説明

短い毛ストロークをもたらすためのアクチュエータシステムを備えた電動歯洗浄器具

歯洗浄器具における毛房のタッピング運動をもたらす電動歯洗浄器具のためのアクチュエータシステムの一実施例は、ブラシヘッド12から離れ次いでブラシヘッド12に向かう動きのためのブラシヘッドに装着された複数のピストン要素16を含む。毛房20は該ピストン部材上に配置され、連続して歯に対して及び歯から離れるように動いて洗浄動作をもたらす。1乃至6Hzの範囲内の低周波流体圧力動作40が、歯に対して低周波シーケンスで該毛房の一致を保持し、100乃至300Hzの範囲内の高周波流体圧力動作42が該周波数で該毛房を動かし、歯に対してタッピングする毛動作をもたらし、洗浄をもたらす。他の実施例においては、アクチュエータシステムが、流体圧力により選択された周波数で長軸のまわりに伸長及び収縮する弾性物質からつくられた細長いアクチュエータ部材52を含む。複数のアクチュエータ部56が、該アクチュエータ要素に固定的に装着される。該アクチュエータ部は、該アクチュエータ部材が伸長すると、該アクチュエータ部の上部の橋部63が上方向に動くように構成される。装着された毛房74は、歯に対する洗浄動作をもたらす。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は一般的には、歯に直接向かう及び歯から離れる即ち歯に略垂直な毛の動作を用いる電動歯洗浄器具に関し、更に詳細には、選択された範囲内の周波数及び毛ストロークで動作する斯かる器具に関する。
【背景技術】
【0002】
歯の表面に対する毛のタッピング(tapping)/軽打(light hammering)動作は、歯間領域を含む歯の効果的な洗浄をもたらし得ることが知られている。しかしながら、斯かる器具の有効性は、効果的な結果をもたらす比較的短い毛ストローク及び特定の周波数範囲に依存している。流体(気体又は液体)圧力アクチュエータは、他のタイプのアクチュエータに比べて斯かる器具において一定の設計上の利点を持つが、アクチュエータにより引き起こされる液体のキャビテーションの効果が、80Hzを超える周波数において毛房領域の効果的な動きを妨げる。効果的な洗浄は一般に、100乃至300Hzの範囲の周波数を必要とする。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
従って、効果的なストローク長及び例えば100乃至300Hzのような所望の範囲内の周波数を持つ毛のタッピング動作をもたらすことができる流体圧力アクチュエータを持つことが望ましい。
【課題を解決するための手段】
【0004】
歯洗浄器具の一実施例は、ブラシヘッド部を持つ器具本体であって、前記ブラシヘッド部には、前記ブラシヘッド部の遠端が口の中に入れられたときの歯に向かう及び歯から離れる上下運動のための複数の可動ピストン部材が装着された、器具本体と、歯との洗浄接触のための、前記ピストン部材に装着された毛房と、前記毛房の先端を歯に略連続して一致させるように低周波数で前記ピストン部材を動かすための低周波アクチュエータと、歯に対して高周波数で前記ピストン部材を動かし、前記毛房と歯との間の周期的な接触により歯の洗浄をもたらすための高周波アクチュエータと、を有する。
【0005】
他の実施例は、選択された周波数で長軸のまわりに伸長及び収縮する弾性を持つ細長いアクチュエータ部材を持つ駆動システムを含む器具本体と、前記アクチュエータ部材に固定的に装着された複数のアクチュエータ部であって、前記アクチュエータ部の各々が、前記アクチュエータ部材が伸長すると、前記アクチュエータ部の上部が上方向に動くように構成された、複数のアクチュエータ部と、前記アクチュエータ部の各々の上部に装着された毛房であって、前記器具が口に入れられたときに、前記アクチュエータ部材が伸長すると、前記アクチュエータ部の上部及び前記アクチュエータ部に装着された前記毛房が交互に、歯に向かう及び歯から離れる方向に、外向きに動き次いで戻るように装着された毛房と、を有する。
【図面の簡単な説明】
