説明

簡易安全囲炉裏

【課題】化石燃料は限度があるといわれ続けてきた。一方林業の担い手がなく又外国から安い木材が輸入される為日本の山林は間伐することも少なくなり荒れたままになっている所が多い。その上山の手入れが出来ないことも原因のひとつといわれて熊だのいのししだのが里山から果ては街中まで出てきて人間が被害にあっている事件が多く発生している。
囲炉裏は古い農家にしか残っていない
【解決手段】此の発明は間伐材を薪として使用することにより里山の整備にもつながる
昔の古い民家にある囲炉裏と違い耐熱板を使用することにより比較的容易に安全な囲炉裏を作ることが出来る
ふちは防護柵もかねているので子供や老人に優しい作りとなっている
ふちの2方向は折りたたみ式で食卓になるため家族の団欒の機会を増やす

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は耐熱板の使用により従来の床下に石垣を作って囲炉裏を設置した方法と違い畳を切ることもなく畳の上に置くことが出来る安全囲炉裏である。
【背景技術】
【0002】
十里の囲炉裏は昔の民家にあるように床下に石崖を組んだ上に設置されている
【0003】
以下図により説明する
囲炉裏の下面は耐熱板を使用している
ストーブを耐熱板の上に置くことになるがストーブのたき口の側は開き戸のように左右両側に開くように作る。
安全囲炉裏の縁の高さは70センチメートルとして子供や老人が火傷の事故から防げるようになっている。
安全囲炉裏の縁は10センチメートル間隔のめすき板がはめられているため安全と同時に十分暖が取れる。
安全囲炉裏の2方向は35センチメートルの高さの所から折りたたむ事により食卓となる
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の囲炉裏は古い民家にしか残っていなくて新しい家に作るには床下に石崖を作ることからはじめなくてはならないので面倒な手間ひまと経費がかかる。
【0005】
本発明は畳或は板敷きの上に直に置くことが出来る上耐熱板の使用により防火上安全であると伴に重量もあるため囲炉裏そのものが移動することもない。
【0006】
限りある石油燃料を使用するのはよくない
【0007】
石油を燃やすことにより水分が出るため家の中がしけりカビが発生する
【課題を解決するための手段】
【0008】
防火のために耐熱板を使用して縁は70センチメートルとして高くしたことによりストーブの防護柵も兼ねる
本発明は荒れた山の手入れをすることにより生じた木やぼやを薪として使用することにより里山整備も促すことになる薪ストーブを此の囲炉裏で使用することが出来る
煙により家のかびを防ぐことが出来る
【発明の効果】
【0009】
上述したように本発明は容易に安全な囲炉裏を作ることが出来里山整備にもつながる
【0010】
縁に折りたたみ式を使用したため食卓にも使用でき家族団欒の機会も増えることになる
【発明の実施するための最良の形態】
【0011】
以下本発明の実施の形態を図により説明する
図2においてイは防火板で此の上に薪ストーブを置く
2はたき口側の左右に開く戸に付いているちょうつがいで3はその扉を閉じたときに止める留め金である
4は折りたたんだ時に食卓となる板で5はその食卓を支える板である。
6と7は折りたたむ時使用するちょうつがいで8は食卓を延ばして安全柵として使用する時の留め金である。
焚口の面及び9の面と食卓が付いている2方向の半分から下はめすき板状になっている
【図面の簡単な説明】
【図1】外観図
【図2】図1の4の面を折りたたんで食卓としたときの図
【図3】本発明の実施形態を示す安全囲炉裏の部分断面図

【特許請求の範囲】
【請求項1】
耐熱版を使用することにより畳の上或は板の間の上に直におくことが出来る囲炉裏
【請求項2】
囲炉裏の縁を従来のものより折りたたみ式を利用して高くすることにより火傷などの危険防止となること
【請求項3】
囲炉裏の縁の折りたたみの部分に食卓として使用できるように工夫したこと食卓以外にも観葉植物などを置く物置台として使用できる

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2008−256337(P2008−256337A)
【公開日】平成20年10月23日(2008.10.23)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−120123(P2007−120123)
【出願日】平成19年4月2日(2007.4.2)
【出願人】(502242461)