説明

育毛装置

【課題】光源部からの光が毛髪に遮光されずに皮膚に光を届かせ、且つ炎症を生じさせることなく体毛の成長を促進させることのできる育毛装置を提供する。
【解決手段】体毛を育毛させる育毛装置は、光源部9からの電圧印加により光源部3が発光した光Hを、集光レンズ5で集光した後、導光部4に照射する。導光部4は、集光された光Hを、体毛に邪魔されることなく皮膚へと導く。照射する光Hは、その光の波長を950nm又は1450nmの水の特異吸収波長とする。この光Hを受けた部位の体毛は、低エネルギーの光を受けることで、炎症を招くことなく体毛を成長させることができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、皮膚に光を照射して体毛の成長を促進させる育毛装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、皮膚に軽い炎症を起こさせることで体毛の発育を加速させるようにした技術が知られている。効果が高いとされているこの手法は、薬剤などで炎症を起こさせるものであるが、このような薬剤の使用は、しばしば軽度の肌荒れを生じさせると共に、痛みや感染症などの問題を有している。
【0003】
また、この他、890nmの波長を有した光を皮膚に照射することで体毛を発育させる技術がある(例えば、非特許文献1などに記載)。この技術は、本願出願人が動物実験で確認したところ、薬剤を用いる場合と同様、皮膚内部に炎症を引き起こすことを利用したものであることが分かった。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0004】
【非特許文献1】Jounal of Korean Society Plastic & Reconstructive Surgeons 2004 p.1-p.8
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、非特許文献1の技術では、皮膚内部に炎症を人為的に引き起こすことは人体に対して好ましいとは言えない。また、頭部へ光を照射する場合、毛髪により光が遮られてしまい、処置部である皮膚に光が届かないことや光が減衰することにより、育毛効果が低下する。
【0006】
そこで、本発明は、光源部からの光が毛髪に遮光されずに皮膚に光を届かせ、且つ炎症を生じさせることなく体毛の成長を促進させることのできる育毛装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
請求項1に記載の育毛装置は、体毛を育毛させるための光を発し、その光の波長を950nm又は1450nmの水の特異吸収波長とする光源部と、前記光源部を発光させる電源部と、前記光源部で発せられた光を皮膚へと導く導光手段と、を備えたことを特徴とする。
【0008】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の育毛装置であって、前記導光手段は、円筒形状とされ、一端を前記光源部側に設け、他端を前記皮膚に接触させることを特徴とする。
【0009】
請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の育毛装置であって、前記光源部及び前記導光手段からなるユニットを複数個並べて、複数の前記導光手段を櫛歯形状に配列させたことを特徴とする。
【0010】
請求項4に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の育毛装置であって、前記導光手段は、前記光源部側に設けられる一端側から前記皮膚に接触する他端側に向かって複数に枝分かれし、前記光の照射出口を複数有することを特徴とする。
【0011】
請求項5に記載の発明は、請求項1から請求項4の何れか1項に記載の育毛装置であって、前記光源部と前記導光手段との間に、該光源部で発せられた光を集光して前記導光手段に入力する集光手段を設けたことを特徴とする。
【0012】
請求項6に記載の発明は、請求項1から請求項5の何れか1項に記載の育毛装置であって、前記光の照射時間を15分以上とする時間制御手段を備えたことを特徴とする。
【発明の効果】
【0013】
