移動通信システムにおいてパブリックロングコードマスクを決定する装置及び方法
移動通信ネットワークにおいて、移動端末機にパブリックロングコードマスク(PLCM)を割り当てる装置及び方法を提供するためのものである。本発明は、移動端末機に対するPLCMが移動端末と関連した移動識別番号(MIN)に基づく国際移動局識別番号基盤である場合、第1のPLCMタイプを割り当てるステップと、移動端末機に対するPLCMがサービスプロバイダにより提供される場合、第2のPLCMタイプを割り当てるステップとを含む。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、移動通信システムにおいてパブリックロングコードマスク(public long code mask; 以下、’PLCM’という)を生成する装置及び方法に関する。
【背景技術】
【0002】
一般に、CDMA 2000システムにおいて、ロングコードは順方向チャネルで順方向チャネルを暗号化し、電力制御ビットの位置を決定することに使われる。また、ロングコードは逆方向チャネルにおいて各端末機を識別する要素として使われる。また、加入者端末機間干渉を減少させる役割をする。
【0003】
ロングコードは通常的に42ビットから構成される。図1は、ロングコードを生成して信号を伝送する生成プロセスのブロック図である。ロングコードは、図1に示すように、42ビットロングコードマスクによって生成される。生成されたロングコードは伝送信号とモジュールに−2内積(inner product)される。ロングコードマスクは各チャネル毎に別途に生成される。
【0004】
トラフィックチャネルに使われるPLCMフォーマットが図2及び図3に図示される。図2は無線構成(radio configuration; 以下、’RC’という)が1または2である逆方向基本チャネル及び逆方向補助コードチャネルに対するPLCMフォーマットを示す図である。
【0005】
図3は、逆方向基本チャネル、逆方向補助チャネル、逆方向専用チャネル、順方向基本チャネル、順方向補助コードチャネル、順方向補助チャネル、順方向専用制御チャネルまたは順方向パケットデータチャネルに対するPLCMフォーマットを示す図である。
【0006】
図2及び図3を参照すれば、PLCMフォーマットはPLCMの下位37ビットで構成されるPLCM_37(M36〜M0)を含む。PLCM_37は第1下位ビット(M36〜M32)と第2下位ビット(M31〜M0)に分割されることができる。
【0007】
基地局は拡張チャネル割当メッセージ(extended channel assignment message; 以下、’ECAM’という)を通じて第2下位ビット(M31〜M0)を生成する方法を端末機に知らせることができる。即ち、ECAMにおけるPLCMタイプPLCM_TYPEが’0000’であれば、移動局は第1下位ビット(M36〜M32)を’11000’に設定し、電子一連番号(electronic serial number; 以下、’ESN’という)の次のような順列を行って第2下位ビットPLCM_32を生成する。
【0008】
ESN={E31、E30、E29、・・・、E2、E1、E0}であれば、第2下位ビットPLCM_32は{E0、E31、E22、E13、E4、E26、E17、E8、E30、E21、E12、E3、E25、E16、E7、E29、E20、E11、E2、E24、E15、E6、E28、E19、E10、E1、E23、E14、E5、E27、E18、E9}である。
【0009】
PLCM_TYPEが ’0001’であれば、第1下位ビット(M36〜M32)は ’11011’に設定され、第2下位ビットPLCM_32は拡張チャネル割当メッセージを通じて受信される32ビット値であるPLCM_32rに設定される。ESNはCDMA 2000システムで端末機に割り当てられる唯一の識別子であり、呼出処理に使われる。
【0010】
図4にESNの構造が図示される。ESNは32ビットで構成される。最上位8ビットには製造業体コード(manufacturer’s code; 以下、’MFC’という)が割り当てられ、下位24ビットには対応製造業体が製造した端末機の一連番号(serial number; 以下、’SN’という)が割り当てられる。製造業体コードは各製造業体に割り当てられて固有に設定される。対応製造業体の端末機の数が割り当てられたSNを超過すれば、新しいMFCが割り当てられる。
【0011】
一方、製品が増えれば32ビットESNが足りないことと予想される。したがって、ESNに入れ替えて端末機を識別するための新しい識別子が提供される。新しい識別子は移動装置識別子(mobile equipment identifier; 以下、’MEID’という)である。
【0012】
図5は、MEIDの構造を示す図である。MEIDは56ビットで構成される。最上位 32ビットには製造業体コード(MFC)が割り当てられ、下位24ビットには対応製造業体が製造した端末機の一連番号(SN)が割り当てられる。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0013】
しかしながら、従来の方法では、42ビットPLCMに対し32ビットESNを順列処理(permutating)するプロセスが使われる。56ビットMEIDを使用する場合、MEIDはPLCMより長いのでPLCMにMEIDを挿入することが可能でないという問題があった。
【0014】
このように、ESNの代わりにMEIDが端末機を識別するための識別子として使われる場合、PLCMを生成する新しい方法が要求される。
【0015】
本発明は、上記の問題点を解決するためのもので、その目的は、移動通信ネットワークにおいて、移動端末機にパブリックロングコードマスク(PLCM)を割り当てる装置及び方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0016】
上記目的を達成するために、本発明に係る移動通信システムにおいてパブリックロングコードマスクを決定する装置及び方法は、移動端末機においてパブリックロングコードマスク(PLCM)を決定する方法であって、移動端末機に対するPLCMが移動端末と関連した移動識別番号(mobile identification number; 以下、’MIN’という)に基づく国際移動局識別(international mobile station identification; 以下、 ’IMSI’という)基盤である場合、第1PLCMタイプを割り当てるステップと、移動端末機に対するPLCMがサービス提供業者が提供する値に基づくIMSI基盤である場合、第2PLCMタイプを割り当てるステップとを含む方法が提供される。
【0017】
本発明の一様相によれば、移動端末機がホームカントリー(home country)にいない場合、好ましくは、第1PLCMタイプは使われない。代案的に、移動端末機がホームネットワークにいない場合、好ましくは、第2PLCMタイプは使われない。
【0018】
本発明の他の様相によれば、PLCMは第1部分と第2部分を含み、第2部分はIMSIの少なくとも一部から決定される。好ましくは、PLCMの第2部分が34ビットを含む。第1PLCMタイプが使用中の場合、PLCMの第2部分はMINの少なくとも一部から決定される。
【0019】
本発明の他の実施形態によれば、移動端末機でパブリックロングコードマスク(PLCM)を決定する方法であって、移動端末機に対するPLCMが移動端末機と関連した移動装置識別子(MEID)に基づく場合、第1PLCMタイプを割り当てるステップと、移動端末機に対するPLCMが基地局により特定される場合、第2PLCMタイプを割り当てるステップと、移動端末機に対するPLCMが移動端末機と関連した移動識別番号(MIN)に基づく国際移動局識別(IMSI)基盤である場合、第3PLCMタイプを割り当てるステップと、移動端末機に対するPLCMがサービス提供業者が提供した値に基づくIMSI基盤である場合、第4PLCMタイプを割り当てるステップとを含む方法が提供される。
【0020】
本発明の一様相によれば、移動端末機に対するPLCMは第1部分と第2部分を含む。好ましくは、第1部分はPLCMの最上位ビットを含み、第2部分はPLCMの下位ビットを含む。
【0021】
第1PLCMタイプ(例えば、PLCMタイプが ’0000’である)が指定されたり割り当てられる場合、MEIDにハッシングアルゴリズム(hashing algorithm)を適用してPLCM値が計算される。第1PLCMタイプは移動端末機がローミング中の場合、割り当てられることができる。第1PLCMタイプが割り当てられる場合、PLCMの第2部分はMEIDのハッシング処理された値を含む。
【0022】
第2PLCMタイプ(例えば、PLCMタイプが ’0001’である)が指定されたり割り当てられる場合、基地局により移動端末機にPLCM値が提供される。第2PLCMタイプが割り当てられる場合、第2部分は基地局が提供する値を含む。好ましくは、PLCMの第1部分は’101’を、第2部分は39ビットを含む。
【0023】
第3PLCMタイプ(例えば、PLCMタイプが ’0010’である)が指定されたり割り当てられる場合、PLCM値が誘導されたり、または、その下位部分のMINに基づく。好ましくは、移動端末機がホームカントリーにいない場合、第3PLCMタイプは使われない。また、第3PLCMタイプが割り当てられる場合、第2部分は移動端末機と関連したMINに基づく値を含む。第2部分はMINの下位ディジット中、少なくとも一部を含む。より具体的に、第2部分はMINの下位10ディジットまたは代案的には34ビット値を含む。PLCMの第1部分は’11000001’または代案的には’11000XX1’を含み、ここで、Xは’0’と’1’中の1つである。
【0024】
本発明の一様相によれば、第2部分は、第2部分の下位位置にMINの下位ディジットを含み、MINの長さが第2部分の長さより短い場合、第2部分の上位位置にパッディングビットを含む。
【0025】
第4PLCMタイプ(例えば、PLCMタイプが’0011’である)が指定されたり、または、割り当てられる場合、サービス提供業者により移動端末機にPLCMが提供される。言い換えると、PLCMの第2部分は移動端末機のMINに基づかない。好ましくは、移動端末機がホームネットワークにいない場合、第4PLCMタイプは使われない。
【0026】
