砂の輸送及び流動体化した積み降ろしのためのばら積み船の装置
砂の輸送及び流動体化した積み降ろしのためのばら積み船(1)の装置であって、積み降ろしパイプ(24)がばら積み船(1)の船倉(2)の少なくとも一つと連通しており、且つ積み降ろしパイプ(24)が水中のパイプコネクタ(30)に接続されている。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、砂の輸送及び流動体化した積み降ろしのためのばら積み船に関する。より具体的には、積み降ろしパイプがばら積み船の船倉の少なくとも一つと連通している、砂の輸送及び流動体化した積み降ろしのためのばら積み船に関する。
【0002】
以下では、「ばら積み船(bulk ships)」という用語は、英語で「乾燥ばら積み運搬船(dry bulk carriers)」を意味する。
【背景技術】
【0003】
陸地を得るために海の領域を埋め立てるとき、しばしば大量の物質が必要とされる。従来技術によれば、いわゆる自己積み降ろし浚渫船TSHD(「船尾吸引ホッパー浚渫船」)が、普通は使われる。積み込み場所から積み降ろし場所までの輸送の間に、その物質は船体内のサイロ状の区画に置かれる。物質は、船体の底部を開けることによって、例えば、お互いに対して動かされることが可能なように構成された2つの部分に形成された船殻によって、積み降され得る。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】米国特許第3445008号明細書
【特許文献2】米国特許第4033470号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、言及されているタイプの船体は、大量の物質を長い距離に渡って運搬することに特に適している訳ではなく、特に、外海領域での輸送は問題になる。この理由は、これらの船体が建造及び運行にあたって比較的高価であることを考慮すると、また、それらの比較的制約された運搬容量のために、経済性に関係している。
【0006】
積み降ろしの前及び間に物質を流動体化することが知られている。そのために、米国特許第3445008号は、船体の船倉の下部が水及び物質をポンプで排出する前に水で満たされる方法及び装置を記述している。
【0007】
米国特許第4033470号から、ノズル及び加圧水を使って積荷を流動体化することが知られている。
【0008】
船倉内での物質の輸送は、一般的に、船倉が閉じられなければならないこと、及び外海での輸送の間に積荷が乾燥していると分類されなければならないことを、必要とする。
【0009】
浚渫された物質を運搬するためのばら積み船の使用が提案されている。特許出願第19986101号は、積荷の表面に置かれるべき積み降ろし装置を記述しており、その装置は、積荷を流動体化してポンプで排出することを可能にするように構成されている。しかし、そのような解決策の積み降ろし容量が不十分であることが証明されてきている。
【0010】
本発明の目的は、従来技術の不利益の少なくとも一つを取り除くか又は低減することである。
【課題を解決するための手段】
【0011】
本発明によれば、その目的は、以下の記述及び引き続く請求項に開示されている特徴によって、達成される。
【0012】
砂の輸送及び流動体化した積み降ろしのためのばら積み船が提供され、積み降ろしパイプがこのばら積み船の船倉の少なくとも一つと連通しており、且つ積み降ろしパイプが水中のパイプコネクタに接続されている。
【0013】
このタイプのばら積み船は喫水が比較的深く、しばしばタンクトップと称される船倉の床から甲板まで、比較的大きな高さをもたらす結果となる。コネクタを水面下に配置することによって、積み降ろしパイプは、船の甲板を横切って積み降ろしパイプを延長される必要なしに、外部スラリーポンプに接続され得る。
【0014】
実用的な条件に応じて、パイプコネクタは、好ましくは水中のスラリーポンプが設けられた砂受取器との接続のために、ばら積み船の側面、底部、又はいくつかの他の適切な場所に位置され得る。
【0015】
パイプコネクタは、ばら積み船に接続された第1のコネクタ部と、砂受取器に接続された開放可能な第2のコネクタ部と、を備え得る。
【0016】
開放可能な第2のコネクタ部には、コネクタ部に接続されているロープ、ワイヤ、チェーンなどの形態のガイドロープが設けられ得て、そのロープは、典型的には、第2のコネクタ部を第1のコネクタ部の上に引き込むために使用される。
【0017】
開放可能な第2のコネクタ部はまた、ばら積み船の外側に位置する操作アームによって、第1のコネクタ部の上に又はその内部に移動され得る。
【0018】
開放可能な第2のコネクタ部は、ばら積み船の上の導入部に合致するように、相補的な形状をし得る。導入部は、例えば漏斗形状であり得て、あるいは、ガイドから構成され得る。
【0019】