請求項1に記載の育毛装置によれば、光源部で発せられた光を皮膚へと導く導光手段を有しているので、光は導光手段により皮膚へと導かれることから、毛髪に遮られることも減衰することもなく光を皮膚に照射することができる。したがって、本発明の育毛装置によれば、光源部で発せられた光が確実に皮膚に届き、体毛の育毛効果を高めることができる。また、本発明では、照射する光の波長を950nm又は1450nmとした水の特異吸収波長としているため、低エネルギーの光(波長950nm又は1450nmの光)を皮膚に照射して皮膚内部に存在する体内既存の光吸収成分に光吸収させることで、炎症を招くことなく体毛を成長させることができる。
【0014】
請求項2に記載の育毛装置によれば、導光手段を円筒形状とし、その一端を光源部側に設けると共に他端を皮膚に接触させることで、この円筒形状の導光手段がガイドとなり、例えば頭部へ光を照射する場合に毛髪に邪魔されることなく皮膚に光を照射することができる。
【0015】
請求項3に記載の育毛装置によれば、光源部及び導光手段からなるユニットを複数個並べて複数の導光手段を櫛歯形状に配列させたので、複数ユニットのそれぞれの導光手段で広範囲に渡って光を皮膚に照射することができると共に、櫛歯形状に配列された導光手段にて頭部等の毛髪(体毛)が多い部位に対しても毛髪が邪魔になることなく光を皮膚に照射することができる。
【0016】
請求項4に記載の育毛装置によれば、光源部側に設けられる一端側から皮膚に接触する他端側に向かって複数に枝分かれして光の照射出口を複数有した導光手段を使用することで、複数の照射出口から光を広範囲に照射することができる。
【0017】
請求項5に記載の育毛装置によれば、光源部で発せられた光を集光して導光手段に入力する集光手段を、光源部と導光手段との間に設けたので、この集光手段によって光源部からの光を集光して効率良く導光手段へ供給することができる。
【0018】
請求項6に記載の育毛装置によれば、光の照射時間を15分以上とする時間制御手段を備えたので、体毛の成長に効果が出る15分以上の光の照射によって育毛効果を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【0019】
【図1】図1は第1実施形態の育毛装置全体を示す概略構成図である。
【図2】図2は第2実施形態の育毛装置における光照射部分を示す概略構成図である。
【図3】図3は第2実施形態の他の育毛装置における光照射部分を示す概略構成図であり、(A)は正面から見た図、(B)は側面から見た図である。
【図4】図4は第3実施形態の育毛装置における光照射部分を示す概略構成図であり、(A)は集光レンズを用いた例を示す図、(B)は集光レンズを使用しない例を示す図である。
【図5】図5は第4実施形態の育毛装置を示し、(A)は正面図、(B)は斜視図である。
【図6】図6は第4実施形態の他の育毛装置を示し、(A)は正面図、(B)は底面図である。
【発明を実施するための形態】
【0020】
以下、本発明を適用した具体的な実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
【0021】
[第1実施形態]
図1は第1実施形態の育毛装置全体を示す概略構成図である。先ず、第1実施形態の育毛装置の構成について説明する。
【0022】
育毛装置は、図1に示すように、大きく分けて光Hを皮膚に照射する光照射部1と、この光照射部1の駆動を制御する制御部2とからなる。
【0023】
光照射部1は、体毛を育毛させるための光Hを発する光源部3と、光源部3で発せられた光Hを皮膚へと導く導光手段である導光部4と、光源部3と導光部4との間に設けられた集光手段である集光レンズ5とからなる。
【0024】
光源部3は、ハウジング6内に収容されている。光源部3には、水の特異吸収波長の光を発する、例えば発光ダイオードが用いられる。水の特異吸収波長とは、光が水に吸収される際に他の波長に比べて強い吸光度を示したり、急峻な吸光度変化を示したりする波長のことであり、水のO−Hの結合基に起因するものである。特に近赤外領域では、950nm近傍、1150nm近傍、1450nm近傍、1790nm近傍などが、水の特異吸収波長であることが知られている。これらの中でも、950nmまたは1450nmの波長であることが望ましい。この波長の光であれば、皮膚に炎症を与えることなく体毛を育毛させる効果を高めることができる。
