説明

空気調和機の室外機

【課題】電装品ユニットが、仕切板の開口部に仮置きされたのち、仕切板の仮固定位置にガイドされ固定されるようにした空気調和機の室外機を提供する。
【解決手段】ベース上を左右に区画した仕切板4に開口部42を備え、開口部42の下縁に水平フランジ43を備え、電装品ユニット8に備えた重設面82の先端部に垂直フランジ84を垂下し、垂直フランジ84の基端縁83に複数のガゼット85を備え、仕切板4および電装品ユニット8に、電装品ユニット8を仮固定位置に仮固定部と固定部とを備えてなり、ガゼット85が、水平フランジ43の基端縁44と、垂直フランジ84の基端縁83との間の離間部Cに対応して形成され、前記ガゼット85の底部が、電装品ユニット8を水平フランジ43の仮置き位置に仮置きする仮置き部と、仮固定位置にガイドするガイド部86とを兼ねた。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、空気調和機の室外機に係わり、より詳細には、電装品ユニットの取付構造に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来の空気調和機の室外機は、図5に示すように、電装品ユニット102が、内部を熱交換器室と圧縮機室とに区画する仕切板101に取り付けられる時の作業性を向上できるものとして、仕切板101と電装品ユニット102とを次のように構成したものが知られている(例えば、特許文献1)。
【0003】
仕切板101は、熱交換器室103側に膨出した前方膨出部104と、後方膨出部105と、前方取付孔106および後方取付孔107と、前方膨出部104の前方において圧縮機室108側に湾曲した湾曲部分と、後方膨出部105の後方において圧縮機室108側に湾曲した湾曲部分とを備えている。
【0004】
電装品ユニット102は、仕切板101に取り付けられる第1板状部材109と、取付作業時に手指を掛ける第1乃至第3の取手部110を備えるとともに、仕切板101に備えた前方取付孔106および後方取付孔107に対応して、第1板状部材109に設けられた前方取付爪111および後方取付爪112を備えている。
【0005】
上述した構成により、作業者が仕切板101に電装品ユニット102を取り付ける際、電装品ユニット102の前端部が仕切板101の前方膨出部104まで、後端部が仕切板101の後方膨出部105までそれぞれ導かれることで、前方取付爪111が前方取付孔106に、後方取付爪112が後方取付孔107に、それぞれ対応した配置状態となる。
【0006】
これにより、電装品ユニット102を熱交換器室103側に向けて押し込むことで、前方取付爪111が前方取付孔106に、後方取付爪112が後方取付孔107にそれぞれ挿通した状態になり、電装品ユニット102は、自重によって下方に動くことで前方取付爪111が前方取付孔106に、後方取付爪112が後方取付孔107にそれぞれ係止した状態になって、固定され、取付が終了する。
【0007】
しかしながら、電装品ユニット102が自重により下方に動くことで、前方取付爪111が前方取付孔106に、後方取付爪112が後方取付孔107にそれぞれ係止する以前の取付作業は、重量約10kgの電装品ユニット102を取手部110によって支えたままの状態で、前方取付爪111を前方取付孔106に位置合わせし、後方取付爪112を後方取付孔107に位置合わせする必要があるため、作業者には負担が大きくなって作業性がよくないという問題点を有していた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
【特許文献1】特開2008−138942号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
本発明は、上記問題点に鑑み、電装品ユニットが、仕切板の開口部に仮置きされたのち、仕切板の仮固定位置にガイドされ固定位置に固定されるようにした空気調和機の室外機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上述した目的を達成するため、本発明は以下に示す特徴を備えている。
