説明

肥満防止人形

【目的】 人形を目にすることにより、肥満化していく自分自身を反省し、なおかつ基本的で安全な肥満を防止する人形を提供する。
【構成】 人形(1)の背面にマグネット(2)等を設け、凹凸ホック(4)を設けた衣服(3)を人形(1)の下腹部に装着し、衣服のサイズが体に合わないところを特徴とする。

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、肥満体の人形を冷蔵庫等の人目につきやすい所に取り付けて心理的に肥満防止するための人形に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、食品や運動器具による肥満防止方法はあった。
【0003】
【考案が解決しようとする問題】
これは次のような欠点があった。
(イ)運動器具は高価なものが多く、場所も必要とする。
(ロ)低カロリー食品を主食にするのは、身体的に不安がある。
本考案は、これらの欠点を除くためになされたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
人形(1)の背面にマグネット(2)等を設け、人形(1)の下腹部に肥満体を表現する衣服(3)を設ける。
本考案は、以上のような構成よりなる肥満防止人形である。
【0005】
【作用】
人形(1)の背面に設けたマグネット(2)等を冷蔵庫の扉等に吸着させる。
【0006】
【実施例】
以下、本案の実施例について説明する。
(イ)プラスチック性の人形(1)の背面に、マグネット(2)等を設ける。
(ロ)人形(1)に布性等の衣服(3)を設ける。
(ハ)人形(1)の背面で衣服(3)を一部接着する。
(ニ)衣服(3)の合わせ目に凹凸のホック(4)を設ける。
(ホ)凹凸ホック(4)で衣服を合わせるとサイズが合わず、凹凸ホックがはぜる。
【0007】
【考案の効果】
冷蔵庫の扉等へ人形を吸着して飾り、冷蔵庫のドアを開く度に見えるようにすることにより肥満化する自分を反省し、間食の回数を減らすことができるようにした極めて基本的な肥満防止人形である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の斜視図である。
【図2】本考案の背面図である。
【符号の説明】
1 人形
2 吸盤
3 衣服
4 凹凸ホック

【実用新案登録請求の範囲】
【請求項1】 人形(1)の背面にマグネット(2)等を設け、人形(1)の下腹部に衣服(3)を設けた肥満防止人形。

【図1】
image rotate


【図2】
image rotate


【公開番号】実開平6−46789
【公開日】平成6年(1994)6月28日
【考案の名称】肥満防止人形
【国際特許分類】
【出願番号】実願平4−92549
【出願日】平成4年(1992)12月4日
【出願人】(593017256)