説明

自動包装機の継ぎ装置

【課題】装置構成を小型化して予備包装材料の取付作業性を向上させた自動包装機の継ぎ装置を提供する。
【解決手段】現用包装材料1と予備包装材料2の始端とを重ね合わせて連続させる自動包装機100の継ぎ装置11において、上下対向位置に配設され、外側方向に向けて揺動可能な一対の揺動部30・31と、揺動部30・31に配設され、現用包装材料ロールR1より繰出された現用包装材料1を挟む上下対向位置に配設される一対の保持部32・33と、揺動部30・31に配設され、保持部32・33に対して繰出し方向上流側の上下対向位置に配設される一対の切断部34・35と、を具備してなる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、自動包装機の継ぎ装置の技術に関し、より詳細には、現用包装材料と予備包装材料の始端とを重ね合わせて連続させる自動包装機の継ぎ装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、薬剤、嗜好品、調味料、その他の食品などの粉状又は粒状の被包装物を密封包装して包装体(製品)を得る自動包装機が公知である。このような自動包装機では、ポリエチレンやポリ塩化ビニルその他熱可塑性樹脂よりなる長尺フィルム状の包装材料を移動させながら成形シュートにより長手方向に沿って二つ折りにし、次いで、シール装置を構成する縦シールバーにより二つ折り成形された包装材料の折り重ね縁部を縦シールしてチューブ状とした後に、同じくシール装置を構成する横シールバーによりかかるチューブ状の包装材料を包装体一個分(一袋分)毎に横シールして成形シュートより供給された被包装物を密封包装するものである。
【0003】
上述した自動包装機では、繰出し装置にて包装材料ロールより包装材料が連続的に繰出されるが、例えば、特許文献1乃至特許文献3に開示されるように、現在使用中の包装材料ロール(現用包装材料ロール)とは別に、予備の包装材料ロール(予備包装材料ロール)が予めセットされ、現用包装材料ロールより繰出された現用包装材料を予備包装材料ロールより繰出された予備包装材料の始端と重ね合わせて連続させることで、機械を停止させることなく連続して包装材料を供給可能とした継ぎ装置の構成が提案されている。
【0004】
特に、従来の自動包装機の継ぎ装置では、予備包装材料ロールより繰出された予備包装材料の始端を保持し、現用包装材料に予備包装材料の始端を押し付けて接続させる保持部の構成が公知となっており、予備包装材料の始端を真空吸着させて保持するようにした構成(特許文献1参照)や、バネ部材にて付勢挟持して保持するようにした構成(特許文献2、3参照)などが採用されている。また、現用包装材料に予備包装材料の始端を押し付ける機構として、予備包装材料の始端を直線方向に移動させながら現用包装材料に押し付ける機構(特許文献1、2参照)や、一対の回転体の一方に予備包装材料の始端を保持した状態で、一対の回転体を回転させながら現用包装材料に押し付ける機構(特許文献3参照)などが採用されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2001−225810号公報
【特許文献2】特開2008−1429号公報
【特許文献3】特開2006−21888号公報
【0006】
しかしながら、従来の自動包装機の継ぎ装置の構成では、上下方向に沿って延出される包装材料の搬送経路の中途部に配設され、一対の保持部が現用包装材料ロールより繰出された現用包装材料を挟む左右対向位置に配置されるため、一方の保持部に予備包装材料ロールより繰出された予備包装材料の始端を取り付ける際に、予備包装材料を上方に引き上げながら一対の保持部の離間を通す必要があり、予備包装材料の取付作業の作業性に劣り、また、予備包装材料が繰出し方向に対して傾いたまま取り付けられて包装体の製品品質にばらつきが生じてしまうという問題があった。
【0007】
一方、特許文献3には、包装材料の支持軸及び保持部(回転体)等が一体として組み付けられた一対のユニット体が形成され、かかるユニット体が外側方向に向けて水平方向に揺動可能に軸支される継ぎ装置の構成が開示されている。かかる構成によれば、確かに、一方のユニット体を外側方向に向けて揺動させることで、保持部を機外に露出させて予備包装材料の始端を容易に取り付けることができるが、ユニット体において支持軸等が組み付けられるため大型化してしまい、機体側方にユニット体を揺動させて予備包装材料を取り付けるための作業スペースを確保する必要があった。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
そこで、本発明では、自動包装機の継ぎ装置に関し、前記従来の課題を解決するもので、装置構成を小型化して予備包装材料の取付作業性を向上させた自動包装機の継ぎ装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