本発明の一様相によれば、第4PLCMタイプが割り当てられる場合、第2部分は34ビット値を含み、第1部分は ’11000000’ または 代案的には ’11000XX0’を含み、ここで、Xは ’0’と ’1’中の1つである。
【0027】
本発明の他の様相によれば、移動端末機と基地局の中、少なくともいずれかの1つに通信されるデータ構造の第1フィールドに第1、第2、第3及び第4の割り当てられたPLCMタイプ中、少なくとも1つを含める。さらに、本発明は移動端末機と基地局の中、少なくともいずれかの1つに通信されるデータ構造に第2フィールドを含め、第2フィールドと関連した値は第1フィールドがデータ構造に含まれるかどうかを表し、第1フィールドは第1、第2、第3及び第4の割り当てられたPLCMタイプ中の1つを含む。
【0028】
本発明の他の実施形態によれば、移動端末機でパブリックロングコードマスク(PLCM)を決定する方法であって、移動端末機に使われるPLCMのタイプを表すPLCMタイプのインジケータを基地局から受信するステップと、PLCMタイプのインジケータが所定値である場合、国際移動局識別(IMSI)に基づいてPLCMの少なくとも一部を決定するステップとを含む方法が提供されている。好ましくは、IMSIに基づくPLCMの少なくとも一部が34ビットを含む。PLCMタイプのインジケータが第1値(例えば、’0010’)と関連する場合、IMSIは移動端末機の移動識別番号と関連し、PLCMタイプのインジケータが第2値(例えば、’0011’)と関連する場合、IMSIは基地局が提供する値と関連する。
【0029】
本発明の他の実施形態によれば、パブリックロングコードマスク(PLCM)を使用するための移動端末機であって、移動端末機に対するPLCMが移動端末機と関連した移動装置識別子(MEID)に基づく場合、第1PLCMタイプを割り当てる手段と、移動端末機に対するPLCMが基地局により特定される場合、第2PLCMタイプを割り当てる手段と、移動端末機に対するPLCMが移動端末機と関連した移動識別番号(MIN)に基づく国際移動局識別(IMSI) 基盤である場合、第3PLCMタイプを割り当てる手段と、移動端末機に対するPLCMがサービス提供業者が提供する値に基づくIMSI基盤である場合、第4PLCMタイプを割り当てる手段とを含む移動端末機が提供される。
【0030】
本発明の又他の実施形態によれば、移動端末機は、移動端末機に使われるPLCMのタイプを表すPLCMタイプのインジケータを基地局から受信する手段と、PLCMタイプのインジケータが所定値である場合、国際移動局識別(IMSI)に基づいてPLCMの少なくとも一部を決定する手段を含む。好ましくは、IMSIに基づくPLCMの少なくとも一部が34ビットを含む。PLCMタイプのインジケータが第1値と関連する場合、IMSIは移動端末機の移動識別番号と関連し、PLCMタイプのインジケータが第2値と関連する場合、IMSIは基地局が提供する値と関連する。
【0031】
本発明のこれら及び他の実施形態は、添付の図面を参照し以下の実施形態の詳細な説明から当業者には自明なことであり、本発明が本明細書に開示する任意の特定の実施形態に限るのではない。
【発明の効果】
【0032】
本発明は移動通信システムに適用されることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0033】
以下、本発明に係る移動通信システムにおいてパブリックロングコードマスクを決定する装置及び方法の好適な実施の形態について、添付の図面に基づいて詳細に説明する。
【0034】
本発明の説明を助けるために、特定の例示的なパラメータ名称、値、長さ及びその他の属性が使われて移動局と基地局間に通信されるチャネル、メッセージ及び固定または可変識別子を説明する。このようなパラメータ名称は例示に過ぎないものであり、他の名称が同一または類似の機能を説明するのに使われることができるという点に注意しなければならない。
【0035】
本発明は、端末機を全世界的に識別するために各端末機に固有に割り当てられる国際移動局識別(IMSI) 番号を使用してPLCMを生成する。IMSIはナンバリングと関連した推薦事項であってITU−T E.212に提供される。ITU−T E.212は、全世界的に使われる端末機の各々に固有番号を割り当て、その番号に均一な規則を与えることにより各国家での個別ナンバリング規則を回避するために樹立された。
【0036】
図6は、IMSIの構造を示すものであって、IMISが好ましくは15個までのディジットまたは数字で構成される。移動カントリーコード(mobile country code; 以下、 ’MCC’という)として対応カントリーを識別するためのコードには最上位3ディジットが割り当てられる。残りのディジットは国内移動加入者識別(National Mobile Subscriber Identity; 以下、 ’NMSI’という)である。NMSIは移動ネットワークコード(MNC)及び移動局識別番号(MSIN)を含む。MNCは端末機を支援するネットワークを識別する。例えば、ネットワークは移動局に通信サービスを提供するサービス提供業者により識別されることができる。1つの提供業者が多数のMNCを有することができる。 MSIN(移動局識別番号)は各ネットワークで使用者端末機を識別するために使われる。
【0037】
好ましい実施形態によれば、IMSI_MはNMSIに移動識別番号(MIN)を含むIMSIである。 MINは移動端末機に割り当てられた10ディジットのディジタル表現である34ビット数であって、移動電話番号と関連することができる。IMSI_TはMINと関連しないIMSIである。IMSI_Tはサービス提供業者により提供されることができる。移動端末機の動作の間、オン動作IMSI(IMSI_O)が使われるが、これは基地局容量によってIMSI_MまたはIMSI_T中のいずれか一つである。
【0038】
図7は、本発明の好ましい実施形態に係るIMSI_Sディジットを示す。好ましくは、IMSI_SはIMSIから、好ましくはIMSI_Oから誘導される10ディジット(34ビット) 数である。好ましい実施形態において、IMSIが10ディジット以上であれば、IMSIの下位10ディジットはIMSI_Sとなる。IMSIが10ディジットより小さければ、前部分に ’0’が挿入されて10ディジットを充足させる。
【0039】
10ディジットIMSI_SはIMSI_S1(好ましくは、7ディジット) 及びIMSI_S2(好ましくは、3ディジット)を含む。IMSI_Oから誘導されたIMSI_Sが好ましくはIMSI_O_Sとして設計され、これは図8及び図9に図示される。
【0040】
本発明に係る以下の実施形態は上述のIMSI_Sを使用して移動端末機に固有なPLCMを生成する。したがって、同一移動ネットワークでの端末機の各々は固有なPLCMを有することができる。
【0041】
PLCMを生成するために、移動端末機のESNまたはMEIDが使われることができる。代案的には、臨時IMSIが使われることができる。基地局要件及び制限事項に依存して、以下のPLCMタイプ(PCLM_TYPE)が定義されることができる。本発明を説明するために、PLCM_TYPEはPLCMタイプインディケータである。基地局はPLCM_TYPEを対応タイプで設定する。
【0042】
好ましい実施形態によれば、PLCM_TYPEは、例えば ’0010’に定義され、これはMIN(移動識別番号)に基づいてIMSI_Mから動作中のIMSI(IMSI_O)を抽出するのに使われる。他の実施形態において、PLCM_TYPEは、例えば ’0011’として定義され、これは真のIMSI(IMSI_T)から動作中のIMSI(IMSI_O)を抽出するのに使われる。例えば、移動端末機がホームカントリにいない場合、’0010’であるPLCM_TYPEは使われない。言い換えると、移動端末機のMCCが基地局のMCCと異なる場合である。これと類似するように、移動端末機がホームネットワークにいない場合、’0011’であるPLCM_TYPEは使われない。言い換えると、移動端末機のMCCまたはMNCが異なる。
【0043】
図8及び図9を参照すれば、本発明の好ましい実施形態によってPLCMを生成する方法が提供される。IMSI_MからIMSI_O(動作中のIMSI)が抽出される場合、(例えば、PLCM_TYPEが ’0010’である場合)、最上位5ビット(M41〜M37)は、例えば ’11000’に設定される。最上位5ビット(M41〜M37)に後続する2ビット(M36 及びM35)は、例えば ’00’に設定されて、既存のロングコードマスクとの衝突を回避する。
【0044】
2ビット(M36及びM35)は、例えば’10’ または ’01’に設定されて全ての物理チャネル上に現在存在するロングコードマスクを回避する。後続ビット(M34)は、例えば ’1’に設定されて、IMSI_TからIMSI_Oが抽出される場合とは区別される。下位34ビット(M33〜M0)は、例えば以前に定義されたIMSI_Sに設定される。
【0045】
図9を参照すれば、IMSI_TからIMSI_O(動作中のIMSI)を抽出する場合、PLCMを生成する方法が提供される(例えば、PLCM_TYPE ’0011’)。最上位5ビット(M41〜M37)は、例えば ’11000’に設定される。最上位5ビット(M41〜M37)に後続する2ビット(M36及びM35)は、例えば ’00’に設定されて既存のロングコードマスクとの衝突を回避する。
【0046】
2ビット(M36及びM35)は、例えば’10’ または ’01’に設定されて物理チャネルの現在存在するロングコードマスクを回避する。後続ビット(M34)は、例えば ’0’に設定されて、IMSI_MからIMSI_Oが抽出される場合と区別される。下位34ビット(M33〜M0)は、例えば以前に定義されたIMSI_Sに設定される。
【0047】
図10及び図11を参照すれば、他の実施形態において、PLCMの1番目及び2番目のビットが、例えば ’10’に設定されて、従来の移動端末機が使用するPLCMとの衝突を回避する。このようなPLCMは1つのカントリーで個別移動ネットワーク間ローミングする場合、各端末機が固有のPLCMを有する移動ネットワークで有効である。使用者がそのホームネットワークの代わりに他の移動ネットワークでローミング中の場合、または、使用者が他のカントリーでローミング中の場合、他のPLCM生成方法が使われることができる。
【0048】
