説明

腕の仕組みを修得するための腕の筋肉・骨格模型

【課題】腕の模型を自分自身で試行錯誤しながら操作して、自分自身で骨と筋肉の仕組みを考えながら理解することができ、しかも極めて安価に製造することができる腕の筋肉・骨格模型を提供する。
【解決手段】本発明の腕の筋肉・骨格模型10は、上腕骨を模して形成された上腕骨部材11と、前腕の骨を模して形成された前腕骨部材12と、関節を模して形成された関節部材13と、筋肉を模して上腕骨部材11に相当する長さに筋肉模型として形成された可撓性シート部材14と、を備え、上腕骨部材11及び前腕骨部材12にはそれぞれ第1、第2の面ファスナ15A、15Bが取り付けられ、可撓性シート部材14の両端部には第1、第2の面ファスナ15A、15Bと対をなす第3の面ファスナ15Cが取り付けられており、可撓性シート部材14は、各面ファスナ15A〜15Cを介して上腕骨部材11及び/または前腕骨部材12に対して着脱自在になっている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、小学生が腕の骨格模型へ筋肉模型を試行錯誤しながら操作して骨と筋肉の仕組みを修得することができる腕の筋肉・骨格模型に関する。
【背景技術】
【0002】
小学生の子供たちは、様々な学習用教材を用いて体の仕組みについて学んでいる。子供たちは、例えば体育の時間には、運動場で徒競争をし、また、マット上で屈伸運動や回転運動などをして体を動かす。これらの運動をする際に、子供たちは、準備運動をして体をほぐすことにより怪我などを未然に防止できることを先生から学ぶ。それではなぜ、準備運動をすれば怪我をし難くなるのかとの疑問を子供たちが持ち、体の仕組みに興味を示すようになる。
【0003】
子供が体の仕組みに興味を示し始めると、次に、体はなぜ動くのかとの疑問にぶつかる。子供の一般的な思考では「骨が動くことにより体が動く」と思い込んでいることが多い。そこで、体の動きを知るために、先生は、子供に自分の体を実際に触らせてみて、体には硬い部分と柔らかい部分があることを体験させ、硬い部分が骨で、柔らかい部分が筋肉であることを子供に教える。また、子供は、腕が肘で曲がり、肩の部分で回転することを体験し、これらの部分が関節であることを教わる。子供は、このように体を支持する骨や骨を繋ぐ関節などについて学ぶと、それでは、「どうして体が曲がるのか?」、「骨が動いて体が曲がるのではなかったのか?」など、様々な疑問を持つようになる。
【0004】
このような疑問を解決するには体の内部を直に観るのが一番良い方法であるが、実際にはそのようなことはできない。そのために、子供は、解剖図や骨格模型などの教材を用いて、腕の骨と筋肉の仕組み等の体の仕組みを具体的に学ぶ。このような模型としては、例えば非特許文献1に記載された「骨格と筋肉の動きを理解するための実験モデル」(以下、単に「実験モデル」と称す。)(株式会社ナリカ製:カタログNo.M60−4559)が知られており、子供はこの実験モデルを用いて腕と筋肉の仕組みを学ぶ。この実験モデルは、腕を模して板で形成された上腕骨模型と下腕の骨模型が関節模型(例えば、ピンなど)で繋がり、下腕の骨模型の先端に板で形成された掌模型が繋がってできている。上腕骨模型の上部と下腕の骨模型の上部が例えば筋肉を模した筋肉模型によって繋がっており、筋肉模型の伸縮によって腕が関節模型を境に屈伸するようになっている。筋肉模型は例えば筋肉の外形を模した紡錘形の樹脂フィルム内に綿塊が変形自在に充填されて形成されており、関節模型を介して下腕が曲がると紡錘形の樹脂フィルムが縮み、綿が圧縮状態から解放されて力瘤のように膨らむようになっている。尚、下腕の骨模型は、橈骨と尺骨を模した橈骨模型と尺骨模型からなっている。
【0005】