【0011】
ベース上の左右を仕切板により圧縮機および電装品ユニットを備えた圧縮機室と、熱交換器および送風ファンを備えた熱交換器室とに区画し、前記仕切板に、前記電装品ユニットの一部を前記圧縮機室から前記熱交換器室に突出させる開口部を備え、同開口部の下縁に前記圧縮機室側に折り曲げた水平フランジを備え、前記電装品ユニットの下部に前記水平フランジに重設される重設面を備え、同重設面の先端部に垂直フランジを垂下するとともに、同垂直フランジの基端縁に複数のガゼットを備え、前記仕切板の開口部上縁の近傍に備えた係止爪と、同係止爪に対応して前記電装品ユニットに備えた係止孔とで同電装品ユニットを仮固定位置に仮固定する仮固定部と、前記開口部の近傍に備えた複数のねじ孔と、同ねじ孔に対応して前記電装品ユニットに備えた複数のねじ通し孔とで同電装品ユニットを固定位置に固定する固定部とを備えてなり、
前記ガゼットが、前記水平フランジの基端縁と、前記垂直フランジの基端縁との間の離間部に対応して形成され、前記ガゼットの底部が、前記電装品ユニットを前記水平フランジの仮置き位置に仮置きする仮置き部と、前記仮固定位置にガイドするガイド部とを兼ねたことを特徴としている。
【0012】
また、前記仕切板が、前後方向の中央部に備えた垂直線状の折曲部により、前後端部同士を結ぶ仮想線が前記圧縮機室側に位置するように折曲され、前記折曲部により折曲された前記水平フランジの基端縁に対し、前記垂直フランジの基端縁が平行に折曲形成されたことを特徴としている。
【0013】
また、前記ガゼットが、前記垂直フランジの基端縁に、前記折曲部を介した前記離間部に対応してそれぞれ複数設けられたことを特徴としている。
【発明の効果】
【0014】
本発明によれば、電装品ユニットが、仕切板の開口部に仮置きされたのち、仕切板の仮固定位置にガイドされ固定位置に固定されるようにした空気調和機の室外機を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【図1】本発明による空気調和機の室外機の外観斜視図である。
【図2】本発明による空気調和機の室外機の要部斜視図である。
【図3】本発明による空気調和機の室外機の要部説明図で、(A)は拡大斜視図であり、(B)は図3(A)に示すB矢視図である。
【図4】図3に示すA1−A1断面図またはA2−A2断面図で、(A)は電装品ユニットの仮置き位置におけるA1−A1断面図であり、(B)は電装品ユニットの係合位置におけるA1−A1断面図であり、(C)は電装品ユニットの仮固定位置または固定位置におけるA1−A1断面図であり、(D)は電装品ユニットの仮置き位置におけるA2−A2断面図であり、(E)は電装品ユニットの係合位置におけるA2−A2断面図であり、(F)は電装品ユニットの仮固定位置または固定位置におけるA2−A2断面図である。
【図5】従来例による空気調和機の室外機の要部説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0016】
以下、本発明の実施の形態を、添付図面に基づいた実施例として詳細に説明する。
【0017】
図1は本発明による空気調和機の室外機の前部の斜め上方からの外観斜視図であり、図2は熱交換器室内部の斜め上方からの斜視図である。図3は仕切板に固定された電装品ユニットの要部説明図で、(A)は拡大斜視図であり、(B)は図3(A)に示すB矢視図である。
【0018】
図4は図3に示すA1−A1断面図またはA2−A2断面図で、(A)は電装品ユニットの下部が開口部に仮置きされた仮置き位置のA1−A1断面図であり、(B)は電装品ユニットの下部が仮置き位置であって上部に備えた係止孔が仕切板に備えた係止爪に係合(を開始)する係合位置のA1−A1断面図であり、(C)は電装品ユニットがガイド部でガイドされた時の上部の仮固定位置を示し、且つ、ねじ締め固定された時の上部の固定位置を示すA1−A1断面図である。(D)は電装品ユニットの下部が開口部に仮置きされた仮置き位置のA2−A2断面図であり、(E)は電装品ユニットの下部が仮置き位置であって上部に備えた係止孔が仕切板に備えた係止爪に係合する係合位置のA2−A2断面図であり、(F)は電装品ユニットがガイド部でガイドされた時の下部の仮固定位置を示し、且つ、ねじ締め固定された時の下部の固定位置を示すA2−A2断面図である。
