム20は、発注側端末コンピュータ1の第1眼鏡発注システム120又は第2眼鏡発注システム130からのアクセスに応じて受注可能な眼鏡レンズ及びフレーム及びそれらの部品等を含む眼鏡構成要素を示しながら眼鏡装用者の好み及び処方等の条件を満たす眼鏡構成要素を選択決定して眼鏡の受注に関連する処理を行う眼鏡受注関連処理機能を有する。
【0017】
受注システム20には、必要に応じ、これら受注情報を工場や製品貯蔵施設に送信し、所定の製造指示や出庫指示を行ったり、出荷処理、会計処理等を含む一連の処理を行うために必要なプログラム等もが格納されている。なお、これらシステムとしては、例えば、特開平6−139260号公報に記載のシステム等が知られている。
【0018】
また、発注側端末コンピュータ1の第1眼鏡発注システム120及び第2眼鏡発注システム130は、受注側ホストコンピュータ2にアクセスしてこの受注側ホストコンピュータ2によって示された発注可能な眼鏡構成要素のなかから眼鏡装用者の好み及び処方等の条件を満たす眼鏡フレーム及び眼鏡レンズを含む眼鏡構成要素を選択決定して眼鏡の発注に関連する処理を行う眼鏡発注関連処理機能を有する。同時に、眼鏡発注関連処理中に、フレームデータベースサーバ3にアクセスして得られたフレームカタログ情報を含む情報を呼び出し、フレーム及びその関連部品についてはこのフレームカタログ情報に基づいて発注処理を行なうことができる機能を有する。
【0019】
フレームデータベースサーバ3は、システム管理センター等に設置されるもので、中央処理装置(CPU)、主記憶装置、入出力装置、外部記憶装置、通信制御装置等の通常のサーバとして必要なハード構成を有し、サーバとして機能するための通信、フレームカタログシステムの受注処理、カタログ更新処理、在庫更新等、その他の必要な制御プログラムと、フレームカタログデータベース30とが格納されている。フレームカタログデータベース30には、フレームカタログ情報31、フレーム在庫情報32及びフレーム発注情報33等が含まれている。
【0020】
フレームデータベースサーバ3におけるフレームカタログデータベース30のフレーム
発注情報33には発注側端末コンピュータ1から送信されるフレーム発注情報13が含まれ、また、フレーム供給側コンピュータ4のフレームカタログデータベースのフレーム発注情報41には、フレームデータベースサーバ3から配信されるフレーム発注情報33が含まれるようになっている。
【0021】
さらに、フレームデータベースサーバ3のフレームカタログデータベース30のフレーム在庫情報32にはフレーム供給側端末コンピュータ4から送信されるフレーム在庫情報42が含まれ、フレーム発注側コンピュータ1のアクセスに応じて発注側端末コンピュータ1に在庫情報が配信されるようになっている。
【0022】
(フレームカタログシステム)
以下、発注側コンピュータ1のプログラムファイルに格納されているフレームカタログシステム110の内容を説明する。このフレームカタログシステム110は、フレームカタログデータベースを基本にし、案内画面の案内にしたがった操作をすることによって、上記フレームカタログデータベースにアクセスしながら、フレームを選定して発注するまでの手順を実行するようになっている。したがって、このシステムのプログラムファイルには、上記フレームカタログデータベースのほかに、ブランド検索、条件検索を行なうためのフレーム検索プログラム、発注、在庫照会、出荷照会を行なうための発注・照会プログラム、カタログ更新、ユーザ情報設定を行なうメンテナンスプログラム、ホットニュース、問い合わせ、付属資料の表示を行なうインフォメーションプログラム、その他、表示のためのプログラム、通信のためのプログラム、データの読出し、書き込み、消去、記憶などを実施するために必要な制御プログラム等が備えられている。
【0023】
なお、フレームカタログシステム110のフレームカタログデータベースは、フレームデータベースサーバ3のフレームデータベースにアクセスしてフレームカタログ情報31を取り込んだり、CD−ROMに書き込まれたフレームカタログ情報を取り込んだりして、発注側端末コンピュータのフレームカタログ情報11としてフレームカタログシステム110内の所定のファイルに格納される。
【0024】
図2〜図4はフレームカタログシステム110による処理内容を示すフロー図、図2〜図32は図2〜図4のフロー図の各処理ステップにおけるディスプレイ画面上の表示内容を示す図である。以下、これらの図面を参照にしながらフレームカタログシステム110の詳細内容を説明する。
