説明

衣類仕上げ装置

【課題】構成を簡素化する。生産性を向上する。
【解決手段】ストッキング(K)の空洞部分に入れる型板(1)と、型板(1)を電磁誘導加熱するソレノイドコイル(10,20)と、ソレノイドコイル(10,20)を駆動する駆動手段(31,32,33)とを具備し、ソレノイドコイル(10,20)は、コイル長方向の端部(10a,10b,20a,20b)の巻線密度が中央部(10c,20c)よりも高くなっている。
【効果】型板(1)を均等な温度に電磁誘導加熱することが出来る。ストッキング(K)が均等に加熱されるので、皺取りを好適に行うことが出来る。高温蒸気を使わないため、構成を簡素化できると共に生産性を向上することが出来る。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、衣類仕上げ装置に関し、さらに詳しくは、ストッキングなどの皺取りを好適に行うことが出来ると共に、構成を簡素化でき、生産性を向上することが出来る衣類仕上げ装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、吊り下げた衣類を高温蒸気中に置いたり、高温蒸気中に置くと共に左右から加熱押動して皺取りを行う衣類用仕上げ機が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
他方、型板を入れたストッキングの各部分を異なる条件で加熱して各部分の着圧や締め付け力を適正化するストッキングの製造方法が知られている(例えば、特許文献2参照。)。
【特許文献1】特開2001−232099号公報
【特許文献2】特開平9−137302号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
上記特許文献1の衣類用仕上げ機では、高温蒸気を使うため、密閉室を要するなど装置が大がかりになると共に生産性が低い問題点があった。
他方、特許文献2に記載の従来技術は、加熱条件をストッキングの5つの部分で変えるなど、衣類用仕上げ(皺とり用)としては必ずしも適していない問題点があった。
そこで、本発明の目的は、ストッキングなどの皺取りを好適に行うことが出来ると共に、構成を簡素化でき、生産性を向上することが出来る衣類仕上げ装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0004】
第1の観点では、本発明は、衣類の空洞部分に入れる金属製の型板と、前記型板を電磁誘導加熱するソレノイドコイルと、前記ソレノイドコイルを駆動する駆動手段とを具備し、前記ソレノイドコイルは、コイル長方向の端部の巻線密度が中央部よりも高いことを特徴とする衣類仕上げ装置を提供する。
上記構成において、コイル長方向とは、巻線が並ぶ方向であり、コイル軸方向である。また、端部とは、例えばコイル長方向の端からコイル長の10%程度の部分をいう。また、中央部とは、例えばコイル長方向の中央から両端へコイル長の5%程度ずつの部分をいう。
上記第1の観点による衣類仕上げ装置では、ソレノイドコイルのコイル長方向の端部の巻線密度を中央部よりも高くしているので、型板を均等な温度に電磁誘導加熱することが出来る(これに対して、端部と中央部の巻線密度が同じだと、端部の温度が中央部より低くなってしまう)。この結果、衣類が均等に加熱されるので、皺取りを好適に行うことが出来る。そして、高温蒸気を使わないため、構成を簡素化できると共に生産性を向上することが出来る。
なお、染色後のように衣類が湿っている場合は蒸気は必要ないが、衣類が乾いている場合は補助的に蒸気を用いるのが好ましい(高温蒸気である必要はない)。
【0005】
第2の観点では、本発明は、前記第1による衣類仕上げ装置において、前記端部に隣接する境界部の巻線密度が中央部よりも低いことを特徴とする衣類仕上げ装置を提供する。