【0019】
本発明による空気調和機の室外機(以下、室外機1という)は、図1に示すように、室外機1の外郭が板金製のケーシング2で構成されている。
【0020】
ケーシング2の前面には板金製の前面カバー21が設けられ、側面には板金製の側面カバー22が設けられ、背面には板金製の背面カバー23が設けられ、上面には板金製の上面カバー24が設けられるとともに、底面には板金製の底板3が設けられている。
【0021】
ケーシング2の背面および一側面には、外気を吸い込むための吸込口25が設けられるとともに、ケーシング2の前面には吹出口26が設けられている。
【0022】
室外機1の内部には、図2に示すように、底板3上に立設した仕切板4によって左右に区画され、熱交換器6と送風ファン7とを備えた熱交換器室nと、圧縮機5を備えた圧縮機室aとが設けられ、圧縮機室a側から組み付けた電装品ユニット8は、その一部が仕切板4から熱交換器室n側に突出して固定される。
【0023】
電装品ユニット8は、図2および図3(A)に示す仕切板4の背面側(圧縮機室a側)に、図示しない配線基板や、この配線基板に配置された図示しない高発熱電気部品を含むパワーモジュール等の電装品を配設しており、熱交換器室n側に、図示しないパワーモジュールに取り付けられたヒートシンクのフィン81が突出している。
【0024】
仕切板4は、図2および図3(A)に示すように、その上位部に、矩形状に形成され圧縮機室aから熱交換器室nに連通した開口からなる開口部42を備えており、電装品ユニット8は、後述するように開口部42の水平フランジ43に仮置きされ、仮固定されたのちねじ締め固定されることで、圧縮機室a側に配置されている電装品ユニット8も含めて、電装品ユニット8全体が仕切板4に固定される。
【0025】
仕切板4は、図3(A)および図3(B)と、図4(A)乃至図4(F)とに示すように、開口部42の下縁には、圧縮機室a側に水平状に折曲形成された水平フランジ43を備え、開口部上縁47の近傍には、圧縮機室a側に切り起こされたL字形状の係止爪45を備え、開口部42の両側部には、複数のねじ孔46を備えている。
【0026】
また、仕切板4は、図2および図3(A)に示すように、垂直線状の折曲部41により前後方向の中央部で折り曲げられ、折曲部41の前部が側面カバー22と平行であり、または、前端が圧縮機室a側に少許傾斜しており、折曲部41から後端にかけて圧縮機室a側に傾斜することで、前後端部同士を結ぶ図示しない仮想線が圧縮機室a側に位置するように折曲されている。なお、開口部42は折曲部41の前部と後部とにわたって開口している。
【0027】
仕切板4の折曲部41により仕切板4が折り曲げられることで、図3(A)および図3(B)に示すように、開口部42に備えた水平フランジ43の基端縁44が折り曲げられており、基端縁44との間に離間部Cを有した垂直フランジ84も同様に、折り曲げ位置Dで折り曲げられている。
【0028】
電装品ユニット8は、図3(A)および図3(B)と、図4(A)乃至図4(F)とに示すように、開口部42の水平フランジ43に重設される重設面82を備えており、重設面82は、折曲部41により折り曲げられた仕切板4に対し、平行に垂下した垂直フランジ84を備えている。
【0029】
重設面82から垂下した垂直フランジ84は、図4(C)および図4(F)に示す電装品ユニット8の固定位置において、折り曲げられた仕切板4との間に離間部Cを有しており、この離間部Cに対応して、垂直フランジ84の基端縁83に、重設面82と垂直フランジ84とにわたるように設けられた凹部からなる複数のガゼット85を備えている。
【0030】
