説明

空気調和機の室内機

【課題】前面パネルと開閉パネルの合わせ目を正面に位置させる際、吸込グリルと開閉パネルを開放させるための手掛け部を目立たなくさせる。
【解決手段】前面パネル10と、吸込グリル20と、吸込グリル20の前面において吸込グリル20と一体的に又は独立して前面パネル10の正面部を開閉する開閉パネル30とを備え、前面パネル10の外側壁14からのせり出し部15と開閉パネル30の側壁31との間に合わせ目を形成し、吸込グリル20の側壁21の下端に、該合わせ目の隙間Gに臨むように延出され、開閉パネル30の側壁21の一部を囲う手掛け部22を形成する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、吸込グリルを開閉させるための手掛け部を目立たなくさせた空気調和機の室内機に関する。
【背景技術】
【0002】
昨今、室内の壁面に取り付けられる空気調和機の室内機は、設置する室内空間に調和するデザインが好まれている。そのため、本体色には、室内の壁紙に多く使われている白色やベージュ色などの明度の高い色が採用されている。また、形態においては、吸込口や吹出口による凹凸の存在が目立つことで室内空間に違和感を与えることがないように、運転停止時に吸込口をフラットな開閉パネルで閉じ、吹出口を風向板で塞ぐものが多くなってきている。
【0003】
この空気調和機の室内機は、上面吸込口を備えるとともに前面上部に前面吸込口を備え前面下部に吹出口を備えた前面パネルと、内部に熱交換器と送風ファンを備えたケーシングとで本体が構成され、その前面パネルの正面部に装着され前面吸込口を開閉する開閉パネルと、吹出口を開閉する風向板とで外郭が構成されている。
【0004】
運転時は、開閉パネルが回動して前面吸込口を開くことで、その前面吸込口から空気を吸い込むとともに上面吸込口からも空気を吸い込み、また風向板が回動することで吹出口から熱交換した後の空気を室内空間に吹出す。運転停止時は、開閉パネルと風向板が元の位置に回動することで、外観が凹凸の無いフラットな形状となり、室内空間に調和するデザインが得られる。
【0005】
また、前面パネルに装着されたフィルターを取り外す時は、開閉パネルにあらかじめ手掛け部を設け、その手掛け部によって開閉パネルを上方に開放することで、下からフィルターを取り出せる構造となっている。
【0006】
たとえば、特許文献1には、開閉パネルの側面に設けた手掛けつまみに指をかけてその開閉パネルを開く構成が開示されている。また、前面パネルに凹部を設け、前面パネルと開閉パネルの一部が手掛け部となうようにするものが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【特許文献1】特開2005−069544号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
しかし、特許文献1に記載の例は、手掛け部が側面に突出するので、正面視でその手掛け部が丸見えとなり、美観を損ねる問題があった。また、開閉パネルに凹部を設けて手掛け部として利用する場合も、同様に美観を損ねる問題があった。
【0009】
本発明の目的は、吸込グリルを開放させる手掛け部を目立たなくさせ、美観を損なうことのない空気調和機の室内機を提供することである。

【課題を解決するための手段】
【0010】
上記目的を達成するために、請求項1にかかる発明の空気調和機の室内機は、前面吸込口、上面吸込口および下部吹出口を備えた前面パネル、および内部に熱交換器と送風ファンを備えたケーシングで構成される本体と、前記前面パネルの前記前面吸込口を開閉する開閉パネルと、該開閉パネルの駆動機構を有し、前記開閉パネルが閉じた時は前記開閉パネルの中に納まり、前記前面吸込口と前記上面吸込口を覆うフィルターを着脱する際は前記開閉パネルと一体的に開閉する吸込グリルとを備え、前記前面パネルの外側壁に、前記前面パネルの正面壁よりも前方へせり出したせり出し部を設け、該せり出し部は、前端部と該前端部から前記正面壁に向けた内側壁を有し、前記開閉パネルに、前記開閉パネルの正面部の側端面より内側奥方向に位置する側壁を立設し、前記開閉パネルの前記側壁と前記前面パネルの前記内側壁との間に合わせ目を形成し、前記吸込グリルの側壁の下端に、前記合わせ目の隙間に臨むように延出され前記開閉パネルの前記側壁の一部を囲う手掛け部が形成されていることを特徴とする。