【0025】
また、発光ダイオードの代わりに、短波長レーザーを用いる、若しくはハロゲンランプや広帯域レーザーに対して波長選定のためのフィルターを光源部3と照射部位(皮膚)の間に設けて必要な波長だけ利用する形態としてもよい。
【0026】
導光部4は、ハウジング1の一端に取り付けられている。かかる導光部4は、例えば金や銀またはアルミニウム等の金属からなり、直径1mm程度とした円筒形状として形成されている。導光部4は、その長手方向の一端を光源部3側に設け、他端を皮膚に接触させるようになっている。この導光部4は、光源部3で発せられた光Hを皮膚へと導く役目をする。
【0027】
集光レンズ5は、光源部3と導光部4の間に配置されると共に、該導光部4の一端に接して設けられている。光源部3から発せられた光Hは、その前方に配置された集光レンズ5に集められた後、該集光レンズ5に接して設けられた導光部4へ送る。集光レンズ5を設けることで、光源部3で発せられた光Hを漏れなく導光部4へと送り込むことができる。
【0028】
前記導光部4の皮膚と接触する部位には、圧力センサー7とアタッチメント8が設けられている。圧力センサー7は、導光部4の先端が皮膚に接触した時の接触圧力を検知する。アタッチメント8は、皮膚に直接接し、該皮膚に傷などをつけないように保護する機能をする。なお、圧力センサー7に関しては、皮膚との接触を確認できれば良いので、例えば水分量検知センサー又は温度センサーを該圧力センサー7と置き換えてもよい。
【0029】
制御部2は、光源部3を発光させる電源部9と、パルス制御部10と、タイマー11と、オンオフスイッチ12とからなる。前記電源部9とパルス制御部10とタイマー11は、何れも同じ制御ボックス13内に収納されている。オンオフスイッチ12は、前記制御ボックス13とは独立して設けられている。
【0030】
パルス制御部10は、発光部3をパルス点灯させるように該発光部3を駆動制御する。パルス制御された光は、500Hzで点灯されるのが好ましい。タイマー11は、発光部3で発光させた光を皮膚に照射する照射時間を制御する時間制御手段として機能する。皮膚への光の照射時間としては、15分以上とすることが好ましい。
【0031】
オンオフスイッチ12は、前記圧力センサー7が一定の接触圧力を検知した時に、スイッチオンとなり、前記電源部9を稼働させる。これを受けた電源部9は、前記光源部3に電力供給し、該光源部3を発光させる。一方、オンオフスイッチ12は、前記圧力センサー7が一定の接触圧力を検知しなかった時にはスイッチオフとなり、前記電源部9の稼働を停止する。
【0032】
次に、上述のように構成された育毛装置を用いて頭皮(頭部の皮膚)に光を照射して育毛する方法について説明する。先ず、光照射部1のハウジング6を握り、導光部4の先端に設けたアタッチメント8を処置する部位の頭皮に配置して軽く押し付ける。すると、圧力センサー7が一定の接触圧力を検知してオンオフスイッチ12がオン状態となり、前記電源部9を稼働させる。電源部9は、前記光源部3に電圧を印加し、該光源部3を発光させる。
【0033】
前記光源部3で発せられる光Hは、水の特異吸収波長と同じ950nmまたは1450nmの波長とした光とされる。本実施形態では、950nmの波長か1450nmの波長の何れかの光Hを照射するものとする。
【0034】
前記光Hは、光源部3を複数用意して950nmの波長と1450nmの波長の光Hを、同時または交互に照射するようにしてもよい。特に、光Hを照射される対象者の年齢に応じて、照射される光Hの波長を切り替えることが好ましい。例えば、950nmの波長の光Hは、50歳以下の人を対象として照射し、1450nmは全ての年齢の人を対象として照射することで、育毛効果がより一層向上する。これは、1450nmの波長の光Hは、950nmの波長の光Hに比べて水の吸収が強いため、水分の少ない年配者は1450nmの波長の光Hを使用した方が育毛効果をより発揮できるものと考えられる。
【0035】
前記光Hは、パルス制御部10によってパルス点灯される。また、光Hは、タイマー11によって15分以上照射される。
