説明

耳掛け型補聴器

【課題】全体のデザイン設計の自由度を高めて補聴器としての存在を目立たなくすることができ、また運動など大きな動きや頭部から耳の付け根部分に汗が流れても補聴器本体を安定した状態に保持することができ、これにより使用者への負担を無くして安心感を与えることができ、更に装着/取り外しも容易に行うことができる耳掛け型補聴器を提供せんとする。
【解決手段】使用時に外耳孔又はその開口周辺部81に掛止され、骨伝導ドライバ23からの振動が出力されるスピーカ前部10と、該スピーカ前部10から耳の外側を後方に延びる本体部11と、該本体部11の後部から側頭部9側に屈曲して形成され、使用時に耳介82の後端縁82aから耳の裏側である側頭部9側に回りこんで耳介82に掛止される屈曲部12とを備えた。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、斬新な装着形態により補聴器としての存在を目立たなくすることができ、デザイン設計の自由度も高く、耳に対して安定した状態に装着されて使用者への負担を無くすと同時に安心感を与えることができ、装着/取り外しも容易な耳掛け型の補聴器に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、耳掛け型補聴器としては、側面視が円弧状の曲面である上下面を有する補聴器本体と、その筐体前端部から外耳孔まで延びる音道フックとよりなり、補聴器本体を使用者の耳介と側頭部との間の耳の付け根部分の上に載せて使用するものが種々提供されている(例えば、特許文献1〜4参照。)。このような従来の耳掛け型補聴器では、内蔵の音響スピーカの出力音をフックを通じて先端部に導いて外耳孔に出力する構造や、音響スピーカを有するイヤホンをフックの先端部に設けて外耳孔に挿着する構造の2種類のものが提供されている。また、フック先端部に、骨伝導ドライバを内蔵したイヤホンを設けた耳掛け型補聴器も提案されている(特許文献5参照)。これによれば、イヤホンを外耳孔に当てるだけで骨伝導により聞くことができるものであり、音響スピーカからの出力が空気を介してマイクに入りハウリングを起こすという問題も解消でき、防水性も付与することができる。
【0003】
【特許文献1】特開昭60−261296号公報
【特許文献2】特開平1−300800号公報
【特許文献3】特開平10−23599号公報
【特許文献4】特開2007−312372号公報
【特許文献5】特開2010−192975号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来のいずれの耳掛け型補聴器においても、補聴器本体の前方から外耳孔に延びるフックが存在するため、補聴器本体が髪で隠れたとしても補聴器の存在がどうしても目立ってしまい、眼鏡やサングラスとともに使用することができないという問題もあった。
【0005】
また、耳介と頭の間に装着される補聴器本体はそれ自体ホールド性が低く不安定であり、外耳孔から延びるフックによって補聴器本体の頭部後方へのズレ落ちを防止する構造とされている。したがって、例えば使用者が運動をするなどして動きが大きくなると補聴器本体も前後、とくに後方へ動いてしまい、フックを通じて外耳孔への引っ張りが生じて使用者の負担になるという課題もあった。特に夏場や使用者が運動などして頭部から汗が流れると補聴器本体に付着し、ホールド性がさらに低下してすべり落ちやすくなる。
【0006】
更に、上記従来の耳掛け型補聴器を耳に装着する際には、補聴器本体を耳の上に仮置きしてフック又はイヤホンを耳に入れ、再度、補聴器本体をフックを引っ張らない位置に調整する作業が必要であり、また取り外す際も、補聴器本体が先に落ちてしまわないように手で保持しつつフック又はイヤホンを外耳孔から外す必要があり、煩雑且つ慣れが必要なものであった。
【0007】