先生が子供たちに腕の仕組みを教える場合には、生徒たちの前で実験モデルを用い、上腕骨模型に対して下腕骨模型を曲げ、この時に上腕骨模型において筋肉を模した樹脂フィルムが縮むと同時に綿の作用で樹脂フィルムが膨らみ、この膨らみが力瘤に相当することを子供たちに教える。一方、子供たちにはそれぞれ自分の腕を曲げて上腕部に筋肉の力瘤ができることを確認させ、この力瘤と実験モデルで示した力瘤と比較させ、腕が筋肉の働きで曲がり力瘤ができることを教える。
【0006】
【非特許文献1】星野昌治他33名著「たのしい理科4年-2 教師用指導書 朱書編」(大日本図書株式会社)第97頁,平成23年3月1日
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、従来の実験モデルの場合には、先生が腕の骨と筋肉の仕組みを子供たちに対して一斉に指導する中で実験モデルを示し、視覚を通じて理解を深めているが、子供たちが実験モデルの操作に直接関与しないため、子供たちにとっては手元で操作して自らの思考を確かめたり追及したりする手立てもなく、実感を伴った学習とは到底云い難いものであった。また、現状では、教師も筋肉や骨のように見えない部分をどのように学習させたらいいのかを腐心し、上述のように実験モデルや映像を利用する授業をしているにすぎない。
【0008】
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、子供たちが筋肉模型を骨模型に試行錯誤しながら取り付けて腕模型として完成させ、その時々の筋肉模型及び骨模型の形態と実際の腕の筋肉と骨の形態とを比較することにより、自分自身で骨と筋肉の仕組みを考えながら理解することができ、しかも極めて安価に製造することができる腕の筋肉・骨格模型を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の腕の筋肉・骨格模型は、上腕骨と、上記上腕骨の下側の下腕の骨と、これら両者を繋ぐ関節と、上記関節を介して上記上腕骨と上記下腕の骨を屈伸させる筋肉と、からなる腕の筋肉・骨格模型であって、上記上腕骨を模して形成された上腕骨模型と、上記下腕の骨を模して形成された下腕骨模型と、上記関節を模して形成された関節模型と、上記筋肉を模して上記上腕骨模型に相当する長さに筋肉模型として形成された可撓性シート部材と、を備え、上記上腕骨模型及び上記下腕骨模型にはそれぞれの全長に渡って第1、第2の面ファスナが取り付けられ、また、上記可撓性シート部材の両端部には上記第1、第2の面ファスナと対をなす第3の面ファスナが取り付けられており、上記可撓性シート部材は、上記各面ファスナを介して上記上腕骨模型及び/または上記下腕骨模型に対して着脱自在に構成されていることを特徴とするものである。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、子供たちが筋肉模型を骨模型に試行錯誤しながら取り付けて腕模型として完成させ、その時々の筋肉模型及び骨模型の形態と実際の腕の筋肉と骨の形態とを比較することにより、自分自身で骨と筋肉の仕組みを考えながら理解することができ、しかも極めて安価に製造することができる腕の筋肉・骨格模型を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【図1】(c)〜(c)はそれぞれ本発明の腕の筋肉・骨格模型を示す斜視図で、(a)は関節模型を介して繋がった上腕骨模型と橈骨模型及び尺骨模型の上面に面ファスナが取り付けられた状態を示す図、(b)は筋肉を模した可撓性シート部材の上面を示す図、(c)は可撓性シート部材の裏面を示す図である。
【図2】図1の(a)に示す斜視図から面ファスナを取り外し、関節模型を介して繋がった上腕骨模型と橈骨模型及び尺骨模型を示す斜視図である。
【図3】(a)、(b)はそれぞれ図1の(a)に示す骨模型の上面に可撓性シート部材を取り付けた一例を示す図で、(a)はその側面図、(b)はその平面図である。