【0025】
まず、発注側端末コンピュータ1を起動させ、フレームカタログシステム110が格納されているファイルを呼び出し、フレームカタログシステム110を起動させる。これにより、図2に示されるように、フレームカタログメニュー画面(画面1)がディスプレイ上に表示される。図5はフレームカタログメニュー画面である画面1の表示内容を示す図である。
【0026】
図5に示されるように、フレームカタログメニュー画面である画面1には、「検索」、「照会」、「メンテナンス・インフォメーション」に関する各種ボタンが表示される。すなわち、「検索」に関するボタンとしては、「ブランド検索」ボタン及び「条件検索」ボタンが表示される。「照会」に関するボタンとしては、「発注・照会」ボタン、「発注履歴照会」ボタン及び「在庫有り品番照会」ボタンが表示される。「メンテナンス・インフォメーション」に関するボタンとしては、「カタログ更新」ボタン、「お問い合わせ」ボタン、「ホットニュース」ボタン及び「付属資料」ボタンが表示される。これらのボタンをクリックすると、それに対応する画面が表示される。
【0027】
(ブランド検索)
上記フレームカタログメニュー画面である画面1で「ブランド検索」ボタンをクリックすると、ブランド検索画面たる画面2が表示される。図6はブランド検索画面たる画面2を示す図である。この画面では、ブランド、メーカー、商品名、発売開始年月日等から所望のフレームを検索する。図6に示されるように、この画面には、「ブランド」、「メーカー」、「商品名」、「発売開始年月日」、「検索結果」の各欄(窓:ウインドウ)や、「検索実行」、「OK」、「詳細」等の各ボタンが表示される。
【0028】
「ブランド」、「メーカー」、「商品名」、「発売開始年月日」、「検索結果」の各欄(窓)に検索目的のブランド名等を入力し、「検索実行」ボタンをクリックすると、「検索結果」の欄に該当する商品名が全て表示される。次に、「OK」ボタンをクリックすると、「検索結果」欄に表示された商品をその画像を含む形態で一覧表示する画面3が表示される。また、「検索結果」欄に表示された商品のうちのいずれか一を指定して「詳細」ボタンをクリックすると、指定された商品名の商品についての詳細画面たる画面4が表示される。
【0029】
図7は一覧表示画面たる画面3を示す図である。上述のように、この画面3では、ブランド検索又は条件検索によって検索された全ての商品について、ブランド名、商品名、バリエーションの数、それぞれの商品の画像を表示する。商品リストのそれぞれの商品項目には「詳細」ボタンおよび「カゴ」ボタンが設けられ、画面下部には「発注ボタン」が設けられている。「詳細」ボタンをクリックすると、その商品についての詳細画面たる画面4が表示される。また、「カゴ」ボタンをクリックすると、後述する発注リスト登録画面たる画面6が表示される。
【0030】
図8は詳細表示画面たる画面4を示す図である。この画面4は、この画面の左上角の「詳細」タブが選択された画面である。この画面4では、画面の上半部に、指定された商品の画像と詳細情報とが表示される。詳細情報としては、例えば、装用者情報(紳士用か婦人用か等)、フレームタイプ、小売価格、発売日等が表示される。なお、画面右上角に表示されたブランドロゴマークをクリックすると、そのブランド説明が表示されるようになっている。また、画面4の下方には、指定された商品のカラー、サイズの一覧が表示される。
【0031】
画面4において、この画面の左上角の「玉型」タブをクリックして選択すると、詳細表示の一態様である玉型イメージ画像の表示をする画面5が表示される。図9は詳細表示の一態様である玉型イメージ画像の表示をする画面5を示す図である。この画面5において、図に示されるように、画面上半部に複数の玉型イメージ画像が表示された場合には、選択したい玉型イメージ画像の上をクリックする。そうすると、画面下半部の左側にその選択された玉型が取り得るカラーの画像が表示される。そこで、選択したいカラーの画像の上をクリックするとその右側にそのカラーで取り得るサイズが表示される。
【0032】
こうして玉型、カラー、サイズ等の選択が終了したら、「カゴ」、「発注」、「在庫」、「検索」、「詳細説明」、「パーツ」のボンタンのいずれかをクリックする。「カゴ」ボタンをクリックした場合には、発注リスト登録画面たる画面6が表示される。図10は発注リス登録画面たる画面6を示す図である。この画面で発注数、備考を入力し、「OK]ボタンをクリックすることにより発注リストに登録される。