積み降ろしパイプは、海水流入口に選択的に接続され得る。例えば、海水流入口は、積み降ろしに先立って船倉に海水を充填するために、且つスラリーポンプの起動の間に積み降ろしパイプを通して水を流すために、使用され得る。
【0020】
積み降ろしパイプは、少なくとも一つの船倉内の排水パイプに選択的に接続され得る。それによって、積み降ろしパイプは、流動体化した砂の積み込みの間に、船倉からの過剰な水の排水のために、使用され得る。積み降ろしパイプは、船倉から及びばら積み船の外への過剰な水の輸送のために、排水ポンプに選択的に接続され得る。有利なことには、排水ポンプはばら積み船の船上に置かれ得る。
【0021】
ばら積み船には、船の側部に閉鎖可能な排水開口が設けられ得て、水が船倉の特定のレベルに達すると、そこを通って放出される。
【0022】
ばら積み船に沿って延在している積み込みパイプは、船倉に選択的に接続される。流動体化した砂は、積み込みコネクタを介して浚渫器から供給され、所望の船倉内に運ばれ、その内部で、流動体化した砂は広げ装置によって広げられる。
【0023】
積み込みパイプは、船倉の下部に位置する流動体化パイプに選択的に接続され得る。それによって、砂の流動体化のための水が、積み降ろしの間に、積み込みコネクタ及び積み込みパイプを介して、積み降ろし対象の船倉に向かって供給され得る。
【0024】
本発明に従った装置は、流動体化した砂のばら積み船からの積み降ろしの間に、外部スラリーポンプの使用を許容する。本発明はこれより、従来のばら積み船がそのような輸送に対して比較的適度なコストで準備され得る限りにおいては、砂の長距離輸送を経済的に実現可能なものにすることに貢献する。
【発明の効果】
【0025】
本発明によれば、従来技術の不利益の少なくとも一つを取り除くか又は低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0026】
好適な実施形態の一例が以下に記述されており、且つ添付の図面に描かれている。
【図1】本発明に従って準備されたばら積み船の中央部の側面図を示す図である。
【図2】図1のばら積み船の平面図を示す図である。
【図3】図2の断面IIa−IIaを示す図である。
【図4】図1の断面I−Iを示す図である。
【図5】図2の断面IIb−IIbを、いくらか大きなスケールで示す図である。
【図6】図2の断面IIc−IIcを示す図である。
【図7】図2の断面IId−IIdを示す図である。
【図8】第1のコネクタ部の中に動かされる第2のコネクタ部を有する本発明に従ったパイプコネクタを、より大きなスケールで示す図である。
【図9】第2のコネクタ部を第2のコネクタ部の中に動かした後の図8のパイプコネクタを示す図である。
【図10】図9の断面を、さらにより大きなスケールで示す図である。
【図11】パイプコネクタの代替的な実施形態を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0027】
図面において、参照番号1は、ハッチ4を有する船倉2を備えたばら積み船を示し、船倉2は隔壁6によって区画されている。ハッチ4はまた、積み込み及び積み降ろしの間に閉じられ得る。
【0028】
本質的に既知の設計の積み込みコネクタ10に接続された積み込みパイプ8は、ばら積み船1に沿って船倉2の上方を延在する。積み込みパイプ8には、各船倉2に対して積み込みバルブ12が設けられている。いくつかの船倉2は、積荷のためには使用されない。その理由は、積載荷重(load)に関連する条件であり得て、あるいは、それらが技術的な装置のために割り当てられて(リザーブされて)いるからである。
【0029】
流入する流動体化された砂を船倉2内に分配するために、分配プレート14が、各々の積み込みバルブ12の下に配置されている。
【0030】
流動体化バルブ16及び縦樋18を介して、積み込みパイプ8は、タンクトップ22の上の本質的に既知の設計の流動体化パイプ20に接続される。
【0031】
積み降ろしパイプ24は、ばら積み船1に沿って隔壁6を通って延在するように、タンクトップ22の上に配置されている。図3及び図4を参照のこと。それぞれの積み降ろしバルブ26を介して、積み降ろしパイプ24は、砂の積荷のために使用される船倉2と連通する。その中央部には、コネクタバルブ28を介して、積み降ろしパイプ24はパイプコネクタ30に接続される。その端部において、流入口バルブ32を介して、積み降ろしパイプ24は海水流入口34に接続されている。
【0032】
排水バルブ36を介して、積み降ろしパイプ24は、本質的に既知の設計の排水タワーの形態の排水パイプ38に接続される。
【0033】
三方向ポンプバルブ42を介して、排水ポンプ40は、積み降ろしパイプ24及び海水のためのポンプ流入口43に接続される。排水ポンプ40の流出口44は、ばら積み船1の外側に、水面上又は水面下で放水する。三方向ポンプバルブ45及び中間パイプ47を介して、流出口44は積み込みパイプ8に接続され、流動体化した水が船倉2に送達されることを可能にする。図3及び図5を参照のこと。
【0034】
