説明

自動車用日除

【課題】 従来は、自動車を日差しの強い場所に駐車していたときに、キャビン内のフロントガラスに、折り畳み自在の、つい立て状の日除を置くか、ウインドガラスの内側に、吸盤などによりスクリーンを装脱自在に装着していた。しかし、ウインドガラスの内側であるため室内は高温になっていた。 そこで、本発明の自動車用日除は、駐車したときはフロントカバー(3)を広げるだけで、日光を避けるため簡単で早い自動車用日除を提供するものである。

【解決手段】 本発明の自動車用日除は、自動車の屋根(1)に屋根カバー(2)を取り付け、その屋根カバー(2)の前の端に、折曲げ部(3a)を介してフロントカバー(3)が構成されていることで目標を達成した。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、駐車中に日差しを避ける自動車用日除に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来の日差しを避ける方法は、自動車を日差しの強い場所に駐車していたときに、キャビン内が高温になるのを防止するための手段として、キャビン内のフロントガラスの内側位置に、折り畳み自在の、つい立て状の日除を置くか、ウインドガラスの内側に、吸盤などによりスクリーンを装脱自在に装着することで、キャビン内に差し込む日差しを遮蔽する手段が行われている。
【0003】
また、特許文献1の特開2002−127759 自動車用日除装置では、夏場の強い日差しの中に駐車しておくと、自動車内が異常な高温となり、近年この現象による乳児等の事故も発生している。そこで、前記のような弊害を防止し、自動車を木陰等に駐車した場合と同様の状態を維持し得るようになる自動車用日除装置があった。その方法は、自動車の屋根の先端部両側に立設固定する主柱と、その主柱に回転自在に軸架された2本の回転軸と、その回転軸にもともと巻装され、回転軸を包囲するカバーに設けた出入口から引き出し可能となる2枚の日除シートが取り付けてある。そして、前記自動車の屋根の先方部、中央部、並びに後端部に屋根の幅員に相当する幅をもち、適宜の手段で屋根に固定される逆U字状の適度の高さをもつ枠部材と、自動車のボンネット先端に同じく適宜の手段で固定される枠部材とからなり、前記一方の日除シートで枠部材を含む自動車の屋根からトランクルーム上を覆い、日除シートの下部周縁に設けた多数のフックを、自動車の下部に着脱自在に取り付けている。また、他方の日除シートで、自動車のフロンとガラス及びボンネット上を覆い、日除シートの下部に設けた多数のフックを自動車の下部に着脱自在に取り付けるようにした。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2002−127759
【特許文献2】特開平9−207582
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
従来の日差しを避ける方法は、自動車を日差しの強い場所に駐車していたときに、キャビン内が高温になるのを防止するための手段として、キャビン内のフロントガラスの内側位置に、折り畳み自在の、つい立て状の日除を置くか、ウインドガラスの内側に、吸盤などによりスクリーンを装脱自在に装着することで、キャビン内に差し込む日差しを遮蔽する手段が行われているが、ウインドガラスの内側であるため室内は高温になっていた。
【0006】
また、特許文献1の特開2002−127759 自動車用日除装置では、適宜の手段で屋根に固定される逆U字状の適度の高さをもつ枠部材と、自動車のボンネット先端に同じく適宜の手段で固定される枠部材とからなり、前記一方の日除シートで枠部材を含む自動車の屋根からトランクルーム上を覆い、日除シートの下部周縁に設けた多数のフックを、自動車の下部に着脱自在に取り付けている。また、他方の日除シートで、自動車のフロンとガラス及びボンネット上を覆い、日除シートの下部に設けた多数のフックを自動車の下部に着脱自在に取り付けるようにしたが、一々フックをかけるのは面倒であった。
【0007】