そこで、本発明が前述の状況に鑑み、解決しようとするところは、ハウリングの発生を防ぐことができ、防水性を付与することができると同時に、全体のデザイン設計の自由度を高めて補聴器としての存在を目立たなくすることができ、また運動など大きな動きや頭部から耳の付け根部分に汗が流れても補聴器本体を安定した状態に保持することができ、これにより使用者への負担を無くして安心感を与えることができ、更に装着/取り外しも容易に行うことができる耳掛け型補聴器を提供する点にある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、前述の課題解決のために、少なくともマイクロホン、制御部、電源部及び骨伝導ドライバが内蔵され、耳に装着して使用される耳掛け型補聴器であって、使用時に外耳孔又はその開口周辺部に掛止され、骨伝導ドライバからの振動が出力されるスピーカ前部と、該スピーカ前部から耳の外側を後方に延びる本体部と、該本体部の後部から側頭部側に屈曲して形成され、使用時に耳介の後端縁から耳の裏側である側頭部側に回りこんで耳介に掛止される屈曲部とを備えることを特徴とする耳掛け型補聴器を構成した。
【0009】
ここで、前記屈曲部の端部に連続して設けられ、使用時に耳介と側頭部との間に挿着されてこれらの間に挟持されることにより、補聴器後部を当該部位に安定保持するための挿着部を更に備えるものが好ましい。
【0010】
特に、前記挿着部の少なくとも耳介及び側頭部に接触する表面部位を、軟質合成樹脂、合成ゴム又は熱可塑性エラストマーよりなる部材で構成したものが好ましい。
【0011】
また、前記屈曲部が弾性を備え、使用時に耳介を挟持した状態で当該耳介に掛止されるものが好ましい。
【発明の効果】
【0012】
以上にしてなる本願発明に係る耳掛け型補聴器によれば、外耳孔に挿入されるフックやその先端のイヤホンを省略し、スピーカ前部から骨導音を外耳孔周辺の軟骨に確実に伝え、クリアな音を提供することができるとともに、ハウリングの発生を防ぐことができ、防水性を付与して入浴や水泳にも対応可能な商品を提供することができる。またスピーカ前部と屈曲部によって補聴器全体を耳の外側に安定した姿勢で保持するので、耳の付け根への圧迫感がなく開放的であり、眼鏡やサングラスと同時に使用することが可能であるとともに頭からの汗の影響も受けず快適に使用することができ、使用時の負担を大幅に軽減することができる。
【0013】
また、従来のフックを通じた外耳孔への引っ張り等の負担もなくなり、ホールド性が良いため使用者は安定感、安心感があり、頭からの汗でホールド性が低下することもなく、スポーツや動作の大きい仕事も補聴器本体が耳から落ちる心配をすることなく自由に行うことが可能となる。更に、フックを無くすことができたことと、そもそも耳の付け根部分に載せる従来の耳掛け補聴器からは想像できない斬新なデザインの補聴器を提供できるので、補聴器としての存在感をまったく無くすことができ、デザイン設計の自由度も高く、スタイリッシュな外観にすることも容易である。
【0014】
さらに装着の際には、本体部を片手で持って屈曲部を耳介に引っ掛け、そのままスピーカ前部を外耳孔周辺に掛止させるだけの簡単な操作で装着することができ、その後の補聴器本体の位置調整なども不要であることから、ワンタッチで耳への脱着が可能となり、装着性に優れた商品を提供できる。また屈曲部をクリップとして、ポケット等に引っ掛けて容易に且つ紛失することなく確実に保管することができる。
【0015】
また、屈曲部の端部に連続して設けられ、使用時に耳介と側頭部との間に挿着されてこれらの間に挟持されることにより、補聴器後部を当該部位に安定保持するための挿着部を更に備えたので、補聴器全体をより安定した姿勢に保持できるとともに、当該挿着部の内部空間を機器内蔵スペースとして利用することも可能となる。また、挿着部の少なくとも耳介及び側頭部に接触する表面部位を、軟質合成樹脂、合成ゴム又は熱可塑性エラストマーよりなる部材で構成したので、使用者にかかる負担も軽減できる。