【図4】図3に示す模型を関節模型で折り曲げた状態を示す側面図である。
【図5】(a)、(b)はそれぞれ図1の(a)に示す骨模型の上面に、図2とは別の場所に可撓性シート部材を取り付けた一例を示す図で、(a)はその側面図、(b)はその平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下、図1〜図5に示す実施形態に基づいて本発明の腕の筋肉・骨格模型について説明する。
【0013】
本実施形態の腕の筋肉・骨格模型(以下、単に「骨格模型」と称す。)は、上腕骨と、上腕骨の下側の下腕の骨と、これら両者を繋ぐ関節と、この関節を介して上腕骨と下腕の骨を屈伸させる筋肉と、をそれぞれ模して形成された腕の模型である。
【0014】
本実施形態の骨格模型10は、図1の(a)、(b)及び図2に示すように、例えば、上腕骨を模して木製の角材によって形成された上腕骨模型11と、下腕の骨を模して木製の角材によって形成された下腕骨模型12と、関節を模して形成された関節模型13と、筋肉を模して上腕骨模型11に相当する長さに筋肉模型として形成された可撓性シート部材14と、を備え、全体として子供の腕の長さに見合ったサイズに形成されている。
【0015】
図1の(a)に示すように、上腕骨模型11の上面にはその全長に渡って第1の面ファスナ15Aが取り付けられ、第1の面ファスナ15Aが上腕骨模型11の略全面を被覆している。また、図1の(a)に示すように、下腕骨模型12の上面にはその全長に渡って第2の面ファスナ15Bが取り付けられ、第2のファスナ15Bが下腕骨模型12の略全面を被覆している。この下腕骨模型12は、図1の(a)、図2に示すように、橈骨を模して形成された橈骨模型12Aと、尺骨を模して形成された尺骨模型12Bとから構成され、第2の面ファスナ15Bが橈骨模型12A及び尺骨模型12Bの双方を被覆している。
【0016】
また、図1の(c)に示すように、可撓性シート部材14の裏面の両端部には第1、第2の面ファスナ15A、15Bと対をなす第3の面ファスナ15Cが取り付けられ、可撓性シート部材14が上腕骨模型11と下腕骨模型12の第1、第2の面ファスナ15A、15Bに対して貼り付けるようになっている。第1、第2の面ファスナ15A、15Bは、それぞれ上腕骨模型11、下腕骨模型12に全長に渡って形成されているため、可撓性シート部材14の両骨模型11、12への貼り付け位置を子供たちがそれぞれ試行錯誤して考えるように工夫されている。
【0017】
本実施形態では、上腕骨模型11及び下腕骨模型12は、いずれも木よって形成されているが、これらの材料は、いずれも木に制限されるものではなく、例えばプラスチック等の材料によって形成されたものであっても良い。また、上腕骨模型11及び下腕骨模型12は、いずれも角柱状に形成されているが、これらの材料は、いずれも角柱状に制限されるものではなく、これらの形状は例えば板状等の他の形状に形成されたものであって良い。可撓性シート部材14は、例えばプラスチックによって形成されているが、可撓性シート部材14の材料は可撓性のある材料であれば特に制限されるものではない。第1、第2の面ファスナ15A、15Bと第3の面ファスナ15Cは、互いに雄型と雌型、あるいは雌型と雄型の関係にあり、互いに着脱自在に貼り付けることができれば良い。
【0018】
本実施形態の骨格模型10は、上述のように蝶番13を介して接続された上腕骨模型11と下腕骨模型12に、可撓性シート部材14が着脱するという極めて簡単な構造を備えているため、従来の実験モデルと比べて極めて安価に製造することができる。
【0019】