【0010】
すなわち、請求項1においては、現用包装材料と予備包装材料の始端とを重ね合わせて連続させる自動包装機の継ぎ装置において、上下対向位置に配設され、外側方向に向けて揺動可能な一対の揺動部と、前記揺動部に配設され、現用包装材料ロールより繰出された現用包装材料を挟む上下対向位置に配設される一対の保持部と、前記揺動部に配設され、前記保持部に対して繰出し方向上流側の上下対向位置に配設される一対の切断部と、を具備してなり、予備包装材料ロールより繰出された予備包装材料の始端を前記一方の保持部に真空吸着させた状態で、前記保持部を移動させて現用包装材料に予備包装材料の始端を押し付けて接続するとともに、前記切断部にて予備包装材料の始端が接続された現用包装材料の余剰部分を切断するものである。
【0011】
請求項2においては、前記揺動部は、水平方向に延出された軸部に上下方向に開閉揺動可能に軸支された開閉揺動体を有してなるものである。
【0012】
請求項3においては、前記揺動部は、前記保持部の吸着面を外側方向に向けた姿勢と相互に対向する方向に向けた姿勢とに切り換え可能とされるものである。
【0013】
請求項4においては、前記保持部は、吸着面に吸引口が形成された複数の吸着リブを有してなるものである。
【0014】
請求項5においては、前記切断部は、現用包装材料に対して表裏面方向より挟持する挟持部材と、前記挟持部材に形成されたスリット部に直線方向に移動可能に挿入される切断刃と、を有してなり、前記一方の切断部の挟持部材にて現用包装材料を挟んだ状態で、前記切断刃にて現用包装材料の余剰部分を切断するものである。
【発明の効果】
【0015】
本発明の効果として、装置構成を小型化して予備包装材料の取付作業性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【図1】本発明の一実施例に係る自動包装機の全体的な構成を示した側断面図である。
【図2】同じく図1の自動包装機の正面図である。
【図3】本実施例の継ぎ装置の側面図である。
【図4】揺動部及び保持部の正面図である。
【図5】揺動部及び切断部の正面図である。
【図6】保持部に予備包装材料の始端を取り付ける様子を示した側面図である。
【図7】保持部に予備包装材料の始端が真空吸着される状態を示した側面図である。
【図8】現用包装材料に予備包装材料の始端が押し付けられる状態を示した側面図である。
【図9】現用包装材料の余剰部分が切断される状態を示した側面図である。
【図10】現用包装材料と予備包装材料の始端とが連続された状態を示した側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0017】
次に、発明を実施するための形態を説明する。
【0018】
まず、本実施例の継ぎ装置11を備えた自動包装機100の全体構成について、以下に概説する。以下の実施例において、図1の矢印X方向を自動包装機100の上下方向、矢印Y方向を自動包装機100の前後方向、図2の矢印Z方向を自動包装機100の左右方向とする。
【0019】
図1及び図2に示すように、本実施例の自動包装機100は、長尺状の包装材料(現用包装材料1)を搬送経路Rに沿って間欠的に供給しながら、包装体を得る自動包装機として構成されている。具体的には、現用包装材料1又は予備包装材料2を連続的に繰出す繰出し装置10と、現用包装材料1と予備包装材料2の始端とを重ね合わせて連続させる継ぎ装置11と、被包装物を貯留して充填する被包装物供給装置12と、現用包装材料1を長手方向に沿って二つ折り成形する成形シュート13と、二つ折り成形された現用包装材料1を縦シール及び横シールして被包装物供給装置12より供給される被包装物を密封包装する縦シール装置14及び横シール装置15と、被包装物が密封包装された現用包装材料1を裁断して包装体を得るカッター装置16等とで構成されている。
【0020】
自動包装機100の機体上部には、現用包装材料ロールR1を支持する支持軸20が配設され、繰出し装置10にて支持軸20に支持された現用包装材料ロールR1より現用包装材料1が搬送経路Rの下流方向へと連続的に繰出される。また、本実施例の自動包装機100は、支持軸20の垂直下方位置に予備包装材料ロールR2を支持する支持軸21が配設されており、予備包装材料ロールR2より繰出された予備包装材料2の始端が後述する継ぎ装置11に取り付けられる(図3等参照)。
【0021】
繰出し装置10は、支持軸20及び支持軸21をそれぞれ回転駆動させる駆動用モータ22・23と、駆動用モータ22にて支持軸20が駆動されて繰出された現用包装材料1に対して上下作動自在に当接されるダンサローラ24と、ダンサローラ24の上下方向位置を検出する検出装置25等とで構成されている。検出装置25は、上下方向に直列に配列された複数の近接センサが設けられており、検出装置25の各センサにて検出されたダンサローラ24の上下方向位置に応じて駆動用モータ22による支持軸20の回転速度が制御され、現用包装材料1の繰出し量が調節される。