【0033】
「発注」ボタンをクリックした場合には、発注確認画面たる画面7が表示される。図11は発注確認画面たる画面7を示す図である。この画面7では、発注リストに登録された内容が表示される。この画面で、「ヘッダー」ボタンをクリックすると、発注元、発注番号などのヘッダー部が入力できる。「検索」ボタンをクリックすると、ブランド検索又は条件検索へ戻る。「発注」ボタンをクリックすると、発注内容が送信され、送信後、発注
結果画面たる画面8が表示される。
「在庫」ボタンをクリックすると、在庫問合わせ実行確認画面たる画面9が表示され、この画面で「はい」のボタンをクリックすると、在庫状況確認画面たる画面10が表示される。
【0034】
図12は発注結果画面たる画面8を示す図、図13は在庫問合わせ実行確認画面たる画面9を示す図、図14は在庫状況確認画面たる画面10を示す図である。これらの図において、画面8には発注結果が表示され、問い合わせに対する返答の受付番号が付与される。画面10には在庫問い合わせの結果が在庫状況として表示される。なお、これらの画面に設けられた各ボタンをクリックすると各図に記載された処理が進められる。
【0035】
(条件検索)
メニュー画面たる画面1において、「条件検索」ボタンをクリックすると、条件検索画面たる画面11が表示される。図15は条件検索画面の一態様たる画面11を示す図である。この画面11は、画面上方に設けられた複数の検索条件タグのうちの「装用者/小売価格/カラー系統」タグが選択されている場合の画面である。この画面で、表示された各検索条件を指定した後、「OK」ボタンをクリックすると、指定された条件で検索し、一覧表示画面たる画面3が表示される。
【0036】
画面11において、画面上方に設けられた複数の検索条件タグのうちの「フレームタイプ/アイサイズ」タグをクリックすると、フレームタイプ/アイサイズを指定して検索する画面たる画面12が表示される。図16は条件検索画面の一態様たる画面12を示す図である。この画面ではフレームタイプ/アイサイズを指定して検索できる。
【0037】
また、検索条件タグのうちの「基本玉型」タグをクリックすると、基本玉型を指定して検索する画面たる画面13が表示される。図17は条件検索画面の一態様たる画面13を示す図である。さらに、検索条件タグのうちの「オプション」タグをクリックすると、オプションを指定して検索する画面たる画面14が表示される。図18は条件検索画面の一態様たる画面14を示す図である。なお、以上の条件検索において、指定された条件で検索し、該当する商品がなかった場合には、該当する商品がありませんと、表示されるので、条件を変更して検索する。正常に検索された場合には、一覧表示画面たる画面3あるいは画面15が表示される。
【0038】
図19は一覧表示画面の一態様たる画面15を示す図である。画面15は画面3と同様の画面であるが、検索ヒット数が多数になった場合の表示態様を示すものである。また、画面上の各欄の意味は、図示したとおりである。
【0039】
(発注・照会)
図5の画面1で「発注・照会」ボタンをクリックすると、図11の発注確認画面たる画面7が表示され、発注確認ができる。
(在庫商品の照会)
図3に示されるように、図5の画面1で「在庫有り品番照会」ボタンをクリックすると、条件検索画面の一態様たる画面16が表示される。図20は条件検索画面の一態様たる画面16を示す図である。この画面16は検索条件タグのうちの商品名タグが選択されている画面である。この画面で商品名を指定して「OK」ボタンをクリックすると、指定された商品の在庫リストを示す検索結果画面たる画面17が表示される。図21は在庫商品検索結果の一覧を示す画面たる画面17を示す図である。この中で、画面ボタンの「在庫」をクリックすると有効となり、在庫照会を行う(前記画面9、10ヘ移行)。
【0040】
(発注履歴照会)
図3に示されるように、図5の画面1で「発注履歴照会」ボタンをクリックすると、発注履歴照会の条件設定画面たる画面18が表示される。図22は発注履歴照会の条件設定画面たる画面18を示す図である。この画面で発注番号、受付番号、ブランド、商品名、状況、その他の条件を指定して「検索実行」ボタンをクリックする。これにより、発注履歴詳細画面たる画面19が表示される。図23は発注履歴詳細画面たる画面19を示す図である。図に示されるように、この画面19で検索された各フレームの発注内容を知ることができる。
【0041】
(カタログ更新)