【0016】
また、屈曲部が弾性を備え、使用時に耳介を挟持した状態で当該耳介に掛止されるので、補聴器全体をより安定した姿勢に保持できる。
【図面の簡単な説明】
【0017】
【図1】本発明の第1実施形態に係る耳掛け型補聴器を示す側面図。
【図2】同じく耳掛け型補聴器を上から見た平面図。
【図3】図1のX−X端面図。
【図4】同じく耳掛け型補聴器の使用状態を示す説明図。
【図5】(a)は本発明の第2実施形態に係る耳掛け型補聴器を示す側面図、(b)は同じく平面図。
【図6】同じく耳掛け型補聴器の使用状態を示す説明図。
【図7】(a)は本発明の第3実施形態に係る耳掛け型補聴器を示す斜視図、(b)は同じく平面図。
【図8】同じく耳掛け型補聴器の使用状態を示す説明図。
【図9】(a)は本発明の第4実施形態に係る耳掛け型補聴器を示す斜視図、(b)は同じく平面図。
【図10】同じく耳掛け型補聴器の使用状態を示す説明図。
【図11】(a)は同じく耳掛け型補聴器の変形例を示す平面図、(b)は他の変形例を示す平面図。
【発明を実施するための形態】
【0018】
次に、本発明の実施形態を添付図面に基づき詳細に説明する。
【0019】
図1〜図4は、本発明の第1実施形態、図5及び図6は第2実施形態、図7及び図8は第3実施形態、図9〜図11は第4実施形態を示し、図中符号1は耳掛け型補聴器、10はスピーカ前部、11は本体部、12は屈曲部、20は筐体をそれぞれ示している。
【0020】
まず、図1〜図4に基づき第1実施形態を説明する。
【0021】
本実施形態の耳掛け型補聴器1は、図1、図2及び図4に示すように、使用者の耳8の外耳孔又はその開口周辺部81に掛止されるスピーカ前部10と、該スピーカ前部10から耳の外側を後方に延びる本体部11と、該本体部11の後部から側頭部9側に屈曲して形成され、使用時に耳介82の後端縁82aから耳の裏側である側頭部9側に回りこんで耳介82に掛止される屈曲部12とより構成されている。そして内蔵の骨伝導ドライバ23から振動出力してスピーカ前部10を通じて耳8の軟骨に骨導音を発生させるものであり、伝音性難聴や混合性難聴に大変優位な商品となる。
【0022】
スピーカ前部10とこれに連続した本体部11は、筐体20の内部に各種機器を収納してなり、具体的には、図1に示すように外部の音声を集音するマイクロホン21、集音した音声信号等を一定ゲインで増幅させるアンプやA/Dコンバータ等を有してROMに格納されている制御プログラムに基づき各回路を制御する制御部22、制御部22からの増幅された出力電気信号を機械的振動に変換する骨伝導ドライバ23、電源(ボタン電池24)、並びに音量レベルや電源オン/オフを制御するための操作ボタンからなる操作部25が内蔵されている。各機器の配置は一例であり、その他の配置も勿論可能である。
【0023】
マイクロホン21は、従来から公知のものが採用でき、空気中を伝播する外部音を受信して電気信号に変換するものである。これにより使用者の音声を含む周囲の音声が入力される。制御部22の処理は、基本的には従来からのデジタル補聴器における補聴処理と同様にすることができる。また骨伝導ドライバ23は、従来から知られている電磁型、動電型、静電型、圧電型など様々なものを用いることができ、例えば、ヨークの中央磁極にボイスコイルを装着し、ヨークの両側の短尺辺側端部上にマグネットを配置し、マグネット配置軸上の各マグネットの外側に振動板固定部を配置してなる従来から公知の骨伝導ドライバを採用することができる。
【0024】
操作部25は、使用者が操作する音量等の操作ボタンが筐体20の下面に設けられる。ただし、手元のリモコン装置のスイッチで操作部による操作を行うようにしてもよい。この場合、補聴器本体の制御部と、別途設けたリモコン装置にそれぞれ近距離無線通信ユニットを設けて操作部による操作内容に係る制御信号を送受信するように構成すればよい。電源は、ボタン電池24の例を示したがこれに限定されない。充電式の場合は充電用のアダプタを筐体20に設けたり、充電回路を設けて非接触充電方式を採用してもよい。