この好適な実施形態では、パイプコネクタ30が、ばら積み船1の船側46に配置され、第1のコネクタ部48が、漏斗形状の導入部50によって船側46に接続されている。
【0035】
例えばチューブの形態のフレキシブルなパイプ54を介して、第2のコネクタ部52は砂受取器(図示せず)に接続される。第2のコネクタ部52は、それがガイドロープ56によって第1のコネクタ部48に引き込まれることを可能にするように、構成されている。
【0036】
コネクタバルブ28を介して、積み降ろしパイプ24は第1のコネクタ部48に接続されている。第1のコネクタ部48は、積み降ろしパイプ24の外径よりも大きな内径を有する主パイプ58を備える。主パイプ58はアダプタスリーブ60から延在しており、その上に且つ導入部50に向かって、積み降ろしパイプ24が接続されている。主パイプ58は、積み降ろしパイプ24と船側46との間のシール接続を形成する。
【0037】
好ましくは2つのスタッフィングボックス(パッキン箱)62を解して(図10を参照のこと)、主ロープ56が、アダプタスリーブ60を通って可動な方法で延在している。有利なことには、漏れ検出器(図示せず)がスタッフィングボックス(パッキン箱)62の間に搭載され得る。
【0038】
積み降ろしパイプ24には、第1のコネクタ部48に向き合っている端部で、円錐状のシール表面64が形成されている。
【0039】
内部では、主パイプ58には2つのリングシールホルダ66が設けられており、これらは好ましくは、膨張可能なリングシール68を有している。ガイドスリーブ70が、リングシールホルダ66の間に配置されている。
【0040】
それぞれの引き込みフック76に各々接続された水力シリンダの形態のアクチュエータ74が、ガイドスリーブ70の内部の凹部72に配置されている。傾斜チャック78に耐える引き込みフック76は、主パイプ58内で積み降ろしパイプ24に向かって動かされるときに、主パイプ58に対して内向きに半径方向に動かされることを可能にするように、構成されている。
【0041】
第2のコネクタ部52は、外部ガイドパイプ80と、フレキシブルなパイプ54に接続された内部パイプ82とを備えている。その立ち上がり端部で、第2のコネクタ部52には、積み降ろしパイプ24の円錐状シール表面64に相補的に合致するように、内部円錐端リング84が形成されている。外部ガイドパイプ80を内部パイプ82に接続する端リング84には、ガイドロープ56のための取り付け具86が設けられている。引き込みフック76によって捕捉されることを可能にするように構成されたフックリング88が、ガイドパイプ80を取り囲んでいる。
【0042】
ばら積み船1に積荷が積載されるとき、浚渫器(図示せず)が積み込みコネクタ10に接続される。積載対象の船倉2に対応する積み込みバルブ12が開けられ、その後に、流動体化された砂が、積み込みコネクタ10、積み込みパイプ8、及び特定の積み込みバルブ12を介して、船倉2内にポンプで入れられる。流動体化された砂は分配プレート14の上に落下して、船倉2の内部に広げられる。同時に、過剰な水が船倉2から、排水パイプ38、排水バルブ36、積み降ろしパイプ24、ポンプバルブ42、排水ポンプ40、及び流出口44を介して、海に流れ出す。積み込みが完了すると、排水バルブ36及びポンプバルブ42が閉じられ、排水ポンプ40が止められる。
【0043】
積み降ろしに先立って、一つ又はそれ以上の船倉2に、海水流入口34、流入口バルブ32、積み降ろしパイプ24、及び積み降ろしバルブ26を介して水が供給され得る。所望の量の水で船倉が満たされると。積み降ろしバルブ26が閉じられる。
【0044】
使用されないときには第1のコネクタ部48を通って船側46に沿って延在するガイドロープ56は、取り付け具86によって、第2のコネクタ部52の端リング84に接続される。
【0045】
それから、第2のコネクタ部52は、第2のコネクタ部52がガイドスリーブ70に引き込まれている図8に示されるように、ガイドロープ56によって、導入部50及び第1のコネクタ部48を通って引き込まれる。図9で、第2のコネクタ部52は、第1のコネクタ部48の内部の接続位置にあり、アクチュエータ74が、それぞれの引き込みフック76を動かしてフックリング88に突き当てており、且つ円錐状端リング84を動かして円錐状シール表面64に対してシール状態で突き当てている。端シール68は、ガイドパイプ80に対してシールするように活性化されている。漏れ検出器(図示せず)が、リングシール68の間に配置され得る。
【0046】
それから、コネクタバルブ28が開かれ得て、スラリーポンプ(図示せず)が起動され得る。これより水が、海水流入口34から、積み降ろしパイプ24、コネクタバルブ28、パイプコネクタ30、及びフレキシブルなパイプ54を介して循環され得る。流入口バルブ32が閉じられて特定の積み降ろしバルブ26が開けられると、流動体化された砂が船倉2からばら積み船1の外に、積み降ろしバルブ26、積み降ろしパイプ24、コネクタバルブ28、及びパイプコネクタ30を介して流れ出る。