図4に示されるように、図5の画面1で「カタログ更新」ボタンをクリックすると、カタログ更新画面たる画面20が表示される。図24はカタログ更新画面たる画面20を示す図である。この画面20では、フレームデータベースサーバ3と接続し、フレームカタログ情報31のダウンロードを行い、発注側端末コンピュータ1内のフレームカタログ情報11のデータ更新を行う。
【0042】
(お問い合わせ)
図4に示されるように、図5の画面1で「お問い合わせ」ボタンをクリックすると、お問い合わせ画面たる画面21が表示される。図25はお問い合わせ画面たる画面21を示す図である。この画面21では、フレーム製造メーカなどへの商品の問い合わせ、クレーム、新規取引申請などのメール機能とその履歴照会を行う機能を備え、「お問い合わせ」ボタンと、「履歴照会」ボタンが表示される。「お問い合わせ」ボタンをクリックすると、お問い合わせのための画面22が表示される。図26はお問い合わせ画面たる画面22を示す図である。この画面22には、入力画面項目として、電子メール、FAXなどの返信希望方法のウインドウ、問い合わせ、新規取引申請、クレームの種別の選択のウインドウ、相手先のウインドウ、件名、本文、添付ファイルのメッセージウインドウ、ユーザID,ユーザ名、電話番号、FAX番号、担当者メールアドレス、郵便番号、住所等のユー
ザー情報ウインドウを備えている。
【0043】
また、「履歴照会」ボタンをクリックすると、お問い合わせの履歴照会画面たる画面23が表示される。図27はお問い合わせの履歴照会画面たる画面23を示す図である。この画面23では、種別、相手先、発信期間の指定された検索条件で履歴を検索し結果欄ウインドウに一覧で表示する。また、履歴詳細ボタンをクリックすることにより、画面22で詳細を表示することもできる。
【0044】
(ホットニュース)
図4に示されるように、図5の画面1で「ホットニュース」ボタンをクリックすると、ホットニュース画面たる画面24が表示される。図28はホットニュース画面たる画面24を示す図である。この画面24では、メーカーからの製品情報等のお知らせなどのPDFファイルを表示する。参照したいメーカーを指定選択すると、そのメーカーからのお知らせを表示する画面25が表示される。図29はホットニュース画面の「×××」メーカーのお知らせ画面25を示す図である。この画面25では、「×××」メーカーが登録したPDFファイルが表示される。
【0045】
(付属資料)
図4に示されるように、図5の画面1で「付属資料」ボタンをクリックすると、付属資料のメーカー指定画面たる画面26が表示される。図30は付属資料のメーカー指定画面たる画面26を示す図である。この画面26で、参照したいメーカーを指定選択すると、そのメーカー毎のメニュー画面である画面27が表示される。図31は付属資料/メーカー毎のメニュー画面27を示す図である。この画面27では、メーカーで登録したサブメニューが表示される。
【0046】
画面27で参照したいタイトルのボタンをクリックすると、付属資料表示画面たる画面28が表示される。図32は該当する付属資料表示画面たる画面28を示す図である。この画面では、指定したメーカーの指定したタイトルについて、カタログに付属する詳細なフレームの部品情報、専門情報資料などのPDFファイルを表示する。
【0047】
(パーツ選択)
上述の詳細表示画面たる画面4(図8参照)において、「パーツ」ボタンをクリックした場合には、選択したフレームを構成する各パーツを選択する一連の画面表示に移行する。図33はパーツ選択の画面推移を示すフロー図である。また、図34は詳細表示画面たる画面4(図8参照)と同様の詳細表示画面たる画面29を示す図である。図33に示されるように、画面29で「パーツ」ボタンをクリックすると、パーツ選択画面たる画面30が表示される。図35はパーツ選択画面たる画面30を示す図である。この画面30では、選択されたフレームの構成に必要なパーツ、例えば、ブリッジ、パッド、ヨロイ、テンプル、リング(本実施の形態のフレームモデル固有のもので、必ずしも標準的フレーム構造ではない。)モダン、レンズの一覧がウインドウに表示され、パーツの選択方法及び組み合わせカラーを選択して表示することができる。
【0048】
この画面30でフレームを構成する「パーツ種」のタグの中から選択したいパーツ種のタグをクリックすると、前記フレーム構成に必要なパーツの項目及びそのボタンを表示しながら、そのパーツ種のカタログ画像を表示する画面31が表示される。図36及び図37はそれぞれパーツ種のカタログ画像を表示する画面31及び画面32を示す図である。この画面でカタログ画像上をクリックすることによってパーツを決定していく。図36はブリッジのカタログ表示であり、図37はテンプルのカタログ表示である。