【0022】
繰出し装置10の下方位置には、現用包装材料ロールR1より繰出された現用包装材料1が移送される成形シュート13が配設されている。成形シュート13は、展開された現用包装材料1を長手方向に沿って二つ折り成形するために、上部で広く、かつ下部では狭く絞った面部材として形成されており、表面に沿って現用包装材料1が連続的に通過されることで、現用包装材料1が水平断面視にてU字状に二つ折り成形される。
【0023】
成形シュート13の後方位置には、被包装物を供給する被包装物供給装置12が配設されている。被包装物供給装置12は、図示せぬ移送装置より移送された被包装物が収容されており、図示せぬシャッタ弁が開閉作動されることで、一定量の被包装物を落下させる。上述した成形シュート13には、成形シュート13内に被包装物を供給する中間受けシュート17が形成されており、中間受けシュート17の一端が被包装物供給装置12の下方位置であって被包装物の落下位置に配置されている。被包装物供給装置12内の被包装物は、中間受けシュート17を介して成形シュート13より二つ折り成形された現用包装材料1内へと投入される。
【0024】
成形シュート13の下方位置には、二つ折り成形された現用包装材料1を縦シール及び横シールする縦シール装置14及び横シール装置15が配設されている。二つ折り成形された現用包装材料1は、縦シール装置14により両側縁部を縦シールされてチューブ状態とされ、さらに縦シール装置14の下方位置に配設された横シール装置15により横シールされて有底状態とされる。そして、被包装物供給装置12から被包装物が断続的に中間受けシュート17を介して成形シュート13より有底状態の現用包装材料1内へ供給され、さらに長手方向へと送り出された現用包装材料1の上辺が横シールされて被包装物が密封包装される。
【0025】
横シール装置15の下方位置には、カッター装置16が配設されており、横シール装置15にて被包装物が密封包装された現用包装材料1が、カッター装置16により横シール部で直線カット(切断)されて、一又は二個以上が連続された包装体が得られる。本実施例の自動包装機100は、機体本体に対してカッター装置16が上下方向に昇降移動可能に設けられ、カッター装置16が現用包装材料1を把持した状態で下降移動することで現用包装材料1が長手方向へと間欠的に送り出される。カッター装置16は、上停止位置で現用包装材料1の横シール部が把持され、包装体一個分に相当する距離だけ下方に移動されることで現用包装材料1を送り出し、下停止位置で図示せぬカッター刃にて横シール部が切断又はミシン目形成される。
【0026】
カッター装置16の下方位置には、排出ダクト18が配設されており、カッター装置16にて得られた包装体が排出ダクト18を介して機外に排出される。
【0027】
次に、本実施例の継ぎ装置11の構成について、以下に詳述する。
図1及び図2に示したように、本実施例の継ぎ装置11は、機体上部に形成されたフレーム体101に配設される。このフレーム体101には、上述した支持軸20・21の他、繰出し装置10を構成する駆動用モータ22・23やダンサローラ24等が取り付けられている。現用包装材料ロールR1は、フレーム体101の上方位置に回転駆動可能に配設される支持軸20に支持され、予備包装材料ロールR2は、フレーム体101の下方であって支持軸20の垂直下方位置に回転駆動可能に配設される支持軸21に支持される。
【0028】
現用包装材料ロールR1から成形シュート13へと至る間の搬送経路Rには、複数のガイドローラ40〜46が配設されており、繰出し装置10により繰出された現用包装材料1は、これらのガイドローラ40〜46に所定抱き角で巻き付けられて供給される。本実施例では、現用包装材料1は、現用包装材料ロールR1より機体前方に向けて繰出された後、ガイドローラ41・42を介して方向転換されて機体後方に向けて略水平状に繰出される。ガイドローラ40・41・43〜46は、フレーム体101の上方位置に軸支され、ガイドローラ42は、後述する継ぎ装置11の揺動部30(開閉揺動体30b)に軸支されている。
【0029】
また、フレーム体101の下方位置には、ガイドローラ47〜49が配設されており、繰出し装置10により繰出される予備包装材料2は、これらのガイドローラ47〜49及び上述したガイドローラ43〜46に所定抱き角で巻き付けられて供給される。本実施例では、予備包装材料2は、予備包装材料ロールR2より機体前方に向けて繰出された後、ガイドローラ48・49を介して方向転換されて機体後方に向けて略水平状に繰出される。ガイドローラ49は、後述する継ぎ装置11の揺動部31(開閉揺動体31b)に軸支されている。
