説明

空気清浄装置

【課題】室内の壁近くに据えて使用される際、ハウジングの吹出口から室内へ吹出す清浄空気を室内の壁に対し15乃至20°の傾斜角で該壁に当てることができ、清浄空気を室内の全体に循環させることができるようにする。
【解決手段】吸込口11及び吹出口12を有するハウジング1と、該ハウジング1内に収容されている送風機3と、該送風機3が吸込口11から吸込む空気を通過させるフィルタ4とを備え、送風機3により吹出口12から吹出す清浄空気の吹出方向を、鉛直方向Oに対して15乃至20°傾斜させることにより、吹出口12から吹出された清浄空気を室内の天井に沿って空気清浄装置に対し前方へ流すことができ、清浄空気を室内の全体に循環させることができるようにした。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は室内の空気を清浄にするための空気清浄装置に関する。
【背景技術】
【0002】
居住室内の空気は、塵埃、タバコの煙、居住者の呼吸とともに排出される二酸化炭素等の様々の物質で汚染されており、また、近年では住宅の高密度化が進んだこともあり、汚染物質が室内に留まりやすいので、積極的に換気を行う必要がある。しかし、大気汚染のひどい地域の室内、花粉症の居住者が入居、労働する室内では、窓を開放して換気することが思うに任せないことが多く、空気清浄装置が使用される。
【0003】
空気清浄装置は、後面に吸込口を有し、上部に吹出口を有するハウジング内に収容されている送風機と、該送風機が前記吸込口から吸込む空気を通過させるフィルタとを備え、前記送風機が送風する清浄空気を前記吹出口から上方、後方又は鉛直方向に対して約50°傾斜した斜め方向へ吹出すように構成されている(例えば、特許文献1参照)。
【特許文献1】特開2002−257408号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
図8は室内の床に据えられた空気清浄装置の吹出口から吹出された清浄空気の流れ方向を示す説明図である。ところで、特許文献1のように清浄空気を上部の吹出口から上方、後方又は鉛直方向に対して約50°傾斜した斜め方向へ吹出すように構成されている空気清浄装置は図8に示すように室内の壁近くに据えて使用される。ところが、この空気清浄装置において、清浄空気が吹出口から上方へ吹出されるとき、図8に示すように吹出清浄空気は室内の天井に当たって空気清浄装置に対し前方及び後方へ流れ、清浄空気の流れ方向が二分されるため、清浄空気を室内の全体に循環させることができないし、また、清浄空気が吹出口から後方へ吹出されるとき、清浄空気は室内の前方へ流れ難く、清浄空気を室内の全体に循環させることができないし、また、清浄空気が吹出口から鉛直方向に対して約50°傾斜した斜め方向へ吹出されるとき、壁に当たった後の上昇速度が比較的遅くなるため、天井に沿って空気清浄装置に対し前方へ流れる清浄空気量が少なく、改善策が要望されていた。
【0005】
また、空気清浄装置は、シロッコファン及び該シロッコファンの遠心方向へ開放された送風口を有するケーシングを備える遠心送風機が使用されているため、遠心送風機が清浄空気をハウジングの吹出口から室内へ吹出す際、吹出口一側での風速が他側での風速よりも速くなり、吹出された清浄空気量が偏ることになり、また、吹出口での吹出方向が偏向することになり、この点でも改善策が要望されていた。
【0006】
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、主たる目的はハウジングの吹出口から室内へ吹出す清浄空気の吹出方向を、鉛直方向に対して15乃至20°傾斜させることにより、室内の壁近くに据えて使用される際、ハウジングの吹出口から室内へ吹出す清浄空気を室内の壁に対し15乃至20°の傾斜角で該壁に当てることができる空気清浄装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係る空気清浄装置は、吸込口及び吹出口を有するハウジングと、該ハウジング内に収容されている送風機と、該送風機が前記吸込口から吸込む空気を通過させるフィルタとを備え、前記送風機が送風する清浄空気を前記吹出口から吹出す空気清浄装置において、前記吹出口から吹出す清浄空気の吹出方向は、鉛直方向に対して15乃至20°傾斜していることを特徴とする。
【0008】
この発明にあっては、吹出口の傾斜側が室内の壁側となるように該壁の近くに据えて使用される際、吹出口から吹出す清浄空気を壁に対し15乃至20°の傾斜角で該壁に当て、該壁に沿って上昇させることができ、清浄空気の流れ方向を集約することができる。因って、吹出口から吹出された清浄空気を室内の天井に沿って空気清浄装置に対し前方へ流すことができ、清浄空気を室内の全体に循環させることができる。