そこで、本発明の自動車用日除は、自動車の屋根(1)に、屋根カバー(2)を取り付け、屋根カバー(2)の端にフロントカバー(3)が構成されており、駐車したときはフロントカバー(3)を広げて、日光を避ける自動車用日除を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するために、本発明の自動車用日除は、自動車の屋根(1)に、屋根カバー(2)を取り付け、その屋根カバー(2)の端に、折曲げ部(3a)を介してフロントカバー(3)が構成されていることで目標を達成した。
【0009】
請求項2の自動車用日除は、ルーフラックが付いていない自動車は、その自動車の屋根(1)に、屋根カバー(2)を取り付け、その屋根カバー(2)の両横に足(2b)を具備し、ボルト(2d)を介して引掛け部(2a)を設けることことで目標を達成した。
【0010】
請求項3のルーフラックが付いていない自動車は、自動車の屋根(1)に、屋根カバー(2)を取り付け、その屋根カバー(2)の両横に、足(2b)を具備し、その足(2b)には、傘(7)をしまう穴(2c)を取り付けることを特徴とする自動車用日除。
【発明の効果】
【0011】
本発明の自動車用日除は、次のような効果がある。
(イ)駐車して、自動車の屋根に取り付けてあるフロントカバーを、前に倒すだけで自動車用の日除ができるので簡単である。
(ロ)運転中も屋根カバーは、屋根を日除けしている。
(ハ)運転中は前からの風で、フロントカバーは安定している。
(ニ)テールカバーを取り付けたときは、テールカバーを折り畳んでから、フロントカバーを降り畳むと、運転中は前からの風で、フロントカバーが押さえているので安定している。
(ホ)その他、駐車中に小鳥などの糞や埃を防ぐ。
(ヘ)ルーフラックが付いてない自動車は、自動車用日除に取付具が付いている物を使用する。
(ト)自動車用日除の足には、穴が付いており、その穴の中へ傘をしまうと雨降りの時に便利である。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【図1】図は、自動車用日除の側面図である。
【図2】図は、自動車用日除の折曲げ部を拡大した側面図である。
【図3】図は、テールカバーも取り付けた側面図である。
【図4】図は、自動車用日除の取付具を示した、断面図である。
【図5】図は、自動車用日除の取付具の穴を示した、断面図である。
【図6】図は、自動車用日除の取付具の穴を示した側面図である。
【図7】図は、ベニア板を積んだ側面図である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
本発明の自動車用日除は、偶然発見したもので、この夏、ホームセンターにベニア板(6)を買いに行き、そのベニア板(6)を自動車の上に積んだ図が、図7である。そして、ベニア板(6)を積んでいると、以外と涼しいことに気が付き、用も無いのに一夏、そのまま積んでいた。そこで、自動車の屋根(1)に取付具(5)を取り付け、その上に屋根カバー(2)を取り付ける。その屋根カバー(2)の端に、折曲げ部(3a)を介してフロントカバー(3)を取り付けると、もっと涼しいことに気が付く。
【0014】
したがって、駐車時は屋根カバー(2)に折曲げ部(3a)を介して取り付けたフロントカバー(3)を伸ばして、フロントのガラスにカバーをする。そして屋根カバー(2)は、固定するように、ベニア板などのしっかりとした物を使用する。また、フロントカバー(3)は、車体を傷つけないような弾性の物を使用する。
【0015】
そして、自動車の屋根(1)は、屋根カバー(2)を取り付けたため直射日光は、屋根カバー(2)にあたり、屋根カバー(2)と屋根(1)との間の隙間を取っている。そのため、従来のように自動車の屋根(1)が、直射日光を受けて約摂氏70度になることはない。したがって、屋根カバー(2)の影になるため約摂氏50度と、約摂氏20度以上涼しくなる。そのため、一番分かり易いのはチョコレートで、約摂氏40度になると溶けるが、チューインガムは約摂氏60度にならないと溶けないので、車内にチューインガムを入れて置いても差支えない。
【0016】