本実施形態において、3番目のビットはローミングインジケータとして使われる。図10を参照すれば、5ビット(M38〜M34)の各々に対して任意の値が設定されることができる。本発明の一実施形態において、5ビット(M34〜M38)に対する値は、例えば ’11111’に設定される。
【0049】
使用者はホームネットワークから他のネットワークに、または、他のカントリーにローミングすることができる。使用者がホームネットワークで通信する場合、ローミングインジケータは、例えば’0’に設定される。このような場合、PLCMは先に説明したように、IMSI_Sから抽出される。
【0050】
使用者がそのホームネットワークの代わりに他の移動ネットワークでローミング中の場合、または、使用者が他のカントリーでローミング中の場合、ローミングインジケータは、例えば ’1’に設定される。このような場合、PLCMは、例えば前記とは異なる方法により生成することができる。
【0051】
一実施形態において、移動端末機のMEIDはハッシュ処理されてPLCMに挿入される。例えば、56ビットMEIDは39ビットでハッシュ処理される。
【0052】
本発明の実施形態によって、56ビットMEIDをPLCMの39ビットでハッシュ処理する方法が図11に提供される。1番目及び2番目の最上位ビットは、例えば ’10’に設定される。ローミングインジケータは、例えば ’1’に設定され、他の39ビットは、例えば56ビットMEIDにSHA−1ハッシングアルゴリズムを適用することによりハッシング値に設定される。そして、PLCM_40は信号層により物理層に提供される。
【0053】
図12を参照すれば、移動端末機ローミングの状態は端末機のMCC及びMNCをサービスネットワークのMCC及びMNCと比較することにより決定されることができる(S120、S130)。MCC及びMNC中、いずれかの一つが違うならば、使用者はローミング中であり、ローミングインジケータ(例えば、PLCMの3番目ビット)は、例えば ’1’に設定され(S150)、PLCMDMS MEIDを使用して決定される。一方、移動端末機がそれが属する移動ネットワークと通信中であれば、ローミングインジケータは、例えば ’0’に設定され(S140)、PLCMはIMSI_Sを使用して決定される。
【0054】
一実施形態において、図6のIMSIの1番目乃至3番目のディジットはMCCとして使われ、残りの12ディジットは示すようにMNC及びMSINを含むNMSIとして使われる。他の実施形態において、MSINは、例えば、PLCMの下位40ビットからの12ディジット十進数で構成される。図13を参照すれば、PLCMの1番目及び2番目のビットは、例えば ’00’に設定される。図14を参照すれば、12ディジット十進数は40ビット二進値でマッピングされることができる。
【0055】
当業者には、本発明の好ましい実施形態が、例えばプロセッサ710、または、その他のデータまたはディジタル処理デバイスを独自的に使用して、または、外部支援論理と組合せて具現できるということが自明である。
【0056】
本発明が移動通信の内容で説明されたが、本発明は無線通信能力が備えられたPDA及びラップトップコンピュータ等、移動デバイスを使用する任意の無線通信システムに使われることができる。また、本発明を説明するために特定の用語を使用することは本発明の範囲をCDMA 2000などの特定のタイプの移動通信システムに制限しようとするのではない。本発明は、例えば、TDMA、CDMA、FDMA、WCDMAなど、他のエアーインターフェース及び/または物理層を使用するその他の無線通信システムにも適用されることができる。
【0057】
好ましい実施形態は、ソフトウェア、ファームウエア、ハードウェア、または、これらの任意の組合を生成するために標準プログラミング及び/または工学技術を使用する製造方法、装置または製造物として具現されることができる。ここに使われた”製造物(article of manufactre)”という用語は、ハードウェアロジック[例えば、集積回路チップ、FPGA(Field Programmable Gate Array)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)等]、または、コンピュータ読取可能媒体[例えば、自分記憶媒体(例えば、ハードディスクドライブ、フロッピー(登録商標)ディスク、テープ等)、光ストレージ(CD−ROM、光ディスク等)、揮発性及び不揮発性メモリデバイス(例えば、EEPROM、 ROM、PROM、RAM、DRAM、SRAM、ファームウエア、プログラマブルロジックなど)で具現されるコードまたはロジックを指す。コンピュータ読取可能媒体のコードはプロセッサによりアクセスされて実行される。好ましい実施形態が具現されるコードは伝送媒体を介して、または、ネットワークを介してファイルサーバーからアクセスされることができる。このような場合、コードが具現される製造物はネットワーク伝送線、無線伝送媒体、空間を通じた信号伝播、無線波、赤外線などの伝送媒体を含むことができる。勿論、当業者であれば本発明の範囲から外れなくてもこのような構成に多様な変更がなされることができるという点と、製造物は当業界に公知された媒体を含む任意の情報を含むことができるという点を理解するはずである。
【0058】
図面に特定の動作で図示されたロジック具現は特定の順序で発生することができる。代案的な具現において、特定のロジック動作は異なる順序で遂行されたり、変更されたり、または除去されたりすることができ、また、本発明の好ましい実施形態を具現することができる。また、上述のロジックに段階などが追加されることができ、本発明を具現することができる。
【0059】
上述の実施形態は例示的なことに考慮されるべきであり、いかなる方式でも制約的なことに考慮されてはいけない。したがって、本明細書に開示された本質的な特性から外れなくても本発明の多様な様相を支援する他の実施形態、システムアーキテクチャー、プラットフォーム及び具現が使われることができる。開示された実施形態の特徴に対するこれら及び多様な他の適用及び組合が本発明の範囲内にある。本発明は請求範囲及びその等価物の範囲で定義される。
【図面の簡単な説明】
【0060】
【図1】ロングコードを生成する方法を示すブロック図である。
【図2】無線構成(RC)が1または2である逆方向基本チャネル及び逆方向補助コードチャネルに対するPLCMフォーマットを示す図である。
【図3】逆方向基本チャネル、逆方向補助チャネル、逆方向専用制御チャネル、順方向基本チャネル、順方向補助コードチャネル、順方向補助チャネル、順方向専用制御チャネルまたは順方向パケットデータチャネルに対するPLCMフォーマットを示す図である。
【図4】ESNの構造を示す図である。
【図5】MEIDの構造を示す図である。
【図6】IMSIDML構造を示す図である。
【図7】本発明の一実施形態に係る34ビットIMSI_Sの構造を示す図である。
【図8】本発明の好ましい実施形態に係るPLCMDML構造例である。
【図9】本発明の一実施形態に係るPLCMの構造例である。
【図10】本発明の他の実施形態に係るPLCMの構造例である。
【図11】本発明の他の実施形態に係るPLCMの構造例である。
【図12】本発明の一実施形態によりPLCMを決定するフローチャートである。
【図13】本発明の一実施形態によりPLCMの下位40ビットにIMSIの下位ビットをマッピングすることを示す図である。
【図14】一実施形態により十進数を二進値にマッピングすることを示す図である。
【符号の説明】
【0061】
710 プロセッサ
【技術分野】
【0001】
本発明は、移動通信システムにおいてパブリックロングコードマスク(public long code mask; 以下、’PLCM’という)を生成する装置及び方法に関する。
【背景技術】
【0002】
一般に、CDMA 2000システムにおいて、ロングコードは順方向チャネルで順方向チャネルを暗号化し、電力制御ビットの位置を決定することに使われる。また、ロングコードは逆方向チャネルにおいて各端末機を識別する要素として使われる。また、加入者端末機間干渉を減少させる役割をする。
【0003】
ロングコードは通常的に42ビットから構成される。図1は、ロングコードを生成して信号を伝送する生成プロセスのブロック図である。ロングコードは、図1に示すように、42ビットロングコードマスクによって生成される。生成されたロングコードは伝送信号とモジュールに−2内積(inner product)される。ロングコードマスクは各チャネル毎に別途に生成される。
【0004】
トラフィックチャネルに使われるPLCMフォーマットが図2及び図3に図示される。図2は無線構成(radio configuration; 以下、’RC’という)が1または2である逆方向基本チャネル及び逆方向補助コードチャネルに対するPLCMフォーマットを示す図である。
【0005】
図3は、逆方向基本チャネル、逆方向補助チャネル、逆方向専用チャネル、順方向基本チャネル、順方向補助コードチャネル、順方向補助チャネル、順方向専用制御チャネルまたは順方向パケットデータチャネルに対するPLCMフォーマットを示す図である。
【0006】
図2及び図3を参照すれば、PLCMフォーマットはPLCMの下位37ビットで構成されるPLCM_37(M36〜M0)を含む。PLCM_37は第1下位ビット(M36〜M32)と第2下位ビット(M31〜M0)に分割されることができる。
【0007】
基地局は拡張チャネル割当メッセージ(extended channel assignment message; 以下、’ECAM’という)を通じて第2下位ビット(M31〜M0)を生成する方法を端末機に知らせることができる。即ち、ECAMにおけるPLCMタイプPLCM_TYPEが’0000’であれば、移動局は第1下位ビット(M36〜M32)を’11000’に設定し、電子一連番号(electronic serial number; 以下、’ESN’という)の次のような順列を行って第2下位ビットPLCM_32を生成する。
【0008】
ESN={E31、E30、E29、・・・、E2、E1、E0}であれば、第2下位ビットPLCM_32は{E0、E31、E22、E13、E4、E26、E17、E8、E30、E21、E12、E3、E25、E16、E7、E29、E20、E11、E2、E24、E15、E6、E28、E19、E10、E1、E23、E14、E5、E27、E18、E9}である。
【0009】