コイル長方向の端部の巻線密度を中央部よりも高くすると、型板の端部に隣接する境界部の温度が中央部より高くなってしまうことがある。そこで、上記第2の観点による衣類仕上げ装置では、境界部の巻線密度を中央部よりも低くする。これにより、型板を均等な温度にすることが出来る。
【0006】
第3の観点では、本発明は、前記第1または第2の観点の観点による衣類仕上げ装置において、コイル長方向の端部は巻線を重ね巻きした部分を含み、中央部では巻線を重ね巻きした部分を含まないことを特徴とする衣類仕上げ装置を提供する。
上記第3の観点による衣類仕上げ装置では、コイル長方向の端部を重ね巻きすることにより端部の巻線密度を中央部よりも高くすることが出来る。
【0007】
第4の観点では、本発明は、前記第3による衣類仕上げ装置において、前記境界部の巻線間空隙が中央部より広いことを特徴とする衣類仕上げ装置を提供する。
コイル長方向の端部だけで重ね巻きすることにより端部の巻線密度を中央部よりも高くすることが出来るが、重ね巻きだけでは巻線密度の微調整が難しく、型板の端部に隣接する境界部の温度が中央部より高くなってしまうことがある。そこで、上記第4の観点による衣類仕上げ装置では、境界部での巻線間空隙を中央部より広くする。すなわち、境界部の巻線密度を中央部よりも低くする。これにより、型板を均等な温度にすることが出来る。また、巻線間空隙は容易に微調整できるから、巻線密度が適正になるように容易に微調整できるようになる。
【0008】
第5の観点では、本発明は、前記第1から第4のいずれかの観点による衣類仕上げ装置において、前記型板は、ストッキングに入れる型板であることを特徴とする衣類仕上げ装置を提供する。
上記第5の観点による衣類仕上げ装置では、ストッキングの皺取りを好適に行うことが出来る。
【0009】
第6の観点では、本発明は、前記第1から第5のいずれかの観点による衣類仕上げ装置において、前記ソレノイドコイルは、複数の電線を並列に巻回したものであることを特徴とする衣類仕上げ装置を提供する。
上記第6の観点による衣類仕上げ装置では、複数の電線を並列に巻回することにより、巻線間空隙を小さくすることが出来るので、加熱ムラを抑えることが出来る。
【0010】
第7の観点では、本発明は、前記第1から第6のいずれかの観点による衣類仕上げ装置において、前記ソレノイドコイルは、前記型板を挿入しうる空心を有することを特徴とする衣類仕上げ装置を提供する。
上記第7の観点による衣類仕上げ装置では、型板の加熱効率を向上することが出来る。
【0011】
第8の観点では、本発明は、前記第7の観点による衣類仕上げ装置において、前記ソレノイドコイルのコイル長方向の一端の近傍に設置された磁束ガイド用磁性材を具備したことを特徴とする衣類仕上げ装置を提供する。
上記第8の観点による衣類仕上げ装置では、ソレノイドコイルのコイル長方向の一端近傍で磁束が拡散することを抑制できるため、ソレノイドコイルのコイル長方向の一端近傍での型板の加熱効率を向上できる。これにより、ソレノイドコイルのコイル長を型板と同程度か又は短くしても、型板の先端部温度と中央部温度とを均等にすることが出来る。
【0012】
第9の観点では、本発明は、前記第7または第8の観点による衣類仕上げ装置において、前記ソレノイドコイルの外表面に設置された磁気シールド用磁性材を具備したことを特徴とする衣類仕上げ装置を提供する。
上記第9の観点による衣類仕上げ装置では、不必要な磁束の漏れを抑制することが出来る。
【0013】
第10の観点では、本発明は、前記第1から第9のいずれかの観点による衣類仕上げ装置において、前記ソレノイドコイルは複数あり、それらソレノイドコイルは前記型板の長手方向にコイル長方向を向けて且つ前記型板の長手方向に並べて設置されると共に、前記駆動手段は、隣接するソレノイドコイルを同時に駆動しないことを特徴とする衣類仕上げ装置を提供する。
