説明

草書体文字の練習方法

【課題】本発明は、草書体文字の型を容易に習得することができる草書体文字の練習方法を提供する。
【解決手段】本発明に係る草書体文字の練習方法は、草書体文字を複数の構成片に分解し、各構成片にそれぞれ近似した数字やアルファベットや片仮名や平仮名や記号等を選択し、これを近似構成片とし、この近似構成片を組み合わせて草書体文字に近似した草書体近似型を構成し、この草書体近似型を模写しながら草書体文字の練習をすることとした。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、漢字や平仮名等の書体の中でも難しいとされる草書体文字の練習方法に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、文字書体には漢字や平仮名に関して各種の書体が考えられている。一般に、基本的な源流となる書体は図117に示すような隷書体(イ)と称されるものであり、この隷書体(イ)から草書体(ロ)、行書体(ハ)、楷書体(ニ)等の書体が分流されている。かかる各種書体以外に、古来より手紙文に使用されている書体として(ホ)行草体という独特の書体が存在する。これは、書体のうち、行書体と草書体との中間に位置する書体であり、書きやすさと読みやすさを兼ねそなえていることから、古来より日常的に使用され、特に手紙文などには頻繁に使用される。このように行草体は、文字書体のなかでも今日最も人気のある文字書体として知られている。これは、隷書体を崩して流れるような筆流で書するものであるため初心者には書くことが難しく、通常は模範となる行草体で書き示した漢字や平仮名等の文字を模倣しながら繰り返し練習して行草体文字の型を覚える。特に行草体文字を構成する構成片が独特の型をしているため、その構成片の型を覚えることから初めて、次いで構成片の組合せのバランスを覚えて全体の行草体文字を習得していく。この理は、行草体の基本となる草書体においても同様である。文字の書体の変遷から見れば、上記したように隷書体から草書体が分流しているため、本来は草書体が行草体の基本として位置しており、そのため、基本的には草書体文字を習得してから行草体文字の型も覚えて行草体文字の習得へと移行するのが自然である。しかし、草書体文字の型と行草体文字の型を並行しながら二文字書体を同時に習得する場合もあり、或は、それぞれの型を個別に習得する場合もある。
【0003】
上記のように模範となる文字を模倣しながら練習する方法として、例えば、特許文献1に示すように、模範文字を見ながら練習文字を入力できる文字学習機を使用することが開示されている。かかる文字学習機は、表示装置に模範文字を表示し、表示装置に表示された模範文字を見ながら練習文字を手書き入力手段で入力し、この手書き入力手段により入力された練習文字の筆圧情報を記憶し、模範文字の筆圧情報と練習文字の筆圧情報とを比較して、模範文字と練習文字との1画1画における相違点を指摘するように構成されている。しかし、この文字学習機では、楷書体の模範文字を練習するに過ぎないものであるため、草書体や行草体の練習を行うためには、その独特の書体の故に上記のような楷書体の模範文字練習を行う文字学習機では、不充分であり、草書体や行草体の練習を簡便に行うことは難い。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開平7−121098号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
このように、従来の文字学習機では、楷書体の模範文字を見ながら入力手段を用いて練習するものであるため、仮に文字学習機を改良して草書体の文字を練習できるようにしたとしても、初心者が独特の型を有する草書体文字を構成する構成片を覚えながら、さらに、構成片の組合せのバランスを覚えて全体の草書体文字を習得することは、至難の技であった。
【0006】
本発明は、斯かる事情に鑑みてなされたものであって、草書体文字の型を容易に習得することができる草書体文字の練習方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記従来の課題を解決するために、請求項1に記載の草書体文字の練習方法は、草書体文字を複数の構成片に分解し、各構成片にそれぞれ近似した数字やアルファベットや片仮名や平仮名や記号等を選択し、これを近似構成片とし、この近似構成片を組み合わせて草書体文字に近似した草書体近似型を構成し、この草書体近似型を模写しながら草書体文字の練習をすることとした。
【0008】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の草書体文字の練習方法において、草書体文字には、行草体文字を含むことを特徴とする。
【0009】
請求項3に記載の発明は、「組」の草書体文字に近似した草書体近似型を平仮名の「つ」と、一般記号の「)」と、一般記号の「(」と、アルファベットの「b」と、数字の「2」の近似構成片により構成したことを特徴とする。
【0010】
請求項4に記載の発明は、「道」の草書体文字に近似した草書体近似型を片仮名の「ソ」と、平仮名の「ろ」と、反比例の曲線に描いた特殊記号の近似構成片により構成したことを特徴とする。
【0011】
請求項5に記載の発明は、「取」の草書体文字に近似した草書体近似型をアルファベットの「z」と、一般記号の「)」と、一般記号の「<」の近似構成片により構成したことを特徴とする。
【0012】
請求項6に記載の発明は、「町」の草書体文字に近似した草書体近似型を片仮名の「フ」と、数字の「2」と、一般記号の「−」と、一般記号の「)」の近似構成片により構成したことを特徴とする。
【0013】
請求項7に記載の発明は、「秒」の草書体文字に近似した草書体近似型を一般記号の「/」と、一般記号の「)」と、数字の「2」、縦棒に描いた特殊記号と、平仮名の「の」の近似構成片により構成したことを特徴とする。
【0014】
請求項8に記載の発明は、「原」の草書体文字に近似した草書体近似型を平仮名の「ろ」と、釣り針状に描いた特殊記号と、レ点として描いた特殊記号と、一般記号の「)」の近似構成片により構成したことを特徴とする。
【0015】
請求項9に記載の発明は、「研」の草書体文字に近似した草書体近似型を平仮名の「ろ」と、一般記号の「/」と、短い縦棒に描いた特殊記号と、数字の4を左側を頭にして寝かして描いた特殊記号の近似構成片により構成したことを特徴とする。
【0016】
請求項10に記載の発明は、「話」の草書体文字に近似した草書体近似型を右下がりの斜め線に描いた特殊記号と、数字の「7」と、一般記号の「/」と、一般記号の「/」と、平仮名の「ち」の近似構成片により構成したことを特徴とする。
【0017】
請求項11に記載の発明は、「王」の草書体文字に近似した草書体近似型を数字の「7」と、数字の「2」の近似構成片により構成したことを特徴とする。
【0018】
請求項12に記載の発明は、「組」の行草体文字に近似した行草体近似型を一般記号の「/」と、数字の「3」と、レ点として描いた特殊記号と、アルファベットの「b」と、数字の「2」の近似構成片により構成したことを特徴とする。
【0019】
請求項13に記載の発明は、「道」の行草体文字に近似した行草体近似型を片仮名の「ソ」と、一般記号の「−」と、アルファベットの「b」と、上側の括弧に描いた特殊記号と、短い縦棒に描いた特殊記号と、反比例の曲線に描いた特殊記号の近似構成片により構成したことを特徴とする。
【0020】
請求項14に記載の発明は、「取」の行草体文字に近似した行草体近似型をアルファベットの「z」と、アルファベットの「y」と、数字の「2」の近似構成片により構成したことを特徴とする。
【0021】
請求項15に記載の発明は、「町」の行草体文字に近似した行草体近似型をアルファベットの「b」と、一般記号の「−」と、一般記号の「)」の近似構成片により構成したことを特徴とする。
【0022】
請求項16に記載の発明は、「秒」の行草体文字に近似した行草体近似型を一般記号の「/」と、釣り針状に描いた特殊記号と、アルファベットの「z」と、一般記号の「)」と、アルファベットの「s」の近似構成片により構成したことを特徴とする。
【0023】
請求項17に記載の発明は、「原」の行草体文字に近似した行草体近似型を英数字の「7」と、アルファベットの「b」と、上側の括弧に描いた特殊記号と、釣り針状に描いた特殊記号と、レ点として描いた特殊記号と、一般記号の「)」の近似構成片により構成したことを特徴とする。
【0024】
請求項18に記載の発明は、「研」の行草体文字に近似した行草体近似型を数字の「7」と、数字の「1」と、数字の「2」と、片仮名の「フ」と、片仮名の「サ」の近似構成片により構成したことを特徴とする。
【0025】
請求項19に記載の発明は、「話」の行草体文字に近似した行草体近似型を片仮名の「ラ」と、アルファベットの「z」と、片仮名の「レ」と、一般記号の「/」と、数字の4を反転して描いた特殊記号と、数字の「1」と、数字の「2」の近似構成片により構成したことを特徴とする。
【0026】
請求項20に記載の発明は、「王」の行草体文字に近似した行草体近似型を数字の「7」と、数字の「2」の近似構成片により構成したことを特徴とする。
【発明の効果】
【0027】
本発明によれば、草書体文字を複数の構成片に分解し、各構成片にそれぞれ近似した数字やアルファベットや片仮名や平仮名や記号等を選択し、これを近似構成片とし、この近似構成片を組み合わせて行草体文字に近似した草書体近似型を構成するので、草書体文字に大略近似した型を簡単に覚えることができ、覚えたこの全体型を模写しながら草書体文字の練習をするので、短期間のうちに難しい行草体文字の型を習得し易くなる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【0028】
【図1】「病」の漢文字の草書体文字の練習方法を示す概念図である。
【図2】「病」の漢文字の行草体文字の練習方法を示す概念図である。
【図3】「飯」の漢文字の草書体文字の練習方法を示す概念図である。
【図4】「飯」の漢文字の行草体文字の練習方法を示す概念図である。
【図5】「行」の漢文字の草書体文字の練習方法を示す概念図である。
【図6】「行」の漢文字の行草体文字の練習方法を示す概念図である。
【図7】「見」の漢文字の草書体文字の練習方法を示す概念図である。
【図8】「見」の漢文字の行草体文字の練習方法を示す概念図である。
【図9】「組」の漢文字の草書体文字の練習方法を示す概念図である。
【図10】「組」の漢文字の行草体文字の練習方法を示す概念図である。
【図11】「道」の漢文字の草書体文字の練習方法を示す概念図である。
【図12】「道」の漢文字の行草体文字の練習方法を示す概念図である。
【図13】「局」の漢文字の草書体文字の練習方法を示す概念図である。
【図14】「局」の漢文字の行草体文字の練習方法を示す概念図である。
【図15】「東」の漢文字の草書体文字の練習方法を示す概念図である。
【図16】「東」の漢文字の行草体文字の練習方法を示す概念図である。
【図17】「日」の漢文字の草書体文字の練習方法を示す概念図である。
【図18】「日」の漢文字の行草体文字の練習方法を示す概念図である。
【図19】「白」の漢文字の草書体文字の練習方法を示す概念図である。
【図20】「白」の漢文字の行草体文字の練習方法を示す概念図である。
【図21】「木」の漢文字の草書体文字の練習方法を示す概念図である。
【図22】「木」の漢文字の行草体文字の練習方法を示す概念図である。
【図23】「口」の漢文字の草書体文字の練習方法を示す概念図である。
【図24】「口」の漢文字の行草体文字の練習方法を示す概念図である。
【図25】「先」の漢文字の草書体文字の練習方法を示す概念図である。
【図26】「先」の漢文字の行草体文字の練習方法を示す概念図である。
【図27】「文」の漢文字の草書体文字の練習方法を示す概念図である。
【図28】「文」の漢文字の行草体文字の練習方法を示す概念図である。
【図29】「山」の漢文字の草書体文字の練習方法を示す概念図である。
【図30】「山」の漢文字の行草体文字の練習方法を示す概念図である。
【図31】「金」の漢文字の草書体文字の練習方法を示す概念図である。
【図32】「金」の漢文字の行草体文字の練習方法を示す概念図である。
【図33】「取」の漢文字の草書体文字の練習方法を示す概念図である。
【図34】「取」の漢文字の行草体文字の練習方法を示す概念図である。
【図35】「収」の漢文字の草書体文字の練習方法を示す概念図である。
【図36】「収」の漢文字の行草体文字の練習方法を示す概念図である。
【図37】「耳」の漢文字の草書体文字の練習方法を示す概念図である。
【図38】「耳」の漢文字の行草体文字の練習方法を示す概念図である。
【図39】「名」の漢文字の草書体文字の練習方法を示す概念図である。
【図40】「名」の漢文字の行草体文字の練習方法を示す概念図である。
【図41】「町」の漢文字の草書体文字の練習方法を示す概念図である。
【図42】「町」の漢文字の行草体文字の練習方法を示す概念図である。
【図43】「斗」の漢文字の草書体文字の練習方法を示す概念図である。
【図44】「斗」の漢文字の行草体文字の練習方法を示す概念図である。
【図45】「秒」の漢文字の草書体文字の練習方法を示す概念図である。
【図46】「秒」の漢文字の行草体文字の練習方法を示す概念図である。
【図47】「石」の漢文字の草書体文字の練習方法を示す概念図である。
【図48】「石」の漢文字の行草体文字の練習方法を示す概念図である。
【図49】「原」の漢文字の草書体文字の練習方法を示す概念図である。
【図50】「原」の漢文字の行草体文字の練習方法を示す概念図である。
【図51】「水」の漢文字の草書体文字の練習方法を示す概念図である。
【図52】「水」の漢文字の行草体文字の練習方法を示す概念図である。
【図53】「研」の漢文字の草書体文字の練習方法を示す概念図である。
【図54】「研」の漢文字の行草体文字の練習方法を示す概念図である。
【図55】「刑」の漢文字の草書体文字の練習方法を示す概念図である。
【図56】「刑」の漢文字の行草体文字の練習方法を示す概念図である。
【図57】「話」の漢文字の草書体文字の練習方法を示す概念図である。
【図58】「話」の漢文字の行草体文字の練習方法を示す概念図である。
【図59】「右」の漢文字の草書体文字の練習方法を示す概念図である。
【図60】「右」の漢文字の行草体文字の練習方法を示す概念図である。
【図61】「宇」の漢文字の草書体文字の練習方法を示す概念図である。
【図62】「宇」の漢文字の行草体文字の練習方法を示す概念図である。
【図63】「汁」の漢文字の草書体文字の練習方法を示す概念図である。
【図64】「汁」の漢文字の行草体文字の練習方法を示す概念図である。
【図65】「土」の漢文字の草書体文字の練習方法を示す概念図である。
【図66】「土」の漢文字の行草体文字の練習方法を示す概念図である。
【図67】「知」の漢文字の草書体文字の練習方法を示す概念図である。
【図68】「知」の漢文字の行草体文字の練習方法を示す概念図である。
【図69】「何」の漢文字の草書体文字の練習方法を示す概念図である。
【図70】「何」の漢文字の行草体文字の練習方法を示す概念図である。
【図71】「往」の漢文字の草書体文字の練習方法を示す概念図である。
【図72】「往」の漢文字の行草体文字の練習方法を示す概念図である。
【図73】「休」の漢文字の草書体文字の練習方法を示す概念図である。
【図74】「休」の漢文字の行草体文字の練習方法を示す概念図である。
【図75】「細」の漢文字の草書体文字の練習方法を示す概念図である。
【図76】「細」の漢文字の行草体文字の練習方法を示す概念図である。
【図77】「得」の漢文字の草書体文字の練習方法を示す概念図である。
【図78】「得」の漢文字の行草体文字の練習方法を示す概念図である。
【図79】「宙」の漢文字の草書体文字の練習方法を示す概念図である。
【図80】「宙」の漢文字の行草体文字の練習方法を示す概念図である。
【図81】「私」の漢文字の草書体文字及び行草体文字の練習方法を示す概念図である。
【図82】「王」の漢文字の草書体文字及び行草体文字の練習方法を示す概念図である。
【図83】「信」の漢文字の草書体文字及び行草体文字の練習方法を示す概念図である。
【図84】「南」の漢文字の草書体文字及び行草体文字の練習方法を示す概念図である。
【図85】「引」の漢文字の草書体文字及び行草体文字の練習方法を示す概念図である。
【図86】「赤」の漢文字の草書体文字及び行草体文字の練習方法を示す概念図である。
【図87】「夕」の漢文字の草書体文字及び行草体文字の練習方法を示す概念図である。
【図88】「林」の漢文字の草書体文字及び行草体文字の練習方法を示す概念図である。
【図89】「百」の漢文字の草書体文字及び行草体文字の練習方法を示す概念図である。
【図90】「糸」の漢文字の草書体文字及び行草体文字の練習方法を示す概念図である。
【図91】草書体文字及び行草体文字の練習方法に使用するテキストを示す説明図である。
【図92】草書体文字及び行草体文字の練習方法に使用するテキストを示す説明図である。
【図93】草書体文字及び行草体文字の練習方法に使用するテキストを示す説明図である。
【図94】草書体文字及び行草体文字の練習方法に使用するテキストを示す説明図である。
【図95】草書体文字及び行草体文字の練習方法に使用するテキストを示す説明図である。
【図96】草書体文字及び行草体文字の練習方法に使用するテキストを示す説明図である。
【図97】草書体文字及び行草体文字の練習方法に使用するテキストを示す説明図である。
【図98】草書体文字及び行草体文字の練習方法に使用するテキストを示す説明図である。
【図99】草書体文字及び行草体文字の練習方法に使用するテキストを示す説明図である。
【図100】草書体文字及び行草体文字の練習方法に使用するテキストを示す説明図である。
【図101】草書体文字及び行草体文字の練習方法に使用するテキストを示す説明図である。
【図102】草書体文字及び行草体文字の練習方法に使用するテキストを示す説明図である。
【図103】草書体文字及び行草体文字の練習方法に使用するテキストを示す説明図である。
【図104】草書体文字及び行草体文字の練習方法に使用するテキストを示す説明図である。
【図105】草書体文字及び行草体文字の練習方法に使用するテキストを示す説明図である。
【図106】草書体文字及び行草体文字の練習方法に使用するテキストを示す説明図である。
【図107】草書体文字及び行草体文字の練習方法に使用するテキストを示す説明図である。
【図108】草書体文字及び行草体文字の練習方法に使用するテキストを示す説明図である。
【図109】草書体文字及び行草体文字の練習方法に使用するテキストを示す説明図である。
【図110】草書体文字及び行草体文字の練習方法に使用するテキストを示す説明図である。
【図111】草書体文字及び行草体文字の練習方法に使用するテキストを示す説明図である。
【図112】草書体文字及び行草体文字の練習方法に使用するテキストを示す説明図である。
【図113】草書体文字及び行草体文字の練習方法に使用するテキストを示す説明図である。
【図114】草書体文字及び行草体文字の練習方法に使用するテキストを示す説明図である。
【図115】草書体文字及び行草体文字の練習方法に使用するテキストを示す説明図である。
【図116】近似構成片を示す表である。
【図117】書体の変遷を示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0029】
この発明の実施例を図面に基づき詳説する。
【0030】
本実施形態の一例として、50種の漢文字を選択し、各種の漢文字における草書体文字及び行草体文字について説明する。図1〜図50は、各種の漢文字の草書体文字及び行草体文字の練習方法を示す概念図である。図116は、近似構成片を示す表である。なお、図中の細線部分は、符号で指定した部分が分かり易いように周辺の太線と区別したに過ぎないものであり、実際は、細線とするものではなく、太線と同様に一体の書体として書くものである。
【0031】
[1−1.「病」の漢文字の草書体文字]
「病」という漢文字の草書体文字について説明する。
【0032】
「病」の漢文字は、図1に示すような草書体の型で書されている。この「病」の漢文字の草書体を練習して記憶するためには、まず「病」の漢文字の草書体11aを4個の漢文字構成要素としての構成片に分解する。すなわち、上側構成片と中央構成片と中央下側構成片と下側構成片の4個の構成片に分解する。
【0033】
そして、上側、中央、中央下側、下側の各構成片に近似する型を有する数字や特殊記号や一般記号やアルファベットや片仮名や平仮名を捜す。
【0034】
例えば、上側構成片は、右下がりの斜め線に描いた特殊記号c1に近似しており、中央構成片は、数字の「7」に近似しており、中央下側構成片は平仮名の「ろ」に近似しており、下側構成片は、アルファベットの「S」に近似している。