【0006】
【図1】歯用器具の一部の動作状態の断面図であり、第1の流体圧力アクチュエータの実施例を示す。
【図2】歯用器具の一部の動作状態の断面図であり、第1の流体圧力アクチュエータの実施例を示す。
【図3】歯用器具の一部の動作状態の断面図であり、第1の流体圧力アクチュエータの実施例を示す。
【図4】他の流体圧力アクチュエータの実施例の図である。
【図5】他の流体圧力アクチュエータの実施例の図である。
【図6】他の流体圧力アクチュエータの実施例の図である。
【図7】更に他の流体圧力アクチュエータの実施例の図である。
【図8】更に他の流体圧力アクチュエータの実施例の図である。
【図9】更に他の流体圧力アクチュエータの実施例の図である。
【図10】更に他の流体圧力アクチュエータの実施例の図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
図1乃至3は、歯用器具におけるアクチュエータアセンブリ及びブラシヘッドアセンブリの一実施例を示す。アクチュエータアセンブリ10及びブラシヘッドアセンブリ12は、器具筐体部14に配置される。複数のピストン16は、該ブラシヘッドアセンブリにおける上下運動のために装着される。筐体14及びピストン16は、典型的にはプラスチック材料からつくられる。一実施例においては、全部で5個の別個のピストンがあるが、この数は変更されても良い。
【0008】
各ピストン16の上面には、複数の毛房20が装着される。典型的には、各ピストンは、5個以上の範囲の幾つかの毛房を持つ。斯くして毛房は、サイズ、構成及び材料が変更されても良い約90個の毛又はフィラメントを含む。一実施例においては、該毛/フィラメントは、6ミルの直径を持ち、ピストンの上端から約8mm延在している。
【0009】
筐体14は、2つの流体路22及び24を含む。流体路22及び24は、筐体壁及び該筐体の長さに対して延在する内側筐体部材34によって定義される。ブラシヘッドアセンブリの近端における流体路22及び24への入口は、貫通流れ開口28及び30である。流れ開口28は狭く、図示される実施例においては約1mmの幅である。流れ開口28は、筐体の幅全体に亘って延在する。流れ開口30はより大きく、約3mmの幅であり、ブラシヘッドの略幅全体に亘って延在する。流れ開口28及び30は、筐体14の一部である流れヘッダ要素32及び34により定義される。流れヘッダ要素32は、筐体の上側壁から下向きに延在し、流れヘッダ要素34は内側部材34の近端に配置される。流れ開口のサイズは、ブラシヘッドの所望の動作に応じて或る程度変更されても良いが、一方の開口は非常に狭く、他方が大きくなければならない。
【0010】
図1において筐体14の後部に向かって、低周波ばね部材アクチュエータ40及び高周波アクチュエータアセンブリ42が配置され、高周波アクチュエータアセンブリ42は、一実施例においては、筐体14の内面と流体密封接触するピストン要素に対する線形アクチュエータである。水のような流体が、ピストン部材の前方において筐体14に存在する。ばね部材40及び高周波アクチュエータアセンブリ42は、流体に対して動作し、ブラシヘッドピストン16の上下動をもたらし、それ故該ピストンに装着された毛房20の上下動をもたらす。ばね部材40は、好適には1乃至6Hzの範囲内の低周波流体圧力動作をもたらすが、該周波数は僅かに高くても良く、一方で高周波アクチュエータアセンブリ42は、100乃至300Hzの範囲内の高周波流体圧力動作をもたらす。それ故、筐体内の流体に対して組み合わせられた低周波/高周波動作が存在し、低周波動作上に高周波動作が重ねられる。
【0011】
図1は、ヌル位置即ちシステムが動作していないときの器具を示し、全てのピストン16が同じ中間位置にあり、毛房の先端が同一平面上にある。図2は、ばね部材40の低周波動作による毛の動作を示し、流体が狭い開口28を通って流される。低周波数(1乃至6Hz)の流体動作は、口腔の形状に毛が合致する/調節されることに帰着し、即ち毛房が、それぞれの個々のピストン上の毛房が比較的長い時間の間歯に対して連続して動かされるように低周波数で動く。毛房のそれぞれは次いで歯に接触し、低周波アクチュエータの周波数に従って歯と接触したままとなる。
