説明

端末装置及び収集方法

【課題】簡易な手法によって、クッキーIDとウェブコンテンツの視聴データとの対応関係を収集することを可能とする端末装置及び収集方法を提供する。
【解決手段】端末装置10は、ウェブブラウザ機能部11及びツールバー機能部12を有する。ツールバー機能部12は、ツールバーがインストールされたウェブブラウザによって視聴されるウェブコンテンツを構成するデータに測定タグを埋め込む。ウェブブラウザ機能部11は、ウェブコンテンツを構成するデータに埋め込まれた測定タグがウェブブラウザによって実行された場合に、ウェブブラウザを識別するクッキーIDとウェブブラウザを用いて表示されたウェブコンテンツの視聴データとの対応関係を収集サーバに送信する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ウェブコンテンツの視聴データを収集するための端末装置及び収集方法に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、ウェブコンテンツの視聴データを収集する様々な技術が提案されている(例えば、特許文献1)。例えば、測定タグを用いる手法やツールバーを用いる手法が提案されている。
【0003】
測定タグを用いる手法では、ウェブサーバ側においてウェブコンテンツに測定タグが埋め込まれている。ウェブブラウザ側においてウェブコンテンツに埋め込まれた測定タグがウェブブラウザ上で実行されると、ウェブブラウザを識別するクッキーIDとウェブコンテンツの視聴データとの対応関係が収集される。
【0004】
ツールバーを用いる手法では、ツールバーがインストールされたウェブブラウザでウェブコンテンツが視聴された場合に、ツールバーを識別するツールバーIDとウェブコンテンツの視聴データとの対応関係が収集される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2011−53812号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、測定タグを用いる手法では、ウェブサーバ側においてウェブコンテンツに測定タグを埋め込む必要がある。従って、ウェブコンテンツの提供者に測定タグの埋め込みを依頼しなければならない。また、測定タグが埋め込まれていないウェブコンテンツの視聴データを収集することができない。
【0007】
また、ツールバーを用いる手法では、ウェブコンテンツの視聴データがツールバーIDと対応付けられる。従って、汎用的に用いられるクッキーIDとツールバーIDとを別途対応付ける枠組みが必要である。
【0008】
そこで、本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、簡易な手法によって、クッキーIDとウェブコンテンツの視聴データとの対応関係を収集することを可能とする端末装置及び収集方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
第1の特徴に係る端末装置は、ウェブサーバから提供されるウェブコンテンツの視聴データを収集するための端末装置である。端末装置は、前記ウェブコンテンツを検索するツールバーを制御する特定ソフトウェア機能部と、前記ウェブコンテンツを構成するデータを書き込むウェブブラウザを制御するウェブブラウザ機能部とを備える。前記特定ソフトウェア機能部は、前記ツールバーがインストールされたウェブブラウザによって視聴される前記ウェブコンテンツを構成するデータに測定タグを埋め込む。前記ウェブブラウザ機能部は、前記ウェブコンテンツを構成するデータに埋め込まれた前記測定タグが前記ウェブブラウザによって実行された場合に、前記ウェブブラウザを識別するクッキーIDと前記ウェブブラウザを用いて表示された前記ウェブコンテンツの視聴データとの対応関係を収集サーバに送信する。
【0010】
第1の特徴において、前記特定ソフトウェア機能部は、前記端末装置を利用するユーザを識別するユーザIDを前記ツールバーに設定し、前記ツールバーに設定された前記ユーザIDを前記ウェブブラウザ機能部に通知する。前記ウェブブラウザ機能部は、前記クッキーID、前記ウェブコンテンツの視聴データ及び前記ユーザIDの対応関係を前記収集サーバに送信する。
【0011】