PLCM_TYPEが ’0001’であれば、第1下位ビット(M36〜M32)は ’11011’に設定され、第2下位ビットPLCM_32は拡張チャネル割当メッセージを通じて受信される32ビット値であるPLCM_32rに設定される。ESNはCDMA 2000システムで端末機に割り当てられる唯一の識別子であり、呼出処理に使われる。
【0010】
図4にESNの構造が図示される。ESNは32ビットで構成される。最上位8ビットには製造業体コード(manufacturer’s code; 以下、’MFC’という)が割り当てられ、下位24ビットには対応製造業体が製造した端末機の一連番号(serial number; 以下、’SN’という)が割り当てられる。製造業体コードは各製造業体に割り当てられて固有に設定される。対応製造業体の端末機の数が割り当てられたSNを超過すれば、新しいMFCが割り当てられる。
【0011】
一方、製品が増えれば32ビットESNが足りないことと予想される。したがって、ESNに入れ替えて端末機を識別するための新しい識別子が提供される。新しい識別子は移動装置識別子(mobile equipment identifier; 以下、’MEID’という)である。
【0012】
図5は、MEIDの構造を示す図である。MEIDは56ビットで構成される。最上位 32ビットには製造業体コード(MFC)が割り当てられ、下位24ビットには対応製造業体が製造した端末機の一連番号(SN)が割り当てられる。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0013】
しかしながら、従来の方法では、42ビットPLCMに対し32ビットESNを順列処理(permutating)するプロセスが使われる。56ビットMEIDを使用する場合、MEIDはPLCMより長いのでPLCMにMEIDを挿入することが可能でないという問題があった。
【0014】
このように、ESNの代わりにMEIDが端末機を識別するための識別子として使われる場合、PLCMを生成する新しい方法が要求される。
【0015】
本発明は、上記の問題点を解決するためのもので、その目的は、移動通信ネットワークにおいて、移動端末機にパブリックロングコードマスク(PLCM)を割り当てる装置及び方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0016】
上記目的を達成するために、本発明に係る移動通信システムにおいてパブリックロングコードマスクを決定する装置及び方法は、移動端末機においてパブリックロングコードマスク(PLCM)を決定する方法であって、移動端末機に対するPLCMが移動端末と関連した移動識別番号(mobile identification number; 以下、’MIN’という)に基づく国際移動局識別(international mobile station identification; 以下、 ’IMSI’という)基盤である場合、第1PLCMタイプを割り当てるステップと、移動端末機に対するPLCMがサービス提供業者が提供する値に基づくIMSI基盤である場合、第2PLCMタイプを割り当てるステップとを含む方法が提供される。
【0017】
本発明の一様相によれば、移動端末機がホームカントリー(home country)にいない場合、好ましくは、第1PLCMタイプは使われない。代案的に、移動端末機がホームネットワークにいない場合、好ましくは、第2PLCMタイプは使われない。
【0018】
本発明の他の様相によれば、PLCMは第1部分と第2部分を含み、第2部分はIMSIの少なくとも一部から決定される。好ましくは、PLCMの第2部分が34ビットを含む。第1PLCMタイプが使用中の場合、PLCMの第2部分はMINの少なくとも一部から決定される。
【0019】
本発明の他の実施形態によれば、移動端末機でパブリックロングコードマスク(PLCM)を決定する方法であって、移動端末機に対するPLCMが移動端末機と関連した移動装置識別子(MEID)に基づく場合、第1PLCMタイプを割り当てるステップと、移動端末機に対するPLCMが基地局により特定される場合、第2PLCMタイプを割り当てるステップと、移動端末機に対するPLCMが移動端末機と関連した移動識別番号(MIN)に基づく国際移動局識別(IMSI)基盤である場合、第3PLCMタイプを割り当てるステップと、移動端末機に対するPLCMがサービス提供業者が提供した値に基づくIMSI基盤である場合、第4PLCMタイプを割り当てるステップとを含む方法が提供される。
【0020】
本発明の一様相によれば、移動端末機に対するPLCMは第1部分と第2部分を含む。好ましくは、第1部分はPLCMの最上位ビットを含み、第2部分はPLCMの下位ビットを含む。
【0021】
第1PLCMタイプ(例えば、PLCMタイプが ’0000’である)が指定されたり割り当てられる場合、MEIDにハッシングアルゴリズム(hashing algorithm)を適用してPLCM値が計算される。第1PLCMタイプは移動端末機がローミング中の場合、割り当てられることができる。第1PLCMタイプが割り当てられる場合、PLCMの第2部分はMEIDのハッシング処理された値を含む。
【0022】
第2PLCMタイプ(例えば、PLCMタイプが ’0001’である)が指定されたり割り当てられる場合、基地局により移動端末機にPLCM値が提供される。第2PLCMタイプが割り当てられる場合、第2部分は基地局が提供する値を含む。好ましくは、PLCMの第1部分は’101’を、第2部分は39ビットを含む。
【0023】
第3PLCMタイプ(例えば、PLCMタイプが ’0010’である)が指定されたり割り当てられる場合、PLCM値が誘導されたり、または、その下位部分のMINに基づく。好ましくは、移動端末機がホームカントリーにいない場合、第3PLCMタイプは使われない。また、第3PLCMタイプが割り当てられる場合、第2部分は移動端末機と関連したMINに基づく値を含む。第2部分はMINの下位ディジット中、少なくとも一部を含む。より具体的に、第2部分はMINの下位10ディジットまたは代案的には34ビット値を含む。PLCMの第1部分は’11000001’または代案的には’11000XX1’を含み、ここで、Xは’0’と’1’中の1つである。
【0024】
本発明の一様相によれば、第2部分は、第2部分の下位位置にMINの下位ディジットを含み、MINの長さが第2部分の長さより短い場合、第2部分の上位位置にパッディングビットを含む。
【0025】
第4PLCMタイプ(例えば、PLCMタイプが’0011’である)が指定されたり、または、割り当てられる場合、サービス提供業者により移動端末機にPLCMが提供される。言い換えると、PLCMの第2部分は移動端末機のMINに基づかない。好ましくは、移動端末機がホームネットワークにいない場合、第4PLCMタイプは使われない。
【0026】
本発明の一様相によれば、第4PLCMタイプが割り当てられる場合、第2部分は34ビット値を含み、第1部分は ’11000000’ または 代案的には ’11000XX0’を含み、ここで、Xは ’0’と ’1’中の1つである。
【0027】
本発明の他の様相によれば、移動端末機と基地局の中、少なくともいずれかの1つに通信されるデータ構造の第1フィールドに第1、第2、第3及び第4の割り当てられたPLCMタイプ中、少なくとも1つを含める。さらに、本発明は移動端末機と基地局の中、少なくともいずれかの1つに通信されるデータ構造に第2フィールドを含め、第2フィールドと関連した値は第1フィールドがデータ構造に含まれるかどうかを表し、第1フィールドは第1、第2、第3及び第4の割り当てられたPLCMタイプ中の1つを含む。
【0028】
本発明の他の実施形態によれば、移動端末機でパブリックロングコードマスク(PLCM)を決定する方法であって、移動端末機に使われるPLCMのタイプを表すPLCMタイプのインジケータを基地局から受信するステップと、PLCMタイプのインジケータが所定値である場合、国際移動局識別(IMSI)に基づいてPLCMの少なくとも一部を決定するステップとを含む方法が提供されている。好ましくは、IMSIに基づくPLCMの少なくとも一部が34ビットを含む。PLCMタイプのインジケータが第1値(例えば、’0010’)と関連する場合、IMSIは移動端末機の移動識別番号と関連し、PLCMタイプのインジケータが第2値(例えば、’0011’)と関連する場合、IMSIは基地局が提供する値と関連する。
【0029】
本発明の他の実施形態によれば、パブリックロングコードマスク(PLCM)を使用するための移動端末機であって、移動端末機に対するPLCMが移動端末機と関連した移動装置識別子(MEID)に基づく場合、第1PLCMタイプを割り当てる手段と、移動端末機に対するPLCMが基地局により特定される場合、第2PLCMタイプを割り当てる手段と、移動端末機に対するPLCMが移動端末機と関連した移動識別番号(MIN)に基づく国際移動局識別(IMSI) 基盤である場合、第3PLCMタイプを割り当てる手段と、移動端末機に対するPLCMがサービス提供業者が提供する値に基づくIMSI基盤である場合、第4PLCMタイプを割り当てる手段とを含む移動端末機が提供される。
【0030】
本発明の又他の実施形態によれば、移動端末機は、移動端末機に使われるPLCMのタイプを表すPLCMタイプのインジケータを基地局から受信する手段と、PLCMタイプのインジケータが所定値である場合、国際移動局識別(IMSI)に基づいてPLCMの少なくとも一部を決定する手段を含む。好ましくは、IMSIに基づくPLCMの少なくとも一部が34ビットを含む。PLCMタイプのインジケータが第1値と関連する場合、IMSIは移動端末機の移動識別番号と関連し、PLCMタイプのインジケータが第2値と関連する場合、IMSIは基地局が提供する値と関連する。
【0031】
本発明のこれら及び他の実施形態は、添付の図面を参照し以下の実施形態の詳細な説明から当業者には自明なことであり、本発明が本明細書に開示する任意の特定の実施形態に限るのではない。
【発明の効果】
【0032】
本発明は移動通信システムに適用されることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0033】
以下、本発明に係る移動通信システムにおいてパブリックロングコードマスクを決定する装置及び方法の好適な実施の形態について、添付の図面に基づいて詳細に説明する。
【0034】