【0012】
線形アクチュエータ/ピストンアセンブリ42により生成される高周波流体圧力動作(100乃至300Hz)は、ばね部材40によりもたらされる低周波流体圧力動作に重ねられる。該高周波動作は、100Hzと300Hzとの間で毛房の動きの周波数をもたらす。高周波動作をもたらす流体は、広い流れ開口30を通って移動し、ピストン16に動作する高周波流体路における流体により、図3に示されるように、毛房の効果的なタッピング動作に帰着する。該ピストン動作は、100乃至300Hzの周波数範囲内であり、歯に対する毛房のタッピング又は軽打動作をもたらし、歯の効果的な洗浄に帰着する。
【0013】
それ故、本実施例においては、低周波及び高周波の流体動作の組み合わせが、短い毛房ストロークを持つ効果的な洗浄に帰着する。本例においては、毛房の高周波運動が歯と略接触している毛から始まり、まず該高周波流体動作のサイクルの前半の間は歯から離れるように動き、次いでタッピング/軽打動作を伴う後半においては歯に接触するように戻るため、本例における毛房のストロークは短い。自然な位置においては、毛は一般的に歯から離れている代わりに歯に合致している。このことは、毛房の短いストロークに帰着し、限られた空間においては有用であり、更に歯の離れた領域即ち歯間領域に毛が容易に到達することをも可能にする。
【0014】
図4乃至6は、以上の実施例の変形例を示す。該変形例は、内部流体路35を持つブラシヘッド筐体34を含み、水等の流体がピストン部材37の右側にある。ばねアクチュエータ36は低周波流体動作をもたらし、線形アクチュエータはピストン要素37に動作して、流路35において前後に動き、高周波流体動作をもたらす。該ブラシヘッドは、複数の毛房38Aが装着された、複数のピストン部材38を含む。該実施例は、狭い入口41を持つ第1の流体部40と、大きな入口44を持つ第2の流体部43とを含む。流体は、低周波ばね部材(1乃至6Hz)の動作により狭い入口41を通って第1の流体部40に移動し、高周波アクチュエータ(100乃至300Hz)の動作により大きな入口44を通って第2の部分43に移動する。低周波動作は一般的に毛の先端を歯の表面に合致させ、高周波動作は歯に対する毛房の高周波タッピング動作をもたらして、洗浄動作をもたらす。斯くして、2つの流体動作は事実上重ねられる。
【0015】
他の実施例が図7乃至10に示される。本実施例においては、歯用器具50は、アクチュエータ53から延在するアクチュエータロッド52を含む。アクチュエータロッド52は、複数のアクチュエータ部56(図8及び9)を連結する。特定の器具についてアクチュエータ部の数は変更されても良いが、典型的な数は7個である。通常、効果的な洗浄のためには4個が必要となるが、幾つかの状況においては、より少ない数で十分となる。図8及び9を参照すると、個々のアクチュエータ部はABSプラスチックのような硬質プラスチックからできており、弾性アクチュエータロッド52に固定的に装着される。アクチュエータロッド52は、柔軟な弾性管又はホースの形をとり、約2mmの静止時の直径を持つ。
【0016】
動作時には、アクチュエータ53が弾性アクチュエータロッドに動作し、前述した実施例と同様に、例えば100乃至300Hzの範囲内の選択された周波数で交互に、静止位置から伸長し次いで静止位置に戻るよう収縮する。伸長の間、中間位置に戻る前の該弾性ロッドの直径は約200ミクロンであるが、この値は変更されても良い。斯かるアクチュエータロッドの直径の増大及び減少は、該アクチュエータロッドに対して各アクチュエータ部56の外向きの対向する伸長を引き起こす。
【0017】