尚、吹出方向の傾斜角が15°未満の場合、吹出口から吹出された清浄空気が天井近くの壁に当たり、天井に沿って空気清浄装置に対し前方へ流れる清浄空気量が少なくなり、清浄空気が室内の全体に循環し難い。また、吹出方向の傾斜角が20°を超える場合、壁に当たった後の上昇速度が比較的遅くなり、天井に沿って空気清浄装置に対し前方へ流れる清浄空気量が少なくなり、清浄空気が室内の全体に循環し難い。
【0009】
また、本発明に係る空気清浄装置は、前記ハウジングは、前記送風機を収容してあるハウジング本体と、前記吹出口を有し、前記ハウジング本体に取付けられている吹出筒とを備える構成とするのが好ましい。
この発明にあっては、清浄空気を吹出筒の内面に沿って吹出すことができるため、吹出方向を安定させることができ、吹出された清浄空気を集約させ易い。
【0010】
また、本発明に係る空気清浄装置は、前記送風機が送風する清浄空気を前記吹出方向に沿って前記吹出口へ導風する導風路を設けてある構成とするのが好ましい。
この発明にあっては、清浄空気が吹出口へ至るまでに該清浄空気を吹出方向へ導風することができるため、吹出口から吹出された清浄空気の風速を増すことができ、比較的床面積が広い室内であっても清浄空気を室内の全体に循環させ易い。
【0011】
また、本発明に係る空気清浄装置は、前記送風機が送風する清浄空気の吹出口内全域での速度分布を均す速度分布均し体を前記吹出口に設けてある構成とするのが好ましい。
この発明にあっては、清浄空気の吹出口内全域での速度分布を均すことができるため、清浄空気が吹出口の一側へ偏って吹出されるのを抑制でき、吹出された清浄空気量のバラツキを少なくすることができる。
【発明の効果】
【0012】
本発明によれば、吹出口から吹出す清浄空気を壁に対し15乃至20°の傾斜角で該壁に当て、該壁に沿って上昇させることができるため、吹出された清浄空気の流れ方向を集約することができ、吹出された清浄空気を室内の天井に沿って空気清浄装置に対し前方へ流すことができ、清浄空気を室内の全体に循環させることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
以下本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて詳述する。図1は本発明に係る空気清浄装置の構成を示す縦断面図、図2は吹出筒14の構成を示す斜視図、図3は速度分布均し体7の構成を示す斜視図である。
図1に示した空気清浄装置は、後壁1aに吸込口11を有し、天壁1bに吹出口12を有するハウジング1と、該ハウジング1内の底部1cに配されている水槽2と、ハウジング1内の前側に配されている送風機3と、吸込口11の内側に配され、送風機3が吸込口11から吸込む空気を通過させ、該空気中の異物を除去して清浄空気にするフィルタ4と、該フィルタ4及び送風機3の間で、水槽2の上側に配されている加湿用のフィルタ5と、送風機3が送風する清浄空気の通風路に配してあるイオン発生器6とを備え、該イオン発生器6が発生する正イオン及び負イオンを、送風機3が送風する清浄空気とともに吹出口12から外部へ吹出すように構成されている。
【0014】
ハウジング1は平面視矩形をなす底壁1cと、該底壁1cの二辺に連なる前壁1d、後壁1a及び底壁1cの他の二辺に連なる側壁と、天壁1bとを有し、略直方体をなすハウジング本体13と、吹出口12を有し、天壁1bに取付けられている吹出筒14とを備える。後壁1aには長方形をなす吸込口11が設けられ、天壁1bにはその長手方向が両側壁側となる長円形をなす嵌合孔15が設けられ、該嵌合孔15に吹出筒14が嵌込みにより取付けられている。
【0015】
吹出筒14は図2に示すように嵌合孔15に対応する長円形をなし、吹出口12から外部へ吹出す清浄空気の吹出方向を、鉛直方向Oに対して15乃至20°傾斜させる内面を設けてある。吹出筒14には清浄空気の吹出口12内全域での速度分布を均すための速度分布均し体7を嵌込みにより取付けてある。
【0016】
速度分布均し体7は図3に示すように吹出筒14に対応する長円形をなし、吹出筒14内に嵌入される嵌入部71aを有する環部71と、該環部71内を格子状に仕切り、清浄空気の吹出量を規制して吹出口12内全域での速度分布を均す仕切部材72とを有する。
【0017】
