説明

落下防止具

【課題】構造が簡素で、棚への組み付けが容易であって、かつ、確実に物品の落下を防止できる落下防止具を提供すること。
【解決手段】荷物載置台の四隅に立設された支柱間に張設される落下防止具であって、ベルトと、ベルトの両端部に設けられる支柱への取り付け部とを備えており、取り付け部が、支柱の側面に当接するL字型の取り付け本体と、支柱の一部に係合する係合突起と、取り付け本体に対してベルトの長手方向に伸縮可能な伸縮手段とを有している。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、荷物載置台に収納された物品が落下するのを防止する落下防止具に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来この種の落下防止具としては、支柱で支持された棚板の端部近傍に、帯板状の落下防止板を略鉛直に起立させるものが提案されている。(例えば、特許文献1参照)。
また、簡易な落下防止具としては、長尺のベルトで構成され、当該ベルトを支柱間に架け渡して、ベルトの両端部をそれぞれ支柱の周囲に巻回して固定するものも考えられている。
【特許文献1】特開2003−159136号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、前者の落下防止具は、各棚板の取り付け箇所にそれぞれ取り付けブラケットを組み付ける必要があるため、部品点数が増大して、組み付けが面倒になるという不具合がある。また、取り付けブラケットが複雑な構造をしているので、コストアップにつながるという不具合もある。さらに、帯板状落下防止板が、棚板に対して略鉛直に吊り下がる位置に配置されるため、下段の棚板上の物品を出し入れする作業の邪魔になるという不具合もある。また、後者の落下防止具は、ベルトの端部を支柱の周囲に巻回して固定するという手間のかかる作業を要する上、棚板上に載置されている荷物が邪魔になって、支柱にベルトを取り付けにくいという不具合もある。
【0004】
本発明は、以上の問題点に鑑みてなされたものであって、構造が簡素で、棚への取り付けが容易であって、かつ、確実に物品の落下を防止できる落下防止具を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の落下防止具は、荷物載置台の四隅に立設された支柱間に張設される落下防止具であって、ベルトと、ベルトの両端部に設けられる支柱への取り付け部とを備えており、取り付け部が、支柱の側面に当接するL字型の取り付け本体と、支柱の一部に係合する係合突起と、取り付け本体に対してベルトの長手方向に伸縮可能な伸縮手段とを有していることを特徴とするものである。
【0006】
また、伸縮手段が、ベルトの長手方向にスライド可能に取り付けられるスライド片と、スライド片をベルト側に付勢するバネとを備えており、ベルトの長手方向に引っ張り力がかかったときに、スライド片が、バネの付勢力に抗して、ベルトの長さを長くする方向に移動可能であることを特徴とするものであってもよい。
【0007】
さらに、ベルトの少なくとも一端側に、ベルトの長さを調整する長さ調整手段が設けられていることを特徴とするものであってもよい。
【0008】
取り付け本体に磁石が設けられているものであってもよい。
【発明の効果】
【0009】
本発明の落下防止具によれば、荷物載置台の四隅に立設された支柱間に張設される落下防止具であって、ベルトと、ベルトの両端部に設けられる支柱への取り付け部とを備えており、取り付け部が、支柱の側面に当接するL字型の取り付け本体と、支柱の一部に係合する係合突起と、取り付け本体に対してベルトの長手方向に伸縮可能な伸縮手段とを有しているので、伸縮手段によって支柱間に張設されたベルトの張力を微調整することができる。したがって、ベルトを適度な張力に保持でき、荷物載置台に載置された物品の落下を効果的に防止することができる。
【0010】
また、伸縮手段が、ベルトの長手方向にスライド可能に取り付けられるスライド片と、スライド片をベルト側に付勢するバネとを備えており、ベルトの長手方向に引っ張り力がかかったときに、スライド片が、バネの付勢力に抗して、ベルトの長さを長くする方向に移動可能であるものでは、バネの付勢力および復元力を利用して、スライド片を容易且つ確実に伸縮させることができる。
【0011】
さらに、ベルトの少なくとも一端側に、ベルトの長さを調整する長さ調整手段が設けられているものでは、ベルトの長さを調節することにより、支柱間の距離の異なる荷物載置台に対しても取り付けることができ、汎用性に優れるという利点がある。
【0012】