アクチュエータ部の伸長動作は、図8及び9に略明確に示された、独特の構造によるものである。各アクチュエータ部は一般的に全体として楕円形の形状をとり、上面60を持つ下部基部58を含む。下部基部58の対向する端61、62には、狭い屈曲した橋部材63が接続されている。図示される実施例においては、アクチュエータ部はそれぞれ12.5mmの長さ、10mmの高さ、及び3mmの厚さ(前後方向)を持つ。橋部材63は約0.5mmの幅(上下方向)を持つが、それぞれ橋部材63の対向する端部(下部基部58に接合する場所)及び橋部材63の中間点に配置された3つのヒンジ部66、68及び70は除く。ヒンジ部の各々は、約0.2mmの幅である。
【0018】
各橋部材63の上面72からは、複数の毛房74が延在する。毛房の数は変更されても良いが、典型的な数は12の範囲内であり、各毛房は例えばそれぞれ90本の毛を含む。個々の毛はサイズ及び構成が変更されても良いが、歯を洗浄するための典型的な毛であり即ち約8mmの長さと6ミルの直径とを持つ。
【0019】
下部58は、アクチュエータロッドのための開口70を持ち、開口70から下部58の端まで下向きに延在するスロット76を含む。開口70の上には、下部の中央線の対向する側から延在する2つの楕円形状の部分を有する別の開口78が配置される。狭いスロット80は、開口70を開口78に接続する。開口78と下部58の上面60との間には、更なる小さな円形の開口82が配置される。開口82を挟んだ両側には、2つの狭いヒンジ部86及び88があり、それぞれ約1mmの幅(上下方向)を持つ。
【0020】
動作時には、アクチュエータ53の動作によりアクチュエータロッド52が伸長及び収縮し、下部58の2つの鏡像部84、85が、ヒンジ部86及び88のまわりに、僅かに外側に向かって互いから離れるように動く。このことは、内部にあるヒンジ部66、68及び70のため、橋部材63の上下運動を引き起こし、毛房74の歯に向かう及び歯から離れる対応する上下運動をもたらす。該運動は、歯の洗浄をもたらすタッピング/軽打動作である。
【0021】
アクチュエータロッドの伸長に対する橋部材63の上述した動きは増幅係数と呼ばれ、即ちアクチュエータロッドの比較的小さな伸長が、毛房の増幅された(より大きな)動きをもたらす。図示された構造では、少なくとも7であり40までの増幅係数(率)が可能である。一例としては、アクチュエータロッドの0.25mmの伸長が、毛房の1mmのストロークに帰着する。斯くして、本実施例における重要な概念は、アクチュエータロッド要素の比較的小さな伸長が、効果的な毛房のストローク長をもたらし得る点である。
【0022】
従って、比較的短い毛房ストローク及び/又はアクチュエータ要素の小さな動きにより効果的な毛房動作をもたらし、歯に直接向かう及び歯から離れる毛房の効果的なタッピング/洗浄動作をもたらし得る実施例が開示された。
【0023】
本発明の好適な実施例が説明の目的のために開示されたが、請求項により定義される精神から逸脱することなく、種々の変更、修正及び代替が実施例に組み込まれ得ることは理解されるべきである。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
歯洗浄器具であって、
ブラシヘッド部を持つ器具本体であって、前記ブラシヘッド部には、前記ブラシヘッド部の遠端が口の中に入れられたときの歯に向かう及び歯から離れる上下運動のための複数の可動ピストン部材が装着された、器具本体と、
歯との洗浄接触のための、前記ピストン部材に装着された毛房と、
前記毛房の先端を歯に略連続して一致させるように低周波数で前記ピストン部材を動かすための低周波アクチュエータと、
歯に対して高周波数で前記ピストン部材を動かし、前記毛房と歯との間の周期的な接触により歯の洗浄をもたらすための高周波アクチュエータと、
を有する歯洗浄器具。
【請求項2】
前記毛洗浄動作は、歯に対するタッピング動作である、請求項1に記載の歯洗浄器具。
【請求項3】
前記高周波数は前記低周波数より少なくとも30倍高い、請求項1に記載の歯洗浄器具。
【請求項4】
前記低周波数は1乃至6Hzの範囲内であり、前記高周波数は100乃至300Hzの範囲内である、請求項1に記載の歯洗浄器具。
【請求項5】