上記第10の観点による衣類仕上げ装置では、個々のソレノイドコイルのコイル長を型板よりも短くすることが出来るので、部品としてのソレノイドコイルを製造しやすくなる。また、隣接するソレノイドコイルを同時駆動した場合の電磁的干渉を防止することが出来る。
【0014】
第11の観点では、本発明は、前記第1から第10のいずれかの観点による衣類仕上げ装置において、前記型板の温度を検知するための温度センサを具備し、前記駆動手段は、前記温度センサで検知した型板温度に基づいて前記ソレノイドコイルの駆動を制御することを具備したことを特徴とする衣類仕上げ装置を提供する。
上記第11の観点による衣類仕上げ装置では、型板の加熱不足や加熱過剰を防止することが出来る。
【発明の効果】
【0015】
本発明の衣類仕上げ装置によれば、型板を均等な温度に電磁誘導加熱でき、ストッキングなどの衣類が均等に加熱されるので、皺取りを好適に行うことが出来る。そして、構成を簡素化できると共に生産性を向上することが出来る。
【発明を実施するための最良の形態】
【0016】
以下、図に示す実施の形態により本発明をさらに詳細に説明する。なお、これにより本発明が限定されるものではない。
【実施例1】
【0017】
図1は、実施例1に係る衣類仕上げ装置100を示す平面図である。図2は、図1のA矢視図である。図3は、図1のB矢視図である。
【0018】
この衣類仕上げ装置100は、ストッキングKの空洞部分に入れる金属製の型板1と、型板1を電磁誘導加熱する第1ソレノイドコイル10および第2ソレノイドコイル20と、第1ソレノイドコイル10に高周波電流を供給する第1電源部31と、第2ソレノイドコイル20に高周波電流を供給する第2電源部32と、型板1の温度を検出するための温度センサ3と、温度センサ3による検知温度を基に第1電源部31および第2電源部32を制御する駆動制御装置33と、第2ソレノイドコイル20のコイル長方向の一端の近傍に設置された磁束ガイド用磁性材2と、第1ソレノイドコイル10の外表面に設置された磁気シールド用磁性材13と、第2ソレノイドコイル20の外表面に設置された磁気シールド用磁性材23とを具備している。
【0019】
第1ソレノイドコイル10は、型板1を挿入しうる空洞を有するボビン11に巻線12を巻回したものである。コイル長方向の端部10a,10b(端からコイル長の10%程度の部分)では巻線12が重ね巻きされているが、中央部10c(中央から両側にコイル長の5%程度ずつの部分)では間隔を開けて一重巻きされている。さらに、端部10a,10bの内側の境界部10d,10e(端部に隣接するコイル長の10%程度の部分)では中央部10cより広い巻線間隔になっている。これは、端部10a,10bと中央部10cの巻線密度が同じだと、端部10a,10bでの型板1の温度が中央部10cでの型板1の温度より低くなってしまうから、端部10a,10bの巻線密度を中央部10cよりも高くして、端部10a,10bでの型板1の温度を上げるためである。また、境界部10d,10eの巻線密度を中央部10cよりも低くして、型板1の端部10a,10bに隣接する境界部10d,10eの温度が中央部10cより高くなってしまうことを防いでいる。これにより、型板1を均等な温度にすることが出来る。
ボビン11は、耐熱性が130℃以上のプラスチック製である。
【0020】
第2ソレノイドコイル20は、型板1を挿入しうる空洞を有するボビン21に巻線22を巻回したものである。コイル長方向の端部20a,20b(端からコイル長の10%程度の部分)では巻線22が重ね巻きされているが、中央部20c(中央から両側にコイル長の5%程度ずつの部分)では間隔を開けて一重巻きされている。さらに、端部20a,20bの内側の境界部20d,20e(端部に隣接するコイル長の10%程度の部分)では中央部20cより広い巻線間隔になっている。これは、端部20a,20bと中央部20cの巻線密度が同じだと、端部20a,20bでの型板1の温度が中央部20cでの型板1の温度より低くなってしまうから、端部20a,20bの巻線密度を中央部20cよりも高くして、端部20a,20bでの型板1の温度を上げるためである。また、境界部20d,20eの巻線密度を中央部20cよりも低くして、型板1の端部20a,20bに隣接する境界部20d,20eの温度が中央部20cより高くなってしまうことを防いでいる。これにより、型板1を均等な温度にすることが出来る。