【0030】
上述したガイドローラ40〜49は、支持回転軸に対してロール本体が回転自在に軸支され、搬送経路Rに沿って供給される包装材料(現用包装材料1又は予備包装材料2)に連動して回転される。
【0031】
図3乃至図6に示すように、本実施例の継ぎ装置11は、上下対向位置に配設され、外側方向に向けて揺動可能な一対の揺動部30・31と、揺動部30・31に配設され、現用包装材料ロールR1より繰出された現用包装材料1を挟む上下対向位置に配設される一対の保持部32・33と、揺動部30・31に配設され、保持部32・33に対する繰出し方向上流側の上下対向位置に配設される一対の切断部34・35等とで構成されている。
【0032】
なお、以下の実施例においては、継ぎ装置11は、揺動部31、保持部33及び切断部35が、それぞれ揺動部30、保持部32及び切断部34と略同一に構成されるので、特に言及する場合を除き、揺動部31、保持部33及び切断部35の詳細な説明は省略する。
【0033】
図3に示すように、揺動部30は、機体前方であってフレーム体101の上方位置に配設され、具体的には、水平方向に延出された軸部30aに上下方向に開閉揺動可能に軸支された開閉揺動体30bと、開閉揺動体30bを揺動させる揺動装置30c等とで構成されている。本実施例の揺動部30・31は、揺動装置30c・31cにて開閉揺動体30b・31bが開閉作動され、後述する保持部32・33の吸着面32c・33cを外側方向に向けた姿勢と相互に対向する方向に向けた姿勢とに切り換えられる。
【0034】
軸部30aは、フレーム体101の上方位置に回転可能に配設され、機体左右方向(図2の矢印Z方向)に延出されている。開閉揺動体30bは、上縁部にて軸部30aに固設されており、フレーム体101に対して揺動可能に軸支される。開閉揺動体30bは、一対の側面視平板状部材の間に複数のフレーム部材が橋設されて構成され、上述したガイドローラ42、保持部32及び切断部34がそれぞれ配設されている。
【0035】
揺動装置30cは、揺動ロッド30dを直線方向に進退動させるシリンダ装置として構成され、フレーム体101の上方位置であって、開閉揺動体30bの後方位置に配設されている。揺動ロッド30dは、突出端が開閉揺動体30bに連結されるとともに、他端がシリンダに内設されたピストンに連結されて、シリンダ内でピストンが往復動されることで進退動される。
【0036】
開閉揺動体30bは、揺動装置30cの揺動ロッド30dが短縮方向に移動されることで、下方向に揺動されて下縁部が略垂直下方を向くようにして閉作動される。一方、開閉揺動体30bは、揺動ロッド30dが伸長方向に移動されることで、上方向に揺動されて下縁部が外側方向(斜前方向)を向くようにして開作動される。
【0037】
揺動部31は、上述した揺動部30と同一形状に構成され、フレーム体101の下方位置に回転可能に配設された軸部31aに開閉揺動体31bが下縁部にて固設されることで、開閉揺動体31bがフレーム体101に対して揺動可能とされている。そして、開閉揺動体31bは、揺動装置31cの揺動ロッド31dが短縮方向に移動されることで、上方向に揺動されて上縁部が略垂直上方を向くようにして閉作動され、一方、揺動ロッド31dが伸長方向に移動されることで、下方向に揺動されて上縁部が外側方向(斜前方向)を向くようにして開作動される(図6参照)。
【0038】
本実施例の継ぎ装置11では、揺動部30・31にて開閉揺動体30b・31bが閉作動された状態で、保持部32・33にて現用包装材料1と予備包装材料2の始端が接続されるとともに、切断部34にて現用包装材料1の余剰部分が切断される。また、揺動部31にて開閉揺動体31bが開作動された状態で、予備包装材料2の始端が保持部33に取り付けられる。継ぎ装置11における現用包装材料1への予備包装材料2の継ぎ方法については、詳細を後述する(図7乃至図10参照)。
【0039】
図3及び図4に示すように、保持部32は、予備包装材料2を真空吸着して保持可能な吸着バー32aと、吸着バー32aを開閉作動させる吸着バー移動装置32b等とで構成されている。本実施例の保持部32・33は、それぞれ対応する揺動部30・31に配設され、開閉揺動体30b・31bが閉作動された状態で、吸着バー32a・33aが略同一平面上であって、かつ吸着面32c・33cを互いに対向させるようにして配設される。
【0040】
吸着バー32aは、左右方向(図2の矢印Z方向)に沿って延出された矩形状の部材より構成され、一側面に予備包装材料2の吸着面32cが形成されている。吸着面32cには、吸引口が形成された複数の吸着リブ32d・32d・・・が凸設されている。吸着リブ32dは、柱状又は錐形状に形成され、中央部に吸引口が穿設された吸着パッドとして構成されており、図示せぬ吸引装置にて吸引口内の空気が排出されることで吸着リブ32d・32d・・・に負圧吸着力が生起される。
