花びらや葉や茎などに装飾用の粉を接着して施した鑑賞用植物とその製造方法
【課題】 鉢や花瓶などの人工の補助手段だけに頼らず、鑑賞用植物そのものに人工の美を加味することができ、豪華さや美しさを強める鑑賞用植物を提供する。
【解決手段】 接着剤を、装飾用の粉を施したい鑑賞用植物の花びらや葉や茎などの位置に塗布し、あるいは、吹き付け、接着剤が半乾きのうちに装飾用の粉を施す。
【解決手段】 接着剤を、装飾用の粉を施したい鑑賞用植物の花びらや葉や茎などの位置に塗布し、あるいは、吹き付け、接着剤が半乾きのうちに装飾用の粉を施す。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【技術分野】
【０００１】
この発明は、花びらや葉や茎などに装飾用の粉を接着して施した鑑賞用植物とその製造方法に関するものである。
【背景技術】
【０００２】
鑑賞用植物には、鉢植えの植物や切り花などがある。鉢植えの植物でも切り花でも、植物本来の持つ美を鑑賞するものである。その美の鑑賞の補助手段として、鉢植えの場合は鉢が、切り花の場合は花瓶がある。そして、それらの人工の補助手段と植物本来の持つ自然の美のバランスが大切にされている。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【０００３】
しかし、鉢や花瓶などの人工の補助手段だけに頼らず、鑑賞用植物そのものに人工の美を加味した鑑賞用植物がなく、豪華さや美しさに欠ける場合があった。
【課題を解決するための手段】
【０００４】
上記の欠点をなくすために、次のものを発明した。
まず、請求項１について説明する。
花びらや葉や茎などに装飾用の粉を接着して施したことを特徴とする鑑賞用植物である。これは、ラメなどで使用する金色、銀色などのプラスチックの粉で作られた装飾用の粉を、花びらや葉や茎などに接着剤によって接着させたものである。
ここでいう鑑賞用植物は、鉢植えの植物や切り花などである。
【０００５】
次に、請求項２について説明する。
接着剤を、装飾用の粉を施したい花びらや葉や茎などの位置に塗布し、あるいは、吹き付け、接着剤が半乾きのうちに装飾用の粉を施したことを特徴とする鑑賞用植物の製造方法である。ここでいう鑑賞用植物は、鉢植えの植物や切り花などである。
工程１：接着剤を使用して、ラメなどで使用する金色、銀色などのプラスチックの粉で作られた装飾用の粉（以下、装飾用の粉という）を、鑑賞用植物の花びらや葉や茎などに接着させるわけであるが、装飾用の粉は極軽量であるため、接着力は極めて弱いもので十分である。
工程２：接着剤を刷毛などで、装飾用の粉を施したい花びらや葉や茎などの位置に塗布する。あるいは、接着剤をスプレー容器に入れて、装飾用の粉を施したい花びらや葉や茎などの位置に吹き付ける。
工程３：塗布した、あるいは、吹き付けた接着剤が半乾きのうちに、接着剤を塗布した、あるいは、吹き付けた位置に、装飾用の粉を指で摘まんで施す。あるいは、装飾用の粉を、小さな孔のある蓋が付いた瓶などの容器に入れ、その蓋の小さな孔から装飾用の粉をこぼしながら施す。
【０００６】
次に、請求項３について説明する。
皮や葉や茎などに、装飾用の粉を、でんぷん糊で接着して施したことを特徴とする野菜あるいは果物。これは、請求項２の製造方法を野菜あるいは果物に応用したものであるが、野菜も果物も食用であるから、接着剤をでんぷん糊に限定したものである。
製造方法は、請求項２に準じる。
【発明の効果】
【０００７】
鉢や花瓶などの人工の補助手段だけに頼らず、鑑賞用植物そのものに人工の美を加味することができ、豪華さや美しさを強める鑑賞用植物を提供できる。
また、野菜と果物の場合は、消費者に美しさを強調でき、購買力をアップできる。
【発明を実施するための最良の形態】
【０００８】
以下、本発明を実施するための最良の形態を、請求項１及び請求項２を合わせて説明する。
工程１：接着剤を使用して、ラメなどで使用する金色、銀色などのプラスチックの粉で作られた装飾用の粉（以下、装飾用の粉という）を、鑑賞用植物の花びらや葉や茎などに接着させるわけであるが、装飾用の粉は極軽量であるため、接着力は極めて弱いもので十分である。市販の接着剤でもでんぷん糊などは、水で十分に薄めて使用できる。十分に薄めたものであれば、植物に与える影響を少なくすることができる。