第2の特徴に係る収集方法は、ウェブサーバから提供されるウェブコンテンツの視聴データを収集するための方法である。収集方法は、前記ツールバーがインストールされたウェブブラウザによって視聴される前記ウェブコンテンツをウェブブラウザが実行するステップと、前記ツールバーがインストールされたウェブブラウザによって視聴される前記ウェブコンテンツを構成するデータに測定タグを埋め込むステップと、前記ウェブコンテンツを構成するデータに埋め込まれた前記測定タグが前記ウェブブラウザによって実行された場合に、前記ウェブブラウザを識別するクッキーIDと前記ウェブブラウザを用いて表示された前記ウェブコンテンツの視聴データとの対応関係を収集サーバに送信するステップとを備える。
【発明の効果】
【0012】
本発明によれば、簡易な手法によって、クッキーIDとウェブコンテンツの視聴データとの対応関係を収集することを可能とする端末装置及び収集方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【図1】図1は、第1実施形態に係る視聴率調査システム100を示す図である。
【図2】図2は、第1実施形態に係る端末装置10を示すブロック図である。
【図3】図3は、第1実施形態に係る表示部13に表示される画像を示す図である。
【図4】図4は、第1実施形態に係る収集方法を示すシーケンス図である。
【図5】図5は、第1実施形態に係る収集サーバ30によって収集される情報を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下において、本発明の実施形態に係る視聴調査システムについて、図面を参照しながら説明する。なお、以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には、同一又は類似の符号を付している。
【0015】
ただし、図面は模式的なものであり、各寸法の比率などは現実のものとは異なることに留意すべきである。従って、具体的な寸法などは以下の説明を参酌して判断すべきである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることは勿論である。
【0016】
[実施形態の概要]
第1の特徴に係る端末装置は、ウェブサーバから提供されるウェブコンテンツの視聴データを収集するための端末装置である。端末装置は、前記ウェブコンテンツを検索するツールバーを制御する特定ソフトウェア機能部と、前記ウェブコンテンツを構成するデータを書き込むウェブブラウザを制御するウェブブラウザ機能部とを備える。前記特定ソフトウェア機能部は、前記ツールバーがインストールされたウェブブラウザによって視聴された前記ウェブコンテンツを構成するデータに測定タグを埋め込む。前記ウェブブラウザ機能部は、前記ウェブコンテンツを構成するデータに埋め込まれた前記測定タグが前記ウェブブラウザによって実行された場合に、前記ウェブブラウザを識別するクッキーIDと前記ウェブブラウザを用いて表示された前記ウェブコンテンツの視聴データとの対応関係を収集サーバに送信する。
【0017】
実施形態では、特定ソフトウェア機能部は、ツールバーがインストールされたウェブブラウザによって視聴されるウェブコンテンツを構成するデータに測定タグを埋め込む。従って、ウェブコンテンツの提供者に測定タグの埋め込みを依頼する必要が無く、クッキーIDと視聴データとの対応関係を収集することができる。また、視聴データを収集する際に、ツールバーIDではなくて、クッキーIDが用いられるため、ツールバーIDとクッキーIDとを別途対応付ける必要もない。
【0018】
すなわち、簡易な手法によって、クッキーIDとウェブコンテンツの視聴データとの対応関係を収集することができる。
【0019】
[第1実施形態]
(視聴調査システム)
以下において、第1実施形態に係る視聴調査システムについて説明する。図1は、第1実施形態に係る視聴率調査システム100を示す図である。
【0020】
図1に示すように、視聴率調査システム100は、端末装置10と、ウェブサーバ20と、収集サーバ30と、ネットワーク40とを有する。
【0021】
端末装置10は、パーソナルコンピュータ、携帯電話、テレビ、カーナビゲーションなどの端末である。端末装置10は、ユーザがウェブコンテンツを閲覧するウェブブラウザを有する。
【0022】