本実施形態の骨格模型10は、例えば図3の(a)、(b)に示すように上腕骨模型11と下腕骨模型12を水平に展開した状態で、可撓性シート部材14を上腕骨模型11と下腕骨模型12の上面に貼り付けて用いられる。図3の(a)、(b)に示すように可撓性シート部材14が両骨模型11、12に貼り付けられた状態で、下腕骨模型12が図4に示すように関節模型13を介して上腕骨模型11側に折り曲げられると、可撓性シート部材14に膨らみ14Aができ、この膨らみ14Aが力瘤の側面形状を模した形になる。そこで、以下では、この膨らみを擬似力瘤として説明する。
【0020】
子供は、上述のように可撓性シート部材14を上腕骨模型11と下腕骨模型12の上面に貼り付ける時に可撓性シート部材14の貼り付け位置を試行錯誤しながら変え、貼り付け位置を変える度に上腕骨模型11と下腕骨模型12を曲げた時にできる擬似力瘤14Aの位置と実際の腕を曲げた時に腕にできる力瘤の位置とを比較することによって、骨格模型10を通じて骨と筋肉の繋がり方や腕が曲がった時にできる力瘤を確認することができ、骨と筋肉の仕組みを具体的に修得することができる。擬似力瘤14Aのできる位置は、可撓性シート部材14を貼り付ける位置によって異なるため、可撓性シート部材14を上腕骨模型11と下腕骨模型12の本来の正しい位置に貼り付けた時に、初めて擬似力瘤14Aが実際の力瘤と略同じ位置にできるため、子供は試行錯誤して可撓性シート部材14の本来の貼り付け位置を探し出し、筋肉の両端それぞれの上腕骨の上部と下腕骨の上端部との繋がりを視覚的に修得することができる。
【0021】
次いで、本実施形態の骨格模型10の操作について説明する。二人一組の子供に骨格模型10を渡し、その操作の仕方を説明する。その操作方法として、まず上腕骨模型11と下腕骨模型12を展開してまっすぐに延ばし、この上に筋肉を模した可撓性シート部材14を貼り付けて下腕骨模型12を上腕骨模型11側に曲げると、可撓性シート15に膨らみができ、この膨らみが力瘤に相当することを説明する。このように説明したうえで、子供たちに上腕骨模型11及び下腕骨模型12に対する可撓性シート部材14の貼り付け位置を自由に考えさせ、貼り付け位置と擬似力瘤14Aのできる位置から腕の骨と筋肉の仕組みを具体的に修得させる。
【0022】
例えばある組の二人の子供が骨格模型10を受け取る。一人の子供が例えば図3の(a)、(b)に示すように可撓性シート部材14の一端を上腕骨模型11の略中央に貼り付け、蝶番13を跨ぐ他端を下腕骨模型12の略中央に貼り付ける。この状態でその子供が図4に示すように下腕骨模型12を上腕骨模型11側へ折り曲げて可撓性シート部材14に膨らみ、つまり擬似力瘤14Aを作ると、図4に示すように大きく膨らんだ擬似力瘤14Aが関節模型13の真上にできる。また、他の一人の子供が自分の腕を曲げると力瘤が上腕骨の中央部にできることを確認することができる。ここで、一人の子供が骨格模型10で作った擬似力瘤14Aと他の一人の子供が腕を曲げて作った力瘤とを比べると、二人の子供は擬似力瘤14Aが実際の力瘤よりも格段に大きく、しかも擬似力瘤14Aのできる位置が実際の力瘤のできる位置と異なり不自然な場所にできることに気づく。これにより、二人の子共は、上腕骨模型11及び下腕骨模型12に対する可撓性シート部材14の取り付け位置が間違っていることを視覚的に確認することができる。
【0023】
そこで、二人の子供は、可撓性シート模型14を上腕骨模型11及び下腕骨模型12から引き剥がし、どの位置に貼り付ければ実際の力瘤と同じ位置に擬似力瘤14Aがきるかを互いに考えて相談しながら探す。二人の子供は、それぞれ自分の腕を曲げてできる力瘤の位置を見て、上腕骨模型11の中央部に作るためにはどの場所に可撓性シート部材14を貼り付ければ良いか考え、可撓性シート部材14の大部分が上腕骨模型11側にくるように貼り付ければ可撓性シート部材14の擬似力瘤14Aが上腕骨模型11の中央部にできるのではないかと考える。
【0024】