また、ハウジング1内の送風機3と吹出筒14との間には、図1に示すように送風機3が送風する清浄空気を、吹出口12から吹出す吹出方向に沿って吹出口12へ導風する導風路としてのダクト8が設けられている。ダクト8は吹出口12側が吹出筒14の内面に対応して長円形に形成され、送風機3が送風する清浄空気を前記吹出方向に沿って吹出口12へ導風するように構成されている。
【0018】
送風機3は、回転軸が前後となるように配されるシロッコファン31と、該シロッコファン31を収容支持し、シロッコファン31の遠心方向へ開放された送風口32a及びシロッコファン31の回転軸線方向へ開放された吸気口32bを有するケーシング32と、該ケーシング32に支持され、シロッコファン31を駆動する電動モータ33とを備える遠心形である。シロッコファン31は回転軸が前後となるように配され、送風口32aは上向きに開放され、該送風口32aにダクト8が連なっている。
【0019】
フィルタ4は吸込口11に対応して直方体に形成されている。
【0020】
加湿用のフィルタ5は不織布等の吸湿材により円筒形に形成され、水槽2の上側に二つの脚体9により回転を可能に支持されている。脚体9はフィルタ5の中心側に設けられている嵌合孔に嵌合される枢軸を有し、水槽2の両側壁に設けられている保持凹部に嵌合保持されている。また、フィルタ5の上側には該フィルタ5の外周面に接触してフィルタ5を駆動する駆動輪10及び該駆動輪10に繋がる電動モータ20が配され、該電動モータ20がダクト8に取付けられている。
【0021】
イオン発生器6は正イオン及び負イオンを発生するイオン発生素子を有し、ダクト8内の途中に取付けられ、イオン発生器6が発生した正イオン及び負イオンが、送風機3が送風する清浄空気に付加されるように構成されている。
【0022】
以上のように構成された空気清浄装置は吸込口11が壁側となるように居住室内の壁の近くに据えられる。加湿用のフィルタ5は外周部の一部が水槽2内の水中に浸漬され、送風機3及びフィルタ5用の電動モータ20が駆動される。電動モータ20の駆動によりフィルタ5が回転し、該フィルタ5の全体に水が浸透する。
【0023】
また、送風機3の駆動により、室内の空気が吸込口11からハウジング1内へ吸込まれ、吸込口11及び吹出口12間に風の通風路が発生し、吸込まれた空気中の塵埃等の異物はフィルタ4により除去されて清浄空気となる。また、フィルタ4を通過した清浄空気は、加湿用のフィルタ5を通過する。この際、フィルタ5に浸透している水が気化し、フィルタ5を通過する清浄空気が加湿され、加湿された清浄空気が送風機3の送風口32aからダクト8内へ送風され、該ダクト8内の清浄空気に、イオン発生機6が発生した正イオン及び負イオンが付加され、該正イオン及び負イオンとともに清浄空気が吹出筒14の吹出口12から室内へ吹出される。
【0024】
清浄空気の吹出方向は、鉛直方向Oに対して15乃至20°傾斜しているため、吹出口12から吹出された清浄空気を壁に対し15乃至20°の傾斜角で該壁に当てることができ、この傾斜角で壁に当たった清浄空気を該壁に沿って上昇させることができ、清浄空気の流れ方向を集約することができる。因って、吹出口12から吹出された清浄空気を室内の天井に沿って空気清浄装置に対し前方へ流すことができ、清浄空気を室内の全体に循環させることができる。
【0025】
また、吹出筒14と送風機3との間には清浄空気を前記吹出方向に沿って吹出口12へ導風する導風路を有するダクト8を設けて、清浄空気が吹出口12へ至るまでに該清浄空気を吹出方向へ導風するように構成されているため、吹出口12から吹出された清浄空気の風速を増すことができ、比較的床面積が広い室内であっても清浄空気を室内の全体に循環させ易い。
【0026】
また、吹出筒14には清浄空気の吹出口12内全域での速度分布を均すための速度分布均し体7が設けられているため、遠心形送風機3の送風口32aからダクト8内へ送風される清浄空気のダクト8内一側での速度が他側での速度よりも速くなり、吹出空気がダクト8内で偏ったとしても、この清浄空気が速度分布均し体7を通過する際、清浄空気の吹出量を規制して吹出口12内全域での速度分布を均すことができ、清浄空気が吹出口12の一側へ偏って吹出されるのを抑制でき、吹出された清浄空気量のバラツキを少なくすることができる。
【0027】