ボビン21は、耐熱性が130℃以上のプラスチック製である。
【0021】
第1ソレノイドコイル10と第2ソレノイドコイル20は、型板1の長手方向にコイル長方向を向けて且つ型板1の長手方向に並べて設置されている。
【0022】
図4に示すように、巻線12は、第1電線12aと第2電線12bとを並べて巻回したものである。第1電線12aと第2電線12bとは、第1電源装置31に対して並列に接続されている。
巻線22も同じ巻き方である。
なお、図5に示すように、第1電線12aと第2電線12bとを離して巻回してもよい。この場合でも、第1電線12aと第2電線12bとは、第1電源装置31に対して並列に接続する。
巻線22も同様である。
【0023】
図6は、型板1の正面図である。
型板1は、例えば、フェライト系ステンレス製あるいは磁性金属製であり、厚さ1.0〜2.0mm、最大部幅100mm、先端部幅70mm、長さ700mmである。
【0024】
磁束ガイド用磁性材2と磁気シールド用磁性材13と磁気シールド用磁性材23は、例えばフェライトコアあるいはフェライトシートである。
【0025】
駆動制御回路33は、第1電源部31から第1ソレノイドコイル10に高周波電流を例えば1秒間供給することと第2電源部32から第2ソレノイドコイル20に高周波電流を例えば1秒間供給することとを交互に行って型板1を電磁誘導加熱する。
そして、温度センサ3で検知した型板1の温度が例えば130℃まで上がると、第1電源部31および第2電源部32からの高周波電流の供給を停止する。また、温度センサ3で検知した型板1の温度が例えば110℃まで下がると、第1電源部31および第2電源部32からの高周波電流の交互供給を再開する。
このようにして、型板1を例えば120℃±10℃に5秒〜20秒間維持すると、第1電源部31および第2電源部32からの高周波電流の供給を停止する。
この後、型板1およびストッキングKは取り出される。
【0026】
実施例1の衣類仕上げ装置100によれば次の効果が得られる。
(1)ストッキングKが均等に加熱されるので、皺取りを好適に行うことが出来る。そして、高温蒸気を使わないため、構成を簡素化できると共に生産性を向上することが出来る。
(2)2本の電線12a,12bを並列に巻回することにより、巻線間空隙を小さくすることが出来るので、加熱ムラを抑制して、均一な温度分布になるように加熱することが出来る。
(3)磁束ガイド用磁性材2により、型板1の先端部に対応する、第2ソレノイドコイル20の端部20b近傍で磁束が拡散することを抑制できるため、第2ソレノイドコイル20のコイル長方向の一端近傍での型板1の加熱効率を向上できる。これにより、第1ソレノイドコイル10と第2ソレノイドコイル20とを合わせたコイル長を型板1と同程度か又は短くしても、型板1の先端部温度と中央部温度とを均等にすることが出来る。
(4)磁気シールド用磁性材13,23により、不必要な磁束の漏れを抑制することが出来る。
(5)2つのソレノイドコイル10,20を並べることにより、個々のソレノイドコイル10,20のコイル長を型板1よりも短くすることが出来る。従って、部品としてのソレノイドコイル10,20を製造しやすくなる。
(6)2つのソレノイドコイル10,20を交互に駆動するため、同時駆動した場合の2つのソレノイドコイル10,20の電磁的干渉を防止することが出来る。
(7)型板1の温度を検知してソレノイドコイル10,20の駆動を制御するため、型板1の加熱不足や加熱過剰を防止することが出来る。
【産業上の利用可能性】
【0027】