本発明の説明を助けるために、特定の例示的なパラメータ名称、値、長さ及びその他の属性が使われて移動局と基地局間に通信されるチャネル、メッセージ及び固定または可変識別子を説明する。このようなパラメータ名称は例示に過ぎないものであり、他の名称が同一または類似の機能を説明するのに使われることができるという点に注意しなければならない。
【0035】
本発明は、端末機を全世界的に識別するために各端末機に固有に割り当てられる国際移動局識別(IMSI) 番号を使用してPLCMを生成する。IMSIはナンバリングと関連した推薦事項であってITU−T E.212に提供される。ITU−T E.212は、全世界的に使われる端末機の各々に固有番号を割り当て、その番号に均一な規則を与えることにより各国家での個別ナンバリング規則を回避するために樹立された。
【0036】
図6は、IMSIの構造を示すものであって、IMISが好ましくは15個までのディジットまたは数字で構成される。移動カントリーコード(mobile country code; 以下、 ’MCC’という)として対応カントリーを識別するためのコードには最上位3ディジットが割り当てられる。残りのディジットは国内移動加入者識別(National Mobile Subscriber Identity; 以下、 ’NMSI’という)である。NMSIは移動ネットワークコード(MNC)及び移動局識別番号(MSIN)を含む。MNCは端末機を支援するネットワークを識別する。例えば、ネットワークは移動局に通信サービスを提供するサービス提供業者により識別されることができる。1つの提供業者が多数のMNCを有することができる。 MSIN(移動局識別番号)は各ネットワークで使用者端末機を識別するために使われる。
【0037】
好ましい実施形態によれば、IMSI_MはNMSIに移動識別番号(MIN)を含むIMSIである。 MINは移動端末機に割り当てられた10ディジットのディジタル表現である34ビット数であって、移動電話番号と関連することができる。IMSI_TはMINと関連しないIMSIである。IMSI_Tはサービス提供業者により提供されることができる。移動端末機の動作の間、オン動作IMSI(IMSI_O)が使われるが、これは基地局容量によってIMSI_MまたはIMSI_T中のいずれか一つである。
【0038】
図7は、本発明の好ましい実施形態に係るIMSI_Sディジットを示す。好ましくは、IMSI_SはIMSIから、好ましくはIMSI_Oから誘導される10ディジット(34ビット) 数である。好ましい実施形態において、IMSIが10ディジット以上であれば、IMSIの下位10ディジットはIMSI_Sとなる。IMSIが10ディジットより小さければ、前部分に ’0’が挿入されて10ディジットを充足させる。
【0039】
10ディジットIMSI_SはIMSI_S1(好ましくは、7ディジット) 及びIMSI_S2(好ましくは、3ディジット)を含む。IMSI_Oから誘導されたIMSI_Sが好ましくはIMSI_O_Sとして設計され、これは図8及び図9に図示される。
【0040】
本発明に係る以下の実施形態は上述のIMSI_Sを使用して移動端末機に固有なPLCMを生成する。したがって、同一移動ネットワークでの端末機の各々は固有なPLCMを有することができる。
【0041】
PLCMを生成するために、移動端末機のESNまたはMEIDが使われることができる。代案的には、臨時IMSIが使われることができる。基地局要件及び制限事項に依存して、以下のPLCMタイプ(PCLM_TYPE)が定義されることができる。本発明を説明するために、PLCM_TYPEはPLCMタイプインディケータである。基地局はPLCM_TYPEを対応タイプで設定する。
【0042】
好ましい実施形態によれば、PLCM_TYPEは、例えば ’0010’に定義され、これはMIN(移動識別番号)に基づいてIMSI_Mから動作中のIMSI(IMSI_O)を抽出するのに使われる。他の実施形態において、PLCM_TYPEは、例えば ’0011’として定義され、これは真のIMSI(IMSI_T)から動作中のIMSI(IMSI_O)を抽出するのに使われる。例えば、移動端末機がホームカントリにいない場合、’0010’であるPLCM_TYPEは使われない。言い換えると、移動端末機のMCCが基地局のMCCと異なる場合である。これと類似するように、移動端末機がホームネットワークにいない場合、’0011’であるPLCM_TYPEは使われない。言い換えると、移動端末機のMCCまたはMNCが異なる。
【0043】
図8及び図9を参照すれば、本発明の好ましい実施形態によってPLCMを生成する方法が提供される。IMSI_MからIMSI_O(動作中のIMSI)が抽出される場合、(例えば、PLCM_TYPEが ’0010’である場合)、最上位5ビット(M41〜M37)は、例えば ’11000’に設定される。最上位5ビット(M41〜M37)に後続する2ビット(M36 及びM35)は、例えば ’00’に設定されて、既存のロングコードマスクとの衝突を回避する。
【0044】
2ビット(M36及びM35)は、例えば’10’ または ’01’に設定されて全ての物理チャネル上に現在存在するロングコードマスクを回避する。後続ビット(M34)は、例えば ’1’に設定されて、IMSI_TからIMSI_Oが抽出される場合とは区別される。下位34ビット(M33〜M0)は、例えば以前に定義されたIMSI_Sに設定される。
【0045】
図9を参照すれば、IMSI_TからIMSI_O(動作中のIMSI)を抽出する場合、PLCMを生成する方法が提供される(例えば、PLCM_TYPE ’0011’)。最上位5ビット(M41〜M37)は、例えば ’11000’に設定される。最上位5ビット(M41〜M37)に後続する2ビット(M36及びM35)は、例えば ’00’に設定されて既存のロングコードマスクとの衝突を回避する。
【0046】
2ビット(M36及びM35)は、例えば’10’ または ’01’に設定されて物理チャネルの現在存在するロングコードマスクを回避する。後続ビット(M34)は、例えば ’0’に設定されて、IMSI_MからIMSI_Oが抽出される場合と区別される。下位34ビット(M33〜M0)は、例えば以前に定義されたIMSI_Sに設定される。
【0047】
図10及び図11を参照すれば、他の実施形態において、PLCMの1番目及び2番目のビットが、例えば ’10’に設定されて、従来の移動端末機が使用するPLCMとの衝突を回避する。このようなPLCMは1つのカントリーで個別移動ネットワーク間ローミングする場合、各端末機が固有のPLCMを有する移動ネットワークで有効である。使用者がそのホームネットワークの代わりに他の移動ネットワークでローミング中の場合、または、使用者が他のカントリーでローミング中の場合、他のPLCM生成方法が使われることができる。
【0048】
本実施形態において、3番目のビットはローミングインジケータとして使われる。図10を参照すれば、5ビット(M38〜M34)の各々に対して任意の値が設定されることができる。本発明の一実施形態において、5ビット(M34〜M38)に対する値は、例えば ’11111’に設定される。
【0049】
使用者はホームネットワークから他のネットワークに、または、他のカントリーにローミングすることができる。使用者がホームネットワークで通信する場合、ローミングインジケータは、例えば’0’に設定される。このような場合、PLCMは先に説明したように、IMSI_Sから抽出される。
【0050】
使用者がそのホームネットワークの代わりに他の移動ネットワークでローミング中の場合、または、使用者が他のカントリーでローミング中の場合、ローミングインジケータは、例えば ’1’に設定される。このような場合、PLCMは、例えば前記とは異なる方法により生成することができる。
【0051】
一実施形態において、移動端末機のMEIDはハッシュ処理されてPLCMに挿入される。例えば、56ビットMEIDは39ビットでハッシュ処理される。
【0052】
本発明の実施形態によって、56ビットMEIDをPLCMの39ビットでハッシュ処理する方法が図11に提供される。1番目及び2番目の最上位ビットは、例えば ’10’に設定される。ローミングインジケータは、例えば ’1’に設定され、他の39ビットは、例えば56ビットMEIDにSHA−1ハッシングアルゴリズムを適用することによりハッシング値に設定される。そして、PLCM_40は信号層により物理層に提供される。
【0053】
図12を参照すれば、移動端末機ローミングの状態は端末機のMCC及びMNCをサービスネットワークのMCC及びMNCと比較することにより決定されることができる(S120、S130)。MCC及びMNC中、いずれかの一つが違うならば、使用者はローミング中であり、ローミングインジケータ(例えば、PLCMの3番目ビット)は、例えば ’1’に設定され(S150)、PLCMDMS MEIDを使用して決定される。一方、移動端末機がそれが属する移動ネットワークと通信中であれば、ローミングインジケータは、例えば ’0’に設定され(S140)、PLCMはIMSI_Sを使用して決定される。
【0054】
一実施形態において、図6のIMSIの1番目乃至3番目のディジットはMCCとして使われ、残りの12ディジットは示すようにMNC及びMSINを含むNMSIとして使われる。他の実施形態において、MSINは、例えば、PLCMの下位40ビットからの12ディジット十進数で構成される。図13を参照すれば、PLCMの1番目及び2番目のビットは、例えば ’00’に設定される。図14を参照すれば、12ディジット十進数は40ビット二進値でマッピングされることができる。
【0055】
当業者には、本発明の好ましい実施形態が、例えばプロセッサ710、または、その他のデータまたはディジタル処理デバイスを独自的に使用して、または、外部支援論理と組合せて具現できるということが自明である。
【0056】
本発明が移動通信の内容で説明されたが、本発明は無線通信能力が備えられたPDA及びラップトップコンピュータ等、移動デバイスを使用する任意の無線通信システムに使われることができる。また、本発明を説明するために特定の用語を使用することは本発明の範囲をCDMA 2000などの特定のタイプの移動通信システムに制限しようとするのではない。本発明は、例えば、TDMA、CDMA、FDMA、WCDMAなど、他のエアーインターフェース及び/または物理層を使用するその他の無線通信システムにも適用されることができる。
【0057】