【0047】
船倉2内の砂の流動体化のための海水は、積み込みコネクタ10、積み込みパイプ8、特定の流動体化バルブ16、縦樋18、及び流動体化パイプ20を介して、ポンプで入れられる。あるいは、流動体化のための海水は、ポンプ流入口43、ポンプバルブ42、排水ポンプ40、三方向バルブ45、及び中間パイプ47を介して、積み込みパイプ8内にポンプで入れられ得る。
【0048】
積み降ろしが実行されると、第2のコネクタ部52は、上述のように、ただし逆の順序で、第1のコネクタ部48から切り離される。
【0049】
代替的な実施形態では(図11を参照のこと)、パイプコネクタ30には、パイプフランジ90が設けられた第2のコネクタ部52が形成されている。パイプフランジ90は、船側46に固定されたガイド形状の導入部92の内部で移動可能である。パイプフランジ90は、第1のコネクタ部48のシール部94に対応しており、シール部94は拡張可能なシール96を備えている。シール部94においてガイド形状の導入部92は、船側46に向かう方向に付勢され得る。
【0050】
この代替的な実施形態にしたがって第2のコネクタ部52が第1のコネクタ部48に接続されるべきとき、パイプフランジ90は、ガイド形状の導入部92の内部で係合するように動かされて、その後に、第2のコネクタ部52がガイド形状の導入部92に沿って、パイプフランジ90がシール部94に対応するまで動かされて、そのときにシール96が活性化される。切り離しは、逆の順序で実行される。
【符号の説明】
【0051】
1 ばら積み船、2 船倉、4 ハッチ、6 隔壁、8 パイプ、10 コネクタ、12 積み込みバルブ、14 分配プレート、16 流動体化バルブ、18 縦樋、20 流動体化パイプ、22 タンクトップ、24 積み降ろしパイプ、26 積み降ろしバルブ、28 コネクタバルブ、30 コネクタ、32 流入口バルブ、34 海水流入口、36 排水バルブ、排水パイプ、40 排水ポンプ、42 三方向ポンプバルブ、43 ポンプ流入口、44 流出口、45 三方向ポンプバルブ、46 船側、47 中間パイプ、48 第1のコネクタ部、50 導入部、52 第2のコネクタ部、54 フレキシブルなパイプ、56 ガイドロープ、58 主パイプ、60 アダプタスリーブ、62 スタッフィングボックス、64 シール表面、66 リングシーリングホルダ、70 ガイドスリーブ、72 凹部、74 アクチュエータ、76 引き込みフック、78 傾斜チャック、80 外部ガイドパイプ、82 内部パイプ、84 内部円錐端リング、86 取り付け具、88 フックリング、90 パイプフランジ、92 導入部、94 シール部、96 シール。
【技術分野】
【0001】
本発明は、砂の輸送及び流動体化した積み降ろしのためのばら積み船に関する。より具体的には、積み降ろしパイプがばら積み船の船倉の少なくとも一つと連通している、砂の輸送及び流動体化した積み降ろしのためのばら積み船に関する。
【0002】
以下では、「ばら積み船(bulk ships)」という用語は、英語で「乾燥ばら積み運搬船(dry bulk carriers)」を意味する。
【背景技術】
【0003】
陸地を得るために海の領域を埋め立てるとき、しばしば大量の物質が必要とされる。従来技術によれば、いわゆる自己積み降ろし浚渫船TSHD(「船尾吸引ホッパー浚渫船」)が、普通は使われる。積み込み場所から積み降ろし場所までの輸送の間に、その物質は船体内のサイロ状の区画に置かれる。物質は、船体の底部を開けることによって、例えば、お互いに対して動かされることが可能なように構成された2つの部分に形成された船殻によって、積み降され得る。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】米国特許第3445008号明細書
【特許文献2】米国特許第4033470号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、言及されているタイプの船体は、大量の物質を長い距離に渡って運搬することに特に適している訳ではなく、特に、外海領域での輸送は問題になる。この理由は、これらの船体が建造及び運行にあたって比較的高価であることを考慮すると、また、それらの比較的制約された運搬容量のために、経済性に関係している。
【0006】
積み降ろしの前及び間に物質を流動体化することが知られている。そのために、米国特許第3445008号は、船体の船倉の下部が水及び物質をポンプで排出する前に水で満たされる方法及び装置を記述している。
【0007】
米国特許第4033470号から、ノズル及び加圧水を使って積荷を流動体化することが知られている。
【0008】
船倉内での物質の輸送は、一般的に、船倉が閉じられなければならないこと、及び外海での輸送の間に積荷が乾燥していると分類されなければならないことを、必要とする。
【0009】
