説明

筆記用具を使わずに使用月日や使用者が判る歯ブラシ

【課題】従来の歯ブラシは使用期間や使用人をメモするのに筆記用具が必要で、理想的な交換時期を忘れてしまい不衛生である。
【解決手段】歯ブラシのハンドルに刻印付きの複数の穴とピンを付け理想的な交換時期を使用人に毎日認知させ、歯周病の予防に役立てる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
歯ブラシのハンドルに刻印を付けた複数の穴にピンを挿入し使用月日や使用者を判るようにしたもの。
【背景技術】
【0002】
歯ブラシの形状や色で使用者を分けていた。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
日本では年間、約2億本の歯ブラシが売れているそうですが、今の人口から単純に計算すれば一人当たりの使用量は一年間に2本で、1本の歯ブラシを半年も使用していることになります。歯ブラシの交換時期は10日から2週間、あるいは1ヶ月、歯ブラシの毛先が開いた時などで、歯茎に適したブラッシング効果と清潔な状態の保持を考えると10日から2週間程度で換えるのが理想的だそうですが、実際には2、3ヶ月使用してる場合が多いので、次のことを薦めています。
▲1▼歯ブラシは1ヶ月毎に交換する。
▲2▼歯ブラシは6本程度まとめ買いする。
▲3▼まとめ買いした歯ブラシのパッケージに交換する月をメモ書きしておく。
▲4▼使用後の歯ブラシはリステリンに漬けて雑菌の繁殖を抑える。
特に▲3▼は、まとめ買いした歯ブラシのパッケージの裏側にマジックで交換する日をメモ書きして万一、交換するのを忘れていても一目で判るというものです。
しかし、パッケージやカレンダーにメモ書きする人は少ないかと思います。
また、大家族などは歯ブラシを色分けしたり歯ブラシ自体にマジック等で名前や交換時期を書き込まないとパッケージから取り出した歯ブラシが同色、同形状の場合や、ブラシの毛先の硬さの違いなど区別できなく使用者が判らなくなります。
【課題を解決するための手段】
【0004】
歯ブラシのハンドルに1年間分の1月から12月にあたる12個の数字の刻印を付けた穴と、日にあたる最低でも1、5、10、15、20、25、30の数字の刻印を付けた7個の穴と、その穴を埋める2本のピンを歯ブラシのハンドル射出成形時に加工しておくものです。
【発明の効果】
【0005】
筆記用具等を使わずに歯ブラシの使用月日や同色、同形状が多くても使用者が判るようになり、歯ブラシの理想的な交換時期を薦めることができ、また目の不自由な人も利用できます。
【実施例】
【0006】
使い方は歯ブラシの使用開始の月日か交換月日に数字の刻印を付けたハンドルの穴に付属のピンを、もぎ取り挿入し埋め込みます。例えば使用開始が3月18日なら3の穴と四捨五入した20の穴を埋めます。歯ブラシを同時に交換する大家族の場合は代表者が使用開始日にピンを挿入して、他の人は誕生日など好きな数字をピンで埋めておけば同色、同形状でも使用人が誰か判ります。またアルファベットなどの刻印を付けた穴とピンの数を増やせば使用者が簡単に判り便利です。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【図1】刻印付きの穴とピンが付けられた歯ブラシを上面から見た図。
【図2】図1の歯ブラシを側面から見た図。
【符号の説明】
【0008】
1 月日を刻印した穴
2 もぎ取れるピン

【特許請求の範囲】
【請求項1】
歯ブラシのハンドルに刻印付きの穴とピンを付けたもの。

【図1】
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【図2】
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【公開番号】特開2011−245241(P2011−245241A)
【公開日】平成23年12月8日(2011.12.8)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−131455(P2010−131455)
【出願日】平成22年5月21日(2010.5.21)
【出願人】(509158761)
【Fターム(参考)】