【0011】
請求項2にかかる発明は、請求項1に記載の空気調和機の室内機において、前記前面パネルの前記せり出し部の前端部と前記内側壁との間に第1のテーパ部を形成するとともに、前記吸込グリルの前記手掛け部の側面に手掛け凹部を形成し、前記開閉パネルと前記吸込グリルを閉じた時に、前記開閉パネルの正面から見て、前記側端部が、前記前面パネルの前記第1のテーパ部と重合することを特徴とする。
【0012】
請求項3にかかる発明は、請求項1又は2に記載の空気調和機の室内機において、前記吸込グリルの前記手掛け部の前端部および前記開閉パネルの前記側端部が、前記前面パネルの前記せり出し部の前記前端部よりも前方に位置することを特徴とする。
【0013】
請求項4にかかる発明は、請求項1、2又は3に記載の空気調和機の室内機において、前記開閉パネルの前記側端部が、前記吸込グリルの前記手掛け部の前記側面と面一、もしくは前記前面パネルの外側壁方向に突出していることを特徴とする。
【0014】
請求項5にかかる発明は、請求項1、2、3又は4に記載の空気調和機の室内機において、前記吸込グリルの前記手掛け部の奥端部が、前記前面パネルの前記第1のテーパ部と前記内側壁との間の角部よりも奥側に位置することを特徴とする。
【発明の効果】
【0015】
請求項1にかかる発明によれば、吸込グリルの側端部の一部に合わせ目の隙間に臨むように延出され開閉パネルの側壁の一部を覆う手掛け部が形成されているので、開閉パネルが前面パネルの前面を閉じている運転停止時は、手掛け部が開閉パネルの側壁の奥側に位置して、その手掛け部が見え難くなり目立たなくなる。請求項2にかかる発明によれば、開閉パネルの側端部が、前面パネルの第1のテーパ部と重合するので、合わせ目の隙間の奥が見え難くなる。請求項3にかかる発明によれば、吸込グリルの手掛け部の前端部および開閉パネルの側端部が、前面パネルのせり出し部の前端部よりも前方に位置するので、正面中央から斜めにみて合わせ目の隙間が前面パネルによって隠れるようになる。請求項4にかかる発明によれば、開閉パネルの側端部が、吸込グリルの手掛け部の側面と面一、もしくは前面パネルの外側壁方向に突出しているので、その手掛け部の全体が正面からみて確実に見え難くなる。請求項5にかかる発明によれば、吸込グリルの手掛け部の奥端部が、前面パネルの角部よりも奥側に位置するので、斜め外側前方からみても吸込グリルの手掛け部の奥が見え難くなる。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【図1】本実施例の空気調和機の室内機の運転停止時の斜視図である。
【図2】本実施例の空気調和機の室内機の運転時の斜視図である。
【図3】本実施例の空気調和機の室内機のフィルター交換時の斜視図である。
【図4】本実施例の空気調和機の室内機の分解斜視である。
【図5】(a)は図1のA-A線の部分端面図、(b)は図1のB−B線断面図、(c)は手掛け部を引き出している状態の図である。
【図6】吸込グリルの手掛け部と開閉パネルとの係合の説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0017】