【0041】
吸着バー移動装置32bは、棒状に延出された作動ロッド32eを直線方向に進退動させるシリンダ装置として構成されており、作動ロッド32e及びガイドロッド32fの突出端に吸着バー32aが取り付けられている。作動ロッド32eは、図示せぬシリンダに内設されたピストンに連結され、かかるシリンダ内でピストンが往復動されることで進退動される。吸着バー32aは、作動ロッド32eの進退動と連動して直線方向に開閉作動される。ガイドロッド32fは、作動ロッド32eの進退動に従動して移動される。
【0042】
吸着バー32aは、吸着バー移動装置32bの作動ロッド32eが短縮方向に移動されることで、他方の吸着バー33aより遠ざかる方向(上方向)に移動されて開作動される。一方、吸着バー32aは、作動ロッド32eが伸長方向に移動されると、対向する他方の吸着バー33aに近接する方向(下方向)に移動されて閉作動される。
【0043】
保持部33は、上述した保持部32と同一形状に構成され、吸着バー移動装置33bの作動ロッド33eが短縮方向に移動されることで、吸着バー33aが対向する他方の吸着バー32aより遠ざかる方向(下方向)に移動されて開作動される。一方、作動ロッド33eが伸長方向に移動されると吸着バー33aが対向する他方の吸着バー32aに近接する方向(上方向)に移動されて閉作動される。
【0044】
本実施例の保持部32・33は、開閉揺動体30b・31bが閉作動された状態で吸着バー32a・33aが閉作動されることで、吸着バー32a・33aの離間に配設される現用包装材料1及び予備包装材料2の始端が吸着バー32a・33a(の吸着面32c・33c)にて表裏面方向より挟持され、現用包装材料1に予備包装材料2の始端が押し付けられて接続される(図8等参照)。
【0045】
図3及び図5に示すように、切断部34は、保持部32に対して繰出し方向上流側(機体前方)に配設され、現用包装材料1に対して表裏面方向より挟持する挟持部材としての一対の挟持バー34a・34bと、挟持バー34a・34bに形成されたスリット部34c・34dに直線方向に移動可能に挿入される切断刃34eと、一方の挟持バー34b及び切断刃34eを開閉作動させる切断刃移動装置34f等とで構成されている。本実施例の切断部34・35は、それぞれ対応する揺動部30・31に配設され、開閉揺動体30b・31bが閉作動された状態で、略同一平面上に配設される。
【0046】
挟持バー34a・34bは、左右方向(図2の矢印Z方向)に沿って延出された矩形状の部材より構成され、所定の離間を有して挟持面を互いに対向させた状態で配設されている。本実施例の継ぎ装置11では、現用包装材料1より繰出された現用包装材料1が挟持バー34a・34bの離間に挿通される。挟持バー34a・34bの中心部には、左右方向(図2の矢印Z方向)に沿ってスリット部34c・34dが延設されている。
【0047】
挟持バー34aは、開閉揺動体30bに相対位置変動不能に固定され、他方の挟持バー34bは、上方位置に配設された支持部材34gと接続部材34hを介して接続されており、切断刃移動装置34fにて支持部材34gと一体に移動可能とされている。接続部材34hは、スプリングコイルに挿入されており、軸方向に付勢力を有した状態で伸縮自在とされている。
【0048】
切断刃34eは、平面視長板状の部材であって、先端部に包装材料を裁断するための略鋸刃状の刃先が形成され、挟持バー34bのスリット部34d内に挿入されている。切断刃34eは、上述した支持部材34gに固設され、切断刃移動装置34fにて支持部材34gと一体に移動可能とされている。
【0049】
切断刃移動装置34fは、移動ロッド34iを直線方向に進退動させるシリンダ装置として構成され、移動ロッド34i及びガイドロッド34jの突出端に支持部材34gが取り付けられている。移動ロッド34iは、図示せぬシリンダに内設されたピストンに連結されて、シリンダ内でピストンが往復動されることで進退動される。挟持バー34b及び切断刃34eは、移動ロッド34iの進退動と連動して直線方向に往復動される。また、ガイドロッド34jは、移動ロッド34iの進退動に従動して移動される。
【0050】
本実施例の挟持バー34a・34bは、切断刃移動装置34fの移動ロッド34iが短縮方向に移動されると、挟持バー34bが挟持バー34aより遠ざかる方向に移動されて開作動される。開作動された状態では、挟持バー34a・34bは、所定の離間を有して停止され、現用包装材料ロールR1より繰出された現用包装材料1がかかる離間に挿通される。なお、かかる状態では、切断刃34eは、挟持バー34bのスリット部34d内に刃先が収容された状態で停止される。
【0051】