このように「病」の草書体漢字の各構成片を特殊記号c1と「7」と「ろ」と「S」の近似型になぞらえて、これらの各構成片を近似構成片12b,13b,14b、15bとし、これを記憶し、或はこれら近似構成片12b,13b,14b,15bを見ながら、最終的に「病」の草書体漢字に近似した草書体文字11bを描くことが出来る。
【0035】
このようにして「病」の草書体漢字に大略近似した近似構成片よりなる全体型を覚えておけば、本来の「病」の草書体漢字の型を習得し易くなる。
【0036】
[1−2.「病」の漢文字の行草体文字]
「病」という漢文字の行草体文字について説明する。
【0037】
「病」の漢文字は、図2に示すような行草体の型で書されている。この「病」の漢文字の行草体を練習して記憶するためには、まず「病」の漢文字の行草体11cを6個の漢文字構成要素としての構成片に分解する。すなわち、上側構成片と中央構成片と左側構成片と中央下側構成片と中央右側構成片と下側構成片の6個の構成片に分解する。
【0038】
そして、上側、中央、左側、中央下側、中央右側、下側の各構成片に近似する型を有する数字や特殊記号や一般記号やアルファベットや片仮名や平仮名を捜す。
【0039】
例えば、上側構成片は、右下がりの斜め線に描いた特殊記号c1に近似しており、中央構成片は、数字の「7」に近似しており、左側構成片は一般記号の「/」に近似しており、中央下側構成片は、平仮名の「ろ」に近似しており、中央右側構成片は、一般記号の「/」に近似しており、下側構成片は、片仮名の「フ」に近似している。
このように「病」の草書体漢字の各構成片を特殊記号c1と「7」と「/」と「ろ」と「/」と「フ」の近似型になぞらえて、これらの各構成片を近似構成片12d,13d,14d,15df,16d,17dとし、これを記憶し、或はこれら近似構成片12d,13d,14d,15d,16d,17dを見ながら、最終的に「病」の行草体漢字に近似した行草体文字11dを描くことが出来る。
【0040】
このようにして「病」の行草体漢字に大略近似した近似構成片よりなる全体型を覚えておけば、本来の「病」の行草体漢字の型を習得し易くなる。
【0041】
[2−1.「飯」の漢文字の草書体文字]
「飯」という漢文字の草書体文字について説明する。
【0042】
「飯」の漢文字は、図3に示すような草書体の型で書されている。この「飯」の漢文字の草書体を練習して記憶するためには、まず「飯」の漢文字の草書体21aを5個の漢文字構成要素としての構成片に分解する。すなわち、第1左上側構成片と第2左上側構成片と左中央側構成片と左下側構成片と右側構成片の5個の構成片に分解する。
【0043】
そして、第1左上側、第2左上側、左中央側、左下側、右側の各構成片に近似する型を有する数字や特殊記号や一般記号やアルファベットや片仮名や平仮名を捜す。
【0044】
例えば、第1左上側構成片は、一般記号の「/」に近似しており、第2左上側構成片は、平仮名の「つ」に近似しており、左中央側構成片は、一般記号の「)」に近似しており、左下側構成片は、片仮名の「レ」に近似しており、右側構成片は、平仮名の「る」に近似している。
このように「飯」の草書体漢字の各構成片を「/」と「つ」と「)」と「レ」と「る」の近似型になぞらえて、これらの各構成片を近似構成片22b,23b,24b、25b,26bとし、これを記憶し、或はこれら近似構成片22b,23b,24b、25b,26bを見ながら、最終的に「飯」の草書体漢字に近似した草書体文字21bを描くことが出来る。
【0045】
このようにして「飯」の草書体漢字に大略近似した近似構成片よりなる全体型を覚えておけば、本来の「飯」の草書体漢字の型を習得し易くなる。
【0046】
[2−2.「飯」の漢文字の行草体文字]
「飯」という漢文字の行草体文字について説明する。
【0047】
「飯」の漢文字は、図4に示すような行草体の型で書されている。この「飯」の漢文字の行草体を練習して記憶するためには、まず「飯」の漢文字の行草体21cを5個の漢文字構成要素としての構成片に分解する。すなわち、第1左上側構成片と第2左上側構成片と左中央側構成片と左下側構成片と右側構成片の5個の構成片に分解する。
【0048】
そして、第1左上側、第2左上側、左中央側、左下側、右側の各構成片に近似する型を有する数字や特殊記号や一般記号やアルファベットや片仮名や平仮名を捜す。
【0049】
例えば、第1左上側構成片は、一般記号の「/」に近似しており、第2左上側構成片は、平仮名の「つ」に近似しており、左中央側構成片は、平仮名の「う」に近似しており、左下側構成片は、片仮名の「ム」に近似しており、右側構成片は、平仮名の「る」に近似している。
このように「飯」の行草体漢字の各構成片を「/」と「つ」と「う」と「ム」と「る」の近似型になぞらえて、これらの各構成片を近似構成片22d,23d,24d,25d,26dとし、これを記憶し、或はこれら近似構成片22d,23d,24d,25d,26dを見ながら、最終的に「飯」の行草体漢字に近似した行草体文字21dを描くことが出来る。
【0050】
このようにして「飯」の行草体漢字に大略近似した近似構成片よりなる全体型を覚えておけば、本来の「飯」の行草体漢字の型を習得し易くなる。
【0051】
[3−1.「行」の漢文字の草書体文字]
行」という漢文字の草書体文字について説明する。
【0052】
「行」の漢文字は、図5に示すような草書体の型で書されている。この「行」の漢文字の草書体を練習して記憶するためには、まず「行」の漢文字の草書体31aを1個の漢文字構成要素としての構成片とする。
【0053】
そして、構成片に近似する型を有する数字や特殊記号や一般記号やアルファベットや片仮名や平仮名を捜す。
【0054】
例えば、構成片は、平仮名の「り」に近似している。このように「行」の草書体漢字の構成片を「り」の近似型になぞらえて、この構成片を近似構成片32bとし、これを記憶し、或はこの近似構成片32bを見ながら、「行」の草書体漢字に近似した草書体文字31bを描くことが出来る。
【0055】
このようにして「行」の草書体漢字に大略近似した近似構成片よりなる全体型を覚えておけば、本来の「行」の草書体漢字の型を習得し易くなる。
【0056】
[3−2.「行」の漢文字の行草体文字]
「行」という漢文字の行草体文字について説明する。
【0057】
「行」の漢文字は、図6に示すような行草体の型で書されている。この「行」の漢文字の行草体を練習して記憶するためには、まず「行」の漢文字の行草体31cを4個の漢文字構成要素としての構成片に分解する。すなわち、左上側構成片と左下側構成片と右上側構成片と右下側構成片の4個の構成片に分解する。
【0058】
そして、左上側、左下側、右上側、右下側の各構成片に近似する型を有する数字や特殊記号や一般記号やアルファベットや片仮名や平仮名を捜す。
【0059】
例えば、左上側構成片は、アルファベットの「S」に近似しており、左下側構成片は、数字の「1」に近似しており、右上側構成片は、数字の「2」に近似しており、右下側構成片は、一般記号の「)」に近似している。
このように「行」の行草体漢字の各構成片を「S」と「1」と「2」と「)」の近似型になぞらえて、これらの各構成片を近似構成片32d,33d,34d,35dとし、これを記憶し、或はこれら近似構成片32d,33d,34d,35dを見ながら、最終的に「行」の行草体漢字に近似した行草体文字31dを描くことが出来る。
【0060】
このようにして「行」の行草体漢字に大略近似した近似構成片よりなる全体型を覚えておけば、本来の「行」の行草体漢字の型を習得し易くなる。
【0061】
[4−1.「見」の漢文字の草書体文字]
「見」という漢文字の草書体文字について説明する。
【0062】
「見」の漢文字は、図7に示すような草書体の型で書されている。この「見」の漢文字の草書体を練習して記憶するためには、まず「見」の漢文字の草書体41aを4個の漢文字構成要素としての構成片に分解する。すなわち、上側構成片と中央構成片と左下側構成片と右下側構成片の4個の構成片に分解する。
【0063】
そして、上側、中央、左下側、右下側各構成片に近似する型を有する数字や特殊記号や一般記号やアルファベットや片仮名や平仮名を捜す。
【0064】
例えば、上側構成片は、アルファベットの「b」に近似しており、中央構成片は、上側の括弧として描いた特殊記号c2に近似しており、左下側構成片は、一般記号の「/」に近似しており、右下側構成片は、特殊記号c3に近似している。
このように「見」の草書体漢字の各構成片を「b」と特殊記号c2と「/」と特殊記号c3の近似型になぞらえて、これらの各構成片を近似構成片42b,43b,44b,45bとし、これを記憶し、或はこれら近似構成片42b,43b,44b,45bを見ながら、最終的に「見」の草書体漢字に近似した草書体文字41bを描くことが出来る。
【0065】
このようにして「見」の草書体漢字に大略近似した近似構成片よりなる全体型を覚えておけば、本来の「見」の草書体漢字の型を習得し易くなる。
【0066】
[4−2.「見」の漢文字の行草体文字]
「見」という漢文字の行草体について説明する。
【0067】
「見」の漢文字は、図8に示すような行草体の型で書されている。この「見」の漢文字の行草体を練習して記憶するためには、まず「見」の漢文字の行草体41cを4個の漢文字構成要素としての構成片に分解する。すなわち、上側構成片と第1中央側構成片と第2中央側構成片と右下側構成片の4個の構成片に分解する。
【0068】
そして、上側、第1中央側、第2中央側、右下側の各構成片に近似する型を有する数字や特殊記号や一般記号やアルファベットや片仮名や平仮名を捜す。
【0069】
例えば、上側構成片は、アルファベットの「b」に近似しており、第1中央側構成片は、上側の括弧として描いた特殊記号c2に近似しており、第2中央側構成片は、数字の「3」に近似しており、右下側構成片は、レ点として描いた特殊記号c3に近似している。
このように「見」の行草体漢字の各構成片を「b」と特殊記号c2と「3」と特殊記号c3の近似型になぞらえて、これらの各構成片を近似構成片42d,43d,44d,45dとし、これを記憶し、或はこれら近似構成片42d,43d,44d,45dを見ながら、最終的に「見」の行草体漢字に近似した行草体文字41dを描くことが出来る。
【0070】
このようにして「見」の行草体漢字に大略近似した近似構成片よりなる全体型を覚えておけば、本来の「見」の行草体漢字の型を習得し易くなる。
【0071】
[5−1.「組」の漢文字の草書体文字]
「組」という漢文字の草書体について説明する。
【0072】
「組」の漢文字は、図9に示すような草書体の型で書されている。この「組」の漢文字の草書体を練習して記憶するためには、まず「組」の漢文字の草書体51aを5個の漢文字構成要素としての構成片に分解する。すなわち、左上側構成片と左中央側構成片と左下側構成片と右側構成片と右下側構成片の5個の構成片に分解する。
【0073】
そして、左上側、左中央側、左下側、右側、右下側の各構成片に近似する型を有する数字や特殊記号や一般記号やアルファベットや片仮名や平仮名を捜す。
【0074】
例えば、左上側構成片は、平仮名の「つ」に近似しており、左中央側構成片は、一般記号の「)」に近似しており、左下側構成片は、一般記号の「(」に近似しており、右側構成片は、アルファベットの「b」に近似しており、右下側構成片は、数字の「2」に近似している。このように「組」の草書体漢字の構成片を「つ」と「)」と「(」と「b」と「2」の近似型になぞらえて、これらの各構成片の近似構成片52b,53b,54b,55b,56bを記憶し、或は参考の近似構成片52b,53b,54b,55b,56bを見ながら、最終的に各近似構成片52b,53b,54b,55b,56bを組み合わせていくことにより、「組」の草書体漢字に近似した草書体文字51bを描くことが出来る。
【0075】
このようにして「組」の草書体漢字に大略近似した近似構成片よりなる全体型を覚えておけば、本来の「組」の草書体漢字の型を習得し易くなる。
【0076】
[5−2.「組」の漢文字の行草体文字]
「組」という漢文字の行草体について説明する。
【0077】
「組」の漢文字は、図10に示すような行草体の型で書されている。この「組」の漢文字の行草体を練習して記憶するためには、まず「組」の漢文字の行草体51cを5個の漢文字構成要素としての構成片に分解する。すなわち、左上側構成片と左中央側構成片と左下側構成片と右側構成片と右下側構成片の5個の構成片に分解する。
【0078】
そして、左上側、左中央側、左下側、右側、右下側の各構成片に近似する型を有する数字や特殊記号や一般記号やアルファベットや片仮名や平仮名を捜す。
【0079】
例えば、左上側構成片は、一般記号の「/」に近似しており、左中央側構成片は、数字の「3」に近似しており、左下側構成片は、レ点として描いた特殊記号c3に近似しており、右側構成片は、アルファベットの「b」に近似しており、右下側構成片は、数字の「2」に近似している。このように「組」の行草体漢字の構成片を「/」と「3」と特殊記号c3と「b」と「2」の近似型になぞらえて、これらの各構成片の近似構成片52d,53d,54d,55d,56dを記憶し、或は参考の近似構成片52d,53d,54d,55d,56dを見ながら、最終的に各近似構成片52d,53d,54d,55d,56dを組み合わせていくことにより、「組」の行草体漢字に近似した行草体文字51dを描くことが出来る。
【0080】
このようにして「組」の行草体漢字に大略近似した近似構成片よりなる全体型を覚えておけば、本来の「組」の行草体漢字の型を習得し易くなる。
【0081】
[6−1.「道」の漢文字の草書体文字]
「道」という漢文字の草書体について説明する。
【0082】
「道」の漢文字は、図11に示すような草書体の型で書されている。この「道」の漢文字の草書体を練習して記憶するためには、まず「道」の漢文字の草書体61aを3個の漢文字構成要素としての構成片に分解する。すなわち、上側構成片と中央構成片と下側構成片の3個の構成片に分解する。
【0083】
そして、上側、中央、下側各構成片に近似する型を有する数字や特殊記号や一般記号やアルファベットや片仮名や平仮名を捜す。
【0084】
例えば、上側構成片は、片仮名の「ソ」に近似しており、中央構成片は、平仮名の「ろ」に近似しており、下側構成片は、反比例の曲線に描いた特殊記号c14に近似している。
このように「道」の草書体漢字の各構成片を「ソ」と「ろ」と特殊記号c14の近似型になぞらえて、これらの各構成片を近似構成片62b,63b,64bとし、これを記憶し、或はこれら近似構成片62b,63b,64bを見ながら、最終的に「道」の草書体漢字に近似した草書体文字61bを描くことが出来る。
【0085】
このようにして「道」の草書体漢字に大略近似した近似構成片よりなる全体型を覚えておけば、本来の「道」の草書体漢字の型を習得し易くなる。
【0086】
[6−2.「道」の漢文字の行草体文字]
「道」という漢文字の行草体文字について説明する。
【0087】
「道」の漢文字は、図12に示すような行草体の型で書されている。この「道」の漢文字の行草体を練習して記憶するためには、まず「道」の漢文字の行草体61cを6個の漢文字構成要素としての構成片に分解する。すなわち、第1上側構成片と第2上側構成片と中央構成片と中央下側構成片と左側構成片と下側構成片の6個の構成片に分解する。
【0088】
そして、第1上側、第2上側、中央、中央下側、左側、下側の各構成片に近似する型を有する数字や特殊記号や一般記号やアルファベットや片仮名や平仮名を捜す。
【0089】
例えば、第1上側構成片は、片仮名の「ソ」に近似しており、第2上側構成片は、一般記号の「−」に近似しており、中央構成片は、アルファベットの「b」に近似しており、中央下側構成片は、上側の括弧に描いた特殊記号c2に近似しており、左側構成片は、短い縦棒に描いた特殊記号c11に近似しており、下側構成片は、反比例の曲線に描いた特殊記号c14に近似している。
このように「道」の行草体漢字の各構成片を「ソ」と「−」と「b」と特殊記号c2と特殊記号c11と特殊記号c14の近似型になぞらえて、これらの各構成片を近似構成片62d,63d,64d,65d,66d,67dとし、これを記憶し、或はこれら近似構成片62d,63d,64d,65d,66d,67dを見ながら、最終的に「道」の行草体漢字に近似した行草体文字61dを描くことが出来る。
【0090】
このようにして「道」の行草体漢字に大略近似した近似構成片よりなる全体型を覚えておけば、本来の「道」の行草体漢字の型を習得し易くなる。
【0091】
[7−1.「局」の漢文字の草書体文字]
「局」という漢文字の草書体文字について説明する。
【0092】
「局」の漢文字は、図13に示すような草書体の型で書されている。この「局」の漢文字の草書体を練習して記憶するためには、まず「局」の漢文字の草書体71aを2個の漢文字構成要素としての構成片に分解する。すなわち、中央構成片と下側構成片の2個の構成片に分解する。
【0093】
そして、中央、下側各構成片に近似する型を有する数字や特殊記号や一般記号やアルファベットや片仮名や平仮名を捜す。
【0094】
例えば、中央構成片は、平仮名の「ろ」に近似しており、下側構成片は、片仮名の「フ」に近似している。
このように「局」の草書体漢字の各構成片を「ろ」と「フ」の近似型になぞらえて、これらの各構成片を近似構成片72b,73bとし、これらを記憶し、或はこれら近似構成片72b,73bを見ながら、最終的に「局」の草書体漢字に近似した草書体文字71bを描くことが出来る。
【0095】
このようにして「局」の草書体漢字に大略近似した近似構成片よりなる全体型を覚えておけば、本来の「局」の草書体漢字の型を習得し易くなる。
【0096】
[7−2.「局」の漢文字の行草体文字]
「局」という漢文字の行草体文字について説明する。
【0097】
「局」の漢文字は、図14に示すような行草体の型で書されている。この「局」の漢文字の行草体を練習して記憶するためには、まず「局」の漢文字の行草体71cを5個の漢文字構成要素としての構成片に分解する。すなわち、上側構成片と左側構成片と中央構成片と左下側構成片と右下側構成片の5個の構成片に分解する。
【0098】
そして、上側、左側、中央、左下側、右下側の各構成片に近似する型を有する数字や特殊記号や一般記号やアルファベットや片仮名や平仮名を捜す。
【0099】
例えば、上側構成片は、アルファベットの「z」に近似しており、左側構成片は、片仮名の「ノ」に近似しており、中央構成片は、特殊記号c5に近似しており、左下側構成片は、数字の「1」に近似しており、右下側構成片は、数字の「2」に近似している。
このように「局」の行草体漢字の各構成片を「z」と「ノ」と特殊記号c5と「1」と「2」の近似型になぞらえて、これらの各構成片を近似構成片72d,73d,74d,75d,76dとし、これらを記憶し、或はこれら近似構成片72d,73d,74d,75d,76dを見ながら、最終的に「局」の行草体漢字に近似した行草体文字71dを描くことが出来る。
【0100】
このようにして「局」の行草体漢字に大略近似した近似構成片よりなる全体型を覚えておけば、本来の「局」の行草体漢字の型を習得し易くなる。
【0101】
[8−1.「東」の漢文字の草書体文字]
「東」という漢文字の草書体文字について説明する。
【0102】
「東」の漢文字は、図15に示すような草書体の型で書されている。この「東」の漢文字の草書体を練習して記憶するためには、まず「東」の漢文字の草書体81aを4個の漢文字構成要素としての構成片に分解する。すなわち、上側構成片と下側構成片と左下側構成片と右下側構成片との4個の構成片に分解する。
【0103】
そして、上側、下側、左下側、右下側各構成片に近似する型を有する数字や特殊記号や一般記号やアルファベットや片仮名や平仮名を捜す。
【0104】
例えば、上側構成片は、片仮名の「ナ」に近似しており、下側構成片は、特殊記号c7に近似しており、左下側構成片は、レ点として描いた特殊記号c3に近似しており、右下側構成片は、特殊記号c14に近似している。
このように「東」の草書体漢字の各構成片を「ナ」と特殊記号c7と特殊記号c3と特殊記号c14の近似型になぞらえて、これらの各構成片を近似構成片82b,83b,84b,85bとし、これらを記憶し、或はこれら近似構成片82b,83b,84b,85bを見ながら、最終的に「東」の草書体漢字に近似した草書体文字81bを描くことが出来る。
【0105】
このようにして「東」の草書体漢字に大略近似した近似構成片よりなる全体型を覚えておけば、本来の「東」の草書体漢字の型を習得し易くなる。
【0106】
[8−2.「東」の漢文字の行草体文字]
「東」という漢文字の行草体文字について説明する。
【0107】
「東」の漢文字は、図16に示すような行草体の型で書されている。この「東」の漢文字の行草体を練習して記憶するためには、まず「東」の漢文字の行草体81cを6個の漢文字構成要素としての構成片に分解する。すなわち、上側構成片と第1中央側構成片と第2中央側構成片と第3中央側構成片と左下側構成片と右下側構成片の6個の構成片に分解する。
【0108】