なお、本実施例でガゼット85となる凹部は、その底部が水平フランジ43の基端縁44によってガイドされるガイド部86を形成し、底部であるガイド部86から上部に向けて断面V字状に開くように形成されている。
【0031】
ガゼット85は、図3(A)および図3(B)に示すように、垂直フランジ84の折り曲げ位置Dを介した前後の基端縁83に間隔を空けてそれぞれ複数設けられ、垂直フランジ84の基端縁83の強度を補強している。
【0032】
また、電装品ユニット8は、仕切板4に備えた係止爪45に係止する係止孔87を備えており、係止爪45と係止孔87とで、仕切板4の開口部42の下縁に備えた水平フランジ43に仮置きされた電装品ユニット8を仮固定するための仮固定部が構成されている。
【0033】
電装品ユニット8が仕切板4に仮固定されることで、仕切板4に備えた複数のねじ孔46に対し、電装品ユニット8に備えた複数のねじ通し孔88が位置合わせされることになり、複数のねじ孔46と複数のねじ通し孔88とで、仮固定された電装品ユニット8をねじ締め固定するための固定部が構成されている。
【0034】
次に、上述した構成により、電装品ユニット8が、仕切板4の開口部42に備えた水平フランジ43に仮置きされ、ガイド部86によって仕切板4の仮固定位置にガイドされたのち、ねじ締めされて仕切板4に固定されるまでの作業手順について、図4(A)乃至図4(F)に基づいて、以下に説明する。
【0035】
電装品ユニット8は、図4(A)および図4(D)に示すように、重設面82と、重設面82に一体成形された垂直フランジ84とからなる空間部である電装品ユニット8の底部8aが、水平フランジ43に近接され、基端縁44に掛けられることによって仮置き位置に容易に仮置きされる。
【0036】
その際、電装品ユニット8は、仕切板4の開口部42に備えた水平フランジ43の基端縁44に対し、重設面82に一体成形された垂直フランジ84と、ガゼット85の底部であるガイド部86とが交差した部位を当接することで仮置きされる。
【0037】
そのため、例えば、背景技術で図5に基づいて上述したように、例えば重量約10kgの電装品ユニット102を取手部110によって支えた状態を維持する必要がなくなって、電装品ユニット102を仮置き位置に容易に仮置きできることで、作業者は、電装品ユニット102を支持する労力が不要となり作業性が向上する。
【0038】
次に、電装品ユニット8は、図4(B)および図4(E)に示すように、下部を開口部42の水平フランジ43に仮置きした仮置き位置のままで、上部を仕切板4に近接させることにより、係止孔87を仕切板4に備えた係止爪45に係合できる係合位置に位置合わせされる。
【0039】
これにより、背景技術で図5に基づいて上述したように、作業者は、例えば重量約10kgの電装品ユニット8を支持した状態で、前方取付爪111を前方取付孔106に位置合わせし、後方取付爪112を後方取付孔107に位置合わせをする作業が不要になる。
【0040】
次に、電装品ユニット8は、図4(C)および図4(F)に示すように、係止孔87を係止爪45に係合させるとともに、仕切板4に向けて下部を押し込むことで、自重によって、ガイド部86が水平フランジ43の基端縁44でガイドされて仮固定位置まで移動する。
【0041】
これにより、電装品ユニット8は、下部に備えた重設面82が水平フランジ43に重設され、上部に備えた係止孔87と開口部上縁47近傍の係止爪45とからなる係止部が係止され、仕切板4に備えた複数のねじ孔46にねじ通し孔88が位置合わせされて、仮固定位置に正確に仮固定される。
【0042】
次に、電装品ユニット8は、図4(C)および図4(F)に示すように、複数のねじ通し孔88を通した固定ねじ9を、この複数のねじ通し孔88に位置決めされた複数のねじ孔46にそれぞれ螺着することで、固定位置に容易にねじ締め固定される。
【0043】
ガイド部86の形状および寸法は、電装品ユニット8の重量や仮固定部の形状および寸法などに対応して、電装品ユニット8を仮置きすることができ、仕切板4に向けて下部を押し込むことで自重によってガイドできるように適宜設定することで、図4(A)乃至図4(F)で示した作業を実施しやすくできる。