また、フロントカバー(3)は、自動車の前面に具備したガラスの上にあるため、直射日光を遮断し、運転席の温度の上昇を避ける。しかし、フロントカバー(3)は日光を遮断するより、鏡のように直射日光を跳ね返す方が良い。そこで、銀メッキタイプのスプレーで塗装した。
【0017】
しまうときは、フロントカバー(3)を折曲げ部(3a)から曲げて、後ろに倒せば、それだけで良い。したがって、フロントカバー(3)は駐車している時に、風で飛ばないくらいの重さが必要である。フロントカバー(3)が高速道路などを走行しているときに、風で煽られ、パタパタと風で踊っているときは、屋根カバー(2)とフロントカバー(3)に登録商標のマジックファスナーを取り付け、固定するとよい。
【0018】
また、一日中自動車を駐車している時には、朝日と夕日が、前面と後面にあたるときや、小鳥の糞よけに自動車用日除を使用している時は、屋根カバー(2)の後ろに後折曲げ部(4a)を介してテールカバー(4)を取り付け、リヤガラスからの日光を防ぐ。
【0019】
しまうときは、最初にテールカバー(4)を折り畳み、その後からフロントカバー(3)を折り畳み、テールカバー(4)とフロントカバー(3)の間にはマジックファスナーが付いており、その登録商標のマジックファスナーで固定する。
【0020】
請求項2の自動車用日除は、ルーフラックが付いていない自動車は、自動車の屋根(1)に、屋根カバー(2)を取り付け、その屋根カバー(2)の両側の前後の取付具(5)が付いていた部分の4か所に、足(2b)が具備されている。そして、屋根カバー(2)の両横に、引掛け部(2a)を取り付けるために、ボルト(2d)が引掛け部(2a)を貫通して、足(2b)には雌ネジが付いている。
【0021】
そのボルト(3d)を両方から占め付けることで、自動車の屋根(1)に固定される。したがって、ルーフラックの変わりをするものであるため、自動車用日除をしまい、その上に荷物を積むことも可能である。
【0022】
請求項3のルーフラックが付いていない自動車は、自動車の屋根(1)に屋根カバー(2)を取り付け、その屋根カバー(2)の両横に、足(2b)を具備し、その足(2b)には、傘(7)をしまう穴(2c)を取り付けた。
【0023】
その傘(7)をしまう穴(2c)は、雨降りの時、傘(7)を車内に持ち込むのは、水滴の処理など、室内の湿気が上がる原因となるので、屋根カバー(2)の足(2b)に取り付けている。穴(2c)は、車外にあるので、それを利用する。したがって、穴(2c)はある程度の奥行きが必要なため、前後の取付具(5)を一体化する。
【実施例1】
【0024】
以下、本発明の実施例について、図面を参照して説明する。
図1の側面図は、軽自動車用の日除を使用している時と、点線は日除装置をしまった時の状態を現している。その自動車用日除は、自動車の屋根(1)に取付具(5)のルーフラックが付いている物は、取付具(5)を取り付ける必要が無い。ルーフラックが付いていない物は、取付具(5)を取り付け、その上に屋根カバー(2)を取り付ける。
【0025】
屋根カバー(2)は、幅4尺(1219ミリ)、長さ8尺(2438ミリ)の、厚み6ミリのベニア板を、ルーフラックでできている取付具(5)の上に乗せ、ゴムを使用して動かないように止めた。その屋根カバー(2)の端に、折曲げ部(3a)を介してフロントカバー(3)が構成されている。フロントカバー(3)は、幅1219ミリの、長さ1500ミリの、ゴムでできており厚み5ミリの物を、屋根カバー(2)の端に捩子で止めた。まず、100ミリの重なりしろを取り、ボンドなどの接着剤で100ミリの重なりしろをくっつけてから、捩子で止めた。
【0026】
そして、駐車時は屋根カバー(2)に、折曲げ部(3a)を介して取り付けたフロントカバー(3)を伸ばして、フロントにカバーをする。そうすると、自動車の前面のガラスを覆い、自動車内部の直射日光を防ぐ。そのため、従来はハンドル等が暑くて握れなかったが、本発明を使用すると摂氏50度ぐらいで、約20度は下がる。したがって、日光の照射による劣化が少なくなる。また、シートベルトの金物でできている部分は熱伝導がよく、摂氏70度は、気を付けないと火傷する温度であるので、幼児などが火傷していたが、その様なことがない。