図1〜図4において、1は室内機、10は前面パネル、20は吸込グリル、30は開閉パネル、40はフィルター、50は開閉パネル駆動機構、60は風向板、70はケーシングを示す。前面パネル10は、正面壁11に前面吸込口12Aを備えるとともに上面に上面吸込口12Bを備え、前面下部に吹出口13を備えている。そして、前面パネル10と内部に熱交換器および送風ファンを備えたケーシング70とで本体が構成されている。開閉パネル30は、前面パネル10の正面部に装着され、開閉パネル駆動機構50により前面吸込口12Aを開閉する。この開閉パネル30と、前面パネル10の吹出口13を開閉する風向板60とで外郭が構成されている。
【0018】
運転停止時は、図1に示すように、吸込グリル20および開閉パネル30が重なった状態で吸込口12Aを閉じ、風向板60により吹出口13を閉じていることで、外観がフラットな形状となり、室内空間に調和するデザインとなる。また、運転時は、図2に示すように、開閉パネル30のみが斜め上方向にスライドして、前面パネル10の吸込口12Aを開き、また風向板60を回動させて吹出口13を開き、前面吸込口12Aと上面吸込口12Bから吸い込み熱交換器で熱交換した後の空気を吹出口13から風向板60で風向を制御して吹き出す。
【0019】
フィルター40は前面パネル10の開口部に沿って挿入されるようになっており、前面吸込口12Aと上面吸込口12Bの裏面を覆う。このフィルター40は、取り外して清掃するものであり、そのフィルター交換時は、図3に示すように、吸込グリル20と開閉パネル30が一体となって上端を支点に上方向に回動され、前面吸込口12Aと上面吸込口12Bの裏面に装着されたフィルター40の取り外し/取り付けが可能となる。
【0020】
吸込グリル20の背面には、図4に示すように、開閉パネル30を駆動させる開閉パネル駆動機構50が備わっている。この開閉パネル駆動機構50の上アーム51は、吸込グリル20に設けられた開口部23を通って、開閉パネル30の背面の軸受(図示せず)に軸支されている。開閉パネル駆動機構50の下アーム52は、一方が開閉パネル30、他方が吸込グリル20に軸支されている。開閉パネル30の動きに伴い、下アーム52も動く。そして、モータ53の回転により回転軸54が回転して上アーム51が回転すると、吸込グリル20に対して開閉パネル30が上方に移動し、図2に示す状態となる。このとき、開閉パネル30は下アーム52にも軸支されているので、その開閉パネル30の下部が下アーム52により規制され、ぐらつくことはない。
【0021】
フィルター40を取り出す時は、吸込グリル20の左右の上端の軸24が前面パネル10の左右の軸受18に軸支されているので、そこを支点にして上方に持ち上げて回転させる。このとき、開閉パネル駆動機構50は吸込グリル20に設けられているので、開閉パネル30と駆動機構50も合わせて回転し、図3に示す状態となる。
【0022】
図5(a)に図1(運転停止時)のA−A線の部分端面を示し、前面パネル10と吸込グリル20と開閉パネル30の合わせ目の関係を示す。図5(b)に図1(運転停止時)のB−B線の部分端面、つまり図3で示したような吸込グリル20と開閉パネル30を開くための手掛け部の端面を示し、図5(c)に手掛け部を引き出している状態を示し、図6に吸込グリル20の手掛け部と開閉パネル30との係合関係を示す。
【0023】
図5(a)に示す前面パネル10と吸込グリル20と開閉パネル30の合わせ目を説明する。前面パネル10は、外側壁14から内側に向けて順に、前方へのせり出し部15と溝部16が形成されている。せり出し部15は、前方(図5(a)の下方)に突出する前端部15aと溝部16を向いた第1のテーパ部15bと溝部16の一方の壁となる内側壁15cとからなっている。一方、開閉パネル30は、開閉パネル30の正面部32の側端面33よりも内側奥方向に位置し、前面パネル10の奥方向(図5(a)の上方向)に伸びる側壁31を立設している。また、吸込グリル20も、この溝部16の奥方向に、開閉パネル30の側壁31と同程度の長さだけ伸びる側壁21を有している。前面パネル10のせり出し部15と開閉パネル30の側壁31との間が、前面パネル10と開閉パネル30の正面を向く合わせ目となり、隙間Gが形成されている。