本発明の衣類仕上げ装置は、ストッキング,ソックス,ワイシャツなどの衣類の皺取りをするのに利用できる。
【図面の簡単な説明】
【0028】
【図1】実施例1に係る衣類仕上げ装置を示す構成説明図である。
【図2】図1のA矢視図である。
【図3】図1のB矢視図である。
【図4】実施例1に係る巻線を示す説明図である。
【図5】実施例1に係る巻線の別の例を示す説明図である。
【図6】実施例1に係る型板を示す正面図である。
【符号の説明】
【0029】
1 型板
2 磁束ガイド用磁性体
3 温度センサ
5,6 空隙
10 第1ソレノイドコイル
11,21 ボビン
12,22 巻線
12a 第1電線
12b 第2電線
13,23 磁気シールド用磁性体
20 第2ソレノイドコイル
31 第1電源装置
32 第2電源装置
33 駆動制御装置
100〜103 衣類仕上げ装置
K ストッキング

【特許請求の範囲】
【請求項1】
衣類の空洞部分に入れる金属製の型板と、前記型板を電磁誘導加熱するソレノイドコイルと、前記ソレノイドコイルを駆動する駆動手段とを具備し、前記ソレノイドコイルは、コイル長方向の端部の巻線密度が中央部よりも高いことを特徴とする衣類仕上げ装置。
【請求項2】
請求項1に記載の衣類仕上げ装置において、前記端部に隣接する境界部の巻線密度が中央部よりも低いことを特徴とする衣類仕上げ装置。
【請求項3】
請求項1または請求項2に記載の衣類仕上げ装置において、コイル長方向の端部は巻線を重ね巻きした部分を含み、中央部では巻線を重ね巻きした部分を含まないことを特徴とする衣類仕上げ装置。
【請求項4】
請求項3に記載の衣類仕上げ装置において、前記境界部の巻線間空隙が中央部より広いことを特徴とする衣類仕上げ装置。
【請求項5】
請求項1から請求項4のいずれかに記載の衣類仕上げ装置において、前記型板は、ストッキングに入れる型板であることを特徴とする衣類仕上げ装置。
【請求項6】
請求項1から請求項5のいずれかに記載の衣類仕上げ装置において、前記ソレノイドコイルは、複数の電線を並列に巻回したものであることを特徴とする衣類仕上げ装置。
【請求項7】
請求項1から請求項6のいずれかに記載の衣類仕上げ装置において、前記ソレノイドコイルは、前記型板を挿入しうる空心を有することを特徴とする衣類仕上げ装置。
【請求項8】
請求項7に記載の衣類仕上げ装置において、前記ソレノイドコイルのコイル長方向の一端の近傍に設置された磁束ガイド用磁性材を具備したことを特徴とする衣類仕上げ装置。
【請求項9】
請求項7または請求項8に記載の衣類仕上げ装置において、前記ソレノイドコイルの外表面に設置された磁気シールド用磁性材を具備したことを特徴とする衣類仕上げ装置。
【請求項10】
請求項1から請求項9のいずれかに記載の衣類仕上げ装置において、前記ソレノイドコイルは複数あり、それらソレノイドコイルは前記型板の長手方向にコイル長方向を向けて且つ前記型板の長手方向に並べて設置されると共に、前記駆動手段は、隣接するソレノイドコイルを同時に駆動しないことを特徴とする衣類仕上げ装置。
【請求項11】
請求項1から請求項10のいずれかに記載の衣類仕上げ装置において、前記型板の温度を検知するための温度センサを具備し、前記駆動手段は、前記温度センサで検知した型板温度に基づいて前記ソレノイドコイルの駆動を制御することを具備したことを特徴とする衣類仕上げ装置。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate


【公開番号】特開2009−22399(P2009−22399A)
【公開日】平成21年2月5日(2009.2.5)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−186571(P2007−186571)
【出願日】平成19年7月18日(2007.7.18)
【出願人】(000003414)東京特殊電線株式会社 (173)