【0044】
以上説明したように、本発明の構成によれば、仕切板4の開口部42の下縁に水平フランジ43を備え、電装品ユニット8の下部に垂直フランジ84を垂下した重設面82を備え、垂直フランジ84の基端縁83に複数のガゼット85を備え、仕切板4と電装品ユニット8とに仮固定部と固定部とを備え、ガゼット85の底部が、水平フランジ43の基端縁44と垂直フランジ84の基端縁83との間の離間部Cに対応して形成され、電装品ユニット8が仮固定位置にガイドされるガイド部86を兼ねて、電装品ユニット8が水平フランジ43に仮置きされたのち、仮固定位置にガイドされ固定位置に固定されることで、圧縮機室側に配置されている電装品ユニット8も含めて、電装品ユニット8全体が仕切板4に固定される空気調和機の室外機となる。
【符号の説明】
【0045】
1 空気調和機の室外機
2 ケーシング
21 前面カバー
22 側面カバー
23 背面カバー
24 上面カバー
25 吸込口
26 吹出口
3 底板
4 仕切板
41 折曲部
42 開口部
43 水平フランジ
44 基端縁
45 係止爪
46 ねじ孔
47 開口部上縁
5 圧縮機
6 熱交換器
7 送風ファン
8 電装品ユニット
8a 底部
81 ヒートシンクのフィン
82 重設面
83 基端縁
84 垂直フランジ
85 ガゼット
86 ガイド部
87 係止孔
88 ねじ通し孔
9 ねじ
C 離間部
a 圧縮機室
n 熱交換器室

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ベース上の左右を仕切板により圧縮機および電装品ユニットを備えた圧縮機室と、熱交換器および送風ファンを備えた熱交換器室とに区画し、前記仕切板に、前記電装品ユニットの一部を前記圧縮機室から前記熱交換器室に突出させる開口部を備え、同開口部の下縁に前記圧縮機室側に折り曲げた水平フランジを備え、前記電装品ユニットの下部に前記水平フランジに重設される重設面を備え、同重設面の先端部に垂直フランジを垂下するとともに、同垂直フランジの基端縁に複数のガゼットを備え、前記仕切板の開口部上縁の近傍に備えた係止爪と、同係止爪に対応して前記電装品ユニットに備えた係止孔とで同電装品ユニットを仮固定位置に仮固定する仮固定部と、前記開口部の近傍に備えた複数のねじ孔と、同ねじ孔に対応して前記電装品ユニットに備えた複数のねじ通し孔とで同電装品ユニットを固定位置に固定する固定部とを備えてなり、
前記ガゼットが、前記水平フランジの基端縁と、前記垂直フランジの基端縁との間の離間部に対応して形成され、前記ガゼットの底部が、前記電装品ユニットを前記水平フランジの仮置き位置に仮置きする仮置き部と、前記仮固定位置にガイドするガイド部とを兼ねたことを特徴とする空気調和機の室外機。
【請求項2】
前記仕切板が、前後方向の中央部に備えた折曲部により、前後端部同士を結ぶ仮想線が前記圧縮機室側に位置するように折曲され、前記折曲部により折曲された前記水平フランジの基端縁に対し、前記垂直フランジの基端縁が平行に折曲形成されたことを特徴とする請求項1に記載の空気調和機の室外機。
【請求項3】
前記ガゼットが、前記垂直フランジの基端縁に、前記折曲部を介した前記離間部に対応してそれぞれ複数設けられたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の空気調和機の室外機。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2013−29262(P2013−29262A)
【公開日】平成25年2月7日(2013.2.7)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−166238(P2011−166238)
【出願日】平成23年7月29日(2011.7.29)
【出願人】(000006611)株式会社富士通ゼネラル (1,266)