【0024】
図6に示す吸込グリル20には、その側壁21の下端に、断面コ字形状の手掛け部22が形成されている。この手掛け部22の外側壁面には手掛け凹部22aが形成されている。さらに、図5(b)に示す手掛け部22の前方(図5(b)の下方)を向く断面コ字形状の凹部22bと手掛け凹部22aの前端部22cとの間には、前面パネル10の第1のテーパ部15bよりも水平に近い角度を付けた、第2のテーパ部22dが形成されている。また、手掛け凹部22a前方(図5(b)の下方)の側端には、前面パネル10の第1のテーパ部15aとほぼ平行な、指を掛けるための第3のテーパ部22eが形成されている。
【0025】
開閉パネル30には、その側壁31における前記手掛け部22と当接する部分が、吸込グリル20の手掛け部22の前記した断面コ字形状の凹部22bに入り込むように、薄肉部31aとなっている。そして、前面パネル10の第1のテーパ部15bと吸込グリル20の第3のテーパ部22eとの間には、指が挿入可能なスペースSが形成される。また、開閉パネル30の正面部32の側端部32aと薄肉部31aとの間には、第2のテーパ部22dとほぼ平行な第4のテーパ部32bが形成されている。さらに、この側端部32aは、吸込グリル20の手掛け部22の前端部22cよりも前面パネル10のせり出し部15の方向に突出して、正面視において、前面パネル10の第1のテーパ部15bと重合している。
【0026】
そして、前記した前面パネル10のせり出し部15と開閉パネル30の側壁31とにより、形成された合わせ目の一部に吸込グリル20の手掛け部22を配置し、手掛け凹部22aが合わせ目の隙間Gに臨むように延出して形成されている。
【0027】
フィルター交換をするときは、図5(c)に示すように、スペースSに人差し指を差し込んで、吸込グリル20の手掛け部22の第3のテーパ部22eを前方に引くことにより、吸込グリル20の第2のテーパ部22dが開閉パネル30の第3のテーパ部32bを押して、その吸込グリル20と開閉パネル30が一体的に引き出され、図3に示すように、吸込グリル20と開閉パネル30が上方向に回動する。
【0028】
本実施例の空気調和機の室内機では、図5(b)に示したように、吸込グリル20の側壁21の下端に、合わせ目の隙間Gに臨むように延出され開閉パネル30の側壁部31の薄肉部31aを囲う手掛け部22が形成されているので、開閉パネル30が前面パネル10の前面を閉じている運転停止時は、手掛け部22が開閉パネル30の側壁31よりも奥まった位置に納まり、その手掛け部22が見え難くなり目立たなくなる。また、開閉パネル30の前面部32の側端部32aが、矢印B1で示す側端部32aの正面から見て、前面パネル10の第1のテーパ部15bと重合しているので、合わせ目の隙間Gの奥が見え難くなり、さらに、開閉パネル30の側端部32aは、吸込グリル20の手掛け部22の前端部22cと面一、もしくは前面パネル10の側壁14の方向に突出しているので、手掛け部22の全体が確実に見え難くなる。また、開閉パネル30の側端部32aが、前面パネル10のせり出し部15の前端部15aよりも前方に位置するので、矢印B2で示す正面中央から斜めに見て、合わせ目が開閉パネル30によって隠れるようになる。また、吸込グリル20の手掛け部22の奥端部22fが、前面パネル10の角部17よりも奥側に位置するので、矢印B3で示す斜め外側前方から見て、吸込グリル20の手掛け部22の奥が見え難くなり、また前面パネル10のせり出し部15の前端が張り出しているので、矢印B4で示す側面からは完全に見えなくなる。したがって、本実施例の空気調和機の室内機は、設置する室内空間に調和したデザインを確保できる。
【0029】