好ましい実施形態は、ソフトウェア、ファームウエア、ハードウェア、または、これらの任意の組合を生成するために標準プログラミング及び/または工学技術を使用する製造方法、装置または製造物として具現されることができる。ここに使われた”製造物(article of manufactre)”という用語は、ハードウェアロジック[例えば、集積回路チップ、FPGA(Field Programmable Gate Array)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)等]、または、コンピュータ読取可能媒体[例えば、自分記憶媒体(例えば、ハードディスクドライブ、フロッピー(登録商標)ディスク、テープ等)、光ストレージ(CD−ROM、光ディスク等)、揮発性及び不揮発性メモリデバイス(例えば、EEPROM、 ROM、PROM、RAM、DRAM、SRAM、ファームウエア、プログラマブルロジックなど)で具現されるコードまたはロジックを指す。コンピュータ読取可能媒体のコードはプロセッサによりアクセスされて実行される。好ましい実施形態が具現されるコードは伝送媒体を介して、または、ネットワークを介してファイルサーバーからアクセスされることができる。このような場合、コードが具現される製造物はネットワーク伝送線、無線伝送媒体、空間を通じた信号伝播、無線波、赤外線などの伝送媒体を含むことができる。勿論、当業者であれば本発明の範囲から外れなくてもこのような構成に多様な変更がなされることができるという点と、製造物は当業界に公知された媒体を含む任意の情報を含むことができるという点を理解するはずである。
【0058】
図面に特定の動作で図示されたロジック具現は特定の順序で発生することができる。代案的な具現において、特定のロジック動作は異なる順序で遂行されたり、変更されたり、または除去されたりすることができ、また、本発明の好ましい実施形態を具現することができる。また、上述のロジックに段階などが追加されることができ、本発明を具現することができる。
【0059】
上述の実施形態は例示的なことに考慮されるべきであり、いかなる方式でも制約的なことに考慮されてはいけない。したがって、本明細書に開示された本質的な特性から外れなくても本発明の多様な様相を支援する他の実施形態、システムアーキテクチャー、プラットフォーム及び具現が使われることができる。開示された実施形態の特徴に対するこれら及び多様な他の適用及び組合が本発明の範囲内にある。本発明は請求範囲及びその等価物の範囲で定義される。
【図面の簡単な説明】
【0060】
【図1】ロングコードを生成する方法を示すブロック図である。
【図2】無線構成(RC)が1または2である逆方向基本チャネル及び逆方向補助コードチャネルに対するPLCMフォーマットを示す図である。
【図3】逆方向基本チャネル、逆方向補助チャネル、逆方向専用制御チャネル、順方向基本チャネル、順方向補助コードチャネル、順方向補助チャネル、順方向専用制御チャネルまたは順方向パケットデータチャネルに対するPLCMフォーマットを示す図である。
【図4】ESNの構造を示す図である。
【図5】MEIDの構造を示す図である。
【図6】IMSIDML構造を示す図である。
【図7】本発明の一実施形態に係る34ビットIMSI_Sの構造を示す図である。
【図8】本発明の好ましい実施形態に係るPLCMDML構造例である。
【図9】本発明の一実施形態に係るPLCMの構造例である。
【図10】本発明の他の実施形態に係るPLCMの構造例である。
【図11】本発明の他の実施形態に係るPLCMの構造例である。
【図12】本発明の一実施形態によりPLCMを決定するフローチャートである。
【図13】本発明の一実施形態によりPLCMの下位40ビットにIMSIの下位ビットをマッピングすることを示す図である。
【図14】一実施形態により十進数を二進値にマッピングすることを示す図である。
【符号の説明】
【0061】
710 プロセッサ
【特許請求の範囲】
【請求項1】
移動通信ネットワークで使われる移動端末機にパブリックロングコードマスク(PLCM)を決定する方法であって、
前記移動端末機に対するPLCMが前記移動端末と関連した移動識別番号(MIN)に基づく国際移動局識別(IMSI)基盤である場合、第1PLCMタイプを割り当てるステップと、
前記移動端末機に対するPLCMがサービス提供業者が提供する値に基づくIMSI基盤である場合、第2PLCMタイプを割り当てるステップと、
を含むことを特徴とする移動通信システムにおいてパブリックロングコードマスクを決定する方法。
【請求項2】
前記移動端末機がホームカントリーにいない場合、第1PLCMタイプは使われないことを特徴とする請求項1に記載の移動通信システムにおいてパブリックロングコードマスクを決定する方法。
【請求項3】
前記移動端末機がホームネットワークにいない場合、前記第2PLCMタイプは使われないことを特徴とする請求項1に記載の移動通信システムにおいてパブリックロングコードマスクを決定する方法。
【請求項4】
前記PLCMは第1部分と第2部分を含み、前記第2部分はIMSIの少なくとも一部から決定されることを特徴とする請求項1に記載の移動通信システムにおいてパブリックロングコードマスクを決定する方法。
【請求項5】
前記PLCMの第2部分が34ビットを含むことを特徴とする請求項4に記載の移動通信システムにおいてパブリックロングコードマスクを決定する方法。
【請求項6】
前記PLCMは第1部分と第2部分を含み、前記1PLCMタイプが使用中の場合、前記第2部分はMINの少なくとも一部から決定されることを特徴とする請求項1に記載の 移動通信システムにおいてパブリックロングコードマスクを決定する方法。
【請求項7】
前記PLCMの前記第2部分は34ビットを含むことを特徴とする請求項6に記載の移動通信システムにおいてパブリックロングコードマスクを決定する方法。
【請求項8】
移動通信ネットワークに使われる移動端末機にパブリックロングコードマスク(PLCM)を決定する方法であって、
前記移動端末機に対するPLCMが移動端末機と関連した移動装置識別子(MEID)に基づく場合、第1PLCMタイプを割り当てるステップと、
前記移動端末機に対するPLCMが前記基地局により特定される場合、第2PLCMタイプを割り当てるステップと、
前記移動端末機に対するPLCMが移動端末機と関連した移動識別番号(MIN)に基づく国際移動局識別(IMSI)に基づく場合、第3PLCMタイプを割り当てるステップと、
前記移動端末機に対するPLCMがサービス提供業者が提供した値に基づく前記IMSに基づく場合、第4PLCMタイプを割り当てるステップと、
を含むことを特徴とする移動通信システムにおいてパブリックロングコードマスクを決定する方法。
【請求項9】
前記移動端末機に対するPLCMは第1部分と第2部分を含むことを特徴とする請求項8に記載の移動通信システムにおいてパブリックロングコードマスクを決定する方法。
【請求項10】
前記第1部分は前記PLCMの最上位ビットを含み、第2部分はPLCMの下位ビットを含むことを特徴とする請求項9に記載の移動通信システムにおいてパブリックロングコードマスクを決定する方法。
【請求項11】
前記第1PLCMタイプが割り当てられる場合、前記PLCM値は前記MEIDにハッシングアルゴリズム(hashing algorithm)を適用して計算されることを特徴とする請求項8に記載の移動通信システムにおいてパブリックロングコードマスクを決定する方法。
【請求項12】
前記第1PLCMタイプは0000であることを特徴とする請求項8に記載の移動通信システムにおいてパブリックロングコードマスクを決定する方法。
【請求項13】
前記移動端末がローミング中の場合、前記第1PLCMタイプが割り当てられることを特徴とする請求項8に記載の移動通信システムにおいてパブリックロングコードマスクを決定する方法。
【請求項14】
前記第1PLCMタイプが割り当てられる場合、前記PLCMの第2部分は前記MEIDのハッシング処理された値を含むことを特徴とする請求項9に記載の移動通信システムにおいてパブリックロングコードマスクを決定する方法。
【請求項15】
前記第2PLCMタイプが割り当てられる場合、前記PLCM値が前記基地局により前記移動局に提供されることを特徴とする請求項8に記載の移動通信システムにおいてパブリックロングコードマスクを決定する方法。
【請求項16】
前記第2PLCMタイプは0001であることを特徴とする請求項8に記載の移動通信システムにおいてパブリックロングコードマスクを決定する方法。
【請求項17】
前記PLCMタイプが割り当てられる場合、前記第2部分は前記基地局により提供される値を含むことを特徴とする請求項9に記載の移動通信システムにおいてパブリックロングコードマスクを決定する方法。
【請求項18】
前記第1部分は ’101’を含み、前記第2部分は39ビットを含むことを特徴とする請求項9に記載の移動通信システムにおいてパブリックロングコードマスクを決定する方法。
【請求項19】
前記第3PLCMタイプが割り当てられる場合、前記PLCMはその下位部分に前記MINを含むことを特徴とする請求項8に記載の移動通信システムにおいてパブリックロングコードマスクを決定する方法。
【請求項20】
前記第3PLCMタイプは0010であることを特徴とする請求項9に記載の移動通信システムにおいてパブリックロングコードマスクを決定する方法。
【請求項21】
前記移動端末機がホームカントリーにいない場合、前記第3PLCMタイプは使われないことを特徴とする請求項9に記載の移動通信システムにおいてパブリックロングコードマスクを決定する方法。
【請求項22】
前記第3PLCMタイプが割り当てられる場合、前記第2部分は前記移動端末機と関連したMINに基づく値を含むことを特徴とする請求項9に記載の移動通信システムにおいてパブリックロングコードマスクを決定する方法。
【請求項23】
前記第2部分は前記MINの下位ディジット中、少なくとも一部を含むことを特徴とする請求項22に記載の移動通信システムにおいてパブリックロングコードマスクを決定する方法。
【請求項24】
前記第2部分は前記MINの少なくとも10個の上位ディジットを含むことを特徴とする請求項23に記載の移動通信システムにおいてパブリックロングコードマスクを決定する方法。
【請求項25】
前記MINの長さが前記第2部分の長さより短い場合、前記第2部分は、前記第2部分の下位位置に前記MINの下位ディジットを含み、前記第2部分の相違位置にパッディングビットを含むことを特徴とする請求項23に記載の移動通信システムにおいてパブリックロングコードマスクを決定する方法。