そして、上側、第1中央側、第2中央側、第3中央側、左下側、右下側の各構成片に近似する型を有する数字や特殊記号や一般記号やアルファベットや片仮名や平仮名を捜す。
【0109】
例えば、上側構成片は、一般記号の「−」に近似しており、第1中央側構成片は、アルファベットの「b」に近似しており、第2中央構成片は、上側の括弧として描いた特殊記号c2に近似しており、第3中央構成片は、縦線として描いた特殊記号c11に近似しており、左下側構成片は、レ点として描いた特殊記号c3に近似しており、右下側構成片は、一般記号の「)」に近似している。
このように「東」の行草体漢字の各構成片を一般記号の「−」と「b」と特殊記号c2と特殊記号c11と特殊記号c3と「)」の近似型になぞらえて、これらの各構成片を近似構成片82d,83d,84d,85d,86d,87dとし、これらを記憶し、或はこれら近似構成片82d,83d,84d,85d,86d,87dを見ながら、最終的に「東」の行草体漢字に近似した行草体文字81dを描くことが出来る。
【0110】
このようにして「東」の行草体漢字に大略近似した近似構成片よりなる全体型を覚えておけば、本来の「東」の行草体漢字の型を習得し易くなる。
【0111】
[9−1.「日」の漢文字の草書体文字]
「日」という漢文字の草書体文字について説明する。
【0112】
「日」の漢文字は、図17に示すような草書体の型で書されている。この「日」の漢文字の草書体を練習して記憶するためには、まず「日」の漢文字の草書体91aを2個の漢文字構成要素としての構成片に分解する。すなわち、中央構成片と下側構成片の2個の構成片に分解する。
【0113】
そして、中央、下側各構成片に近似する型を有する数字や特殊記号や一般記号やアルファベットや片仮名や平仮名を捜す。
【0114】
例えば、中央構成片は、アルファベットの「n」に近似しており、下側構成片は、特殊記号c1に近似している。
このように「日」の草書体漢字の各構成片を「n」と特殊記号c1の近似型になぞらえて、これらの各構成片を近似構成片92b,93bとし、これらを記憶し、或はこれら近似構成片92b,93bを見ながら、最終的に「日」の草書体漢字に近似した草書体文字91bを描くことが出来る。
【0115】
このようにして「日」の草書体漢字に大略近似した近似構成片よりなる全体型を覚えておけば、本来の「日」の草書体漢字の型を習得し易くなる。
【0116】
[9−2.「日」の漢文字の行草体文字]
「日」という漢文字の行草体文字について説明する。
【0117】
「日」の漢文字は、図18に示すような行草体の型で書されている。この「日」の漢文字の行草体を練習して記憶するためには、まず「日」の漢文字の行草体91cを2個の漢文字構成要素としての構成片に分解する。すなわち、中央構成片と下側構成片の2個の構成片に分解する。
【0118】
そして、中央、下側の各構成片に近似する型を有する数字や特殊記号や一般記号やアルファベットや片仮名や平仮名を捜す。
【0119】
例えば、中央構成片は、アルファベットの「b」に近似しており、下側構成片は、特殊記号c2に近似している。
このように「日」の行草体漢字の各構成片を「b」と特殊記号c2の近似型になぞらえて、これらの各構成片を近似構成片92d,93dとし、これらを記憶し、或はこれら近似構成片92d,93dを見ながら、最終的に「日」の行草体漢字に近似した行草体文字91dを描くことが出来る。
【0120】
このようにして「日」の行草体漢字に大略近似した近似構成片よりなる全体型を覚えておけば、本来の「日」の行草体漢字の型を習得し易くなる。
【0121】
[10−1.「白」の漢文字の草書体文字]
「白」という漢文字の草書体について説明する。
【0122】
「白」の漢文字は、図19に示すような草書体の型で書されている。この「白」の漢文字の草書体を練習して記憶するためには、まず「白」の漢文字の草書体101aを4個の漢文字構成要素としての構成片に分解する。すなわち、中央構成片と下側構成片と左側構成片と右側構成片の4個の構成片に分解する。
【0123】
そして、中央、下側、左側、右側各構成片に近似する型を有する数字や特殊記号や一般記号やアルファベットや片仮名や平仮名を捜す。
【0124】
例えば、中央構成片は、アルファベットの「S」に近似しており、下側構成片は、特殊記号c8に近似しており、左側構成片は、特殊記号c3に近似しており、右側構成片は、一般記号の「\」に近似している。
このように「白」の草書体漢字の各構成片を「S」と特殊記号c8と特殊記号c3と「\」の近似型になぞらえて、これらの各構成片を近似構成片102b,103b,104b,105bとし、これらを記憶し、或はこれら近似構成片102b,103b,104b,105bを見ながら、最終的に「白」の草書体漢字に近似した草書体文字101bを描くことが出来る。
【0125】
このようにして「白」の草書体漢字に大略近似した近似構成片よりなる全体型を覚えておけば、本来の「白」の草書体漢字の型を習得し易くなる。
【0126】
[10−2.「白」の漢文字の行草体文字]
「白」という漢文字の行草体文字について説明する。
【0127】
「白」の漢文字は、図20に示すような行草体の型で書されている。この「白」の漢文字の行草体を練習して記憶するためには、まず「白」の漢文字の行草体101cを2個の漢文字構成要素としての構成片に分解する。すなわち、中央構成片と下側構成片の2個の構成片に分解する。
【0128】
そして、中央、下側の各構成片に近似する型を有する数字や特殊記号や一般記号やアルファベットや片仮名や平仮名を捜す。
【0129】
例えば、中央構成片は、アルファベットの「b」に近似しており、下側構成片は、特殊記号c2に近似している。
このように「白」の行草体漢字の各構成片を「b」と特殊記号c2の近似型になぞらえて、これらの各構成片を近似構成片102d,103dとし、これらを記憶し、或はこれら近似構成片102d,103dを見ながら、最終的に「白」の行草体漢字に近似した行草体文字101dを描くことが出来る。
【0130】
このようにして「白」の行草体漢字に大略近似した近似構成片よりなる全体型を覚えておけば、本来の「白」の行草体漢字の型を習得し易くなる。
【0131】
[11−1.「木」の漢文字の草書体文字]
「木」という漢文字の草書体文字について説明する。
【0132】
「木」の漢文字は、図21に示すような草書体の型で書されている。この「木」の漢文字の草書体を練習して記憶するためには、まず「木」の漢文字の草書体111aを3個の漢文字構成要素としての構成片に分解する。すなわち、中央構成片と中央下側構成片と右側構成片の3個の構成片に分解する。
【0133】
そして、中央、中央下側、右側各構成片に近似する型を有する数字や特殊記号や一般記号やアルファベットや片仮名や平仮名を捜す。
【0134】
例えば、中央構成片は、一般記号の「)」に近似しており、中央下側構成片は、片仮名の「フ」に近似しており、右側構成片は、平仮名の「つ」に近似している。
このように「木」の草書体漢字の各構成片を「)」と「フ」と「つ」の近似型になぞらえて、これらの各構成片を近似構成片112b,113b,114bとし、これらを記憶し、或はこれら近似構成片112b,113b,114bを見ながら、最終的に「木」の草書体漢字に近似した草書体文字111bを描くことが出来る。
【0135】
このようにして「木」の草書体漢字に大略近似した近似構成片よりなる全体型を覚えておけば、本来の「木」の草書体漢字の型を習得し易くなる。
【0136】
[11−2.「木」の漢文字の行草体文字]
「木」という漢文字の行草体文字について説明する。
【0137】
「木」の漢文字は、図22に示すような行草体の型で書されている。この「木」の漢文字の行草体を練習して記憶するためには、まず「木」の漢文字の行草体111cを3個の漢文字構成要素としての構成片に分解する。すなわち、中央構成片と左側構成片と中央下側構成片の3個の構成片に分解する。
【0138】
そして、中央、左側、中央下側の各構成片に近似する型を有する数字や特殊記号や一般記号やアルファベットや片仮名や平仮名を捜す。
【0139】
例えば、中央構成片は、十字形状に描いた特殊記号c6に近似しており、左側構成片は、一般記号の「/」に近似しており、中央下側構成片は、平仮名の「つ」に近似している。
このように「木」の行草体漢字の各構成片を特殊記号c6と「/」と「つ」の近似型になぞらえて、これらの各構成片を近似構成片112d,113d,114dとし、これらを記憶し、或はこれら近似構成片112d,113d,114dを見ながら、最終的に「木」の行草体漢字に近似した行草体文字111dを描くことが出来る。
【0140】
このようにして「木」の行草体漢字に大略近似した近似構成片よりなる全体型を覚えておけば、本来の「木」の行草体漢字の型を習得し易くなる。
【0141】
[12−1.「口」の漢文字の草書体文字]
「口」という漢文字の草書体文字について説明する。
【0142】
「口」の漢文字は、図23に示すような草書体の型で書されている。この「口」の漢文字の草書体を練習して記憶するためには、まず「口」の漢文字の草書体121aを1個の漢文字構成要素としての1個の構成片に分解する。
【0143】
そして、構成片に近似する型を有する数字や特殊記号や一般記号やアルファベットや片仮名や平仮名を捜す。
【0144】
例えば、構成片は、平仮名の「い」に近似している。このように「口」の草書体漢字の構成片を「い」の近似型になぞらえて、この構成片を近似構成片122bとし、これを記憶し、或はこの近似構成片122bを見ながら、「口」の草書体漢字に近似した草書体文字121bを描くことが出来る。
【0145】
このようにして「口」の草書体漢字に大略近似した近似構成片よりなる全体型を覚えておけば、本来の「口」の草書体漢字の型を習得し易くなる。
【0146】
[12−2.「口」の漢文字の行草体文字]
「口」という漢文字の行草体文字について説明する。
【0147】
「口」の漢文字は、図24に示すような行草体の型で書されている。この「口」の漢文字の行草体を練習して記憶するためには、まず「口」の漢文字の行草体121cを2個の漢文字構成要素としての構成片に分解する。すなわち、左側構成片と中央側構成片の2個の構成片に分解する。
【0148】
そして、左側、中央側の各構成片に近似する型を有する数字や特殊記号や一般記号やアルファベットや片仮名や平仮名を捜す。
【0149】
例えば、左側構成片は、数字の「1」に近似しており、中央側構成片は、数字の「2」に近似している。
このように「口」の行草体漢字の各構成片を「1」と「2」の近似型になぞらえて、これらの各構成片を近似構成片122d,123dとし、これらを記憶し、或はこれら近似構成片122d,123dを見ながら、最終的に「口」の行草体漢字に近似した行草体文字121dを描くことが出来る。
【0150】
このようにして「口」の行草体漢字に大略近似した近似構成片よりなる全体型を覚えておけば、本来の「口」の行草体漢字の型を習得し易くなる。
【0151】
[13−1.「先」の漢文字の草書体文字]
「先」という漢文字の草書体文字について説明する。
【0152】
「先」の漢文字は、図25に示すような草書体の型で書されている。この「先」の漢文字の草書体を練習して記憶するためには、まず「先」の漢文字の草書体131aを3個の漢文字構成要素としての構成片に分解する。すなわち、上側構成片と中央側構成片と下側構成片の3個の構成片に分解する。
【0153】
そして、上側、中央側、下側各構成片に近似する型を有する数字や特殊記号や一般記号やアルファベットや片仮名や平仮名を捜す。
【0154】
例えば、上側構成片は、一般記号の「−」に近似しており、中央側構成片は、アルファベットの「S」に近似しており、下側構成片は、アルファベットの「V」に近似している。
このように「先」の草書体漢字の各構成片を「−」と「S」と「V」の近似型になぞらえて、これらの各構成片を近似構成片132b,133b,134bとし、これらを記憶し、或はこれら近似構成片132b,133b,134bを見ながら、最終的に「先」の草書体漢字に近似した草書体文字131bを描くことが出来る。
【0155】
このようにして「先」の草書体漢字に大略近似した近似構成片よりなる全体型を覚えておけば、本来の「先」の草書体漢字の型を習得し易くなる。
【0156】
[13−2.「先」の漢文字の行草体文字]
「先」という漢文字の行草体文字について説明する。
【0157】
「先」の漢文字は、図26に示すような行草体の型で書されている。この「先」の漢文字の行草体を練習して記憶するためには、まず「先」の漢文字の行草体131cを3個の漢文字構成要素としての構成片に分解する。すなわち、上側構成片と中央側構成片と下側構成片の3個の構成片に分解する。
【0158】
そして、上側、中央側、下側の各構成片に近似する型を有する数字や特殊記号や一般記号やアルファベットや片仮名や平仮名を捜す。
【0159】
例えば、上側構成片は、アルファベットの「L」に近似しており、中央側構成片は、アルファベットの「S」に近似しており、下側構成片は、アルファベットの「V」に近似している。
このように「先」の行草体漢字の各構成片を「L」と「S」と「V」の近似型になぞらえて、これらの各構成片を近似構成片132d,133d,134dとし、これらを記憶し、或はこれら近似構成片132d,133d,134dを見ながら、最終的に「先」の行草体漢字に近似した行草体文字131dを描くことが出来る。
【0160】
このようにして「先」の行草体漢字に大略近似した近似構成片よりなる全体型を覚えておけば、本来の「先」の行草体漢字の型を習得し易くなる。
【0161】
[14−1.「文」の漢文字の草書体文字]
「文」という漢文字の草書体文字について説明する。
【0162】
「文」の漢文字は、図27に示すような草書体の型で書されている。この「文」の漢文字の草書体を練習して記憶するためには、まず「文」の漢文字の草書体141aを2個の漢文字構成要素としての構成片に分解する。すなわち、中央側構成片と下側構成片の2個の構成片に分解する。
【0163】
そして、中央側、下側各構成片に近似する型を有する数字や特殊記号や一般記号やアルファベットや片仮名や平仮名を捜す。
【0164】
例えば、中央側構成片は、アルファベットの「S」に近似しており、下側構成片は、一般記号の「(」に近似している。
このように「文」の草書体漢字の各構成片を「S」と「(」の近似型になぞらえて、これらの各構成片を近似構成片142b,143bとし、これらを記憶し、或はこれら近似構成片142b,143bを見ながら、最終的に「文」の草書体漢字に近似した草書体文字141bを描くことが出来る。
【0165】
このようにして「文」の草書体漢字に大略近似した近似構成片よりなる全体型を覚えておけば、本来の「文」の草書体漢字の型を習得し易くなる。
【0166】
[14−2.「文」の漢文字の行草体文字]
「文」という漢文字の行草体文字について説明する。
【0167】
「文」の漢文字は、図28に示すような行草体の型で書されている。この「文」の漢文字の行草体を練習して記憶するためには、まず「文」の漢文字の行草体141cを3個の漢文字構成要素としての構成片に分解する。すなわち、上側構成片と第1中央側構成片と第2中央側構成片の3個の構成片に分解する。
【0168】
そして、上側、第1中央側、第2中央側の各構成片に近似する型を有する数字や特殊記号や一般記号やアルファベットや片仮名や平仮名を捜す。
【0169】
例えば、上側構成片は、アルファベットの「L」に近似しており、第1中央側構成片は、一般記号の「/」に近似しており、第2中央側構成片は、一般記号の「\」に近似している。
このように「文」の行草体漢字の各構成片を「L」と「/」と「\」の近似型になぞらえて、これらの各構成片を近似構成片142d,143d,144dとし、これらを記憶し、或はこれら近似構成片142d,143d,144dを見ながら、最終的に「文」の行草体漢字に近似した行草体文字141dを描くことが出来る。
【0170】
このようにして「文」の行草体漢字に大略近似した近似構成片よりなる全体型を覚えておけば、本来の「文」の行草体漢字の型を習得し易くなる。
【0171】
[15−1.「山」の漢文字の草書体文字]
「山」という漢文字の草書体文字について説明する。
【0172】
「山」の漢文字は、図29に示すような草書体の型で書されている。この「山」の漢文字の草書体を練習して記憶するためには、まず「山」の漢文字の草書体151aを2個の漢文字構成要素としての構成片に分解する。すなわち、左側構成片と中央側構成片の2個の構成片に分解する。
【0173】
そして、左側、中央側各構成片に近似する型を有する数字や特殊記号や一般記号やアルファベットや片仮名や平仮名を捜す。
【0174】
例えば、左側構成片は、アルファベットの「L」に近似しており、中央下側構成片は、平仮名の「い」に近似している。
このように「山」の草書体漢字の各構成片を「L」と「い」の近似型になぞらえて、これらの各構成片を近似構成片152b,153bとし、これらを記憶し、或はこれら近似構成片152b,153bを見ながら、最終的に「山」の草書体漢字に近似した草書体文字151bを描くことが出来る。
【0175】
このようにして「山」の草書体漢字に大略近似した近似構成片よりなる全体型を覚えておけば、本来の「山」の草書体漢字の型を習得し易くなる。
【0176】
[15−2.「山」の漢文字の行草体文字]
「山」という漢文字の行草体文字について説明する。
【0177】
「山」の漢文字は、図30に示すような行草体の型で書されている。この「山」の漢文字の行草体を練習して記憶するためには、まず「山」の漢文字の行草体151cを3個の漢文字構成要素としての構成片に分解する。すなわち、中央側構成片と左下側構成片と右側構成片の3個の構成片に分解する。
【0178】
そして、中央側、左下側、右側の各構成片に近似する型を有する数字や特殊記号や一般記号やアルファベットや片仮名や平仮名を捜す。
【0179】
例えば、中央側構成片は、一般記号の「)」に近似しており、左下側構成片は、特殊記号c3に近似しており、右側構成片は、一般記号の「)」に近似している。
このように「山」の行草体漢字の各構成片を「)」特殊記号c3と「)」の近似型になぞらえて、これらの各構成片を近似構成片152d,153d,154dとし、これらを記憶し、或はこれら近似構成片152d,153d,154dを見ながら、最終的に「山」の行草体漢字に近似した行草体文字151dを描くことが出来る。
【0180】
このようにして「山」の行草体漢字に大略近似した近似構成片よりなる全体型を覚えておけば、本来の「山」の行草体漢字の型を習得し易くなる。
【0181】
[16−1.「金」の漢文字の草書体文字]
「金」という漢文字の草書体文字について説明する。
【0182】
「金」の漢文字は、図31に示すような草書体の型で書されている。この「金」の漢文字の草書体を練習して記憶するためには、まず「金」の漢文字の草書体161aを5個の漢文字構成要素としての構成片に分解する。すなわち、上側構成片と左側構成片と右側構成片と中央側構成片と下側構成片の5個の構成片に分解する。
【0183】
そして、上側、左側、右側、中央側、下側各構成片に近似する型を有する数字や特殊記号や一般記号やアルファベットや片仮名や平仮名を捜す。
【0184】
例えば、上側構成片は、特殊記号c3に近似しており、左側構成片は、一般記号の「−」に近似しており、右側構成片は、一般記号の「/」に近似しており、中央側構成片は、特殊記号c11に近似しており、下側構成片は、数字の「2」に近似している。
このように「金」の草書体漢字の各構成片を特殊記号c3と「−」と「/」と特殊記号c11と「2」の近似型になぞらえて、これらの各構成片を近似構成片162b,163b,164b,165b,166bとし、これらを記憶し、或はこれら近似構成片162b,163b,164b,165b,166bを見ながら、最終的に「金」の草書体漢字に近似した草書体文字161bを描くことが出来る。
【0185】
このようにして「金」の草書体漢字に大略近似した近似構成片よりなる全体型を覚えておけば、本来の「金」の草書体漢字の型を習得し易くなる。
【0186】
[16−2.「金」の漢文字の行草体文字]
「金」という漢文字の行草体文字について説明する。
【0187】
「金」の漢文字は、図32に示すような行草体の型で書されている。この「金」の漢文字の行草体を練習して記憶するためには、まず「金」の漢文字の行草体161cを3個の漢文字構成要素としての構成片に分解する。すなわち、上側構成片と第1中央側構成片と第2中央側構成片の3個の構成片に分解する。
【0188】
そして、上側、第1中央側、第2中央側の各構成片に近似する型を有する数字や特殊記号や一般記号やアルファベットや片仮名や平仮名を捜す。
【0189】
例えば、上側構成片は、特殊記号c3に近似しており、第1中央側構成片は、数字の「7」に近似しており、第2中央側構成片は、数字の「2」に近似している。
このように「金」の行草体漢字の各構成片を特殊記号c3と「7」と「2」の近似型になぞらえて、これらの各構成片を近似構成片162d,163d,164dとし、これらを記憶し、或はこれら近似構成片162d,163d,164dを見ながら、最終的に「金」の行草体漢字に近似した行草体文字161dを描くことが出来る。