ウェブサーバ20は、様々なウェブコンテンツを提供するサーバである。具体的には、ウェブサーバ20は、ネットワーク40を介して、ウェブコンテンツを構成するデータ(例えば、HTMLデータやXMLデータなど)を端末装置10に送信する。なお、ウェブコンテンツは、動画像や静止画像などによって構成されるコンテンツを含んでいてもよい。
【0023】
収集サーバ30は、ウェブブラウザを用いて表示されたウェブコンテンツの視聴データを収集する。詳細には、収集サーバ30は、クッキーIDと視聴データとの対応関係を収集する。クッキーIDと視聴データとの対応関係は、後述するように、端末装置10から送信される。
【0024】
クッキーIDは、端末装置10を識別する識別情報である。詳細には、クッキーIDは、端末装置10に設けられるウェブブラウザを識別する情報である。
【0025】
視聴データは、例えば、接触URL、接触日時、リファラーなどを含む。接触URLは、ウェブブラウザを用いて表示されたウェブコンテンツを識別する情報である。接触日時は、ウェブブラウザを用いてウェブコンテンツが表示された日時である。リファラーは、ウェブブラウザを用いてウェブコンテンツを検索する際に参照されたウェブコンテンツを識別する情報(例えば、URL;Uniform Resoource Locator)である。
【0026】
ネットワーク40は、端末装置10、ウェブサーバ20及び収集サーバ30を接続するネットワークである。ネットワーク40は、例えば、インターネットである。或いは、ネットワーク40は、移動体通信網を含んでもよい。
【0027】
(端末装置)
以下において、第1実施形態に係る端末装置について説明する。図2は、第1実施形態に係る端末装置10を示すブロック図である。なお、図2では、端末装置10を構成する機能ブロックが示されている。従って、図2では、CPUやメモリなどの構成が省略されていることに留意すべきである。
【0028】
図2に示すように、端末装置10は、ウェブブラウザ機能部11と、ツールバー機能部12と、表示部13とを有する。
【0029】
ウェブブラウザ機能部11は、ウェブコンテンツを構成するデータを書き込むウェブブラウザを制御する。詳細には、ウェブブラウザ機能部11は、ウェブコンテンツを構成するデータ(例えば、HTMLデータやXMLデータなど)をメモリに書き込むようにウェブブラウザを制御する。これによって、表示部13上にウェブコンテンツが表示される。
【0030】
第1実施形態において、ウェブブラウザ機能部11は、ウェブコンテンツを構成するデータに測定タグが埋め込まれている場合には、測定タグがメモリに書き込まれると、測定タグを実行する。測定タグは、例えば、1×1ピクセルの透明な画像(以下、トラッキング画像)を表示するためのタグである。
【0031】
具体的には、ウェブブラウザ機能部11は、測定タグが実行されると、トラッキング画像を要求するトラッキング画像要求を収集サーバ30に送信する。トラッキング画像要求は、クッキーID及び視聴データを含む。すなわち、ウェブブラウザ機能部11は、クッキーID及び視聴データの対応関係を収集サーバ30に送信する。また、ウェブブラウザ機能部11は、トラッキング画像要求に応じて収集サーバ30から送信されるトラッキング画像をメモリに書き込むようにウェブブラウザを制御する。
【0032】
なお、収集サーバ30に送信される視聴データは、ウェブコンテンツを構成するデータが実行された際に送信される。言い換えると、収集サーバ30に送信される視聴データは、ウェブブラウザを用いて表示部13上に表示された際に送信される。
【0033】
ツールバー機能部12は、ウェブコンテンツを検索するツールバーを制御する。具体的には、ツールバー機能部12は、キーワード入力欄に入力されたキーワードに合致するウェブコンテンツを検索するようにツールバーを制御する。
【0034】
第1実施形態では、ツールバー機能部12は、ツールバーがインストールされたウェブブラウザによって視聴されるウェブコンテンツを構成するデータに測定タグを埋め込む。
【0035】
ここで、ツールバー機能部12は、端末装置10を利用するユーザ毎にツールバーを管理していてもよい。すなわち、ツールバー機能部12は、端末装置10を利用するユーザを識別するユーザIDをツールバーに設定してもよい。
【0036】