浚渫された物質を運搬するためのばら積み船の使用が提案されている。特許出願第19986101号は、積荷の表面に置かれるべき積み降ろし装置を記述しており、その装置は、積荷を流動体化してポンプで排出することを可能にするように構成されている。しかし、そのような解決策の積み降ろし容量が不十分であることが証明されてきている。
【0010】
本発明の目的は、従来技術の不利益の少なくとも一つを取り除くか又は低減することである。
【課題を解決するための手段】
【0011】
本発明によれば、その目的は、以下の記述及び引き続く請求項に開示されている特徴によって、達成される。
【0012】
砂の輸送及び流動体化した積み降ろしのためのばら積み船が提供され、積み降ろしパイプがこのばら積み船の船倉の少なくとも一つと連通しており、且つ積み降ろしパイプが水中のパイプコネクタに接続されている。
【0013】
このタイプのばら積み船は喫水が比較的深く、しばしばタンクトップと称される船倉の床から甲板まで、比較的大きな高さをもたらす結果となる。コネクタを水面下に配置することによって、積み降ろしパイプは、船の甲板を横切って積み降ろしパイプを延長される必要なしに、外部スラリーポンプに接続され得る。
【0014】
実用的な条件に応じて、パイプコネクタは、好ましくは水中のスラリーポンプが設けられた砂受取器との接続のために、ばら積み船の側面、底部、又はいくつかの他の適切な場所に位置され得る。
【0015】
パイプコネクタは、ばら積み船に接続された第1のコネクタ部と、砂受取器に接続された開放可能な第2のコネクタ部と、を備え得る。
【0016】
開放可能な第2のコネクタ部には、コネクタ部に接続されているロープ、ワイヤ、チェーンなどの形態のガイドロープが設けられ得て、そのロープは、典型的には、第2のコネクタ部を第1のコネクタ部の上に引き込むために使用される。
【0017】
開放可能な第2のコネクタ部はまた、ばら積み船の外側に位置する操作アームによって、第1のコネクタ部の上に又はその内部に移動され得る。
【0018】
開放可能な第2のコネクタ部は、ばら積み船の上の導入部に合致するように、相補的な形状をし得る。導入部は、例えば漏斗形状であり得て、あるいは、ガイドから構成され得る。
【0019】
積み降ろしパイプは、海水流入口に選択的に接続され得る。例えば、海水流入口は、積み降ろしに先立って船倉に海水を充填するために、且つスラリーポンプの起動の間に積み降ろしパイプを通して水を流すために、使用され得る。
【0020】
積み降ろしパイプは、少なくとも一つの船倉内の排水パイプに選択的に接続され得る。それによって、積み降ろしパイプは、流動体化した砂の積み込みの間に、船倉からの過剰な水の排水のために、使用され得る。積み降ろしパイプは、船倉から及びばら積み船の外への過剰な水の輸送のために、排水ポンプに選択的に接続され得る。有利なことには、排水ポンプはばら積み船の船上に置かれ得る。
【0021】
ばら積み船には、船の側部に閉鎖可能な排水開口が設けられ得て、水が船倉の特定のレベルに達すると、そこを通って放出される。
【0022】
ばら積み船に沿って延在している積み込みパイプは、船倉に選択的に接続される。流動体化した砂は、積み込みコネクタを介して浚渫器から供給され、所望の船倉内に運ばれ、その内部で、流動体化した砂は広げ装置によって広げられる。
【0023】
積み込みパイプは、船倉の下部に位置する流動体化パイプに選択的に接続され得る。それによって、砂の流動体化のための水が、積み降ろしの間に、積み込みコネクタ及び積み込みパイプを介して、積み降ろし対象の船倉に向かって供給され得る。
【0024】
本発明に従った装置は、流動体化した砂のばら積み船からの積み降ろしの間に、外部スラリーポンプの使用を許容する。本発明はこれより、従来のばら積み船がそのような輸送に対して比較的適度なコストで準備され得る限りにおいては、砂の長距離輸送を経済的に実現可能なものにすることに貢献する。
【発明の効果】
【0025】
本発明によれば、従来技術の不利益の少なくとも一つを取り除くか又は低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0026】
好適な実施形態の一例が以下に記述されており、且つ添付の図面に描かれている。
【図1】本発明に従って準備されたばら積み船の中央部の側面図を示す図である。
【図2】図1のばら積み船の平面図を示す図である。
【図3】図2の断面IIa−IIaを示す図である。
【図4】図1の断面I−Iを示す図である。
【図5】図2の断面IIb−IIbを、いくらか大きなスケールで示す図である。
【図6】図2の断面IIc−IIcを示す図である。
【図7】図2の断面IId−IIdを示す図である。
【図8】第1のコネクタ部の中に動かされる第2のコネクタ部を有する本発明に従ったパイプコネクタを、より大きなスケールで示す図である。
【図9】第2のコネクタ部を第2のコネクタ部の中に動かした後の図8のパイプコネクタを示す図である。
【図10】図9の断面を、さらにより大きなスケールで示す図である。