【0036】
前記光源部3で発せられた光Hは、その前方に設けられた集光レンズ5で集光された後、導光部4へ照射される。導光部4では、集光レンズ5で集光された光Hを、毛髪等により遮られると共に減衰させられることなく光源部側から皮膚へと効率良く導く。光Hが照射された部位は、皮膚内部に存在する体内既存の光吸収成分に光吸収させることで毛髪(体毛)が成長することになる。
【0037】
以上のようにして構成された育毛装置によれば、光源部3で発せられた光Hを皮膚へと導く導光部4を有しているので、光Hは導光部4により皮膚へと導かれることから、毛髪に遮られることも減衰することもなく光Hを皮膚に照射することができる。したがって、本実施形態の育毛装置によれば、光源部3から発せられた光Hが確実に皮膚に届き、体毛の育毛効果を高めることができる。
【0038】
また、本実施形態の育毛装置によれば、照射する光Hの波長を950nm又は1450nmとした水の特異吸収波長としているため、低エネルギーの光を皮膚に照射して皮膚内部に存在する体内既存の光吸収成分に光吸収させることで、炎症を招くことなく体毛を成長させることができる。
【0039】
また、本実施形態の育毛装置によれば、導光部4を円筒形状とし、その一端を光源部3側に設けると共に他端を皮膚に接触させることで、例えば頭部へ光を照射する場合に毛髪に邪魔されることなく皮膚に光を照射することができる。
【0040】
また、本実施形態の育毛装置によれば、光源部3で発せられた光Hを集光して導光部4に入力する集光レンズ5を、光源部3と導光部4との間に設けたので、この集光レンズ5によって光源部3からの光Hを全て集光して導光部4へ供給することができる。
【0041】
また、本実施形態の育毛装置によれば、光Hの照射時間を15分以上とするタイマー11を備えたので、体毛の成長に効果が出る15分以上の光Hの照射によって育毛効果を高めることができる。
【0042】
[第2実施形態]
図2及び図3は第2実施形態の育毛装置における光照射部分を示す概略構成図である。図2に示す育毛装置では、光源部3と導光部4と集光レンズ5を有したユニットである光照射部1を、図2に示すように、各ハウジング6同士を接するように並べて配置し、複数の導光部4を櫛歯形状に配列させた構造としている。
【0043】
図3に示す育毛装置では、光照射部1を構成する一つのハウジング6の中に複数の光源部3を接して配列すると共に、各光源部3に対して4つの集光レンズ5をそれぞれ設け、更に各集光レンズ5に対して導光部4をそれぞれ設けた構造としている。この育毛装置においては、複数の導光部4が2行2列として櫛歯形状に配列された形状とされている。
【0044】
図2に示す育毛装置によれば、光源部3と導光部4と集光レンズ5からなるユニットである光照射部1を複数個並べて複数の導光部4を櫛歯形状に配列させたので、複数ユニットのそれぞれの導光部4で広範囲に渡って光Hを皮膚に照射することができると共に、櫛歯形状に配列された導光部4にて頭部等の毛髪(体毛)が多い部位に対しても毛髪が邪魔になることなく光を皮膚に照射することができる。また、この育毛装置では、複数の導光部4が櫛歯形状とされることから、ヘアーブラシのようにこれら導光部4で髪をとかすこともできる。
【0045】
図3に示す育毛装置によれば、図2の育毛装置と同様、複数の導光部4で広範囲に渡って光Hを皮膚に照射することができると共に、毛髪が邪魔になることなく光Hを皮膚に照射することができる。また、この育毛装置では、1つの光源部3に4つの集光レンズ5と導光部4を対応して設けているので、照射部位を増やすことができ、より一層の育毛効果が期待できる。
【0046】
[第3実施形態」
図4は第3実施形態の育毛装置における光照射部分を示す概略構成図であり、(A)は集光レンズを用いた例を示す図、(B)は集光レンズを使用しない例を示す図である。
【0047】
図4の育毛装置では、導光部4を、光源部3側に設けられる一端側から皮膚に接触する他端側に向かって複数に枝分かれし、光Hの照射出口を複数有した構造としている。具体的には、集光レンズ5と接する部位の集光口14から光Hを受光し、複数本に枝分かれした枝状導光部4a〜4hを通った光Hを、その先端の発光部15から皮膚に向けて照射するように導光部4を形成している。