【請求項26】
前記第2部分は34ビット値を含むことを特徴とする請求項22に記載の移動通信システムにおいてパブリックロングコードマスクを決定する方法。
【請求項27】
前記第1部分は ’11000001’を含むことを特徴とする請求項22に記載の移動通信システムにおいてパブリックロングコードマスクを決定する方法。
【請求項28】
前記第1部分は ’1100XX1’を含み、前記Xは’0’と’1’の中、いずれかの一つであることを特徴とする請求項22に記載の移動通信システムにおいてパブリックロングコードマスクを決定する方法。
【請求項29】
前記第4PLCMタイプは0011であることを特徴とする請求項8に記載の移動通信システムにおいてパブリックロングコードマスクを決定する方法。
【請求項30】
前記移動端末機がホームネットワークにいない場合、前記第4PLCMタイプは使われないことを特徴とする請求項8に記載の移動通信システムにおいてパブリックロングコードマスクを決定する方法。
【請求項31】
前記第4PLCMタイプが割り当てられる場合、前記第2部分は前記移動端末機と関連したMINに基づかない値を含むことを特徴とする請求項9に記載の移動通信システムにおいてパブリックロングコードマスクを決定する方法。
【請求項32】
前記第2部分はサービス提供業者が提供する値を含むことを特徴とする請求項31に記載の移動通信システムにおいてパブリックロングコードマスクを決定する方法。
【請求項33】
前記第2部分は34ビット値を含むことを特徴とする請求項32に記載の移動通信システムにおいてパブリックロングコードマスクを決定する方法。
【請求項34】
前記第1部分は ’11000000’を含むことを特徴とする請求項31に記載の移動通信システムにおいてパブリックロングコードマスクを決定する方法。
【請求項35】
前記第1部分は ’11000XX0’を含み、前記Xは’0’と ’1’の中、いずれかの一つであることを特徴とする請求項31に記載の移動通信システムにおいてパブリックロングコードマスクを決定する方法。
【請求項36】
前記移動端末機及び前記基地局の中、少なくともいずれかの一つに通信されるデータ構造の第1フィールドに第1、第2、第3及び第4の割り当てられたPLCMタイプ中、少なくともいずれかの一つを更に含めるステップを更に含むことを特徴とする請求項8に記載の移動通信システムにおいてパブリックロングコードマスクを決定する方法。
【請求項37】
前記移動端末機及び前記基地局の中、少なくともいずれかの一つに通信されるデータ構造に第2フィールドを含めるステップを更に含み、前記第2フィールドは前記データ構造に第1フィールドが含まれるかどうかを表し、前記第1フィールドは前記第1、第2、第3及び第4の割り当てられたPLCMタイプ中、いずれかの一つを含むことを特徴とする請求項8に記載の移動通信システムにおいてパブリックロングコードマスクを決定する方法。
【請求項38】
移動端末機にパブリックロングコードマスク(PLCM)を決定する方法であって、
前記移動端末機に使われるPLCMのタイプを表すPLCMタイプのインジケータを基地局から受信するステップと、
前記PLCMタイプのインジケータが所定値である場合、国際移動局識別(IMSI)に基づいて前記PLCMの少なくとも一部を決定するステップと、
を含むことを特徴とする移動通信システムにおいてパブリックロングコードマスクを決定する方法。
【請求項39】
前記IMSIに基づく前記PLCMの少なくとも一部は34ビットを含むことを特徴とする請求項38に記載の移動通信システムにおいてパブリックロングコードマスクを決定する方法。
【請求項40】
前記PLCMタイプのインジケータが第1値と関連する場合、前記IMISは前記移動端末機の移動識別番号と関連することを特徴とする請求項38に記載の移動通信システムにおいてパブリックロングコードマスクを決定する方法。
【請求項41】
前記PLCMタイプのインジケータが第2値と関連する場合、前記IMSIは前記サービス提供業者が提供する値と関連することを特徴とする請求項38に記載の移動通信システムにおいてパブリックロングコードマスクを決定する方法。
【請求項42】
移動通信システムにパブリックロングコードマスク(PLCM)を使用する移動端末機であって、
無線端末機は、
前記移動端末機に対するPLCMが前記移動端末機と関連した移動識別番号(MIN)に基づく国際移動局識別(IMSI) 基盤である場合、第1PLCMタイプを割り当てる手段と、
前記移動端末機に対するPLCMがサービス提供業者が提供する値に基づくIMSI基盤である場合、第2PLCMタイプを割り当てる手段と、
を含むことを特徴とする移動端末機。
【請求項43】
移動通信システムにパブリックロングコードマスク(PLCM)を使用する移動端末機であって、
前記移動端末は、
前記移動端末機に対するPLCMが前記移動端末機と関連した移動装置識別子(MEID)に基づく場合、第1PLCMタイプを割り当てる手段と、
前記移動端末機に対するPLCMが基地局により特定される場合、第2PLCMタイプを割り当てる手段と、
前記移動端末機に対するPLCMが前記移動端末機と関連した移動識別番号(MIN)に基づく国際移動局識別(IMSI) 基盤である場合、第3PLCMタイプを割り当てる手段と、
前記移動端末機に対するPLCMがサービス提供業者が提供する値に基づくIMSI基盤である場合、第4PLCMタイプを割り当てる手段と、
を含むことを特徴とする移動端末機。
【請求項44】
移動通信システムにパブリックロングコードマスク(PLCM)を使用する移動端末機であって、
前記移動端末機に使われるPLCMのタイプを表すPLCMタイプのインジケータを基地局から受信する手段と、
前記PLCMタイプのインジケータが所定値である場合、国際移動局識別(IMSI)に基づいて前記PLCMの少なくとも一部を決定する手段と、
を含むことを特徴とする移動端末機。
【請求項45】
前記IMSIに基づく前記PLCMの少なくとも一部は34ビットを含むことを特徴とする請求項44に記載の移動端末機。
【請求項46】
前記PLCMタイプのインジケータが第1値と関連する場合、前記IMSIは前記移動端末機の移動識別番号と関連することを特徴とする請求項44に記載の移動端末機。
【請求項47】
前記PLCMタイプのインジケータが第2値と関連する場合、前記IMSIはサービスプロバイダが提供する値と関連することを特徴とする請求項44に記載の移動端末機。
【請求項1】
移動通信ネットワークで使われる移動端末機にパブリックロングコードマスク(PLCM)を決定する方法であって、
前記移動端末機に対するPLCMが前記移動端末と関連した移動識別番号(MIN)に基づく国際移動局識別(IMSI)基盤である場合、第1PLCMタイプを割り当てるステップと、
前記移動端末機に対するPLCMがサービス提供業者が提供する値に基づくIMSI基盤である場合、第2PLCMタイプを割り当てるステップと、
を含むことを特徴とする移動通信システムにおいてパブリックロングコードマスクを決定する方法。
【請求項2】
前記移動端末機がホームカントリーにいない場合、第1PLCMタイプは使われないことを特徴とする請求項1に記載の移動通信システムにおいてパブリックロングコードマスクを決定する方法。
【請求項3】
前記移動端末機がホームネットワークにいない場合、前記第2PLCMタイプは使われないことを特徴とする請求項1に記載の移動通信システムにおいてパブリックロングコードマスクを決定する方法。
【請求項4】
前記PLCMは第1部分と第2部分を含み、前記第2部分はIMSIの少なくとも一部から決定されることを特徴とする請求項1に記載の移動通信システムにおいてパブリックロングコードマスクを決定する方法。
【請求項5】
前記PLCMの第2部分が34ビットを含むことを特徴とする請求項4に記載の移動通信システムにおいてパブリックロングコードマスクを決定する方法。
【請求項6】
前記PLCMは第1部分と第2部分を含み、前記1PLCMタイプが使用中の場合、前記第2部分はMINの少なくとも一部から決定されることを特徴とする請求項1に記載の 移動通信システムにおいてパブリックロングコードマスクを決定する方法。
【請求項7】
前記PLCMの前記第2部分は34ビットを含むことを特徴とする請求項6に記載の移動通信システムにおいてパブリックロングコードマスクを決定する方法。
【請求項8】
移動通信ネットワークに使われる移動端末機にパブリックロングコードマスク(PLCM)を決定する方法であって、
前記移動端末機に対するPLCMが移動端末機と関連した移動装置識別子(MEID)に基づく場合、第1PLCMタイプを割り当てるステップと、
前記移動端末機に対するPLCMが前記基地局により特定される場合、第2PLCMタイプを割り当てるステップと、
前記移動端末機に対するPLCMが移動端末機と関連した移動識別番号(MIN)に基づく国際移動局識別(IMSI)に基づく場合、第3PLCMタイプを割り当てるステップと、
前記移動端末機に対するPLCMがサービス提供業者が提供した値に基づく前記IMSに基づく場合、第4PLCMタイプを割り当てるステップと、
を含むことを特徴とする移動通信システムにおいてパブリックロングコードマスクを決定する方法。
【請求項9】
前記移動端末機に対するPLCMは第1部分と第2部分を含むことを特徴とする請求項8に記載の移動通信システムにおいてパブリックロングコードマスクを決定する方法。
【請求項10】
前記第1部分は前記PLCMの最上位ビットを含み、第2部分はPLCMの下位ビットを含むことを特徴とする請求項9に記載の移動通信システムにおいてパブリックロングコードマスクを決定する方法。
【請求項11】
前記第1PLCMタイプが割り当てられる場合、前記PLCM値は前記MEIDにハッシングアルゴリズム(hashing algorithm)を適用して計算されることを特徴とする請求項8に記載の移動通信システムにおいてパブリックロングコードマスクを決定する方法。
【請求項12】
前記第1PLCMタイプは0000であることを特徴とする請求項8に記載の移動通信システムにおいてパブリックロングコードマスクを決定する方法。
【請求項13】
前記移動端末がローミング中の場合、前記第1PLCMタイプが割り当てられることを特徴とする請求項8に記載の移動通信システムにおいてパブリックロングコードマスクを決定する方法。
【請求項14】