一方、挟持バー34a・34bは、移動ロッド34iが伸長方向に移動されると、挟持バー34bが挟持バー34aに近接する方向に移動されて閉作動される。閉作動される際には、挟持バー34b及び切断刃34eは、一体に直線的に移動され、まず、挟持バー34bが挟持バー34aの挟持面に当接されるまで移動される。かかる状態では、挟持バー34bに対する切断刃34eの相対位置は変動せず、挟持バー34bのスリット部34d内部に刃先が位置されたままである。挟持バー34a・34bの離間に挿通された現用包装材料1は、この挟持バー34a・34bにて表裏面方向より挟持される。
【0052】
そして、移動ロッド34iがさらに伸長されると、挟持バー34bが挟持バー34aに圧接されて接続部材34hが押し縮められる結果、挟持バー34bに対して切断刃34eが相対移動されて挟持バー34bの挟持面より刃先が突出して挟持バー34aのスリット部34c内部へと移動される。このようにして、挟持バー34a・34bにて表裏面方向より挟持された現用包装材料1が切断刃34eによって切断される。
【0053】
次に、継ぎ装置11による予備包装材料2の継ぎ方法について、以下に詳述する。
図6乃至図10に示すように、上述したように構成される継ぎ装置11においては、まず、予備包装材料ロールR2より繰出された予備包装材料2の始端を保持部33の吸着バー33aの吸着面33cに取り付け、予備包装材料2の始端を保持部33に真空吸着させた状態で、保持部32・33を移動させて現用包装材料1に予備包装材料2の始端を押し付けて接続するとともに、切断部34にて予備包装材料2の始端が接続された現用包装材料1の余剰部分を切断するように構成されている。
【0054】
まず、保持部33への予備包装材料2の取付方法は、吸着バー33aが閉作動された状態で、開閉揺動体31bが開作動されることで、保持部33の吸着バー33aの吸着面33cが外側方向に向けた姿勢に切り換えられる(図6参照)。予備包装材料ロールR2より繰出された予備包装材料2は、ガイドロール49に当接されながら挟持バー35a・35bの離間に挿通されて、予備包装材料2の始端が吸着バー33aの吸着面33cに当接される。
【0055】
ここで、本実施例の継ぎ装置11では、予備包装材料2の始端の一方の平面に予め両面テープ(図略)が貼付されており、かかる両面テープが貼付された平面とは反対側の平面(被吸着面)が吸着面33cに当接される。そして、予備包装材料2の始端を吸着面33cの吸着リブ33d・33d・・・に圧接させた状態で、図示せぬ吸引装置にて吸着リブ33d・33d・・・に負圧吸着力を生起させることで、吸着バー33aの吸着リブ33d・33d・・・に予備包装材料2を真空吸着(負圧吸着)させて、保持部33へ予備包装材料2の始端が取り付けられる。保持部33への予備包装材料2の取付作業が終わると、開閉揺動体31bが閉作動される。
【0056】
本実施例の継ぎ装置11は、自動包装機100を停止させることなく連続して予備包装材料2を供給可能に構成されており、現用包装材料ロールR1の残存量が所定量以下になると自動的に継ぎ装置11が作動される。繰出し装置10にて支持軸20が駆動されて現用包装材料ロールR1より現用包装材料1が繰出されている状態では、継ぎ装置11は、開閉揺動体30b・31bが閉作動され、上述した吸着バー32a・33a及び挟持バー34b・35bのいずれもが開作動されている(図7参照)。現用包装材料ロールR1より繰出された現用包装材料1は、ガイドロール42に当接されながら挟持バー34a・34bの離間に挿通され、搬送方向Rの下流側へと送られる。
【0057】
現用包装材料ロールR1の残存量が所定量以下になると、継ぎ装置11が作動されて、まず、保持部32・33にて、吸着バー移動装置32b・33bが作動されて吸着バー32a・33aが閉動作され、吸着バー32a・33aの離間を通って搬送方向Rの下流側へと送られる現用包装材料1と吸着バー33aに真空吸着された予備包装材料2の始端とが表裏面方向より吸着バー32a・33aにて重ね合わされて挟持される(図8参照)。このとき、吸着バー32a・33aの吸着面32c・33cにて現用包装材料1に予備包装材料2の始端が押し付けられて、予備包装材料2の始端に貼付された両面テープにて現用包装材料1と予備包装材料2の始端とが接続される。
【0058】
また、上述した吸着バー32a・33aの閉動作と同時に、切断部34にて、切断刃移動装置34fが作動されて挟持バー34bが閉作動され、挟持バー34a・34bの離間に挿通される現用包装材料1が表裏面方向より挟持バー34a・34bにて挟持される(図9参照)。挟持バー34a・34bにて現用包装材料1を挟んだ状態で、切断刃移動装置34fがさらに作動されることで、挟持バー34bに対して切断刃34eが相対移動されて、予備包装材料2の始端が接続された現用包装材料1の余剰部分のみが切断される(図9参照)。
【0059】