【0027】
そして、自動車の屋根(1)は、屋根カバー(2)を取り付けたため直射日光は、屋根カバー(2)にあたり、屋根カバー(2)と屋根(1)との間の隙間を取っているため、従来のように自動車の屋根(1)も、直射日光を受けて約摂氏70度になることはない。したがって、自動車の屋根(1)が摂氏50度くらいになり、室内の温度も摂氏50度以下になる。
【0028】
また、フロントカバー(3)は、自動車の前面に付いたガラスの上にあるため、直射日光を遮断し、運転席の温度の上昇を避けていたが、フロントカバー(3)は日光を遮断するものより、鏡のように直射日光を跳ね返す方が良い。そこで、フロントカバー(3)はゴムでできているためシルバー銀メッキタイプのスプレーを使用して、自動車用日除の駐車したときに、太陽の日光にさらされるところ全体を塗装した。
【0029】
フロントカバー(3)は、ゴム製の絨毯を使用したが、その他にカーペットなど重さが多少ある物の方がよく、特許文献1の特開2002−127759 自動車用日除装置のように薄いシートを使用するときは、シートの端にゴム製磁石を取り付け、ボディーにくっつけることで、ゴム製の絨毯やカーペットなど重さがあるものと同様に取り扱える。
【0030】
しまうときは、矢印のようにフロントカバー(3)を折曲げ部(3a)から曲げて、後ろに倒せば点線のようになる。折曲げ部(3a)は、図2の拡大図で説明すれば、折曲げ部(3a)は図のように厚みを5ミリから3ミリに削ってあり、折曲げるとそこが強度的に弱くなっており、弱くなった部分から曲がる。
【0031】
屋根(1)には、取付具(5)としてルーフラックが付いている物は、屋根カバー(2)をゴムバンド等を利用して、屋根(1)にしっかりと固定する。この自動車用日除は、一夏だけの物であるから、日差しが緩くなる秋には取り外す物であ。しかし、電線が上にあるとき、駐車中に小鳥などの糞で汚れるだけでなく、吹き取っても小鳥の糞には塗装を痛める成分が入っている。そのため、一年中自動車用日除を使用するときは、ルーフラックに捩子止めにする。
【実施例2】
【0032】
図3の側面図は、軽自動車用の日除をしている時と、点線は日除装置をしまった時の状態を現している。その自動車用日除は、自動車の屋根(1)にルーフラックが付いている物は、取付具(5)を取り付ける必要が無い。ルーフラックが付いていない物は、取付具(5)を取り付け、その上に屋根カバー(2)を取り付ける。
【0033】
屋根カバー(2)は、幅4尺(1219ミリ)、長さ8尺(2438ミリ)の、厚み6ミリのベニア板を屋根カバー(2)とし、ルーフラックでできている取付具(5)の上に乗せ、ゴムを使用して動かないように止めた。その屋根カバー(2)の端に、折曲げ部(3a)を介してフロントカバー(3)が構成されている。フロントカバー(3)は、幅1219ミリの長さ1500ミリの、ゴムでできた絨毯で厚み5ミリの物を、屋根カバー(2)の端に捩子で止めた。
【0034】
それと同様に、テールカバー(4)も取り付ける。テールカバー(4)は、幅1219ミリの長さ1000ミリの、ゴムでできた絨毯で厚み5ミリの物を、屋根カバー(2)の後ろの端に、捩子で止めた。
【0035】
そして、駐車時は屋根カバー(2)に、折曲げ部(3a)を介して取り付けたフロントカバー(3)を伸ばして、フロントにカバーをする。次に、テールカバー(4)を後折曲げ部(4a)を介して広げて、自動車の後ろに被せる。そうすると、自動車の前面のガラスと後ろのガラスを覆い、自動車内部の直射日光を防ぐ。そのため、実施例1は日差しが当たると思う方向に、自動車の前に止めていたが、この自動車用日除は朝日と夕日とを防ぐ。
【0036】
しまうときは、最初にテールカバー(4)を矢印のように後折曲げ部(4a)から曲げて、屋根カバー(2)の上に畳む。次に、矢印のようにフロントカバー(3)を折曲げ部(3a)から曲げて、後ろに倒せば点線のようになる。したがって、フロントカバー(3)とテールカバー(4)のところに登録商標のマジックファスナー等を利用して止めると、走行中に安定する。
【0037】