【0190】
このようにして「金」の行草体漢字に大略近似した近似構成片よりなる全体型を覚えておけば、本来の「金」の行草体漢字の型を習得し易くなる。
【0191】
[17−1.「取」の漢文字の草書体文字]
「取」という漢文字の草書体文字について説明する。
【0192】
「取」の漢文字は、図33に示すような草書体の型で書されている。この「取」の漢文字の草書体を練習して記憶するためには、まず「取」の漢文字の草書体171aを3個の漢文字構成要素としての構成片に分解する。すなわち、左側構成片と中央側構成片と右側構成片の3個の構成片に分解する。
【0193】
そして、左側、中央側、右側各構成片に近似する型を有する数字や特殊記号や一般記号やアルファベットや片仮名や平仮名を捜す。
【0194】
例えば、左側構成片は、アルファベットの「z」に近似しており、中央側構成片は、一般記号の「)」に近似しており、右側構成片は、一般記号の「<」に近似している。
このように「取」の草書体漢字の各構成片を「z」と「)」と「<」の近似型になぞらえて、これらの各構成片を近似構成片172b,173b,174bとし、これらを記憶し、或はこれら近似構成片172b,173b,174bを見ながら、最終的に「取」の草書体漢字に近似した草書体文字171bを描くことが出来る。
【0195】
このようにして「取」の草書体漢字に大略近似した近似構成片よりなる全体型を覚えておけば、本来の「取」の草書体漢字の型を習得し易くなる。
【0196】
[17−2.「取」の漢文字の行草体文字]
「取」という漢文字の行草体文字について説明する。
【0197】
「取」の漢文字は、図34に示すような行草体の型で書されている。この「取」の漢文字の行草体を練習して記憶するためには、まず「取」の漢文字の行草体171cを3個の漢文字構成要素としての構成片に分解する。すなわち、左側構成片と中央側構成片と右側構成片の3個の構成片に分解する。
【0198】
そして、左側、中央側、右側の各構成片に近似する型を有する数字や特殊記号や一般記号やアルファベットや片仮名や平仮名を捜す。
【0199】
例えば、左側構成片は、アルファベットの「z」に近似しており、中央側構成片は、アルファベットの「y」に近似しており、右側構成片は、数字の「2」に近似している。
このように「取」の行草体漢字の各構成片を「z」と「y」と「2」の近似型になぞらえて、これらの各構成片を近似構成片172d,173d,174dとし、これらを記憶し、或はこれら近似構成片172d,173d,174dを見ながら、最終的に「取」の行草体漢字に近似した行草体文字171dを描くことが出来る。
【0200】
このようにして「取」の行草体漢字に大略近似した近似構成片よりなる全体型を覚えておけば、本来の「取」の行草体漢字の型を習得し易くなる。
【0201】
[18−1.「収」の漢文字の草書体文字]
「収」という漢文字の草書体文字について説明する。
【0202】
「収」の漢文字は、図35に示すような草書体の型で書されている。この「収」の漢文字の草書体を練習して記憶するためには、まず「収」の漢文字の草書体181aを1個の漢文字構成要素としての1個の構成片に分解する。
【0203】
そして、構成片に近似する型を有する数字や特殊記号や一般記号やアルファベットや片仮名や平仮名を捜す。
【0204】
例えば、構成片は、平仮名の「ね」に近似している。このように「収」の草書体漢字の構成片を「ね」の近似型になぞらえて、この構成片を近似構成片182bとし、これを記憶し、或はこの近似構成片182bを見ながら、最終的に「収」の草書体漢字に近似した草書体文字181bを描くことが出来る。
【0205】
このようにして「収」の草書体漢字に大略近似した近似構成片よりなる全体型を覚えておけば、本来の「収」の草書体漢字の型を習得し易くなる。
【0206】
[18−2.「収」の漢文字の行草体文字]
「収」という漢文字の行草体文字について説明する。
【0207】
「収」の漢文字は、図36に示すような行草体の型で書されている。この「収」の漢文字の行草体を練習して記憶するためには、まず「収」の漢文字の行草体181cを2個の漢文字構成要素としての構成片に分解する。すなわち、中央側構成片と右下側構成片の2個の構成片に分解する。
【0208】
そして、中央側、右下側の各構成片に近似する型を有する数字や特殊記号や一般記号やアルファベットや片仮名や平仮名を捜す。
【0209】
例えば、中央側構成片は、平仮名の「わ」に近似しており、右下側構成片は、一般記号の「\」に近似している。
このように「収」の行草体漢字の各構成片を「わ」と「\」の近似型になぞらえて、これらの各構成片を近似構成片182d,183dとし、これらを記憶し、或はこれら近似構成片182d,183dを見ながら、最終的に「収」の行草体漢字に近似した行草体文字181dを描くことが出来る。
【0210】
このようにして「収」の行草体漢字に大略近似した近似構成片よりなる全体型を覚えておけば、本来の「収」の行草体漢字の型を習得し易くなる。
【0211】
[19−1.「耳」の漢文字の草書体文字]
「耳」という漢文字の草書体文字について説明する。
【0212】
「耳」の漢文字は、図37に示すような草書体の型で書されている。この「耳」の漢文字の草書体を練習して記憶するためには、まず「耳」の漢文字の草書体191aを2個の漢文字構成要素としての構成片に分解する。すなわち、中央側構成片と右側構成片の2個の構成片に分解する。
【0213】
そして、中央側、右側各構成片に近似する型を有する数字や特殊記号や一般記号やアルファベットや片仮名や平仮名を捜す。
【0214】
例えば、中央側構成片は、アルファベットの「z」に近似しており、右側構成片は、一般記号の「)」に近似している。
このように「耳」の草書体漢字の各構成片を「z」と「)」の近似型になぞらえて、これらの各構成片を近似構成片192b,193bとし、これらを記憶し、或はこれら近似構成片192b,193bを見ながら、最終的に「耳」の草書体漢字に近似した草書体文字191bを描くことが出来る。
【0215】
このようにして「耳」の草書体漢字に大略近似した近似構成片よりなる全体型を覚えておけば、本来の「耳」の草書体漢字の型を習得し易くなる。
【0216】
[19−2.「耳」の漢文字の行草体文字]
「耳」という漢文字の行草体文字について説明する。
【0217】
「耳」の漢文字は、図38に示すような行草体の型で書されている。この「耳」の漢文字の行草体を練習して記憶するためには、まず「耳」の漢文字の行草体191cを2個の漢文字構成要素としての構成片に分解する。すなわち、中央側構成片と右側構成片の2個の構成片に分解する。
【0218】
そして、中央側、右側の各構成片に近似する型を有する数字や特殊記号や一般記号やアルファベットや片仮名や平仮名を捜す。
【0219】
例えば、中央側構成片は、アルファベットの「z」に近似しており、右側構成片は、アルファベットの「y」に近似している。
このように「耳」の行草体漢字の各構成片を「z」と「y」の近似型になぞらえて、これらの各構成片を近似構成片192d,193dとし、これらを記憶し、或はこれら近似構成片192d,193dを見ながら、最終的に「耳」の行草体漢字に近似した行草体文字191dを描くことが出来る。
【0220】
このようにして「耳」の行草体漢字に大略近似した近似構成片よりなる全体型を覚えておけば、本来の「耳」の行草体漢字の型を習得し易くなる。
【0221】
[20−1.「名」の漢文字の草書体文字]
「名」という漢文字の草書体文字について説明する。
【0222】
「名」の漢文字は、図39に示すような草書体の型で書されている。この「名」の漢文字の草書体を練習して記憶するためには、まず「名」の漢文字の草書体201aを3個の漢文字構成要素としての構成片に分解する。すなわち、中央側構成片と中央下側構成片と右下側構成片の3個の構成片に分解する。
【0223】
そして、中央側、中央下側、右下側各構成片に近似する型を有する数字や特殊記号や一般記号やアルファベットや片仮名や平仮名を捜す。
【0224】
例えば、中央側構成片は、アルファベットの「s」に近似しており、中央下側構成片は、アルファベットの「v」に近似しており、右下側構成片は、一般記号の「)」に近似している。
このように「名」の草書体漢字の各構成片を「s」と「v」と「)」の近似型になぞらえて、これらの各構成片を近似構成片202b,203b,204bとし、これらを記憶し、或はこれら近似構成片202b,203b,204bを見ながら、最終的に「名」の草書体漢字に近似した草書体文字201bを描くことが出来る。
【0225】
このようにして「名」の草書体漢字に大略近似した近似構成片よりなる全体型を覚えておけば、本来の「名」の草書体漢字の型を習得し易くなる。
【0226】
[20−2.「名」の漢文字の行草体文字]
「名」という漢文字の行草体文字について説明する。
【0227】
「名」の漢文字は、図40に示すような行草体の型で書されている。この「名」の漢文字の行草体を練習して記憶するためには、まず「名」の漢文字の行草体201cを3個の漢文字構成要素としての構成片に分解する。すなわち、中央側構成片と中央下側構成片と右下側構成片の3個の構成片に分解する。
【0228】
そして、中央側、中央下側、右下側の各構成片に近似する型を有する数字や特殊記号や一般記号やアルファベットや片仮名や平仮名を捜す。
【0229】
例えば、中央側構成片は、アルファベットの「s」に近似しており、中央下側構成片は、特殊記号c11に近似しており、右下側構成片は、数字の「2」に近似している。
このように「名」の行草体漢字の各構成片を「s」と特殊記号c11と「2」の近似型になぞらえて、これらの各構成片を近似構成片202d,203d,204dとし、これらを記憶し、或はこれら近似構成片202d,203d,204dを見ながら、最終的に「名」の行草体漢字に近似した行草体文字201dを描くことが出来る。
【0230】
このようにして「名」の行草体漢字に大略近似した近似構成片よりなる全体型を覚えておけば、本来の「名」の行草体漢字の型を習得し易くなる。
【0231】
[21−1.「町」の漢文字の草書体文字]
「町」という漢文字の草書体文字について説明する。
【0232】
「町」の漢文字は、図41に示すような草書体の型で書されている。この「町」の漢文字の草書体を練習して記憶するためには、まず「町」の漢文字の草書体211aを4個の漢文字構成要素としての構成片に分解する。すなわち、上側構成片と中央側構成片と中央右側構成片と右下側構成片の4個の構成片に分解する。
【0233】
そして、上側、中央側、中央右側、右下側各構成片に近似する型を有する数字や特殊記号や一般記号やアルファベットや片仮名や平仮名を捜す。
【0234】
例えば、上側構成片は、片仮名の「フ」に近似しており、中央側構成片は、数字の「2」に近似しており、中央右側構成片は、一般記号の「−」に近似しており、右下側構成片は、一般記号の「)」に近似している。
このように「町」の草書体漢字の各構成片を「フ」と「2」と「−」と「)」の近似型になぞらえて、これらの各構成片を近似構成片212b,213b,214b,215bとし、これらを記憶し、或はこれら近似構成片212b,213b,214b,215bを見ながら、最終的に「町」の草書体漢字に近似した草書体文字211bを描くことが出来る。
【0235】
このようにして「町」の草書体漢字に大略近似した近似構成片よりなる全体型を覚えておけば、本来の「町」の草書体漢字の型を習得し易くなる。
【0236】
[21−2.「町」の漢文字の行草体文字]
「町」という漢文字の行草体文字について説明する。
【0237】
「町」の漢文字は、図42に示すような行草体の型で書されている。この「町」の漢文字の行草体を練習して記憶するためには、まず「町」の漢文字の行草体211cを3個の漢文字構成要素としての構成片に分解する。すなわち、左側構成片と中央側構成片と中央下側構成片の3個の構成片に分解する。
【0238】
そして、左側、中央側、中央下側の各構成片に近似する型を有する数字や特殊記号や一般記号やアルファベットや片仮名や平仮名を捜す。
【0239】
例えば、左側構成片は、アルファベットの「b」に近似しており、中央側構成片は、一般記号の「−」に近似しており、中央下側構成片は、一般記号の「)」に近似している。
このように「町」の行草体漢字の各構成片を「b」と「−」と「)」の近似型になぞらえて、これらの各構成片を近似構成片212d,213d,214dとし、これらを記憶し、或はこれら近似構成片212d,213d,214dを見ながら、最終的に「町」の行草体漢字に近似した行草体文字211dを描くことが出来る。
【0240】
このようにして「町」の行草体漢字に大略近似した近似構成片よりなる全体型を覚えておけば、本来の「町」の行草体漢字の型を習得し易くなる。
【0241】
[22−1.「斗」の漢文字の草書体文字]
「名」という漢文字の草書体文字について説明する。
【0242】
「斗」の漢文字は、図43に示すような草書体の型で書されている。この「斗」の漢文字の草書体を練習して記憶するためには、まず「斗」の漢文字の草書体221aを2個の漢文字構成要素としての構成片に分解する。すなわち、左側構成片と中央側構成片の2個の構成片に分解する。
【0243】
そして、左側、中央側各構成片に近似する型を有する数字や特殊記号や一般記号やアルファベットや片仮名や平仮名を捜す。
【0244】
例えば、左側構成片は、特殊記号c3に近似しており、中央側構成片は、縦の棒に描いた特殊記号c11に近似している。
このように「斗」の草書体漢字の各構成片を特殊記号c3と特殊記号c11の近似型になぞらえて、これらの各構成片を近似構成片222b,223bとし、これらを記憶し、或はこれら近似構成片222b,223bを見ながら、最終的に「斗」の草書体漢字に近似した草書体文字221bを描くことが出来る。
【0245】
このようにして「斗」の草書体漢字に大略近似した近似構成片よりなる全体型を覚えておけば、本来の「斗」の草書体漢字の型を習得し易くなる。
【0246】
[22−2.「斗」の漢文字の行草体文字]
「斗」という漢文字の行草体文字について説明する。
【0247】
「斗」の漢文字は、図44に示すような行草体の型で書されている。この「斗」の漢文字の行草体を練習して記憶するためには、まず「斗」の漢文字の行草体221cを4個の漢文字構成要素としての構成片に分解する。すなわち、左上側構成片と左中側構成片と中央下側構成片と中央側構成片の4個の構成片に分解する。
【0248】
そして、左上側、左中側、中央下側、中央側の各構成片に近似する型を有する数字や特殊記号や一般記号やアルファベットや片仮名や平仮名を捜す。
【0249】
例えば、左上側構成片は、一般記号の「)」に近似しており、左中側構成片は、一般記号の「)」に近似しており、中央下側構成片は、一般記号の「−」に近似しており、中央側構成片は、特殊記号c11に近似している。
このように「斗」の行草体漢字の各構成片を「)」と「)」と「−」と特殊記号c11の近似型になぞらえて、これらの各構成片を近似構成片222d,223d,224d,225dとし、これらを記憶し、或はこれら近似構成片222d,223d,224d,225dを見ながら、最終的に「斗」の行草体漢字に近似した行草体文字221dを描くことが出来る。
【0250】
このようにして「斗」の行草体漢字に大略近似した近似構成片よりなる全体型を覚えておけば、本来の「斗」の行草体漢字の型を習得し易くなる。
【0251】
[23−1.「秒」の漢文字の草書体文字]
「秒」という漢文字の草書体文字について説明する。
【0252】
「秒」の漢文字は、図45に示すような草書体の型で書されている。この「秒」の漢文字の草書体を練習して記憶するためには、まず「秒」の漢文字の草書体231aを5個の漢文字構成要素としての構成片に分解する。すなわち、第1左側構成片と第2左側構成片と第3左側構成片と右上側構成片と右下側構成片の5個の構成片に分解する。
【0253】
そして、第1左側、第2左側、第3左側、右上側、右下側各構成片に近似する型を有する数字や特殊記号や一般記号やアルファベットや片仮名や平仮名を捜す。
【0254】
例えば、第1左側構成片は、一般記号の「/」に近似しており、第2左側構成片は、一般記号の「)」に近似しており、第3左側構成片は、数字の「2」に近似しており、右上側構成片は、縦棒に描いた特殊記号c11に近似しており、右下側構成片は、平仮名の「の」に近似している。
このように「秒」の草書体漢字の各構成片を「/」と「)」と「2」と特殊記号c11と「の」の近似型になぞらえて、これらの各構成片を近似構成片232b,233b,234b,235b,236bとし、これらを記憶し、或はこれら近似構成片232b,233b,234b,235b,236bを見ながら、最終的に「秒」の草書体漢字に近似した草書体文字231bを描くことが出来る。
【0255】
このようにして「秒」の草書体漢字に大略近似した近似構成片よりなる全体型を覚えておけば、本来の「秒」の草書体漢字の型を習得し易くなる。
【0256】
[23−2.「秒」の漢文字の行草体文字]
「秒」という漢文字の行草体文字について説明する。
【0257】
「秒」の漢文字は、図46に示すような行草体の型で書されている。この「秒」の漢文字の行草体を練習して記憶するためには、まず「秒」の漢文字の行草体231cを5個の漢文字構成要素としての構成片に分解する。すなわち、左上側構成片と第1左中央側構成片と第2左中央側構成片と第1右中央側構成片と第2右中央側構成片の5個の構成片に分解する。
【0258】
そして、左上側、第1左中央側、第2左中央側、第1右中央側、第2右中央側の各構成片に近似する型を有する数字や特殊記号や一般記号やアルファベットや片仮名や平仮名を捜す。
【0259】
例えば、左上側構成片は、一般記号の「/」に近似しており、第1左中央構成片は、特殊記号c9に近似しており、第2左中央構成片は、アルファベットの「z」に近似しており、第1右中央側構成片は、一般記号の「)」に近似しており、第2右中央側構成片は、アルファベットの「s」に近似している。
このように「秒」の行草体漢字の各構成片を「/」と特殊記号c9と「z」と「)」と「s」の近似型になぞらえて、これらの各構成片を近似構成片232d,233d,234d,235d,236dとし、これらを記憶し、或はこれら近似構成片232d,233d,234d,235d,236dを見ながら、最終的に「秒」の行草体漢字に近似した行草体文字231dを描くことが出来る。
【0260】
このようにして「秒」の行草体漢字に大略近似した近似構成片よりなる全体型を覚えておけば、本来の「秒」の行草体漢字の型を習得し易くなる。
【0261】
[24−1.「石」の漢文字の草書体文字]
「石」という漢文字の草書体文字について説明する。
【0262】
「石」の漢文字は、図47に示すような草書体の型で書されている。この「石」の漢文字の草書体を練習して記憶するためには、まず「石」の漢文字の草書体241aを2個の漢文字構成要素としての構成片に分解する。すなわち、中央側構成片と右下側構成片の2個の構成片に分解する。
【0263】
そして、中央側、右下側各構成片に近似する型を有する数字や特殊記号や一般記号やアルファベットや片仮名や平仮名を捜す。
【0264】
例えば、中央側構成片は、数字の「7」に近似しており、右下側構成片は、平仮名の「い」に近似している。
このように「石」の草書体漢字の各構成片を「7」と「い」の近似型になぞらえて、これらの各構成片を近似構成片242b,243bとし、これらを記憶し、或はこれら近似構成片242b,243bを見ながら、最終的に「石」の草書体漢字に近似した草書体文字241bを描くことが出来る。
【0265】
このようにして「石」の草書体漢字に大略近似した近似構成片よりなる全体型を覚えておけば、本来の「石」の草書体漢字の型を習得し易くなる。
【0266】
[24−2.「石」の漢文字の行草体文字]
「石」という漢文字の行草体文字について説明する。
【0267】
「石」の漢文字は、図48に示すような行草体の型で書されている。この「石」の漢文字の行草体を練習して記憶するためには、まず「石」の漢文字の行草体241cを3個の漢文字構成要素としての構成片に分解する。すなわち、中央側構成片と中央下側構成片と右下側構成片の3個の構成片に分解する。
【0268】
そして、中央側、中央下側、右下側の各構成片に近似する型を有する数字や特殊記号や一般記号やアルファベットや片仮名や平仮名を捜す。
【0269】
例えば、中央側構成片は、数字の「7」に近似しており、中央下側構成片は、数字の「1」に近似しており、右下側構成片は、数字の「2」に近似している。
このように「石」の行草体漢字の各構成片を「7」と「1」と「2」の近似型になぞらえて、これらの各構成片を近似構成片242d,243d,244cとし、これらを記憶し、或はこれら近似構成片242c,243c,244cを見ながら、最終的に「石」の行草体漢字に近似した行草体文字241dを描くことが出来る。