切断部34にて現用包装材料1の余剰部分が切断されると、保持部32・33にて、吸着バー移動装置32b・33bが作動されて吸着バー32a・33aが開動作されるとともに、切断部34にて、切断刃移動装置34fが作動されて挟持バー34bが開作動される(図10参照)。そして、このようにして予備包装材料2の継ぎ作業が終了すると、繰出し装置10にて、支持軸21が駆動されて予備包装材料ロールR2より予備包装材料2が繰出されて、現用包装材料1の換わりに搬送方向Rの下流側へと送られる。
【0060】
なお、上述した継ぎ装置11の継ぎ作業が行われる間に、吸着バー32a・33a及び挟持バー34a・34bによって現用包装材料1が挟持されると、現用包装材料1の送り出し量に対する繰出し量が不足するが、上述した繰出し装置10を構成するダンサローラ24が上下移動することで、搬送経路R上の現用包装材料1の繰出し量不足が調整される。
【0061】
以上のように、本実施例の継ぎ装置11は、現用包装材料1と予備包装材料2の始端とを重ね合わせて連続させる自動包装機100の継ぎ装置11において、上下対向位置に配設され、外側方向に向けて揺動可能な一対の揺動部30・31と、揺動部30・31に配設され、現用包装材料ロールR1より繰出された現用包装材料1を挟む上下対向位置に配設される一対の保持部32・33と、揺動部30・31に配設され、保持部32・33に対して繰出し方向上流側の上下対向位置に配設される一対の切断部34・35と、を具備してなり、予備包装材料ロールR2より繰出された予備包装材料2の始端を一方の保持部33に真空吸着させた状態で、保持部32・33を移動させて現用包装材料1に予備包装材料2の始端を押し付けて接続させるとともに、切断部34にて予備包装材料2の始端が接続された現用包装材料1の余剰部分を切断するものであるため、装置構成を小型化して予備包装材料2の取付作業性を向上させることができる。
【0062】
すなわち、本実施例の継ぎ装置11では、外側方向に向けて揺動可能な一対の揺動部30・31に、上下対向位置に配設される一対の保持部32・33及び一対の切断部34・35がそれぞれ配設されるため、継ぎ装置11を水平方向に沿って延出される現用包装材料1の搬送経路Rの中途部に配設することができ、保持部33に予備包装材料ロールR2より繰出された予備包装材料2の始端を取り付ける際に、予備包装材料2を水平に引き出しながら一対の保持部32・33の離間を通すだけでよく、また、揺動部30・31が外側方向に向けて揺動されるため、保持部32・33への予備包装材料2の取付作業が容易であり、予備包装材料2の取付精度も向上できる。さらに、本実施例の継ぎ装置11では、揺動部30・31に保持部32・33及び切断部34・35がそれぞれ配設されるだけなので、揺動部30・31の構成を小型化でき、予備包装材料2を取り付けるための作業スペースを低減できる。
【0063】
特に、本実施例の継ぎ装置11では、揺動部30・31が、水平方向に延出された軸部30a・31aに上下方向に開閉揺動可能に軸支された開閉揺動体30b・31bを有してなるため、予備包装材料2を取り付ける際には、軸部30a・31aに沿って開閉揺動体30b・31bを上下方向に揺動させればよく、作業スペースをより低減できる。また、揺動部30・31が、保持部32・33の吸着面32c・33cを外側方向に向けた姿勢と相互に対向する方向に向けた姿勢とに切り換え可能とされるため、予備包装材料2を取り付ける際に切り換えて吸着面32c・33cを外側方向に向けることで、かかる取り付け作業の作業性や取付精度をより向上できる。
【0064】
また、本実施例の継ぎ装置11では、保持部32・33が、吸着面32c・33cに吸引口が形成された複数の吸着リブ32d・33dを有してなるため、予備包装材料2にしわが生じたり傾いたりすることなく吸着面32c・33cにて確実に保持することができ、また、予備包装材料2の取付作業の作業性をより向上できる。
【0065】
また、本実施例の継ぎ装置11では、切断部34・35が、現用包装材料1に対して表裏面方向より挟持する挟持バー34a・35a及び挟持バー34b・35bと、挟持バー34a・35a及び挟持バー34b・35bに形成されたスリット部34c・35c及びスリット部34d・35dに直線方向に移動可能に挿入される切断刃34e・35eと、を有してなり、一方の切断部34の挟持バー34a及び挟持バー34bにて現用包装材料1を挟んだ状態で、切断刃34eにて現用包装材料1の余剰部分を切断するため、切断刃34eにて切断する際に現用包装材料1のよれを防止して、現用包装材料1を確実に切断することができる。
【0066】
なお、継ぎ装置11の構成としては、上述した実施例に限定されず、本発明の目的を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能である。
【0067】