また、取り付け本体に磁石が設けられているものでは、支柱が磁性体を含有する材質である場合には、取り付け本体が支柱に吸着された状態を維持できるので、支柱への取り付け位置がずれにくい。また、取り付け本体を支柱に取り付ける作業において、ベルトの一端側に設けられた取り付け本体を支柱に取り付けた後、ベルトの他端側に設けられた取り付け本体を他の支柱に取り付ける際に、先に支柱に取り付けた取り付け本体が支柱から脱落しにくいので、さらに取り付け作業を迅速かつ確実に行うことができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
以下、本発明の一実施形態にかかる落下防止具1aを図面に基づいて説明する。
【0014】
落下防止具1aは、図1に示すように、長尺のベルト2と、ベルト2の両端部に設けられる一対の取り付け部3,3とを備えている。なお、落下防止用ベルト1は、図12に示すように、4本の鉛直な支柱P間に荷物載置用の棚板Bが上下方向に複数配置されてなるスチール製のラックLに取り付けられるものである。支柱Pは、図8,図9に示すように、断面視コの字形の略角型で、対向する側面P1,P2には、図12に示すように、長さ方向に所定間隔あけて、棚板あるいは他の部品を取り付けるための複数の取り付け穴Qが穿設されている。
【0015】
ベルト2は、図1に示すように、長さ1950mm、幅50mm、厚さ1.5mmのポリプロピレン樹脂繊維を細巾の帯状に製織したもので、可撓性を有しており、両端部にバックル4,4が取り付けられて、長さ調節可能に構成されている。
【0016】
取り付け部3,3は、図1に示すように、L字型の取り付け本体5と、支柱Pの取り付け穴Qに係合可能な係合突起6と、取り付け本体5に対してベルト2の長手方向に伸縮可能な伸縮機構7とを備えている。
【0017】
なお、取り付け部3,3は、図1に示すように、左右対称の形状に形成されているので、以下の説明においては、図1におけるベルト2の左側の端部に設けられている取り付け部3について説明し、ベルト2の右側の端部に設けられている取り付け部3については、同一の符号を付して説明を省略する。
【0018】
取り付け本体5は、ポリプロピレン樹脂製で、図2,図3に示すように、支柱Pの角部に隣接する2側面の一方の面に当接する第1当接部8と、他方の面に当接する第2当接部9とを備えている。
【0019】
第1当接部8は、図2,図3に示すように、縦約67mm、横約33mmの略矩形の板状で、第2当接部9の係合突起6と対向する位置に、位置確認窓10が形成されている。第1当接部8における支柱Pと対向する側の面は、支柱Pの側面に沿うように面一に形成されている。そして、他方の面は、伸縮機構7を取り付け可能に形成されており、伸縮機構7における後述するスライド部材11の取り付け位置を案内するガイド部12と、スライド部材11のスライド距離を規制するストッパー13と、スライド部材11を取り付けるための一対のボルト挿通部14とが形成されている。
【0020】
ガイド部12は、対向配置されるレール部121,121と、レール部121,121の一端側にレール部121,121に直角に配置される位置決め部122で構成されており、正面視コの字形に形成されている。ストッパー13は、互いに向かい合うように、レール部121,121に対して直角に設けられている。また、ボルト挿通部14は、図6から図9に示すように、大径部141と小径部142からなる円筒状に形成されている。ボルト挿通部14には、軸方向にボルト挿通孔143が穿設されており、ボルト挿通孔143の内部には、雌ネジが刻設されている。
【0021】
第2当接部9は、図2,図3に示すように、第1当接部8の一端から側面視L形に連設されたもので、縦約67mm、横約37mmの略矩形の板状で、第1当接部8との連接側に、周縁部が円弧状に形成された着脱用突片15が延設されている。第2当接部9における支柱Pと対向する側の面には、図2,図3に示すように、円板状の突出部16と、所定高さのリブ17とが形成されている。突出部16は、第2当接部9の遊端部側における上下方向中央部分に設けられており、突出部16の内部に磁石18が埋設されている。リブ17は、突出部16の両側および第2当接部9の上下端部に並設されている。
【0022】
係合突起6は、支柱Pの取り付け穴Qに挿嵌可能な大きさで、第2当接部9の突出部16のごく近傍に配置されており、第2当接部9の支柱Pと対向する側の面から鉛直方向に突出形成されている。
【0023】
伸縮機構7は、図6から図9に示すように、スライド部材11とバネ部材19で構成されている。スライド部材11は、図4,図5に示すように、縦約62mm、横約42mmの略矩形の板状で、一対の横長のスライド孔20,20と、ベルト2を挿通させるための縦長のベルト挿通孔21とが設けられており、スライド孔20,20は、第1当接部8に形成されているボルト挿通部14の小径部142に挿通可能な大きさに形成されている。そして、スライド部材11には、図5に示すように、取り付け本体5の第1当接部8と対向する側の面に、縦長形状の一対の係止片22,22が突設されている。係止片22,22は、スライド部材11をスライドさせたときにスライド部材11のスライド距離に相当する長さだけ間隔をあけて並列に配置されている。