図4は室内の床に据えられた本発明に係る空気清浄装置の吹出口から吹出された清浄空気の流れ方向を示す説明図、図5は室内での清浄空気量を測定する見取図である。表1は室内での清浄空気量を測定した結果を示すデータである。吹出方向が鉛直方向である場合(X)と、吹出方向が鉛直方向に対して約50°傾斜している場合(Y)と、吹出方向が鉛直方向に対して15乃至20°傾斜している場合(Z)との室内A〜D点での清浄空気量を測定したところ、表1に示す結果が得られた。図5において、室内は、5.7m×7.4mの床面積であり、空気清浄装置は5.7m側の一の壁に対し0.3m離隔した床に据えてある。また、測定点Aは室内の中央箇所、測定点Bは5.7m側の他の壁に対し0.7m離隔し、且つ7.4m側の一の壁に対し0.5m離隔した箇所、測定点Cは5.7m側の他の壁に対し0.7m離隔し、且つ7.4m側の二つの壁間中央箇所、測定点Dは5.7m側の他の壁に対し0.7m離隔し、且つ7.4m側の他の壁に対し0.5m離隔した箇所である。また、測定時間は吹出開始から20分間、清浄空気量は清浄空気に付加されている正イオン数(個/cc)、負イオン数(個/cc)に代替してある。
【0028】
【表1】

【0029】
表1の測定結果により、(Z)では測定点A〜Dの全てで(X)よりも1.6〜2.8倍の負イオン数、1.5〜2.0倍の正イオン数があり、吹出方向が鉛直方向の(X)よりも鉛直方向に対して15乃至20°傾斜している(Z)の方が室内の全体で清浄空気量を多くすることができる。また、(Z)では(Y)に対して測定点A、Dで1.2倍の負イオン数、1.0倍の正イオン数があり、測定点Bで1.17倍の負イオン数、1.2倍の正イオン数があり、測定点Cで1.3倍の負イオン数、1.27倍の正イオン数があり、吹出方向が鉛直方向に対して約50°傾斜している(Y)よりも鉛直方向に対して15乃至20°傾斜している(Z)の方が室内の全体で清浄空気量を多くすることができる。従って、清浄空気を室内の全体に良好に循環させることができる。
【0030】
図6、図7は本発明に係る空気清浄装置の他の構成を示す模式図である。図6の空気清浄装置は吹出口12をハウジング1の後壁1aに設けたものであり、吹出方向は、鉛直方向に対して15乃至20°傾斜している。また、図7の空気清浄装置は吹出口12をハウジング1の後壁1aに設け、吹出方向が、鉛直方向に対して15乃至20°傾斜している図6の構成において、吹出口12に図2の吹出筒14を嵌め込みにより取外しを可能に取付け、ハウジング1の後方へ吹出すように構成したものである。
【0031】
尚、以上説明した実施例の形態では、加湿用のフィルタ5を有し、加湿機能を備える構成としたが、その他、本発明に係る空気清浄装置は加湿用のフィルタ5をなくした構成であってもよい。
【0032】
また、以上説明した実施の形態では、ハウジング1の後壁1aに吸込口11を設けたが、その他吸込口11はハウジング1の前壁1d又は側壁に設ける構成としてもよい。
【図面の簡単な説明】
【0033】
【図1】本発明に係る空気清浄装置の構成を示す縦断面図である。
【図2】本発明に係る空気清浄装置の吹出筒の構成を示す斜視図である。
【図3】本発明に係る空気清浄装置の速度分布均し体の構成を示す斜視図である。
【図4】室内の床に据えられた本発明に係る空気清浄装置の吹出口から吹出された清浄空気の流れ方向を示す説明図である。
【図5】室内での清浄空気量を測定する見取図である。
【図6】本発明に係る空気清浄装置の他の構成を示す模式図である。
【図7】本発明に係る空気清浄装置の他の構成を示す模式図である。
【図8】室内の床に据えられた従来の空気清浄装置の吹出口から吹出された清浄空気の流れ方向を示す説明図である。
【符号の説明】
【0034】
1 ハウジング
11 吸込口
12 吹出口
13 ハウジング本体
14 吹出筒
3 送風機
4 フィルタ
5 フィルタ(加湿用)
7 速度分布均し体
8 ダクト(導風路)

【特許請求の範囲】
【請求項1】
吸込口及び吹出口を有するハウジングと、該ハウジング内に収容されている送風機と、該送風機が前記吸込口から吸込む空気を通過させるフィルタとを備え、前記送風機が送風する清浄空気を前記吹出口から吹出す空気清浄装置において、前記吹出口から吹出す清浄空気の吹出方向は、鉛直方向に対して15乃至20°傾斜していることを特徴とする空気清浄装置。
【請求項2】
前記ハウジングは、前記送風機を収容してあるハウジング本体と、前記吹出口を有し、前記ハウジング本体に取付けられている吹出筒とを備える請求項1記載の空気清浄装置。
【請求項3】
前記送風機が送風する清浄空気を前記吹出方向に沿って前記吹出口へ導風する導風路を設けてある請求項1又は2記載の空気清浄装置。
【請求項4】
前記送風機が送風する清浄空気の吹出口内全域での速度分布を均す速度分布均し体を前記吹出口に設けてある請求項1から3のいずれか一つに記載の空気清浄装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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