説明

糖尿病患者用穿刺疼痛緩和携帯小型冷却器具。

【課題】糖尿病患者は、自己で微量採血用穿刺器具を使用し血糖値測定する際、穿刺時疼痛緩和の具体的な器具が無かった為、血糖値自己測定が苦痛なる。本発明は微量採血穿刺時疼痛緩和の疼痛緩和携帯小型冷却器具を提供する。
【解決手段】微量採血用穿刺器具使用時の疼痛緩和として使用前に本発明器具にて採血穿刺する指先部▲9▼に、抗菌トレー▲1▼を押すと、ペルチエ▲2▼が吸熱し採血穿刺する指先部▲9▼を冷却。一時的に穿刺部位の感覚を麻痺させ穿刺時疼痛緩和する。抗菌トレー▲1▼から離せば穿刺する指先部▲9▼の冷却調整でき安全簡単に冷却器具を使用出来る。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、糖尿病患者が血糖値自己測定する際、微量採血穿刺時の疼痛緩和を目的とした糖尿病患者用穿刺疼痛緩和携帯小型冷却器具に関するものである。
【背景技術】
【0002】
糖尿病患者は、自己で微量採血用穿刺器具を使用し血糖値測定する際、穿刺時疼痛緩和の具体的な器具が無い。
特許公開2004−337449(穿刺時疼痛緩和用瞬間冷却シート)や特許公開2004−337296(穿刺時疼痛軽減の冷却装置)の冷却効果の物はあるが、本発明の糖尿病患者用、穿刺時の疼痛緩和携帯小型冷却器具とは異なる。
【発明開示】

【発明が解決しようとする課題】
【0003】
糖尿病患者は、自己で微量採血用穿刺器具を使用し血糖値測定する際、穿刺時疼痛緩和の具体的な器具が無かった為、血糖値自己測定が苦痛なる。本発明は微量採血穿刺時疼痛緩和の疼痛緩和携帯小型冷却器具を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0004】
微量採血用穿刺器具使用時の疼痛緩和として使用前に本発明器具にて採血穿刺する指先部▲9▼に、抗菌トレー▲1▼を押すと、ペルチエ▲2▼が吸熱し採血穿刺する指先部▲9▼を冷却。一時的に穿刺部位の感覚を麻痺させ穿刺時疼痛緩和する。抗菌トレー▲1▼から離せば穿刺する指先部▲9▼の冷却調整でき安全簡単に冷却器具を使用出来る。
【発明の効果】
【0005】
微量採血用穿刺器具の使用前に採血穿刺する指部を本発明器具にて一時的に穿刺部位の感覚を麻痺させ疼痛緩和。糖尿病患者が苦痛を感じること無く、血糖値自己測定することが可能になる。
【実施例1】
【0006】
図1に示すように、小型ペルチエ素子冷却面▲2▼に抗菌トレー▲1▼を装着し採血穿刺する指先部▲9▼を抗菌トレー▲1▼に乗せ押すとスプリング▲5▼が収縮し通電スイッチ▲6▼が入り、採血穿刺する指先部▲9▼を冷却。採血穿刺する指先部▲9▼を抗菌トレー▲1▼からを離すことでスプリング▲5▼が伸び、通電スイッチ▲6▼の通電状態が切れ穿刺部位の冷却調整が安全簡単に出来る。
【0007】
小型ペルチェ素子▲2▼の吸熱効果を上げる為、小型ペルチェ素子放熱面▲3▼を放熱板▲4▼に装着し小型ペルチエ素子▲3▼の放熱効果を上げることにより小型ペルチェ素子▲2▼の吸熱効果を上げる。
【0008】
本発明器具のプレート部に雑菌が繁殖しないように抗菌トレー▲1▼を採用し簡単に殺菌消毒出来る構成にしている。
【0009】
糖尿病患者が常時携帯し、血糖値自己測定できるように本発明器具を電池▲7▼使用の小型構造にした。
【0010】
実例では、電池▲7▼を使用したが、充電器やアダプターを使用する方法もあり、形は円柱デザインに限定するものではない。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【図1】本発明の部品図の一例である。
【図2】本発明の使用状態を示す断面図の一例である。
【符号の説明】
▲1▼・・・冷却抗菌トレー
▲2▼・・・小型ペルチェ素子(冷却面)
▲3▼・・・小型ペルチェ素子(放熱面)
▲4▼・・・放熱板
▲5▼・・・スプリング
▲6▼・・・通電スイッチ
▲7▼・・・電池
▲8▼・・・抗菌ケース
▲9▼・・・採血穿刺する指先部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
小型ペルチエ素子の冷却面に抗菌トレーを装着し微量採血穿刺する指先部を抗菌トレーに乗せ押す間、穿刺部位を冷却、穿刺部位を抗菌トレーから離すことで簡単に冷却調整でき、携帯可能な電池式小型構成の微量採血穿刺時疼痛緩和の糖尿病患者用穿刺疼痛緩和携帯小型冷却器具。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate


【公開番号】特開2010−99437(P2010−99437A)
【公開日】平成22年5月6日(2010.5.6)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−298753(P2008−298753)
【出願日】平成20年10月27日(2008.10.27)
【出願人】(508249756)
【Fターム(参考)】