自動車は、運転しているときには、前方からの風が時速100キロ以上で吹くが、バックしている時には精々時速20キロ以下であるから、フロントカバー(3)が起き上がることはない。したがって、フロントカバー(3)が上になるように、テールカバー(4)を後折曲げ部(4a)から折り畳んでしまい、その上にくるようにフロントカバー(3)を折曲げ部(3a)から畳みしまう。しかし振動などで不安な場合は、登録商標のマジックファスナー等でテールカバー(4)とフロントカバー(3)をくっつけると良い。
【実施例3】
【0038】
請求項2の自動車用日除は、ルーフラックが付いていない自動車は、図4のように自動車の屋根(1)に、アルミ製でできた屋根カバー(2)を取り付け、その屋根カバー(2)の両横に、引掛け部(2a)を取り付ける。その図は、前から見た断面図で、ドアは開いた状態である。そして、その引掛け部(2a)の内側で屋根カバー(2)の端に足(2b)が具備されており、ボルト(3d)が引掛け部(2a)を貫通して、足(2b)には雌ネジが付いている。
【0039】
左右両方のボルト(3d)を占め付けることで、自動車の屋根(1)の角(1a)と、屋根カバー(2)は足(2b)を介して引っ掛けているため、ボルト(2d)を締め付けると角(1a)と屋根カバー(2)は離れないように作用する。その力を、屋根カバー(2)に具備している足(2b)が、上下の圧力に耐え、そしてボルト(2d)の締め付けによる外側への力に耐えて固定される。
【実施例4】
【0040】
請求項3のルーフラックが付いていない自動車は、図5のように自動車の屋根(1)に屋根カバー(2)を取り付け、その屋根カバー(2)の両横に、足(2b)を具備し、その足(2b)には、傘(7)をしまう穴(2c)を取り付けた。穴(2c)の直径はφ50で、1800ミリを貫通しているため、図6の側面図のように前の足(2b)と後ろの足(2b)を一体化して、傘(7)を図の一点線のように差し込んだところである。
【0041】
その傘(7)をしまう穴(2c)は、雨降りの時、傘(7)を車内に持ち込むのは、水滴の処理など、室内の湿気が上がる原因となるので、屋根カバー(2)の足(2b)に取り付けている。その穴(2c)は車外にあるので、それを利用する。しかし、物臭な人は平常でも傘(7)を積んでいて、雨降りの日に使用する。
【産業上の利用可能性】
【0042】
トラックも、この自動車用日除を使用するごとができるが、大型トラックは手がたわないので、折曲げ部(3a)の動作を電動でするとよい。または、紐などを使用して屋根カバー(2)をしまうように工夫することで、大型トラック用の日除けもできる。
【符号の説明】
【0043】
1 屋根 1a 角
2 屋根カバー 2a 引掛け部 2b 足 2c 穴 2d ボルト
3 フロントカバー 3a 折曲げ部
4 テールカバー 4a 後折曲げ部
5 取付具 6 ベニア板 7 傘

【特許請求の範囲】
【請求項1】
自動車の屋根(1)に、屋根カバー(2)を取り付け、
該屋根カバー(2)の端に、折曲げ部(3a)を介してフロントカバー(3)が構成されていることを特徴とする自動車用日除。
【請求項2】
ルーフラックが付いていない自動車は、
該自動車の屋根(1)に、屋根カバー(2)を取り付け、
該屋根カバー(2)の両横に足(2b)を具備し、ボルト(2d)を介して引掛け部(2a)を設けることを特徴とする自動車用日除。
【請求項3】
ルーフラックが付いていない自動車は、
自動車の屋根(1)に、屋根カバー(2)を取り付け、
該屋根カバー(2)の両横に、足(2b)を具備し、
該足(2b)には、傘(7)をしまう穴(2c)を取り付けることを特徴とする自動車用日除。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2012−61965(P2012−61965A)
【公開日】平成24年3月29日(2012.3.29)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−207955(P2010−207955)
【出願日】平成22年9月16日(2010.9.16)
【出願人】(391011113)