【0270】
このようにして「石」の行草体漢字に大略近似した近似構成片よりなる全体型を覚えておけば、本来の「石」の行草体漢字の型を習得し易くなる。
【0271】
[25−1.「原」の漢文字の草書体文字]
「原」という漢文字の草書体文字について説明する。
【0272】
「原」の漢文字は、図49に示すような草書体の型で書されている。この「原」の漢文字の草書体を練習して記憶するためには、まず「原」の漢文字の草書体251aを4個の漢文字構成要素としての構成片に分解する。すなわち、上側構成片と中央側構成片と左下側構成片と右下側構成片の4個の構成片に分解する。
【0273】
そして、上側、中央側、中央下側、左下側、右下側各構成片に近似する型を有する数字や特殊記号や一般記号やアルファベットや片仮名や平仮名を捜す。
【0274】
例えば、上側構成片は、平仮名の「ろ」に近似しており、中央側構成片は、特殊記号c9に近似しており、左下側構成片は、特殊記号c3に近似しており、右下側構成片は、一般記号の「)」に近似している。
このように「原」の草書体漢字の各構成片を「ろ」と特殊記号c9と特殊記号c3と「)」の近似型になぞらえて、これらの各構成片を近似構成片252b,253b,254b,255bとし、これらを記憶し、或はこれら近似構成片252b,253b,254b,255bを見ながら、最終的に「原」の草書体漢字に近似した草書体文字251bを描くことが出来る。
【0275】
このようにして「原」の草書体漢字に大略近似した近似構成片よりなる全体型を覚えておけば、本来の「原」の草書体漢字の型を習得し易くなる。
【0276】
[25−2.「原」の漢文字の行草体文字]
「原」という漢文字の行草体文字について説明する。
【0277】
「原」の漢文字は、図50に示すような行草体の型で書されている。この「原」の漢文字の行草体を練習して記憶するためには、まず「原」の漢文字の行草体251cを6個の漢文字構成要素としての構成片に分解する。すなわち、左側構成片と第1中央側構成片と第2中央側構成片と中央下側構成片と左下側構成片と右下側構成片の6個の構成片に分解する。
【0278】
そして、左側、第1中央側、第2中央側、中央下側、左下側、右下側の各構成片に近似する型を有する数字や特殊記号や一般記号やアルファベットや片仮名や平仮名を捜す。
【0279】
例えば、左側構成片は、英数字の「7」に近似しており、第1中央構成片は、アルファベットの「b」に近似しており、第2中央構成片は、特殊記号c2に近似しており、中央下構成片は、特殊記号c9に近似しており、左下構成片は、特殊記号c3に近似しており、右下側構成片は、一般記号の「)」に近似している。
このように「原」の行草体漢字の各構成片を「7」と「b」と特殊記号c2と特殊記号c9と特殊記号c3と「)」の近似型になぞらえて、これらの各構成片を近似構成片252d,253d,254d,255d,256d,257dとし、これらを記憶し、或はこれら近似構成片252d,253d,254d,255d,256d,257dを見ながら、最終的に「原」の行草体漢字に近似した行草体文字251dを描くことが出来る。
【0280】
このようにして「原」の行草体漢字に大略近似した近似構成片よりなる全体型を覚えておけば、本来の「原」の行草体漢字の型を習得し易くなる。
【0281】
[26−1.「水」の漢文字の草書体文字]
「水」という漢文字の草書体文字について説明する。
【0282】
「水」の漢文字は、図51に示すような草書体の型で書されている。この「水」の漢文字の草書体を練習して記憶するためには、まず「水」の漢文字の草書体261aを3個の漢文字構成要素としての構成片に分解する。すなわち、上側構成片と中央側構成片と右側構成片の3個の構成片に分解する。
【0283】
そして、上側、中央側、右側の各構成片に近似する型を有する数字や記号やアルファベットや片仮名や平仮名を捜す。
【0284】
例えば、上側構成片は一般記号の「/」に近似しており、中央側構成片は一般記号の終端側括弧の「)」に近似しており、右側構成片は平仮名の「ろ」に近似している。
このように「水」の草書体漢字の各構成片を「/」と「)」と「ろ」の近似型になぞらえて、これらの各構成片を近似構成片262b,263b,264bとし、これらを記憶し、或はこれら近似構成片262b,263b,264bを見ながら、最終的に「水」の草書体漢字に近似した草書体文字261bを描くことが出来る。
【0285】
このようにして「水」の草書体漢字に大略近似した近似構成片よりなる全体型を覚えておけば、本来の「水」の草書体漢字の型を習得し易くなる。
【0286】
[26−2.「水」の漢文字の行草体文字]
「水」という漢文字の行草体文字について説明する。
【0287】
「水」の漢文字は、図52に示すような行草体の型で書されている。この「水」の漢文字の行草体を練習して記憶するためには、まず「水」の漢文字の行草体261cを3個の漢文字構成要素としての構成片に分解する。すなわち、左側構成片と中央側構成片と右側構成片の3個の構成片に分解する。
【0288】
そして、左側、中央側、右側の各構成片に近似する型を有する数字や記号やアルファベットや片仮名や平仮名を捜す。
【0289】
例えば、中央側構成片は特殊記号c9に近似しており、左側構成片は数字の「2」に近似しており、右側構成片はアルファベットの「S」に近似している。
このように「水」の行草体漢字の各構成片を特殊記号c9と「2」と「S」の近似型になぞらえて、これらの各構成片を近似構成片262d,263d,264dとし、これらを記憶し、或は近似構成片262d,263d,264dを見ながら、最終的に「水」の行草体漢字に近似した行草体文字261dを描くことが出来る。
【0290】
このようにして「水」の行草体漢字に大略近似した近似構成片よりなる全体型を覚えておけば、本来の「水」の行草体漢字の型を習得し易くなる。
【0291】
[27−1.「研」の漢文字の草書体文字]
「研」という漢文字の草書体漢字について説明する。
【0292】
「研」の漢文字は、図53に示すように草書体の型で書されている。この「研」の漢文字の草書体を練習して記憶するためには、まず「研」の漢文字の草書体271aを4個の漢文字構成要素としての構成片に分解する。すなわち、左側構成片と中央側構成片と右側構成片と右下側構成片の4個の構成片に分解する。
【0293】
そして、左側、中央側、右側、右下側の各構成片に近似する型を有する数字や特殊記号や一般記号やアルファベットや片仮名や平仮名を捜す。
【0294】
例えば、左側の構成片は、平仮名の「ろ」に近似しており、中央側構成片は、一般記号の「/」に近似しおり、右側構成片は特殊記号c11に近似しており、右下側構成片は数字の4を左側を頭にして寝かして描いた特殊記号c10に近似している。
このように「研」の草書体漢字の各構成片を「ろ」と「/」と特殊記号c11と特殊記号c10の近似型になぞらえて、これら各構成片を近似構成片272b,273b,274b,275bとし、これらを記憶し、或はこれら近似構成片272b,273b,274b,275bを見ながら、最終的に「研」の草書体漢字に近似した草書体文字271bを描くことが出来る。
【0295】
このようにして「研」の草書体漢字に大略近似した近似構成片よりなる全体型を覚えておけば、本来の「研」の草書体漢字の型を習得し易くなる。
【0296】
[27−2.「研」の漢文字の行草体文字]
「研」という漢文字の行草体漢字について説明する。
【0297】
「研」の漢文字は、図54に示すように行草体の型で書されている。この「研」の漢文字の行草体を練習して記憶するためには、まず「研」の漢文字の行草体271cを5個の漢文字構成要素としての構成片に分解する。すなわち、左側構成片と第1中央下側構成片と第2中央下側構成片と右上側構成片と右下側構成片の5個の構成片に分解する。
【0298】
そして、左側、第1中央下側、第2中央下側、右上側、右下側の各構成片に近似する型を有する数字や特殊記号や一般記号やアルファベットや片仮名や平仮名を捜す。
【0299】
例えば、左側構成片は、数字の「7」に近似しており、第1中央下側構成片は、数字の「1」に近似しており、第2中央下側構成片は、数字の「2」に近似しており、右上側構成片は、片仮名の「フ」に近似しており、右側下構成片は、片仮名の「サ」に近似している。
このように「研」の行草体漢字の各構成片を「7」と「1」と「2」と「フ」と「サ」の近似型になぞらえて、これら各構成片を近似構成片272d,273d,274d,275d,276dとし、これらを記憶し、或はこれら近似構成片272d,273d,274d,275d,276dを見ながら、最終的に「研」の行草体漢字に近似した行草体文字271dを描くことが出来る。
【0300】
このようにして「研」の行草体漢字に大略近似した近似構成片よりなる全体型を覚えておけば、本来の「研」の行草体漢字の型を習得し易くなる。
【0301】
[28−1.「刑」の漢文字の草書体文字]
「刑」という漢文字の草書体文字について説明する。
【0302】
「刑」の漢文字は、図55に示すような草書体の型で書されている。この「刑」の漢文字の草書体を練習して記憶するためには、まず「刑」の漢文字の草書体281aを4個の漢文字構成要素としての構成片に分解する。すなわち、左側構成片と中央側構成片と下側構成片と右上側構成片の4個の構成片に分解する。
【0303】
そして、左側、中央側、下側、右下側各構成片に近似する型を有する数字や特殊記号や一般記号やアルファベットや片仮名や平仮名を捜す。
【0304】
例えば、左側構成片は、数字の「7」に近似しており、中央側構成片は、特殊記号c9に近似しており、下側構成片は、平仮名の「つ」に近似しており、右上側構成片は、特殊記号c1に近似している。
このように「刑」の草書体漢字の各構成片を「7」と特殊記号c9と「つ」と特殊記号c1の近似型になぞらえて、これらの各構成片を近似構成片282b,283b,284b,285bとし、これらを記憶し、或はこれら近似構成片282b,283b,284b,285bを見ながら、最終的に「刑」の草書体漢字に近似した草書体文字281bを描くことが出来る。
【0305】
このようにして「刑」の草書体漢字に大略近似した近似構成片よりなる全体型を覚えておけば、本来の「刑」の草書体漢字の型を習得し易くなる。
【0306】
[28−2.「刑」の漢文字の行草体文字]
「刑」という漢文字の行草体文字について説明する。
【0307】
「刑」の漢文字は、図56に示すような行草体の型で書されている。この「刑」の漢文字の行草体を練習して記憶するためには、まず「刑」の漢文字の行草体281cを3個の漢文字構成要素としての構成片に分解する。すなわち、左上側構成片と左下側構成片と右側構成片の3個の構成片に分解する。
【0308】
そして、左上側、左下側、右側の各構成片に近似する型を有する数字や特殊記号や一般記号やアルファベットや片仮名や平仮名を捜す。
【0309】
例えば、左上側構成片は、片仮名の「フ」に近似しており、左下側構成片は、片仮名の「サ」に近似しており、右側構成片は、平仮名の「り」に近似している。
このように「刑」の行草体漢字の各構成片を「フ」と「サ」と「り」の近似型になぞらえて、これらの各構成片を近似構成片282d,283d,284dとし、これらを記憶し、或はこれら近似構成片282d,283d,284dを見ながら、最終的に「刑」の行草体漢字に近似した行草体文字281dを描くことが出来る。
【0310】
このようにして「刑」の行草体漢字に大略近似した近似構成片よりなる全体型を覚えておけば、本来の「刑」の行草体漢字の型を習得し易くなる。
【0311】
[29−1.「話」の漢文字の草書体文字]
「話」という漢文字の草書体について説明する。
【0312】
「話」の漢文字は、図57に示すような草書体の型で書されている。この「話」の漢文字の草書体を練習して記憶するためには、まず「話」の漢文字の草書体291aを5個の漢文字構成要素としての構成片に分解する。すなわち、左上側構成片と左中央側構成片と左下側構成片と右上側構成片と右中央側構成片の5個の構成片に分解する。
【0313】
そして、左上側、左中央側、左下側、右上側、右中央側の各構成片に近似する型を有する数字や特殊記号や一般記号やアルファベットや片仮名や平仮名を捜す。
【0314】
例えば、左上側構成片は、特殊記号c1に近似しており、左中央側構成片は、数字の「7」に近似しており、左下側構成片は、一般記号の「/」に近似しており、右上側構成片は、一般記号の「/」に近似しており、右中央側構成片は、平仮名の「ち」に近似している。
このように「話」の草書体漢字の各構成片を特殊記号c1と「7」と「/」と「/」と「ち」の近似型になぞらえて、これらの各構成片を近似構成片292b,293b,294b,295b,296bとし、これらを記憶し、或はこれら近似構成片292b,293b,294b,295b,296bを見ながら、最終的に各近似構成片292b,293b,294b,295b,296bを組み合わせていくことにより、「話」の草書体漢字に近似した草書体文字291bを描くことが出来る。
【0315】
このようにして「話」の草書体漢字に大略近似した近似構成片よりなる全体型を覚えておけば、本来の「話」の草書体漢字の型を習得し易くなる。
【0316】
[29−2.「話」の漢文字の行草体文字]
「話」という漢文字の行草体について説明する。
【0317】
「話」の漢文字は、図58に示すような行草体の型で書されている。この「話」の漢文字の行草体を練習して記憶するためには、まず「話」の漢文字の行草体291cを7個の漢文字構成要素としての構成片に分解する。すなわち、左上側構成片と左中央側構成片と左下側構成片と右上側構成片と右中央側構成片と第1右下側構成片と第2右下構成片の7個の構成片に分解する。
【0318】
そして、左上側、左中央側、左下側、右上側、右中央側、第1右下側、第2右下側の各構成片に近似する型を有する数字や特殊記号や一般記号やアルファベットや片仮名や平仮名を捜す。
【0319】
例えば、左上側構成片は、片仮名の「ラ」に近似しており、左中央側構成片は、アルファベットの「z」に近似しており、左下側構成片は、片仮名の「レ」に近似しており、右上側構成片は、一般記号の「/」に近似しており、右中央側構成片は、数字の4を反転して描いた特殊記号c7に近似しており、第1右下構成片は、数字の「1」に近似しており、第2右下側構成片は、数字の「2」に近似している。
このように「話」の行草体漢字の各構成片を「ラ」と「z」と「レ」と「/」と特殊記号c7と「1」と「2」の近似型になぞらえて、これらの各構成片を近似構成片292d,293d,294d,295d,296d,297d,298dとし、これらを記憶し、或はこれら近似構成片292d,293d,294d,295d,296d,297d,298dを見ながら、最終的に「話」の行草体漢字に近似した行草体文字291dを描くことが出来る。
【0320】
このようにして「話」の行草体漢字に大略近似した近似構成片よりなる全体型を覚えておけば、本来の「話」の行草体漢字の型を習得し易くなる。
【0321】
[30−1.「右」の漢文字の草書体文字]
「右」という漢文字の草書体文字について説明する。
【0322】
「右」の漢文字は、図59に示すような草書体の型で書されている。この「右」の漢文字の草書体を練習して記憶するためには、まず「右」の漢文字の草書体301aを2個の漢文字構成要素としての構成片に分解する。すなわち、中央側構成片と右上側構成片の2個の構成片に分解する。
【0323】
そして、中央側、右上側各構成片に近似する型を有する数字や特殊記号や一般記号やアルファベットや片仮名や平仮名を捜す。
【0324】
例えば、中央側構成片は、一般記号の「)」に近似しており、右上側構成片は、平仮名の「ろ」に近似している。
このように「右」の草書体漢字の各構成片を「)」と「ろ」の近似型になぞらえて、これらの各構成片を近似構成片302b,303bとし、これらを記憶し、或はこれら近似構成片302b,303bを見ながら、最終的に「右」の草書体漢字に近似した草書体文字301bを描くことが出来る。
【0325】
このようにして「右」の草書体漢字に大略近似した近似構成片よりなる全体型を覚えておけば、本来の「右」の草書体漢字の型を習得し易くなる。
【0326】
[30−2.「右」の漢文字の行草体文字]
「右」という漢文字の行草体文字について説明する。
【0327】
「右」の漢文字は、図60に示すような行草体の型で書されている。この「右」の漢文字の行草体を練習して記憶するためには、まず「右」の漢文字の行草体301cを4個の漢文字構成要素としての構成片に分解する。すなわち、中央上側構成片と上側構成片と中央下側構成片と右下側構成片の4個の構成片に分解する。
【0328】
そして、中央上側、上側、中央下側、右下側の各構成片に近似する型を有する数字や特殊記号や一般記号やアルファベットや片仮名や平仮名を捜す。
【0329】
例えば、中央上側構成片は、片仮名の「ノ」に近似しており、上側構成片は、英数字の「−」に近似しており、中央下側構成片は、数字の「1」に近似しており、右下側構成片は、数字の「2」に近似している。
このように「右」の行草体漢字の各構成片を「ノ」と「−」と「1」と「2」の近似型になぞらえて、これらの各構成片を近似構成片302d,303d,304d,305dとし、これらを記憶し、或はこれら近似構成片302d,303d,304d,305dを見ながら、最終的に「右」の行草体漢字に近似した行草体文字301dを描くことが出来る。
【0330】
このようにして「右」の行草体漢字に大略近似した近似構成片よりなる全体型を覚えておけば、本来の「右」の行草体漢字の型を習得し易くなる。
【0331】
[31−1.「宇」の漢文字の草書体文字]
「宇」という漢文字の草書体文字について説明する。
【0332】
「宇」の漢文字は、図61に示すような草書体の型で書されている。この「宇」の漢文字の草書体を練習して記憶するためには、まず「宇」の漢文字の草書体311aを3個の漢文字構成要素としての構成片に分解する。すなわち、上側構成片と中央上側構成片と中央下側構成片の3個の構成片に分解する。
【0333】
そして、上側、中央上側、中央下側各構成片に近似する型を有する数字や特殊記号や一般記号やアルファベットや片仮名や平仮名を捜す。
【0334】
例えば、上側構成片は、平仮名の「う」に近似しており、中央上側構成片は、一般記号の「−」に近似しており、中央下側構成片は、特殊記号c10に近似している。
このように「宇」の草書体漢字の各構成片を「う」と「−」と特殊記号c10の近似型になぞらえて、これらの各構成片を近似構成片312b,313b,314bとし、これらを記憶し、或はこれら近似構成片312b,313b,314bを見ながら、最終的に「宇」の草書体漢字に近似した草書体文字311bを描くことが出来る。
【0335】
このようにして「宇」の草書体漢字に大略近似した近似構成片よりなる全体型を覚えておけば、本来の「宇」の草書体漢字の型を習得し易くなる。
【0336】
[31−2.「宇」の漢文字の行草体文字]
「宇」という漢文字の行草体文字について説明する。
【0337】
「宇」の漢文字は、図62に示すような行草体の型で書されている。この「宇」の漢文字の行草体を練習して記憶するためには、まず「宇」の漢文字の行草体311cを3個の漢文字構成要素としての構成片に分解する。すなわち、上側構成片と中央上側構成片と中央下側構成片の3個の構成片に分解する。
【0338】
そして、上側、中央上側、中央下側の各構成片に近似する型を有する数字や特殊記号や一般記号やアルファベットや片仮名や平仮名を捜す。
【0339】
例えば、上側構成片は、平仮名の「う」に近似しており、中央上側構成片は、数字の「2」に近似しており、中央下側構成片は、一般記号の「)」に近似している。
このように「宇」の行草体漢字の各構成片を「う」と「2」と「)」の近似型になぞらえて、これらの各構成片を近似構成片312d,313d,314dとし、これらを記憶し、或はこれら近似構成片312d,313d,314dを見ながら、最終的に「宇」の行草体漢字に近似した行草体文字311dを描くことが出来る。
【0340】
このようにして「宇」の行草体漢字に大略近似した近似構成片よりなる全体型を覚えておけば、本来の「宇」の行草体漢字の型を習得し易くなる。
【0341】
[32−1.「汁」の漢文字の草書体文字]
「汁」という漢文字の草書体文字について説明する。
【0342】
「汁」の漢文字は、図63に示すような草書体の型で書されている。この「汁」の漢文字の草書体を練習して記憶するためには、まず「汁」の漢文字の草書体321aを2個の漢文字構成要素としての構成片に分解する。すなわち、左側構成片と右側構成片の2個の構成片に分解する。
【0343】
そして、左側、右側各構成片に近似する型を有する数字や特殊記号や一般記号やアルファベットや片仮名や平仮名を捜す。
【0344】
例えば、左側構成片は、アルファベットの「r」に近似しており、右側構成片は、特殊記号c7に近似している。