なお、以上説明した実施例では、室内機の正面右側において、前面パネル10のせり出し部15と開閉パネル30の側壁31と間の合わせ目の隙間Gに臨むように、吸込グリル20の側端部21の一部に手掛け部22を設けた例について説明したが、室内機の正面左側の同様な合わせ目に設ける手掛け部についても、同様に構成される。ただし、構造は右端部分とは対称となる。
【符号の説明】
【0030】
10:前面パネル、11:正面壁、12A:前面吸込口、12B:上面吸込口、13:下部吹出口、14:外側壁、15:せり出し部、15a:前端部、15b:第1のテーパ部、15c:内側壁、16:溝部、17:角部、18:軸受
20:吸込グリル、21:側壁、22:手掛け部、22a:手掛け凹部、22b:凹部、22c:前端部、22d:第2のテーパ部、22e:第3のテーパ部、22f:奥端、23:開口部、24:軸
30:開閉パネル、31:側壁、31a:薄肉部、32:正面部、32a:側端部、32b:第4のテーパ部、33:側端面
40:フィルター
50:開閉パネル駆動機構、51:上アーム、52:下アーム、53:モータ、54:回転軸
60:風向板
70:ケーシング

【特許請求の範囲】
【請求項1】
前面吸込口、上面吸込口および下部吹出口を備えた前面パネル、および内部に熱交換器と送風ファンを備えたケーシングで構成される本体と、前記前面パネルの前記前面吸込口を開閉する開閉パネルと、該開閉パネルの駆動機構を有し、前記開閉パネルが閉じた時は前記開閉パネルの中に納まり、前記前面吸込口と前記上面吸込口を覆うフィルターを着脱する際は前記開閉パネルと一体的に開閉する吸込グリルとを備え、
前記前面パネルの外側壁に、前記前面パネルの正面壁よりも前方へせり出したせり出し部を設け、該せり出し部は、前端部と該前端部から前記正面壁に向けた内側壁を有し、
前記開閉パネルに、前記開閉パネルの正面部の側端面より内側奥方向に位置する側壁を立設し、前記開閉パネルの前記側壁と前記前面パネルの前記内側壁との間に合わせ目を形成し、
前記吸込グリルの側壁の下端に、前記合わせ目の隙間に臨むように延出され前記開閉パネルの前記側壁の一部を囲う手掛け部が形成されていることを特徴とする空気調和機の室内機。
【請求項2】
請求項1に記載の空気調和機の室内機において、
前記前面パネルの前記せり出し部の前端部と前記内側壁との間に第1のテーパ部を形成するとともに、前記吸込グリルの前記手掛け部の側面に手掛け凹部を形成し、
前記開閉パネルと前記吸込グリルを閉じた時に、前記開閉パネルの正面から見て、前記側端部が、前記前面パネルの前記第1のテーパ部と重合することを特徴とする空気調和機の室内機。
【請求項3】
請求項1又は2に記載の空気調和機の室内機において、
前記吸込グリルの前記手掛け部の前端部および前記開閉パネルの前記側端部が、前記前面パネルの前記せり出し部の前記前端部よりも前方に位置することを特徴とする空気調和機の室内機。
【請求項4】
請求項1、2又は3に記載の空気調和機の室内機において、
前記開閉パネルの前記側端部が、前記吸込グリルの前記手掛け部の前記側面と面一、もしくは前記前面パネルの外側壁方向に突出していることを特徴とする空気調和機の室内機。
【請求項5】
請求項1、2、3又は4に記載の空気調和機の室内機において、
前記吸込グリルの前記手掛け部の奥端部が、前記前面パネルの前記第1のテーパ部と前記内側壁との間の角部よりも奥側に位置することを特徴とする空気調和機の室内機。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2012−83033(P2012−83033A)
【公開日】平成24年4月26日(2012.4.26)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−229983(P2010−229983)
【出願日】平成22年10月12日(2010.10.12)
【出願人】(000006611)株式会社富士通ゼネラル (1,266)
【Fターム(参考)】