【0049】
各パーツは、それぞれのパーツカタログ画面でパーツ指定して「カゴ」ボタンをクリックすることによって、発注リストに登録される。図38はパーツ選択画面と連動して、選択された各パーツのリストを文字にて表示する画面33を示す図である。この画面33において、前記操作の選択した各パーツのリストを確認して、「決定」ボタンをクリックすると、発注リストに登録される。これにより、発注がなされ、フレーム供給側端末コンピュータ4でこのこの情報が受け取られると、この情報に基づいて納品等を含む必要な処理がなされる。
【0050】
(眼鏡発注システムにおけるフレーム発注)
図39は図1における第1眼鏡発注システムでフレーム発注を行なう例を示すフロー図である。ここで、第1眼鏡発注システム120は、眼鏡受注側ホストコンピュータ2と情報交換しながら、眼鏡レンズ及びフレームを含む眼鏡の発注を行なうシステムであるが、特に、装用者の顔画像を取り込み、画面上で、この取り込んだ顔画像に選択したフレームやレンズからなる眼鏡を装着させた試着画面を用いることを特徴とする発注システムである。
【0051】
すなわち、第1眼鏡発注システム120は、発注側コンピュータ1に格納されたデータベースより、眼鏡レンズ及びフレーム及びそれらの部品等を含む眼鏡構成要素(パーツ)の一覧表示、各パーツ毎の規格もしくは仕様等の情報の一覧表示、もしくは、各パーツの詳細情報表示や画像表示等の画面表示を行ない、その画面上で所望のパーツの組み合わせの選定を行なう機能を有する。同時に、その選定されたパーツ類で構成された眼鏡を装用者が装着した状態を画面上でシミュレーションできる機能を有する(このシステムの詳細については、例えば、国際公開WO99/40526号公報を参照)。
【0052】
さらに、第1眼鏡発注システム120は、図39に示されるように、フレームの選択画
面においては、フレームデータベースサーバ3にアクセスして得られた情報を含むフレームカタログ情報11を用いることができる。この情報に基づいて、フレーム及びそれらの部品(パーツ)等を含む眼鏡構成要素(パーツ)の一覧表示、各パーツ毎の規格もしくは仕様等の情報の一覧表示、もしくは、各パーツの詳細情報表示や画像表示等の画面表示を行ない、その画面上で所望のパーツの組み合わせの選定を行なう機能を有する。
【0053】
図40は試着画面34を示す図である。この試着画面では画面右に選択されたフレームの画像が、画面左にそのフレームを用いた眼鏡を装用者が装着した画像が、それぞれ表示される。顔画像データの作成及び合成については、前記国際公開WO99/40526号公報に開示する構成が用いられる。この画面上で、「パーツ選択」のボタンをクリックすると、パーツ選択画面35が表示される。図41はパーツ選択画面35を示す図である。図41に示されるように、この画面35では、フレームを構成するパーツ(テンプル、ブリッジ、ヨロイ、モダン等)毎にその種類、カラー、サイズを自由な組み合わせに、または、標準的な組み合わせ選択することができる。
【0054】
図41の画面35で、選択方法を「標準組合わせ」にし、画面下方に表示された選択可能なカラーのリストの1つを指定すると、画面上方に表示される各パーツの画像は、標準的カラーの組み合わせとして登録されている組み合わせのカラーのパーツを表示する。一方、選択方法を「パーツ毎」にすると、フレームを構成する部品一覧のボタンとともにパーツ毎の選択画面36が表示される。図42はパーツ毎の選択画面の1つの例である画面36を示す図である。図42に示されるように、この画面36では、各パーツ毎にその種類(左右の区別のある場合にはR,Lを別々に指定可能に)、カラー、サイズ、自由な組み合わせにすることができるもので、この画面36は、「ブリッジ」のタグがクリックされた状態の画面であり、ブリッジのカラー等を選択できる画面である。
【0055】
更に、画面36において「テンプル」のタグをクリックすると、テンプルの選択画面たる画面37が表示される。図43はパーツ毎の選択画面のうちのテンプルの選択画面37を示す図である。図43に示されるように、この画面37では、テンプルの種類、カラー、サイズを自由に選択できる。この画面で「OK」ボタンを選択すると選択されたパーツで試着画面38が表示される。図44は試着画面38を示す図である。この画面38において、「候補へ登録」のボタンをクリックすると、画面39が表示される。図45は画面39を示す図である。この画面39では、「候補へ登録」されたフレームを試着した画像が複数表示されて比較できるようになっている。