このように「汁」の草書体漢字の各構成片を「r」と特殊記号c7の近似型になぞらえて、これらの各構成片を近似構成片322b,323bとし、これらを記憶し、或はこれら近似構成片322b,323bを見ながら、最終的に「汁」の草書体漢字に近似した草書体文字321bを描くことが出来る。
【0345】
このようにして「汁」の草書体漢字に大略近似した近似構成片よりなる全体型を覚えておけば、本来の「汁」の草書体漢字の型を習得し易くなる。
【0346】
[32−2.「汁」の漢文字の行草体文字]
「汁」という漢文字の行草体文字について説明する。
【0347】
「汁」の漢文字は、図64に示すような行草体の型で書されている。この「汁」の漢文字の行草体を練習して記憶するためには、まず「汁」の漢文字の行草体321cを3個の漢文字構成要素としての構成片に分解する。すなわち、左上側構成片と左下側構成片と右側構成片の3個の構成片に分解する。
【0348】
そして、左上側、左下側、右側の各構成片に近似する型を有する数字や特殊記号や一般記号やアルファベットや片仮名や平仮名を捜す。
【0349】
例えば、左上側構成片は、特殊記号c1に近似しており、左下側構成片は、アルファベットの「r」に近似しており、右側構成片は、特殊記号c7に近似している。
このように「汁」の行草体漢字の各構成片を特殊記号c1と「r」と特殊記号c7の近似型になぞらえて、これらの各構成片を近似構成片322d,323d,324dとし、これらを記憶し、或はこれら近似構成片322d,323d,324dを見ながら、最終的に「汁」の行草体漢字に近似した行草体文字321dを描くことが出来る。
【0350】
このようにして「汁」の行草体漢字に大略近似した近似構成片よりなる全体型を覚えておけば、本来の「汁」の行草体漢字の型を習得し易くなる。
【0351】
[33−1.「土」の漢文字の草書体文字]
「土」という漢文字の草書体文字について説明する。
【0352】
「土」の漢文字は、図65に示すような草書体の型で書されている。この「土」の漢文字の草書体を練習して記憶するためには、まず「土」の漢文字の草書体331aを2個の漢文字構成要素としての構成片に分解する。すなわち、中央側構成片と下側構成片の2個の構成片に分解する。
【0353】
そして、中央側、下側各構成片に近似する型を有する数字や特殊記号や一般記号やアルファベットや片仮名や平仮名を捜す。
【0354】
例えば、中央側構成片は、数字の「1」に近似しており、下側構成片は、数字の「2」に近似している。
このように「土」の草書体漢字の各構成片を「1」と「2」の近似型になぞらえて、これらの各構成片を近似構成片332b,333bとし、これらを記憶し、或はこれら近似構成片332b,333bを見ながら、最終的に「土」の草書体漢字に近似した草書体文字331bを描くことが出来る。
【0355】
このようにして「土」の草書体漢字に大略近似した近似構成片よりなる全体型を覚えておけば、本来の「土」の草書体漢字の型を習得し易くなる。
【0356】
[33−2.「土」の漢文字の行草体文字]
「土」という漢文字の行草体文字について説明する。
【0357】
「土」の漢文字は、図66に示すような行草体の型で書されている。この「土」の漢文字の行草体を練習して記憶するためには、まず「土」の漢文字の行草体331cを2個の漢文字構成要素としての構成片に分解する。すなわち、中央側構成片と下側構成片の2個の構成片に分解する。
【0358】
そして、中央側、下側の各構成片に近似する型を有する数字や特殊記号や一般記号やアルファベットや片仮名や平仮名を捜す。
【0359】
例えば、中央側構成片は、片仮名の「ナ」に近似しており、下側構成片は、一般記号の「−」に近似している。
このように「土」の行草体漢字の各構成片を「ナ」と「−」の近似型になぞらえて、これらの各構成片を近似構成片332d,333dとし、これらを記憶し、或はこれら近似構成片332d,333dを見ながら、最終的に「土」の行草体漢字に近似した行草体文字331dを描くことが出来る。
【0360】
このようにして「土」の行草体漢字に大略近似した近似構成片よりなる全体型を覚えておけば、本来の「土」の行草体漢字の型を習得し易くなる。
【0361】
[34−1.「知」の漢文字の草書体文字]
「知」という漢文字の草書体文字について説明する。
【0362】
「知」の漢文字は、図67に示すような草書体の型で書されている。この「知」の漢文字の草書体を練習して記憶するためには、まず「知」の漢文字の草書体341aを5個の漢文字構成要素としての構成片に分解する。すなわち、左上側構成片と左中側構成片と左下側構成片と中央中側構成片と右中側構成片の5個の構成片に分解する。
【0363】
そして、左上側、左中側、左下側、中央中側、右中側各構成片に近似する型を有する数字や特殊記号や一般記号やアルファベットや片仮名や平仮名を捜す。
【0364】
例えば、左上側構成片は、特殊記号c3に近似しており、左中側構成片は、数字の「3」に近似しており、左下側構成片は、一般記号の「/」に近似しており、中央中側構成片は、特殊記号c3に近似しており、右中側構成片は、片仮名の「フ」に近似している。
このように「知」の草書体漢字の各構成片を特殊記号c3と「3」と「/」と特殊記号c3と「フ」と特殊記号c7の近似型になぞらえて、これらの各構成片を近似構成片342b,343b,344b,345b,346bとし、これらを記憶し、或はこれら近似構成片342b,343b,344b,345b,346bを見ながら、最終的に「知」の草書体漢字に近似した草書体文字341bを描くことが出来る。
【0365】
このようにして「知」の草書体漢字に大略近似した近似構成片よりなる全体型を覚えておけば、本来の「知」の草書体漢字の型を習得し易くなる。
【0366】
[34−2.「知」の漢文字の行草体文字]
「知」という漢文字の行草体文字について説明する。
【0367】
「知」の漢文字は、図68に示すような行草体の型で書されている。この「知」の漢文字の行草体を練習して記憶するためには、まず「知」の漢文字の行草体341cを4個の漢文字構成要素としての構成片に分解する。すなわち、左上側構成片と第1左下側構成片と第2左下側構成片と右側構成片の4個の構成片に分解する。
【0368】
そして、左上側、第1左下側、第2左下側、右側の各構成片に近似する型を有する数字や特殊記号や一般記号やアルファベットや片仮名や平仮名を捜す。
【0369】
例えば、左上側構成片は、アルファベットの「s」に近似しており、第1左下側構成片は、片仮名の「ナ」に近似しており、第2左下側構成片は、特殊記号c1に近似しており、右側構成片は、平仮名の「つ」に近似している。
このように「知」の行草体漢字の各構成片を「s」と「ナ」と特殊記号c1と「つ」の近似型になぞらえて、これらの各構成片を近似構成片342d,343d,344d,345dとし、これらを記憶し、或はこれら近似構成片342d,343d,344d,345dを見ながら、最終的に「知」の行草体漢字に近似した行草体文字341dを描くことが出来る。
【0370】
このようにして「知」の行草体漢字に大略近似した近似構成片よりなる全体型を覚えておけば、本来の「知」の行草体漢字の型を習得し易くなる。
【0371】
[35−1.「何」の漢文字の草書体文字]
「何」という漢文字の草書体文字について説明する。
【0372】
「何」の漢文字は、図69に示すような草書体の型で書されている。この「何」の漢文字の草書体を練習して記憶するためには、まず「何」の漢文字の草書体351aを3個の漢文字構成要素としての構成片に分解する。すなわち、左側構成片と右上側構成片と右下側構成片の3個の構成片に分解する。
【0373】
そして、左側、右上側、右下側各構成片に近似する型を有する数字や特殊記号や一般記号やアルファベットや片仮名や平仮名を捜す。
【0374】
例えば、左側構成片は、平仮名の「し」に近似しており、右上側構成片は、一般記号の「−」に近似しており、右下側構成片は、平仮名の「の」に近似している。
このように「何」の草書体漢字の各構成片を「し」と「−」と「の」の近似型になぞらえて、これらの各構成片を近似構成片352b,353b,354bとし、これらを記憶し、或はこれら近似構成片352b,353b,354bを見ながら、最終的に「何」の草書体漢字に近似した草書体文字351bを描くことが出来る。
【0375】
このようにして「何」の草書体漢字に大略近似した近似構成片よりなる全体型を覚えておけば、本来の「何」の草書体漢字の型を習得し易くなる。
【0376】
[35−2.「何」の漢文字の行草体文字]
「何」という漢文字の行草体文字について説明する。
【0377】
「何」の漢文字は、図70に示すような行草体の型で書されている。この「何」の漢文字の行草体を練習して記憶するためには、まず「何」の漢文字の行草体351cを4個の漢文字構成要素としての構成片に分解する。すなわち、左上側構成片と左下側構成片と右上側構成片と右下側構成片の4個の構成片に分解する。
【0378】
そして、左上側、左下側、右上側、右下側の各構成片に近似する型を有する数字や特殊記号や一般記号やアルファベットや片仮名や平仮名を捜す。
【0379】
例えば、左上側構成片は、一般記号の「/」に近似しており、左下側構成片は、特殊記号c11に近似しており、右上側構成片は、一般記号の「−」に近似しており、右下側構成片は、平仮名の「の」に近似している。
このように「何」の行草体漢字の各構成片を「/」と特殊記号c11と「−」と「の」の近似型になぞらえて、これらの各構成片を近似構成片352d,353d,354d,355dとし、これらを記憶し、或はこれら近似構成片352d,353d,354d,355dを見ながら、最終的に「何」の行草体漢字に近似した行草体文字351dを描くことが出来る。
【0380】
このようにして「何」の行草体漢字に大略近似した近似構成片よりなる全体型を覚えておけば、本来の「何」の行草体漢字の型を習得し易くなる。
【0381】
[36−1.「往」の漢文字の草書体文字]
「往」という漢文字の草書体について説明する。
【0382】
「往」の漢文字は、図71に示すような草書体の型で書されている。この「往」の漢文字の草書体を練習して記憶するためには、まず「往」の漢文字の草書体361aを3個の漢文字構成要素としての構成片に分解する。すなわち、左側構成片と第1右側構成片と第2右側構成片の3個の構成片に分解する。
【0383】
そして、左側、第1右側、第2右側の各構成片に近似する型を有する数字や特殊記号や一般記号やアルファベットや片仮名や平仮名を捜す。
【0384】
例えば、左側構成片は、一般記号の「(」に近似しており、第1右側構成片は、片仮名の「ナ」に近似しており、第2右側構成片は、数字の「2」に近似している。
このように「往」の草書体漢字の各構成片を「(」と「ナ」と「2」の近似型になぞらえて、これらの各構成片を近似構成片362b,363b,364bとし、これらを記憶し、或はこれら近似構成片362b,363b,364bを見ながら、最終的に「往」の草書体漢字に近似した草書体文字361bを描くことが出来る。
【0385】
このようにして「往」の草書体漢字に大略近似した近似構成片よりなる全体型を覚えておけば、本来の「往」の草書体漢字の型を習得し易くなる。
【0386】
[29−2.「往」の漢文字の行草体文字]
「往」という漢文字の行草体について説明する。
【0387】
「往」の漢文字は、図72に示すような行草体の型で書されている。この「往」の漢文字の行草体を練習して記憶するためには、まず「往」の漢文字の行草体361cを6個の漢文字構成要素としての構成片に分解する。すなわち、左上側構成片と左下側構成片と第1右上側構成片と第2右上側構成片と右中央側構成片と右下側構成片の6個の構成片に分解する。
【0388】
そして、左上側、左下側、第1右上側、第2右上側、右中央側、右下側の各構成片に近似する型を有する数字や特殊記号や一般記号やアルファベットや片仮名や平仮名を捜す。
【0389】
例えば、左上側構成片は、アルファベットの「s」に近似しており、左下側構成片は、特殊記号c11に近似しており、第1右上側構成片は、特殊記号c1に近似しており、第2右上側構成片は、一般記号の「−」に近似しており、右中央側構成片は、特殊記号c10に近似しており、右下構成片は、特殊記号c12に近似している。
このように「往」の行草体漢字の各構成片を「s」と特殊記号c11と特殊記号c1と「−」と特殊記号c10と特殊記号c12の近似型になぞらえて、これらの各構成片を近似構成片362d,363d,364d,365d,366d,367dとし、これらを記憶し、或はこれら近似構成片362d,363d,364d,365d,366d,367dを見ながら、最終的に「往」の行草体漢字に近似した行草体文字361dを描くことが出来る。
【0390】
このようにして「往」の行草体漢字に大略近似した近似構成片よりなる全体型を覚えておけば、本来の「往」の行草体漢字の型を習得し易くなる。
【0391】
[37−1.「休」の漢文字の草書体文字]
「休」という漢文字の草書体について説明する。
【0392】
「休」の漢文字は、図73に示すような草書体の型で書されている。この「休」の漢文字の草書体を練習して記憶するためには、まず「休」の漢文字の草書体371aを5個の漢文字構成要素としての構成片に分解する。すなわち、左上側構成片と左下構成片と第1右側構成片と第2右側構成片と第3右側構成片の5個の構成片に分解する。
【0393】
そして、左上側、左下側、第1右側、第2右側、第3右側の各構成片に近似する型を有する数字や特殊記号や一般記号やアルファベットや片仮名や平仮名を捜す。
【0394】
例えば、左上側構成片は、一般記号の「/」に近似しており、左下側構成片は、特殊記号c11に近似しており、第1右側構成片は、特殊記号c13に近似しており、第2右側構成片は、一般記号の「/」に近似しており、第3右側構成片は、平仮名の「つ」に近似している。
このように「休」の草書体漢字の各構成片を「/」と特殊記号c11と特殊記号c13と「/」と「つ」の近似型になぞらえて、これらの各構成片を近似構成片372b,373b,374b,375b,376bとし、これらを記憶し、或はこれら近似構成片372b,373b,374b,375b,376bを見ながら、最終的に「休」の草書体漢字に近似した草書体文字371bを描くことが出来る。
【0395】
このようにして「休」の草書体漢字に大略近似した近似構成片よりなる全体型を覚えておけば、本来の「休」の草書体漢字の型を習得し易くなる。
【0396】
[37−2.「休」の漢文字の行草体文字]
「休」という漢文字の行草体について説明する。
【0397】
「休」の漢文字は、図74に示すような行草体の型で書されている。この「往」の漢文字の行草体を練習して記憶するためには、まず「休」の漢文字の行草体371cを5個の漢文字構成要素としての構成片に分解する。すなわち、左上側構成片と左下側構成片と第1右側構成片と第2右側構成片と第3右側構成片の5個の構成片に分解する。
【0398】
そして、左上側、左下側、第1右側、第2右側、第3右側の各構成片に近似する型を有する数字や特殊記号や一般記号やアルファベットや片仮名や平仮名を捜す。
【0399】
例えば、左上側構成片は、一般記号の「/」に近似しており、左下側構成片は、特殊記号c11に近似しており、第1右側構成片は、特殊記号c6に近似しており、第2右側構成片は、一般記号の「/」に近似しており、第3右側構成片は、片仮名の「フ」に近似している。
このように「休」の行草体漢字の各構成片を「/」と特殊記号c11と特殊記号c6と「/」と「フ」の近似型になぞらえて、これらの各構成片を近似構成片372d,373d,374d,375d,376dとし、これらを記憶し、或はこれら近似構成片372d,373d,374d,375dを見ながら、最終的に「休」の行草体漢字に近似した行草体文字371dを描くことが出来る。
【0400】
このようにして「休」の行草体漢字に大略近似した近似構成片よりなる全体型を覚えておけば、本来の「休」の行草体漢字の型を習得し易くなる。
【0401】
[38−1.「細」の漢文字の草書体文字]
「細」という漢文字の草書体について説明する。
【0402】
「細」の漢文字は、図75に示すような草書体の型で書されている。この「細」の漢文字の草書体を練習して記憶するためには、まず「細」の漢文字の草書体381aを3個の漢文字構成要素としての構成片に分解する。すなわち、左側構成片と第1右側構成片と第2右側構成片の3個の構成片に分解する。
【0403】
そして、左側、第1右側、第2右側の各構成片に近似する型を有する数字や特殊記号や一般記号やアルファベットや片仮名や平仮名を捜す。
【0404】
例えば、左側構成片は、数字の「3」に近似しており、第1右側構成片は、平仮名の「つ」に近似しており、第2右側構成片は、片仮名の「ナ」に近似している。
このように「細」の草書体漢字の各構成片を「3」と「つ」と「ナ」の近似型になぞらえて、これらの各構成片を近似構成片382b,383b,384bとし、これらを記憶し、或はこれら近似構成片382b,383b,384bを見ながら、最終的に「細」の草書体漢字に近似した草書体文字381bを描くことが出来る。
【0405】
このようにして「細」の草書体漢字に大略近似した近似構成片よりなる全体型を覚えておけば、本来の「細」の草書体漢字の型を習得し易くなる。
【0406】
[38−2.「細」の漢文字の行草体文字]
「細」という漢文字の行草体について説明する。
【0407】
「細」の漢文字は、図76に示すような行草体の型で書されている。この「細」の漢文字の行草体を練習して記憶するためには、まず「細」の漢文字の行草体381cを6個の漢文字構成要素としての構成片に分解する。すなわち、左上側構成片と左中側構成片と左下側構成片と第1右側構成片と第2右側構成片と第3右側構成片の6個の構成片に分解する。
【0408】
そして、左上側、左中側、左下側、第1右側、第2右側、第3右側の各構成片に近似する型を有する数字や特殊記号や一般記号やアルファベットや片仮名や平仮名を捜す。
【0409】
例えば、左上側構成片は、一般記号の「/」に近似しており、左中側構成片は、数字の「3」に近似しており、左下側構成片は、特殊記号c3に近似しており、第1右側構成片は、アルファベットの「b」に近似しており、第2右側構成片は、特殊記号c2に近似しており、第3右側構成片は、特殊記号c11に近似している。
このように「細」の行草体漢字の各構成片を「/」と「3」と特殊記号c3と「b」と特殊記号c2と特殊記号c11の近似型になぞらえて、これらの各構成片を近似構成片382d,383d,384d,385d,386d,387dとし、これらを記憶し、或はこれら近似構成片382d,383d,384d,385d,386d,387dを見ながら、最終的に「細」の行草体漢字に近似した行草体文字381dを描くことが出来る。
【0410】
このようにして「細」の行草体漢字に大略近似した近似構成片よりなる全体型を覚えておけば、本来の「細」の行草体漢字の型を習得し易くなる。
【0411】
[39−1.「得」の漢文字の草書体文字]
「得」という漢文字の草書体について説明する。
【0412】
「細」の漢文字は、図77に示すような草書体の型で書されている。この「得」の漢文字の草書体を練習して記憶するためには、まず「得」の漢文字の草書体391aを3個の漢文字構成要素としての構成片に分解する。すなわち、左側構成片と右側構成片と右下側構成片の3個の構成片に分解する。
【0413】
そして、左側、右側、右下側の各構成片に近似する型を有する数字や特殊記号や一般記号やアルファベットや片仮名や平仮名を捜す。
【0414】
例えば、左側構成片は、平仮名の「し」に近似しており、右側構成片は、平仮名の「ろ」に近似しており、右下側構成片は、特殊記号c1に近似している。
このように「得」の草書体漢字の各構成片を「し」と「ろ」と特殊記号c1の近似型になぞらえて、これらの各構成片を近似構成片392b,393b,394bとし、これらを記憶し、或はこれら近似構成片392b,393b,394bを見ながら、最終的に「得」の草書体漢字に近似した草書体文字391bを描くことが出来る。
【0415】
このようにして「得」の草書体漢字に大略近似した近似構成片よりなる全体型を覚えておけば、本来の「得」の草書体漢字の型を習得し易くなる。
【0416】
[39−2.「得」の漢文字の行草体文字]
「得」という漢文字の行草体について説明する。
【0417】
「得」の漢文字は、図78に示すような行草体の型で書されている。この「得」の漢文字の行草体を練習して記憶するためには、まず「得」の漢文字の行草体391cを6個の漢文字構成要素としての構成片に分解する。すなわち、左側構成片と第1右上側構成片と第2右上側構成片と第1右下側構成片と第2右下側構成片と第3右下側構成片の6個の構成片に分解する。
【0418】
そして、左側、第1右上側、第2右上側、第1右下側、第2右下側、第3右下側の各構成片に近似する型を有する数字や特殊記号や一般記号やアルファベットや片仮名や平仮名を捜す。
【0419】
例えば、左側構成片は、平仮名の「し」に近似しており、第1右上側構成片は、アルファベットの「b」に近似しており、第2右上側構成片は、特殊記号c2に近似しており、第1右下側構成片は、アルファベットの「z」に近似しており、第2右下側構成片は、特殊記号c9に近似しており、第3右下側構成片は、特殊記号c1に近似している。