工程２：接着剤を刷毛などで、装飾用の粉を施したい花びらや葉や茎などの位置に塗布する。あるいは、接着剤をスプレー容器に入れて、装飾用の粉を施したい花びらや葉や茎などの位置に吹き付ける。
工程３：塗布した、あるいは、吹き付けた接着剤が半乾きのうちに、接着剤を塗布した、あるいは、吹き付けた位置に、装飾用の粉を指で摘まんで施す。あるいは、装飾用の粉を、小さな孔のある蓋が付いた瓶などの容器に入れ、その蓋の小さな孔から装飾用の粉をこぼしながら施す。
以上が、請求項２の製造方法であり、それによって得られた鑑賞用植物が請求項１である。
【０００９】
次に、請求項３についてであるが、製造方法は請求項２に準じる。
装飾用の粉を水洗いすれば、でんぷん糊が溶けると同時に、装飾用の粉も洗い流せるので、食する場合の人体に与える影響は、装飾用の粉を接着する前の野菜や果物と同じである。
【実施例】
【００１０】
本発明の実施例を説明する。ここでは、接着剤は、米などのでんぷん質から製した、粘り気のある糊（以下、でんぷん糊という）を使用する。
装飾用の粉は、ラメなどで使用する金色、銀色などのプラスチックの粉で作られた装飾用の粉（以下、装飾用の粉という）を使用する。
工程１：薄めたでんぷん糊を、刷毛などで、装飾用の粉を施したい鑑賞用植物の花びらや葉や茎などの位置に塗布する。あるいは、薄めたでんぷん糊をスプレー容器に入れて、装飾用の粉を施したい花びらや葉や茎などの位置に吹き付ける。
工程２：塗布した、あるいは、吹き付けたでんぷん糊が半乾きのうちに、でんぷん糊を塗布した、あるいは、吹き付けた位置に、装飾用の粉を指で摘まんで施す。あるいは、装飾用の粉を、小さな孔のある蓋が付いた瓶などの容器に入れ、その蓋の小さな孔から装飾用の粉をこぼしながら施す。
以上が、請求項２の製造方法の実施例であり、それによって得られた鑑賞用植物が請求項１の実施例である。
【技術分野】
【技術分野】
【０００１】
この発明は、花びらや葉や茎などに装飾用の粉を接着して施した鑑賞用植物とその製造方法に関するものである。
【背景技術】
【０００２】
鑑賞用植物には、鉢植えの植物や切り花などがある。鉢植えの植物でも切り花でも、植物本来の持つ美を鑑賞するものである。その美の鑑賞の補助手段として、鉢植えの場合は鉢が、切り花の場合は花瓶がある。そして、それらの人工の補助手段と植物本来の持つ自然の美のバランスが大切にされている。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【０００３】
しかし、鉢や花瓶などの人工の補助手段だけに頼らず、鑑賞用植物そのものに人工の美を加味した鑑賞用植物がなく、豪華さや美しさに欠ける場合があった。
【課題を解決するための手段】
【０００４】
上記の欠点をなくすために、次のものを発明した。
まず、請求項１について説明する。
花びらや葉や茎などに装飾用の粉を接着して施したことを特徴とする鑑賞用植物である。これは、ラメなどで使用する金色、銀色などのプラスチックの粉で作られた装飾用の粉を、花びらや葉や茎などに接着剤によって接着させたものである。
ここでいう鑑賞用植物は、鉢植えの植物や切り花などである。
【０００５】
次に、請求項２について説明する。
接着剤を、装飾用の粉を施したい花びらや葉や茎などの位置に塗布し、あるいは、吹き付け、接着剤が半乾きのうちに装飾用の粉を施したことを特徴とする鑑賞用植物の製造方法である。ここでいう鑑賞用植物は、鉢植えの植物や切り花などである。
工程１：接着剤を使用して、ラメなどで使用する金色、銀色などのプラスチックの粉で作られた装飾用の粉（以下、装飾用の粉という）を、鑑賞用植物の花びらや葉や茎などに接着させるわけであるが、装飾用の粉は極軽量であるため、接着力は極めて弱いもので十分である。
工程２：接着剤を刷毛などで、装飾用の粉を施したい花びらや葉や茎などの位置に塗布する。あるいは、接着剤をスプレー容器に入れて、装飾用の粉を施したい花びらや葉や茎などの位置に吹き付ける。
工程３：塗布した、あるいは、吹き付けた接着剤が半乾きのうちに、接着剤を塗布した、あるいは、吹き付けた位置に、装飾用の粉を指で摘まんで施す。あるいは、装飾用の粉を、小さな孔のある蓋が付いた瓶などの容器に入れ、その蓋の小さな孔から装飾用の粉をこぼしながら施す。
【０００６】
次に、請求項３について説明する。
皮や葉や茎などに、装飾用の粉を、でんぷん糊で接着して施したことを特徴とする野菜あるいは果物。これは、請求項２の製造方法を野菜あるいは果物に応用したものであるが、野菜も果物も食用であるから、接着剤をでんぷん糊に限定したものである。