【図11】パイプコネクタの代替的な実施形態を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0027】
図面において、参照番号1は、ハッチ4を有する船倉2を備えたばら積み船を示し、船倉2は隔壁6によって区画されている。ハッチ4はまた、積み込み及び積み降ろしの間に閉じられ得る。
【0028】
本質的に既知の設計の積み込みコネクタ10に接続された積み込みパイプ8は、ばら積み船1に沿って船倉2の上方を延在する。積み込みパイプ8には、各船倉2に対して積み込みバルブ12が設けられている。いくつかの船倉2は、積荷のためには使用されない。その理由は、積載荷重(load)に関連する条件であり得て、あるいは、それらが技術的な装置のために割り当てられて(リザーブされて)いるからである。
【0029】
流入する流動体化された砂を船倉2内に分配するために、分配プレート14が、各々の積み込みバルブ12の下に配置されている。
【0030】
流動体化バルブ16及び縦樋18を介して、積み込みパイプ8は、タンクトップ22の上の本質的に既知の設計の流動体化パイプ20に接続される。
【0031】
積み降ろしパイプ24は、ばら積み船1に沿って隔壁6を通って延在するように、タンクトップ22の上に配置されている。図3及び図4を参照のこと。それぞれの積み降ろしバルブ26を介して、積み降ろしパイプ24は、砂の積荷のために使用される船倉2と連通する。その中央部には、コネクタバルブ28を介して、積み降ろしパイプ24はパイプコネクタ30に接続される。その端部において、流入口バルブ32を介して、積み降ろしパイプ24は海水流入口34に接続されている。
【0032】
排水バルブ36を介して、積み降ろしパイプ24は、本質的に既知の設計の排水タワーの形態の排水パイプ38に接続される。
【0033】
三方向ポンプバルブ42を介して、排水ポンプ40は、積み降ろしパイプ24及び海水のためのポンプ流入口43に接続される。排水ポンプ40の流出口44は、ばら積み船1の外側に、水面上又は水面下で放水する。三方向ポンプバルブ45及び中間パイプ47を介して、流出口44は積み込みパイプ8に接続され、流動体化した水が船倉2に送達されることを可能にする。図3及び図5を参照のこと。
【0034】
この好適な実施形態では、パイプコネクタ30が、ばら積み船1の船側46に配置され、第1のコネクタ部48が、漏斗形状の導入部50によって船側46に接続されている。
【0035】
例えばチューブの形態のフレキシブルなパイプ54を介して、第2のコネクタ部52は砂受取器(図示せず)に接続される。第2のコネクタ部52は、それがガイドロープ56によって第1のコネクタ部48に引き込まれることを可能にするように、構成されている。
【0036】
コネクタバルブ28を介して、積み降ろしパイプ24は第1のコネクタ部48に接続されている。第1のコネクタ部48は、積み降ろしパイプ24の外径よりも大きな内径を有する主パイプ58を備える。主パイプ58はアダプタスリーブ60から延在しており、その上に且つ導入部50に向かって、積み降ろしパイプ24が接続されている。主パイプ58は、積み降ろしパイプ24と船側46との間のシール接続を形成する。
【0037】
好ましくは2つのスタッフィングボックス(パッキン箱)62を解して(図10を参照のこと)、主ロープ56が、アダプタスリーブ60を通って可動な方法で延在している。有利なことには、漏れ検出器(図示せず)がスタッフィングボックス(パッキン箱)62の間に搭載され得る。
【0038】
積み降ろしパイプ24には、第1のコネクタ部48に向き合っている端部で、円錐状のシール表面64が形成されている。
【0039】
内部では、主パイプ58には2つのリングシールホルダ66が設けられており、これらは好ましくは、膨張可能なリングシール68を有している。ガイドスリーブ70が、リングシールホルダ66の間に配置されている。
【0040】
それぞれの引き込みフック76に各々接続された水力シリンダの形態のアクチュエータ74が、ガイドスリーブ70の内部の凹部72に配置されている。傾斜チャック78に耐える引き込みフック76は、主パイプ58内で積み降ろしパイプ24に向かって動かされるときに、主パイプ58に対して内向きに半径方向に動かされることを可能にするように、構成されている。
【0041】
第2のコネクタ部52は、外部ガイドパイプ80と、フレキシブルなパイプ54に接続された内部パイプ82とを備えている。その立ち上がり端部で、第2のコネクタ部52には、積み降ろしパイプ24の円錐状シール表面64に相補的に合致するように、内部円錐端リング84が形成されている。外部ガイドパイプ80を内部パイプ82に接続する端リング84には、ガイドロープ56のための取り付け具86が設けられている。引き込みフック76によって捕捉されることを可能にするように構成されたフックリング88が、ガイドパイプ80を取り囲んでいる。
【0042】