このように「得」の行草体漢字の各構成片を「し」と「b」と特殊記号c2と「z」と特殊記号c9と特殊記号c1の近似型になぞらえて、これらの各構成片を近似構成片392d,393d,394d,395d,396d,397dとし、これらを記憶し、或はこれら近似構成片392d,393d,394d,395d,396d,397dを見ながら、最終的に「得」の行草体漢字に近似した行草体文字391dを描くことが出来る。
【0420】
このようにして「得」の行草体漢字に大略近似した近似構成片よりなる全体型を覚えておけば、本来の「得」の行草体漢字の型を習得し易くなる。
【0421】
[40−1.「宙」の漢文字の草書体文字]
「宙」という漢文字の草書体について説明する。
【0422】
「宙」の漢文字は、図79に示すような草書体の型で書されている。この「宙」の漢文字の草書体を練習して記憶するためには、まず「宙」の漢文字の草書体421aを4個の漢文字構成要素としての構成片に分解する。すなわち、上側構成片と第1中央側構成片と第2中央側構成片と第3中央側構成片の4個の構成片に分解する。
【0423】
そして、上側、第1中央下側、第2中央側、第3中央側の各構成片に近似する型を有する数字や特殊記号や一般記号やアルファベットや片仮名や平仮名を捜す。
【0424】
例えば、上側構成片は、平仮名の「つ」に近似しており、第1中央側構成片は、アルファベットの「b」に近似しており、第2中央側構成片は、特殊記号c2に近似しており、第3中央側構成片は、一般記号の「)」に近似している。
このように「宙」の草書体漢字の各構成片を「つ」と「b」と特殊記号c2と「)」の近似型になぞらえて、これらの各構成片を近似構成片422b,423b,424b,425bとし、これらを記憶し、或はこれら近似構成片422b,423b,424b,425bを見ながら、最終的に「宙」の草書体漢字に近似した草書体文字421bを描くことが出来る。
【0425】
このようにして「宙」の草書体漢字に大略近似した近似構成片よりなる全体型を覚えておけば、本来の「宙」の草書体漢字の型を習得し易くなる。
【0426】
[40−2.「宙」の漢文字の行草体文字]
「宙」という漢文字の行草体について説明する。
【0427】
「宙」の漢文字は、図80に示すような行草体の型で書されている。この「宙」の漢文字の行草体を練習して記憶するためには、まず「宙」の漢文字の行草体421cを4個の漢文字構成要素としての構成片に分解する。すなわち、上側構成片と第1中央側構成片と第2中央側構成片と第3中央側構成片の4個の構成片に分解する。
【0428】
そして、上側、第1中央下側、第2中央側、第3中央側の各構成片に近似する型を有する数字や特殊記号や一般記号やアルファベットや片仮名や平仮名を捜す。
【0429】
例えば、上側構成片は、平仮名の「う」に近似しており、第1中央側構成片は、アルファベットの「b」に近似しており、第2中央側構成片は、特殊記号c2に近似しており、第3中央側構成片は、一般記号の「)」に近似している。
このように「宙」の行草体漢字の各構成片を「つ」と「b」と特殊記号c2と「)」の近似型になぞらえて、これらの各構成片を近似構成片422d,423d,424d,425dとし、これらを記憶し、或はこれら近似構成片422d,423d,424d,425dを見ながら、最終的に「宙」の行草体漢字に近似した行草体文字421dを描くことが出来る。
【0430】
このようにして「宙」の行草体漢字に大略近似した近似構成片よりなる全体型を覚えておけば、本来の「宙」の行草体漢字の型を習得し易くなる。
【0431】
以下の漢文字については、草書体文字と行草体文字の型が同じため、一方の漢文字の草書体についてのみ説明を行い、他方の漢文字の行草体については、重複説明を省略する。
【0432】
[41.「私」の漢文字の草書体文字及び行草体文字]
「私」という漢文字の草書体について説明する。なお、行草体の型は、草書体と同一の型であり重複説明を省略する。
【0433】
「私」の漢文字は、図81に示すような草書体の型で書されている。この「私」の漢文字の草書体を練習して記憶するためには、まず「私」の漢文字の草書体401aを4個の漢文字構成要素としての構成片に分解する。すなわち、左上側構成片と第1左下側構成片と第2左下側構成片と右側構成片の4個の構成片に分解する。
【0434】
そして、左上側、第1左下側、第2左下側、右側の各構成片に近似する型を有する数字や特殊記号や一般記号やアルファベットや片仮名や平仮名を捜す。
【0435】
例えば、左上側構成片は、一般記号の「/」に近似しており、第1左下側構成片は、特殊記号c9に近似しており、第2左下側構成片は、数字の「2」に近似しており、右側構成片は、アルファベットの「s」に近似している。
このように「私」の草書体漢字の各構成片を「/」と特殊記号c9と「2」と「s」の近似型になぞらえて、これらの各構成片を近似構成片402b,403b,404b,405bとし、これらを記憶し、或はこれら近似構成片402b,403b,404b,405bを見ながら、最終的に「私」の草書体漢字に近似した草書体文字401bを描くことが出来る。
【0436】
このようにして「私」の草書体漢字に大略近似した近似構成片よりなる全体型を覚えておけば、本来の「私」の草書体漢字の型を習得し易くなる。また、行草体文字については、具体的な説明を省略したが、草書体漢字と同様の効果を奏する。
【0437】
[42.「王」の漢文字の草書体文字及び行草体文字]
「王」という漢文字の草書体について説明する。なお、行草体の型は、草書体と同一の型であり重複説明を省略する。
【0438】
「王」の漢文字は、図82に示すような草書体の型で書されている。この「王」の漢文字の草書体を練習して記憶するためには、まず「王」の漢文字の草書体411aを2個の漢文字構成要素としての構成片に分解する。すなわち、第1中央側構成片と第2中央側構成片の2個の構成片に分解する。
【0439】
そして、第1中央側、第2中央側の各構成片に近似する型を有する数字や特殊記号や一般記号やアルファベットや片仮名や平仮名を捜す。
【0440】
例えば、第1中央側構成片は、数字の「7」に近似しており、第2中央側構成片は、数字の「2」に近似している。
このように「王」の草書体漢字の各構成片を「7」と「2」の近似型になぞらえて、これらの各構成片を近似構成片412b,413bとし、これらを記憶し、或はこれら近似構成片412b,413bを見ながら、最終的に「王」の草書体漢字に近似した草書体文字411bを描くことが出来る。
【0441】
このようにして「王」の草書体漢字に大略近似した近似構成片よりなる全体型を覚えておけば、本来の「王」の草書体漢字の型を習得し易くなる。また、行草体文字については、具体的な説明を省略したが、草書体漢字と同様の効果を奏する。
【0442】
[43.「信」の漢文字の草書体文字及び行草体文字]
「信」という漢文字の草書体について説明する。なお、行草体の型は、草書体と同一の型であり重複説明を省略する。
【0443】
「信」の漢文字は、図83に示すような草書体の型で書されている。この「信」の漢文字の草書体を練習して記憶するためには、まず「信」の漢文字の草書体431aを4個の漢文字構成要素としての構成片に分解する。すなわち、左側構成片と第1右上側構成片と第2右上側構成片と右下側構成片の4個の構成片に分解する。
【0444】
そして、左側、第1右上側、第2右上側、右下側の各構成片に近似する型を有する数字や特殊記号や一般記号やアルファベットや片仮名や平仮名を捜す。
【0445】
例えば、左側構成片は、一般記号の「(」に近似しており、第1右上側構成片は、特殊記号c1に近似しており、第2右上側構成片は、一般記号の「−」に近似しており、右下側構成片は、平仮名の「ろ」に近似している。
このように「信」の草書体漢字の各構成片を「(」と特殊記号c1と「−」と「ろ」の近似型になぞらえて、これらの各構成片を近似構成片432b,433b,434b,435bとし、これらを記憶し、或はこれら近似構成片432b,433b,434b,435bを見ながら、最終的に「信」の草書体漢字に近似した草書体文字431bを描くことが出来る。
【0446】
このようにして「信」の草書体漢字に大略近似した近似構成片よりなる全体型を覚えておけば、本来の「信」の草書体漢字の型を習得し易くなる。また、行草体文字については、具体的な説明を省略したが、草書体漢字と同様の効果を奏する。
【0447】
[44.「南」の漢文字の草書体文字及び行草体文字]
「南」という漢文字の草書体について説明する。なお、行草体の型は、草書体と同一の型であり重複説明を省略する。
【0448】
「南」の漢文字は、図84に示すような草書体の型で書されている。この「南」の漢文字の草書体を練習して記憶するためには、まず「南」の漢文字の草書体441aを3個の漢文字構成要素としての構成片に分解する。すなわち、第1中央側構成片と第2中央側構成片と第3中央側構成片の3個の構成片に分解する。
【0449】
そして、第1中央側、第2中央側、第3中央側の各構成片に近似する型を有する数字や特殊記号や一般記号やアルファベットや片仮名や平仮名を捜す。
【0450】
例えば、第1中央側構成片は、平仮名の「ち」に近似しており、第2中央側構成片は、アルファベットの「z」に近似しており、第3中央側構成片は、数字の「1」に近似している。
このように「南」の草書体漢字の各構成片を「ち」と「z」と「1」の近似型になぞらえて、これらの各構成片を近似構成片442b,443b,444bとし、これらを記憶し、或はこれら近似構成片442b,443b,444bを見ながら、最終的に「南」の草書体漢字に近似した草書体文字441bを描くことが出来る。
【0451】
このようにして「南」の草書体漢字に大略近似した近似構成片よりなる全体型を覚えておけば、本来の「南」の草書体漢字の型を習得し易くなる。また、行草体文字については、具体的な説明を省略したが、草書体漢字と同様の効果を奏する。
【0452】
[45.「引」の漢文字の草書体文字及び行草体文字]
「引」という漢文字の草書体について説明する。なお、行草体の型は、草書体と同一の型であり重複説明を省略する。
【0453】
「引」の漢文字は、図85に示すような草書体の型で書されている。この「引」の漢文字の草書体を練習して記憶するためには、まず「引」の漢文字の草書体451aを2個の漢文字構成要素としての構成片に分解する。すなわち、左側構成片と右側構成片の2個の構成片に分解する。
【0454】
そして、左側、右側の各構成片に近似する型を有する数字や特殊記号や一般記号やアルファベットや片仮名や平仮名を捜す。
【0455】
例えば、左側構成片は、数字の「3」に近似しており、右側構成片は、数字の「1」に近似している。
このように「引」の草書体漢字の各構成片を「3」と「1」の近似型になぞらえて、これらの各構成片を近似構成片452b,453bとし、これらを記憶し、或はこれら近似構成片452b,453bを見ながら、最終的に「引」の草書体漢字に近似した草書体文字451bを描くことが出来る。
【0456】
このようにして「引」の草書体漢字に大略近似した近似構成片よりなる全体型を覚えておけば、本来の「引」の草書体漢字の型を習得し易くなる。また、行草体文字については、具体的な説明を省略したが、草書体漢字と同様の効果を奏する。
【0457】
[46.「赤」の漢文字の草書体文字及び行草体文字]
「赤」という漢文字の草書体について説明する。なお、行草体の型は、草書体と同一の型であり重複説明を省略する。
【0458】
「赤」の漢文字は、図86に示すような草書体の型で書されている。この「赤」の漢文字の草書体を練習して記憶するためには、まず「赤」の漢文字の草書体461aを4個の漢文字構成要素としての構成片に分解する。すなわち、上側構成片と中央下側構成片と左下側構成片と右下側構成片の4個の構成片に分解する。
【0459】
そして、上側、中央下側、左下側、右下側の各構成片に近似する型を有する数字や特殊記号や一般記号やアルファベットや片仮名や平仮名を捜す。
【0460】
例えば、上側構成片は、片仮名の「ナ」に近似しており、中央下側構成片は、数字の「7」に近似しており、左下側構成片は、アルファベットの「v」に近似しており、右下側構成片は、アルファベットの「s」に近似している。
このように「赤」の草書体漢字の各構成片を「ナ」と「7」と「v」と「s」の近似型になぞらえて、これらの各構成片を近似構成片462b,463b,464b,465bとし、これらを記憶し、或はこれら近似構成片462b,463b,464b,465bを見ながら、最終的に「赤」の草書体漢字に近似した草書体文字461bを描くことが出来る。
【0461】
このようにして「赤」の草書体漢字に大略近似した近似構成片よりなる全体型を覚えておけば、本来の「赤」の草書体漢字の型を習得し易くなる。また、行草体文字については、具体的な説明を省略したが、草書体漢字と同様の効果を奏する。
【0462】
[47.「夕」の漢文字の草書体文字及び行草体文字]
「夕」という漢文字の草書体について説明する。なお、行草体の型は、草書体と同一の型であり重複説明を省略する。
【0463】
「夕」の漢文字は、図87に示すような草書体の型で書されている。この「夕」の漢文字の草書体を練習して記憶するためには、まず「夕」の漢文字の草書体471aを2個の漢文字構成要素としての構成片に分解する。すなわち、第1中央側構成片と第2中央側構成片の2個の構成片に分解する。
【0464】
そして、第1中央側、第2中央側の各構成片に近似する型を有する数字や特殊記号や一般記号やアルファベットや片仮名や平仮名を捜す。
【0465】
例えば、第1中央側構成片は、アルファベットの「s」に近似しており、第2中央側構成片は、一般記号の「)」に近似している。
このように「夕」の草書体漢字の各構成片「s」と「)」の近似型になぞらえて、これらの各構成片を近似構成片472b,473bとし、これらを記憶し、或はこれら近似構成片472b,473bを見ながら、最終的に「夕」の草書体漢字に近似した草書体文字471bを描くことが出来る。
【0466】
このようにして「夕」の草書体漢字に大略近似した近似構成片よりなる全体型を覚えておけば、本来の「夕」の草書体漢字の型を習得し易くなる。また、行草体文字については、具体的な説明を省略したが、草書体漢字と同様の効果を奏する。
【0467】
[48.「林」の漢文字の草書体文字及び行草体文字]
「林」という漢文字の草書体について説明する。なお、行草体の型は、草書体と同一の型であり重複説明を省略する。
【0468】
「林」の漢文字は、図88に示すような草書体の型で書されている。この「林」の漢文字の草書体を練習して記憶するためには、まず「林」の漢文字の草書体481aを3個の漢文字構成要素としての構成片に分解する。すなわち、第1中央側構成片と第2中央側構成片と右中央側構成片の3個の構成片に分解する。
【0469】
そして、第1中央側、第2中央側、右中央側の各構成片に近似する型を有する数字や特殊記号や一般記号やアルファベットや片仮名や平仮名を捜す。
【0470】
例えば、第1中央側構成片は、片仮名の「リ」に近似しており、第2中央側構成片は、アルファベットの「z」に近似しており、右中央側構成片は、一般記号の「/」に近似している。
このように「林」の草書体漢字の各構成片を「リ」と「z」と「/」の近似型になぞらえて、これらの各構成片を近似構成片482b,483b,484bとし、これらを記憶し、或はこれら近似構成片482b,483b,484bを見ながら、最終的に「林」の草書体漢字に近似した草書体文字481bを描くことが出来る。
【0471】
このようにして「林」の草書体漢字に大略近似した近似構成片よりなる全体型を覚えておけば、本来の「林」の草書体漢字の型を習得し易くなる。また、行草体文字については、具体的な説明を省略したが、草書体漢字と同様の効果を奏する。
【0472】
[49.「百」の漢文字の草書体文字及び行草体文字]
「百」という漢文字の草書体について説明する。なお、行草体の型は、草書体と同一の型であり重複説明を省略する。
【0473】
「百」の漢文字は、図89に示すような草書体の型で書されている。この「百」の漢文字の草書体を練習して記憶するためには、まず「百」の漢文字の草書体491aを3個の漢文字構成要素としての構成片に分解する。すなわち、上側構成片と第1中央側構成片と第2中央側構成片の3個の構成片に分解する。
【0474】
そして、上側、第1中央側、第2中央側の各構成片に近似する型を有する数字や特殊記号や一般記号やアルファベットや片仮名や平仮名を捜す。
【0475】
例えば、上側構成片は、一般記号の「−」に近似しており、第1中央側構成片は、アルファベットの「b」に近似しており、第2中央側構成片は、特殊記号c2に近似している。
このように「百」の草書体漢字の各構成片を「−」と「b」と特殊記号c2の近似型になぞらえて、これらの各構成片を近似構成片492b,493b,494bとし、これらを記憶し、或はこれら近似構成片492b,493b,494bを見ながら、最終的に「百」の草書体漢字に近似した草書体文字491bを描くことが出来る。
【0476】
このようにして「百」の草書体漢字に大略近似した近似構成片よりなる全体型を覚えておけば、本来の「百」の草書体漢字の型を習得し易くなる。また、行草体文字については、具体的な説明を省略したが、草書体漢字と同様の効果を奏する。
【0477】
[50.「糸」の漢文字の草書体文字及び行草体文字]
「糸」という漢文字の草書体について説明する。なお、行草体の型は、草書体と同一の型であり重複説明を省略する。
【0478】
「糸」の漢文字は、図90に示すような草書体の型で書されている。この「糸」の漢文字の草書体を練習して記憶するためには、まず「糸」の漢文字の草書体501aを5個の漢文字構成要素としての構成片に分解する。すなわち、中央上側構成片と中央中側構成片と中央下側構成片と左下側構成片と右下側構成片の5個の構成片に分解する。
【0479】
そして、中央上側、中央中側、中央下側、左下側、右下側の各構成片に近似する型を有する数字や特殊記号や一般記号やアルファベットや片仮名や平仮名を捜す。
【0480】
例えば、中央上側構成片は、アルファベットの「s」に近似しており、中央中側構成片は、平仮名の「つ」に近似しており、中央下側構成片は、特殊記号c9に近似しており、左下側構成片は、特殊記号c3に近似しており、右下側構成片は、一般記号の「)」に近似している。
このように「糸」の草書体漢字の各構成片を「s」と「つ」と特殊記号c9と特殊記号c3と「)」の近似型になぞらえて、これらの各構成片を近似構成片502b,503b,504b,505b,506bとし、これらを記憶し、或はこれら近似構成片502b,503b,504b,505b,506bを見ながら、最終的に「糸」の草書体漢字に近似した草書体文字501bを描くことが出来る。
【0481】
このようにして「糸」の草書体漢字に大略近似した近似構成片よりなる全体型を覚えておけば、本来の「糸」の草書体漢字の型を習得し易くなる。また、行草体文字については、具体的な説明を省略したが、草書体漢字と同様の効果を奏する。
【0482】
この発明の実施例1〜50は、上記のように構成されているものであり、まず、最初に草書体或は行草体の漢文字を最小構成片に分解することから始める。そして、最小構成片に分解した各構成片に近似する型を有する数字や記号やアルファベットや片仮名や平仮名等を捜す。
【0483】
これらの近似する型を捜すに際しては、我々が日常使用し、目にしている普遍的な型を捜すことが必要である。何故ならば、その方が近似型を捜し易く、また、記憶し易いし反復して書し易いからである。
【0484】
これらの近似型を捜したら各近似型を組み合わせて、所定の漢字の草書体或は行草体に近似した書体となるようにする。この草書体或は行草体に近似した書体の筆順は、予め捜した近似型の構成片の組み合わせの筆順と同じになるようにする。
【0485】
すなわち、予め捜した近似型の構成片は、本来の草書体或は行草体の筆順と同じになるような筆順を有する近似型の構成片であることを必要とする。このような近似構成片を選択することにより、草書体或は行草体の書体の型のみならず筆順までも自然に覚えることが可能となる。
【0486】
[草書体文字及び行草体文字の練習方法]
本発明の実施例の草書体文字及び行草体文字の練習方法に使用するテキストとしては次のような形態が考えられる。すなわち、図91〜図115に示すように左側欄に楷書体の文字を1文字ずつ列記する。その右側欄の上側欄に草書体の文字、下側欄に行草体の文字を記載する。
【0487】
そして、さらに右側欄の上側欄には、草書体文字に近似した近似構成片を書いておく。右側欄の下側欄には、行草体文字に近似した近似構成片を書いておく。
【0488】
(1)草書体文字をいくつかの構成片に分解した後に各構成片に近似した数字やアルファベット等の近似構成片を選択し、これらの近似構成片を組合せて草書体文字に近似した草書体近似型とする。そして、この草書体近似型の欄の右側には、必要に応じて空白欄を設けて近似構成片を手本にしながら練習が出来るようにしている。