【0056】
以上のパーツ試着画面によってフレームのパーツの選択を行なった後、他の眼鏡構成部品の選択画面に移行し、全ての眼鏡構成部品を決定して眼鏡発注の処理を行なう。なお、以上の説明は、第1眼鏡発注システムでフレーム発注を行なう例を説明したが、第2眼鏡発注システム130でも同様にしてフレーム発注を行なうことができる。なお、第2眼鏡発注システムも、眼鏡受注側ホストコンピュータ2と情報交換しながら、眼鏡レンズ及びフレームを含む眼鏡の発注を行なうシステムであるが、特に、このシステムは、表示画面上で眼鏡を構成する各パーツを決定するにあたり表示画面上に呼び出されたパーツが他のパーツに連結可能か否かの連結に必要な情報を前記パーツ結合テーブルによって確認しながら眼鏡を構成するパーツを定めていくことを特徴とする発注システムである(このシステムの詳細については、例えば、特開平2000−122011号公報を参照)。
【0057】
以上の実施の形態のシステムを用いれば、フレームカタログの更新を直接フレーム供給側で行うこともできるので、更新が容易であるとともに、常に最新で正確な情報を組み込んでいくことができる。それゆえ、正確なカタログ情報や在庫情報に基づいて正確迅速な発注処理を行うことができる。特に、例えば、縁なしフレーム等は流行の移り変わりが激しいので、顧客の好みを迅速に反映したデザインのものを次々と市場に送り出す必要があ
る。このような場合には、供給できるフレームの正確なカタログ情報や在庫情報をリアルタイムで供給できるか否かが販売促進の観点からも重要なカギとなるので、上記実施の形態のシステムは大きな威力を発揮する。
【0058】
尚、本実施例では縁なし眼鏡について例示しているが、それ以外のリム付フレーム、リムロンフレームなどにも適用可能である。また、発注システムとして、第1、第2の眼鏡システム以外にも特許第2982991号に開示するようなヤゲン付レンズの供給システムを含めることもできる。
【図面の簡単な説明】
【0059】
【図1】本発明の実施の形態にかかる眼鏡の受・発注ネットワークシステムの全体構成を示す図である。
【図2】フレームカタログシステム110による処理内容を示すフロー図である。
【図3】フレームカタログシステム110による処理内容を示すフロー図である。
【図4】フレームカタログシステム110による処理内容を示すフロー図である。
【図5】メニュー画面1を示す図である。
【図6】ブランド検索画面2を示す図である。
【図7】一覧表示画面3を示す図である。
【図8】詳細表示画面4を示す図である。
【図9】詳細表示画面5を示す図である。
【図10】発注リスト登録画面6を示す図である。
【図11】発注確認画面7を示す図である。
【図12】発注結果画面8を示す図である。
【図13】在庫問い合わせ画面9を示す図である。
【図14】在庫状況確認画面10を示す図である。
【図15】条件検索画面11を示す図である。
【図16】条件検索画面12を示す図である。
【図17】条件検索画面13を示す図である。
【図18】条件検索画面14を示す図である。
【図19】一覧表示画面15を示す図である。
【図20】条件検索画面16を示す図である。
【図21】検索結果画面17を示す図である。
【図22】発注履歴照会画面18を示す図である。
【図23】発注履歴詳細画面19示す図である。
【図24】カタログ更新画面20を示す図である。
【図25】お問い合わせ画面21を示す図である。
【図26】お問い合わせ画面22を示す図である。
【図27】お問い合わせ画面23を示す図である。
【図28】ホットニュース画面24を示す図である。
【図29】ホットニュース画面25を示す図である。
【図30】付属資料画面26を示す図である。
【図31】付属資料画面27を示す図である。
【図32】付属資料画面28を示す図である。
【図33】パーツ選択を行なう例を示すフロー図である。
【図34】詳細画面29を示す図である。
【図35】パーツ選択画面30を示す図である。
【図36】パーツ選択画面31示す図である。
【図37】パーツ選択画面32を示す図である。
【図38】パーツ選択画面33を示す図である。
【図39】第1発注システムでパーツ選択を行なう例を示すフロー図である。
【図40】試着画面34を示す図である。
【図41】パーツ選択画面35を示す図である。