前記第1PLCMタイプが割り当てられる場合、前記PLCMの第2部分は前記MEIDのハッシング処理された値を含むことを特徴とする請求項9に記載の移動通信システムにおいてパブリックロングコードマスクを決定する方法。
【請求項15】
前記第2PLCMタイプが割り当てられる場合、前記PLCM値が前記基地局により前記移動局に提供されることを特徴とする請求項8に記載の移動通信システムにおいてパブリックロングコードマスクを決定する方法。
【請求項16】
前記第2PLCMタイプは0001であることを特徴とする請求項8に記載の移動通信システムにおいてパブリックロングコードマスクを決定する方法。
【請求項17】
前記PLCMタイプが割り当てられる場合、前記第2部分は前記基地局により提供される値を含むことを特徴とする請求項9に記載の移動通信システムにおいてパブリックロングコードマスクを決定する方法。
【請求項18】
前記第1部分は ’101’を含み、前記第2部分は39ビットを含むことを特徴とする請求項9に記載の移動通信システムにおいてパブリックロングコードマスクを決定する方法。
【請求項19】
前記第3PLCMタイプが割り当てられる場合、前記PLCMはその下位部分に前記MINを含むことを特徴とする請求項8に記載の移動通信システムにおいてパブリックロングコードマスクを決定する方法。
【請求項20】
前記第3PLCMタイプは0010であることを特徴とする請求項9に記載の移動通信システムにおいてパブリックロングコードマスクを決定する方法。
【請求項21】
前記移動端末機がホームカントリーにいない場合、前記第3PLCMタイプは使われないことを特徴とする請求項9に記載の移動通信システムにおいてパブリックロングコードマスクを決定する方法。
【請求項22】
前記第3PLCMタイプが割り当てられる場合、前記第2部分は前記移動端末機と関連したMINに基づく値を含むことを特徴とする請求項9に記載の移動通信システムにおいてパブリックロングコードマスクを決定する方法。
【請求項23】
前記第2部分は前記MINの下位ディジット中、少なくとも一部を含むことを特徴とする請求項22に記載の移動通信システムにおいてパブリックロングコードマスクを決定する方法。
【請求項24】
前記第2部分は前記MINの少なくとも10個の上位ディジットを含むことを特徴とする請求項23に記載の移動通信システムにおいてパブリックロングコードマスクを決定する方法。
【請求項25】
前記MINの長さが前記第2部分の長さより短い場合、前記第2部分は、前記第2部分の下位位置に前記MINの下位ディジットを含み、前記第2部分の相違位置にパッディングビットを含むことを特徴とする請求項23に記載の移動通信システムにおいてパブリックロングコードマスクを決定する方法。
【請求項26】
前記第2部分は34ビット値を含むことを特徴とする請求項22に記載の移動通信システムにおいてパブリックロングコードマスクを決定する方法。
【請求項27】
前記第1部分は ’11000001’を含むことを特徴とする請求項22に記載の移動通信システムにおいてパブリックロングコードマスクを決定する方法。
【請求項28】
前記第1部分は ’1100XX1’を含み、前記Xは’0’と’1’の中、いずれかの一つであることを特徴とする請求項22に記載の移動通信システムにおいてパブリックロングコードマスクを決定する方法。
【請求項29】
前記第4PLCMタイプは0011であることを特徴とする請求項8に記載の移動通信システムにおいてパブリックロングコードマスクを決定する方法。
【請求項30】
前記移動端末機がホームネットワークにいない場合、前記第4PLCMタイプは使われないことを特徴とする請求項8に記載の移動通信システムにおいてパブリックロングコードマスクを決定する方法。
【請求項31】
前記第4PLCMタイプが割り当てられる場合、前記第2部分は前記移動端末機と関連したMINに基づかない値を含むことを特徴とする請求項9に記載の移動通信システムにおいてパブリックロングコードマスクを決定する方法。
【請求項32】
前記第2部分はサービス提供業者が提供する値を含むことを特徴とする請求項31に記載の移動通信システムにおいてパブリックロングコードマスクを決定する方法。
【請求項33】
前記第2部分は34ビット値を含むことを特徴とする請求項32に記載の移動通信システムにおいてパブリックロングコードマスクを決定する方法。
【請求項34】
前記第1部分は ’11000000’を含むことを特徴とする請求項31に記載の移動通信システムにおいてパブリックロングコードマスクを決定する方法。
【請求項35】
前記第1部分は ’11000XX0’を含み、前記Xは’0’と ’1’の中、いずれかの一つであることを特徴とする請求項31に記載の移動通信システムにおいてパブリックロングコードマスクを決定する方法。
【請求項36】
前記移動端末機及び前記基地局の中、少なくともいずれかの一つに通信されるデータ構造の第1フィールドに第1、第2、第3及び第4の割り当てられたPLCMタイプ中、少なくともいずれかの一つを更に含めるステップを更に含むことを特徴とする請求項8に記載の移動通信システムにおいてパブリックロングコードマスクを決定する方法。
【請求項37】
前記移動端末機及び前記基地局の中、少なくともいずれかの一つに通信されるデータ構造に第2フィールドを含めるステップを更に含み、前記第2フィールドは前記データ構造に第1フィールドが含まれるかどうかを表し、前記第1フィールドは前記第1、第2、第3及び第4の割り当てられたPLCMタイプ中、いずれかの一つを含むことを特徴とする請求項8に記載の移動通信システムにおいてパブリックロングコードマスクを決定する方法。
【請求項38】
移動端末機にパブリックロングコードマスク(PLCM)を決定する方法であって、
前記移動端末機に使われるPLCMのタイプを表すPLCMタイプのインジケータを基地局から受信するステップと、
前記PLCMタイプのインジケータが所定値である場合、国際移動局識別(IMSI)に基づいて前記PLCMの少なくとも一部を決定するステップと、
を含むことを特徴とする移動通信システムにおいてパブリックロングコードマスクを決定する方法。
【請求項39】
前記IMSIに基づく前記PLCMの少なくとも一部は34ビットを含むことを特徴とする請求項38に記載の移動通信システムにおいてパブリックロングコードマスクを決定する方法。
【請求項40】
前記PLCMタイプのインジケータが第1値と関連する場合、前記IMISは前記移動端末機の移動識別番号と関連することを特徴とする請求項38に記載の移動通信システムにおいてパブリックロングコードマスクを決定する方法。
【請求項41】
前記PLCMタイプのインジケータが第2値と関連する場合、前記IMSIは前記サービス提供業者が提供する値と関連することを特徴とする請求項38に記載の移動通信システムにおいてパブリックロングコードマスクを決定する方法。
【請求項42】
移動通信システムにパブリックロングコードマスク(PLCM)を使用する移動端末機であって、
無線端末機は、
前記移動端末機に対するPLCMが前記移動端末機と関連した移動識別番号(MIN)に基づく国際移動局識別(IMSI) 基盤である場合、第1PLCMタイプを割り当てる手段と、
前記移動端末機に対するPLCMがサービス提供業者が提供する値に基づくIMSI基盤である場合、第2PLCMタイプを割り当てる手段と、
を含むことを特徴とする移動端末機。
【請求項43】
移動通信システムにパブリックロングコードマスク(PLCM)を使用する移動端末機であって、
前記移動端末は、
前記移動端末機に対するPLCMが前記移動端末機と関連した移動装置識別子(MEID)に基づく場合、第1PLCMタイプを割り当てる手段と、
前記移動端末機に対するPLCMが基地局により特定される場合、第2PLCMタイプを割り当てる手段と、
前記移動端末機に対するPLCMが前記移動端末機と関連した移動識別番号(MIN)に基づく国際移動局識別(IMSI) 基盤である場合、第3PLCMタイプを割り当てる手段と、
前記移動端末機に対するPLCMがサービス提供業者が提供する値に基づくIMSI基盤である場合、第4PLCMタイプを割り当てる手段と、
を含むことを特徴とする移動端末機。
【請求項44】
移動通信システムにパブリックロングコードマスク(PLCM)を使用する移動端末機であって、
前記移動端末機に使われるPLCMのタイプを表すPLCMタイプのインジケータを基地局から受信する手段と、
前記PLCMタイプのインジケータが所定値である場合、国際移動局識別(IMSI)に基づいて前記PLCMの少なくとも一部を決定する手段と、
を含むことを特徴とする移動端末機。
【請求項45】
前記IMSIに基づく前記PLCMの少なくとも一部は34ビットを含むことを特徴とする請求項44に記載の移動端末機。
【請求項46】
前記PLCMタイプのインジケータが第1値と関連する場合、前記IMSIは前記移動端末機の移動識別番号と関連することを特徴とする請求項44に記載の移動端末機。
【請求項47】
前記PLCMタイプのインジケータが第2値と関連する場合、前記IMSIはサービスプロバイダが提供する値と関連することを特徴とする請求項44に記載の移動端末機。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【公表番号】特表2007−501580(P2007−501580A)
【公表日】平成19年1月25日(2007.1.25)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−530707(P2006−530707)
【出願日】平成16年5月31日(2004.5.31)
【国際出願番号】PCT/IB2004/001793
【国際公開番号】WO2004/107796
【国際公開日】平成16年12月9日(2004.12.9)
【出願人】(502032105)エルジー エレクトロニクス インコーポレイティド (2,269)
【Fターム(参考)】
【公表日】平成19年1月25日(2007.1.25)
【国際特許分類】
【出願日】平成16年5月31日(2004.5.31)
【国際出願番号】PCT/IB2004/001793
【国際公開番号】WO2004/107796
【国際公開日】平成16年12月9日(2004.12.9)
【出願人】(502032105)エルジー エレクトロニクス インコーポレイティド (2,269)
【Fターム(参考)】
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