【0048】
枝状導光部4a〜4hは、4つ(4c〜4f)を光源部3から発せられた光Hを真っ直ぐに皮膚へと導くストレート形状とし、残りの4つ(4a、4b、4g、4h)を屈曲させて皮膚へと導く屈曲形状としている。
【0049】
また、図4の育毛装置では、光源部3を接するように複数並べて配置させ、その前方に大型の1つの集光レンズ5を配置させた構造としている。
【0050】
図4(B)の育毛装置では、導光部4の形状を図4と同じ形状とするが、光源部3の数を1つとし且つ集光レンズ5は用いない構造としている。
【0051】
これら図4(A)及び(B)の育毛装置によれば、導光部4を複数の枝状導光部4a〜4hとした枝分かれ構造としているので、照射出口である発光部15が複数形成されることになることにより、光を皮膚の広範囲に照射することができる。
【0052】
[第4実施形態」
図5は第4実施形態の育毛装置を示し、(A)は正面図、(B)は斜視図である。図6は第4実施形態の他の育毛装置を示し、(A)は正面図、(B)は底面図である。
【0053】
図5の育毛装置では、ハウジング6の形状を、手の平で包み込むようにして握ることのできる半球形状や半楕円形状としている。図6の育毛装置では、ハウジング6の形状を、グリップ部を有したヘアーブラシ形状としている。なお、図5及び図6の育毛装置では、何れもハウジング6内に光源部1、必要に応じて集光レンズ5、電源部9、パルス制御部10、タイマー11を内蔵させている。オンオフスイッチ12は、図示を省略するがハウジング6の表面の任意の位置に設けられる。
【0054】
図5及び図6の育毛装置によれば、ハウジング6の形状を握り易い形状としたので、育毛を行いたい部位に導光部4を簡単に位置合わせすることができる。また、これら育毛装置は、何れも櫛歯形状であるのでヘアーブラシとして髪をとかすことができる。
【符号の説明】
【0055】
1…光照射部
2…制御部
3…光源部
4…導光部(導光手段)
5…集光レンズ(集光手段)
7…圧力センサー
8…アタッチメント
9…電源部
10…パルス制御部
11…タイマー
12…オンオフスイッチ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
体毛を育毛させるための光を発し、その光の波長を950nm又は1450nmの水の特異吸収波長とする光源部と、
前記光源部を発光させる電源部と、
前記光源部で発せられた光を皮膚へと導く導光手段と、を備えた
ことを特徴とする育毛装置。
【請求項2】
請求項1に記載の育毛装置であって、
前記導光手段は、円筒形状とされ、一端を前記光源部側に設け、他端を前記皮膚に接触させる
ことを特徴とする育毛装置。
【請求項3】
請求項1または請求項2に記載の育毛装置であって、
前記光源部及び前記導光手段からなるユニットを複数個並べて、複数の前記導光手段を櫛歯形状に配列させた
ことを特徴とする育毛装置。
【請求項4】
請求項1または請求項2に記載の育毛装置であって、
前記導光手段は、前記光源部側に設けられる一端側から前記皮膚に接触する他端側に向かって複数に枝分かれし、前記光の照射出口を複数有する
ことを特徴とする育毛装置。
【請求項5】
請求項1から請求項4の何れか1項に記載の育毛装置であって、
前記光源部と前記導光手段との間に、該光源部で発せられた光を集光して前記導光手段に入力する集光手段を設けた
ことを特徴とする育毛装置。
【請求項6】
請求項1から請求項5の何れか1項に記載の育毛装置であって、
前記光の照射時間を15分以上とする時間制御手段を備えた
ことを特徴とする育毛装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2011−62422(P2011−62422A)
【公開日】平成23年3月31日(2011.3.31)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−217270(P2009−217270)
【出願日】平成21年9月18日(2009.9.18)
【出願人】(000005832)パナソニック電工株式会社 (17,916)
【Fターム(参考)】