【0489】
このように草書体の典型となるような所定文字について、それぞれの文字の草書体を構成する複数の構成片に分解して、各構成片に近似した数字やアルファベット等の近似構成片を選択し、これらの近似構成片によって草書体文字の全体の型に近似した組み合わせを行い、草書体近似型をつくる。草書体の練習を行う人は、この近似草書体たる草書体近似型を基本的な型として、本来の草書体を見ながら草書体文字の練習を行う。
【0490】
特に、近似草書体を選択する場合は、数字やアルファベットや記号や片仮名や平仮名等の日常使用する近似構成片のうち、特に草書体の筆順に適合するような近似構成片を選択することにより、更に本来の草書体に近い状態で近似構成片を基にして草書体文字の書き方の練習が行える。
【0491】
(2)行草体文字をいくつかの構成片に分解した後に各構成片に近似した数字やアルファベット等の近似構成片を選択し、これらの近似構成片を組合せて行草体文字に近似した行草体近似型とする。そして、この行草体近似型の欄の右側には、必要に応じて空白欄を設けて近似構成片を手本にしながら練習が出来るようにしている。
【0492】
このように行草体の典型となるような所定文字について、それぞれの文字の行草体を構成する複数の構成片に分解して、各構成片に近似した数字やアルファベット等の近似構成片を選択し、これらの近似構成片によって行草体文字の全体の型に近似した組み合わせを行い、行草体近似型をつくる。行草体の練習を行う人は、この近似行草体たる行草体近似型を基本的な型として、本来の行草体を見ながら行草体文字の練習を行う。
【0493】
特に、近似行草体を選択する場合は、数字やアルファベットや記号や片仮名や平仮名等の日常使用する近似構成片のうち、特に行草体の筆順に適合するような近似構成片を選択することにより、更に本来の行草体に近い状態で近似構成片を基にして行草体文字の書き方の練習が行える。
【符号の説明】
【0494】
11 行草体
12 左側構成片
13 中央構成片
14 右側構成片
15,16,17 近似構成片
18 行草体文字

【特許請求の範囲】
【請求項1】
草書体文字を複数の構成片に分解し、各構成片にそれぞれ近似した数字やアルファベットや片仮名や平仮名や記号等を選択し、これを近似構成片とし、この近似構成片を組み合わせて草書体文字に近似した草書体近似型を構成し、この草書体近似型を模写しながら草書体文字の練習をする
ことを特徴とする草書体文字の練習方法。
【請求項2】
草書体文字には、行草体文字を含むことを特徴とする請求項1に記載の草書体文字の練習方法。
【請求項3】
「組」の草書体文字に近似した草書体近似型を平仮名の「つ」と、一般記号の「)」と、一般記号の「(」と、アルファベットの「b」と、数字の「2」の近似構成片により構成したことを特徴とする請求項1に記載の草書体文字の練習方法。
【請求項4】
「道」の草書体文字に近似した草書体近似型を片仮名の「ソ」と、平仮名の「ろ」と、反比例の曲線に描いた特殊記号の近似構成片により構成したことを特徴とする請求項1に記載の草書体文字の練習方法。
【請求項5】
「取」の草書体文字に近似した草書体近似型をアルファベットの「z」と、一般記号の「)」と、一般記号の「<」の近似構成片により構成したことを特徴とする請求項1に記載の草書体文字の練習方法。
【請求項6】
「町」の草書体文字に近似した草書体近似型を片仮名の「フ」と、数字の「2」と、一般記号の「−」と、一般記号の「)」の近似構成片により構成したことを特徴とする請求項1に記載の草書体文字の練習方法。
【請求項7】
「秒」の草書体文字に近似した草書体近似型を一般記号の「/」と、一般記号の「)」と、数字の「2」、縦棒に描いた特殊記号と、平仮名の「の」の近似構成片により構成したことを特徴とする請求項1に記載の草書体文字の練習方法。
【請求項8】
「原」の草書体文字に近似した草書体近似型を平仮名の「ろ」と、釣り針状に描いた特殊記号と、レ点として描いた特殊記号と、一般記号の「)」の近似構成片により構成したことを特徴とする請求項1に記載の草書体文字の練習方法。
【請求項9】
「研」の草書体文字に近似した草書体近似型を平仮名の「ろ」と、一般記号の「/」と、短い縦棒に描いた特殊記号と、数字の4を左側を頭にして寝かして描いた特殊記号の近似構成片により構成したことを特徴とする請求項1に記載の草書体文字の練習方法。
【請求項10】
「話」の草書体文字に近似した草書体近似型を右下がりの斜め線に描いた特殊記号c1と、数字の「7」と、一般記号の「/」と、一般記号の「/」と、平仮名の「ち」の近似構成片により構成したことを特徴とする請求項1に記載の草書体文字の練習方法。
【請求項11】
「王」の草書体文字に近似した草書体近似型を数字の「7」と、数字の「2」の近似構成片により構成したことを特徴とする請求項1に記載の草書体文字の練習方法。
【請求項12】
「組」の行草体文字に近似した行草体近似型を一般記号の「/」と、数字の「3」と、レ点として描いた特殊記号と、アルファベットの「b」と、数字の「2」の近似構成片により構成したことを特徴とする請求項2に記載の行草体文字の練習方法。
【請求項13】
「道」の行草体文字に近似した行草体近似型を片仮名の「ソ」と、一般記号の「−」と、アルファベットの「b」と、上側の括弧に描いた特殊記号と、短い縦棒に描いた特殊記号と、反比例の曲線に描いた特殊記号の近似構成片により構成したことを特徴とする請求項2に記載の行草体文字の練習方法。
【請求項14】
「取」の行草体文字に近似した行草体近似型をアルファベットの「z」と、アルファベットの「y」と、数字の「2」の近似構成片により構成したことを特徴とする請求項2に記載の行草体文字の練習方法。
【請求項15】
「町」の行草体文字に近似した行草体近似型をアルファベットの「b」と、一般記号の「−」と、一般記号の「)」の近似構成片により構成したことを特徴とする請求項2に記載の行草体文字の練習方法。
【請求項16】
「秒」の行草体文字に近似した行草体近似型を一般記号の「/」と、釣り針状に描いた特殊記号と、アルファベットの「z」と、一般記号の「)」と、アルファベットの「s」の近似構成片により構成したことを特徴とする請求項2に記載の行草体文字の練習方法。
【請求項17】
「原」の行草体文字に近似した行草体近似型を英数字の「7」と、アルファベットの「b」と、上側の括弧に描いた特殊記号と、釣り針状に描いた特殊記号と、レ点として描いた特殊記号と、一般記号の「)」の近似構成片により構成したことを特徴とする請求項2に記載の行草体文字の練習方法。
【請求項18】
「研」の行草体文字に近似した行草体近似型を数字の「7」と、数字の「1」と、数字の「2」と、片仮名の「フ」と、片仮名の「サ」の近似構成片により構成したことを特徴とする請求項2に記載の行草体文字の練習方法。
【請求項19】
「話」の行草体文字に近似した行草体近似型を片仮名の「ラ」と、アルファベットの「z」と、片仮名の「レ」と、一般記号の「/」と、数字の4を反転して描いた特殊記号と、数字の「1」と、数字の「2」の近似構成片により構成したことを特徴とする請求項2に記載の行草体文字の練習方法。
【請求項20】
「王」の行草体文字に近似した行草体近似型を数字の「7」と、数字の「2」の近似構成片により構成したことを特徴とする請求項2に記載の行草体文字の練習方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【図21】
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【図22】
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【図23】
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【図24】
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【図25】
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【図26】
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【図27】
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【図28】
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【図29】
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【図30】
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【図31】
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【図32】
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【図33】
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【図34】
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【図35】
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【図36】
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【図37】
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【図38】
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【図39】
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【図40】
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【図41】
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【図42】
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【図43】
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【図44】
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【図45】
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【図46】
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【図47】
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【図48】
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【図49】
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【図50】
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【図51】
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【図52】
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【図53】
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【図54】
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【図55】
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【図56】
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【図57】
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【図58】
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【図59】
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【図60】
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【図61】
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【図62】
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【図63】
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【図64】
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【図65】
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【図66】
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【図67】
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【図68】
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【図69】
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【図70】
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【図71】
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【図72】
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【図73】
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【図74】
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【図75】
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【図76】
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【図77】
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【図78】
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【図79】
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【図80】
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【図81】
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【図82】
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【図83】
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【図84】
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【図85】
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【図86】
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【図87】
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【図88】
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【図89】
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【図90】
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【図91】
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【図92】
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【図93】
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【図94】
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【図95】
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【図96】
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【図97】
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【図98】
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【図99】
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【図100】
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【図101】
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【図102】
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【図103】
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【図104】
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【図105】
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【図106】
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【図107】
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【図108】
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【図109】
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【図110】
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【図111】
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【図112】
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【図113】
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【図114】
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【図115】
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【図116】
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【図117】
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【公開番号】特開2011−221379(P2011−221379A)
【公開日】平成23年11月4日(2011.11.4)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−92010(P2010−92010)
【出願日】平成22年4月13日(2010.4.13)
【出願人】(393014095)
【出願人】(510103233)
【出願人】(510103842)