前記ブラシヘッドは、前記ピストン部材を作動させるための低周波流体路及び高周波流体路を含み、前記低周波アクチュエータは、流体を狭い入口を通して主に前記低周波流体路へと移動させ、前記高周波アクチュエータは、流体を広い入口を通して前記高周波流体路へと移動させる、請求項1に記載の歯洗浄器具。
【請求項6】
前記低周波アクチュエータはばね部材であり、前記高周波アクチュエータは線形アクチュエータ又はピストンアセンブリである、請求項5に記載の歯洗浄器具。
【請求項7】
前記高周波アクチュエータは前記ばね部材に装着される、請求項6に記載の歯洗浄器具。
【請求項8】
歯洗浄器具であって、
選択された周波数で長軸のまわりに伸長及び収縮する弾性を持つ細長いアクチュエータ部材を持つ駆動システムを含む器具本体と、
前記アクチュエータ部材に固定的に装着された複数のアクチュエータ部であって、前記アクチュエータ部の各々が、前記アクチュエータ部材が伸長すると、前記アクチュエータ部の上部が上方向に動くように構成された、複数のアクチュエータ部と、
前記アクチュエータ部の各々の上部に装着された毛房であって、前記器具が口に入れられたときに、前記アクチュエータ部材が伸長すると、前記アクチュエータ部の上部及び前記アクチュエータ部に装着された前記毛房が交互に、歯に向かう及び歯から離れる方向に、外向きに動き次いで戻るように装着された毛房と、
を有する歯洗浄器具。
【請求項9】
前記毛房は、前記アクチュエータ部材の伸長の量の少なくとも7倍の距離を移動する、請求項8に記載の歯洗浄器具。
【請求項10】
前記毛房は、前記アクチュエータ部材の伸長の約40倍の距離を移動する、請求項8に記載の歯洗浄器具。
【請求項11】
前記アクチュエータ部の各々が基部及び上部の狭い橋部を含み、前記橋部と前記基部との間には空き領域があり、前記基部は第1の開口から前記アクチュエータ部の前記基部の端まで延在するスロットを含み、前記第1の開口を通って前記アクチュエータ部材が延在し、前記アクチュエータ部の各々は更に、前記第1の開口の上の前記アクチュエータ部の中央線の対向する側において前記基部におけるヒンジ部を含み、前記橋部は3つのヒンジ部を含み、前記ヒンジ部の1つは前記橋部が前記基部に接合する各端にあり、前記ヒンジ部の他の1つは前記ヒンジ部の略中央点にあり、前記アクチュエータ部材の直径が大きくなると、前記基部の2つの部分が前記基部ヒンジ部のまわりに互いから離れる方向に動き、前記橋部を前記毛房に沿って上方向に動かす、請求項8に記載の歯洗浄器具。
【請求項12】
前記アクチュエータ部は外形が楕円形である、請求項11に記載の歯洗浄器具。
【請求項13】
前記アクチュエータ部材及び前記毛房の運動の周波数は、100乃至300Hzの範囲内である、請求項8に記載の歯洗浄器具。
【請求項14】
前記アクチュエータ部は硬質プラスチックから作られる、請求項8に記載の歯洗浄器具。
【請求項15】
前記基部は、前記第1の開口の上に前記アクチュエータ部の中央線について対称な第2の開口を含み、前記アクチュエータ部の前記基部は更に、前記第2の開口と前記基部の上面との間に第3の開口を含み、前記第1及び第2のヒンジ部は、前記第2の開口及び前記第3の開口の両側により部分的に定義される、請求項8に記載の歯洗浄器具。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【公表番号】特表2012−513797(P2012−513797A)
【公表日】平成24年6月21日(2012.6.21)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−542939(P2011−542939)
【出願日】平成21年12月4日(2009.12.4)
【国際出願番号】PCT/IB2009/055522
【国際公開番号】WO2010/076696
【国際公開日】平成22年7月8日(2010.7.8)
【出願人】(590000248)コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ (12,071)
【Fターム(参考)】