【0024】
バネ部材19は、一回巻きのねじりコイルバネで、図6,図7に示すように、環部191と、環部191から延出する取り付け本体圧接部192と、スライド部材圧接部193で構成されている。環部191の内径は、第1当接部8に形成されているボルト挿通部14の大径部141よりもやや大径に形成されており、スライド部材圧接部193の長さは、取り付け本体圧接部192の長さよりも長くなっている。
【0025】
ここで、落下防止具1aの組み立て手順について説明する。まず、図6に示すように、バネ部材19の環部191を取り付け本体5のボルト挿通部14の大径部141に装着し、取り付け本体圧接部192を取り付け本体5の第1当接部8に形成されている位置決め部122に当接させる。次に、取り付け本体5の第1当接部8にスライド部材11を対向配置させ、図8に示すように、スライド部材11のスライド孔20にボルト挿通部14の小径部142を挿通させる。そして、バネ部材19のスライド部材圧接部193をスライド部材11の一方の係止片22に圧接させた状態で、ワッシャ23を介装させたボルト24を締め込んで、取り付け本体5にスライド部材11を取り付ける。最後に、図10に示すように、スライド部材11に形成されているベルト挿通孔21にバックル4が装着されたベルト2を挿通させる。
【0026】
次に、落下防止具1aの取り付け方法について説明する。まず、図12に示すように、落下防止具1aの一方の取り付け部3をラックLの前面側の支柱Pに取り付ける。より詳しくは、図8に示すように、一方の取り付け部3の係合突起6を支柱Pの側面部に形成されている取り付け穴Qに挿嵌させる。取り付け本体5に埋設されている磁石18の吸着力によって取り付け本体5がラックLに保持された状態で、取り付け部3の第1当接部8と第2当接部9とを支柱の隣接する2側面に当接させる。次に、ベルト2をラックLの前面側に架け渡し、ベルト2を長手方向に引っ張りながら、一方の取り付け部3と同様にして、他方の取り付け部3をもう一方の支柱Pに取り付ける。最後に、バックル4でベルト2の長さを調節し、ベルト2を長手方向に強く張った状態にする。なお、ラックLから落下防止具1aを取り外すときには、取り付け作業とは逆の手順を行えばよく、まず、バックル4でベルト2を緩めた後に、取り付け本体5の着脱用突片15を持って、取り付け部3を支柱Pから取り外す。
【0027】
以上詳述したように、本実施の形態の落下防止具1aは、支柱Pの側面に当接するL字型の取り付け本体5と、支柱Pの取り付け穴Qに係合する係合突起6と、取り付け本体5をベルト2の長手方向に伸縮可能とする伸縮機構7とを備えており、伸縮機構7が、取り付け本体5に対してベルト2の長さを長くする方向に移動可能なスライド部材11と、スライド部材11をベルト2側に付勢するバネ部材19で構成されているので、落下防止具1aを支柱Pに着脱する際に取り付け本体5を引っ張ると、スライド部材11が、バネ部材19の付勢力に抗して、取り付け本体5に対してベルト2の長さを長くする方向に移動することにより、ベルト2の張力が微調整され、ベルトを適度な張力に保持できる。その結果、棚板Bに載置された物品の落下を効果的に防止することができる。また、ベルト2が過度に引っ張られないので、取り付け本体5や係合突起6が、支柱Pから外れたり破損したりするのを効果的に防止できる。
【0028】
また、ラックLから落下防止具1aを取り外す際に、取り付け本体5を支柱Pから離す方向に引っ張ると、スライド部材11が、バネ部材19の付勢力に抗して、取り付け本体5に対してベルト2の長さを長くする方向に移動するので、取り付け本体5を支柱Pから容易に取り外すことができる。
【0029】
また、本実施の形態の落下防止具1aは、汎用のラックLに容易に着脱できる構造であるので、利便性に優れる。また、不要時にはラックLとは別個にコンパクトに収納できるので、荷物の出し入れがしやすい上、保管場所にも困らない。
【0030】
また、ベルト2の長さがバックル4で調節可能であるので、間口の異なるラックLにも取り付け可能であり、汎用性に優れる。さらに、本実施の形態では、図13に示すように、落下防止具1aをラックLの前面部分に取り付けたが、取り付け部分はこれに限られない。例えば、図14に示すように、ラックLの両側面と前面との三方を取り囲むように取り付けてもよい。このようにすれば、ラックLの側方からの荷物の落下も防止することができる。
【0031】
また、本実施の形態では、取り付け本体5の第2当接部9に磁石18が埋設されているので、取り付け本体5が支柱Pに吸着して脱落しにくい。したがって、ベルト2の一端側の取り付け部3に設けられた係合突起6を一方の支柱Pの取り付け穴Qに挿嵌させた状態を保持させたまま、ベルト2の他端側の取り付け部3を他方の支柱Pに取り付けることができ、作業負担を低減できる。