このようなケースでは、ツールバー機能部12は、ツールバーがインストールされたウェブブラウザによって視聴されるウェブコンテンツを構成するデータとともにユーザIDをウェブブラウザ機能部11に通知する。ウェブブラウザ機能部11は、クッキーID及び視聴データに加えてユーザIDをトラッキング画像要求に含める。すなわち、ウェブブラウザ機能部11は、クッキーID、ユーザID及び視聴データの対応関係を収集サーバ30に送信する。
【0037】
表示部13は、液晶ディスプレイなどによって構成されており、各種画像を表示する。例えば、表示部13は、図3に示すように、ツールバー画像110及びウェブコンテンツ画像120を表示する。
【0038】
ツールバー画像110は、ツールバーを利用するための画像である。ツールバー画像110は、例えば、ウェブコンテンツを検索するためのキーワードが入力されるキーワード入力欄を含む。ツールバー画像110は、ユーザIDを切り替えるためのアイコンを含んでもよい。
【0039】
ウェブコンテンツ画像120は、ウェブコンテンツを構成するデータの書き込みによって表示される画像である。ウェブコンテンツ画像120は、トラッキング画像121を含む。なお、ウェブコンテンツ画像120は、上述したように、動画像や静止画像などを含んでもよい。
【0040】
(収集方法)
以下において、第1実施形態に係る収集方法について説明する。図4は、第1実施形態に係る収集方法を示すシーケンス図である。
【0041】
図4に示すように、ステップ10において、ウェブブラウザ機能部11は、ウェブコンテンツの検索を要求するウェブコンテンツ要求をウェブサーバ20に送信する。
【0042】
ステップ20において、ウェブサーバ20は、ウェブコンテンツを構成するデータ(ウェブコンテンツデータ)をツールバー機能部12に送信する。
【0043】
ステップ30において、ツールバー機能部12は、ウェブコンテンツデータに測定タグを埋め込む。
【0044】
ステップ40において、ツールバー機能部12は、測定タグが埋め込まれたウェブコンテンツデータ(以下、タグ付きウェブコンテンツデータ)をウェブブラウザ機能部11に送信する。
【0045】
なお、ツールバー機能部12は、ツールバーにユーザIDが設定されている場合には、タグ付きウェブコンテンツデータとともにユーザIDをウェブブラウザ機能部11に通知する。
【0046】
ステップ50において、ウェブブラウザ機能部11は、タグ付きウェブコンテンツデータをメモリに書き込むようにウェブブラウザを制御する。すなわち、ウェブブラウザ機能部11は、ツールバーがインストールされたウェブブラウザによって視聴されるウェブコンテンツを表示部13上に表示する。また、ウェブブラウザ機能部11は、測定タグが埋め込まれているため、測定タグを実行する。
【0047】
ステップ60において、ウェブブラウザ機能部11は、トラッキング画像要求を収集サーバ30に送信する。上述したように、トラッキング画像要求は、クッキーID及び視聴データを含む。すなわち、ウェブブラウザ機能部11は、クッキーID及び視聴データの対応関係を収集サーバ30に送信する。
【0048】
なお、ウェブブラウザ機能部11は、ツールバーにユーザIDが設定されている場合には、クッキーID、ユーザID及び視聴データを含むトラッキング画像要求を収集サーバ30に送信する。すなわち、ウェブブラウザ機能部11は、クッキーID、ユーザID及び視聴データの対応関係を収集サーバ30に送信する。
【0049】
ステップ70において、収集サーバ30は、トラッキング画像をウェブブラウザ機能部11に送信する。なお、ウェブブラウザ機能部11は、トラッキング画像をメモリに書き込むようにウェブブラウザを制御する。
【0050】
このように、クッキーID及び視聴データの対応関係が端末装置10から収集サーバ30にされる。従って、収集サーバ30は、クッキーID及び視聴データの対応関係を収集することができる。
【0051】
例えば、収集サーバ30は、図5に示すように、クッキーID、ユーザID及び視聴データの対応関係を収集する。クッキーIDは、端末装置10に設けられるウェブブラウザを識別する情報である。ユーザIDは、端末装置10を利用するユーザを識別する情報である。
【0052】
視聴データは、例えば、接触URL、接触日時、リファラーなどを含む。接触URLは、ウェブブラウザを用いて表示されたウェブコンテンツを識別する情報である。接触日時は、ウェブブラウザを用いてウェブコンテンツが表示された日時である。リファラーは、ウェブブラウザを用いてウェブコンテンツを検索する際に参照されたウェブコンテンツを識別する情報(例えば、URL;Uniform Resoource Locator)である。