ばら積み船1に積荷が積載されるとき、浚渫器(図示せず)が積み込みコネクタ10に接続される。積載対象の船倉2に対応する積み込みバルブ12が開けられ、その後に、流動体化された砂が、積み込みコネクタ10、積み込みパイプ8、及び特定の積み込みバルブ12を介して、船倉2内にポンプで入れられる。流動体化された砂は分配プレート14の上に落下して、船倉2の内部に広げられる。同時に、過剰な水が船倉2から、排水パイプ38、排水バルブ36、積み降ろしパイプ24、ポンプバルブ42、排水ポンプ40、及び流出口44を介して、海に流れ出す。積み込みが完了すると、排水バルブ36及びポンプバルブ42が閉じられ、排水ポンプ40が止められる。
【0043】
積み降ろしに先立って、一つ又はそれ以上の船倉2に、海水流入口34、流入口バルブ32、積み降ろしパイプ24、及び積み降ろしバルブ26を介して水が供給され得る。所望の量の水で船倉が満たされると。積み降ろしバルブ26が閉じられる。
【0044】
使用されないときには第1のコネクタ部48を通って船側46に沿って延在するガイドロープ56は、取り付け具86によって、第2のコネクタ部52の端リング84に接続される。
【0045】
それから、第2のコネクタ部52は、第2のコネクタ部52がガイドスリーブ70に引き込まれている図8に示されるように、ガイドロープ56によって、導入部50及び第1のコネクタ部48を通って引き込まれる。図9で、第2のコネクタ部52は、第1のコネクタ部48の内部の接続位置にあり、アクチュエータ74が、それぞれの引き込みフック76を動かしてフックリング88に突き当てており、且つ円錐状端リング84を動かして円錐状シール表面64に対してシール状態で突き当てている。端シール68は、ガイドパイプ80に対してシールするように活性化されている。漏れ検出器(図示せず)が、リングシール68の間に配置され得る。
【0046】
それから、コネクタバルブ28が開かれ得て、スラリーポンプ(図示せず)が起動され得る。これより水が、海水流入口34から、積み降ろしパイプ24、コネクタバルブ28、パイプコネクタ30、及びフレキシブルなパイプ54を介して循環され得る。流入口バルブ32が閉じられて特定の積み降ろしバルブ26が開けられると、流動体化された砂が船倉2からばら積み船1の外に、積み降ろしバルブ26、積み降ろしパイプ24、コネクタバルブ28、及びパイプコネクタ30を介して流れ出る。
【0047】
船倉2内の砂の流動体化のための海水は、積み込みコネクタ10、積み込みパイプ8、特定の流動体化バルブ16、縦樋18、及び流動体化パイプ20を介して、ポンプで入れられる。あるいは、流動体化のための海水は、ポンプ流入口43、ポンプバルブ42、排水ポンプ40、三方向バルブ45、及び中間パイプ47を介して、積み込みパイプ8内にポンプで入れられ得る。
【0048】
積み降ろしが実行されると、第2のコネクタ部52は、上述のように、ただし逆の順序で、第1のコネクタ部48から切り離される。
【0049】
代替的な実施形態では(図11を参照のこと)、パイプコネクタ30には、パイプフランジ90が設けられた第2のコネクタ部52が形成されている。パイプフランジ90は、船側46に固定されたガイド形状の導入部92の内部で移動可能である。パイプフランジ90は、第1のコネクタ部48のシール部94に対応しており、シール部94は拡張可能なシール96を備えている。シール部94においてガイド形状の導入部92は、船側46に向かう方向に付勢され得る。
【0050】
この代替的な実施形態にしたがって第2のコネクタ部52が第1のコネクタ部48に接続されるべきとき、パイプフランジ90は、ガイド形状の導入部92の内部で係合するように動かされて、その後に、第2のコネクタ部52がガイド形状の導入部92に沿って、パイプフランジ90がシール部94に対応するまで動かされて、そのときにシール96が活性化される。切り離しは、逆の順序で実行される。
【符号の説明】
【0051】
1 ばら積み船、2 船倉、4 ハッチ、6 隔壁、8 パイプ、10 コネクタ、12 積み込みバルブ、14 分配プレート、16 流動体化バルブ、18 縦樋、20 流動体化パイプ、22 タンクトップ、24 積み降ろしパイプ、26 積み降ろしバルブ、28 コネクタバルブ、30 コネクタ、32 流入口バルブ、34 海水流入口、36 排水バルブ、排水パイプ、40 排水ポンプ、42 三方向ポンプバルブ、43 ポンプ流入口、44 流出口、45 三方向ポンプバルブ、46 船側、47 中間パイプ、48 第1のコネクタ部、50 導入部、52 第2のコネクタ部、54 フレキシブルなパイプ、56 ガイドロープ、58 主パイプ、60 アダプタスリーブ、62 スタッフィングボックス、64 シール表面、66 リングシーリングホルダ、70 ガイドスリーブ、72 凹部、74 アクチュエータ、76 引き込みフック、78 傾斜チャック、80 外部ガイドパイプ、82 内部パイプ、84 内部円錐端リング、86 取り付け具、88 フックリング、90 パイプフランジ、92 導入部、94 シール部、96 シール。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