【0032】
また、第1当接部8に位置確認窓10を設けたので、図11に示すように、係合突起6の位置を確認することができるので、係合突起6を支柱Pの取り付け穴Qからスムーズに取り外すことができる。
【0033】
なお、本発明にかかる落下防止具は、本実施形態の落下防止具1aの構成に限定されるものではない。例えば、伸縮機構7の構成は、スライド部材11とバネ部材19に限られず、ベルト2に伸縮性を持たせてもよいし、取り付け本体5とスライド部材11とを引張りコイルバネで連結してもよい。
【0034】
また、本実施の形態では、取り付け本体5の第2当接部9における支柱Pと対向する側の面に磁石18を埋設したが、磁石18を設ける位置は前記の場所に限られない。すなわち、取り付け部3を支柱Pに取り付けるときに、取り付け本体5を支柱Pに吸着させることができればよいので、例えば、係合突起6が磁石で形成されていてもよいし、第2当接部9全体に磁性体を含有させてもよい。
【0035】
また、本実施の形態では、ベルト2は、ポリプロピレン樹脂繊維を細巾の帯状に製織してなる可撓性を有するものとしたが、材質はこれに限られず、また、可撓性を有していなくてもよい。したがって、他の合成樹脂繊維や、綿などの天然繊維で形成してもよいし、さらには、金属製の帯状板であってもよい。
【0036】
また、取り付け部3およびベルト2の寸法は、上記実施の形態に限られず、例えば、図11に示す落下防止具1bのように、幅を狭くしても構わない。
【図面の簡単な説明】
【0037】
【図1】(a)本発明の一実施形態に係る落下防止具1aの平面図である。(b)本発明の一実施形態にかかる落下防止具1aの正面図である。
【図2】本実施の形態に係る落下防止具1aを構成する取り付け本体5の正面図である。
【図3】図2に示す取り付け本体5の一部切り欠き平面図である。
【図4】本実施の形態に係る落下防止具1aを構成するスライド部材11の正面図である。
【図5】図4に示すスライド部材11の背面図である。
【図6】バネ部材19が通常の位置に配置されている状態を示す説明図である。
【図7】スライド部材11を全スライド距離移動させた状態を示す説明図である。
【図8】取り付け部3を支柱Pに取り付けた状態を示す一部切り欠き断面図である。
【図9】取り付け部3の係合突起6を支柱Pから取り外した状態を示す一部切り欠き断面図である。
【図10】スライド部材11が通常の位置に配置されている状態での取り付け部3の正面図である。
【図11】スライド部材11を全スライド距離移動させた状態での取り付け部3の正面図である。
【図12】落下防止具1a,1bをラックLに取り付けた状態を示す概観斜視図である。
【図13】落下防止具1(1a,1b)のラックに対する取り付け例を示す説明図である。
【図14】落下防止具1(1a,1b)のラックに対する他の取り付け例を示す説明図である。
【符号の説明】
【0038】
1(1a,1b) 落下防止具
2 ベルト
3 取り付け部
4 バックル(長さ調整手段)
5 取り付け本体
6 係合突起
7 伸縮機構(伸縮手段)
11 スライド部材(スライド片)
19 バネ部材(バネ)
B 棚板(荷物載置台)
P 支柱

【特許請求の範囲】
【請求項1】
荷物載置台の四隅に立設された支柱間に張設される落下防止具であって、
ベルトと、ベルトの両端部に設けられる支柱への取り付け部とを備えており、
取り付け部が、支柱の側面に当接するL字型の取り付け本体と、支柱の一部に係合する係合突起と、取り付け本体をベルトの長手方向に伸縮可能な伸縮手段とを有していることを特徴とする落下防止具。
【請求項2】
伸縮手段が、ベルトの長手方向にスライド可能に取り付けられるスライド片と、スライド片をベルト側に付勢するバネとを備えており、ベルトの長手方向に引っ張り力がかかったときに、スライド片が、バネの付勢力に抗して、ベルトの長さを長くする方向に移動可能であることを特徴とする請求項1記載の落下防止具。
【請求項3】
ベルトの少なくとも一端側に、ベルトの長さを調整する長さ調整手段が設けられていることを特徴とする請求項1または2記載の落下防止具。
【請求項4】
取り付け本体に磁石が設けられていることを特徴とする請求項1から請求項3記載の落下防止具。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【公開番号】特開2006−158485(P2006−158485A)
【公開日】平成18年6月22日(2006.6.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−350858(P2004−350858)
【出願日】平成16年12月3日(2004.12.3)
【出願人】(503083904)扶桑金属工業株式会社 (2)