そこで、一人の子供が図5の(a)に示すように可撓性シート部材14の一端の第3面ファスナ15Cを上腕骨模型11の第1の面ファスナ15Aの上端部寄りに貼り付け、他端の第3面ファスナ15Cを下腕骨模型12の第2の面ファスナ15Bの上端部に貼り付ける。この状態でその子供が図5の(b)に示すように下腕骨模型12を上腕骨模型11側へ折り曲げると、可撓性シート部材14の擬似力瘤14Aが上腕骨模型11の中ほどにでき、擬似力瘤14Aの位置が他の子供の腕にできた力瘤の位置と略同じ位置にできていること視覚的に確認することができる。しかも、この場合には図3に示すように擬似力瘤14Aが関節模型13の真上にできる場合と比較して擬似力瘤14Aが実際の力瘤と同様にそれほど大きくなく、下腕骨模型12を円滑に曲げられることを認識することができる。その結果、二人の子供は、筋肉の一端が上腕骨の上部で繋がり、他端が下腕骨の上端部に繋がることにより、初めて擬似力瘤力14Aが実際の力瘤に即したものであること骨格模型10を通じて修得することができる。
【0025】
ここで、筋肉の働きで腕が曲がることをより確実に知るためには、上述のように下腕骨模型12を上腕骨模型11側へ曲げるのではなく、可撓性シート部材14の真ん中を上腕骨模型11及び下腕骨模型12から持ち上げて擬似力瘤14Aを作ると、下腕骨模型12と上腕骨模型11が関節模型13において曲がることが判り、筋肉の働きで腕の曲がることを修得することができる。
【0026】
以上説明したように本実施形態によれば、子供が自分自身で可撓性シート部材14を筋肉模型として上腕骨模型11及び下腕骨模型12の上面に試行錯誤しながら種々の位置に貼り付け、その都度擬似力瘤14Aを作って実際の腕と比較することにより、可撓性シート部材14の正しい貼り付け位置、即ち筋肉と骨の繋がりを視覚的に確認することができ、もって骨と筋肉の仕組みを先生から教えられるのではなく自ら考えて正確に修得することができる。また、本実施形態の骨格模型10は従来の実験モデルと比べて極めて安価に製造することができる。
【0027】
本発明は、上記実施形態に制限されるものではなく、必要に応じて筋肉模型及び骨模型を適宜変更することができる。
【符号の説明】
【0028】
10 骨格模型
11 上腕骨模型
12 下腕骨模型
13 蝶番(関節模型)
14 可撓性シート部材
15A〜15C 面ファスナ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
上腕骨と、上記上腕骨の下側の下腕の骨と、これら両者を繋ぐ関節と、上記関節を介して上記上腕骨と上記下腕の骨を屈伸させる筋肉と、からなる腕の筋肉・骨格模型であって、上記上腕骨を模して形成された上腕骨模型と、上記下腕の骨を模して形成された下腕骨模型と、上記関節を模して形成された関節模型と、上記筋肉を模して上記上腕骨模型に相当する長さに筋肉模型として形成された可撓性シート部材と、を備え、上記上腕骨模型及び上記下腕骨模型にはそれぞれの全長に渡って第1、第2の面ファスナが取り付けられ、また、上記可撓性シート部材の両端部には上記第1、第2の面ファスナと対をなす第3の面ファスナが取り付けられており、上記可撓性シート部材は、上記各面ファスナを介して上記上腕骨模型及び/または上記下腕骨模型に対して着脱自在に構成されていることを特徴とする腕の筋肉・骨格模型。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2013−97198(P2013−97198A)
【公開日】平成25年5月20日(2013.5.20)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−240491(P2011−240491)
【出願日】平成23年11月1日(2011.11.1)
【出願人】(511265383)
【Fターム(参考)】