製造方法は、請求項２に準じる。
【発明の効果】
【０００７】
鉢や花瓶などの人工の補助手段だけに頼らず、鑑賞用植物そのものに人工の美を加味することができ、豪華さや美しさを強める鑑賞用植物を提供できる。
また、野菜と果物の場合は、消費者に美しさを強調でき、購買力をアップできる。
【発明を実施するための最良の形態】
【０００８】
以下、本発明を実施するための最良の形態を、請求項１及び請求項２を合わせて説明する。
工程１：接着剤を使用して、ラメなどで使用する金色、銀色などのプラスチックの粉で作られた装飾用の粉（以下、装飾用の粉という）を、鑑賞用植物の花びらや葉や茎などに接着させるわけであるが、装飾用の粉は極軽量であるため、接着力は極めて弱いもので十分である。市販の接着剤でもでんぷん糊などは、水で十分に薄めて使用できる。十分に薄めたものであれば、植物に与える影響を少なくすることができる。
工程２：接着剤を刷毛などで、装飾用の粉を施したい花びらや葉や茎などの位置に塗布する。あるいは、接着剤をスプレー容器に入れて、装飾用の粉を施したい花びらや葉や茎などの位置に吹き付ける。
工程３：塗布した、あるいは、吹き付けた接着剤が半乾きのうちに、接着剤を塗布した、あるいは、吹き付けた位置に、装飾用の粉を指で摘まんで施す。あるいは、装飾用の粉を、小さな孔のある蓋が付いた瓶などの容器に入れ、その蓋の小さな孔から装飾用の粉をこぼしながら施す。
以上が、請求項２の製造方法であり、それによって得られた鑑賞用植物が請求項１である。
【０００９】
次に、請求項３についてであるが、製造方法は請求項２に準じる。
装飾用の粉を水洗いすれば、でんぷん糊が溶けると同時に、装飾用の粉も洗い流せるので、食する場合の人体に与える影響は、装飾用の粉を接着する前の野菜や果物と同じである。
【実施例】
【００１０】
本発明の実施例を説明する。ここでは、接着剤は、米などのでんぷん質から製した、粘り気のある糊（以下、でんぷん糊という）を使用する。
装飾用の粉は、ラメなどで使用する金色、銀色などのプラスチックの粉で作られた装飾用の粉（以下、装飾用の粉という）を使用する。
工程１：薄めたでんぷん糊を、刷毛などで、装飾用の粉を施したい鑑賞用植物の花びらや葉や茎などの位置に塗布する。あるいは、薄めたでんぷん糊をスプレー容器に入れて、装飾用の粉を施したい花びらや葉や茎などの位置に吹き付ける。
工程２：塗布した、あるいは、吹き付けたでんぷん糊が半乾きのうちに、でんぷん糊を塗布した、あるいは、吹き付けた位置に、装飾用の粉を指で摘まんで施す。あるいは、装飾用の粉を、小さな孔のある蓋が付いた瓶などの容器に入れ、その蓋の小さな孔から装飾用の粉をこぼしながら施す。
以上が、請求項２の製造方法の実施例であり、それによって得られた鑑賞用植物が請求項１の実施例である。
【特許請求の範囲】
【請求項１】
花びらや葉や茎などに装飾用の粉を接着して施したことを特徴とする鑑賞用植物。
【請求項２】
接着剤を、装飾用の粉を施したい花びらや葉や茎などの位置に塗布し、あるいは、吹き付け、接着剤が半乾きのうちに装飾用の粉を施したことを特徴とする鑑賞用植物の製造方法。
【請求項３】
皮や葉や茎などに、装飾用の粉を、でんぷん糊で接着して施したことを特徴とする野菜あるいは果物。
【請求項１】
花びらや葉や茎などに装飾用の粉を接着して施したことを特徴とする鑑賞用植物。
【請求項２】
接着剤を、装飾用の粉を施したい花びらや葉や茎などの位置に塗布し、あるいは、吹き付け、接着剤が半乾きのうちに装飾用の粉を施したことを特徴とする鑑賞用植物の製造方法。
【請求項３】
皮や葉や茎などに、装飾用の粉を、でんぷん糊で接着して施したことを特徴とする野菜あるいは果物。
【公開番号】特開２００６−２９１４３２（Ｐ２００６−２９１４３２Ａ）
【公開日】平成１８年１０月２６日（２００６．１０．２６）
【国際特許分類】
【出願番号】特願２００５−１３９０４３（Ｐ２００５−１３９０４３）
【出願日】平成１７年４月８日（２００５．４．８）
【出願人】（５０５１７２９７２）
【公開日】平成１８年１０月２６日（２００６．１０．２６）
【国際特許分類】
【出願日】平成１７年４月８日（２００５．４．８）
【出願人】（５０５１７２９７２）
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