【図42】パーツ選択画面36を示す図である。
【図43】パーツ選択画面37を示す図である。
【図44】試着画面38を示す図である。
【図45】試着画面39を示す図である。
【符号の説明】
【0060】
1…発注側端末コンピュータ、2…眼鏡受注側ホストコンピュータ、3…フレームデータベースサーバ、4…フレーム供給側端末コンピュータ、11、31、41…フレームカタログ情報、32、42…フレーム在庫情報、13、33、43…フレーム発注情報。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
発注側コンピュータと、この発注側コンピュータに通信回線を通じて接続されるフレームデータベースサーバと、このフレームデータベースサーバと通信回線を通じて接続されるフレーム供給側コンピュータとを備え、
前記フレームデータベースサーバは、前記フレーム供給側コンピュータから送信されるフレームの電子カタログ情報及びフレーム在庫情報、並びに、前記発注側コンピュータから送信されるフレーム発注情報を含むデータベースを格納する記憶手段と、この記憶手段に格納されているデータベースから前記フレーム発注情報を呼び出して前記フレーム供給側コンピュータに送信する手段とを備え、
前記フレーム供給側コンピュータは、このフレーム供給者側で供給するフレームの電子カタログ情報及び前記フレームの在庫情報、並びに、前記フレームデータベースサーバから送信されるフレーム発注情報を含むデータベースを格納する記憶手段と、この記憶手段からフレーム発注情報を呼び出して納品処理情報を作成して出力する手段を備え、
前記発注側コンピュータは、眼鏡フレームを選定させるための案内画面を表示するディスプレイと、
前記ディスプレイに表示された案内画面の案内に従った入力操作をするための入力手段と、
前記フレームデータベースサーバにアクセスしてその記憶手段に格納されているデータベースから得られたフレームの電子カタログ情報及びフレーム在庫情報のデータを含むデータベースを格納するとともに、このデータベースを基に前記ディスプレイに眼鏡フレームを選定させるための案内画面を表示させてその画面の案内に従って前記入力手段を操作させることにより、発注する眼鏡フレームの商品、玉型、カラー、眼鏡フレームを構成するパーツを選択させて決定するプログラムを格納する記憶手段と、
前記フレームデータベースサーバにアクセスしてその記憶手段に格納されているデータベースの中のフレームの電子カタログ情報をダウンロードして、この発注側コンピュータの前記データベースを更新するカタログ更新手段と、
前記プログラムにより決定された眼鏡フレームにおける在庫情報を前記フレームデータベースサーバにアクセスして受信しこの発注側コンピュータの前記データベースに記憶するとともに、その在庫情報を画面に表示する在庫確認手段と、
前記プログラムにより決定された眼鏡フレームの前記フレーム発注情報を前記フレームデータベースサーバに送信する手段とを備え、
前記プログラムは、前記発注側コンピュータの前記データベースの中のフレームの電子カタログ情報の商品をサーチして、前記入力手段によって入力された検索目的の商品に該当する商品を選び出して決定し、その該当する商品の情報である玉型の一覧情報を取り出すとともに、前記ディスプレイ上に一覧表示する商品検索機能と、
前記商品検索機能によって取り出されて一覧表示された玉型の一覧情報をサーチして、前記入力手段によって入力された検索目的の玉型に該当する玉型を選び出して決定し、その該当する玉型において選択可能なカラーの一覧情報を取り出すとともに、前記ディスプレイ上に一覧表示する玉型検索機能と、
前記玉型検索機能によって取り出されて一覧表示されたカラーの一覧情報をサーチして、前記入力手段によって入力された検索目的のカラーに該当するカラーを選び出して決定し、その決定したカラーにおいて選択可能なサイズの一覧情報を取り出すとともに、前記ディスプレイ上に一覧表示するカラー検索機能と、
前記検索機能によって取り出されて一覧表示されたサイズの一覧情報をサーチして、前記入力手段によって入力された検索目的のサイズに該当するサイズを選び出して決定し、その決定したサイズにおいて眼鏡フレームを構成するブリッジ、パッド、テンプル、モダンの少なくとも1種のパーツについて選択可能なパーツの一覧情報を取り出すとともに、
前記ディスプレイに一覧表示するパーツ検索機能と、前記パーツ検索機能によって取り出されて一覧表示されたパーツの一覧情報をサーチして、前記入力手段により入力された
検索目的のパーツに該当するパーツを選び出して決定するパーツ決定機能とを備えていることを特徴とする眼鏡の受・発注ネットワークシステム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【図21】
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【図22】
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【図23】
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【図24】
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【図25】
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【図26】
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【図27】
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【図28】
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【図29】
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【図30】
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【図31】
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【図32】
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【図33】
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【図34】
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【図35】
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【図36】
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【図37】
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【図38】
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【図39】
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【図40】
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【図41】
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【図42】
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【図43】
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【図44】
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【図45】
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【公開番号】特開2007−249983(P2007−249983A)
【公開日】平成19年9月27日(2007.9.27)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−98716(P2007−98716)
【出願日】平成19年4月4日(2007.4.4)
【分割の表示】特願2001−272415(P2001−272415)の分割
【原出願日】平成13年9月7日(2001.9.7)
【公序良俗違反の表示】
特許法第64条第2項第4号の規定により図面の一部または全部を不掲載とする。
【出願人】(000113263)HOYA株式会社 (3,820)
【出願人】(396015541)HOYAサービス株式会社 (3)
【出願人】(501354691)ツーコインズ株式会社 (1)
【Fターム(参考)】