【0025】
スピーカ前部10は、先端側の下端部10bが緩やかに湾曲した凸曲面に形成され、該下端部10bを外耳孔開口周辺部81に当接した状態に掛止される部分である。本例では筐体20内のスピーカ前部10に該当する位置の側壁内面に骨伝導ドライバ23が接触配置され、該スピーカ前部10から効率よく振動出力するように構成している。ただし、骨伝導ドライバ23の配置はこれに限定されず、例えば筐体20の本体部11側に内蔵され、その振動がスピーカ前部10に伝達されて外部に出力されるものでも勿論よい。
【0026】
また、本体部11は、スピーカ前部10から連続的に耳の外側を後方に延びており、筐体2の内部は断面視で縦長の偏平な空間が形成され、その内部に上記骨伝導ドライバ23以外の機器が内蔵されている。本体部11の外形はこのようにできるだけ左右の幅寸法を小さく抑えつつ、上下幅を比較的大きな寸法にして内部に制御部22やボタン電池24を収納した扁平板状の構造とされ、これにより重量バランス上も耳に対してできるだけ安定した姿勢で保持されるように構成されている。
【0027】
屈曲部12は、本体部11の後部から連続して形成される板状の部位であり、薄く構成されていることで弾性を有し、使用者の耳介82を挟み込んで補聴器後端側の重力を耳介82に掛止させる機能を有している。使用者は装着の際、この屈曲部12を耳介82に挟みこんだ後、スピーカ前部10を外耳孔周辺部81にくぼみに載せて掛止させるだけで装着完了することができる。
【0028】
筐体20や屈曲部12の素材は、特に限定されず、金属、合成樹脂など適宜な素材を用いることができ、例えばポリカーボンからなる基体の外表面に熱可塑性エラストマー層を設けたものが強度があり軽量化できる点で好ましい。本例では筐体20の側頭部側を構成する筐体本体30とその外側の開口部を覆い且つ後方に延びて屈曲部12を構成する板状体31とを組み付けて構成されており、この板状体31を異なるものに交換(着せ替え)するだけで容易にデザイン変更できるように構成されている。したがって、補聴器というよりアクセサリー感覚で使用でき、老若男女幅広いニーズに対応することが可能となり、結果的に末永く使えるものとすることができる。
【0029】
次に、図5及び図6に基づき本発明の第2実施形態を説明する。
【0030】
本実施形態は、図5(b)の平面図に示すように、スピーカ前部10及び本体部11を構成する筐体20の形状を外側に凸となるように湾曲した形状とし、これにより装飾品により近いデザインを有する構造としたものである。このように本発明はデザイン設計の自由度の高い補聴器である。その他の構成については基本的には上記第1実施形態と同様である。
【0031】
次に、図7及び図8に基づき本発明の第3実施形態を説明する。
【0032】
本実施形態は、スピーカ前部10及び本体部11を構成する筐体20の形状を、上下寸法を小さくして外部から目立たない構造とし、その分左右の幅を大きくして機器収納空間を確保したものである。このように本実施形態では上下寸法が上記第1実施形態に比べて小さいので屈曲部12の耳介82との接触面積も小さくなり、摩擦力が少なくずれてしまう虞もあることから、これを補うべく屈曲部12の耳介裏側に回り込む部位に、該耳介裏側に当接する平板状の当接片13が設けられている。また本例では、当接片13から再度耳介82の表側に回りこんで耳介82を挟持する屈曲した線状の掛止片14をも設け、補聴器後部を耳介82により安定的に掛止できるように構成されている。
【0033】
次に、図9〜図11に基づき本発明の第4実施形態を説明する。
【0034】
