説明

船体全被覆補強の小型船舶

【課題】小型船舶はFRP船が主流の現状であり、最終処分に苦慮する状況を解決する。
【解決手段】船体を薄い材料(ステンレス材の様な、耐腐蝕の優れた材料等)で製作することにより水密性を確保し、不足強度を補うために適当な厚さの木材等(天然素材)で被覆し、建造する小型船舶である。主要部材(船首材・キール3・フレーム4等)は、薄い材料ではなく、適当な厚さの材料を使用する。補強被覆材2の取り付け方法としては、漆等の天然素材又は、市販の接着剤を使用し、必要箇所は耐腐蝕のボルト・釘等を使用し取り付け施工する。

【発明の詳細な説明】
【発明の詳細な説明】
この発明は、小型船舶はFRP船が主流の現状であり、最終処分に苦慮する状況を解決するために考案した小型船舶である。
船体の水蜜性を薄い材料(ステンレス材の様な、耐腐蝕の優れた材料等で)製作し、不足強度を補う為に(天然素材)適当な厚さの木材等で被覆し、建造する小型船舶である。主要部材(船首材・キール・アレーム等)は、薄い材料ではなく、適当な厚さの材料を使用する。
補強被覆材の取り付け方法としては、漆等の天然素材又は、市販の接着材を使用し、必要箇所は耐腐蝕のボルト・釘等を使用し取り付け施工する。
本発明で建造することで、特殊な材料を使用しない事で損傷の補修も容易であり、永年稼働ごの廃棄処理においても、船体シェルの薄い材料がステンレス材ならば再生処理が容易に可能であり、補強被覆材が木材であれば廃棄処理も同様に容易である。
現状主流のFRP船の、廃棄処理による自然環境への影響に比べ、自然環境に優しく、社会に貢献できると考える。
【図面の簡単な説明】
【図1】 船体の断面図
【図2】 ブルーワク部の補強被覆材取付け例
【図3】 センターキール部の補強被覆材取付け例
【図4】 補強被覆材の薄板シェルへの取付け例(フレーム位置)
【図5】 補強被覆材間の縫こみ例
【符号の説明】
▲1▼ 薄板シェル(耐腐蝕性の鋼等)
▲2▼ 補強被覆材(木材等の天然素材品)
▲3▼ キール材(K板)
▲4▼ フレーム(肋骨)
▲5▼ センターキール材
▲6▼ 船底外板部
▲7▼ 外板部
▲8▼ 甲板部
▲9▼ ブルーワク部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
薄材料で製作した船体外板(シェル)を、天然素材で被覆して補強をした小型鋼船

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2010−64728(P2010−64728A)
【公開日】平成22年3月25日(2010.3.25)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−263264(P2008−263264)
【出願日】平成20年9月9日(2008.9.9)
【出願人】(508303988)有限会社オーエムサプライ (1)