砂の輸送及び流動体化した積み降ろしのためのばら積み船(1)の装置であって、
積み降ろしパイプ(24)が前記ばら積み船(1)の船倉(2)の少なくとも一つと連通しており、
前記積み降ろしパイプ(24)が水中のパイプコネクタ(30)に接続されていることを特徴とする、装置。
【請求項2】
前記パイプコネクタ(30)が前記ばら積み船(1)の側面(46)に位置することを特徴とする、請求項1に記載の装置。
【請求項3】
前記パイプコネクタ(30)が前記ばら積み船(1)の底部(46)に位置することを特徴とする、請求項1に記載の装置。
【請求項4】
前記パイプコネクタ(30)が、前記ばら積み船(1)に接続された第1のコネクタ部(48)と、砂受取器に接続された開放可能な第2のコネクタ部(52)と、を備えることを特徴とする、請求項1に記載の装置。
【請求項5】
前記開放可能な第2のコネクタ部(52)にガイドロープ(56)が設けられていることを特徴とする、請求項4に記載の装置。
【請求項6】
前記開放可能な第2のコネクタ部(52)が、前記ばら積み船(1)の上の導入部(50、92)に相補的に合致することを特徴とする、請求項4に記載の装置。
【請求項7】
前記積み降ろしパイプ(24)が海水流入口(34)に選択的に接続されていることを特徴とする、請求項1に記載の装置。
【請求項8】
前記積み降ろしパイプ(24)が少なくとも一つの船倉(2)内の排水パイプ(38)に選択的に接続されていることを特徴とする、請求項1に記載の装置。
【請求項9】
前記積み降ろしパイプ(24)が排水ポンプ(40)に選択的に接続されていることを特徴とする、請求項1に記載の装置。
【請求項10】
前記排水ポンプ(40)が前記ばら積み船(1)に位置していることを特徴とする、請求項9に記載の装置。
【請求項1】
砂の輸送及び流動体化した積み降ろしのためのばら積み船(1)の装置であって、
積み降ろしパイプ(24)が前記ばら積み船(1)の船倉(2)の少なくとも一つと連通しており、
前記積み降ろしパイプ(24)が水中のパイプコネクタ(30)に接続されていることを特徴とする、装置。
【請求項2】
前記パイプコネクタ(30)が前記ばら積み船(1)の側面(46)に位置することを特徴とする、請求項1に記載の装置。
【請求項3】
前記パイプコネクタ(30)が前記ばら積み船(1)の底部(46)に位置することを特徴とする、請求項1に記載の装置。
【請求項4】
前記パイプコネクタ(30)が、前記ばら積み船(1)に接続された第1のコネクタ部(48)と、砂受取器に接続された開放可能な第2のコネクタ部(52)と、を備えることを特徴とする、請求項1に記載の装置。
【請求項5】
前記開放可能な第2のコネクタ部(52)にガイドロープ(56)が設けられていることを特徴とする、請求項4に記載の装置。
【請求項6】
前記開放可能な第2のコネクタ部(52)が、前記ばら積み船(1)の上の導入部(50、92)に相補的に合致することを特徴とする、請求項4に記載の装置。
【請求項7】
前記積み降ろしパイプ(24)が海水流入口(34)に選択的に接続されていることを特徴とする、請求項1に記載の装置。
【請求項8】
前記積み降ろしパイプ(24)が少なくとも一つの船倉(2)内の排水パイプ(38)に選択的に接続されていることを特徴とする、請求項1に記載の装置。
【請求項9】
前記積み降ろしパイプ(24)が排水ポンプ(40)に選択的に接続されていることを特徴とする、請求項1に記載の装置。
【請求項10】
前記排水ポンプ(40)が前記ばら積み船(1)に位置していることを特徴とする、請求項9に記載の装置。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【公表番号】特表2013−503780(P2013−503780A)
【公表日】平成25年2月4日(2013.2.4)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−527841(P2012−527841)
【出願日】平成22年8月30日(2010.8.30)
【国際出願番号】PCT/NO2010/000320
【国際公開番号】WO2011/028127
【国際公開日】平成23年3月10日(2011.3.10)
【出願人】(512055776)
【Fターム(参考)】
【公表日】平成25年2月4日(2013.2.4)
【国際特許分類】
【出願日】平成22年8月30日(2010.8.30)
【国際出願番号】PCT/NO2010/000320
【国際公開番号】WO2011/028127
【国際公開日】平成23年3月10日(2011.3.10)
【出願人】(512055776)
【Fターム(参考)】
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