本実施形態は、屈曲部12の耳介裏側に回りこむ側の端部に連続して設けられ、使用時に耳介82と側頭部9との間に挿着されてこれらの間に挟持されることにより、補聴器後部を当該部位に安定保持するための挿着部15を更に設けたものである。この挿着部15の少なくとも耳介及び側頭部に接触する表面部位は、好ましくは軟質合成樹脂、合成ゴム又は熱可塑性エラストマーよりなる部材で構成し、柔らかいタッチで使用者に負担がないように構成される。また側頭部9側の当接面15cについては、例えば軟質のシリコーン樹脂で粘着性を持たせることも好ましい実施例である。
【0035】
図11(a)に示すものは、本体部11の耳側の耳甲介腔に位置する部分に、凸部11aを設けた例である。このような凸部11aを設けることで、耳に対してより安定した姿勢で掛止することができるとともに、当該凸部11aの内部にも空間を設けて機器を収納することも可能であり、重量バランス上、耳に対してより安定して掛止できる構造となる。このような凸部11aは上記第1〜第3実施例においても同様に設けることができることは勿論である。
【0036】
また図11(b)に示すものは、スピーカ前部10に外耳孔に挿入する挿入部10aを設けたものであり、これにより骨導音を外耳孔周囲の軟骨から伝達できるとともに当該挿入部10aにより補聴器前部をより安定した姿勢に保持することができる。このような挿入部10aについても上記第1〜第3実施例において同様に設けることができる。この場合、スピーカ前部10の下端部10bが特に外耳孔周辺部に当接しなくてもよい。
【0037】
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はこうした実施例に何ら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
【符号の説明】
【0038】
1 耳掛け型補聴器
2 筐体
8 耳
9 側頭部
10 スピーカ前部
10a 挿入部
10b 下端部
11 本体部
11a 凸部
12 屈曲部
13 当接片
14 掛止片
15 挿着部
15c 当接面
20 筐体
21 マイクロホン
22 制御部
23 骨伝導ドライバ
24 ボタン電池
25 操作部
30 筐体本体
31 板状体
81 周辺部
82 耳介
82a 後端縁

【特許請求の範囲】
【請求項1】
少なくともマイクロホン、制御部、電源部及び骨伝導ドライバが内蔵され、耳に装着して使用される耳掛け型補聴器であって、
使用時に外耳孔又はその開口周辺部に掛止され、骨伝導ドライバからの振動が出力されるスピーカ前部と、
該スピーカ前部から耳の外側を後方に延びる本体部と、
該本体部の後部から側頭部側に屈曲して形成され、使用時に耳介の後端縁から耳の裏側である側頭部側に回りこんで耳介に掛止される屈曲部とを備えることを特徴とする耳掛け型補聴器。
【請求項2】
前記屈曲部の端部に連続して設けられ、使用時に耳介と側頭部との間に挿着されてこれらの間に挟持されることにより、補聴器後部を当該部位に安定保持するための挿着部を更に備える請求項1記載の耳掛け型補聴器。
【請求項3】
前記挿着部の少なくとも耳介及び側頭部に接触する表面部位を、軟質合成樹脂、合成ゴム又は熱可塑性エラストマーよりなる部材で構成してなる請求項2記載の耳掛け型補聴器。
【請求項4】
前記屈曲部が弾性を備え、使用時に耳介を挟持した状態で当該耳介に掛止される請求項1〜3の何れか1項に記載の耳掛け型補聴器。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【公開番号】特開2013−115799(P2013−115799A)
【公開日】平成25年6月10日(2013.6.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−263282(P2011−263282)
【出願日】平成23年12月1日(2011.12.1)
【出願人】(305057109)ゴールデンダンス株式会社 (6)