【0053】
(作用及び効果)
第1実施形態では、ツールバー機能部12は、ツールバーがインストールされたウェブブラウザによって視聴されるウェブコンテンツを構成するデータに測定タグを埋め込む。従って、ウェブコンテンツの提供者に測定タグの埋め込みを依頼する必要が無く、クッキーIDと視聴データとの対応関係を収集することができる。また、視聴データを収集する際に、ツールバーIDではなくて、クッキーIDが用いられるため、ツールバーIDとクッキーIDとを別途対応付ける必要もない。
【0054】
すなわち、簡易な手法によって、クッキーIDとウェブコンテンツの視聴データとの対応関係を収集することができる。
【0055】
[その他の実施形態]
本発明は上述した実施形態によって説明したが、この開示の一部をなす論述及び図面は、この発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。
【0056】
実施形態では、視聴データは、接触URL、接触日時、リファラーなどを含む。しかしながら、実施形態は、これに限定されるものではない。視聴データは、少なくとも接触URLを含んでいればよい。或いは、視聴データは、他のデータを含んでいてもよい。
【符号の説明】
【0057】
10…端末装置、11…ウェブブラウザ機能部、12…ツールバー機能部、13…表示部、20…ウェブブラウザ、30…収集サーバ、40…ネットワーク、100…視聴調査システム

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ウェブサーバから提供されるウェブコンテンツの視聴データを収集するための端末装置であって、
前記ウェブコンテンツを構成するデータを書き込むウェブブラウザを制御するウェブブラウザ機能部と、
前記ウェブブラウザにインストールされる特定ソフトウェアを制御する特定ソフトウェア機能部とを備え、
前記特定ソフトウェア機能部は、前記特定ソフトウェアがインストールされたウェブブラウザによって視聴される前記ウェブコンテンツを構成するデータに測定タグを埋め込み、
前記ウェブブラウザ機能部は、前記ウェブコンテンツを構成するデータに埋め込まれた前記測定タグが前記ウェブブラウザによって実行された場合に、前記ウェブブラウザを識別するクッキーIDと前記ウェブブラウザを用いて表示された前記ウェブコンテンツの視聴データとの対応関係を収集サーバに送信することを特徴とする端末装置。
【請求項2】
前記特定ソフトウェア機能部は、
前記端末装置を利用するユーザを識別するユーザIDを前記特定ソフトウェアに設定し、
前記特定ソフトウェアに設定された前記ユーザIDを前記ウェブブラウザ機能部に通知し、
前記ウェブブラウザ機能部は、前記クッキーID、前記ウェブコンテンツの視聴データ及び前記ユーザIDの対応関係を前記収集サーバに送信することを特徴とする請求項1に記載の端末装置。
【請求項3】
ウェブサーバから提供されるウェブコンテンツの視聴データを収集するための収集方法であって、
特定ソフトウェアがインストールされたウェブブラウザによって視聴される前記ウェブコンテンツを構成するデータをウェブブラウザが書き込むステップと、
前記特定ソフトウェアがインストールされたウェブブラウザによって視聴される前記ウェブコンテンツを構成するデータに測定タグを埋め込むステップと、
前記ウェブコンテンツを構成するデータに埋め込まれた前記測定タグが前記ウェブブラウザによって実行された場合に、前記ウェブブラウザを識別するクッキーIDと前記ウェブブラウザを用いて表示された前記ウェブコンテンツの視聴データとの対応関係を収集サーバに送信するステップとを備えることを特徴とする収集方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2013−73455(P2013−73455A)
【公開日】平成25年4月22日(2013.4.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−212581(P2011−212581)
【出願日】平成23年9月28日(2011.9.28)
【出願人】(591101434)株式会社ビデオリサーチ (52)
【Fターム(参考)】