すなわち、上述した実施例の継ぎ装置11では、自動包装機100の機体上部の支持軸20に現用包装材料ロールR1が支持され、機体下部の支持軸21に予備包装材料ロールR2が支持される構成について説明したが、揺動部30・31、保持部32・33、及び切断部34・35が略同一に形成され、それぞれ上下対向位置に配設されるため、現用包装材料1及び予備包装材料2の配置構成はこれに限定されず、例えば、支持軸20に予備包装材料2が支持され、支持軸21に現用包装材料1が支持されるように構成されてもよい。
【0068】
かかる場合には、上述した実施例と異なり、揺動部30にて開閉揺動体30bが開作動された状態で、予備包装材料2の始端が保持部32に取り付けられるとともに、切断部35にて現用包装材料1の余剰部分が切断されることになる。このように、上述した実施例の継ぎ装置11では、現用包装材料1及び予備包装材料2の配置構成に限定されないので、予備包装材料2を支持軸20又は支持軸21に順次供給することで、自動包装機100にて長時間の連続運転が可能となる。
【0069】
また、上述した実施例の継ぎ装置11では、予備包装材料2の始端の一方の平面に予め両面テープが貼付され、現用包装材料1と予備包装材料2の始端とが両面テープの粘着により接続されるように構成されているが、かかる接続方法はこれに限定されず、例えば、現用包装材料1と予備包装材料2とを熱溶着させて直接に接合するように構成されてもよい。かかる場合には、保持部32・33に熱溶着手段として接触式の熱溶着ヒータ等が設けられる。
【符号の説明】
【0070】
1 現用包装材料
2 予備包装材料
10 繰出し装置
11 継ぎ装置
30・31 揺動部
30a・31a 軸部
30b・31b 開閉揺動体
30c・31c 揺動装置
30d・31d 揺動ロッド
32・33 保持部
32a・33a 吸着バー
32b・33b 吸着バー移動装置
32c・33c 吸着面
32d・33d 吸着リブ
32e・33e 作動ロッド
34・35 切断部
34a・35a 挟持バー
34b・35b 挟持バー
34c・35c スリット部
34d・35d スリット部
34e・35e 切断刃
34f・35f 切断刃移動装置
34g・35g 支持部材
34h・35h 接続部材
34i・35i 移動ロッド
100 自動包装機
101 フレーム体
R1 現用包装材料ロール
R2 予備包装材料ロール

【特許請求の範囲】
【請求項1】
現用包装材料と予備包装材料の始端とを重ね合わせて連続させる自動包装機の継ぎ装置において、
上下対向位置に配設され、外側方向に向けて揺動可能な一対の揺動部と、
前記揺動部に配設され、現用包装材料ロールより繰出された現用包装材料を挟む上下対向位置に配設される一対の保持部と、
前記揺動部に配設され、前記保持部に対して繰出し方向上流側の上下対向位置に配設される一対の切断部と、を具備してなり、
予備包装材料ロールより繰出された予備包装材料の始端を前記一方の保持部に真空吸着させた状態で、前記保持部を移動させて現用包装材料に予備包装材料の始端を押し付けて接続するとともに、前記切断部にて予備包装材料の始端が接続された現用包装材料の余剰部分を切断することを特徴とする自動包装機の継ぎ装置。
【請求項2】
前記揺動部は、水平方向に延出された軸部に上下方向に開閉揺動可能に軸支された開閉揺動体を有してなる請求項1に記載の自動包装機の継ぎ装置。
【請求項3】
前記揺動部は、前記保持部の吸着面を外側方向に向けた姿勢と相互に対向する方向に向けた姿勢とに切り換え可能とされる請求項1又は請求項2に記載の自動包装機の継ぎ装置。
【請求項4】
前記保持部は、吸着面に吸引口が形成された複数の吸着リブを有してなる請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の自動包装機の継ぎ装置。
【請求項5】
前記切断部は、現用包装材料に対して表裏面方向より挟持する挟持部材と、前記挟持部材に形成されたスリット部に直線方向に移動可能に挿入される切断刃と、を有してなり、
前記一方の切断部の挟持部材にて現用包装材料を挟んだ状態で、前記切断刃にて現用包装材料の余剰部分を切断する請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の自動包装機の継ぎ装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【公開番号】特開2013−43660(P2013−43660A)
【公開日】平成25年3月4日(2013.3.4)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−181027(P2011−181027)
【出願日】平成23年8月22日(2011.8.22)
【新規性喪失の例外の表示】特許法第30条第3項適用申請有り 平成23年6月7日に開催された社団法人日本食品機械工業会主催の「FOOMA JAPAN 2011(国際食品工業展)」にて出品
【出願人】(390031749)株式会社トパック (20)
【Fターム(参考)】